JP2010177665A - 複数の回路基板を振動から分離するための装置 - Google Patents

複数の回路基板を振動から分離するための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器を振動から分離するための装置を提供する。
【解決手段】剛体フレーム106と、複数の回路板108を備える回路板アセンブリ102とを有する。弾性を有する各分離器104−1〜104−4は、回路板アセンブリ102と剛体フレーム106との間で回路板アセンブリ102の縁部112と対向する剛体フレーム106の各側部に配置され、剛体フレーム106と回路板108とから等しく反対方向の力により所定位置に保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は複数の回路基板を振動から分離するための装置に関する。
振動周波数に敏感な装置にとって、周囲の振動からの部品の隔離は重要である。たとえば、正確な測定値を得るために、測定装置を振動源から隔離することは有効である。さらに、振動周波数が機械的な部品に制御不能に共振させる場合に、機械的な部品を備える敏感な装置は動作しないかもしれない。
従来の振動分離装置は、分離される部品(被分離部品)と、分離される部品が連結されるいくつかの構造物(ベース構造物)との間に取り付けられる。これらの分離装置は、ベース構造物を通って伝播する有害なまたは望ましくない振動周波数を、振動が分離される部品に連結される前に減衰させる。たとえば、いくつかの用途において、分離される部品をフレームに接続する金属リングまたは他の剛体構造物は、剛体部品に沿って進行する振動を吸収するために柔軟な材料で形成される。これらの分離装置の剛体部品は、典型的には、分離部品およびベース構造物にネジまたはボルトにより取り付けられる。
産業界は装置のためのより小さな全体パッケージサイズを継続的に要望しているので、分離装置を小さくする必要がある。しかし、装置が小さくなれば、分離される部品上に分離装置を取り付けるための位置は限定的になる。さらに、装置が小さくなると、分離される部品の質量が小さくなる。これは、装置の固有振動数を変化させる原因となり、従来の分離装置で分離するのを困難にし得る。
一実施形態において、電子機器を振動から分離するための装置が提供される。この装置は、剛性フレーム、および複数の回路板を備える回路板アセンブリを含む。第1分離器が、回路板アセンブリと剛性フレームとの間で回路板アセンブリの第1側部に位置し、第1分離器は、剛性フレームおよび回路板からの等しく反対方向の力により所定位置に保持される。第2分離器が、回路板と剛性フレームとの間で回路板アセンブリの第2側部に位置する。第2分離器は、回路板アセンブリに関して実質的に第1分離器の反対側であり、第2分離器は、剛性フレームおよび回路板からの等しく反対方向の力により所定位置に保持される。第3分離器が、回路板アセンブリと剛性フレームとの間で回路板アセンブリの第3側部に位置し、第3分離器は、剛性フレームおよび回路板からの等しく反対方向の力により所定位置に保持される。第4分離器が回路板アセンブリと剛性フレームとの間で回路板アセンブリの第4側部に位置する。第4分離器は、回路板アセンブリに関して実質的に第3分離器の反対側であり、第4分離器は剛性フレームおよび回路板から等しく反対方向の力により所定位置に保持される。
以下に、例示的な実施形態が追加的な特徴および詳細とともに添付図面とともに説明される。本発明の例示的な実施形態を示す図面は、本発明の範囲を限定するものではないことを理解されたい。添付図面は以下の通りである。なお、従来からの慣習のように、説明される様々な特徴は、寸法のために図示されているのではなく、本発明の例示的な実施形態に関する特定の特徴を強調するために図示されている。
電子部品を分離するための手段を含む電子機器の一実施形態の分解図である。 図1の電子機器の断面斜視図である。 図1の電子機器の断面上面図である。 図3Aの電子機器の拡大図である。 図1の電子機器の断面側面図である。 図1の電子機器の断面斜視図である。 電子部品を分離するための手段を含む電子機器の他の実施形態の分解図である。 図5の電子機器の断面側面図である。 図5の電子機器の断面図である。
本開示は電子部品を振動から分離するための装置に関する。本装置は、回路板アセンブリを収容する剛性の外側フレームを有する。フレーム内のおよび周囲の環境からの振動から回路板アセンブリを分離するために、複数の分離器が回路板アセンブリとフレームとの間に配置される。分離器は弾性体から形成され、また、回路板アセンブリの両側に配置される。分離器は、回路板アセンブリとフレームとの間で、フレームおよび回路板アセンブリから分離器への等しく反対方向の力により保持される。
図1は、振動から電子部品を分離するための手段を含む電子機器100の一実施形態の分解図を示している。電子機器100は、回路板アセンブリ102、複数の分離器104、およびフレーム106を有する。例示的な目的のために、分離器104は分離器104−1、104−2、104−3、104−4として個別的に符号が付され、また包括的に参照するためには「分離器104」のように言及される。
電子機器100は、分離器104で外部振動を減衰させることにより回路板アセンブリ102を外部環境の振動から分離する。回路板アセンブリ102は複数の回路板108を有し、各回路板108は4つの縁部112および2つの面114を備えている。各回路板108は、複数の電子的および/または機械的な部品を有する。たとえば、一実施形態において、回路板アセンブリ102は、ジャイロスコープおよびジャイロスコープから測定値を得るための関連する電子部品を有する。電子機器100は、それゆえ、フレーム106上に設けられた回路板アセンブリ102上のジャイロスコープを有する。電子機器100は、所望の位置に他の構造物にフレーム106を取り付けることにより、ジャイロスコープで測定値を取得するための所望の位置に設けられる。一実施形態において、ジャイロスコープは微小電気機械システム(MEMS)装置であり、電子機器100は約3.6cmの径である。
この実施形態において、フレーム106は本体部110およびカバー111を有し、また、フレーム106は、回路板アセンブリ102を収容する頂部および底部を備える中空円筒である。この実施形態において、フレーム106は3次元で回路板アセンブリ102を囲む。フレーム106は、回路板アセンブリ102および分離器104を十分に支持できる剛性材料で形成される。また、フレーム106は、フレーム106と他の構造物(図示せず)との間の堅固な接続を可能にする。一実施形態において、フレーム106は、アルミニウムで形成されるが、他の実施形態においては、フレーム106は鋼鉄またはプラスチックのような他の剛性材料から形成される。
図1に示されているように、フレーム106は回路板アセンブリ102を3次元で囲むが、他の実施形態において、フレーム106はリング形状、四角形状、または2つの軸に沿って回路板アセンブリ102を囲み且つ第3の軸に沿って開いた他の類似の構造物である。ここで、フレーム106は、分離器104の位置において回路板アセンブリ102を支持する。さらに、他の実施形態において、フレーム106は、フレーム106内の回路板アセンブリ102への電子的ケーブル等の接続のための開口部を除いて、回路板アセンブリ102を3次元で実質的に囲む。この実施形態において、フレーム106は円筒形状であるが、他の実施形態においては、他の形状を用いてもよく、立方体、直方体、および他の単純なまたは複雑な形状などを含む。
図2は、フレーム106内に取り付けられた回路板アセンブリ102を備える電子機器100の一実施形態の断面斜視図を示している。複数の回路板108の各々は、回路板108の縁部112が互いに概ね同一平面になるように平行に位置決めされる。回路板アセンブリ102は、2つの回路板108を有し、これらは相互接続機構201により互いに連結される。代替実施形態において、回路板108は、可撓性ケーブルにより互いに連結される。ここで示す実施形態は2つの回路板108を有するが、他の実施形態においては、回路板アセンブリ102は、2つより多くの回路板108を有することができる。さらに、回路板108は四角形状を備えるように示されているが、他の実施形態においては、回路板108は円形または他の形状でもよい。
回路板108は基板で構成され、電子部品を回路板108上に機械的に支持しまた電気的に接続する。本技術分野における当業者に知られているように、回路板108は剛性構造であり、典型的にはシリコンで形成される。ここでは、電気部品の支持とともに、回路板108は、フレーム106内の電子部品の構造的支持に用いられる。
分離器104は回路板アセンブリ102とフレーム106との間に配置される。具体的には、分離器104は、回路板108の縁部112とフレーム106の内側表面304との間に配置される。分離器104は、回路板アセンブリ102およびフレーム106のそれぞれから分離器104上に作用する等しく反対方向の力により、回路板アセンブリ102とフレーム106との間に保持される。換言すれば、回路板アセンブリ102は、第1方向において分離器104上に力を与え、フレーム106は回路板アセンブリのこの力に等しく第1方向と反対方向に力を分離器104上に与える。これらの反対の力は、分離器104を、回路板アセンブリ102とフレーム106との間で所定位置に支持すように相殺される。さらに、分離器104から回路板アセンブリ102に戻る力は、回路板アセンブリ102をフレーム106内に支持する。図2に示される実施形態において、分離器104は、圧縮状態に保持され、回路板アセンブリ102は、(分離器104に対して)内側への力を分離器104上に与え、フレーム106は分離器104に内側への力を与える。代替実施形態において、分離器104は伸張状態で保持され、回路板アセンブリ102は(分離器104に対して)外側への力を分離器104に与え、フレーム106は分離器104に外側への力を与える。分離器104を保持する等しく反対方向の力は、図3−5とともに以下でより詳細に説明される。
分離器104は、分離器104の合力が回路板アセンブリ102を所定位置に保持するように、回路板108の縁部112上に位置する。換言すれば、各分離器104から回路板アセンブリ102上に作用する力は互いに相殺して、回路板アセンブリ102をフレーム102内の所定位置に保持する。これは、図3−5とともにより詳細に説明される。フレーム106の剛性構造および回路板アセンブリ102の剛性構造により、分離器104に力が与えられる。
図3Aは、電子機器100の一実施形態の断面上面図である。図示の分離器104−1は、回路板108の縁部112に位置し、分離器104−3は回路板108の反対側の縁部112に位置している。分離器104−1、104−3を回路板108の両側の縁部112に位置決めすることは、回路板アセンブリ102および分離器104−1、104−3上に等しく向きが反対の力が作用することを可能にする。これは、回路板アセンブリ102のフレーム106内への摩擦嵌めを生じさせ、これが回路板102および分離器104−1、104−3を所定位置に保持する。
図3Aに示される実施形態において、分離器104−1、104−3は、フレーム106内に取り付けられるときに圧縮状態にある。平衡分離器104−1、104−3は、回路板アセンブリ102とフレーム106との間の空間よりもわずかに大きい。この大きなサイズは、フレーム106内に取り付けられたときに分離器104−1、104−3を圧縮状態にする。この圧縮により、分離器104−1、104−3は、等しく反対方向の力によりフレーム106と回路板アセンブリ102との間の所定位置に保持される。たとえば、フレーム106の剛性構造物は分離器104−1、104−3に内側の力を与え、回路板アセンブリ102は分離器104−1、104−3に外側の力を与える。
図3Aに示されるように、分離器104−2は、回路板アセンブリ102の底部に位置し、対応する分離器104−4(図3Aには図示せず)が回路板アセンブリ102の反対側(頂部)に位置する。分離器104−1、104−3に類似して、分離器104−2、104−4は、等しく反対向きの力により所定位置に保持される。
一実施形態において、分離器104および回路板アセンブリ102をフレーム106内に取り付けるために、分離器は取り付け前に圧縮される。ここでは、分離器104は、まず回路板アセンブリ102上に取り付けられる。回路板アセンブリ102上で分離器104は圧縮され、分離器104を備える回路板アセンブリ102がフレーム106内に配置される。分離器104は、その後、フレーム106に接触して力を与えるように拡張することができる。回路板アセンブリ102は、回路板アセンブリ102と分離器104との間の接触力による摩擦および分離器104とフレーム106との間の接触力による摩擦によりフレーム106内で所定位置に保持される。フレーム106は、フレーム106と分離器104との間の摩擦、および分離器104と回路板アセンブリ102の回路板108との間の摩擦を介して回路板アセンブリ102を支持する。
他の実施形態において、フレーム106の本体110は、本体110を形成するように互いに取り付けられる2つの半体を備える。ここで、分離器104は、回路板アセンブリ102上に取り付けられ、本体110の2つの半体は回路板アセンブリ102および分離器104の周りに位置する。本体110の2つの半体は、その後、互いに取り付けられて本体110を形成する。カバー11がその後本体110上に配置されてフレーム106を完成させる。
一実施形態において、分離器104と回路板アセンブリ102との間に接着材が配置される。この接着材は、回路板アセンブリ102および分離器104をフレーム106に取り付けるときに、分離器を所定位置に保持するのを助ける。他の実施形態において、接着剤は、分離器104とフレーム106との間に配置され、分離器104を回路板アセンブリ102に対して保持する摩擦を助ける。
図3Bは、フレーム106内に取り付けられた回路板アセンブリ102上の分離器104−3の拡大図である。図示のように、分離器104−3は圧縮状態にあり、回路板アセンブリ102およびフレーム106からの等しく反対向きの力により所定位置に保持される。回路板アセンブリ102の剛性構造物は、分離器104−3に矢印306で示される方向に力を与える。同様にフレーム106の剛性構造物は、矢印308の方向に分離器104−3に等しい力を与える。この2つの力は分離器104−3を圧縮する。分離器104−3の圧縮により、分離器104−3は、回路板アセンブリ102およびフレーム106の両方に対して戻る力を与える。分離器104−3と回路板アセンブリ102との間、および分離器104−3とフレーム106との間の接触表面に作用する力により、分離器104−3を所定位置に保持する摩擦力が生じる。
さらに、回路板アセンブリ102は、分離器104−1と104−3との間に配置されるので、等しく反対方向の力および分離器104−1、104−3とフレーム106とにより生じる摩擦力は、回路板アセンブリ102をフレーム106内の所定位置に保持する。
分離器104−3は、フレーム106の内側表面304の外形に概ね一致するように形状つけられる。また、分離器104−3は、回路板アセンブリ102を受け入れるように形状つけられる。したがって、一実施形態において、分離器104−3は、回路板アセンブリ102のそれぞれの回路板108のための2つの溝部302を画定する。各溝部302は、分離器104が平衡状態にあるときに、回路板108の幅よりも僅かに小さい。これにより、分離器104が回路板108に取り付けられるときに力を与える。
代替実施形態において、分離器104−3は、回路板108のための溝部を備えず、また、フレーム106の内部形状に一致しない。代わりに、分離器104−3は、平衡状態で概ね矩形の形状を備え、図3Bに示されるような一般的な形状になるように回路板アセンブリ102とフレーム106との間の圧縮および圧力により力が与えられる。
一実施形態において、フレーム106および回路板アセンブリ102に接触する分離器104の縁部は滑らかである。滑らかな縁部は、分離器104と、回路板アセンブリ102およびフレーム106との間の接触表面積を増加させる。この増加して接触表面積は、摩擦を増加させ、したがって回路板アセンブリ102を所定位置により強固に保持する。
一実施形態において、フレーム106は、フレーム106の内側表面304上に、分離器104がフレーム106をつかむのを助ける複数の特徴を有する。一実施形態において、この複数の特徴は、内側表面304内の凹部であり、たとえば、溝または窪みである。他の実施形態において、複数の特徴は内側表面304からの突起部であり、たとえば、スパイクまたは隆起部である。これらの特徴は、回路板アセンブリ102が回転しないようにするのを助け、また、分離器104が回転振動を減衰させるのを助ける。
一実施形態において、分離器104は、分離素材のシートを所望の形状にたとえばレーザーにより切断することにより形成される。他の実施形態において、分離器シートは、ウォータージェット、ダイカット、または他の切断技術により切断される。他の実施形態において、分離器104は型成形される。
図4Aおよび4Bは電子機器100の断面図である。図4Aは断面側面図であり、図4Bは断面斜視図である。各分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板アセンブリ102の回路板108の1つの縁部112に配置される。分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板アセンブリ102とフレーム106との間に配置される。このようにして、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、等しく反対方向の力を回路板アセンブリ102に発生させ、この力は、回路板アセンブリ102の回路板108の平面に平行な方向における回路板アセンブリ102の運動を制限する。また、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板108の平面に垂直な方向における、回路板アセンブリ102の運動を制限する。フレーム106の円形の断面(図3Aに図示される)は、回路板108の平面に垂直な方向における回路板アセンブリ102の運動を制限する。
分離器104−1は回路板アセンブリ102の第1縁部112に位置し、分離器104−3は、分離器104−1の反対側の回路板アセンブリ102の第2縁部112に位置する。分離器104−1、104−3は、回路板アセンブリ102を横断する仮想線を形成し、ここでは水平軸402と言及される。分離器104−3は、回路板アセンブリ102の分離器104−1の正反対に位置し、これは、回路板アセンブリ102の剛性構造物と組み合わされたときに、フレーム106に圧力を与える。同様に、分離器104−2は回路板アセンブリ102の1つの側部に位置し、また、分離器104−4は、分離器104−2の反対側の回路板アセンブリ102の他方の側部に位置する。分離器104−4および104−2は、回路板アセンブリ102を横断する仮想線を形成し、ここでは垂直軸404と言及される。
分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、水平軸402および垂直軸404がほぼ、回路板アセンブリ102の重心で交わるように位置決めされる。水平軸402および垂直軸404が交わる位置は、ここでは分離中心と言及される。回路板アセンブリ102の重心で交わることは、分離器104−1、104−2、104−3、104−4を通って回路板アセンブリ102に伝達される周波数を減少させるのを助ける。この実施形態において、回路板アセンブリ102の重心は、回路板アセンブリ102の物理的中心である。したがって、水平軸402および垂直軸404は回路板アセンブリ102の中心で交わり、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は回路板108の各縁上で中心に配置される。
分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板アセンブリ102を、振動を減衰させることで外部源からフレーム106に連結される振動から分離する。分離器104−1および104−3は、主に水平軸402に平行なベクトルの振動を減衰させる。同様に、分離器104−2および104−4は、主に、垂直軸404に平行なベクトルの振動を減衰させる。さらに、各分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、フレーム106と回路板アセンブリ102との間に摩擦嵌めされているので、各分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板の平面に垂直な軸における振動を減衰させる。したがって、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、回路板アセンブリ102の3軸の分離を提供する。上述したように、分離器104は、直線振動の場合と同様に回転振動に対する分離を提供するので、3軸の回転および直線の分離を提供する。この実施形態において、回転分離および直線分離の両方のために3軸の分離が提供されるが、他の実施形態においては、回転または直線の分離は提供されなくてもよく、あるいは全てにおいて3軸の分離が提供されなくてもよい。
分離器104−1、104−2、104−3、104−4はそれぞれ固有振動数を備える。固有振動数においてまたはその付近(少し上または少し下)において、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は振動エネルギーを増幅する。固有振動数よりも十分低い振動数の場合、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は最小の効果を備え、ほとんどまたは全く減衰させず、また増幅させない。固有振動数よりもはるかに高い振動数の場合、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は振動エネルギーを減弱(減衰)させる。
分離器104−1、104−2、104−3、104−4の固有振動数は、分離器104−1、104−2、104−3、104−4を構成する材料のタイプ、分離器104−1、104−2、104−3、104−4が受ける圧縮量、および分離器104−1、104−2、104−3、104−4とフレーム106との間の接触面積、に基づいて制御できる。分離器104−1、104−2、104−3、104−4に用いられる材料がより剛性になると、固有振動数は大きくなる。同様に、より圧縮された分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、より大きな固有振動数を与える。最後に、分離器104−1、104−2、104−3、104−4とフレーム106との間の接触面積が大きくなると、固有振動数も大きくなる。それゆえ分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、寸法、圧縮、および接触面積に関して、特定の用途のための所望の減衰を達成するように構成される。
一実施形態において、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、これらの固有振動数が、分離器104−1、104−2、104−3、104−4が減衰させる環境の周波数のところまたはその下になるように構成される。また、分離される装置(たとえば回路板アセンブリ102)の質量は、分離器104−1、104−2、104−3、104−4の固有振動数を決定するファクターである。たとえば、一実施形態において、電子機器100は、450Hzまたはそれ以上の周波数の振動が発生する環境におかれる。ここでは、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、450Hzおよびそれ以上の周波数を減衰させるために、350Hzの固有振動数を備えるように設定される。
上述のように、分離器104−1、104−2、104−3、104−4の固有振動数を制御するために、材料、圧縮、および接触面積は、所望の減衰基準に適合するように選択される。たとえば、一実施形態において、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、デュロメータの測定値20を備えるエラストマー材料から形成される。デュロメータ測定値による材料の選択に加えて、材料は、温度範囲にわたる材料の性能に基づいて選択することができる。したがって、たとえば一実施形態において、分離が望まれる温度範囲が−45℃から85℃である場合、分離器104の材料はこの所望の温度範囲でデュロメータ測定値が僅かしか変化しないように選択される。たとえば、一実施形態において、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、Barry Controls International社により製造される209Eから形成される。
さらに、一実施形態において、分離器104−1、104−2、104−3、104−4は、5%から25%の範囲の圧縮状態で配置される。各分離器104−1、104−2、104−3、104−4の圧縮を選択するために、各分離器104−1、104−2、104−3、104−4の寸法は取り付け前に選択される。取り付けられたときの寸法と比較した平衡状態の各分離器104−1、104−2、104−3、104−4の寸法が大きくなると、取り付けられたときに分離器104−1、104−2、104−3、104−4はより圧縮される。最後に、分離器104−1、104−2、104−3、104−4の寸法は、分離器104−1、104−2、104−3、104−4とフレーム106との間の所望の接触面積、および分離器104−1、104−2、104−3、104−4と回路板アセンブリ102との間の所望の接触面積を達成するように選択される。
分離器104は、特定の形状および寸法を備えるように図示および/または説明されているが、他の実施形態においては、分離器104は、用途に応じて他の形状および寸法とすることができる。たとえば、代替実施形態において、分離器104は各側部に沿って延び、また、回路板アセンブリ102の角部のところで接続し、回路板アセンブリの周りのリングを形成する。このリングは、フレーム106内に取り付けられたときに圧縮される。リングは回路板108の4つの全ての側部に沿って延びているので、このリングは、回路板アセンブリ102に3軸の分離を提供する。さらに、電子機器100は4つの分離器104を備えるように図示および説明されているが、3軸分離を達成するために他の多くの分離器を用いてもよい。たとえば、上述したように、一実施形態において、単一の分離器104が回路板アセンブリ102の全ての側部の周りに延びるようにしてもよい。他の実施形態において、回路板108が三角形の形状である場合、3つの分離器104が用いられ、回路板108の各側部に1つの分離器104を配置する。
図5は、電子部品を振動から分離するための手段を含む電子機器500の他の実施形態の分解図である。電子機器500は、回路板アセンブリ502、複数の分離器504、およびフレーム506を有する。説明の目的のためとして、分離器504は、分離器504−1、504−2、504−3、504−4、504−5、5−4−6のように個別的に符号が付され、また包括的には分離器504と言及される。
電子機器500は、減衰器504で外部振動を減衰させることにより回路板アセンブリ502を外部環境の振動から分離する。回路板アセンブリ502は、複数の回路板508を有し、各回路板は4つの縁部512と2つの面514とを有する。回路板アセンブリ502は、回路板508が複数のフック516を備えることを除いて概ね回路板102に類似している。フック516は、分離器504−2、504−3、504−4、504−6を回路板508に接続することを可能にする。一実施形態において、フック516は回路板508の機械加工された部分である。
フレーム506はフレーム106に類似しており、本体510およびカバー511を有する。フレーム506は、頂部および底部を備える、回路板アセンブリ502を収容する中空円筒である。したがって、この実施形態において、フレーム506は、回路板アセンブリ502を3次元で囲む。フレーム506は、回路板アセンブリ502および分離器504を支持するのに十分な剛性材料で形成される。また、フレーム506は、フレーム506と他の構造物(図示せず)との間の堅固な接続を可能にする。一実施形態において、フレーム506はアルミニウムで形成される。しかし、他の実施形態において、フレーム506は、鋼鉄またはプラスチックなどの他の剛性材料から形成される。
図5に示されるように、フレーム506は回路板アセンブリ502を3次元で囲むが、他の実施形態において、フレーム506は、2つの軸に沿って回路板アセンブリ502を囲み且つ第3の軸に沿って開いたリング、四角、または他の類似の構造とすることができる。ここで、フレーム506は、分離器504の位置するところで回路板アセンブリ502を支持する。さらに、他の実施形態において、フレーム506は、回路板アセンブリ506への電子ケーブル等の接続のためのフレーム506内の開口部を除いて、回路板アセンブリ502を実質的に3次元で囲む。この実施形態において、フレーム506は、円筒形状であるが、他の実施形態において、他の形状を用いることもでき、立方体、直方体、および他の単純なまたは複雑な形状を含む。
この実施形態において、分離器505−1、504−3は、個別的に回路板508の周りに延び、また、回路板508の端部でフレーム506に連結する。分離器504−2、504−4、504−5、504−6は、回路板508上でフック516とフレーム506との間に連結される。分離器104に類似して、分離器504は、等しく反対方向の力で所定位置に保持される。しかし、分離器504は伸張状態で保持される。同様に、回路板アセンブリ502は、分離器504およびフレーム506から回路板アセンブリ502上に作用する、等しく反対方向の力により、フレーム内506で所定位置に保持される。
図6は、フレーム506内に取り付けられた回路板アセンブリ502を備える電子機器500の断面側面図を示す。分離器504は弾性材料から形成される。一実施形態において、分離器504は、金属を含まない弾性材料から本質的に形成され、または、分離器504の構造のために他の材料を用いてもよく、または、分離器504をフレーム506に取り付けるための構造を提供するために他の材料を用いてもよい。図示のように、分離器504−2、504−5は、回路板508の縁部512に位置し、分離器504−4、504−6は、回路板508の反対側の縁部512に位置する。分離器504−2、504−5を、分離器504−4、504−6に対して回路板508の反対側の縁部512に配置することで、回路板アセンブリ502と分離器504−2、504−4、504−5、504−6とに等しく反対方向の力が作用する。
分離器504は、回路板アセンブリ502とフレーム506との間で、またはフレーム506の対向する側部の間で伸張状態で保持される。分離器504−2、504−4、504−5、504−6は、回路板アセンブリ502とフレーム506との間に位置する。分離器504−2、504−4、504−5、504−6は、フック516により回路板アセンブリ502に連結される。フック516は、分離器504−2、504−4、504−5、504−6内に画定される開口部602内に位置する。同様に、分離器504−2、504−4、504−5、504−6は、フック604によりフレーム506に連結される。フック604は、分離器504−2、504−4、504−5、504−6内に画定される開口部602内に位置する。分離器504−2、504−4、504−5、504−6を伸張状態に配置するため、分離器は、電子機器500内に取り付けられるときに占める空間よりも平衡状態において僅かに小さい。減少した寸法は、取り付けられたときに分離器504−2、504−4、504−5、504−6を伸張状態にする。引張り力により、分離器504−2、504−4、504−5、504−は等しく反対方向の力により所定位置に保持される。たとえば、フレーム506の剛体構造物は、分離器504−2、504−4、504−5、504−6上に外側の力を与え、回路板アセンブリ502は、分離器504−2、504−4、504−5、504−6上に内側の力を与える。
追加的に、分離器504−1、504−3は、フレーム506の対向する側部上でフック604に連結される。分離器504−1、504−3は、回路板508の周りを延び、フレーム506上のフック604に連結する。したがって、分離器504−1、504−3は、フレーム506上のフック604の間伸張状態に引き伸ばされる。分離器504−1、504−3は、回路板508を開口部606を介して所定位置に保持し、開口部606は回路板508を圧縮する。開口部606は、分離器504−1、504−3が取り付けられたときに回路板508を保持するように、回路板508の寸法よりも僅かに小さい。
一実施形態において、分離器504および回路板アセンブリ502をフレーム506に取り付けるために、分離器504−1、504−3は、図5に示すように回路板508上に取り付けられる。分離器504−1、504−3を備える回路板アセンブリ502は、フレーム506内に配置される。分離器504−1、504−3は、開口部602がフレーム506上のフックに連結するように伸張される。同様に、分離器504−2、504−4、504−5、504−6は、フレーム上のフック604および回路板508上のフック516に開口部602を連結するように伸張される。他の実施形態において、フレーム506は2つの半体を有し、これらが結合されてフレーム506を形成する。
一実施形態において、回路板508を分離器504内の所定位置に保持するのを支援するために、分離器504内の開口部606と回路板508との間に接着材が配置される。さらに、他の実施形態において、接着剤は、開口部602とフック516およびフック604との間にそれぞれ配置され、分離器504をフック516およびフック604に対して保持するのを支援する。
図7は、電子機器500の一実施形態の断面図である。図示のように、分離器504−4、504−6は伸張状態にあり、回路板アセンブリ502およびフレーム506からの等しく反対方向の力により所定位置に保持される。回路板アセンブリ502の剛体構造は、分離器504―4、504−6に矢印702の方向に力を与える。同様にフレーム506の剛体構造は、矢印704の方向に分離器504−4、504−6に等しい力を与える。2つの力は分離器504−4、504−6を引張り状態にする。さらに、回路板アセンブリ502は、分離器504により生じる等しく反対方向の力により所定位置に保持される。特に、分離器504−4、504−6の張力は、分離器に、回路板アセンブリ502およびフレーム506の両方に対して戻る力を与える。分離器504−4、504−6の力および、分離器504−2、504−5の力は互いに相殺され、回路板アセンブリ502をフレーム506内の所定位置に保持する。
一実施形態において、分離器104に類似して、回路板アセンブリ502周りの分離器504の配置は、分離器504の分離中心を回路板アセンブリ502の重心付近にするように選択される。
分離器504は、それゆえ、回路板アセンブリ502の3軸の分離を提供する。分離器504は、線形振動と同様に回転振動に対する分離を提供し、回転および線形の3軸の分離を提供する。この実施形態において、回転および線形分離のために3軸の分離が提供されるが、他の実施形態において、回転分離または線形分離は提供されなくてもよく、あるいは、分離はかならずしも3軸全てにおいて提供されなくてもよい。
各分離器504はそれぞれ固有振動数を備える。固有振動数においてまたその付近(少し上またはすこし下)において、分離器504は振動エネルギーを増幅する。固有振動数よりもかなり小さい振動数において、分離器504は最小の効果になり、減衰がほとんどまたは全くなく、増幅を生じさせない。固有振動数よりもかなり大きい振動数において、分離器504は振動エネルギーを減弱(減衰)させる。
分離器504の固有振動数は、分離器504を構成する材料の種類、および分離器504が配置されるときの張力の大きさに基づいて制御できる。分離器504に用いられる材料がより剛性でれば固有振動数はより大きくなる。同様に、分離器504に作用する張力がより大きければ、固有振動数はより大きくなる。最後に、分離器504とフレーム506との間の接触面積の大きさは、固有振動数に影響を与える。それゆえ、分離器504は、寸法、張力、接触面積に関して特定の用途のための所望の減衰を達成するように構成される。
一実施形態において、分離器504は、固有振動数を、分離器504が減衰すべき環境の振動数またはそれより小さくなるように構成される。また、分離される装置の質量(たとえば回路板アセンブリ502)は、分離器504の固有振動数の決定に要因である。たとえば、一実施形態において、電子機器500は、450Hzおよびそれ以上の振動を生成する環境に置かれる。ここでは、分離器504は、所定の回路板アセンブリ502の質量において、450Hzおよびそれ以上の振動数を減衰させるために、350Hzの固有振動数を備える。
上述のように、分離器504の固有振動数を制御するために、材料、張力、接触面積は、所望の減衰基準に適合するように選択される。たとえば、一実施形態において、分離器504は、デュロメータ測定値20を備えるエラストマー材料から形成される。さらに、デュロメータ測定値による材料の選択に加えて、材料は、温度範囲にわたる材料の性能に基づいて選択される。たとえば、一実施形態において、分離器に望まれる温度範囲は、−45℃から85℃であり、分離器504の材料は、この所望の温度範囲でのデュロメータ測定値の変化がわずかであるように選択される。たとえば、一実施形態において、分離器504は、Barry Controls International社の209Eで形成される。
さらに、一実施形態において、分離器504は、5%から25%の伸張状態で配置される。各分離器504の張力を選択するために、各分離器504の寸法は、取り付け前に選択される。分離器504の寸法が平衡状態において取り付けられた寸法と比較して小さいほど、分離器504が取り付けられたときの張力が大きくなる。最後に、分離器504の寸法は、分離器504とフレーム506との間の所望の接触面積および分離器504と回路板アセンブリ502との間の所望の接触面積を達成するように選択される。
分離器504は、特定の形状および寸法を備えるように図示および説明されているが、他の実施形態において、分離器504は特定の用途に応じて所望の他の形状および寸法を備えることができる。たとえば、代替実施形態において、分離器504は、各側部に沿って延び、回路板アセンブリ502の角部で接触し、回路板アセンブリの周りのリングを形成する。このリングは、フレーム506に取り付けるときに、フックに連結させることにより位置決めされる。リングは、回路板アセンブリ502の回路板508の4つの側部の全て沿って延びるので、リングは回路板アセンブリ502に3軸の分離を提供する。さらに、電子機器500は、6つの分離器504を備えるように図示および説明されているが、3軸分離を達成するために他の数の分離器を用いてもよい。たとえば、上述したように一実施形態において、単一の分離器504は、回路板アセンブリ502の全ての側部の周りに延びる。他の実施形態において、回路板508は、三角形の形状であり、三角形の分離器504が用いられ、回路板508の各側部に1つの分離器504が配置される。
図1および図5において、上述の実施形態は、それぞれ圧縮分離器または引張り分離器とともに説明されたが、代替実施形態において、単一の実施形態のなかで、圧縮分離器および引張り分離器の組み合わせを用いることができる。換言すれば、電子機器を分離するための1つまたはそれ以上の分離器は圧縮状態であり、また、電子機器を分離するための1つまたはそれ以上の分離器は引張り状態である。
本明細書において特定の実施形態が説明されたが、本技術分野における当業者は、同一の目的を達成するために、任意の構成を用いることができることを理解されたい。本開示は、本発明の任意の応用例および変形例をカバーすることを意図している。それゆえ、本発明は添付の特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されることが明確に意図されている。

Claims (3)

  1. 電子機器(100)であって、
    フレーム(106)と、
    前記フレーム内の回路板アセンブリ(102)と、を有し前記回路板アセンブリは複数の回路板(108)を有し、
    前記電子機器は、前記回路板アセンブリと前記フレームとの間にエラストマー材料(104)を有し、前記エラストマー材料は等しく反対方向の力により所定位置に保持される、電子機器。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記エラストマー材料は、前記回路板アセンブリと前記フレームとの間で圧縮状態にある、装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、前記エラストマー材料は、前記回路板アセンブリと前記フレームとの間で伸張状態にある、装置。
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