JP2016038421A - レンズ鏡筒、光学機器、撮像装置、及びカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レンズ鏡筒は、回転可能な操作リング101及びその回転操作の開始を検出する操作検出部26を備える。レンズ鏡筒が低消費電力モードの状態で、操作検出部26によって操作リング101の回転操作の開始が検出された場合にレンズ鏡筒は低消費電力モードから復帰する。操作検出部26は、操作リング101の回転が伝達される円筒電極部103を有する。円筒側面部には電極パターン部が配置されている。電極ブラシ104a〜cは、円筒電極部103の電極パターン部と接触して導通する。円筒電極部103の電極パターン部は導通部と非導通部を有しており、非導通部はダイヤモンドライクカーボンのコーティング処理による非導電性の薄膜で形成される。
【選択図】 図1
Description
図2は本実施形態におけるレンズ鏡筒を含むカメラシステムの構成例を示すブロック図である。図2にはデジタルカメラの本体部であるカメラボディ1と、カメラボディ1に対して、取り外し可能な交換レンズユニットのレンズ鏡筒2を示す。なお、交換レンズユニットは、カメラボディ1とは別の部品であるが、カメラボディ1に装着した状態で使用されることによってカメラシステムを構成する。したがって、以下では撮像装置の一部として説明する。
(1)電極ブラシ104aと104cが導通した状態(第1導通状態)。
(2)電極ブラシ104bと104cが導通した状態(第2導通状態)。
(3)互いの電極ブラシが導通していない状態(非導通状態)。
端子143aの電圧がLレベルである場合、または切替スイッチの端子141aが端子141cと導通していないOFF状態である場合には、抵抗145aにおいて電圧降下が生じない。よって、レンズシステム制御部21の入力端子に接続された端子144aの電圧がHレベルとなる。また、端子143aの電圧がHレベルであって、かつ切替スイッチの端子141aが端子141cと導通しているON状態である場合には、抵抗145aにおいて電圧降下が生じる。よって、レンズシステム制御部21の入力端子に接続された端子144aの電圧がLレベルとなる。また、切替スイッチの端子141b、FET142b、端子144b、抵抗145bからなる電気回路においても、切替スイッチの端子141a,FET142a、端子144a、抵抗145aからなる電気回路と同様の動作が行われる。すなわち、前記の説明にてそれぞれに対応する各回路素子の符号に読み替えればよい。
・(H,H):端子144a,144bからの信号がどちらもHレベルである場合、リセットIC27はLレベルの信号を出力する。
・(H,L)または(L,H):端子144a,144bからの信号のうち、一方がHレベルであって、他方がLレベルである場合、リセットIC27はHレベルの信号を出力する。
図8(A)を参照して、レンズシステム制御部21が行う処理を説明する。図8(A)は、カメラ本体部が低消費電力モードになったことをレンズ鏡筒が認識してから、レンズ鏡筒が低消費電力モードに移行するまでの処理を説明するフローチャートである。以下の処理は、レンズシステム制御部21のCPU(中央演算処理装置)がメモリからプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1101でCPUは端子143a,143bをHレベルに設定する。この時、スイッチの端子141a又は141bが端子141cと導通したON状態であれば、FET142a又は142bのソース(S)に電流が流れ、端子144aまたは144bの電位はLレベルを示す。
・円筒電極部103の円筒側面部103eがスラスト方向に短くなり、円筒側面部103eは電極ブラシ104a,104bと接触していること。
・スラスト付勢ばね107は、円筒電極部103の軸部の片側をスラスト方向に付勢する付勢部材であり、軸部と電気的に導通していること。
21 レンズシステム制御部
24 操作リング
25 回転量検出部
26 操作検出部
101 操作リング
103 円筒電極部
104a〜c 電極ブラシ
106a,b 軸受け部
Claims (13)
- 操作部材及び該操作部材が回転したことを検出する操作検出手段を備えるレンズ鏡筒であって、
前記操作検出手段は、
側面部に電極パターン部が配置された円筒電極部と、
前記円筒電極部の電極パターン部と接触して導通する電極ブラシと、を備え、
前記円筒電極部の電極パターン部は導通部及び非導通部を有しており、前記非導通部が非導電性の薄膜により形成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記非導電性の薄膜は、ダイヤモンドライクカーボンのコーティング処理により形成されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記薄膜は、膜厚が0.1マイクロメートル以上で10マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
- 前記薄膜はシリコンを含有していることを特徴とする請求項2または3に記載のレンズ鏡筒。
- 前記円筒電極部はステンレス鋼、銅合金、またはアルミニウムで形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 前記円筒電極部の軸部を軸支する軸受け部を有しており、
前記軸部が前記軸受け部と接触する部分には、ダイヤモンドライクカーボンのコーティング処理が施されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記円筒電極部をスラスト方向に付勢して前記円筒電極部と電気的に導通する付勢部材をさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 前記操作部材の回転量を検出する回転量検出手段をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒が低消費電力モードの状態で前記操作検出手段により前記操作部材の回転操作の開始が検出された場合に、前記低消費電力モードから復帰させる処理を行う制御手段を備えることを特徴とする光学機器。 - レンズを駆動させる駆動手段を備え、
前記制御手段は、前記低消費電力モードから復帰した場合、前記操作部材の回転量を検出する回転量検出手段の出力により前記駆動手段を制御して前記レンズを駆動させることを特徴とする請求項9に記載の光学機器。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えるか、または該レンズ鏡筒が本体部に装着される撮像装置であって、
前記レンズ鏡筒が低消費電力モードの状態で前記操作検出手段により前記操作部材の回転操作の開始が検出された場合に、前記低消費電力モードから復帰させる処理を行う制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒を通過した光束を受光する撮像手段と、
前記撮像手段を用いた撮影動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、電源が遮断された状態の第1モードと、電源が供給されて撮影動作の準備が整った状態の第2モードと、消費電力を抑えている状態の第3モードを少なくとも有しており、
前記制御手段は、前記第3モードのときに前記操作検出手段によって前記操作部材の回転操作の開始が検出された場合、前記第3モードから前記第2モードに変更する制御を行うことを特徴とするカメラシステム。 - 前記撮像手段を有する本体部と、
前記レンズ鏡筒を有し、前記本体部に対して装着される交換レンズユニットとから構成されることを特徴とする請求項12に記載のカメラシステム。
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