JP2016042048A5 - - Google Patents

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折り曲げ試験機
本発明は、携帯電話等やノートパソコンに代表される薄いプリント基板等の折り曲げ度
を検証する折り曲げ試験機に関するものである。これらが180度に折り曲げられることは間々ある。これらが製造中、組立中及び使用中に折り曲げの不具合を起こすと、機器の故障につながる。この点で、組み立て前には検査を要する。
従来の折り曲げ試験機と言えば、材料の一端を固定し、折り曲げ半径の基準となる治具(板)を挟むようにもう一端を折り曲げて錘等によって折り曲げ部に掛かる荷重を負荷していた。しかし、ワークが折り畳まれるまで部材はその作用範囲外まで対比しておかなければならず、装置科肥大化していた。
折り曲げ部又は折り重ねで最も困難なことはし、同じ個所を何回も折らなければならないことかあることである。特に、谷折りした個所を山折りするのが難しく、慎重な手作業でもなかなかかうまく行かなかったのが実情で実時用あった。
特開2010-183380 特開2009-280935 関連する文献として上記案件が見られるが、文献1は原稿用紙を自動的に送る装置であり、文献2は防汚技術に関するものである。
本発明が解決しようとする課題は、上記の課題に特化してこの検査を強化してより厳密な検査を果たすことができるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、直進移動可能なベースにラックを貼り、ラックにピニオンを噛み合わせるとともに、ピニオンの軸の一部を間に隙間を設けた二枚の曲げ板で構成し、隙間に板状のワークを曲げ板に直交させて挿通し、ベースを移動させてピニオンを回転させて曲げ板でワークを折り曲げ、ピニオンが180°回転してワークが重なったときにピニオンの回転を止め、プレス装置を作動させてワークを両側から圧することを特徴とする折り曲げ試験機を提供したものである。
請求項1の手段により、ベース(ラック) を移動させるとピニオンが回転してワークは曲げ板によって段々と曲がり、もっとも厳しい180°つまり、ワーク同士か平行になったときに更にプレスして折り目を付けるようになる
本発明の平面図である。 本発明の一部の状態を示す平面図である。 本発明の一部の状態を示す面図である。 本発明の断面面図である。 本発明の断面側面図である。 本発明の下部の面図である。 本発明のクランプ部の正面図である。 ガイドバー、ローラの関係とプレスの各工程を示す平面説明図である。 ピニオンとラック片との関係を説明図である。 ピニオン、ワーク、曲げ金具、プレス装置のピニオンの90°間隔の各工程を示す平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1〜図6は構成図であるが、この折り曲げ試験機はボックス1を有しており、内部はほぼ空間になっている。空間にはモータ2で回る回転盤3が設けられており、その上に隙間を設けてベース4も設けられている。回転盤3の偏心個所にはピン5を設け、ピン5を回転盤3の偏心個所に設けられたベース4の穴6に入れておく(図4)。これでモータ2を駆動すると、ベースは直線往復運動をする。これは、古くから知られたスコッチ・ヨーク機構というのであるが(図2)、ボックス1の中にレール7を敷き、ベース4が直線運動をするときにはこのレール7の上を移動す目用にする。
ボックス1の中にはピニオン8が設けられており(図3)、ピニオン8には一つのラック9が噛み合っている。ピニオン8とワーク10の関係は、ピニオン8から曲げ金具11と称する板材を二枚起立させ、上下に設けた掛け軸12にワーク10の上下を係止し、上からナット13で締め付けて曲げ金具11とワーク10に十分なテンションを与える(図4、図5)。ワーク10を挟む掛け軸12にはシム(図示省略)を並べてしっかりと固定する。これでワーク10は上下に引っ張られる薄い金属板の中に収容されるから、ねじれたりせず安定する。
これにより、ラック9を移動するとピニオン8は回転し、ワーク10は折れ曲がって行く。一番極端な例が図10の(c)に示す180°に曲がる場合であり、このとき、プレス装置14(後述する)を作動させて圧縮することになる。モータ2を180°回転させると、ワーク10は表裏に平行になる(Z折り)。図10は90°間隔での回転の様子を示す平面工程図であるが、(c)と(g)との曲げが一番厳しいときである。
なお、本例では、ラック9でピニオン10を回すようにしているが、ラック9をラックベース15に摺動可能に収納し、ラック9とラックベース15の両端に多少の遊びを設けておく(図9)。これは、ワーク10が後述するプレス板14aと平行になっていないときの修正運動である。また、動きをスムーズにするためにプレス板14aが開くのを待ってから曲げ金具11を回転させはじめるためである。
ところでワーク10の折り目を強化するためにプレス装置14を使用するが(後述する)、それ以前でもワーク10をフリーにしておくわけには行かないので、前面にあるプレス板14aと直角な方向に両端のたるみをとる程度のホルダー16で軽くクランプしておく。そして、軽いスプリングや錘或いは両者17で引っ張っておけばよい。
プレス装置14は対向するプレス板14aが離接するものであり、接近したときにワーク10を圧するものであるが、一定のタイミングのときに作動する必要がある。そこで、ラック9と平行に貼られたガイドバー18(ラック9が貼られていない側も同じ位置に貼られている)で制御する(図3、図6)。つまり、ガイドバー18にプレス板14aに連係するローラ19を転動させておき、必要なときにローラ19の制御で進退させている。
ここでのプレス装置14は、相手方のプレス板14aをスプリングや錘或いは両者20で引っ張るもので、作動がソフトなのが特徴である。その代わり、プレス板14aには常にプレス荷重が発生しているから、そのオン、オフの制御が必要となってくる。ただ、プレス圧は相当な圧力が必要であるから、対向面同士が押圧するようにスプリングで引っ張るのが有力である。
ガイドバー18は平坦なバーであるが、両端で傾斜的に下がっており(ローラ19から離れている)、ローラ19が傾斜部に掛かったときに前進(作動)するようにしている(そのために常時スプリング20で前方に押しているが、ローラ19が平坦部を走行している限りは前に行けな)。プレス装置14が作動(前進)するときは、ワーク10が180°に重なったときであるから、そのときは前進できるように設定してある。プレス装置14がワーク10の折り目を加圧する際(図10のc´のときとg´のとき)は、ガイドバー18とローラ19はプレス板14aが前進できるためにも離れている必要がある。
ワーク10を加圧する際にプレス装置14はガイドバー18から離れる必要があるが、これは、ワーク10の折り曲げ動作と加圧動作の同期の妨げになる。ここで、ベース4と連携しているラック9はスコッチ・ヨーク無運動で直線往復運動をしているため、ラック9がベース4に完全に固定されていると、ワーク10が180°に折り曲げられる前に加圧されたり、プレス装置14がガイドバー18によってワーク10から離れる前に折り曲げ状態から戻ろうとすると、ワーク10がプレス装置14を押し戻してしまうことがある。ワーク10の厚さが多岐にわたることを考えるとなお更である。そこで、プレス作動時ベース4とラック9に滑りができるようにすることで解決ができる。
ところで、以上はワーク10を180°折って両面に等圧をかける試験であるが、プレス板14aを一枚にして首が回るようにして任意の力で押せるようにすると。任意の力をかけて任意の角度での試験も可能になる。゛
以上、説明した通り、本発明はすべてメカの度さである。センサ等の検知機器、シリンダやソレノイド等のアクチュエータを一切使用していない。前記した器具を使えば簡単でよいが、故障は避けられない。この点、本発明は、モータ2の回転だけでシーケンスを進んで行く。つまり、モータ2の回転が180°の整数倍反復回転した時点でプレス装置14を動かせばよいのである。この点で、もっとも信頼性が高いといえる。
1 ボックス
2 モータ
3 回転盤
4 ベース
5 ピン
6 穴
7 レール
8 ピニオン
9 ラック
10 ワーク
11 曲げ金具
12 軸
13 ナット
14 プレス装置
14a プレス板
15 ラックベース
16 ホルダー
17 スプリングや錘

Claims (3)

  1. 直進移動可能なベースにラックを貼り、ラックにピニオンを噛み合わせるとともに、ピニオンの軸の一部を間に隙間を設けた二枚の曲げ板で構成し、隙間に板状のワークを曲げ板に直交させて挿通し、ベースを移動させてピニオンを回転させて曲げ板でワークを折り曲げ、ピニオンが180°回転してワークが重なったときにピニオンの回転を止め、プレス装置を作動させてワークを両側から圧することを特徴とする折り曲げ試験機。
  2. ラックをラックベースに摺動可能に収容し、ラックの両端部にラックベースとの間に隙間を設けた請求項1の折り曲げ試験機。
  3. ワークの両端をホルダーで軽く引っ張りながら掴んた請求項1又は2の折り曲げ試験機曲げ試験機。
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