JP2016040478A - 耐震マット - Google Patents

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Yoshito Tanaka
義人 田中
貴久 生沼
Takahisa Oinuma
貴久 生沼
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Abstract

【課題】凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる。【解決手段】両面に粘着力を有する耐震接着マット1と、耐振接着マット1の片面又は両面に設けられたスリット11と、耐振接着マット1の隅に設けられたツマミ12とを備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、OA機器用の耐震マットに関するものである。
デスクトップコンピュータ(以下PC)や液晶ディスプレイ(以下LCD)等のOA機器用の耐震マットとして、何度でも繰り返し使用可能な粘着力を有する耐震接着マットが広く使用されている。しかしながら、耐震接着マットは、平らな面に使用しないと粘着力が低下する特徴があり、凹凸面には使用できない。すなわち、図6に示すように、耐震接着マット101を凹凸面(図6の例ではLCD5の底面)に貼り付けた場合、その接着面積が小さいため、LCD5に対する粘着力が低下する。そのため、耐震接着マットを使用する際には、凹凸面を避けて平らな面に貼り付けている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−154736号公報
上述したように特許文献1に開示されるような従来の耐震接着マット101では、平らな面に使用しないと粘着力が低下するため、凹凸面では使用することができないという課題があった。一方で、LCD5等は底面が平らではない場合が多く、耐震接着マット101を使用することはできず、使いきりの貼り付けタイプのセーフティファスナを用いている。
また、耐震接着マット101自体の粘着力は非常に強く、耐震接着マット101を剥がす際に貼り付け対象物が破損してしまう恐れがあるという課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる耐震マットを提供することを目的としている。
この発明に係る耐震マットは、両面に粘着力を有する耐震接着マットと、耐震接着マットの片面又は両面に設けられたスリットと、耐震接着マットの隅に設けられたツマミとを備えたものである。
また、この発明に係る耐震マットは、制振ゴムと、制振ゴムの両面に設けられ、主面方向の振動を抑制する溝形状のスリットとを備えたものである。
また、この発明に係る耐震マットは、制振ゴムと、制振ゴムの一方の面に設けられた球状のくぼみと、制振ゴムの他方の面に貼り付けられた、両面に粘着力を有する耐震接着マットと、耐震接着マットの制振ゴム側とは反対側の面に設けられたスリットとを備えたものである。
また、この発明に係る耐震マットは、両面に粘着力を有する2枚の耐震接着マットと、両耐震接着マットの間に設けられた制振ゴムと、両耐震接着マットの外側面に設けられたスリットとを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる。
この発明の実施の形態1に係る耐震マットの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る耐震マットを凹凸面に使用した場合を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る耐震マットの構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る耐震マットの構成を示す図であり、(a)上面図であり、(b)(a)のA−A線断面図である。 この発明の実施の形態4に係る耐震マットの構成を示す断面図である。 従来の耐震接着マットを凹凸面に使用した場合を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る耐震マットの構成を示す図である。
耐震マットは、PCやLCD等のOA機器の底面とデスク等の設置面との間に貼り付けられるものである。実施の形態1に係る耐震マットは、両面に粘着力を有する耐震接着マット1により構成されている。
また、耐震マットの片面又は両面には、図1に示すように、スリット(切れ目)11が設けられている。図1の例ではスリット11が網の目状に入れられた場合を示している。これにより、耐震マットを凹凸面に貼り付けた場合であっても、図2に示すように、この凹凸面(図2の例ではLCD5の底面)の凸部がスリット11の凹部に入り込むことで、LCD5に対して安定した粘着力を得ることができる。また、スリット11を入れた分だけ粘着面積が小さくなるため、粘着力が低下し、耐震マットが剥がしやすくなる。さらに、耐震マットを剥がす際にスリット11に空気が入り込んで粘着力が分散されるため、耐震マットが剥がしやすくなる。
また、耐震マットの隅には、耐震マットを剥がす際に作業者がつまむためのツマミ12が設けられている。なお図1ではツマミ12が4箇所設けられた場合を示しているが、これに限るものではなく、1箇所以上あればよい。そして、耐震マットを剥がす場合には、作業者はこのツマミ12をつまみ、対角線方向に向かって耐震マットを引っ張る。これにより、耐震マットを剥がす際の初応力を低下させることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、耐震マットとして耐震接着マット1を用い、その片面又は両面にスリット11を入れ、隅にツマミ12を設けるように構成したので、凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、耐震マットとして粘着力を有する耐震接着マット1を用いた場合について示した。それに対し、実施の形態2では、耐震マットとして制振性能の高い制振ゴム2を用いた場合を示す。
図3はこの発明の実施の形態2に係る耐震マットの構成を示す図である。
実施の形態2に係る耐震マットは、制振性能の高い制振ゴム2により構成されている。なお、制振ゴム2は、衝撃や振動を吸収するゴムであり、静音、低振動製品に広く用いられる公知の部材である。この制振ゴム2を用いることで、上下方向(耐震マットの主面に垂直な方向)の振動を吸収することができる。また、制振ゴム2は粘着力を有さないため、凹凸面にも使用可能であり、耐震マットを剥がす際に貼り付け対象物が破損する恐れもない。なお、重量物を制振ゴム2上に載せた場合には、弱い吸着力は発生する。
また、この耐震マットの両面には、溝形状のスリット(切れ目)21が設けられている。図3の例では、タイヤの溝形状のスリット21が中心から放射状に入れられた場合を示している。このスリット21により、水平方向(耐震マットの主面方向)の耐震性能を上げることができ、水平方向に振動が加わった場合に滑り止めになる。
以上のように、この実施の形態2によれば、制振ゴム2を用い、その表面に溝形状のスリット21を入れるように構成することで水平方向の滑り止めとし、かつ制振ゴム2の振動衝撃吸収機能により垂直方向の跳ね上がりを抑えたので、従来の耐震接着マットの粘着力が不要であるため、凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる。また、制振ゴム2には高い振動吸収性能があるため、耐震効果だけではなく、耐振効果も期待できる。
実施の形態3.
実施の形態2では、耐震マットとして耐震性の高い制振ゴム2を用いた場合について示した。しかしながら、制振ゴム2には、上述したように耐震接着マット1のような粘着力はない。それに対し、実施の形態3では、制振ゴム2に吸着機能を追加した構成について示す。
図4はこの発明の実施の形態3に係る耐震マットの構成を示す図である。
実施の形態3に係る耐震マットは、耐震性の高い制振ゴム2と、両面に粘着力を有する耐震接着マット1とを貼り付けて構成されている。図4の例では、耐震マットは円柱状に構成されている。
また、制振ゴム2の下面(耐震接着マット1側とは反対側の面)には、滑らかな球状のくぼみ22が設けられている。このくぼみ22により、耐震マットに対して吸盤のように吸着力を付加することができる。そして、この耐震マットを貼り付けることで、貼り付け対象物であるOA機器の底面又はデスク等の設置面に吸着するため、水平垂直方向の震動に対して耐震性能を発揮することができる。なお、この制振ゴム2側は、凹凸面への使用は不可である。
また、耐震接着マット1の上面(制振ゴム2側とは反対側の面)には、実施の形態1と同様に、スリット11(切れ目)が設けられている。これにより、耐震接着マット1を凹凸面に貼り付けた場合であっても、この凹凸面の凸部がスリット11の凹部に入り込むことで、貼り付け対象物に対して安定した粘着力を得ることができる。また、スリット11を入れた分だけ粘着面積が小さくなるため、粘着力が低下し、耐震マットが剥がしやすくなる。さらに、耐震マットを剥がす際にスリット11に空気が入り込んで粘着力が分散されるため、耐震マットが剥がしやすくなる。
また、耐震接着マット1による反発力を制振ゴム2の耐震性能により吸収する効果も期待できる。
以上のように、この実施の形態3によれば、表面にくぼみ22を有する制振ゴム2と、スリット11が入れられた耐震接着マット1とを組み合わせるように構成したので、凹凸面でも使用することができ、また、容易に剥がすことができる。
実施の形態4.
実施の形態1では、耐震マットとして粘着力を有する耐震接着マット1を用いた場合について示した。それに対し、実施の形態4では、耐震接着マット1に制振性能を付加した構成について示す。
図5はこの発明の実施の形態4に係る耐震マットの構成を示す断面図である。
実施の形態4に係る耐震マットは、両面に粘着力を有する2枚の耐震接着マット1と、その間に設けられた制振性能の高い制振ゴム2とから構成されている。
また、両耐震接着マット1の外側面(上側の耐震接着マット1の上面と、下側の耐震接着マット1の下面)の片面又は両面には、実施の形態1と同様に、スリット11(切れ目)が設けられている(図5の例では両面にスリット11が設けられている)。これにより、耐震接着マット1を凹凸面に貼り付けた場合であっても、この凹凸面の凸部がスリット11の凹部に入り込むことで、貼り付け対象物に対して安定した粘着力を得ることができる。また、スリット11を入れた分だけ粘着面積が小さくなるため、粘着力が低下し、耐震マットが剥がしやすくなる。さらに、耐震マットを剥がす際にスリット11に空気が入り込んで粘着力が分散されるため、耐震マットが剥がしやすくなる。
また、両耐震接着マット1の間に制振ゴム2を設けることで、上下方向(耐震マットの主面に垂直な方向)の振動を吸収することができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、耐震マットを、外側面の片面又は両面にスリット11を有する2枚の耐震接着マット1と、その間に設けられた制振ゴム2とから構成するようにしたので、実施の形態1における効果に加え、制振性能を付加することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,101 耐震接着マット
2 制振ゴム
5 LCD
11 スリット
12 ツマミ
21 スリット
22 くぼみ

Claims (4)

  1. 両面に粘着力を有する耐震接着マットと、
    前記耐震接着マットの片面又は両面に設けられたスリットと、
    前記耐震接着マットの隅に設けられたツマミと
    を備えた耐震マット。
  2. 制振ゴムと、
    前記制振ゴムの両面に設けられ、主面方向の振動を抑制する溝形状のスリットと
    を備えた耐震マット。
  3. 制振ゴムと、
    前記制振ゴムの一方の面に設けられた球状のくぼみと、
    前記制振ゴムの他方の面に貼り付けられた、両面に粘着力を有する耐震接着マットと、
    前記耐震接着マットの前記制振ゴム側とは反対側の面に設けられたスリットと
    を備えた耐震マット。
  4. 両面に粘着力を有する2枚の耐震接着マットと、
    前記両耐震接着マットの間に設けられた制振ゴムと、
    前記両耐震接着マットの外側面の片面又は両面に設けられたスリットと
    を備えた耐震マット。
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