JP2016044631A - 過給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排気ガスのバイパス流量の増加を抑制して過給効率を向上させることができる内燃機関を提供する。【解決手段】気筒3の吸気バルブ5のバルブタイミングを制御する吸排気バルブ制御部13を備え、吸排気バルブ制御部13は、ターボチャージャー4の目標圧力比と実圧力比との差分である圧力比偏差が閾値よりも小さいとの第一条件、気筒3に供給する目標吸入ガス量と実吸入ガス量との差分である吸入ガス量偏差が閾値よりも小さいとの第二条件、気筒3の目標吸排気差圧と実吸排気差圧との差分である吸排気差圧偏差が閾値よりも小さいとの第三条件、の少なくとも一つの条件を満たす場合に、気筒3の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、過給機により内燃機関の過給を行う過給システムに関する。
従来、このような過給システムに関する技術文献として、例えば下記の特許文献1が知られている。特許文献1には、高圧段過給機及び低圧段過給機の二段過給システムが開示されている。
特開2002−54489号公報
このような過給システムは、排気ガスの一部を分流させるウェイストゲートバルブ[WasteGate Valve]を有している。ウェイストゲートバルブは、気筒からの排気ガスを過給機のタービンの下流側にバイパスさせることで過給機のタービンへの流入量を調節し、過給圧を調整するものである。
しかしながら、ウェイストゲートバルブによりバイパスさせる排気ガスの流量が増加すると、タービン効率の低下、ウェイストゲートに流れる排気ガスの流れ損失等により、過給機の過給効率の低下を招き、燃費の向上を十分に図ることができない可能性がある。
そこで、本発明は、排気ガスのバイパス流量の増加を抑制して過給効率を向上させることができる過給システムを提供することを課題とする。
本発明に係る過給システムは、複数の気筒を有する内燃機関と、気筒の吸入空気の過給を行う過給機と、気筒の吸気バルブのバルブタイミングを制御する吸気バルブ制御部と、気筒の排気ガスが通る排気通路において高圧段過給機のタービンを迂回するバイパス通路と、気筒の排気ガスをバイパス通路に通してタービンの下流側に送るバイパスバルブと、を備え、吸気バルブ制御部は、過給機の目標圧力比と実圧力比との差分である圧力比偏差が閾値よりも小さいとの第一条件、気筒に供給する目標吸入ガス量と実吸入ガス量との差分である吸入ガス量偏差が閾値よりも小さいとの第二条件、気筒の目標吸排気差圧と実吸排気差圧との差分である吸排気差圧偏差が閾値よりも小さいとの第三条件、の少なくとも一つの条件を満たす場合に、気筒の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更することを特徴とする。
本発明に係る過給システムでは、第一から第三の条件の少なくとも一つの条件を満たす場合に、吸気バルブ制御部が、気筒の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更する。これにより、バイパスバルブによる排気ガスのバイパス流量の増加が抑制されるため、過給機の過給効率が向上し、燃費向上が図れる。しかも、この過給システムでは、第一から第三の条件の少なくとも一つの条件を満たす場合にバルブタイミングを変更するため、過給による高出力化を図りながら、筒内最高圧力の増大による内燃機関の機械的強度への影響を押さえて長寿命化を実現することができる。
吸気バルブ制御部は、第一条件、第二条件及び第三条件の全ての条件を満たす場合に、気筒の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更してもよい。この過給システムでは、第一から第三の条件の全ての条件を満たす場合にバルブタイミングを変更するため、上記効果を高めることができる。
また、過給機は、低圧段過給機及び高圧段過給機の二段過給システムであり、バイパス通路は、排気通路において高圧段過給機のタービンを迂回し、第一条件における過給機は、高圧段過給機であってもよい。この過給システムでは、過給機を低圧段過給機及び高圧段過給機の二段過給システムとした場合に、バイパスバルブで高圧段過給機のタービンを迂回させ、第一条件における過給機を高圧段過給機としている。これにより、高速域における過剰な排気ガスを低圧段過給機のタービンに逃がすことができるとともに、筒内最高圧力の増加を適切に抑制することができる。
本発明によれば、排気ガスのバイパス流量の増加を抑制して過給効率を向上させることができる。
過給システムの概略構成を示す模式図である。 過給システムの制御形態を示すブロック図である。 過給システムの制御内容を示すフローチャートである。 第一条件判断処理を示すフローチャートである。 第二条件判断処理を示すフローチャートである。 第三条件判断処理を示すフローチャートである。 ウェイストゲートバルブによる排気ガスのバイパス流量と筒内最高圧力及び燃費低減率との関係を示した図である。
以下、実施形態に係る過給システムについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、過給システムの概略構成を示す模式図である。図2は、過給システムの制御形態を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、本実施形態の過給システム1は、複数の気筒3を有するエンジン2(内燃機関)と、気筒3の吸入空気の過給を行うターボチャージャー4(過給機)と、を備えており、ターボチャージャー4によりエンジン2の過給を行う。
エンジン2は、車両の動力源として使用され、例えば、ディーゼルエンジンとすることができる。気筒3には、吸気バルブ5及び排気バルブ6が設けられている。
ターボチャージャー4は、低圧段ターボチャージャー7(低圧段過給機)及び高圧段ターボチャージャー8(高圧段過給機)の二段過給システムである。
低圧段ターボチャージャー7は、気筒3に供給するガスが通る吸気通路9の入口側に配置された低圧段コンプレッサ7Aと、気筒3の排気ガスが通る排気通路10の出口側に配置された低圧段タービン7Bと、を有する。低圧段ターボチャージャー7では、低圧段タービン7Bが排気ガスの排気エネルギーにより回転されることで、低圧段コンプレッサ7Aが駆動して吸気通路9内の空気圧縮すなわち過給が行われる。
高圧段ターボチャージャー8は、高圧段コンプレッサ8Aと、高圧段タービン8Bと、を有する。高圧段コンプレッサ8Aは、吸気通路9において低圧段コンプレッサ7Aより下流に配置される。高圧段タービン8Bは、排気通路10において低圧段タービン7Bより上流に配置される。高圧段ターボチャージャー8では、低圧段ターボチャージャー7と同様に、高圧段タービン8Bが排気ガスの排気エネルギーにより回転されることで、高圧段コンプレッサ8Aが駆動して吸気通路9内の過給が行われる。
高圧段ターボチャージャー8は、低圧段ターボチャージャー7と比べて容量の小さいものが用いられる。換言すると、低圧段ターボチャージャー7は、高圧段ターボチャージャー8と比べて容量の大きいものが用いられる。これは、高圧段ターボチャージャー8において排気エネルギーが一度回収され、膨張した排気ガスを低圧段ターボチャージャー7で扱うためである。
吸気通路9を流れる空気は、低圧段コンプレッサ7A、高圧段コンプレッサ8Aの順に圧縮されてエンジン2の気筒3内に供給される。なお、吸気通路9には、低圧段コンプレッサ7Aによる圧縮で温度上昇した空気を冷却するためのインタークーラ(不図示)と、高圧段コンプレッサ8Aによる圧縮で温度上昇した空気を冷やすためのアフタークーラ(不図示)が設けられている。インタークーラについては、必ずしも設ける必要はない。
また、過給システム1は、EGR通路11と、ウェイストゲート12(バイパス通路)と、吸排気バルブ制御部13(吸気バルブ制御部)と、エンジン回転数取得部14と、ウェイストゲートバルブ開度取得部15と、燃料流量取得部16と、過給前吸気圧力取得部17と、吸気圧力取得部18と、吸気温度取得部19と、排気圧力取得部20と、ECU[Engine Control Unit]21と、を備えている。なお、図1では、吸排気バルブ制御部13、燃料流量取得部16及びECU21の図示を省略している。
EGR通路11は、排気通路10内の排気ガスの一部を吸気通路9に戻すことで再循環させるための通路である。EGR通路11の途中には、EGR通路11を通過する排気ガスの流量を制御するためのEGRバルブ22と、排気ガスを冷却するためのEGRクーラー23が設けられている。EGRバルブ22は、排気通路10の排気ガスを吸気通路9に戻すことで、気筒の排気ガスを吸気側に再循環させる。
ウェイストゲート12は、排気通路10において高圧段ターボチャージャー8の高圧段タービン8Bを迂回するバイパス通路である。ウェイストゲート12は、気筒3と高圧段タービン8Bとの間の排気通路10と、高圧段タービン8Bと低圧段タービン7Bとの間の排気通路10と、を接続している。ウェイストゲート12の途中には、ウェイストゲート12を通過する排気ガスの流量を制御するためのウェイストゲートバルブ24が設けられている。ウェイストゲートバルブ24は、気筒3の排気ガスの一部をウェイストゲート12に通して高圧段タービン8Bの下流側に送る。
吸排気バルブ制御部13は、ECU21の制御により、吸気バルブ5及び排気バルブ6のバルブタイミング(バルブ開閉時期)及びリフト量を制御する。なお、このような吸排気バルブ制御部13の制御を、バルブタイミング制御処理という。吸排気バルブ制御部13は、エンジン2の可変バルブ機構を駆動させることにより、吸気バルブ5及び排気バルブ6のバルブタイミング及びリフト量を変更する。なお、吸気バルブ5を閉じるバルブタイミングを、特に吸気バルブ閉弁時期IVCという。可変バルブ機構の構成は特に限定されず、バルブタイミング及びリフト量を変更できるものであればよい。可変バルブ機構は、例えば油圧や電動モータ等によってカムシャフトの回転角位相を変更することでバルブタイミング等を変更する。
ところで、エンジン2では、吸気バルブ5を下死点よりも早く又は遅く閉じると、気筒3内の圧縮比が膨張比よりも小さくなる。このため、吸気バルブ閉弁時期IVCを、吸気バルブ5が下死点となるタイミングよりも早める又は遅らせると、気筒3の筒内最高圧力が下がる。そこで、本実施形態では、吸気バルブ閉弁時期IVCの初期値として、吸気バルブ5が下死点となるタイミング又は下死点を超えたタイミングが設定されており、吸気バルブ閉弁時期IVCを遅らせることで、気筒3の筒内最高圧力を下げるものとして説明する。
エンジン回転数取得部14は、エンジンの回転数Nを取得する。エンジン回転数取得部14としては、例えば、エンジン2に取り付けられて、エンジンの回転数Nとしてエンジン2のクランクシャフトの回転数を検出する回転数検出センサを用いることができる。この場合、エンジン回転数取得部14は、エンジンの回転数Nとして、クランクシャフトの回転数を取得する。
ウェイストゲートバルブ開度取得部15は、ウェイストゲートバルブ24のバルブ開度VBPを取得する。ウェイストゲートバルブ開度取得部15としては、例えば、ウェイストゲートバルブ24に取り付けられて、バルブ開度VBPとしてウェイストゲートバルブ24のバルブ開度を機械的に検出する開度検出センサ(ウェイストゲートバルブ開度検出部)を用いることができる。
燃料流量取得部16は、エンジン2の気筒3に供給する燃料の燃料流量Gを取得する。燃料流量取得部16の構成は特に限定されない。燃料流量取得部16は、例えば、燃料流量マップに基づいて燃料流量Gを算出するECU21の一機能(燃料流量算出部)であってもよく、エンジン2に取り付けられて燃料流量Gとしてインジェクションにおける燃料の噴射量を検出するセンサ(燃料流量検出部)であってもよい。
過給前吸気圧力取得部17は、高圧段コンプレッサ8Aにより過給される前の吸気通路9における吸気圧力である過給前吸気圧力Pを取得する。過給前吸気圧力取得部17としては、例えば、低圧段コンプレッサ7Aと高圧段コンプレッサ8Aとの間の吸気通路9に取り付けられて、過給前吸気圧力Pとして吸気通路9を流れる気体の圧力を検出する圧力センサ(過給前吸気圧力検出部)を用いることができる。
吸気圧力取得部18は、エンジン2の吸気マニホールドにおける吸気圧力である吸気マニホールド吸気圧力Pを取得する。吸気圧力取得部18としては、例えば、エンジン2の吸気マニホールドに取り付けられて、吸気マニホールド吸気圧力Pとして吸気マニホールドを流れる気体の圧力を検出する圧力センサ(吸気圧力検出部)を用いることができる。
吸気温度取得部19は、エンジン2の吸気マニホールドにおける吸気温度である吸気マニホールド吸気温度Tを取得する。吸気温度取得部19としては、例えば、エンジン2の吸気マニホールドに取り付けられて、吸気マニホールド吸気温度Tとして吸気マニホールドを流れる気体の温度を検出する温度センサ(吸気温度検出部)を用いることができる。
排気圧力取得部20は、エンジン2の排気マニホールドにおける排気圧力である排気マニホールド排気圧力Pを取得する。排気圧力取得部20の構成は特に限定されない。例えば、排気圧力取得部20は、エンジン2の排気マニホールドに取り付けられて、排気マニホールド排気圧力Pとして排気マニホールドを流れる気体の圧力を検出する圧力センサ(排気圧力検出部)であってもよく、エンジンの回転数N、燃料流量G等に基づき、排気マニホールド排気圧力Pを算出するECU21の一機能(排気圧力算出部)であってもよい。
ECU21は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。ECU21では、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することでエンジン制御に関する処理が行われる。
ECU21は、低圧段ターボチャージャー7、高圧段ターボチャージャー8、エンジン回転数取得部14、ウェイストゲートバルブ開度取得部15、燃料流量取得部16、過給前吸気圧力取得部17、吸気圧力取得部18、吸気温度取得部19、及び排気圧力取得部20で取得した情報に応じて、吸排気バルブ制御部13、EGRバルブ22、及びウェイストゲートバルブ24を制御する。つまり、ECU21は、低圧段ターボチャージャー7及び高圧段ターボチャージャー8の回転数に応じて、EGRバルブ22及びウェイストゲートバルブ24のバルブ開度を調整する。このEGRバルブ22及びウェイストゲートバルブ24のバルブ開度の調整は、周知の制御により行うことができる。
また、ECU21は、エンジン回転数取得部14、ウェイストゲートバルブ開度取得部15、燃料流量取得部16、過給前吸気圧力取得部17、吸気圧力取得部18、吸気温度取得部19、及び排気圧力取得部20で取得した情報に応じて、吸排気バルブ制御部13を制御する。具体的には、ECU21は、次の3つの条件のうち、少なくとも一つの条件を満たす場合に、吸排気バルブ制御部13を制御して、気筒3の筒内最高圧力が下がるように吸気バルブ5のバルブタイミングを変更する。
第一条件は、高圧段ターボチャージャー8の目標圧力比ΔπC_targetと実圧力比ΔπC_Rとの差分である圧力比偏差Δπが閾値ΔπC_thよりも小さい、との条件である。第二条件は、気筒3に供給する目標吸入ガス量ΔGA_targetと実吸入ガス量GA_Rとの差分である吸入ガス量偏差ΔGが閾値ΔGA_thよりも小さい、との条件である。第三条件は、気筒3の目標吸排気差圧ΔPと実吸排気差圧ΔPとの差分である吸排気差圧偏差ΔPdefが閾値ΔPdef_thよりも小さい、との条件である。
次に、図3〜図6を参照して、ECU21による吸排気バルブ制御部13の制御内容について具体的に説明する。
図3は、過給システムの制御内容を示すフローチャートである。なお、図3に示すフローチャートは、ECU21により所定のサイクルで繰り返し行われる。
図3に示すように、ECU21は、まず、エンジンの回転数N、ウェイストゲートバルブ24のバルブ開度VBP、燃料流量G、過給前吸気圧力P、吸気マニホールド吸気圧力P、吸気マニホールド吸気温度T、及び排気マニホールド排気圧力Pを、それぞれエンジン回転数取得部14、ウェイストゲートバルブ開度取得部15、燃料流量取得部16、過給前吸気圧力取得部17、吸気圧力取得部18、吸気温度取得部19、及び排気圧力取得部20から読み出す(S1)。
次に、ECU21は、回転数Nが、バルブタイミング制御を許可するエンジン2の最小回転数Nよりも大きいか否かを判定する(S2)。回転数Nが最小回転数Nよりも大きくない場合は(S2:NO)、ECU21は処理を一旦終了する。
回転数Nが最小回転数Nよりも大きい場合(S2:YES)、ECU21は、次に、バルブ開度VBPが、バルブタイミング制御を許可するウェイストゲートバルブ24の最小バルブ開度VBPOよりも大きいか否かを判定する(S3)。バルブ開度VBPが最小バルブ開度VBPOよりも大きくない場合は(S3:NO)、ECU21は処理を一旦終了する。
バルブ開度VBPが最小バルブ開度VBPOよりも大きい場合(S3:YES)、ECU21は、次に、第一条件を満たすか否かの判断である第一条件判断処理を行う(S4)。
図4は、第一条件判断処理を示すフローチャートである。図4に示すように、第一条件判断処理では、まず、ECU21は、高圧段ターボチャージャー8の目標圧力比ΔπC_target及び実圧力比ΔπC_Rを求める(S41)。目標圧力比ΔπC_targetは、次の式(1)に示すように、エンジンの回転数N及び燃料流量Gを用いた周知の計算式により求めることができる。実圧力比ΔπC_Rは、次の式(2)に示すように、吸気マニホールド吸気圧力Pを過給前吸気圧力Pで割ることにより求めることができる。
ΔπC_target=f(N,G)…(1)
ΔπC_R=P/P…(2)
次に、ECU21は、圧力比偏差Δπを求める(S42)。圧力比偏差Δπは、次の式(3)に示すように、目標圧力比ΔπC_targetから実圧力比ΔπC_Rを引くことにより求めることができる。
Δπ=ΔπC_target−ΔπC_R…(3)
次に、ECU21は、圧力比偏差Δπが閾値ΔπC_thよりも小さいか否かを判定する(S43)。そして、圧力比偏差Δπが閾値ΔπC_thよりも小さい場合は(S43:YES),ECU21は、第一条件を満たすと判定する(S44)。一方、圧力比偏差Δπが閾値ΔπC_thよりも小さくない場合は(S43:NO)、ECU21は、第一条件を満たさないと判定する(S45)。
第一条件判断処理が終了すると、図3に示すように、ECU21は、第一条件判断処理において第一条件を満たしたか否かを判定する(S5)。そして、第一条件を満たすと判定した場合は(S5:YES)、ECU21は、後述するステップS10に進む。
第一条件を満たしていないと判定した場合は(S5:NO)、次に、ECU21は、第二条件判断処理を行なう(S6)。
図5は、第二条件判断を示すフローチャートである。図5に示すように、第二条件判断処理では、まず、ECU21は、気筒3に供給する目標吸入ガス量ΔGA_target及び実吸入ガス量GA_Rを求める(S61)。目標吸入ガス量ΔGA_targetは、次の式(4)に示すように、エンジンの回転数N及び燃料流量Gを用いた周知の計算式により求めることができる。実吸入ガス量GA_Rは、次の式(5)に示すように、吸気マニホールド吸気圧力Pと気筒3の吸入ガス容積Vとの積を、定数Rと過給前吸気圧力Pとの積で割ることにより求めることができる。
ΔGA_target=f(N,G)…(4)
ΔπC_R=(P・V)/(R・P)…(5)
式(5)の吸入ガス容積Vは、次の式(6)に示すように、気筒3の容積Vと気筒3の容積効率ηとの積により求めることができる。なお、気筒3の容積Vは、固定値となり、気筒3の容積効率ηは、予め実験等により求めておく。容積効率ηは、次の式(7)に示すように、エンジンの回転数N及びバルブタイミング制御処理における前回の吸気バルブ閉弁時期IVCを用いた周知の計算式により求めることができる。
=V・η…(6)
η=f(N,IVC)…(7)
次に、ECU21は、吸入ガス量偏差ΔGを求める(S62)。吸入ガス量偏差ΔGは、次の式(8)に示すように、目標吸入ガス量ΔGA_targetから実吸入ガス量GA_Rを引くことにより求めることができる。
ΔG=ΔGA_target−GA_R…(8)
次に、ECU21は、吸入ガス量偏差ΔGが閾値ΔGA_thよりも小さいか否かを判定する(S63)。そして、吸入ガス量偏差ΔGが閾値ΔGA_thよりも小さい場合は(S63:YES),ECU21は、第二条件を満たすと判定する(S64)。一方、吸入ガス量偏差ΔGが閾値ΔGA_thよりも小さくない場合は(S63:NO)、ECU21は、第二条件を満たさないと判定する(S65)。
第二条件判断処理が終了すると、図3に示すように、ECU21は、第二条件判断処理において第二条件を満たしたか否かを判定する(S7)。そして、第二条件を満たすと判定した場合は(S7:YES)、ECU21は、後述するステップS10に進む。
第二条件を満たしていないと判定した場合は(S7:NO)、次に、ECU21は、第三条件判断処理を行なう(S8)。
図6は、第三条件判断を示すフローチャートである。図6に示すように、第三条件判断処理では、まず、ECU21は、気筒3の実吸排気差圧ΔP及び目標吸排気差圧ΔPを求める(S81)。実吸排気差圧ΔPは、次の式(9)に示すように、排気マニホールド排気圧力Pから吸気マニホールド吸気圧力Pを引くことにより求めることができる。目標吸排気差圧ΔPは、次の式(10)に示すように、エンジンの回転数N及び燃料流量Gを用いた周知の計算式により求めることができる。
ΔP=P−P…(9)
ΔP=f(N,G)…(10)
次に、ECU21は、吸排気差圧偏差ΔPdefを求める(S82)。吸排気差圧偏差ΔPdefは、次の式(11)に示すように、実吸排気差圧ΔPから目標吸排気差圧ΔPを引くことにより求めることができる。
ΔPdef=ΔP−ΔP…(11)
次に、ECU21は、吸排気差圧偏差ΔPdefが閾値ΔPdef_thよりも小さいか否かを判定する(S83)。そして、吸排気差圧偏差ΔPdefが閾値ΔPdef_thよりも小さい場合は(S83:YES),ECU21は、第三条件を満たすと判定する(S84)。一方、吸排気差圧偏差ΔPdefが閾値ΔPdef_thよりも小さくない場合は(S83:NO)、ECU21は、第三条件を満たさないと判定する(S85)。
第三条件判断処理が終了すると、図3に示すように、ECU21は、第三条件判断処理において第三条件を満たしたか否かを判定する(S9)。そして、第三条件を満たしていないと判定した場合は(S9:NO)、ECU21は、一旦処理を終了する。
上述した第一条件を満たすと判定した場合(5:YES)、上述した第二条件を満たすと判定した場合(7:YES)、又は第三条件を満たすと判定した場合は(S9:YES)、次に、ECU21は、吸排気バルブ制御部13を制御して、気筒3の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミング(吸気バルブ5の閉弁時期)を変更する(S10)。つまり、気筒3の筒内最高圧力が下がるように吸気バルブ閉弁時期IVCを遅らす。具体的には、次の式(12)に示すように、今回の吸気バルブ閉弁時期IVCに吸気バルブ閉弁時期増分dIVCを加えた時期を、次回の吸気バルブ閉弁時期IVCn+1とする。吸気バルブ閉弁時期増分dIVCは、予め設定された固定値である。そして、ECU21は、一旦処理を終了する。
このようにして吸気バルブ閉弁時期IVCを遅らすと、気筒3内の圧縮比が膨張比よりも小さくなるため、気筒3の筒内最高圧力が下がる。その結果、ウェイストゲートバルブ24による排気ガスのバイパス流量の増加が抑制されるとともに、EGRバルブ22による排気ガスの再循環量の増加が抑制される。
図7は、ウェイストゲートバルブによる排気ガスのバイパス流量と筒内最高圧力及び燃費低減率との関係を示した図である。図7に示すように、吸気バルブ閉弁時期IVCを遅らすと、ウェイストゲートバルブ24による排気ガスのバイパス流量が減る。すると、吸気バルブ閉弁時期IVCを遅らせない場合に比べて、気筒3の筒内最高圧力が低下するとともに、燃費低減率が向上する。
このように、本実施形態に係る過給システム1では、第一条件、第二条件、第三条件のうち少なくとも一つの条件を満たす場合に、吸排気バルブ制御部13が、気筒3の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更する。これにより、ウェイストゲートバルブ24による排気ガスのバイパス流量の増加が抑制されるため、高圧段ターボチャージャー8の過給効率が向上し、燃費向上が図れる。また、EGRバルブ22による排気ガスの再循環量の増加が抑制されるため、EGRが有効に機能し、燃費向上が図れる。しかも、この過給システム1では、第一条件、第二条件、第三条件のうち少なくとも一つの条件を満たす場合にバルブタイミングを変更するため、過給による高出力化を図りながら、筒内最高圧力の増大によるエンジン2の機械的強度への影響を押さえて長寿命化を実現することができる。
また、この過給システム1では、ターボチャージャー4を低圧段ターボチャージャー7及び高圧段ターボチャージャー8の二段過給システムとした場合に、ウェイストゲートバルブ24で高圧段ターボチャージャー8の高圧段タービン8Bを迂回させ、第一条件におけるターボチャージャー4を高圧段ターボチャージャー8としている。これにより、高速域における過剰な排気ガスを低圧段ターボチャージャー7の低圧段タービン7Bに逃がすことができるとともに、筒内最高圧力の増加を適切に抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、第一条件、第二条件、第三条件のうち何れか一つの条件を満たす場合に、吸排気バルブ制御部13が、気筒3の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更するものとして説明した。しかしながら、第一条件、第二条件、第三条件の全ての条件を満たす場合に、吸排気バルブ制御部13が、気筒3の筒内最高圧力が下がるようにバルブタイミングを変更するものとしてもよい。これにより、上記実施形態の作用効果を更に高めることができる。
また、上記実施形態では、バルブタイミング制御処理は、ECU21が吸排気バルブ制御部13を制御することにより行われるものとして説明したが、ECU21を介さずに吸排気バルブ制御部13が行ってもよい。この場合、図3〜図6に示した処理は、吸排気バルブ制御部13が行う。
また、上記実施形態では、S1においてECU21が読み込む各情報の検出手段を具体的に示したが、これらの検出手段は一例であって、他の検出手段により実現してもよい。
また、上記実施形態では、二段過給システムであるものとして説明したが、過給機が一段のみであってもよく、過給機が三段以上であってもよい。なお、過給機が三段以上である場合は、バイパス通路及びバイパスバルブにより排気ガスを何れかの過給機のタービンを迂回させるものとする。この場合、最も高圧段の過給機のタービンを迂回させることが好ましい。
また、上記実施形態では、エンジン回転数取得部14、ウェイストゲートバルブ開度取得部15、燃料流量取得部16、過給前吸気圧力取得部17、吸気圧力取得部18、吸気温度取得部19及び排気圧力取得部20の具体的な構成を説明したが、これらは如何なる構成であってもよく、例えば、燃料流量取得部16及び排気圧力取得部20のように、各情報を算出するECU21の一機能であってもよい。
1…過給システム、2…エンジン、3…気筒、4…ターボチャージャー、5…吸気バルブ、6…排気バルブ、7…低圧段ターボチャージャー、7A…低圧段コンプレッサ、7B…低圧段タービン、8…高圧段ターボチャージャー、8A…高圧段コンプレッサ、8B…高圧段タービン、9…吸気通路、10…排気通路、11…EGR通路、12…ウェイストゲート(バイパス通路)、13…吸排気バルブ制御部(吸気バルブ制御部)、14…エンジン回転数取得部、15…ウェイストゲートバルブ開度取得部、16…燃料流量取得部、17…過給前吸気圧力取得部、18…吸気圧力取得部、19…吸気温度取得部、20…排気圧力取得部、21…ECU(吸気バルブ制御部)、22…EGRバルブ、23…EGRクーラー、24…ウェイストゲートバルブ(バイパスバルブ)。

Claims (3)

  1. 複数の気筒を有する内燃機関と、
    前記気筒の吸入空気の過給を行う過給機と、
    前記気筒の吸気バルブのバルブタイミングを制御する吸気バルブ制御部と、
    前記気筒の排気ガスが通る排気通路において前記過給機のタービンを迂回するバイパス通路と、
    前記気筒の排気ガスを前記バイパス通路に通して前記タービンの下流側に送るバイパスバルブと、を備え、
    前記吸気バルブ制御部は、前記過給機の目標圧力比と実圧力比との差分である圧力比偏差が閾値よりも小さいとの第一条件、前記気筒に供給する目標吸入ガス量と実吸入ガス量との差分である吸入ガス量偏差が閾値よりも小さいとの第二条件、前記気筒の目標吸排気差圧と実吸排気差圧との差分である吸排気差圧偏差が閾値よりも小さいとの第三条件、の少なくとも一つの条件を満たす場合に、前記気筒の筒内最高圧力が下がるように前記バルブタイミングを変更することを特徴とする、
    内燃機関の過給システム。
  2. 前記吸気バルブ制御部は、前記第一条件、前記第二条件及び前記第三条件の全ての条件を満たす場合に、前記気筒の筒内最高圧力が下がるように前記バルブタイミングを変更することを特徴とする、
    請求項1に記載の過給システム。
  3. 前記過給機は、低圧段過給機及び高圧段過給機の二段過給システムであり、
    前記バイパス通路は、前記排気通路において前記高圧段過給機のタービンを迂回し、
    前記第一条件における前記過給機は、前記高圧段過給機である、
    請求項1又は2に記載の過給システム。
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