JP2016036101A - 光伝送装置、光伝送システム、及び、光伝送システムの制御装置 - Google Patents

光伝送装置、光伝送システム、及び、光伝送システムの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光伝送の効率化を図る。【解決手段】光信号を増幅する光増幅器23と、光増幅器23から出力される前記光信号のパワーを調節する光パワー調節部22と、前記光信号に含まれる波長数に応じて光増幅器23が出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記光信号を受信する受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に求められる光パワー制御情報に従って、光パワー調節部22の光パワー調節量を制御する制御部33と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光伝送装置、光伝送システム、及び、光伝送システムの制御装置に関する。
光通信技術においては、例えば100ギガビット/秒(Gbps)以上の高速かつ大容量の光伝送システムを実現する技術が検討されている。そのような技術の一例として、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)や、ナイキスト波長多重(WDM)が知られている。
OFDMでは、複数の光信号を直交化して互いの干渉を最小限に抑えられるようにすることで、光信号の周波数間隔(別言すると、波長間隔)を狭小化することができる。
また、ナイキストWDMでは、波長多重される送信データ信号を、例えばデジタル信号処理によるナイキストフィルタリングを用いて波形整形(例えば矩形状に整形)することで、WDM光信号の波長間隔を狭小化することができる。
したがって、これらの技術を用いることで、波長間隔に関して超高密度のWDM光信号を生成することが可能になり、光伝送システムで利用可能な光伝送帯域(「システム帯域」と称してもよい。)の周波数利用効率を向上することができる。
特開平9−261205号公報
WDM光信号の超高密度化に伴って、光伝送帯域に配置される波長(「チャネル」と称してよい。)の数の増加が予想される。一方、WDM光信号を伝送する光伝送装置(「局」あるいは「ノード」と称してもよい。)に備えられる光増幅器が出力可能な光パワーは、無限ではない。すなわち、光増幅器の出力光パワーには制限がある。
そのため、OFDMやナイキストWDMといった周波数利用効率の向上が可能な技術を利用してシステム帯域におけるチャネル数を増やしても、光増幅器の出力光パワーが不足してしまい、WDM光信号の伝送可能距離が制限されるおそれがある。
従来のWDM伝送技術では、WDM光信号に含まれる複数チャネルの光信号の、受信ノードでの光信号対雑音比(OSNR)がチャネル間で等しくなるように、送信ノードにおけるチャネル毎の送信光パワーをプリエンファシス制御することができるに留まる。
そのため、光増幅器を備える光伝送装置の送信光パワーを、当該光増幅器の出力光パワーに制限が有り得ることを考慮して、最適化することができない。結果的に、光伝送の効率化に制約が生じる。例えば、光伝送距離に制約が生じたり、伝送可能なチャネル数(「収容チャネル数」と称してもよい。)に制約が生じたりすることがある。
1つの側面では、本発明の目的の1つは、光伝送の効率化を図ることにある。
1つの側面において、光伝送装置は、光信号を増幅する光増幅器と、前記光増幅器から出力される前記光信号のパワーを調節する光パワー調節部と、前記光信号に含まれる波長数に応じて前記光増幅器が出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記光信号を受信する受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に求められる光パワー制御情報に従って、前記光パワー調節部の光パワー調節量を制御する制御部と、を備える。
また、1つの側面において、光伝送システムは、光信号を増幅出力する複数の光伝送装置と、前記光信号を受信する受信ノードと、前記光信号に含まれる波長数に応じて前記各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に、前記各光伝送装置の増幅出力光パワーを個別的に制御する制御装置と、を備える。
更に、1つの側面において、光伝送システムの制御装置は、光信号に含まれる波長数に応じて各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に、前記光伝送装置毎に前記増幅出力光パワーを制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、前記制御情報を対応する前記光伝送装置宛に送信する送信部と、を備える。
1つの側面として、光伝送の効率化を図ることができる。
一実施形態に係る光伝送システムの構成例を示すブロック図である。 図1に例示した光伝送装置の構成例を示すブロック図である。 図1に例示したネットワーク制御装置の機能的な構成例に着目したブロック図である。 図1に例示した光伝送システムのレベルダイヤグラムの設定例を説明する図である。 図1に例示した光伝送システムのレベルダイヤグラムの設定例を説明する図である。 図1に例示した光伝送システムのレベルダイヤグラムの設定例を説明する図である。 図1に例示した光伝送システムのレベルダイヤグラムの設定例を説明するフローチャートである。 図4〜図7に例示したレベルダイヤグラムの設定例を通常の設定と比較して説明するための図である。 図1に例示したネットワーク制御装置(図3の目標信号品質演算部)での目標OSNRの算出方法の一例を説明するフローチャートである。 図9に例示した目標OSNRの算出方法で用いるパラメータの一例を説明するための図である。 図1に例示した光伝送システムにおける目標OSNR設定方法の一例を説明するための図である。 図1に例示した光伝送システムにおいて図2に例示した光パワー制御部が備えられるノードと備えられないノードとが混在してよいことを例示する図である。 図1に例示した複数の光伝送装置がネットワーク制御装置によって集中的に監視制御される態様を例示する図である。 図1に例示した複数の光伝送装置が互いの監視制御通信によって分散的に監視制御される態様を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。また、以下に説明する各種の例示的態様は、適宜に組み合わせて実施しても構わない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1は、一実施形態に係る光伝送システム(「光ネットワーク」と称してもよい。)の構成例を示すブロック図である。図1に示す光ネットワーク1は、例示的に、複数の光伝送装置2−1〜2−N(Nは2以上の整数であり、図1の例ではN=4である。)と、光ネットワーク1全体の監視制御が可能なネットワーク制御装置5と、を備える。なお、光伝送装置2−1〜2−Nを区別しなくてよい場合は「光伝送装置2」と表記することがある。光伝送装置は、「局」と称されてもよいし「ノード」と称されてもよい。
ノード2間は、光伝送路4にて接続されている。ノード2は、光伝送路4を介して他のノード2と光通信が可能である。光伝送路4を通じた光通信は、波長多重(WDM)光による通信であってよい。したがって、光ネットワーク1は、「WDM光ネットワーク1」と称してもよい。光伝送路4は、例示的に、光ファイバ伝送路であり、双方向の光通信に対応した光ファイバ伝送路のペアが含まれてよい。
ノード2間の接続形態は、特に限定されないが、図1に例示するようにメッシュ状であってもよいし、リング状であってもよい。別言すると、光ネットワーク1は、メッシュネットワークでもよいしリングネットワークでもよい。あるいは、光ネットワーク1は、その他の形態のネットワークであってもよい。
ネットワーク制御装置5は、光ネットワーク1のエレメントである各ノード2とそれぞれ通信可能に接続されており、各ノード2に対する監視制御等を集中的に実施することが可能である。
図2に、ノード2の構成例を示す。図2に示すノード2は、例示的に、光増幅器21、光パワー調節部22、光増幅器23、波長分離器(デマルチプレクサ)24、光受信器25、光送信器26、及び、波長多重器(マルチプレクサ)27を備える。
光増幅器21は、入力側の光伝送路4を通じて受信される光信号(例えば、WDM光信号)を増幅する。光増幅器21は、「プリアンプ21」と称してもよいし、「受信アンプ21」と称してもよい。
光パワー調節部22は、プリアンプ21で増幅された受信光信号のパワーを調節(「制御」と称してもよい)する。当該パワー調節は、例えば波長(「チャネル」と称してもよい。)単位に行なってよい。チャネル単位のパワー調節は、例示的に、入力光の減衰量(損失量)を波長単位に可変可能な光デバイスを用いて実現できる。
そのような光デバイスの一例は、波長選択スイッチ(WSS)である。WSSは、例示的に、入力ポートに入力されたWDM光を、波長ごとに異なる出力ポートに接続する機能と、波長ごとに透過光パワー(別言すると、光の減衰量あるいは損失量)を調整できる機能と、を有する。
前者の入出力ポート間の接続機能は、「ポートスイッチ機能」あるいは「光スイッチ機能」と称してよい。後者の透過光パワーの調整機能は、減衰(アッテネーション)機能と称してよい。アッテネーション機能に着目すれば、WSS22は、可変光減衰器(VOA)の一例である。
WSS22の光スイッチ機能とアッテネーション機能とは、例示的に、入力された光(ビーム)の反射方向を空間的に可変して内部的な光経路を変えることのできる素子(「空間光変調素子」と称してよい。)を用いて実現できる。
空間光変調素子の一例としては、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)技術やMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いた素子が挙げられる。空間光変調素子は、入力された光ビームの空間的な反射方向を調整することで、出力ポートに結合する光ビームの波長や光パワーを調整できる。
以下、便宜的に、光パワー調節部22を、「WSS22」あるいは「VOA22」と表記することがある。WSS(又は、VOA)22の減衰量は、例示的に、後述する光パワー制御部33によって可変(制御)される。
光増幅器23は、光パワー調節部22でパワー調節された光を増幅して出力側の光伝送路4へ出力(送信)する。光増幅器23は、「ポストアンプ23」と称してもよいし、「送信アンプ23」と称してもよい。
デマルチプレクサ24は、例示的に、プリアンプ21からWSS22に入力される光の一部を受信し、受信光を波長単位に分離して光受信器25へ出力する。そのため、プリアンプ21とWSS22との間の光経路には、例示的に、光分岐カプラ41が設けられる。
光分岐カプラ41は、プリアンプ21の出力光を分岐して分岐光の一方を光パワー調節部22に出力し、分岐光の他方をデマルチプレクサ24へ出力する。当該他方の分岐光は、「ドロップ光」と称してよい。なお、光分岐カプラ41は、波長選択スイッチ(WSS)に代替されてもよい。WSS41は、WDM光信号に含まれる波長のいずれかの光をドロップ光としてデマルチプレクサ24へ出力できる。
光受信器25は、デマルチプレクサ24から入力されるドロップ光を受信して復調する。光受信器25は、ノード2において、1又は複数設けられてよい。光受信器25は、ドロップ光をコヒーレント受信することが可能なコヒーレント光受信器であってよい。
コヒーレント光受信器25は、ドロップ光に複数波長の光が含まれていても、局発光に対応する波長(「受信希望チャネル」と称してよい。)の光を選択受信することが可能である。光受信器25がコヒーレント光受信器25であれば、デマルチプレクサ24は、複数波長の光を含むドロップ光を各コヒーレント受信器25のそれぞれにパワー分岐する光分岐カプラに代替されてよい。
光送信器26は、ノード2において、1又は複数設けられ、例示的に、WSS22からポストアンプ23への光(例えば、WDM光信号)に挿入(アド)される波長の光信号(「アド光」と称してよい。)を送信する。
そのため、光送信器26は、半導体レーザダイオード(LD)等の送信光源と、送信光源の光を送信データ信号にて変調する光変調器と、を備えてよい。LDは、発光波長が可変のチューナブルLDであってよい。
マルチプレクサ27は、光送信器26の送信光(アド光)を波長多重する。波長多重されたアド光は、例示的に、WSS22とポストアンプ23との間の光経路に設けられた光合波カプラ43に入力される。
光合波カプラ43は、マルチプレクサ27からのアド光と、光パワー調節部22の出力光と、を合波して出力側の光伝送路4へ出力する。光合波カプラ43は、波長選択スイッチ(WSS)に代替されてもよく、WSS43は、マルチプレクサ27からのアド光を波長単位で選択的に光パワー調節部22の出力光にアドすることができる。
ところで、図2に例示するように、ノード2には、信号品質モニタ31及び32、並びに、光パワー制御部33が備えられてよい。
信号品質モニタ31は、例示的に、光分岐カプラ41からデマルチプレクサ24へドロップされるドロップ光(別言すると、プリアンプ21の出力光)をモニタする。そのため、光分岐カプラ41からデマルチプレクサ24への光経路には、ドロップ光を信号品質モニタ31へモニタ光として分岐(「タップ」と称してよい。)する光分岐カプラ42が設けられてよい。なお、信号品質モニタ31は、「入力光モニタ31」あるいは単に「モニタ31」と称してもよい。また、「モニタ」は、「検出」あるいは「測定」と称してもよい。
信号品質モニタ32は、例示的に、ポストアンプ23の出力光をモニタする。そのため、ポストアンプ23から出力側の光伝送路4への光経路には、ポストアンプ23の出力光を信号品質モニタ32にモニタ光として分岐(タップ)する光分岐カプラ44が設けられてよい。信号品質モニタ32は、「出力光モニタ32」あるいは単に「モニタ32」と称してもよい。
モニタ31及び32は、それぞれ、図示を省略した受光器(例えば、PD(フォトディテクタあるいはフォトダイオード))を備えており、受光器に入力されたモニタ光のパワーに応じた振幅を有する電気信号が得られる。
例えば、入力光モニタ31では、プリアンプ21の出力光パワーに応じた振幅を有する電気信号(例えば、電流値)が受光器によって得られる。また、信号品質モニタ32では、ポストアンプ23の出力光パワーに応じた振幅を有する電気信号(例えば、電流値)が得られる。電流値は、例えばトランスインピーダンス(TIA)を用いて電圧値に変換されてよい。
したがって、これらの電気信号(電流値又は電圧値)は、それぞれ光増幅器21及び23の出力光パワーを示す情報(「光増幅器出力光パワー情報」と称してよい。)に相当すると捉えてよい。当該電気信号を基に、信号品質モニタ31及び32は、それぞれ、モニタ光の信号品質を求めることができる。
信号品質の指標の非限定的な一例は、光信号対雑音比(OSNR)や、光信号の品質係数(Quality Factor)の値(Q値)、ビットエラーレート(BER)等である。Q値は、光信号の波形の劣化度を表す指標と捉えてよい。ただし、信号品質の指標は、これらに限定されない。複数種類の信号品質の指標が複合的にモニタ31及び32においてモニタされてもよい。なお、OSNR及びQ値は、その値が小さいほど信号品質が低いことを表し、逆に、BERは、その値が小さいほど信号品質が高いことを表す。
モニタ31及び32で得られた信号品質を示す情報(「信号品質モニタ情報」と称してよい。)は、例示的に、光パワー制御部33に通知される。なお、信号品質モニタ情報と併せて光増幅器出力光パワー情報が、モニタ31及び32から光パワー制御部33に通知されてもよい。
光パワー制御部33は、例示的に、信号品質モニタ情報と、光増幅器出力光パワー情報と、ノード2での目標信号品質情報と、に基づいて、光パワー調節部22の減衰量を制御する。目標信号品質情報は、例示的に、ネットワーク制御装置5から通知(「設定」と称してもよい。)されてよい。
例えば、光パワー制御部33は、光増幅器出力光パワー情報が許容レンジ(例えば、制限値)内に収まる範囲で、信号品質モニタ情報が目標信号品質情報に近づくように、光パワー調節部22の減衰量を制御する。
なお、光パワー制御部33は、光パワー調節部22の減衰量の制御と併せて、光増幅器31及び32の利得のいずれかを制御することで、ノード2において目標信号品質が満たされるようにしてもよい。
少なくとも光パワー調節部22の減衰量が制御されることで、ノード2の増幅出力光パワー、別言すると、ノード2の送信光パワー(レベル)が制御されるから、光パワー制御部33による制御は、送信光パワーレベルの制御に相当すると捉えてよい。
光パワー制御部33は、例示的に、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)、集積回路、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の、演算能力を備えた演算装置によって実現、実装されてよい。演算装置は、コンピュータデバイスあるいはコンピュータ回路と称してもよいし、プロセッサデバイスあるいはプロセッサ回路と称してもよい。
光ネットワーク1を成す各ノード2の目標信号品質情報は、例示的に、ネットワーク制御装置5にて求められてよい。図3に、ネットワーク制御装置5の機能的な構成例に着目したブロック図を示す。
図3に示すネットワーク制御装置5は、例示的に、受信部50と、光増幅器出力光パワー情報演算/格納部51と、信号品質モニタ情報格納部52と、要求信号品質情報格納部53と、目標信号品質演算部54と、送信部55と、を備える。
各格納部51〜53は、それぞれ、個別のメモリに相当してもよいし、1又は複数のメモリのいずれかの記憶領域に相当してもよい。メモリは、記憶部あるいは記憶装置の一例であり、RAM(Random Access Memory)やハードディスクドライブ(HDD)等であってよい。
光増幅器出力光パワー情報演算/格納部51は、光増幅器出力光パワー情報を格納する。光増幅器出力光パワー情報は、予め設計された情報(別言すると、設計値)であってもよいし、各ノード2から通知される情報であってもよい。あるいは、光増幅器出力光パワー情報は、各ノード2から通知された情報を基に光増幅器出力光パワー情報演算/格納部51によって演算されてもよい。
ノード2によるネットワーク制御装置5に対する情報の通知は、図2に例示したノード2の光パワー制御部33によって行なわれてもよいし、ノード2全体の制御を司るノード制御部(図示省略)によって行なわれてもよい。
信号品質モニタ情報格納部52は、各ノード2でモニタされた信号品質モニタ情報を格納する。信号品質モニタ情報は、ノード2の光パワー制御部33から通知(受信)されてもよいし、ノード2のノード制御部から通知されてもよい。
要求信号品質情報格納部53は、要求信号品質情報を格納する。要求信号品質情報は、例示的に、光ネットワーク1において設定された光パスの受信端に相当するノード2が、当該光パスを通じて受信した光信号を誤りなく復調できる最低限の信号品質情報に相当する。なお、受信端に相当するノード2は、「受信ノード2」と称してよい。
受信部50は、各ノード2のいずれかから通知される既述の情報を受信する。
目標信号品質演算部54は、各格納部51〜53に格納された情報を基に、各ノード2での目標信号品質情報をノード2毎に演算する。目標信号品質情報は、例示的に、当該目標信号品質情報での光増幅器出力光パワー情報が許容レンジに収まる範囲で求められる。
得られた目標信号品質情報は、例示的に、送信部55を通じて、対応するノード2宛に送信(通知)される。ノード2宛に送信された目標信号品質情報は、例えば、当該ノード2の光パワー制御部33で受信されてもよいし、当該ノード2のノード制御部で受信されて光パワー制御部33に送信されてもよい。
目標信号品質情報をネットワーク制御装置5から受信した各ノード2は、それぞれ、光パワー制御部33によって、既述のとおり、信号品質モニタ情報が、受信した目標信号品質情報に近づくように、ノード2としての送信光パワーレベルを制御する。
したがって、ネットワーク制御装置5で生成されて各ノード2宛に送信される目標信号品質情報は、ノード2の送信光パワーレベル(別言すると、増幅出力光パワー)を制御する制御情報の一例であると捉えてよい。
これにより、或る光パスの受信ノード2での要求信号品質が満たされるように、当該光パスを経由するノード2の出力光パワーが個別的に制御(「調整」と称してもよい。)される。
別言すると、或る光パスの受信ノード2での要求信号品質が満たされるように、当該光パスにおける光パワー(レベル)の変化を示すレベルダイヤグラム(以下「レベルダイヤ」と略称する。)をノード2単位で調整できる。
レベルダイヤの調整(設定)の一例について、図4〜図7を参照して説明する。図4〜図6には、ノード2−1〜2−4(#1〜#4)に対して波長λ5の光パスが追加的に設定されるケースについて例示している。図7は、レベルダイヤの設定例を説明するフローチャートである。
なお、図4〜図6において、ノード#1が波長λ5の光パス(以下、便宜的に「光パスλ5」と表記することがある。)の送信端に相当する送信ノードである。光パスλ5の受信端に相当する受信ノード2は、ノード#4であってもよいし、図4〜図6には図示を省略した他のノードであってもよい。
また、以下では、各ノード2において信号品質情報の一例としてOSNRがモニタされるケースについて説明する。例えば、送信ノード#1でモニタされるOSNRは「OSNRmon(Tx)」で表すことができ、受信ノード2でモニタされるOSNRは「OSNRmon(Rx)」で表すことができる。
送信ノード2と受信ノード2との間のノード(「中継ノード」と称してよい。)#x(x=1〜Nのいずれか)でモニタされるOSNRは、「OSNRmon(x-1)」で表すことができる。
例えば、ノード#2でモニタされるOSNRは「OSNRmon(1)」、ノード#3でモニタされるOSNRは「OSNRmon(2)」、ノード#4でモニタされるOSNRは「OSNRmon(3)」で表せる。ノード#4が受信ノード2に相当する場合、「OSNRmon(3)」=「OSNRmon(Rx)」である。
まず、図4に例示するように、ネットワーク制御装置5は、各ノード#1〜#4に対して、光パスλ5を設定する制御を行なう。光パスλ5への入力光パワーの設定は、各ノード#1〜#4で同じでもよいし、異なっていてもよい。設定が完了すると、送信ノード#1は、受信ノード2に向けて光パスλ5へ当該入力光パワーで光信号を送信する(図7の処理P11)。
そして、図5に例示するように、各ノード#1〜#4及び受信ノード2は、信号品質モニタ(「OSNRモニタ」と称してよい。)31又は32を用いてOSNRの測定を行なう(図7の処理P12)。
例えば、送信ノード#1は、出力光モニタであるOSNRモニタ32を用いて「OSNRmon(Tx)」(=A)を測定する。ノード#2〜#4は、入力光モニタであるOSNRモニタ31を用いて、それぞれ、「OSNRmon(1)」(=B)、「OSNRmon(2)」(=C)、及び、「OSNRmon(3)」(=D)を測定する。
各ノード#1〜#4は、それぞれ、ONSRの測定値であるOSNRモニタ情報(「OSNRモニタ値」と称してもよい。)を、ネットワーク制御装置5に送信(通知)する(図7の処理P13)。
ネットワーク制御装置5は、既述のように、目標信号品質演算部54(図3参照)によって、受信ノード2での要求信号品質情報が満たされる、各ノード#1〜#4の目標OSNRを算出する(処理P14)。
なお、ノード#xの目標OSNRは「OSNR(x)target)」として表すことができる。図5の例では、「OSNR(1)target」=α、「OSNR(2)target」=β、「OSNR(3)target」=γ、「OSNR(4)target」=δである。目標OSNRの具体的な算出方法については後述する。
ネットワーク制御装置5は、算出した目標OSNRを対応するノード#1〜#4にそれぞれ通知する(図7の処理P15)。
そして、図6に例示するように、各ノード#1〜#4は、それぞれ、OSNRモニタ値(A,B,C,D)が、ネットワーク制御装置5から通知された目標OSNR(α、β、γ、δ)に一致するように、送信光パワーレベルを制御する(図7の処理P16)。
これにより、波長λ5の光パスのレベルダイヤが図6中に点線で例示するような状態になる。以上のようにして、受信ノード2での要求信号品質情報と、光増幅器出力パワー情報の許容レンジ(「制限」があると捉えてよい。)と、を考慮して、ノード2の送信光パワーレベルを個別的に調整できる。
別言すると、各ノード2の光増幅器出力パワーの制限を考慮して、光信号の伝送距離に応じてレベルダイヤを最適化することができる。図8に、レベルダイヤの設定例を示す。図8の(1)は、光信号が経由するノード数(別言すると、伝送距離)と、各ノード2での信号品質モニタ情報[dB]と、の関係の一例を示す。また、図8の(2)は、ノード数と、各ノード2でのチャネルあたりの送信光パワー[dBm]と、の関係の一例を示す。
図8の(1)及び(2)において、白丸印のプロットが、各ノード2でレベルダイヤが一定の場合(便宜的に、「通常ケース」と称してよい。)の値を示し、黒丸印のプロットが、上述したノード2単位のレベルダイヤの最適化を行なった場合の値を示している。
図8の(1)に例示するように、ノード2単位のレベルダイヤの最適化が可能なことで、通常ケースよりも、ノード番号=10の受信ノード#10での要求信号品質情報に対する余剰マージンを低減することができる。
したがって、他のノード#0〜#9に求められる目標信号品質を余剰マージンの低減に応じて全体的に下げることができる。目標信号品質の低下に応じて、個々のノード#0〜#9の光増幅器出力光パワー(別言すると、送信光パワー)も下げることができる。
また、図8の(2)に例示するように、ノード#0〜#10のうちの一部のノード#4〜#6に、他のノード#0〜#1及び#7〜#9に比べて、出力可能な光増幅器出力光パワー(別言すると、送信光パワー)に制限があることがある。
そのような状況であっても、当該制限を考慮して各ノード#0〜#9の送信光パワーが個別的に最適化される。別言すると、受信ノード2での要求信号品質を満たす範囲で、各ノード#0〜#9に対する送信光パワーの配分を最適化することができる。
以上のように、受信ノード2で要求される信号品質の余剰マージンを低減して、各ノード2の光増幅器出力光パワーが無駄に消費されることを低減することができる。別言すると、各ノード2の光増幅器出力光パワー消費の効率化を図ることができる。したがって、光信号の伝送可能距離の延伸化や、光伝送区間の収容チャネル数の増加等、光伝送の効率化を図ることができる。
(目標OSNRの第1の算出方法)
次に、ネットワーク制御装置5(目標信号品質演算部54;図3参照)での目標OSNRの算出方法の一例について、図9を参照しながら説明する。なお、図9に例示する処理P141〜P144は、図7の処理P14における処理に相当する。また、図3に例示した目標信号品質演算部54は、「目標OSNR演算部54」に読み替えてよい。
目標OSNR演算部54は、下記の数式1により、受信ノード2で測定された、受信光信号のOSNR(OSNRmon(Rx))と、当該光信号を誤りなく受信可能な最低限の要求OSNR(ROSNR)と、の差分(ΔOSNR)を算出する(処理P141)。
Figure 2016036101
なお、要求OSNR(ROSNR)には、光伝送システム1の信頼性を高めるために、マージンが含められていてよい。
また、目標OSNR演算部54は、下記の数式2によって、各ノード2で測定されたOSNRモニタ値(OSNRmon(Tx), OSNRmon(1),…,OSNRmon(x-1), OSNRmon(Rx))を基に、各ノード2のOSNR(NodeOSNR)を算出する(処理P142)。なお、数式2によって求まる、各ノード2のOSNRを「ノードOSNR」と称してよい。
Figure 2016036101
また、目標OSNR演算部54は、受信ノード2のOSNRモニタ値、すなわち、数式1の「OSNRmon(Rx)」を、上記の数式2で算出した各ノード2のOSNRを用いて、以下の数式3によって算出する(処理P143)。
Figure 2016036101
なお、処理P141〜143の処理順序は不問である。また、処理P141〜143は、並列処理してもよい。
そして、目標OSNR演算部54は、数式1及び数式2の算出結果を用いて、各ノード2(#x)の目標OSNR(NodeOSNR(x)target)を、以下の数式4によって算出する(処理P144)。なお、各ノード2の目標OSNRは「目標ノードOSNR」と称してよい。
Figure 2016036101
次いで、目標OSNR演算部54は、算出した目標OSNR(NodeOSNR(x)target)と、各ノード2が達成可能なOSNRの最大値(NodeOSNR(x)max)と、を比較して、全ノード2で目標OSNRが達成可能か否かを判定する(処理P145)。なお、各ノード2が達成可能なOSNRの最大値(NodeOSNR(x)max)は、以下の数式5によって求めることができる(併せて図10を参照)。
Figure 2016036101
数式5において、「NF(x,pre)」は、ノード#xのプリアンプ21の雑音係数を表し、「NF(x,post)」は、ノード#xのポストアンプ23の雑音係数を表す。「Pin(x,pre)max」は、ノード#xのプリアンプ21への最大入力光パワーを表し、例示的に、前段のノード#(x−1)のポストアンプ23の最大出力光パワーと、他チャネルのパワー等と、に依存して決まる。
「Pin(x,post)max」は、ノード#xのポストアンプ23への最大入力光パワーを表し、例示的に、ノード#xのプリアンプ21の最大出力光パワー、他チャネルのパワー、及び、非線形信号品質劣化等に依存して決まる。これらのパラメータは、既述の光増幅器出力光パワー情報に含まれてよい。また、数式5において、「ATT(x)min」は、ノード#xのWSS22に設定される減衰量の最小値を表し、「h」は、プランク定数を表し、「ν」はチャネルの周波数を現し、「Δf」は、測定帯域幅を表す。
比較の結果、全ノード2で目標OSNR(NodeOSNR(x)target)を実現できる場合(処理P145でYESの場合)、目標OSNR演算部54は、その目標OSNR(NodeOSNR(x)target)を、対応するノード2宛に送信する(図7の処理P15)。
一方、比較の結果、最大OSNRが算出した目標OSNRよりも小さく、目標OSNR(NodeOSNR(x)target)を実現できないノード2が存在する場合(処理P145でNOの場合)がある。そのようなノード2を仮にノード#j(j=1〜Nのいずれか)とする。
この場合、目標OSNR演算部54は、当該ノード#jを考慮して、以下の数式6によって、新しい受信ノード2のOSNRモニタ値(OSNRmon(Rx)new)を算出する(処理P146)。
Figure 2016036101
そして、目標OSNR演算部54は、数式6の算出結果と、下記の数式7とを基に、新しい各ノードの目標OSNR(NodeOSNR(x)new_target)を、下記の数式8によって算出する。
Figure 2016036101
Figure 2016036101
以降、全ノード2で達成できる目標OSNRが得られるまで(処理P145でYESと判定されるまで)、目標OSNR演算部54は、同様の処理(再計算)を繰り返す。全ノード2で達成できる最終的な目標OSNR(NodeOSNR(x)final_target)が決定すると、例えば、以下の数式9で表される目標OSNRが得られる。
Figure 2016036101
目標OSNR演算部54は、数式10で表される目標OSNRを制御情報の一例として、送信部55を通じて、対応するノード2宛に送信する(図7の処理P15)。
(目標OSNRの第2の算出方法)
上述した目標OSNRの演算を一般化すると、目標OSNR演算部54は、以下の数式10で表される目的関数を、例えば線形計画法によって解けばよい。
Figure 2016036101
なお、「NodeOSNR(x)」は、ノード#xにおけるOSNRを表し、「ΔNodeOSNR(x)」は、ノード#xにおけるOSNRの補正量を表す。
目標OSNR演算部54は、数式10を解くことによって求まった補正量(ΔNodeOSNR(x))から、各ノード2の目標OSNR(NodeOSNR(x)target)を、下記の数式12で表される制約条件の下、下記の数式11及び前記の数式9を用いて算出すればよい。
Figure 2016036101
Figure 2016036101
なお、数式12の「NodeOSNR(x)max」は、数式5に示したとおりである。数式の「Pin(x1)max」及び「Pin(x2)max」は、それぞれ、予め定められた値でもよいし、例えば、以下の数式13によって決めてもよい。
Figure 2016036101
なお、数式13において、「M」は、変調フォーマットの種類を表し、ビットレート等で決まる係数である。例えば、10GbpsのNRZ(Non-Return-to-Zero)信号であれば、M=1、100GbpsのDP−QPSK信号であれば、M=2等に設定してよい。「DP−QPSK」は、「Dual Polarization - Quadrature Phase Shift Keying」の略称である。
また、「Ptotal_out(x)pre」は、ノード#xにおけるプリアンプ21の最大出力光パワーを表し、「Ptotal_out(x-1)post」は、ノード#(x−1)におけるポストアンプ23の最大出力光パワーを表す。
「Pused(x)pre」は、ノード#xにおけるプリアンプ21の既に使用されているパワーを表し、「Pused(x-1)post」は、ノード#(x−1)におけるポストアンプ23の既に使用されているパワーを表す。
更に、「Num(free_ch(x))」は、ノード#xにおいて割り当て可能なチャネル数を表し、「Num(free_ch(x-1))」は、ノード#(x−1)において割り当て可能なチャネル数を表し、αは、光伝送路4に用いられる光ファイバのロスを表す。
したがって、目標OSNR演算部54は、アンプ21及び23の最大出力光パワーの情報と、アンプ21及び23が現在出力しているパワーの情報と、現在使用中(割り当て済み)のチャネル数と、を基に、最大ノードOSNRを求めることができる。そして、目標OSNR演算部54は、当該最大ノードOSNR以下の範囲で、各ノード2の目標OSNRを求めることができる。
(目標OSNRの第3の算出方法)
上述した目標OSNRの算出方法を、複数波長(WDM)のケースに拡張すると、目標OSNR演算部54は、以下の数式14で表される目的関数を、例えば線形計画法によって解けばよい。
Figure 2016036101
なお、「NodeOSNR(k,Tx)」は、波長(チャネル)#kのノード#xにおけるOSNR(NodeOSNR)を表し、「NodeOSNR(k,x)」は、チャネル#kのノード#xにおけるOSNRを表す。「ΔNodeOSNR(k,x)」は、チャネル#kのノード#xにおけるONSR(NodeOSNR)の補正量を表す。
目標OSNR演算部54は、数式14を解くことによって求まった補正量(ΔNodeOSNR(k,x))から、各ノード2の目標OSNRを、下記の数式16で表される制約条件の下、下記の数式15及び前記の数式9を用いて算出すればよい。
Figure 2016036101
Figure 2016036101
なお、数式16の「NodeOSNR(k,x)max」は、以下の数式17で表すことができる。
Figure 2016036101
数式17において、「NF(k,x,pre)」は、チャネル#kについてのノード#xのプリアンプ21の雑音係数を表し、「NF(k,x,post)」は、チャネル#kについてのノード#xのポストアンプ23の雑音係数を表す。「Pin(k,x,pre)max」は、チャネル#kについてのノード#xのプリアンプ21への最大入力光パワーを表し、例示的に、前段のノード#(x−1)のポストアンプ23の最大出力光パワーと、他チャネルのパワー等と、に依存して決まる。
「Pin(k,x,post)max」は、チャネル#kについてのノード#xのポストアンプ23への最大入力光パワーを表し、例示的に、ノード#xのプリアンプ21の最大出力光パワー、他チャネルのパワー、及び、非線形信号品質劣化等に依存して決まる。これらのパラメータは、既述の光増幅器出力光パワー情報に含まれてよい。
数式17の制約条件は、以下の数式18で表される制約条件に代替してもよい。
Figure 2016036101
なお、数式18において、「Ptotal(pre,x)」は、ノード#xにおけるプリアンプ21の最大入力光パワーを表し、「Ptotal(post,x)」は、ノード#xにおけるポストアンプ23の最大入力光パワーを表す。アンプ21及びアンプ23の最大入力光パワーを、チャネル数との関係で可変しながら、最適値を算出してもよい。
以上のようにして、目標OSNR演算部54は、複数チャネルについての各ノード#xの目標OSNRをまとめて求めることができる。当該目標OSNRを受信したノード#xでは、チャネル#k単位に光パワー調節部22の減衰量を制御することで、各チャネル#kの増幅出力光パワーを制御、最適化することができる。
(目標OSNR設定方法)
ネットワーク制御装置5から目標信号品質情報を受信した光パワー制御部33(図2参照)は、例えば、受信した目標信号品質情報と、信号品質モニタ情報と、の差分が最小(あるいは、或る閾値以下)になるように、光パワー光調節部22の減衰量を制御する。
この時、ネットワーク制御装置5は、例えば図11に示すように、光パスの送信ノード#0(Tx)から受信ノード#N(Rx)に向けて、ノード#1→ノード#2→ノード#3,・・・,ノード#(N−1)と順番に設定を行なってよい。なお、メッシュネットワークの場合は、波長パス毎に送信ノード2から受信ノードに向かって順番に設定を行なえばよい。
以上のようにして、光ネットワーク1のレベルダイヤをチャネル毎やスパン毎に設定、最適化することが可能である。
(変形例)
上述した例では、信号品質の一例としてOSNRを扱う場合について説明したが、Q値やBERについても上述した例と同様に扱うことができる。例えば、信号品質としてQ値を用いる場合であれば、既述の要求OSNR、目標OSNR、及び、目標ノードOSNRを、それぞれ、要求Q値、目標Q値、目標ノードBERに置き換えればよい。
同様に、信号品質としてBERを用いる場合であれば、既述の要求OSNR、目標OSNR、及び、目標ノードOSNRを、それぞれ、要求BER、目標BER、目標ノードBERに置き換えればよい。
例えば、ノード#xが達成可能なQ値の最大値(NodeQ(x)max)(最大ノードQ値)は、数式5に示した最大ノードOSNR(NodeOSNR(x)max)を用いて、下記の数式19によって表すことができる。
Figure 2016036101
数式19において、「F」は、最大ノードOSNR(NodeOSNR(x)max)とQ値とを関連づける校正係数を表し、「γ」は、光伝送路4に用いられる光ファイバの入力パワーを非線形劣化量に変換する校正係数を表す。「Pin(x,post)max」は、数式5にて既述のとおり、ノード#xのポストアンプ23への最大入力光パワーを表し、例示的に、ノード#xのプリアンプ21の最大出力光パワー、他チャネルのパワー、及び、非線形信号品質劣化等に依存して決まる。
なお、OSNR、Q値、及び、BERの各信号品質の指標は、いずれかを複合的に組み合わせて目標信号品質情報の演算に用いてもよい。
(光ネットワーク構成例)
図12に例示するように、光ネットワーク1を成す複数のノード2には、図2に例示した光パワー調節部22及び光パワー制御部33を備えたノード2と、光パワー調節部22及び光パワー制御部33を備えないノード2と、が混在していて構わない。光パワー調節部22及び光パワー制御部33を備えないノード2は、例えば、光伝送路4から受信した光信号を中継増幅する光中継増幅ノードに相当すると捉えてよい。
また、既述の例では、図13に模式的に例示するように、信号品質モニタ情報、光増幅器出力光パワー情報等の情報が、ネットワーク制御装置5に集約されて、目標信号品質演算部54にて目標信号品質情報が演算されて、演算結果が各ノード2宛に送信される。
これに対して、図14に模式的に例示するように、ネットワーク制御装置5によらずに、ノード2間の通信によって既述の例と同様のレベルダイヤ制御を実施してもよい。例えば、ノード2間に設定された監視制御チャネルを用いてノード2間で通信を行なうことによって、信号品質モニタ情報や光増幅器出力光パワー情報等を各ノード2で共有しておく。また、各ノード2のいずれかに目標信号品質演算部54に相当する演算部を備えておく。
そして、当該演算部を備えたノード2(「マスターノード2」と称してよい。)が、共有情報を基に各ノード2の目標信号品質情報を算出し、算出した情報を各ノード2に送信する。これにより、ネットワーク制御装置5に負荷が集中することを低減することができる。目標信号品質演算部54に相当する演算部を複数のノード2に備えておけば、マスターノード2の現用及び予備の切り替えや、負荷分散等を図ることもできる。
なお、既述の例では、目標信号品質情報をノード2宛に送信する例について説明したが、目標信号品質情報を基に生成した各ノード2の光パワー調節部22に対する制御情報を各ノード2に送信するようにしてもよい。
例えば、各ノード2がネットワーク制御装置5(あるいは、マスターノード2)宛に信号品質モニタ情報を通知すれば、当該信号品質モニタ情報と目標信号品質情報との差分を最小にできる光パワー調節部22の制御情報を生成することができる。したがって、ネットワーク制御装置5(あるいは、マスターノード2)は、当該制御情報を各ノード2に送信できる。
別言すると、ネットワーク制御装置5(あるいは、マスターノード2)は、各ノード2で目標信号品質情報が満たされるように、各ノード2の増幅出力光パワー(例えば、光パワー調節部22)を制御可能な情報を各ノード2宛に送信できればよい。
更に別言すると、目標OSNR演算部54は、WDM光信号の波長数に応じてノード2が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、受信ノード2での要求信号品質情報と、を基に、ノード2毎に増幅出力光パワーを制御する制御情報を生成できればよい。当該制御情報を生成できればよいから、目標OSNR演算部54は、「制御情報生成部54」と称してもよい。
1 光伝送システム(光ネットワーク)
2−1〜2−N 光伝送装置(ノード)
4 光伝送路
5 ネットワーク制御装置
21 光増幅器(プリアンプ、受信アンプ)
22 光パワー調節部
23 光増幅器(ポストアンプ、送信アンプ)
24 波長分離器(デマルチプレクサ)
25 光受信器
26 光送信器
27 波長多重器(マルチプレクサ)
31,32 信号品質モニタ
33 光パワー制御部
41,42,44 光分岐カプラ
43 光合波カプラ
50 受信部
51 光増幅器出力光パワー情報演算/格納部
52 信号品質モニタ情報格納部
53 要求信号品質情報格納部
54 目標信号品質演算部
55 送信部

Claims (10)

  1. 光信号を増幅する光増幅器と、
    前記光増幅器から出力される前記光信号のパワーを調節する光パワー調節部と、
    前記光信号に含まれる波長数に応じて前記光増幅器が出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記光信号を受信する受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に求められる光パワー制御情報に従って、前記光パワー調節部の光パワー調節量を制御する制御部と、
    を備えた、光伝送装置。
  2. 前記光増幅器から出力される光信号の品質をモニタするモニタを備え、
    前記制御部は、
    前記モニタモニタされた信号品質情報と、前記光パワー制御情報に含まれる目標信号品質情報と、の差分が所定の閾値以下になるように、前記光パワー調節量を制御する、請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記信号品質情報が、光信号対雑音比、ビットエラーレート、及び、前記光信号のQ値のいずれかである、請求項1又は2に記載の光伝送装置。
  4. 前記制御部は、
    前記光パワー制御情報を生成する制御装置が、前記光伝送装置を含む複数の光伝送装置に備えられた光増幅器の前記出力光パワー情報と、前記要求信号品質情報と、を基に前記各光伝送装置のそれぞれについて求めた前記目標信号品質情報を、前記制御装置から受信する、請求項2に記載の光伝送装置。
  5. 前記目標信号品質情報は、
    前記制御装置が、前記各光伝送装置についての前記出力光パワー情報を基に、前記各光伝送装置が達成可能な前記目標信号品質情報の最大値以下の範囲で求めた情報である、請求項4に記載の光伝送装置。
  6. 光信号を増幅出力する複数の光伝送装置と、
    前記光信号を受信する受信ノードと、
    前記光信号に含まれる波長数に応じて前記各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に、前記各光伝送装置の増幅出力光パワーを個別的に制御する制御装置と、
    を備えた、光伝送システム。
  7. 前記制御装置は、
    前記各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に、前記光伝送装置毎の目標信号品質情報を求め、前記目標信号品質情報を対応する前記光伝送装置宛に送信し、
    前記各光伝送装置は、
    前記制御装置から受信した前記目標信号品質情報が満たされるように前記増幅出力パワーを制御する、請求項6に記載の光伝送システム。
  8. 前記制御装置は、
    前記各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報を基に、前記各光伝送装置が達成可能な前記目標信号品質情報の最大値を求め、前記最大値以下の範囲で前記目標信号品質情報を求める、請求項7に記載の光伝送システム。
  9. 前記信号品質情報が、光信号対雑音比、ビットエラーレート、及び、前記光信号のQ値のいずれかである、請求項6〜8のいずれか1項に記載の光伝送システム。
  10. 光信号を増幅出力する複数の光伝送装置と、前記光信号を受信する受信ノードと、を備えた光伝送システムの制御装置であって、
    前記光信号に含まれる波長数に応じて前記各光伝送装置が増幅出力可能な1波長あたりの出力光パワー情報と、前記受信ノードでの要求信号品質情報と、を基に、前記光伝送装置毎に前記増幅出力光パワーを制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、
    前記制御情報を対応する前記光伝送装置宛に送信する送信部と、
    を備えた、光伝送システムの制御装置。
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