JP2016042266A - 自車発進通知機能付き交通渋滞抑止補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先頭車が低速、停止を余儀なくされた原因が解消して発進した後も、後続車が引き続きより長く低速、停止を余儀なくされる交通渋滞を最小限に抑止する。【解決手段】車1の後部に設けられた車間距離測定装置3が、車1と後方を走る車2との間の車間距離を測定し、車1と車2の車間距離が、車1の加速性能に基づき予め設定された一定距離に近づくと、判定装置4が車1の警報表示装置5を動作させ第一段階の警報を発し、一定距離以下になったら、判定装置4が車1の警報表示装置5を動作させ第二段階の警報を発する。停止状態から発進する際、車1が発進状態であることを発進検出装置6が検出すると、判定装置4により車間距離警報がない状態に限り、後方の車2に車1が発進状態であることを警報表示装置5より通知させ、車1に遅滞なく車2に発進することを促す。警報は低速走行中及び停車中にも発する。【選択図】図1

Description

本発明は、出願人が同一である特許文献1の欠点を補うため、後続車との車間距離が開いた状態であることを計測して確認した上で、自車の発進を後続車に通知して交通渋滞の原因となる発進遅れを低減することを特徴とする、自車発進通知機能付き交通渋滞抑止補助装置に関する。
高速道路や自動車専用道路上における慢性的な交通渋滞を緩和する手段として、従来から多くの提案がなされていることは、出願人が同一である特許文献1にその背景技術として記した。だが、これらはすべて、交通流量に着眼したものであり、発進時の発進遅れに着目したものはない。
そのため出願人は特許文献1にて、低速、または停止時に前の車との車間距離を詰めてしまうことが渋滞の根本原因であり、発進できる状況になってもなお安全な車間距離を復元するために発進遅れが生じ、これが後続する車ごとに累積するためであると分析した。そして低速、または停止時にも前の車との車間距離を適切に取れるよう警報を発する交通渋滞抑止補助装置および方法を提案した。
特願2009ー221737、「交通渋滞抑止補助装置および方法」
本出願と出願人が同一である特許文献1では、交通渋滞の原因は、低速、または停止時に後方の車が前方の車に接近して車間距離を詰めてしまい、発進時に安全、適切な車間距離を復元するために、前車より発進が遅れるかまたは低い速度で発進しなければならず、これが後続車に累積してついには発進さえできなくなってしまうことにあると指摘した。そこで低速、または停止時にも車間距離センサを使用して車間距離を測定し、不適切に車間距離を狭めてしまわないように運転者に警報を発することで、適切な車間距離を予め保っておけるようにする装置を提案した。
これは、発進時にあたかも前に車がないかのように、前車と同様の発進加速ができる効果の発揮を目的としたものであったが、特許文献1の装置の警告に従って車間距離を予め保っていても、後続車の運転者が発進すべきタイミングに気づかず、前車の発進とともに直ちに発進しなければ、渋滞抑止の効果が薄くなってしまう問題があった。
交通信号待ちの場合を考えてみる。特許文献1の装置の警告に従って車間距離を予め保っていれば、交通信号の位置から自車が何台後にあっても、交通信号が青になるのを見てそれと同時に、あたかも前に車のない状態であるかのように加速して巡航速度に達することができる。これが特許文献1の発明の効果である。
しかし前方にバスやトラックのような背の高い車両があって運転者の視界を遮り、交通信号が見えなければ、交通信号が青になったことがわからない後続車の運転手は、前の車が動いたかどうかという不確かな情報だけを頼りにして恐る恐る発進せざるを得ず、ここに発進遅れが生じて十分な渋滞緩和の効果が得られない。これが本発明が解決しようとする課題である。
この問題は、自車が発進したことを後続車に通知する装置を付加すればようように思われるが、単にそれだけでは、この問題を十分には解決できない。以下にその問題点を説明するとともに、その問題点をも含めて解決するために本発明が用いる手段を説明する。
まず自車が発進した状態を通知する手段を単に追加してみる。具体的には駆動用ギアが前進にはいった状態で車のアクセルが踏み込まれたなど、車の前進動力が増加したという車の状態を捕え、これに連動して発光する表示装置を、一般に使用されているハイマウントストップランプとは区別できるように車の後部に設置して、自車の発進を後続車に通知するようにする。
しかしながらもしも車間距離が詰まっている状況で、後続車がこの通知を受けたために発進してしまったとしたら、前車と衝突する危険が高い。そのため車間距離が詰まっている状況で前車が発進したことが通知されても、実際には安全な車間距離が開くまで後続車は思うような発進ができないので、この発進通知は後続車の運転者の判断を混乱させてしまい、無意味である。

すなわち、十分な車間距離を保っていない状態で、単に自車の発進状態を後続車に通知しただけでは、全く渋滞緩和効果がない。
そこで本発明では、特許文献1の発明に単に自車の発進情報通知機能を追加するだけでなく、特許文献1の発明の車間距離測定センサで、自車の加速性能に応じて事前に保持している後方の車と自車との間にあるべき一定の車間距離が確保された状態にあることが判定された場合に限り、自車の発進を後続車に通知するようにする。
これにより、この発進通知に従って後続車が発進したとしても、適切な車間距離が開いているので前車と衝突する危険は小さい。
仮に後続車の運転者が特許文献1の装置の警報に従わずに車間距離を詰めて低速走行、あるいは停止していたとしても、適切な車間距離が開くまでは、発進通知は行われず、特許文献1の装置の判定装置が働いて車間距離を開くように警報を発するので、本発明に従う限り後続車が急発進して前車と衝突する危険が増大することはない。
すなわち、後続車はこの発進通知を常に信頼でき、この発進通知が行われたと同時に、あたかも前車がないかのように発進加速し、巡航速度に達することができる。
本発明により、適切な車間距離を開かせる警報を発し後続車と自車との衝突の危険を回避しながらも、後続車に自車の発進を通知して後続車の適切な発進を促すことで、発進遅れ時間を低減し、渋滞を抑制することができる。
また、車高の高いバスやトラックが前方にあったり、車列の先頭がカーブの先にあるなど、視界が遮られて後続車から交通信号が見えなくても、本発明を装備した前車からの通知により後続車は適切な発進のタイミングを知ることができ、発進遅れ時間を低減して渋滞を抑制することができる。
図1は本発明の動作説明図である。 図2は本発明の装置構成図である。 図3は本発明の装置のフローチャート図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作説明図である。
車1の後部に設けられた車間距離測定装置3が、車1と後方を走る車2との間の車間距離を測定する。測定装置には、天候状況で距離測定結果に影響を受けにくいミリ波レーダーなどを使用する。
車1と車2の車間が、車1の加速性能に基づき予め設定された一定距離以上離れている(図4.a)。交通信号か赤に変わったとか、前方の道路状況に異常があるなどして、車1が減速すると、減速していない車2は車1に近づく。予め設定された一定距離に近づいたことを測定装置3が検出したら、判定装置4が車1の警報装置5に第一段階の警報の黄色の警告信号を点灯させる(図4.c)。予め設定された一定距離に到達する以前に注意を促すので、車2の運転者は、減速するための時間的余裕を与えられ、危険な急激な運転操作を避けることができる。
もしも予め設定された一定の警告距離よりも近づいてしまったことを測定装置3が検出したら、判定装置4が警報装置5を動作させ、第二段階の警報の赤色の警告信号を点灯させる(図1.d)。
この二段階の警報を設けることで、車2の運転者は、事前に受けた教育に基づき、第一段階から動作を開始しているので、スムーズに速度調整ができる。また、第二段階にはいってしまっていたとしても減速操作によって第一段階の注意状態に戻すことで、車2が車1との間に保つべき一定距離を再び確保できたことを確認することができる。
このように、減速または停車時にも車間距離を狭めないことが警報によって指示される。車間距離が保たれているので、再発進時に遅延なく走行を開始できさえすれば、渋滞状態を回避できる。
装置6は、車1のギアが前進にはいった状態で車のアクセルが踏み込まれたなどの、車の発進状態を捕える装置である。この装置は、車が元々具備する発進状態信号を流用することで代用してもよい。
判定装置4は、装置6からの発進状態信号と、警報状態とを判定し、適切な車間距離が開いていてかつ発進状態であるという条件の下でのみ、警報装置5の青色信号を点灯させる(図4.b)。
これにより、適切な車間距離を開いて停止している車2は車1の発進時に遅滞なく発進することができ、発進遅延時間を抑え、発進遅延の累積である交通渋滞を抑止することができる。
なお、警報装置5による本実施形態の後続車への通知は、図1の警報装置5の正面図の各動作状態に示したように、適切な車間距離以下である警報状態では赤色の表示をし、適切な車間距離の近傍である注意状態では黄色の表示をし、適切な車間距離を開いていてかつ自車が発進状態で、安心して後続車が発進してよい状態では青色の表示をするようにし、その意味合いを交通信号の赤、黄、青と似せることで、後続の運転者がその意味を混乱なく理解しやすいように配慮するのが良い。
図2は装置構成図、図3は自車発進表示を追加した装置のフローチャート図である。
渋滞を最小限に抑止するので、陸上交通を効率化するとともに、エネルギーの浪費を減らし、常に車間距離が開いているので救急搬送もスムーズに行え、玉突き衝突も減少させることができる。
1 本装置を設置する車
2 後方を走る車
3 後方の車との距離測定装置
4 後方の車との適切な車間距離を記憶した判定装置
5 自車警報表示装置
6 自車発進判定装置

Claims (1)

  1. 後方の車との車間距離を測定できる距離測定装置と、この距離測定装置の測定結果の距離の数値と自車の加速性能に応じて事前に保持している後方の車と自車との間にあるべき一定の車間距離の数値とを比較し、後方の車との距離が一定以上狭まったと判定して警報装置の動作を開始させることができる判定装置と、後方の運転者に対し車間距離が一定値到達以前にまず注意の警報を表示し、さらに距離が縮まり、一定値を超えたときにより強い警告を意味する警報を発する2段階の警報装置に加え、自車が前方に発進した状態であることを検出する装置とこの発進信号と車間距離警告信号とを合わせて、警告信号が出ていない状態でのみ発進状態であることを通知する装置で構成され、低速時及び停車時にも後方の車の運転者に、自車との間の車間距離を維持させ、かつ自車が発進したことを表示することを特徴とする自車発進通知機能付き交通渋滞抑止補助装置。
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