JP2016039057A - 燃料電池モジュール - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態による燃料電池モジュールを備えた固体酸化物型燃料電池装置(SOFC)を示す全体構成図である。この図1に示すように、固体酸化物型燃料電池装置(SOFC)1は、本発明の一実施形態による燃料電池モジュール2と、補機ユニット4を備えている。
さらに、燃料電池モジュール2には、燃料電池モジュール2により発電された電力を外部に供給するための電力取出部(電力変換部)であるインバータ54が接続されている。
図2に示すように、燃料電池セル収容容器8内の空間には、複数の燃料電池セル16が同心円状に配列され、その周囲を取り囲むように第2燃料ガス通路である内側燃料ガス供給流路20a、第1燃料ガス通路である外側燃料ガス供給流路20b、排気ガス通路である排ガス排出流路21、酸化剤ガス供給流路22が順に同心円状に形成されている。
燃焼触媒器60は、排気ガス横断通路23aよりも上方に、外側円筒部材66の外周面と内側円筒容器68の内周面の間の円環状の空間に充填された触媒である。排ガス排出流路21を下降した排気ガスは、燃焼触媒器60を通過することにより一酸化炭素が除去され、排気ガス横断通路23aを通って排気ガス室23に流入する。
シースヒーター61は、燃焼触媒器60の下方の、外側円筒部材66の外周面を取り囲むように取り付けられた電気ヒーターである。固体酸化物型燃料電池装置1の起動時において、シースヒーター61に通電することにより、その近傍に配置されている燃焼触媒器60が活性温度まで加熱される。
図4は排気集約室の部分を拡大して示す断面図であり、図5は、図2におけるV−V断面である。
図4に示すように、排気集約室18は、各燃料電池セル16の上端部に取り付けられたドーナツ型断面のチャンバーであり、この排気集約室18の中央には、酸化剤ガス噴射用パイプ74が貫通して延びている。
集約室下部材18bは、上方が開放された円形皿状の部材であり、その中央には、酸化剤ガス噴射用パイプ74を貫通させるための円筒部が設けられている。
集約室上部材18aは、下方が開放された段付き円形カップ状の部材であり、その中央には、酸化剤ガス噴射用パイプ74を貫通させるための開口部が設けられている。集約室上部材18aの下部は、集約室下部材18bの上方に開口したドーナツ型断面の領域に嵌め込まれる形状に構成されている。
まず、内側円筒部材64と外側円筒部材66の間の空間で構成されている外側燃料ガス供給流路20bの下部には、水蒸気改質用の水蒸気を生成するための蒸発部86が設けられている。蒸発部86は、外側円筒部材66の下部内周に取り付けられたリング状の傾斜板86a及び水供給パイプ88から構成されている。また、蒸発部86は、排ガス排出流路21内に配置されたシースヒーター61と、排気ガス室23内に配置された断熱材板状部73aとの間に配置されている。傾斜板86aは、リング状に形成された金属の薄板であり、その外周縁が外側円筒部材66の内壁面に取り付けられる。一方、傾斜板86aの内周縁は外周縁よりも上方に位置し、傾斜板86aの内周縁と、内側円筒部材64の外壁面との間には隙間が設けられている。
このように、第1改質部94aと第2改質部94bは、中間円筒部材65の上部を挟んで対向するように配置されており、第1改質部94aと第2改質部94bの間では、中間円筒部材65を介して熱交換が行われる。
図2に示すように、燃料ガス分散室76には、水素取出管92が接続されている。この水素取出管92は、燃料ガス分散室76の内部と連通し、断熱材板状部73aを貫通し、さらに排気ガス室23を貫通して燃料電池モジュール2の外部まで延びている。図1に示すように、水素取出管92は、補機ユニット4に内蔵された凝縮器33に接続されている。燃料ガス分散室76内の燃料ガスは、水素ガスと共に多くの水蒸気を含んでいる。凝縮器33においては、燃料ガスに含まれている水蒸気が凝縮され、水素ガスと分離される。水蒸気を分離された水素ガスは、オリフィス34及び電磁弁35を介して、燃料供給源30から供給された原燃料ガスに、燃料ブロア38の上流側で混合される。水素ガスが添加された原燃料ガスは、燃料ブロア38により脱硫器36に送り込まれる。
まず、固体酸化物型燃料電池装置1の起動工程において、燃料ブロア38が起動され、燃料の供給が開始されると共に、シースヒーター61への通電が開始される。シースヒーター61への通電が開始されることにより、その上方に配置された燃焼触媒器60が加熱されると共に、内側に配置された蒸発部86も加熱される。燃料ブロア38により供給された燃料は、脱硫器36を介して、燃料ガス供給パイプ90から外側燃料ガス供給流路20bに流入する。流入した燃料は、外側燃料ガス供給流路20b内を上昇して第1改質部94aに至り、次いで、第2改質部94b内、及び内側燃料ガス供給流路20a内を下降し、内側円筒部材64の下部に設けられた多数の小穴64bを通って燃料ガス分散室76に流入する。なお、固体酸化物型燃料電池装置1の起動直後においては、第1改質部94a、第2改質部94b内の改質用触媒96の温度が十分に上昇していないため、燃料の改質は行われない。
CmHn+xH2O → aCO2+bCO+cH2 (1)
図6は、本発明の実施形態による燃料電池モジュール2の改質部付近を拡大して示す断面図である。
図6に示すように、排気集約室18から流出したオフガスは燃焼部10aにおいて燃焼されるため、燃焼部10aを取り囲むように位置している第2改質部94bの上部が加熱される。また、燃焼により生じた排気ガスは、上方にある小穴64aを通って排ガス排出流路21に流入し、内側に配置された第1改質部94aを加熱しながら下方に流れる。このため、第1改質部94aの上部が最も高温の排気ガスによって加熱され、排気ガスは温度を低下させながら下方へ流れ、第1改質部94aの下部を加熱する。従って、第1改質部94a、第2改質部94bとも、その上部は加熱されやすく、下部は加熱されにくい状態にある。
3H2+CO → CH4+H2O (2)
また、上述した実施形態においては、第1改質部94aの入口と出口、第2改質部94bの入口と出口が夫々同じ高さ位置に構成されていたが、メタネーション反応による熱伝導の効果が及ぶ範囲で、これらの高さを変更することもできる。
2 燃料電池モジュール
4 補機ユニット
7 外側断熱材
8 燃料電池セル収容容器
10 発電室
10a 燃焼部
16 燃料電池セル(固体酸化物型燃料電池セル)
18 排気集約室
18a 集約室上部材
18b 集約室下部材(第2固定部材)
18c 挿通穴
18d 噴出口
18e 接着剤充填枠
19a 大径シールリング
19b 小径シールリング
19c カバー部材
20a 内側燃料ガス供給流路(第2燃料ガス通路)
20b 外側燃料ガス供給流路(第1燃料ガス通路)
21 排ガス排出流路(排気ガス通路)
22 酸化剤ガス供給流路
23 排気ガス室
23a 排気ガス横断通路
24 水供給源
26 純水タンク
28 水流量調整ユニット(水供給装置)
30 燃料供給源
33 凝縮器
34 オリフィス
35 電磁弁
36 脱硫器(水添脱硫器)
36c 脱硫器流入管
36d 脱硫器流出管
38 燃料ブロア(燃料供給装置)
40 空気供給源
45 空気流量調整ユニット(酸化剤ガス供給装置、空気ブロア)
50 温水製造装置
54 インバータ
56 酸化剤ガス導入パイプ(酸化剤ガス流入口)
58 排ガス排出パイプ(排ガス流出口)
60 燃焼触媒器
61 シースヒーター(ヒーター)
63 第1固定部材(分散室形成板)
63a 挿通穴
63b 接着剤充填枠
64 内側円筒部材(発電室構成部材)
64a 小穴
64b 小穴
64c ステー(位置決め部材)
64d 棚部材
65 中間円筒部材
66 外側円筒部材
66a 棚部材
67 カバー部材
68 内側円筒容器(排気通路構成部材)
70 外側円筒容器(供給通路構成部材)
72 分散室底部材
72a 挿通管(バスバー通路)
72b フランジ部
73a 断熱材板状部
73b 断熱材突出部
74 酸化剤ガス噴射用パイプ
76 燃料ガス分散室
78 碍子
80 バスバー
82 集電体
86 蒸発部
86a 傾斜板
88 水供給パイプ
90 燃料ガス供給パイプ
92 水素取出管
94a 第1改質部
94b 第2改質部
96 改質用触媒
Claims (3)
- 燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、
燃料ガスと酸化剤ガスを反応させる複数の固体酸化物型燃料電池セルと、
これら複数の固体酸化物型燃料電池セルが内部に立設された発電室と、
この発電室の少なくとも一部を取り囲むように、上記複数の固体酸化物型燃料電池セルと概ね平行に延びる第1燃料ガス通路と、
この第1燃料ガス通路の内側に沿って形成され、上記第1燃料ガス通路を通過した燃料ガスを流入させ、流出した燃料ガスが上記複数の固体酸化物型燃料電池セルに導かれる第2燃料ガス通路と、
上記第1燃料ガス通路の少なくとも一部を取り囲むように設けられ、上記第1燃料ガス通路との間で熱交換可能に構成された排気ガス通路と、
上記第1燃料ガス通路の内部に、燃料ガスを水蒸気改質する改質用触媒を配置することにより構成された第1改質部と、
上記第2燃料ガス通路の内部に改質用触媒を配置することにより構成され、上記第1改質部との間で熱交換可能に配置された第2改質部と、
を有することを特徴とする燃料電池モジュール。 - 上記発電室内には、上記複数の固体酸化物型燃料電池セルにおいて発電に使用されずに残った燃料ガスを燃焼させる燃焼部が設けられ、上記第2改質部は、その上部が上記燃焼部の少なくとも一部を取り囲むように配置されている請求項1記載の燃料電池モジュール。
- 上記第1燃料ガス通路の少なくとも一部を取り囲む上記排気ガス通路は上方から下方に向けて排気ガスを導き、上記第1燃料ガス通路は下方から上方に向けて燃料ガスを導き、上記第2燃料ガス通路は上方から下方に向けて燃料ガスを導く請求項2記載の燃料電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014162314A JP2016039057A (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 燃料電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016039057A true JP2016039057A (ja) | 2016-03-22 |
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Family Applications (1)
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JP2014162314A Pending JP2016039057A (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 燃料電池モジュール |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2016039057A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01264903A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-23 | Kobe Steel Ltd | 炭化水素の改質装置 |
US4910100A (en) * | 1989-07-21 | 1990-03-20 | Fuji Electric Co., Ltd. | Solid electrolyte fuel cell |
JP2013171741A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Toto Ltd | 燃料電池装置 |
-
2014
- 2014-08-08 JP JP2014162314A patent/JP2016039057A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPH01264903A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-23 | Kobe Steel Ltd | 炭化水素の改質装置 |
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