JP2016037857A - エンジン発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの潤滑油の保有量を増大させてメンテナンス間隔を長期化できるエンジン発電機を提示する。
【解決手段】エンジン発電機100において、オイルパン304と常時連通するサブオイルタンク601を、オイルパン304の側方から発電機400の側方に亘って配設する。サブオイルタンク601内の油面低下に応じてサブオイルタンク601への潤滑油の補給を行うメインオイルタンク602を、サブオイルタンク601の上方で且つ発電機400の側方に配設する。各オイルタンク601,602に潤滑油を保有させることで潤滑油の保有量を増大でき、エンジン300のメンテナンス間隔の長期化を図ることができる。また、エンジン300のメンテナンスの際に、各オイルタンク601,602が障害物となることはなく、メンテナンス作業が良好に行える。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンを動力源として発電を行うエンジン発電機に係る。特に、本発明は、エンジンの潤滑系の改良に関する。
従来、エンジンを動力源として発電を行うエンジン発電機が知られている(例えば特許文献1)。このエンジン発電機は、共通台床上にエンジンおよび発電機等を支持した構成となっている。このエンジン発電機のエンジンとしては、例えばガスエンジン等の内燃機関が適用される。
ところで、エンジン発電機にあっては、エンジンのメンテナンス間隔を長期化することが望まれている。その対策の一つとして、潤滑油の保有量を増大させておくことが挙げられる。
潤滑油は、エンジンの運転に伴い、その一部が燃焼室内に入り込んで燃料と共に燃焼するなどして、長期間に亘るエンジン運転中に減少していく。このため、定期的な潤滑油の補給が必要である。従って、潤滑油の保有量を増大させておけば、潤滑油の補給が必要になるまでの期間を長期化できる。
中国意匠公報CN302650139S号
しかしながら、前記特許文献1には、潤滑油の保有量を増大させる対策や、その対策を講じた場合における各機器のレイアウトの適正化については何ら開示されていない。このため、メンテナンス間隔の長期化を実現するための改良の余地があった。
そこで、本発明は、潤滑油の保有量を増大させてメンテナンス間隔を長期化できるエンジン発電機を提示することを目的とする。
本発明は、エンジン、発電機および制御装置を共通台床で支持するエンジン発電機において、前記エンジンのオイルパンと常時連通する第1潤滑油タンクを、前記制御装置の操作面が設けられる操作面側とは反対側で前記オイルパンの側方から前記発電機の側方に亘って設け、前記オイルパンまたは前記第1潤滑油タンクの油面低下に応じて前記第1潤滑油タンクと連通する第2潤滑油タンクを、前記第1潤滑油タンクの上方で且つ前記発電機の側方に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、オイルパンに補給するための潤滑油を、第1潤滑油タンクおよび第2潤滑油タンクそれぞれに保有させておくことができる。第1潤滑油タンクは、オイルパンと常時連通している。このため、オイルパン内の潤滑油が消費された場合、それに従って、第1潤滑油タンクからオイルパン内に潤滑油が順次供給されていく。また、潤滑油の消費量が多くなり、オイルパンまたは第1潤滑油タンクの油面が所定高さまで低下すると、第1潤滑油タンクと第2潤滑油タンクとが連通される。これにより、第2潤滑油タンクから、第1潤滑油タンクを経てオイルパン内に潤滑油が供給される。このように、オイルパンへの潤滑油の補給が可能な複数の潤滑油タンクを備えさせたことにより、潤滑油の保有量を増大でき、エンジンのメンテナンス間隔の長期化を図ることができる。
また、第1潤滑油タンクは、オイルパンの側方から発電機の側方に亘って設けられ、第2潤滑油タンクは、第1潤滑油タンクの上方で且つ発電機の側方に設けられている。このため、エンジンのシリンダブロックやシリンダヘッドの側方を潤滑油タンクが覆うことはない。その結果、エンジンのメンテナンスの際に、潤滑油タンクが障害物となることはなく、前記各潤滑油タンクを設けたことでメンテナンスの作業性が悪化するといったことはない。
また、前記制御装置を納めた制御盤を前記発電機の側方に配設し、この制御盤における前記発電機の軸線に沿う方向の寸法が、前記発電機における軸線方向の寸法以内に収まる構成とすることが好ましい。
この構成によれば、エンジンのメンテナンスの際、制御盤が障害物になるといったこともなく、メンテナンスの作業性が良好である。
また、例えば、前記第2潤滑油タンクを、前記共通台床に設けたタンク用架台で支持し、このタンク用架台および前記制御盤によって、前記発電機の上方に配設したエアクリーナ用架台を支持して、エアクリーナを前記発電機の上方に設けた構成としてもよい。
この構成によれば、エアクリーナ用架台を支持する部材は、タンク用架台および制御盤となる。このため、エアクリーナ用架台を支持するための専用の支持部材は必要なくなり、部品点数の削減を図ることができる。
また、例えば、前記制御盤における、前記エアクリーナに対向しない部分の奥行き寸法を、それ以外の部分の奥行き寸法よりも小さくし、前記エアクリーナから前記エンジンに延びる吸気管を、前記制御盤の奥行き寸法を小さくしたことで得られた空間に通過させる構成としてもよい。
この構成によれば、前記空間を有効に利用することで吸気管の管長を短くでき、この吸気管の配設スペースの小型化を図ることができる。
また、例えば、前記第2潤滑油タンクから前記第1潤滑油タンクに潤滑油を移送する潤滑油移送経路にオイルポンプを設け、このオイルポンプと前記第1潤滑油タンクとの間の潤滑油移送経路に、オイルポンプの入口よりも上方に位置する部分を存在させる構成としてもよい。
この構成によれば、オイルポンプが停止している状態では、オイルポンプと第1潤滑油タンクとの間の潤滑油移送経路に貯留されている潤滑油の油面が、オイルポンプの入口よりも上方に位置することになる。このため、オイルポンプの入口側における潤滑油の油面も同等の高さ位置となって、オイルポンプの入口に潤滑油を存在させることができる。従って、オイルポンプの起動時に空気を吸い込んでしまうこと(いわゆるエア噛みの発生)がなくなり、オイルポンプによる第2潤滑油タンクからの潤滑油の吸引を良好に行うことができる。その結果、第2潤滑油タンクから第1潤滑油タンクへの潤滑油の移送を確実に行うことができる。
本発明では、第1潤滑油タンクおよび第2潤滑油タンクそれぞれに潤滑油を保有させておくことでエンジン発電機における潤滑油の保有量を増大でき、エンジンのメンテナンス間隔の長期化を図ることができる。また、各潤滑油タンクのレイアウトの適正化を図ったことにより、エンジンのメンテナンスの際に、潤滑油タンクが障害物となることはなく、メンテナンスの作業性が良好である。
実施形態に係るエンジン発電機の正面図である。 実施形態に係るエンジン発電機の背面図である。 実施形態に係るエンジン発電機の平面図である。 実施形態に係るエンジン発電機の右側面図である。 実施形態に係るエンジン発電機の左側面図である。 エンジンの冷却系を示す斜視図である。 サブオイルタンクおよびオイルパンを斜め下方から見た斜視図である。 タンク用架台およびエアクリーナ用架台を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るエンジン発電機を図面に基づいて説明する。一般に、エンジン発電機はパッケージ内に収容される。本実施形態では、パッケージ内に収容される前の状態のエンジン発電機について説明する。尚、本発明は、パッケージ内に収容されることなく設置されるエンジン発電機に対しても適用が可能である。
図1〜図5は、本実施形態に係るエンジン発電機100を示している。図1は正面図である。図2は背面図である。図3は平面図である。図4は右側面図(図1における矢印R方向から見た図)である。図5は左側面図(図1における矢印L方向から見た図)である。
以下では、エンジン発電機100の長手方向(図1の左右方向)をX方向とする。また、エンジン発電機100の奥行き方向(図3の上下方向)をY方向とする。また、エンジン発電機100の高さ方向をZ方向とする。前記長手方向において図1の左側をX1方向と呼び、図1の右側をX2方向と呼ぶ。前記奥行き方向において図1の奥側(図3の上側)をY1方向と呼び、図1の手前側(図3の下側)をY2方向と呼ぶ。前記高さ方向の上側をZ1方向と呼び、下側をZ2方向と呼ぶ。
エンジン発電機100は、共通台床(ベース)200上に、エンジン300、発電機400、制御盤500等が載置された構成となっている。共通台床200は、複数の溝形鋼等が溶接されて構成されている。共通台床200上のX方向の中央位置からX2方向側に亘ってエンジン300が配置されている。発電機400は、エンジン300の配設位置よりもX1方向側に配置されている。また、制御盤500は、発電機400の配設位置よりもY2方向側(エンジン発電機100の正面側)に配置されている。以下、エンジン発電機100の各構成機器について説明する。
(発電機)
発電機400は、発電機マウント401(図5を参照)によって共通台床200上に弾性的に支持されている。また、発電機400は、図示しないステータの内部にロータが回転自在に支持されて成り、このロータに、エンジン300から延びるクランクシャフトが連結されている。これにより、エンジン300の運転に伴って、クランクシャフトの回転力をロータが受けて発電を行う。この発電機400によって生じた電力は任意の電気系統に供給される。
(エンジン)
エンジン300は、天然ガス等の燃料ガスを用いて動力を発生させるガスエンジンである。エンジン300は、エンジンマウント301(図1を参照)によって共通台床200上に弾性的に支持されている。また、エンジン300は、シリンダブロック302、このシリンダブロック302の上部に取り付けられたシリンダヘッド303、シリンダブロック302の下部に取り付けられたオイルパン304を備えている。
シリンダブロック302の気筒列方向(X方向)の両側からは、出力軸であるクランクシャフト305が延びている。このクランクシャフト305の一端(X1方向側の端部)は、前述した如く発電機400のロータに連結されている。クランクシャフト305の他端(X2方向側の端部)は、ラジエータファン339の回転軸339a(図6を参照)に連結されている。
以下、エンジン300の吸排気系、燃料供給系、冷却系、潤滑系について簡単に説明する。
吸排気系には、エアクリーナ310、吸気管311、ミキサー312、スロットルバルブ(図示省略)、吸気マニホールド313、排気マニホールド314、排気サイレンサ316等が備えられている。
エアクリーナ310および吸気管311は、シリンダヘッド303よりもX1方向側(発電機400が配設されている側)に配置されている。ミキサー312、スロットルバルブおよび吸気マニホールド313は、シリンダヘッド303よりもY2方向側(エンジン発電機100の正面側)に配置されている。排気マニホールド314および排気サイレンサ316は、シリンダヘッド303よりもY1方向側(エンジン発電機100の背面側)に配置されている。
エアクリーナ310から吸入されて浄化された空気は、吸気管311を経てミキサー312に達する。このミキサー312において、後述する燃料供給系から導入された燃料ガスと空気とが混合されて混合気が生成される。スロットルバルブによって流量調整された混合気は、吸気マニホールド313を経てエンジン300の各気筒内に流入する。各気筒において混合気が燃焼することで、クランクシャフト305に回転力が生じ、発電機400を作動させるための出力が得られる。燃焼後の排気ガスは、排気マニホールド314および排気サイレンサ316を経て排出される。図中の符号350は、気筒内に流入した混合気を着火させるための点火プラグである。
燃料供給系には、インレット配管320、レギュレータ321、燃料導入配管322等が備えられている。
これらインレット配管320、レギュレータ321および燃料導入配管322は、シリンダブロック302およびオイルパン304よりもY2方向側に配置されている。
図示しない燃料ガス供給源からインレット配管320に導入された燃料ガスは、レギュレータ321によって調圧される。この燃料ガスは、燃料導入配管322を経て前記ミキサー312に達し、このミキサー312において、吸気系を流れる空気と混合される。
冷却系には、図6にも示すように、ラジエータ330、ウォータポンプ331、冷却水配管332〜335等が備えられている。
ラジエータ330は、シリンダブロック302よりもX2方向側(発電機400が配設されている側とは反対側)に配置されている。ウォータポンプ331は、ラジエータ330よりもY1方向側に配設されている。
ラジエータ330のアッパタンク336は、アッパ配管332によってシリンダヘッド303のウォータジャケットに連通している。ラジエータ330のロアタンク337は、ロア配管333によってウォータポンプ331の吸い込み口に連通している。ロアタンク337に対するロア配管333の接続位置は、ロアタンク337のY2方向側の端部となっている。前述したようにウォータポンプ331はラジエータ330よりもY1方向側に配設されている。このため、ロア配管333は、エンジン300の下側をY方向に沿って通過することで、ロアタンク337とウォータポンプ331の吸い込み口とを連通している。
ウォータポンプ331の吐出口は、吐出管334によってシリンダブロック302のウォータジャケットに連通している。アッパ配管332にはサーモスタットバルブ338が設けられており、このサーモスタットバルブ338とロア配管333とがバイパス管335によって接続されている。
ウォータポンプ331は電動式である。尚、ウォータポンプ331は、クランクシャフト305の回転力を受けて作動する機械式であってもよい。
エンジン300の冷間時には、ウォータポンプ331から吐出された冷却水が、吐出管334、シリンダブロック302のウォータジャケット、シリンダヘッド303のウォータジャケット、サーモスタットバルブ338、バイパス管335を循環する。つまり、ラジエータ330をバイパスして冷却水が循環する。
一方、エンジン300の温間時には、ウォータポンプ331から吐出された冷却水が、吐出管334、シリンダブロック302のウォータジャケット、シリンダヘッド303のウォータジャケット、サーモスタットバルブ338、アッパ配管332、ラジエータ330、ロア配管333を循環する。つまり、エンジン300から回収した熱をラジエータ330によって外部に放熱し、エンジン300を冷却する。
尚、図中の符号330aは、冷却水のリザーブタンクである。このリザーブタンク330aはタンクホルダ901に支持されている。このタンクホルダ901は、ラジエータ330を支持しているラジエータ用架台900に取り付けられている。
前記ラジエータ330のX1方向側にはラジエータファン339が設けられている。本実施形態におけるラジエータファン339の回転軸339aは、クランクシャフト305に直結されている。
潤滑系は、オイルパン304に貯留されている潤滑油をエンジン各部に供給し、これら各部の潤滑および冷却を行う。このため、この潤滑系には、オイルポンプ340(図1および図3を参照)、オイル供給経路(図示省略)、オイルフィルタ341等が備えられている。
オイルポンプ340は、クランクシャフト305の回転力を受けて作動し、オイルパン304に貯留されている潤滑油を汲み上げ、この潤滑油を、オイル供給経路を経てエンジン各部に向けて圧送する。エンジン各部の潤滑および冷却を行った潤滑油はオイルパン304に流下することで回収される。尚、オイルポンプ340は電動式のものであってもよい。
(制御盤)
制御系を構成する制御盤500には、エンジン発電機100の各構成機器の作動を制御するための制御装置を構成する各種電子機器(回路基板等)が収容されている。具体的には、この制御装置によって、エンジン300の運転制御、発電機400の運転制御、ウォータポンプ331の制御等が行われる。
また、制御盤500の前面(Y2方向側に向く面)には、作業者が操作するための各種スイッチや、各種メータが設けられている。
また、制御装置に検出信号を送信する各種センサとしては、クランクシャフト305が所定回転角度だけ回転する度にパルス信号を発信するクランク角度センサ、冷却系を流れる冷却水の温度を検出する水温センサ、潤滑系を流れる潤滑油の温度を検出する油温センサ等が設けられている。これらセンサの検出信号は前記制御装置に送信される。
図3に示すように、前記制御盤500は、奥行き寸法(Y方向の寸法)が比較的長い第1部分501と、奥行き寸法が前記第1部分501よりも短い第2部分502とを備えている。第1部分501は、制御盤500のX方向における略中央位置からX1方向側の部分となっている。また、この第1部分501は、そのY1方向側に向く面(背面)503がエアクリーナ310に対向している。第2部分502は、制御盤500のX方向における略中央位置からX2方向側の部分となっている。また、この第2部分502は、そのY1方向側に向く面(背面)504がエアクリーナ310に対向していない。この第2部分502におけるY1方向側に向く面504は、第1部分501におけるY1方向側に向く面503よりも所定寸法だけY2方向側に位置している。これにより、第2部分502の奥行き寸法は第1部分501の奥行き寸法よりも短くなっている。
このように、第2部分502の奥行き寸法が短くなっているため、この第2部分502のY1方向側には、この第2部分502の奥行き寸法を第1部分501の奥行き寸法よりも小さくした分だけ空間S1が得られている。
本実施形態では、この空間S1を吸気管311の配設スペースとして利用している。つまり、エアクリーナ310のX2方向側の端部に吸気管311の一端を接続し、この吸気管311を、制御盤500の第2部分502の背面504に向けてY2方向側に水平に延長させた後、前記空間S1においてX2方向に向かうように湾曲させ、この吸気管311の他端をミキサー312に接続した構成となっている。これによれば、エンジン発電機100のX方向やY方向の長さ寸法を長くする必要なしに、吸気管311の配設スペースを確保できる。つまり、エンジン発電機100の大型化を招くことなく、エアクリーナ310とミキサー312との間に吸気管311を配設することができる。このように、制御盤500におけるY1方向側に向く面の一部をY2方向側に後退させることで得られた空間S1を有効に利用することで吸気管311の管長を短くでき、この吸気管311の配設スペースの小型化を図ることができる。
(潤滑系の特徴)
本実施形態の特徴の一つとして潤滑系の構成が挙げられる。本実施形態に係るエンジン発電機100の潤滑系には、サブオイルタンク(第1潤滑油タンク)601、メインオイルタンク(第2潤滑油タンク)602、潤滑油移送経路を形成するオイル配管603、補給用オイルポンプ604が設けられている。
図2および図3に示すように、サブオイルタンク601は、オイルパン304と同等の高さ位置であって、オイルパン304および発電機400よりもY1方向側に配置されている。つまり、このサブオイルタンク601は、制御盤500に収容されている制御装置の操作面が設けられる操作面側(Y2方向側)とは反対側(Y1方向側)でオイルパン304の側方(オイルパン304のY1方向側)から発電機400の側方(発電機400のY1方向側)に亘って設けられている。
また、図7に示すように、サブオイルタンク601は、奥行き(Y方向の寸法)が比較的短い第1部分601aと、奥行き寸法が前記第1部分601aよりも長い第2部分601bとを備えている。第1部分601aは、サブオイルタンク601のX方向における略中央位置からX2方向側の部分となっている。また、この第1部分601aにおけるY1方向側の端縁位置は、平面視(図3を参照)において共通台床200におけるY1方向側の端縁位置よりも後退(Y2方向側に後退)している。このように第1部分601aにおけるY1方向側の端縁位置を共通台床200におけるY1方向側の端縁位置よりも後退させたことにより、その後退寸法分だけ、空間S2が得られている。この空間S2は、オイル配管603の配設スペースとして利用される(このオイル配管603の配設状態については後述する)。
一方、第2部分601bは、サブオイルタンク601のX方向における略中央位置からX1方向側の部分となっている。また、この第2部分601bにおけるY1方向側の端縁位置は、平面視において共通台床200におけるY1方向側の端縁位置に略一致している。
また、これら第1部分601aおよび第2部分601bそれぞれは、支持ブラケット601c,601dによって共通台床200上に弾性的に支持されている(図2を参照)。
また、サブオイルタンク601は、連通管605によってオイルパン304に連通されている。つまり、このサブオイルタンク601はオイルパン304に常時連通している。具体的には、図7に示すように、サブオイルタンク601の第1部分601aの下面とオイルパン304の側面とが連通管605によって接続されている。この連通管605にはバルブ等の閉鎖手段は設けられておらず、これにより、サブオイルタンク601とオイルパン304とは常時連通している。
このように、サブオイルタンク601とオイルパン304とは、配設されている高さ位置が略一致していると共に、連通管605によって常時連通しているため、これらサブオイルタンク601内の油面とオイルパン304内の油面とは略一致した高さとなる。つまり、潤滑油の消費(燃焼室内に入り込んで燃料と共に燃焼し、排気ガスと共に排出されることによる潤滑油の消費)によって油面が低下する場合には、サブオイルタンク601内の油面およびオイルパン304内の油面は同等に低下していくことになる。
また、サブオイルタンク601には、オイルレベルセンサ606が設けられている。このオイルレベルセンサ606は、サブオイルタンク601内の油面が所定高さまで低下したことを検出した際に、前記制御盤500に収容されている制御装置に検出信号を発信する。この所定高さとしては、サブオイルタンク601およびオイルパン304への潤滑油の補給が必要となる油面の高さであって、実験やシミュレーションによって予め設定されている。
オイルレベルセンサ606をサブオイルタンク601に設けたことにより、オイルレベルセンサをオイルパン304に設けた場合に比べて潤滑油の消費量を正確に検出することが可能である。つまり、オイルパン304内に貯留されている潤滑油の油面は、エンジン300の振動の影響を受けることで大きく変動する可能性が高い。このため、オイルレベルセンサをオイルパン304に設けた場合には、この大きく変動する油面を検出することになり、潤滑油の消費量を正確に検出することが困難である。これに対し、サブオイルタンク601は、共通台床200上に弾性的に支持されており、エンジン300の振動が伝達され難い。このため、サブオイルタンク601内に貯留されている潤滑油の油面は、エンジン300の振動の影響を受けにくく、大きく変動することはない。その結果、変動の少ない油面をオイルレベルセンサ606によって検出することができ、潤滑油の消費量を正確に検出することが可能である。
一方、メインオイルタンク602は、図2および図3に示すように、前記サブオイルタンク601における第2部分601bの上方で且つ発電機400よりもY1方向側に配置されている。つまり、このメインオイルタンク602も、制御盤500に収容されている制御装置の操作面が設けられる操作面側(Y2方向側)とは反対側(Y1方向側)に設けられている。
このメインオイルタンク602は、略直方体形状の容器で構成されている。また、このメインオイルタンク602は、共通台床200上に立設されたタンク用架台700によって支持されている。
図8に示すように、タンク用架台700は、2本の支柱部材701,702と、これら支柱部材701,702の上端同士を連結する架橋部材703とがボルト止めによって一体的に連結されて成っている。
2本の支柱部材701,702のうち、一方の支柱部材701は、共通台床200のX1方向側に位置する端縁上であって、この共通台床200のY1方向側に位置する端縁から所定寸法(メインオイルタンク602の奥行き寸法(Y方向の寸法)に対応した寸法)を存した位置に立設されている。他方の支柱部材702は、共通台床200のY1方向側に位置する端縁上であって、この共通台床200のX1方向側に位置する端縁から所定寸法(メインオイルタンク602の幅寸法(X方向の寸法)に対応した寸法)を存した位置に立設されている。
架橋部材703は、第1部分704と第2部分705とを備えたL形に構成されている。第1部分704は、一方の支柱部材701に連結されると共にX2方向に延びている。第2部分705は、第1部分704のX2方向側の端縁からY1方向側に延びて他方の支柱部材702に連結されている。
メインオイルタンク602は、架橋部材703の第1部分704のY1方向側に位置する端縁および第2部分705のX1方向側に位置する端縁にそれぞれ当接するように配設されている。メインオイルタンク602における、Y2方向側に向く面の高さ方向の略中間部分、および、X2方向側に向く面の高さ方向の略中間部分それぞれにはブラケット706,707が溶接されている。メインオイルタンク602におけるY2方向側に向く面に溶接されているブラケット706は、架橋部材703の第1部分704にボルト止めされている。また、メインオイルタンク602におけるX2方向側に向く面に溶接されているブラケット707は、架橋部材703の第2部分705にボルト止めされている。これにより、メインオイルタンク602がタンク用架台700によって支持されている。尚、図2における符号607は、メインオイルタンク602内の潤滑油残量を確認するためのオイルレベルゲージである。
図2に示すように、前記オイル配管603は、一端がメインオイルタンク602に、他端がサブオイルタンク601にそれぞれ接続されている。具体的には、オイル配管603の一端は、メインオイルタンク602の上面を貫通し、このメインオイルタンク602の内部の底部にまで延びている。また、オイル配管603の他端は、サブオイルタンク601の上面に接続されている。
より具体的に、オイル配管603は、メインオイルタンク602の上面から上方に延びる抜き出し部603a、この抜き出し部603aの上端から湾曲して下方に延びる第1鉛直部603b、この第1鉛直部603bの下端からX2方向に延びる水平部603c、この水平部603cのX2方向側の端部から上方に延びる第2鉛直部603d、この第2鉛直部603dの上端から下側に湾曲してサブオイルタンク601の上面に接続される接続部603eとを備えている。
そして、このオイル配管603の第1鉛直部603bおよび水平部603cは、前記空間S2を通過している(図3を参照)。つまり、前記サブオイルタンク601の第1部分601aにおけるY1方向側の端縁位置を共通台床200におけるY1方向側の端縁位置よりも後退(Y2方向側に後退)させたことにより得られた前記空間S2を通過している。このため、オイル配管603の第1鉛直部603bおよび水平部603cが、共通台床200におけるY1方向側に位置する端縁からY1方向に延出してしまうことがなく、共通台床200の平面視の枠内にオイル配管603を配設することが可能である。
また、前記補給用オイルポンプ604は、前記第1鉛直部603bの途中であって、サブオイルタンク601の上面の高さ位置付近に配置されている。この補給用オイルポンプ604は前記支柱部材702に取り付けられている。
また、オイル配管603における前記第2鉛直部603dの上端位置は、補給用オイルポンプ604の高さ位置よりも高い位置となるように設定されている。具体的には、第2鉛直部603dの上端位置は、図7における寸法tだけ補給用オイルポンプ604よりも高い位置にある。
補給用オイルポンプ604は、前記オイルレベルセンサ606によって検出されるサブオイルタンク601内の油面が所定高さまで低下した際に作動する。この補給用オイルポンプ604の作動により、メインオイルタンク602内の潤滑油がオイル配管603を経てサブオイルタンク601内に圧送され、サブオイルタンク601およびオイルパン304へ潤滑油が補給される。また、この潤滑油の補給動作中に、オイルレベルセンサ606によって検出されているサブオイルタンク601内の油面が所定高さまで上昇した際には補給用オイルポンプ604は停止する。これにより、サブオイルタンク601およびオイルパン304への潤滑油の補給が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るエンジン発電機100の潤滑系には、オイルパン304に補給するための潤滑油を、サブオイルタンク601およびメインオイルタンク602それぞれに保有させておくことができる。サブオイルタンク601は、オイルパン304と常時連通している。このため、オイルパン304内の潤滑油が消費された場合、それに従って、サブオイルタンク601からオイルパン304内に潤滑油が順次供給されていく。また、潤滑油の消費量が多くなり、サブオイルタンク601内の油面が所定高さまで低下すると、補給用オイルポンプ604の作動によって、メインオイルタンク602から、サブオイルタンク601を経てオイルパン304内に潤滑油が供給される。このように、オイルパン304への潤滑油の補給が可能な複数のオイルタンク601,602を備えさせたことにより、潤滑油の保有量を増大でき、エンジン300のメンテナンス間隔の長期化を図ることができる。
また、サブオイルタンク601は、オイルパン304の側方(Y1方向側)から発電機400の側方(Y1方向側)に亘って設けられ、メインオイルタンク602は、サブオイルタンク601の上方で且つ発電機400の側方(Y1方向側)に設けられている。このため、エンジン300のシリンダブロック302やシリンダヘッド303の側方をオイルタンク601,602が覆うことはない。その結果、エンジン300のメンテナンスの際に、オイルタンク601,602が障害物となることはなく、前記オイルタンク601,602を設けたことでメンテナンスの作業性が悪化するといったことはない。
また、前述したように、オイル配管603における第2鉛直部603dの上端位置は、補給用オイルポンプ604の高さ位置よりも高い位置となるように設定されている。このため、補給用オイルポンプ604が停止している状態では、補給用オイルポンプ604とサブオイルタンク601との間のオイル配管603の内部(潤滑油移送経路)に貯留されている潤滑油の油面が、補給用オイルポンプ604の入口よりも上方に位置することになる。このため、補給用オイルポンプ604の入口側における潤滑油の油面も同等の高さ位置となって、この補給用オイルポンプ604の入口に潤滑油を存在させることができる。従って、補給用オイルポンプ604の起動時に空気を吸い込んでしまうこと(いわゆるエア噛みの発生)がなくなり、補給用オイルポンプ604によるメインオイルタンク602からの潤滑油の吸引を良好に行うことができる。その結果、メインオイルタンク602からサブオイルタンク601への潤滑油の移送を確実に行うことができる。
(制御盤の特徴)
また、本実施形態の他の特徴として、前記制御盤500におけるX方向の寸法(発電機400の軸線に沿う方向の寸法)が、前記発電機400におけるX方向の寸法以内に収まる構成となっている。具体的には、図3に示すように、制御盤500のX1方向側の端部は、発電機のX1方向側の端部よりも僅かにX2方向側に位置している。また、制御盤のX2方向側の端部は、発電機のX2方向側の端部よりも僅かにX1方向側に位置している。つまり、制御盤500がエンジン300の側方を覆うことがないように、制御盤500のX方向の寸法は設定されている。
この構成によれば、エンジン300のメンテナンスの際、制御盤500が障害物になるといったことがなく、メンテナンスの作業性が良好である。
(エアクリーナの支持構造)
また、本実施形態の他の特徴として、前記エアクリーナ310の支持構造が挙げられる。以下、このエアクリーナ310の支持構造について説明する。
図8に示すように、前記タンク用架台700と制御盤500との間には、エアクリーナ用架台800が掛け渡されている。このエアクリーナ用架台800は、タンク用架台700と制御盤500との間に掛け渡される2本の支持部材801,802と、エアクリーナ支持パネル803とを備えている。
2本の支持部材801,802のうち一方の支持部材801は、一端(Y1方向側の端部)が前記架橋部材703における第1部分704のX1方向側の端部にボルト止めされている。また、この支持部材801の他端(Y2方向側の端部)は前記制御盤500の第1部分501の背面503にボルト止めされている。
また、他方の支持部材802は、一端(Y1方向側の端部)が前記架橋部材703における第1部分704のX2方向側の端部にボルト止めされている。また、この支持部材802の他端(Y2方向側の端部)は前記制御盤500の第2部分502の背面504にボルト止めされている。
そして、これら支持部材801,802の上部にエアクリーナ支持パネル803が載置され、このエアクリーナ支持パネル803が各支持部材801,802にボルト止めされている。エアクリーナ310は、エアクリーナ支持パネル803上に配置され、このエアクリーナ支持パネル803にボルト止めされている。
このようにエアクリーナ用架台800を、タンク用架台700と制御盤500との間に掛け渡して配置したことにより、エアクリーナ用架台800を支持する部材は、タンク用架台700および制御盤500のみとなる。このため、エアクリーナ用架台800を支持するための専用の支持部材は必要なくなり、部品点数の削減を図ることができる。
また、本実施形態に係るエンジン発電機100は、図3(平面図)に示すように、X方向の略中央部分にエンジン300の本体部分(シリンダブロック302、シリンダヘッド303、オイルパン304)が配置されている。このエンジン300の本体部分のY方向の寸法は、共通台床200のY方向の寸法よりも短いため、エンジン300の本体部分のY方向の両側には、空間S3,S4が得られている。これに対し、エンジン300の本体部分よりもX1方向側に、制御盤500、発電機400、オイルタンク601,602が配置されている。これら制御盤500、発電機400、オイルタンク601,602は、Y方向に沿って配置され、これら機器のY方向の合計寸法は、共通台床200のY方向の寸法に略一致している。また、エンジン300の本体部分よりもX2方向側に、リザーブタンク330a、ラジエータ330、ウォータポンプ331が配置されている。これらリザーブタンク330a、ラジエータ330、ウォータポンプ331は、Y方向に沿って配置され、これら機器のY方向の合計寸法は、共通台床200のY方向の寸法に略一致している。そして、前記空間S3,S4のうち、Y2方向側の空間S3を前記燃料導入配管322の配設空間として利用している。また、Y1方向側の空間S4を前記オイル配管603やバイパス管335等の配設空間として利用している。
このように、本実施形態に係るエンジン発電機100は、エンジン300の本体部分のY方向の寸法が、制御盤500、発電機400、オイルタンク601,602のY方向の合計寸法、および、リザーブタンク330a、ラジエータ330、ウォータポンプ331のY方向の合計寸法それぞれに対して短くなっていることに着目して、燃料導入配管322やオイル配管603等の配設空間S3,S4を確保するように各機器をレイアウトしている。これにより、共通台床200の上側空間を効果的に利用した各機器のレイアウトが実現でき、エンジン発電機100の平面視の大きさを必要最小限に抑えることができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前述した実施形態では、エンジン300をガスエンジンとしていたが、ガソリンを燃料とするエンジンや軽油を燃料とするエンジンであってもよい。
また、前述した実施形態では、サブオイルタンク601にオイルレベルセンサ606を設け、サブオイルタンク601内の油面が所定高さまで低下したことが検出された場合に補給用オイルポンプ604を作動させるようにしていた。これに限らず、オイルパン304にオイルレベルセンサを設け、オイルパン304内の油面が所定高さまで低下したことが検出された場合に補給用オイルポンプ604を作動させるようにしてもよい。
また、本発明に係るエンジン発電機100は、発電に伴って生じる廃熱を回収して利用(給湯などに利用)するコージェネレーションシステムとして利用してもよい。
100 エンジン発電機
200 共通台床
300 エンジン
304 オイルパン
310 エアクリーナ
311 吸気管
400 発電機
500 制御盤
502 第2部分
601 サブオイルタンク(第1潤滑油タンク)
602 メインオイルタンク(第2潤滑油タンク)
603 オイル配管(潤滑油移送経路)
603d 第2鉛直部
603e 接続部
604 補給用オイルポンプ
605 連通管
700 タンク用架台
800 エアクリーナ用架台
S1 空間

Claims (5)

  1. エンジン、発電機および制御装置を共通台床で支持するエンジン発電機において、
    前記エンジンのオイルパンと常時連通する第1潤滑油タンクを、前記制御装置の操作面が設けられる操作面側とは反対側で前記オイルパンの側方から前記発電機の側方に亘って設け、
    前記オイルパンまたは前記第1潤滑油タンクの油面低下に応じて前記第1潤滑油タンクと連通する第2潤滑油タンクを、前記第1潤滑油タンクの上方で且つ前記発電機の側方に設けたことを特徴とするエンジン発電機。
  2. 請求項1記載のエンジン発電機において、
    前記制御装置を納めた制御盤を前記発電機の側方に配設し、この制御盤における前記発電機の軸線に沿う方向の寸法が、前記発電機における軸線方向の寸法以内に収まる構成としたことを特徴とするエンジン発電機。
  3. 請求項2記載のエンジン発電機において、
    前記第2潤滑油タンクを、前記共通台床に設けたタンク用架台で支持し、
    前記タンク用架台および前記制御盤によって、前記発電機の上方に配設したエアクリーナ用架台を支持して、
    エアクリーナを前記発電機の上方に設けたことを特徴とするエンジン発電機。
  4. 請求項3記載のエンジン発電機において、
    前記制御盤における、前記エアクリーナに対向しない部分の奥行き寸法を、それ以外の部分の奥行き寸法よりも小さくし、
    前記エアクリーナから前記エンジンに延びる吸気管を、前記制御盤の奥行き寸法を小さくしたことで得られた空間に通過させる構成としたことを特徴とするエンジン発電機。
  5. 請求項1記載のエンジン発電機において、
    前記第2潤滑油タンクから前記第1潤滑油タンクに潤滑油を移送する潤滑油移送経路にオイルポンプを設け、このオイルポンプと前記第1潤滑油タンクとの間の潤滑油移送経路に、オイルポンプの入口よりも上方に位置する部分を存在させる構成としたことを特徴とするエンジン発電機。
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