JP2016039640A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モールドモータにおいて、導体を保持する部材と導体との境界の隙間を塞ぎ、モータの内部へ水滴が浸入することを抑制できる構造を提供する。
【解決手段】ステータを覆う樹脂製のモータケーシングと、リード線27等の導体と、導体を保持する導体保持部24と、を有する。導体保持部24は、第1保持部241と第2保持部242とを有する。第1保持部241は、その一部分がモータケーシングから外部へ露出し、他の一部分がモータケーシングの外表面よりも内部側に位置する。第2保持部242は、少なくとも一部分が第1保持部241よりもモータケーシングの内部側に位置する。また、第2保持部242は、熱可塑性の樹脂であり、導体、第1保持部241、およびモータケーシング23の少なくとも1つに溶着する。これにより、第2保持部242とそれに接する部材との隙間が塞がれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
従来、ステータが内部に埋め込まれた樹脂製のケーシングを有し、当該ケーシングの内側にロータを配置した、いわゆるモールドモータが知られている。モールドモータは、ステータの防水性や、モータ駆動時の防振性・防音性に優れている。従来のモールドモータについては、例えば、特開昭59−70163号公報や特開2009−112067号公報に記載されている。
特開昭59−70163号公報のモールドモータは、固定子鉄心に巻装した巻線に接続されるリード線に、口出ブッシュを装着し、口出ブッシュ装着部を含む巻線を熱硬化性樹脂で成形固化したものである(特許請求の範囲,第7図等参照)。一方、特開2009−112067号公報のモールドモータは、固定子がモールド樹脂によりモールド成形されてフレームが形成され、フレームからリード線を外部に引き出すブッシングが、フレームと一体成形されたものである(請求項1,図1等参照)。
特開昭59−70163号公報 特開2009−112067号公報
特開昭59−70163号公報の構造では、口出ブッシュとモールド樹脂との境界の僅かな隙間や、口出ブッシュとリード線との境界の僅かな隙間から、モールド樹脂の内部へ、水滴が浸入する虞がある。浸入した水滴が、モールド樹脂の内部の巻線や基板に到達すると、モータの故障の原因となり得る。そのような水滴の浸入を防止するために、特開2009−112067号公報では、ブッシングを弾性体とすることで、ブッシングの周囲の隙間を無くしている。しかしながら、特開2009−112067号公報の構造では、モールド樹脂によってブッシングが押圧されていなければならない。このため、モールド樹脂の厚みが薄い場合や、温度変化が生じた場合に、十分な押圧力が得られず、ブッシングの周囲に隙間が生じる可能性がある。
本発明の目的は、モールドモータにおいて、特開2009−112067号公報とは異なる方法で、導体を保持する部材とモールド樹脂との境界、または、導体を保持する部材と導体との境界の隙間を塞ぎ、モータの内部へ水滴が浸入することを抑制できる構造を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、上下に延びる中心軸の周りを取り囲む環状のステータと、前記ステータの径方向内側に配置されたロータと、前記ステータを覆う樹脂製のモータケーシングと、前記モータケーシングに覆われた部品と電気的に接続されるとともに、前記モータケーシングの外部へ延びる導体と、前記導体を保持する導体保持部と、を有し、前記導体保持部は、一部分が前記モータケーシングから外部へ露出し、他の一部分が前記モータケーシングの外表面よりも内部側に位置する第1保持部と、少なくとも一部分が前記第1保持部よりも前記モータケーシングの内部側に位置する第2保持部と、を有し、前記第2保持部は、熱可塑性の樹脂であり、前記導体、前記第1保持部、および前記モータケーシングの少なくとも1つに溶着している、モータである。
本願の例示的な第1発明によれば、第2保持部が周囲の部材に溶着することで、第2保持部とそれに接する部材との隙間が塞がれる。これにより、導体保持部とモータケーシングとの境界、または、導体保持部と導体との境界から、モータの内部へ水滴が浸入することを抑制できる。
図1は、第1実施形態に係るモータの縦断面図である。 図2は、第1実施形態に係る導体保持部の斜視図である。 図3は、第1実施形態に係るモータの部分縦断面図である。 図4は、第1実施形態に係る導体保持部およびリード線の分解断面図である。 図5は、第2実施形態に係る導体保持部およびリード線の斜視図である。 図6は、第3実施形態に係るモータの縦断面図である。 図7は、第3実施形態に係る導体保持部の斜視図である。 図8は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図9は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図10は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図11は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、ステータに対して回路基板側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るモータの製造時および使用時の向きを限定する意図はない。
<1.第1実施形態>
<1−1.モータの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ1の縦断面図である。このモータ1は、樹脂製のモータケーシング23の内部にステータ21が埋め込まれた、いわゆるモールドモータである。本実施形態のモータ1は、空調機等の家電製品に使用される。ただし、本発明のモータは、家電製品以外の用途に使用されるものであってもよい。例えば、本発明のモータは、自動車や鉄道等の輸送機器、OA機器、医療機器、工具、産業用の大型設備等に搭載されて、種々の駆動力を発生させるものであってもよい。
図1に示すように、モータ1は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、家電製品の枠体に固定される。回転部3は、静止部2に対して回転可能に支持される。
本実施形態の静止部2は、ステータ21、回路基板22、モータケーシング23、導体保持部24、下軸受部25、および上軸受部26を有する。
ステータ21は、駆動電流に応じて磁束を発生させる電機子である。ステータ21は、ステータコア211、インシュレータ212、および複数のコイル213を有する。ステータコア211は、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア211は、中心軸9の周りを取り囲む円環状のコアバック41と、コアバック41から径方向内側へ向けて突出する複数のティース42と、を有する。コアバック41は、中心軸9と略同軸に配置される。複数のティース42は、周方向に等間隔に配列される。
インシュレータ212は、ステータコア211に取り付けられる。インシュレータ212の材料には、絶縁体である樹脂が用いられる。インシュレータ212は、ティース42の軸方向の両端面および周方向の両面を覆うティース絶縁部51を有する。コイル213は、ティース絶縁部51に巻かれた導線により構成される。また、インシュレータ212は、コイル213の径方向内側および径方向外側において軸方向に延びる鍔部52を有する。これらの鍔部52によって、コイル213の巻き崩れが抑制される。
回路基板22は、ステータ21の上側に位置し、中心軸9に対して略垂直に配置される。回路基板22は、インシュレータ212の鍔部52の上端部に、例えば溶着により固定される。回路基板22には、コイル213に駆動電流を供給するための電気回路が搭載される。コイル213を構成する導線の端部は、回路基板22上の電気回路と電気的に接続される。外部電源から供給される電流は、回路基板22を介してコイル213へ流れる。
モータケーシング23は、ステータ21、回路基板22、および後述する導体保持部24を保持する樹脂製の部材である。モータケーシング23の材料には、例えば、熱硬化性の不飽和ポリエステル樹脂が用いられる。モータケーシング23は、ステータ21、回路基板22、および導体保持部24が収容された金型内の空洞に、樹脂を流し込んで硬化させることにより得られる。すなわち、モータケーシング23は、ステータ21、回路基板22、および導体保持部24をインサート部品とする樹脂成型品である。したがって、ステータ21、回路基板22、および導体保持部24は、少なくとも部分的に、モータケーシング23に覆われる。
本実施形態のモータケーシング23は、円筒部231および天板部232を有する。円筒部231は、軸方向に略円筒状に延びる。ステータ21は、円筒部231を構成する樹脂に覆われる。ただし、ティース42の径方向内側の端面を含むステータ21の一部分は、円筒部231から露出していてもよい。また、円筒部231の径方向内側には、後述するロータ32が配置される。天板部232は、ステータコア211およびロータ32よりも軸方向上側において、中心軸9に対して略垂直に広がる。天板部232の下面の中央には、凹状の軸受収容部233が設けられている。上軸受部26および後述するシャフト31の上端部は、軸受収容部233内に配置される。
導体保持部24は、モータケーシング23の外表面付近において、複数のリード線27を保持する。複数のリード線27には、例えば、コイル213または回路基板22に駆動電圧を供給する電力線、基準電圧をとるためのグラウンド線、回路基板22上の電子部品に接続される信号線が含まれる。ただし、複数のリード線27の中に、他の目的に用いられるリード線が含まれていてもよい。本実施形態では、リード線27の一方の端部が、モータケーシング23に覆われた回路基板22上の配線パターンに接続される。また、リード線27は、導体保持部24を通って、モータケーシング23の外部へ延び、モータ1の外部に設置された電源装置等に接続される。なお、導体保持部24の詳細な構造については、後述する。
下軸受部25は、ロータ32よりも軸方向下側において、シャフト31を回転可能に支持する。上軸受部26は、ロータ32よりも軸方向上側において、シャフト31を回転可能に支持する。本実施形態の下軸受部25および上軸受部26には、外輪と内輪との間に複数の球体を有するボールベアリングが、使用されている。下軸受部25の外輪は、金属製の下カバー部材251を介して、モータケーシング23の円筒部231の下端に固定される。上軸受部26の外輪は、金属製の上カバー部材261を介して、モータケーシング23の天板部232に固定される。また、下軸受部25および上軸受部26の内輪は、シャフト31の外周面に固定される。ただし、ボールベアリングに代えて、すべり軸受や流体軸受等の他方式の軸受が、使用されていてもよい。
本実施形態の回転部3は、シャフト31およびロータ32を有する。
シャフト31は、中心軸9に沿って配置された円柱状の部材である。シャフト31は、下軸受部25および上軸受部26に支持され、中心軸9を中心として回転する。シャフト31の下端部は、下軸受部25よりも下側へ突出する。シャフト31の下端部には、例えば、空調機用のファンが取り付けられる。ただし、シャフト31は、ギア等の動力伝達機構を介して、ファン以外の駆動部に連結されるものであってもよい。
なお、本実施形態のシャフト31は、モータケーシング23の下方へ突出しているが、本発明はこの限りではない。シャフト31は、モータケーシング23の上方へ突出し、その上端部が駆動部と連結されるようになっていてもよい。また、シャフト31は、モータケーシング23から上下に突出し、その上端部および下端部の双方が、それぞれ駆動部に連結されるようになっていてもよい。
ロータ32は、シャフト31に固定されて、シャフト31とともに回転する。ロータ32は、筒状のロータコア321と、複数のマグネット322とを有する。ロータコア321は、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。シャフト31は、ロータコア321の中央に設けられた貫通孔323に圧入される。複数のマグネット322は、ロータコア321の外周面に配置される。各マグネット322の径方向外側の面は、ティース42の径方向内側の端面と径方向に対向する磁極面となる。複数のマグネット322は、N極の磁極面とS極の磁極面とが交互に並ぶように、周方向に等間隔に配列される。
なお、複数のマグネット322に代えて、単一の円環状のマグネットが使用されていてもよい。円環状のマグネットを使用する場合には、マグネットの外周面に、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されていればよい。また、マグネットは、ロータコアの内部に埋め込まれていてもよい。また、磁性体粉を配合した樹脂でロータを成型し、当該ロータをシャフト31に固定してもよい。
モータ1の駆動時には、外部電源から、リード線27および回路基板22を介してコイル213に、駆動電圧が供給される。そうすると、ステータコア211の複数のティース42に、磁束が生じる。そして、ティース42とマグネット322との間の磁束が及ぼす作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、中心軸9を中心として回転部3が回転する。
なお、本実施形態では、マグネットを有するロータを用いているが、本発明では、マグネットのないロータが用いられていてもよい。例えば、インダクションモータやステッピングモータなどで、マグネットのないロータを、ステータからの磁気作用によって回転させる構造であってもよい。
<1−2.導体保持部の構造について>
続いて、導体保持部24の構造について、より詳細に説明する。図2は、導体保持部24の斜視図である。図3は、導体保持部24の付近におけるモータ1の部分縦断面図である。図4は、導体保持部24およびリード線27の分解断面図である。図2〜図4に示すように、導体保持部24は、第1保持部241と第2保持部242とを有する。
第1保持部241は、上下に配置された一対の外側部品61,62により形成される。外側部品61,62の材料には、後述する内側部品71,72よりも耐熱性の高い樹脂が用いられる。具体的には、外側部品61,62の材料として、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂や、66ナイロン樹脂を用いることができる。図2に示すように、本実施形態の第1保持部241は、略直方体状の外形を有する。ただし、第1保持部241の外形は、他の形状であってもよい。また、図3に示すように、第1保持部241は、モータケーシング23の外表面よりも外部側へ露出した部分と、モータケーシング23の外表面よりも内部側に位置する部分と、を有する。
図4に示すように、上側の外側部品61の下面には、径方向に延びる複数の溝611と、後述する内側部品71を配置するための上凹部612とが、設けられている。上凹部612は、複数の溝611よりも、径方向内側に位置する。また、下側の外側部品62の上面には、径方向に延びる複数の溝621と、後述する内側部品72を配置するための下凹部622とが、設けられている。下凹部622は、複数の溝621よりも、径方向内側に位置する。
第2保持部242は、上下に配置された一対の内側部品71,72により形成される。第2保持部242の少なくとも一部分は、第1保持部241よりもモータケーシング23の内部側に位置する。内側部品71,72の材料には、常温では固体であるが、モータケーシング23の成型時の熱によって溶融する、熱可塑性の樹脂が用いられる。具体的には、内側部品71,72の材料として、オレフィン系接着樹脂や、ポリエステル系ホットメルト接着剤を用いることができる。図4に示すように、上側の内側部品71の下面には、径方向に延びる複数の溝711が設けられている。また、下側の内側部品72の上面には、径方向に延びる複数の溝721が設けられている。
導体保持部24の組み立て時には、まず、一対の内側部品71,72を組み合わせて、第2保持部242を形成する。このとき、上下の溝711,721の間にリード線27を挟むとともに、上側の内側部品71の下端面と、下側の内側部品72の上端面とを、互いに接触させる。その後、一対の外側部品61,62を組み合わせて、第1保持部241を形成する。このとき、上下の溝611,621の間にリード線27を挟むとともに、上凹部612と下凹部622との間に第2保持部242を挟み、上側の外側部品61の下端面と、下側の外側部品62の上端面とを、互いに接触させる。これにより、一体化された導体保持部24が得られ、当該導体保持部24にリード線27が保持された状態となる。
ただし、第1保持部241は、2つの外側部品61,62のいずれか一方のみに、リード線27保持用の溝を有していてもよい。また、第2保持部242は、2つの内側部品71,72のいずれか一方のみに、リード線27保持用の溝を有していてもよい。
モータケーシング23の成型時には、上記の手順で組み立てられた導体保持部24と、ステータ21と、回路基板22とを、金型の内部に配置する。そして、当該金型内の空洞に、流動状態の樹脂を流し込む。その後、金型の内部において、樹脂を硬化させることによって、モータケーシング23を得る。
図2に示すように、本実施形態では、外側部品62の周方向の両端面に、一対の凸部623が設けられている。凸部623は、モータケーシング23の外周面よりも径方向外側に露出する。モータケーシング23の成型時には、これらの凸部623が、金型に固定される。これにより、金型に対する導体保持部24の位置が固定され、樹脂圧による導体保持部24の移動が防止される。なお、凸部623は、第1保持部241の他の位置に設けられていてもよい。また、凸部623に代えて、凹部が設けられていてもよい。
金型の内部に流し込まれる樹脂の温度は、一般に90℃〜130℃である。本実施形態では、内側部品71,72を構成する材料の融点が、当該流動状態の樹脂の温度よりも低い。このため、金型の内部に樹脂を流し込むと、樹脂から伝導する熱によって、内側部品71,72が溶融する。その結果、内側部品71,72が、周囲の部材に溶着する。具体的には、内側部品71,72は、それと接触する外側部品61,62、リード線27、およびモータケーシング23に対して溶着する。また、内側部品71,72同士も、互いに溶着する。
このように、第2保持部242を周囲の部材に溶着すれば、第2保持部242とそれに接する部材との隙間が塞がれる。したがって、仮に、第1保持部241とモータケーシング23との境目、または、第1保持部241とリード線27との境目から、モータケーシング23内に水滴が浸入したとしても、それらの水滴は第2保持部242においてせき止められる。したがって、第2保持部242よりもモータケーシング23の内部側へ、水滴が浸入することを、抑制できる。
特に、本実施形態では、モータケーシング23の成型時の熱を利用して、内側部品71,72を溶融させる。このため、モータケーシング23の成型工程とは別に、内側部品71,72を加熱する工程を実施する必要はない。したがって、工程数を増やすことなく、内側部品71,72の溶着を行うことができる。
なお、本実施形態では、一対の外側部品61,62を構成する材料の融点は、上述した流動状態の樹脂の温度よりも高い。このため、モータケーシング23の成型時に、金型の内部に樹脂が流し込まれても、当該樹脂からの熱によって、外側部品61,62が溶融することはない。したがって、第1保持部241の変形を抑えながら、第2保持部242を溶着させることができる。
本実施形態では、内側部品71,72が、外側部品61,62、リード線27、およびモータケーシング23の全てに対して、溶着される。このため、第2保持部242よりも内部側への水滴の浸入を、ほぼ完全にブロックできる。しかしながら、内側部品71,72は、必ずしもこれらの全ての部品に対して、溶着されていなくてもよい。内側部品71,72は、これらの部品のうちの少なくとも1つに対して溶着されていれば、当該溶着部において、水滴の浸入を部分的にブロックする効果を得ることができる。
ただし、内側部品71,72は、第1保持部241よりもモータケーシング23の内部側において、リード線27およびモータケーシング23の双方に溶着されることが好ましい。そうすれば、仮に第1保持部241まで水が浸入したとしても、それより内部側への水滴の浸入経路が塞がれる。したがって、水滴の浸入をより抑制できる。
また、図2〜図4に示すように、本実施形態の第2保持部242は、2つの外側部品61,62に挟まれる直方体部73と、外側部品61,62よりも径方向内側に位置する突出部74と、を有する。突出部74は、直方体部73から径方向内側に突出するとともに、第1保持部241の表面に沿って上下に広がる。このような形状にすれば、第2保持部242と第1保持部241との接触面積、および、第2保持部242とモータケーシング23との接触面積が、増加する。したがって、ラビリンス効果および溶着面積の増加によって、水滴の浸入をより抑制できる。
また、図2に示すように、本実施形態では、直方体部73の周方向の両端面が、第1保持部241から露出している。これらの露出した面は、モータケーシング23に接触するとともに、モータケーシング23に対して溶着する。このように、直方体部73の外側部品61,62に接触する2面以外の少なくとも2面を、第1保持部241から露出させるようにすれば、第2保持部242のモータケーシング23に対する溶着面積が増加する。その結果、水滴の浸入をより抑制できる。
また、本実施形態では、上側の内側部品71に設けられた複数の溝711と、下側の内側部品72に設けられた複数の溝721との間に、複数のリード線27が配置される。そして、リード線27の外周面と、各溝711,721を構成する曲面とが、面接触する。このようにすれば、リード線27に対する第2保持部242の溶着面積が増加する。したがって、リード線27に沿って水滴が内部側へ浸入することを、より抑制できる。
また、本実施形態では、複数のリード線27が、一繋がりの内側部品71,72で保持されている。このようにすれば、第2保持部242の部品点数を抑制できるとともに、第2保持部242を組み立てる作業が容易となる。また、部品点数が少なくなれば、部品間の隙間も減るため、水滴の浸入をより抑制できる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、導体保持部24Aの構造のみが、上記の第1実施形態と相違する。このため、以下では、導体保持部24Aの構造のみを説明し、他の部分については重複説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る導体保持部24Aおよびリード線27Aの斜視図である。図5の例では、3本のリード線27Aが導体保持部24Aに保持されている。本実施形態の導体保持部24Aは、第1保持部241Aと、リード線27Aの数と同数の3つの第2保持部242Aと、を有する。
本実施形態では、第2保持部242Aの形状が、円筒状である。3本のリード線27Aは、それぞれ、第2保持部242A内に挿入されることによって、第2保持部242Aに保持される。すなわち、第2保持部242Aは、各リード線27Aの外周面の一部分を被覆する。第1保持部241は、上下に配置された一対の外側部品61A,62Aにより形成される。3本のリード線27Aおよび3つの第2保持部242Aは、上側の外側部品61Aと下側の外側部品62Aとの間に挟まれて保持される。
このように、本実施形態の第2保持部242Aは、リード線27Aを上下から挟むのではなく、リード線27Aを被覆することで、リード線27Aを保持する。また、本実施形態では、第2保持部242Aが、リード線27A毎に別個の部材となっている。このような構造であっても、第2保持部242を周囲の部材に溶着させれば、第2保持部242Aとそれに接する部材との隙間が塞がれる。したがって、導体保持部24Aとモータケーシング23Aとの境界、または、導体保持部24Aとリード線27Aとの境界から、モータの内部へ水滴が浸入することを抑制できる。
なお、導体保持部24Aに保持されるリード線27Aおよび第2保持部242Aの数は、それぞれ、1〜2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
<3.第3実施形態>
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態に係るモータ1Bの縦断面図である。本実施形態のモータ1Bは、図1に示す第1実施形態のモータ1と細部において相違するものの、基本的な構造は類似している。このため、以下では、導体保持部24Bおよびその周辺の構造を中心に説明し、他の部分については重複説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態のモータ1Bでは、モータケーシング23Bの外部に、回路基板22Bが配置されている。回路基板22Bは、ステータ21Bよりも上側において、中心軸9Bに対して略垂直に配置される。図6中に拡大して示したように、回路基板22Bの下面には、コネクタ221Bが設けられている。コネクタ221Bは、回路基板22B上の配線パターンと電気的に繋がる金属端子を有する。
コネクタ221Bには、導体保持部24Bが接続される。導体保持部24Bは、モータケーシング23Bに覆われた部分と、モータケーシング23Bから上方へ突出した部分とを有する。コイル213Bから引き出された導線81Bの端部は、モータケーシング23B内において、導体保持部24Bに保持される。また、導体保持部24Bのモータケーシング23Bから突出した部分を、コネクタ221Bに接続すると、コネクタ221B内の金属端子と、導体保持部24B内の金属端子とが、互いに接触する。その結果、回路基板22B上の配線パターンとコイル213Bとが、電気的に接続される。
図7は、導体保持部24Bの斜視図である。図7に示すように、導体保持部24Bは、第1保持部241Bと、第1保持部241Bよりも下側に位置する第2保持部242Bとを有する。第2保持部242Bの材料には、常温では固体であるが、モータケーシング23Bの成型時の熱によって溶融する、熱可塑性の樹脂が用いられる。第1保持部241Bの材料には、第2保持部242Bよりも耐熱性の高い樹脂が用いられる。
この導体保持部24Bには、コイル213Bから引き出された4本の導線81Bの端部と、4つの金属端子82Bとが、導体として保持される。第1保持部241Bには、上下に貫通する4つの端子用孔63Bが、設けられている。4つの金属端子82Bは、これらの端子用孔63Bを通って、上下に延びる。金属端子82Bの下端部は、導体保持部24Bの内部において、第2保持部242Bに接触する。一方、第2保持部242Bの側面には、4つの切り欠き75Bが設けられている。4本の導線81Bは、これらの切り欠き75Bを通って、導体保持部24B内に挿入される。そして、導体保持部24Bの内部において、4つの金属端子82Bと4本の導線81Bとが、それぞれ接続される。
モータケーシング23Bの成型時には、金型内に流し込まれる樹脂の熱で、第2保持部242Bが溶融する。そうすると、第2保持部242Bは、4つの切り欠き75Bにおいて、それぞれ導線81Bに溶着する。また、導体保持部24Bの内部において、第2保持部242Bが4つの金属端子82Bに溶着する。これにより、金属端子82Bおよび導線81Bの周囲の隙間が、樹脂で塞がれる。したがって、金属端子82Bおよび導線81Bに沿って、モータケーシング23Bの内部に水滴が浸入することを、抑制できる。
また、第2保持部242Bは、第1保持部241Bおよびモータケーシング23Bに対しても、溶着する。これにより、水滴の浸入経路がより減少するため、モータケーシング23Bの内部に水滴が浸入することを、より抑制できる。
なお、第2保持部242Bに、切り欠き75Bに代えて貫通孔を設け、当該貫通孔に導線81Bを通すようにしてもよい。また、導体保持部24Bに保持される導線81Bおよび金属端子82Bの数は、それぞれ1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
<4.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
図8は、一変形例に係るモータ1Cの部分縦断面図である。図8の例では、第1保持部241Cの外表面に、凹部64Cが設けられている。凹部64Cは、モータケーシング23Cを構成する樹脂に覆われている。モータケーシング23Cの成型時には、流動状態の樹脂が、凹部64C内にも充填される。したがって、凹部64C内の樹脂が硬化すると、当該樹脂と第1保持部241Cとが係止し合うことによって、モータケーシング23Cからの第1保持部241Cの抜けが防止される。
なお、第1保持部241Cの外表面に、凹部64Cに代えて凸部を設け、当該凸部がモータケーシング23Cに覆われるようにしてもよい。
図9は、他の変形例に係るモータ1Dの部分縦断面図である。図9の例では、第2保持部242Dに、1本または複数本の脚部76Dが設けられている。脚部76Dは、回路基板22D側へ延びて、その先端部が回路基板22Dに固定されている。このようにすれば、モータケーシング23Dの成型時に、回路基板22Dと導体保持部24Dとを、互いに固定した状態で金型内に配置できる。また、モータケーシング23Dの成型時には、金型内に流し込まれる樹脂の熱で、脚部76Dが溶融する。その結果、モータケーシング23Dに対して脚部76Dが溶着する。したがって、脚部76Dに沿って回路基板22Dへ、水滴が浸入することを抑制できる。
図10は、他の変形例に係るモータ1Eの部分縦断面図である。図10の例では、第2保持部242Eの全体が、第1保持部241Eよりもモータケーシング23Eの内部側に、配置されている。このような構造であっても、第2保持部242Eをリード線27Eおよびモータケーシング23Eに対して溶着すれば、第2保持部242Eよりも内部側への水滴の浸入を抑制できる。
なお、図10の例では、第1保持部241Eと第2保持部242Eの端面同士が接触している。したがって、第2保持部242Eは、第1保持部241Eに対しても溶着する。また、第1保持部241Eと第2保持部242Eとを互いに接触するように配置すれば、導体保持部24Eを全体としてコンパクトに配置できる。ただし、第1保持部241Eと第2保持部242Eとは、間隔をあけて配置されていてもよい。
図11は、他の変形例に係るモータ1Fの部分縦断面図である。図11の例では、モータケーシング23Fの外周面に、径方向外側へ向けて突出する環状突起234Fが設けられている。そして、当該環状突起234Fに対して、第1保持部241Fが固定されている。第1保持部241Fと環状突起234Fの境目付近では、第1保持部241Fの表面と環状突起234Fの表面とが、段差の無い連続した環状面を形成する。また、図11の例では、当該環状面に、防水テープ83Fが巻かれている。このようにすれば、第1保持部241Fとモータケーシング23Fとの境目からの水滴の浸入自体を防止できる。したがって、モータケーシング23Fの内部への水滴の浸入を、より抑制できる。
また、上記の第1実施形態では、電気回路が形成された回路基板に対して、リード線が接続されていた。しかしながら、本発明のモータは、回路基板に代えて、電気回路が形成されていない配線板を有していてもよい。そして、当該配線板に、リード線やコネクタが接続されていてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第1保持部が、2つの外側部品により構成されていた。しかしながら、第1保持部を構成する外側部品の数は、3つ以上であってもよい。また、一部の外側部品同士は、互いに繋がっていてもよい。また、上記の第1実施形態では、第2保持部が、2つの内側部品により構成されていた。しかしながら、第2保持部を構成する内側部品の数は、3つ以上であってもよい。また、一部の内側部品同士は、互いに繋がっていてもよい。
また、上記の第1実施形態では、モータケーシングの成型時の熱を利用して、第2保持部を溶融させていた。しかしながら、第2保持部を加熱する手段は、必ずしもモータケーシングの成型時の熱でなくてもよい。例えば、モータケーシングの成型後に、モータの外部から導体保持部に熱風を吹き付けたり、加熱チャンバ内にモータを配置したりすることによって、第2保持部を溶融させるようにしてもよい。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータに利用できる。
1,1B,1C,1D,1E,1F モータ
2 静止部
3 回転部
9,9B 中心軸
21,21B ステータ
22,22B,22D 回路基板
23,23A,23B,23C,23D,23E,23F モータケーシング
24,24A,24B,24D 導体保持部
25 下軸受部
26 上軸受部
27,27A,27E リード線
31 シャフト
32 ロータ
41 コアバック
42 ティース
51 ティース絶縁部
52 鍔部
61,61A,62,62A 外側部品
63B 端子用孔
64C 凹部
71,72 内側部品
73 直方体部
74 突出部
75B 切り欠き
76D 脚部
81B 導線
82B 金属端子
83F 防水テープ
211 ステータコア
212 インシュレータ
213,213B コイル
221B コネクタ
241,241A,241B,241C,241E,241F 第1保持部
242,242A,242B,242D,242E, 第2保持部
321 ロータコア
322 マグネット
611,621 溝
612 上凹部
622 下凹部
623 凸部
711,721 溝

Claims (15)

  1. 上下に延びる中心軸の周りを取り囲む環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置されたロータと、
    前記ステータを覆う樹脂製のモータケーシングと、
    前記モータケーシングに覆われた部品と電気的に接続されるとともに、前記モータケーシングの外部へ延びる導体と、
    前記導体を保持する導体保持部と、
    を有し、
    前記導体保持部は、
    一部分が前記モータケーシングから外部へ露出し、他の一部分が前記モータケーシングの外表面よりも内部側に位置する第1保持部と、
    少なくとも一部分が前記第1保持部よりも前記モータケーシングの内部側に位置する第2保持部と、
    を有し、
    前記第2保持部は、熱可塑性の樹脂であり、前記導体、前記第1保持部、および前記モータケーシングの少なくとも1つに溶着している、モータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記第1保持部を構成する材料の融点は、前記モータケーシングの成型時における流動状態の樹脂の温度よりも高く、
    前記第2保持部を構成する材料の融点は、前記モータケーシングの成型時における流動状態の樹脂の温度よりも低い、モータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、前記第1保持部よりも前記モータケーシングの内部側において、前記導体および前記モータケーシングの双方に溶着している、モータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第1保持部と前記第2保持部とが、互いに接触し、
    前記第2保持部が、前記第1保持部に溶着している、モータ。
  5. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記第1保持部は、互いに接触する少なくとも2つの外側部品を有し、
    前記第2保持部は、前記2つの外側部品に挟まれるとともに、前記2つの外側部品の双方に接触する、モータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、前記第1保持部から突出するとともに、前記第1保持部の表面に沿って広がる突出部を有する、モータ。
  7. 請求項5または請求項6に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、前記2つの外側部品に挟まれる直方体部を有し、
    前記直方体部の前記外側部品に接触する2面以外の少なくとも2面が、前記第1保持部から露出して前記モータケーシングに接触する、モータ。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、互いに接触する少なくとも2つの内側部品を有し、
    前記導体は、前記2つの内側部品のうちの少なくとも一方の内側部品に設けられた溝と、他方の内側部品との間に挟まれている、モータ。
  9. 請求項8に記載のモータにおいて、
    前記一方の内側部品は複数の前記溝を有し、
    複数の前記導体が、複数の前記溝に、それぞれ配置される、モータ。
  10. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、前記導体を被覆する筒状の部材である、モータ。
  11. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記導体は、導線および前記導線に接続された金属端子を含み、
    前記第1保持部は、前記金属端子を通す端子用孔を有し、
    前記第2保持部は、前記金属端子に溶着している、モータ。
  12. 請求項11に記載のモータにおいて、
    前記第2保持部は、前記導線を通す切り欠きまたは貫通孔を有し、
    前記第2保持部は、前記切り欠きまたは前記貫通孔において、前記導線に溶着している、モータ。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第1保持部は、その表面に凸部または凹部を有し、
    前記凸部または前記凹部は、前記モータケーシングから露出している、モータ。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第1保持部は、その表面に凸部または凹部を有し、
    前記凸部または前記凹部は、前記モータケーシングに覆われている、モータ。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記モータケーシング内に配置された回路基板または配線板をさらに有し、
    前記第2保持部は、前記回路基板または前記配線板に固定される脚部をさらに有する、モータ。
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