JP2016045073A - 方位検出装置および方位検出方法 - Google Patents

方位検出装置および方位検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】到来電波の方位検出の精度を向上させる。
【解決手段】第1のアンテナ素子21aの給電点および第2のアンテナ素子21bの給電点はそれぞれ、第1のアンテナ素子21aの形状の重心の位置および第2のアンテナ素子21bの形状の重心の位置より互いに近い位置にある。受信部11、12はそれぞれ、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bで受信した信号に周波数変換等の処理を行い、周波数信号を出力する。振幅差検出部13は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の振幅差を検出する。位相差検出部14は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の位相差を検出する。粗測部15は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定する。方位検出部16は、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部15が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、方位検出装置および方位検出方法に関する。
到来電波の方位を検出する方位検出システムの中には、広い周波数帯域に亘る任意の偏波を受信するために、スパイラルアンテナを用いるものがある。例えば特許文献1に開示される複数のスパイラルエレメントを有するアンテナを用いて、各スパイラルエレメントでの受信信号の位相差に基づき、電波の到来方向を推定することができる。
特開2001−060821号公報
超広帯域に亘り、到来電波の方位検出を行う場合、高域周波数においては、スパイラルアンテナ間の距離(方位検出システムの位相中心に対する距離)が波長に対して、例えば1波長程度大きくなるために、到来電波の方位を示す角度に対する受信信号の位相の変化が急峻になる。このため、到来電波の方位の曖昧性、すなわち方位アンビギュイティが生じる。一方、方位アンビギュイティを生じさせないような間隔、例えば0.5波長以下、でスパイラルアンテナを並べた場合には、低域周波数における利得の低下や、軸比特性の劣化が生じるため、超広帯域に亘り所望のアンテナ特性を維持することが困難であった。
方位アンビギュイティを生じさせないため、一般的な方位検出システムでは、少なくとも3つのスパイラルアンテナを不等間隔に配列する。3つのスパイラルアンテナをアンテナA、B、Cとすると、方位検出システムはアンテナA、Bの受信信号の位相差、アンテナB、Cの受信信号の位相差、およびアンテナC、Aの受信信号の位相差を用い、位相差の違いから到来電波の方位を推定する。しかし、3つのスパイラルアンテナを用いる場合には、3つのスパイラルアンテナを設置するスペースが必要となり、方位検出システムの小型化が困難であるという課題があった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、到来電波の方位検出の精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方位検出装置は、到来電波の方位を検出する方位検出装置であって、互いに異なる方位に向けられた平面アンテナである第1のアンテナ素子および第2のアンテナ素子、振幅差検出部、位相差検出部、粗測部、および方位検出部を備える。第1のアンテナ素子の給電点は、第1のアンテナ素子の形状の重心より第2のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にあり、第2のアンテナ素子の給電点は、第2のアンテナ素子の形状の重心より第1のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にある。振幅差検出部は、第1のアンテナ素子で受信した信号と第2のアンテナ素子で受信した信号の振幅差を検出する。位相差検出部は、第1のアンテナ素子で受信した信号と第2のアンテナ素子で受信した信号の位相差を検出する。粗測部は、振幅差検出部で検出された振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定する。方位検出部は、位相差検出部で検出された位相差から得られる角度の内、粗測部で特定された到来電波の方位が取り得る範囲内にある角度を、到来電波の方位として検出する。
本発明によれば、アンテナ素子の給電点の位置をアンテナ素子の形状の重心から他方のアンテナ素子の形状の重心に近づけ、受信信号の振幅差および位相差に基づき到来電波の方位を検出することで、到来電波の方位検出の精度を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る方位検出装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るアンテナの斜視図である。 実施の形態1に係るアンテナの平面図である。 実施の形態1に係るアンテナの断面図である。 実施の形態1における振幅と角度の関係を示す図である。 実施の形態1における振幅差と角度の関係を示す図である。 実施の形態1における位相差と角度の関係を示す図である。 実施の形態1に係る方位検出装置が行う到来電波方位検出の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るアンテナの変形例の断面図である。 実施の形態1に係るアンテナの変形例の断面図である。 本発明の実施の形態2に係るアンテナの斜視図である。 実施の形態2に係る方位検出装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る方位検出装置が行う到来電波方位検出の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る方位検出装置の構成例を示すブロック図である。方位検出装置1は、アンテナ2が備える、互いに異なる方位に向けられた平面アンテナである第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bで受信した信号の振幅差および位相差に基づき、到来電波の方位を検出する。
方位検出装置1は、到来電波を受信する、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bから成るアンテナ2、第1のアンテナ素子21aで受信した信号に対し周波数変換等の処理を行う受信部11、および、第2のアンテナ素子21bで受信した信号に対して受信部11と同様の処理を行う受信部12を備える。また方位検出装置1は、受信部11および受信部12の出力信号の振幅差を検出する振幅差検出部13、受信部11および受信部12の出力信号の位相差を検出する位相差検出部14、振幅差に基づき到来電波の方位が取り得る範囲を特定する粗測部15、および位相差検出部14で検出された位相差および粗測部15により特定された到来電波の方位が取り得る範囲に基づき到来電波の方位を検出する方位検出部16を備える。方位検出装置1の各部について以下に説明する。
図2は、実施の形態1に係るアンテナの斜視図である。図3は、実施の形態1に係るアンテナの平面図である。アンテナ2は、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bを有する。山型状土台20は、外向きの法線が互いに離反する方向を向いている2つの斜面を有する。第1のアンテナ素子21aは上記2つの斜面の一方の斜面に沿って設けられ、第2のアンテナ素子21bは他方の斜面に沿って設けられる。実施の形態1においては、山型状土台20の各斜面はそれぞれ水平面に対して30度傾斜している。実施の形態1においては、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bの形状は長方形であり、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bはスパイラルアンテナである。
第1のアンテナ素子21aは誘電体基板23aの上に形成され、第2のアンテナ素子21bは誘電体基板23bの上に形成される。第1のアンテナ素子21aの給電点22aは、第1のアンテナ素子21aの形状の重心より第2のアンテナ素子21bの形状の重心に近い位置にあり、第2のアンテナ素子21bの給電点22bは、第2のアンテナ素子21bの形状の重心より第1のアンテナ素子21aの形状の重心に近い位置にある。第1のアンテナ素子21aの形状の重心とは、第1のアンテナ素子21aの最外形の形状の平面図形の重心である。実施の形態1においては、第1のアンテナ素子21aの最外形の形状の平面図形は長方形であるため、第1のアンテナ素子21aの形状の重心とは、該長方形の重心である。第2のアンテナ素子21bの形状の重心も同様に、第2のアンテナ素子21bの最外形の形状の平面図形の重心である。
給電点22aおよび給電点22bをそれぞれ、第1のアンテナ素子21aの形状の重心および第2のアンテナ素子21bの形状の重心から移動させる距離は、アンテナ特性に基づいて任意に定めることができる。
給電点22a、22bを第1のアンテナ素子21aの形状の重心の位置および第2のアンテナ素子21bの形状の重心の位置から互いに近づけた、偏心給電の状態にすることにより、後述するように到来電波の方位の曖昧性、すなわち方位アンビギュイティの発生を防止することが可能となる。
実施の形態1では、給電点22aは、第1のアンテナ素子21aの内、第2のアンテナ素子21bの形状の重心に最も近い点と第1のアンテナ素子21aの形状の重心との中点より第2のアンテナ素子21bに近い位置にある。また給電点22bは、第2のアンテナ素子21bの内、第1のアンテナ素子21aの形状の重心に最も近い点と第2のアンテナ素子21bの形状の重心との中点より第1のアンテナ素子21aに近い位置にある。
図4は、実施の形態1に係るアンテナの断面図である。図4は、図3に示すアンテナ2のA−A線の断面図である。山型状土台20の斜面の内部にはキャビティ24a、24bが形成される。給電点22aには、給電ピン221aが接続され、給電ピン221aには給電構造222aが接続される。給電構造222aには同軸コネクタの芯線223aが接続され、同軸コネクタの芯線223aは外導体224aで覆われている。給電構造222aは、キャビティ24aを通って給電ピン221aを介して給電点22aに接続される。給電点22bには、給電ピン221bが接続され、給電ピン221bには給電構造222bが接続される。給電構造222bには同軸コネクタの芯線223bが接続され、同軸コネクタの芯線223bは外導体224bで覆われている。給電構造222bは、キャビティ24bを通って給電ピン221bを介して給電点22bに接続される。
受信部11は、第1のアンテナ素子21aで受信した信号を中間周波数に周波数変換し、A−D(Analog-to-Digital)変換した後に、高速フーリエ変換を行い、周波数信号を出力する。受信部12は、第2のアンテナ素子21bで受信した信号に対し、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する。
振幅差検出部13は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の振幅差を検出し、粗測部15に送る。位相差検出部14は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の位相差を検出し、方位検出部16に送る。粗測部15は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定し、方位検出部16に送る。方位検出部16は、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部15が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する。
電磁界シミュレータによって算出したアンテナ2の特性を用いて、到来電波の方位の検出について説明する。
図5は、実施の形態1における振幅と角度の関係を示す図である。横軸が到来電波の方位を示す角度(単位:度)、縦軸が周波数信号の振幅(単位:dB)である。第1のアンテナ素子21aで受信した信号を上述のように受信部11で処理をして生成した周波数信号の振幅と角度の関係を実線で示し、第2のアンテナ素子21bで受信した信号を上述のように受信部12で処理をして生成した周波数信号の振幅と角度の関係を破線で示す。第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bがそれぞれ斜面に沿って形成され、かつ、偏心給電のため、図5に示すように、受信部11が出力する周波数信号の振幅と角度の関係と、受信部12が出力する周波数信号の振幅と角度の関係とは異なる。
図6は、実施の形態1における振幅差と角度の関係を示す図である。図5に示す振幅の差を算出し、振幅差と角度の関係を算出した。横軸が到来電波の方位を示す角度(単位:度)、縦軸が周波数信号の振幅差(単位:dB)である。図6に示す範囲において、振幅差と角度の関係は概ね線形性を有する。山型状土台20の斜面の傾斜を30度から大きくすると、図5において、受信部11が出力した周波数信号の振幅がピークとなる角度は−90度側に移動し、受信部12が出力した周波数信号の振幅がピークとなる角度は90度側に移動する。すなわち、図6に示す振幅差と角度の関係の傾きが大きくなる。
図6に示すように、振幅差と角度の関係は線形性を有するので、振幅差を求めることで、例えば角度が、−90度から0度までの範囲および0度から90度までの範囲のいずれにあるのかを特定することができる。すなわち、粗測部15は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定することが可能となる。
図7は、実施の形態1における位相差と角度の関係を示す図である。偏心給電の状態における位相差と角度の関係を実線で示した。横軸が到来電波の方位を示す角度(単位:度)、縦軸が周波数信号の位相差(単位:度)である。また比較のため、給電点22a、22bをそれぞれ第1のアンテナ素子21aの形状の重心および第2のアンテナ素子21bの形状の重心に設けた、中央給電の状態における位相差と角度の関係を破線で示した。角度が−90度から90度まで変化する間の位相回転は、中央給電の場合は5πであるのに対し、偏心給電の場合は4πである。すなわち、中央給電に比べて、偏心給電の場合の角度に対する位相差の変化は緩やかである。これは、偏心給電にすることで、位相中心距離が縮まったことによる効果である。
例えば位相差検出部14で位相差を60度と検出した場合、中央給電の場合に位相差から算出される角度は、−50度、10度、70度であるのに対し、偏心給電の場合に位相差から算出される角度は、−70度、15度である。すなわち、偏心給電の場合には、中央給電の場合と比べて、位相差から算出される角度の候補が少なくなる。偏心給電の場合には、中央給電の場合と比べて、位相差から算出される角度の曖昧性は低減されるが、−90度から0度の間、および0度から90度の間のそれぞれに位相差から算出される角度が存在する。
そこで実施の形態1に係る方位検出装置1では、振幅差に基づき到来電波の方位が取り得る範囲を特定する。例えば振幅差検出部13で振幅差を3dBと検出した場合には、振幅差検出部13は、到来電波の方位は0度から90度までの範囲にあると特定する。そして方位検出部16は、到来電波の方位を15度として検出することができる。すなわち、実施の形態1に係る方位検出装置1によれば、振幅差および位相差に基づき到来電波の方位を検出することで、方位アンビギュイティの発生を防止することが可能となる。
図8は、実施の形態1に係る方位検出装置が行う到来電波方位検出の動作の一例を示すフローチャートである。第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bは信号を受信し、受信部11は、第1のアンテナ素子21aで受信した信号を中間周波数に周波数変換し、A−D変換した後に、高速フーリエ変換を行って周波数信号を出力し、受信部12は、第2のアンテナ素子21bで受信した信号に対し、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する(ステップS11)。
振幅差検出部13は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の振幅差を検出する(ステップS12)。粗測部15は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定する(ステップS13)。位相差検出部14は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の位相差を検出する(ステップS14)。方位検出部16は、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部15が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する(ステップS15)。なおステップS12の処理とステップS14の処理とは並行して行ってもよいし、ステップS13の処理の前にステップS14の処理を行ってもよい。方位検出装置1は、任意に定められたタイミングで上述の処理を行い、到来電波の方位を検出する。
図9は、実施の形態1に係るアンテナの変形例の断面図である。図4に示すアンテナ2の給電構造222a、222bには、平衡−不平衡変換器を設けてもよい。図9に示すアンテナ2は、平衡−不平衡変換器として、テーパ状導体226aを両面に形成した誘電体基板225aおよびテーパ状導体226bを両面に形成した誘電体基板225bを備える。なお平衡−不平衡変換器は、この構造に限られず、アンテナ2は任意の平衡−不平衡変換器を備えることができる。
図10は、実施の形態1に係るアンテナの変形例の断面図である。図10に示すアンテナ2は、誘電体基板225a、225bとの干渉を防止するために、キャビティ24a、24bのそれぞれの内部に電波吸収体25a、25bを備える。なお図4に示すアンテナ2において、給電構造222a、222bとの干渉を防止するために、図10と同様にキャビティ24a、24bのそれぞれの内部に電波吸収体25a、25bを設けてもよい。
以上説明した通り、実施の形態1に係る方位検出装置1によれば、偏心給電の状態である第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bで受信した信号の振幅差および位相差に基づき、到来電波の方位を検出することで、方位アンビギュイティの発生を防止し、到来電波の方位の検出精度を向上させることが可能である。また一般的な方位検出システムのように不等間隔にアンテナ装置を3つ配置する必要がなく、アンテナ2のみで方位検出ができるため、方位検出装置1の小型化が可能である。実施の形態1においては第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bが斜面に沿って形成されており、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bが並ぶ方向である配列方向のRCS(Radar Cross Section:レーダ反射断面積)を低減することが可能となる。このため、ステルス化が求められる航空機や艦船用のESM(Electronic Support Measures:電子戦支援)アンテナとして用いることができる。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2に係るアンテナの斜視図である。実施の形態2においては、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bが並ぶ方向である配列方向と直交する方向(以下、直交方向)に、不等間隔に複数のアンテナ装置が設けられる。図11の例では、直交方向にアンテナ2、4、6が設けられているが、アンテナ装置の数は任意である。また図11の例では、アンテナ2とアンテナ4との間隔およびアンテナ4とアンテナ6との間隔は異なる。直交方向に複数のアンテナ装置を備えることで、直交方向に亘って到来電波の方位を検出することが可能となる。実施の形態2においては、実施の形態1と同様に配列方向に亘って到来電波の方位が検出され、さらに直交方向に位置するアンテナ2、4、6のそれぞれの位相差に基づき直交方向に亘って到来電波の方位が検出される。
アンテナ4、6の構成はアンテナ2と同様である。アンテナ4は、山型状土台40の2つの斜面のそれぞれに沿う、誘電体基板43aに形成された第1のアンテナ素子41aおよび誘電体基板43bに形成された第2のアンテナ素子41bを備える。第1のアンテナ素子41aの給電点42aおよび第2のアンテナ素子41bの給電点42bは偏心給電の状態にある。アンテナ6は、山型状土台60の2つの斜面のそれぞれに沿う、誘電体基板63aに形成された第1のアンテナ素子61aおよび誘電体基板63bに形成された第2のアンテナ素子61bを備える。第1のアンテナ素子61aの給電点62aおよび第2のアンテナ素子61bの給電点62bは偏心給電の状態にある。
図12は、実施の形態2に係る方位検出装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る方位検出装置1は、実施の形態1に係る方位検出装置1の構成に加え、第1のアンテナ素子41aで受信した信号に対して周波数変換などの処理を行う受信部31、第2のアンテナ素子41bで受信した信号に対して周波数変換などの処理を行う受信部32、受信部31、32が出力する周波数信号の振幅差を検出する振幅差検出部33、受信部31、32が出力する周波数信号の位相差を検出する位相差検出部34、振幅差に基づき到来電波の方位が取り得る範囲を特定する粗測部35、および位相差検出部34で検出された位相差および粗測部35により特定された到来電波の方位が取り得る範囲に基づき到来電波の方位を検出する方位検出部36を備える。
また実施の形態2に係る方位検出装置1は、第1のアンテナ素子61aで受信した信号に対して周波数変換などの処理を行う受信部51、第2のアンテナ素子61bで受信した信号に対して周波数変換などの処理を行う受信部52、受信部51、52が出力する周波数信号の振幅差を検出する振幅差検出部53、受信部51、52が出力する周波数信号の位相差を検出する位相差検出部54、振幅差に基づき到来電波の方位が取り得る範囲を特定する粗測部55、および位相差検出部54で検出された位相差および粗測部55により特定された到来電波の方位が取り得る範囲に基づき到来電波の方位を検出する方位検出部56を備える。
また実施の形態2に係る方位検出装置1は、受信部11および受信部31が出力する周波数信号の位相差を検出する直交方向位相差検出部71、受信部31および受信部51が出力する周波数信号の位相差を検出する直交方向位相差検出部72、受信部11および受信部51が出力する周波数信号の位相差を検出する直交方向位相差検出部73、直交方向位相差検出部71、72、73で検出した位相差に基づき直交方向に亘って到来電波の方位を検出する直交方向方位検出部74、および方位検出部16、36、56および直交方向方位検出部74の検出結果に基づき到来電波の方位を特定する信号処理部75を備える。実施の形態1と異なる、方位検出装置1の各部について以下に説明する。
受信部31は第1のアンテナ素子41aで受信した信号、受信部32は第2のアンテナ素子41bで受信した信号、に対してそれぞれ、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する。振幅差検出部33は、受信部31および受信部32が出力した周波数信号の振幅差を検出し、粗測部35に送る。位相差検出部34は、受信部31および受信部32が出力した周波数信号の位相差を検出し、方位検出部36に送る。粗測部35は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定し、方位検出部36に送る。方位検出部36は、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部35が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する。
受信部51は第1のアンテナ素子61aで受信した信号、受信部52は第2のアンテナ素子61bで受信した信号、に対してそれぞれ、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する。振幅差検出部53は、受信部51および受信部52が出力した周波数信号の振幅差を検出し、粗測部55に送る。位相差検出部54は、受信部51および受信部52が出力した周波数信号の位相差を検出し、方位検出部56に送る。粗測部55は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定し、方位検出部56に送る。方位検出部56は、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部55が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する。
直交方向位相差検出部71は、受信部11および受信部31が出力した周波数信号の位相差を検出し、直交方向方位検出部74に送る。直交方向位相差検出部72は、受信部31および受信部51が出力した周波数信号の位相差を検出し、直交方向方位検出部74に送る。直交方向位相差検出部73は、受信部11および受信部51が出力した周波数信号の位相差を検出し、直交方向方位検出部74に送る。
直交方向方位検出部74は、受信部11および受信部31が出力した周波数信号の位相差、受信部31および受信部51が出力した周波数信号の位相差、および受信部11および受信部51が出力した周波数信号の位相差に基づき、直交方向に亘って到来電波の方位を検出する。直交方向に亘る方位検出においては、3つの位相差に基づき到来電波の方位を検出するため、方位アンビギュイティは発生しない。信号処理部75は、方位検出部16、36、56、および直交方向方位検出部74の出力に基づき、到来電波の方位を検出する。例えば信号処理部75は、配列方向に亘る到来電波の方位については、方位検出部16、36、56のいずれかの検出結果を選択して到来電波の方位を特定し、直交方向に亘る到来電波の方位については、直交方向方位検出部74が検出した方位を到来電波の方位として特定する。
図13は、実施の形態2に係る方位検出装置が行う到来電波方位検出の動作の一例を示すフローチャートである。第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bは信号を受信し、受信部11は、第1のアンテナ素子21aで受信した信号を中間周波数に周波数変換し、A−D変換した後に、高速フーリエ変換を行って周波数信号を出力し、受信部12は、第2のアンテナ素子21bで受信した信号に対し、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する。第1のアンテナ素子41aおよび第2のアンテナ素子41bは信号を受信し、受信部31は第1のアンテナ素子41aで受信した信号、受信部32は第2のアンテナ素子41bで受信した信号、に対してそれぞれ、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する。第1のアンテナ素子61aおよび第2のアンテナ素子61bは信号を受信し、受信部51は第1のアンテナ素子61aで受信した信号、受信部52は第2のアンテナ素子61bで受信した信号、に対してそれぞれ、受信部11と同様の処理を行い、周波数信号を出力する(ステップS21)。
振幅差検出部13は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の振幅差を検出し、振幅差検出部33は、受信部31および受信部32が出力した周波数信号の振幅差を検出し、振幅差検出部53は、受信部51および受信部52が出力した周波数信号の振幅差を検出する(ステップS22)。粗測部15、35、55は、振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定する(ステップS23)。位相差検出部14は、受信部11および受信部12が出力した周波数信号の位相差を検出し、位相差検出部34は、受信部31および受信部32が出力した周波数信号の位相差を検出し、位相差検出部54は、受信部51および受信部52が出力した周波数信号の位相差を検出する(ステップS24)。
方位検出部16、36、56はそれぞれ、位相差から角度を検出し、検出した角度の内、粗測部15、35、55が特定した到来電波の方位が取り得る範囲にある角度を、到来電波の方位として検出する(ステップS25)。
直交方向位相差検出部71は、受信部11および受信部31が出力した周波数信号の位相差を検出し、直交方向位相差検出部72は、受信部31および受信部51が出力した周波数信号の位相差を検出し、直交方向位相差検出部73は、受信部11および受信部51が出力した周波数信号の位相差を検出する(ステップS26)。直交方向方位検出部74は、受信部11および受信部31が出力した周波数信号の位相差、受信部31および受信部51が出力した周波数信号の位相差、および受信部11および受信部51が出力した周波数信号の位相差に基づき、直交方向に亘って到来電波の方位を検出する(ステップS27)。信号処理部75は、方位検出部16、36、56、および直交方向方位検出部74の出力に基づき、到来電波の方位を特定する(ステップS28)。
なおステップS22の処理、ステップS24の処理、およびステップS26の処理は並行して行ってもよいし、ステップS23の処理の前にステップS24、S26の処理を行ってもよい。またステップS23からステップS25までの処理と、ステップS26、S27の処理は並行して行ってもよい。方位検出装置1は、任意に定められたタイミングで上述の処理を行い、到来電波の方位を検出する。
以上説明した通り、実施の形態2に係る方位検出装置1によれば、配列方向に亘る到来電波の方位検出に加えて、直交方向に亘って到来電波の方位を検出することが可能となり、到来電波の方位の検出精度を向上させることが可能である。
本発明の実施の形態は上述の実施の形態に限られない。実施の形態1においては、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bの形状は長方形であったが、第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bの形状は任意であり、例えば正方形、三角形、円、楕円でもよい。また第1のアンテナ素子21aおよび第2のアンテナ素子21bはスパイラルアンテナに限られず、例えばミアンダ状のアンテナ素子でもよい。アンテナ2の背面に受信部11、12、振幅差検出部13、および位相差検出部14を設けてもよい。アンテナ2と受信部11、12とは例えば同軸ケーブルによって接続される。
1 方位検出装置、2、4、6 アンテナ、11、12、31、32、51、52 受信部、13、33、53 振幅差検出部、14、34、54 位相差検出部、15、35、55 粗測部、16、36、56 方位検出部、20、40、60 山型状土台、21a、41a、61a 第1のアンテナ素子、21b、41b、61b 第2のアンテナ素子、22a、22b、42a、42b、62a、62b 給電点、23a、23b、43a、43b、63a、63b、225a、225b 誘電体基板、24a、24b キャビティ、25a、25b 電波吸収体、71、72、73 直交方向位相差検出部、74 直交方向方位検出部、75 信号処理部、221a、221b 給電ピン、222a、222b 給電構造、223a、223b 同軸コネクタの芯線、224a、224b 外導体、226a、226b テーパ状導体。

Claims (7)

  1. 到来電波の方位を検出する方位検出装置であって、
    互いに異なる方位に向けられた平面アンテナである第1のアンテナ素子および第2のアンテナ素子と、
    前記第1のアンテナ素子で受信した信号と前記第2のアンテナ素子で受信した信号の振幅差を検出する振幅差検出部と、
    前記第1のアンテナ素子で受信した信号と前記第2のアンテナ素子で受信した信号の位相差を検出する位相差検出部と、
    前記振幅差検出部で検出された前記振幅差から前記到来電波の方位が取り得る範囲を特定する粗測部と、
    前記位相差検出部で検出された前記位相差から得られる角度の内、前記粗測部で特定された前記到来電波の方位が取り得る範囲内にある角度を、前記到来電波の方位として検出する方位検出部と、
    を備え、
    前記第1のアンテナ素子の給電点は、前記第1のアンテナ素子の形状の重心より前記第2のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にあり、
    前記第2のアンテナ素子の給電点は、前記第2のアンテナ素子の形状の重心より前記第1のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にある、
    方位検出装置。
  2. 前記第1のアンテナ素子の給電点は、前記第1のアンテナ素子の内、前記第2のアンテナ素子の形状の重心に最も近い点と前記第1のアンテナ素子の形状の重心との中点より前記第2のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にあり、
    前記第2のアンテナ素子の給電点は、前記第2のアンテナ素子の内、前記第1のアンテナ素子の形状の重心に最も近い点と前記第2のアンテナ素子の形状の重心との中点より前記第1のアンテナ素子の形状の重心に近い位置にある、
    請求項1に記載の方位検出装置。
  3. 外向きの法線が違いに離反する方向を向いている2つの斜面を有する山型の台の一方の斜面に沿って前記第1のアンテナ素子が設けられ、他方の斜面に沿って前記第2のアンテナ素子が設けられる請求項1または2に記載の方位検出装置。
  4. 前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子が設けられるそれぞれの斜面の内部にキャビティが形成され、前記キャビティの内部に電波吸収体が設けられ、平衡−不平衡変換器を有する給電構造が前記キャビティを通って前記第1のアンテナ素子の給電点および前記第2のアンテナ素子の給電点にそれぞれ接続される請求項3に記載の方位検出装置。
  5. 前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子が並ぶ方向である配列方向と直交する方向に、前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子を複数組備え、
    複数組の前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子の内、異なる組に属するアンテナ素子の組み合わせのそれぞれに対し、前記アンテナ素子で受信した信号の位相差を検出する直交方向位相検出部と、
    前記直交方向位相検出部で検出された位相差の組み合わせから、前記配列方向と直交する方向に亘って前記到来電波の方位を検出する直交方向方位検出部と、
    を備える請求項1から4のいずれか1項に記載の方位検出装置。
  6. 第1のアンテナ素子で受信した信号と第2のアンテナ素子で受信した信号の振幅差から到来電波の方位が取り得る範囲を特定する粗測ステップと、
    前記第1のアンテナ素子で受信した信号と前記第2のアンテナ素子で受信した信号の位相差から得られる角度の内、前記粗測ステップで特定された前記到来電波の方位が取り得る範囲内にある角度を、前記到来電波の方位として検出する方位検出ステップと、
    を備える方位検出方法。
  7. 複数組の前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子の内、異なる組に属するアンテナ素子の組み合わせのそれぞれに対し、前記アンテナ素子で受信した信号の位相差から、前記第1のアンテナ素子および前記第2のアンテナ素子が並ぶ方向と直交する方向に亘って前記到来電波の方位を検出する直交方向方位検出ステップ、
    を備える請求項6に記載の方位検出方法。
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