JP2017098686A - 伝送装置、ネットワーク制御装置、伝送システム - Google Patents

伝送装置、ネットワーク制御装置、伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】他の波長への影響を考慮して、増設する波長ならびに運用中の波長を所定の信号特性でネットワークに用いることを可能にする伝送システムを提供する。
【解決手段】複数の伝送装置とネットワーク管理装置で構成されるネットワークで運用するチャネルを増設する時に、増設チャネルの信号の複数の強度毎の運用チャネルに及ぼす影響並びに増設するチャネルが運用チャネルから受ける影響を測定する。測定した結果に基づいて、運用チャネルの信号と増設チャネルの信号が受信先の伝送装置において所定の特性で受信できるように増設チャネルの信号を運用する強度を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送装置、ネットワーク制御装置、伝送システムに関する発明である。
各種の情報を複数のチャネルを合波して伝送する光波長多重(WDM;Wavelength Division Multiplexing)伝送方式がネットワークの様々な伝送システムに適用されている。
また、現在のネットワークは、メッシュ状で複雑に入り組んだ構成になっているため、送信元の伝送装置から受信先の伝送装置にたどり着くための経路が複数にわたって存在することが多い。そのため障害時の迂回用の経路や増設時の経路が複数考えられる場合が多い。
そのため、チャネルの増設や切り替えを行うときに増設や切り替えの先の経路に対してテスト信号を用いて信号特性を測定する方法がある。
例えば、複数の伝送装置からなるネットワークにおけるWDM伝送方式では、運用中のチャネルの切り替えを行うときにテスト信号を用いて、切替先のチャネルにおけるテスト信号の信号特性を測定する方法がある(例えば、特許文献1)。
特開2001−244900号公報
将来、ネットワークの大容量化等を行う方法の1つとして例えば、WDM伝送方式で多重するチャネルの間隔を狭くする方法が考えられる。
ネットワークの大容量化等に伴い、増設するチャネルの信号や経路を切り替えたチャネルの信号がすでに運用中のチャネルの信号に対して非線形光学効果等により影響を与え、運用中のチャネルの信号の信号特性を劣化させるようになる。
従来のWDM伝送方式では、上記で説明したとおり、増設するチャネルの信号や経路を切り替えたチャネルの信号に対しての信号特性は考慮されているが、運用中のチャネルの信号が増設するチャネルの信号から受ける影響による信号特性の劣化については考慮されていない。
運用中のチャネルの信号が増設するチャネルの信号や経路を切り替えたチャネルの信号の影響により信号特性が劣化することで、運用中のチャネルの信号を終端する伝送装置で所定以上の信号特性を受信できない問題が生じる。
従って、チャネルを増設や切り替えを行う際に、増設するチャネルの信号や増設するチャネルの伝送経路を通る運用中のチャネルの信号を考慮したチャネルの増設方法が必要になる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、増設するチャネルならびに運用中のチャネルを所定の信号特性でネットワークに用いることを可能にする伝送装置、ネットワーク制御装置、及び伝送システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、複数の伝送装置とネットワーク制御装置からなるネットワークの伝送システムにおいて、前記複数の伝送装置のうち第1の伝送装置は、前記複数の伝送装置のうち第2の伝送装置に第1の強度で第1のチャネルの信号を送信し、前記第2の伝送装置は、終端した第1の強度の前記第1のチャネルの信号の信号品質に関する第1の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、前記複数の伝送装置のうち第3の伝送装置は、前記第1のチャネルの信号が通る伝送経路のうち少なくとも一部を通る第2のチャネルの信号を終端し、終端した前記第2のチャネルの信号に関する第2の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、前記ネットワーク制御装置は、前記第1の情報と前記第2の情報からに基づいた前記第1のチャネルの信号の出力強度となる第2の強度の情報を前記第1の伝送装置に送信し、前記第1の伝送装置は、前記第2の強度で前記第1のチャネルの信号を送信することを特徴とする伝送システムが提供される。
上記伝送システムによると、運用中のチャネルの信号と増設するチャネルの信号を所定以上の信号特性になるようにチャネルを増設することが可能となる。
図1は、ネットワークの構成例を示す図である。 図2は、ネットワーク制御装置の構成例を示す図である。 図3は、伝送装置の構成例を示す図である。 図4は、伝送装置がネットワーク制御装置から制御信号を受信した時の動作の一例を示すフローチャートの図である。 図5は、実施の形態1における増設チャネルと運用チャネルの関係の一例を示す図である。 図6は、実施の形態1における増設チャネルと運用チャネルの配列の一例である。 図7は、増設チャネルが運用チャネルに影響を与える場合に、増設チャネルの強度限界値を求める方法の一例を説明する図である。 図8は、実施の形態1における増設チャネルの強度設定の一例を説明する図である。 図9は、増設チャネルの強度設定を決めるフローチャートの一例を説明する図である。 図10は、実施の形態2における増設チャネルと運用チャネルの関係の一例を示す図である。 図11は、実施の形態2における増設チャネルと運用チャネルの配列の一例である。 図12は、実施の形態2における増設チャネルの強度設定の一例を説明する図である。 図13は、実施の形態3における増設チャネルと運用チャネルの関係の一例を示す図である。 図14は、実施の形態3における増設チャネルと運用チャネルの配列の一例である。 図15は、実施の形態3における増設チャネルの強度設定の一例を説明する図である。 図16は、実施の形態4における増設チャネルと運用チャネルの関係の一例を示す図である。 図17は、実施の形態4における増設チャネルと運用チャネルの配列の一例である。 図18は、実施の形態4における増設チャネルの強度設定の一例を説明する図である。 図19は、実施の形態4における増設チャネルの強度設定の一例を説明する図である。
以下に添付図面を参照して開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
はじめにネットワーク10の構成について説明する。ネットワーク10の構成の一例を図1に示す。ネットワーク10は、ネットワーク制御装置100と伝送装置200a、200b、200c、200d、200e、200f、200gを備える。なお、伝送装置200a、200b、200c、200d、200e、200f、200gを区別しない場合は、単に伝送装置200と記載する。また、伝送装置200の数は、図1の数に限らず複数あればよい。
ネットワーク制御装置100は、各伝送装置200に制御情報等の情報を送信する。また、各伝送装置200から自伝送装置200が他伝送装置200から受信した信号の信号特性等の情報を受信する。なお、信号特性は、BER(Bit Error Ratio)やOSNR(Optical Signal Noise Ratio)等である。
伝送装置200はネットワーク制御装置100から受け取った制御情報を基に対象のチャネルの信号を送信する。また、伝送装置200は、各チャネルの信号の測定値もしくは、受信信号の信号特性等をネットワーク制御装置100に送信する。
ネットワーク制御装置100の機能ブロック図の構成の一例を図2に示す。ネットワーク制御装置100は、通信部110、制御信号生成部120、制御部130、信号割当部140、ネットワーク情報管理部150、判定部160、算出部170を備える。
通信部110は、制御信号生成部120で生成した制御信号を宛て先の伝送装置200に送信する。
また、通信部110は、伝送装置200から各チャネルの信号の測定値もしくは、受信信号の信号特性等を受信する。なお、通信部110は、送信部と受信部で分けて記載しても良い。また、通信部110は、複数備えても良い。
制御信号生成部120は、制御部130からの制御に従って、新たに割り当てられるチャネル(増設チャネル)に対してプローブ光(テスト信号)を発生するように対象の伝送装置200宛ての制御信号を生成する。また、制御部130からの制御に従って、増設チャネルの信号の影響を受ける運用チャネルの信号や増設チャネルの信号の受信先の伝送装置200宛てに送信するための測定に関する情報を含む制御信号を生成する。
また、制御信号生成部120は、影響を受ける運用チャネルの信号の送信元の伝送装置200に対して、測定を行うために測定対象チャネルの信号に情報をのせない(既知信号を送信する)等の制御信号を送信するようにしても良い。
また、運用チャネルとは、ネットワーク10内の伝送路毎で用いられているチャネルを示している。また、ネットワーク10において各伝送装置200間の伝送路で用いられていないチャネルを非運用チャネルとする。また、増設チャネルとは、とある伝送路において非運用チャネルから運用チャネルに変更されるチャネルのことである。
また、測定対象チャネルの信号とは、運用チャネルの信号のうち、増設チャネルの信号から影響をうけるチャネルの信号とする。なお、測定対象チャネルの信号は、他の運用チャネルの信号と区別する時のみ測定対象チャネルの信号と記載する。なお、測定対応チャネルの信号の決定方法については、後述する。
なお、制御信号生成部120は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路で構成される。
制御部130は、信号割当部140に増設チャネルを決めるように制御する。また、制御部130は、信号割当部140から増設チャネルの情報が送られてくると、ネットワーク情報管理部150に格納してあるネットワーク10の運用チャネル情報等に基づいて、制御信号生成部120に対して、測定に関連するチャネルの送信元または、受信先の各伝送装置200宛ての制御信号を生成するように制御する。
また、制御部130は、判定部160の判定結果に基づいて、全ての測定対象チャネルの信号が所定の信号特性内に納まる場合は、ネットワーク情報管理部150に算出部170で算出した雑音量や受信した信号特性等を格納し、再度、増設チャネルの信号の強度を変更して再度測定するように制御信号生成部120を制御する。なお、雑音量については、後述する。
また、制御部130は、判定部160の判定結果に基づいて、いずれかの測定対象チャネルの信号が所定の信号特性内に納まらない場合は、測定、算出を終了させる。なお、制御部130は、測定を終了させる時の雑音量や信号特性等の情報を格納するようにしても良い。
また、制御部130は、測定する最大強度を定めて、最大強度に達すると判定部160の判定結果に関わらず測定、算出を終了するようにしても良い。
また、制御部130は、ネットワークの状態に応じて、算出部170に累計雑音量の算出等を行うように通知する。
なお、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が各機能を制御することで実現される。
信号割当部140は、制御部130の制御に従って、ネットワーク情報管理部150の情報を基にとある伝送路における非運用チャネルから運用チャネルに変える増設チャネルをきめる。
なお、信号割当部140は、例えば、CPUで所定のプログラムを実行することで実現することができる。
ネットワーク情報管理部150は、伝送路毎の運用チャネルの情報や算出部170で算出した雑音量等の値を有する。なお、運用チャネルの情報と算出結果等を別々に有するように分けてもよい。
なお、ネットワーク情報管理部150の情報は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に記憶される。
判定部160は、算出部170で算出に用いた伝送装置200から送られてきた信号特性が所定値より大きいかを判定し、判定結果と算出部で算出した雑音量や受信した信号特性等を制御部130に通知する。
算出部170は、通信部110が受信した伝送装置200から送られてきた信号特性を基にネットワーク10に関する情報の算出を行う。例えば、BERやOSNR等から雑音量を算出する。また、複数回の測定を用いて強度変化に伴う雑音量の増減を算出する。算出部170は、算出結果等を判定部160に通知する。
また、算出部170は、制御部130から累計雑音量の算出等の通知があると、ネットワーク管理情報部150の関連する情報に基づいて算出する。
雑音量とは、例えば、運用チャネルの信号のOSNRの逆数から算出したノイズである。また、増設チャネルの信号の強度を上昇させた時に、上昇後のOSNRの逆数と上昇前のOSNRの逆数の差分を取ることで上昇に伴う雑音量の増加分を測定することが可能になる。
雑音量の差分の算出方法の一例を説明する。例えば、増設チャネルの強度を強度Pから強度Pに増加する時に発生する雑音量の差分Δ雑音量PNoise(P、P)は、運用チャネルの強度Psigを用いて(数1)となる。
(数1)
Noise(P,P)/Psig=OSNR(P−1−OSNR(P−1
なお、OSNR(P−1と、OSNR(P−1は、それぞれ、雑音量PNoise(P)、PNoise(P)を用いて(数2)となる。
(数2)
OSNR(P−1=PNoise(P)/Psig
OSNR(P−1=PNoise(P)/Psig
以上のように、増設チャネルの強度変化前後におけるOSNRの逆数の差分を計算することで、運用チャネルの強度や増設チャネルの強度変化に対して加わる雑音量を算出する。なお、OSNRは、測定したBERから算出しても良い。
なお、判定部160及び、算出部170は、例えば、CPUで所定のプログラムを実行することで実現することができる。
ここでネットワーク制御装置100における増設チャネルを決定して、伝送装置200に制御信号を送信するまでの処理について説明する。
まず、とある伝送装置200間の伝送路においてチャネルを増設すると決まると、制御部130が信号割当部140に増設するチャネルの送信元と受信先となる伝送装置200を通知する。
なお、チャネルの増設の決定は、ネットワーク制御装置100に伝送装置200から要求信号を送信する。また、ネットワーク制御装置100がネットワーク10の状態に基づいて決めても良い。
信号割当部140がネットワーク情報管理部150から増設するチャネルの伝送経路においての運用チャネルを検出し、非運用チャネルから増設チャネルを決め、制御部130に通知する。なお、信号割当部140は、ネットワーク情報管理部150の運用チャネルの配置情報を用いて影響が小さくなるような位置に増設チャネルを設定するようにしても良い。
制御部130は、増設チャネルの送信元の伝送装置200に対しての制御信号を生成するように制御信号生成部120を制御する。
制御信号生成部120は、制御部130の制御に従って、増設チャネルの送信元の伝送装置200を宛て先にする制御信号を生成して、通信部110から該当の伝送装置200に制御信号を送信する。
また、通信部110から増設チャネルの信号の終端(受信)先及び、測定対象チャネルの信号の終端先の伝送装置200に制御信号生成部120で生成した各伝送装置200宛ての測定するチャネルの情報を含む制御信号を送信する。なお、影響に関わらず、増設するチャネルの信号が伝送する伝送経路を一部でも通るチャネルの信号の終端側の伝送装置200に送信しても良い。
例えば、図1のようなネットワーク10において、伝送装置200aから伝送装置200cにチャネルを増設する場合は、増設チャネルをきめると伝送装置200a‐200b、伝送装置200b‐200c間の伝送路において少なくともどちらか一方で増設チャネルに影響を受ける運用チャネルである測定対象チャネルを終端する側の各伝送装置200と新たに追加する送信元の伝送装置200aに対して制御信号を送信する。
次に伝送装置200の機能ブロック図の構成の一例を図3に示す。伝送装置200は、通信部210、制御部220、測定部230、選択部240、分岐部250、受信処理部260、送信信号設定部270、信号発生部280、合波部290を備える。
通信部210は、ネットワーク制御措置100から受信した制御信号を制御部220に通知する。
また、通信部210は、測定部230で測定した信号の測定結果をネットワーク制御装置100に送信する。
制御部220は、通信部210からの制御信号のうち送信に関わる制御信号を送信信号設定部220の制御に用いる。また、通信部210からの制御信号のうち測定(受信側)に関わる制御信号を測定部230の制御に用いる。
測定部230は、分岐部250で分岐した信号のうち対象のチャネルの信号を測定する。また、測定結果を通信部210に通知する。測定部230は、測定波長設定部231とモニタ部232を備える。
測定波長設定部231は、制御部220から送られてきた受信側の制御信号から伝送装置200で測定するチャネルを設定する。
なお、測定波長制御部220は、例えば波長可変フィルタで構成される。
モニタ部230は、測定波長設定部220で設定されたチャネルの信号特性を測定する。
なお、モニタ部230は、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)とアナログデジタルコンバータで構成される。
なお、モニタ部230の代わりに受信処理部260で終端したチャネルの信号の信号特性を測定するようにしても良い。
選択部240は、他の伝送装置200から伝送されてきた波長多重信号のうち自伝送装置200で終端するチャネルの信号と終端しないチャネルの信号に分ける。なお、終端しないチャネルの信号は、合波部290に送られ、終端するチャネルの信号は、受信処理部260側に送られる。
選択部240は、例えば、波長選択スイッチで構成される。
分岐部250は、選択部240で選択された終端する側のチャネルを測定用と終端用に分岐させる。
なお、分岐部240は、選択部240の前に設けて、選択部240で選択する前の信号を分岐させても良い。
なお、分岐部250は、例えば、スプリッタで構成される。
受信処理部260は、自伝送装置200で終端するチャネルの信号に対して光電変換等を用いて信号処理を行う。
受信処理部260は、例えば、フォトダイオード、ASICやFPGA等の集積回路等で構成される。
送信信号設定部270は、制御部220の制御に従って、自伝送装置200から送信する信号の設定をする。
送信信号設定部270は、例えば、CPUで所定のプログラムを実行することで実現することができる。
信号発生部280は、送信信号設定部270からの制御情報に基づいて、増設チャネルの位置にプローブ光を発生させる。また、信号発生部280は、伝送装置200が送信元の運用チャネルについても信号光を発生させる。なお、信号発生部280は、伝送装置200で発生した信号光に対して送信信号設定部270の設定に基づいて変調をかける。
信号発生部280は、例えば、レーザーダイオード(LD)等の発光素子と変調器で構成される。
合波部290は、選択部240で分岐した信号のうち伝送装置200で終端しない信号のチャネルの信号と信号発生部280で生成したチャネルの信号等を多重する。
合波部290は、例えば、AWGで構成される。
伝送装置200がネットワーク制御装置100から制御信号を受信した場合について、図4のフローチャートの一例を用いて説明する。なお、図4では、運用チャネルと増設チャネル両方に対する制御を考慮した記載になっている。
ネットワーク制御装置100から通信部210が制御信号を受信すると、制御部220で制御信号が受信側の制御か送信側の制御かを調べる(ステップS10)。受信側の制御の場合(S10:No)は、測定部230で制御信号に基づいて、測定波長設定部231が伝送装置200で測定するチャネルを選択する(ステップS11)。
チャネルを選択すると他伝送装置200から信号を受信しているかを調べる(ステップS12)。受信していない場合(S12:No)は、受信するまで待機する。
他の伝送装置200から信号を受信する(S12:Yes)と、モニタ部232で対象のチャネルの信号の信号特性を得て(ステップS13)、その結果を通信部210よりネットワーク制御装置100に送信して(ステップS14)、終了する。
ネットワーク制御装置100からの制御信号が送信側の制御信号の場合(S10:Yes)は、制御部220で制御信号における制御が増設チャネルを対称にしているかを判断する(ステップS15)。
増幅チャネルを対象と判断した場合(ステップS15:Yes)は、送信信号設定部270でチャネルの設定をし、信号発生部280が該当のチャネルにプローブ光を発生(ステップS16)し、変調をかけて増設チャネルの信号を生成する。また、制御部220は、制御信号に運用チャネルの制御情報が含まれているかを調べる(ステップS17)。
なお、送信信号設定部270の制御対象のチャネルの判断(S15とS17)は、同時に行ってもいいし、どちらか一方を判断し、その後に他方の判断を行っても良い。
ステップS15で増設チャネルの対象でないと判断した場合(ステップS15:No)または、ステップS17で運用チャネルの制御情報を含むと判断した場合(ステップS17:Yes)は、信号発生部280が対象の運用チャネルに対して信号光を生成する(ステップS18)。
なお、ステップS15で増設チャネルの対象でないと判断した場合(ステップS15:No)、ステップS17の処理も行っても良い。図4のフローチャートの場合は、送信の制御情報かを先に調べている
(ステップS10)ため一方(増設チャネル)が対象でないと他方(運用チャネル)が対象となる。
ステップS18の処理後もしくは、ステップS17で運用チャネルの制御情報を含まないと判断した場合(ステップS17:No)は、合波部290でチャネルの信号を多重して(ステップS19)伝送装置200から出力し、処理を終了する。なお、選択部240から他のチャネルの信号が送られてきたら、ステップS19の処理において、信号発生部280で生成したチャネルと多重して出力する。
次にある伝送装置200間のとある伝送路における運用チャネルと増設チャネルの関係の一例を図5、図6に示す。
図5(a)は、ネットワーク10における伝送装置200a‐伝送装置200b、伝送装置200b‐伝送装置200c間の伝送路のうちいずれかを通る運用チャネル50a、50b、50c、50dと増設チャネル60に信号光を挿入して送信する伝送装置200(Txノード)、中継する伝送装置200(中継ノード)、受信(終端)する中継装置200(Rxノード)を示す図の一例である。なお、運用チャネル50a、50b、50c、50dは、区別しない場合、単に運用チャネル50と記載する。
なお、図5(a)の運用チャネルの情報は、ネットワーク情報管理部150に蓄積している。
図5(b)は、ネットワーク10においての伝送装置200a‐伝送装置200d間の図5(a)の状態における運用チャネル50と増設チャネル60に信号を生成して送信した時の伝送経路を示す図である。
図6(a)は、図5(b)の伝送装置200a‐伝送装置200bの伝送路における各運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図6(b)は、図5(b)の伝送装置200b‐伝送装置200cの伝送路における各運用チャネル50と信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
ここで、測定対象チャネルの判定方法について説明する。
増設チャネル60が決まると、増設チャネル60と増設チャネル60が通る伝送路の少なくとも一部が同一な運用チャネル50に対して信号を生成して伝送する。運用チャネル50の信号を終端する伝送装置200において、受信した運用チャネル50の信号のBERやOSNR等の信号特性から所定の値以上の増加の影響を受けている運用チャネル50の信号を検出して、測定対象チャネルとする。
なお、測定対象チャネルの決定は、伝送装置200側で行い、対象の有無をネットワーク制御装置100に送信するようにしても良いし、伝送装置200からネットワーク制御装置100に信号特性の情報を送信して、ネットワーク制御装置100が対象の有無を決めるようにしても良い。
このようにして、増設チャネル60の信号に対して影響を受けている運用チャネル50の信号を定めて測定対象チャネルを決める。また、その時の増設チャネル60の信号の強度は、影響がわかる強度、例えば、自己位相変調により増設チャネル60の信号が所定のBERを超える強度や、予め定めた測定強度の最大値とする。
また、影響を受けている範囲の測定を行わない場合は、増設するチャネルの信号が通る伝送経路の一部でも同一伝送経路を通るチャネルの信号を測定対象チャネルの信号としても良い。
また、影響を受ける範囲を予め定めても良い。例えば、所定の間隔内のチャネルを測定対象チャネルとして測定対象チャネルの信号を測定するようにしても良い。
増設チャネル60における測定対象チャネルが決まると増設チャネル60の信号の強度別の影響(BERや雑音量の増減等)を調べ、増設チャネル60の信号の強度限界値を定める。強度限界値の測定方法の一例として図7を用いて説明する。
図7(a)〜(c)は、図5、図6で用いた増設チャネル60の信号及び運用チャネル50の信号において、増設チャネル60の信号の強度を変化させた例を示している。また、図7(d)〜(f)は、図7(a)〜(c)に対応する運用チャネル50a、50b、50c、50dの信号に対応したBERをそれぞれBER55a、55b、55c、55dと示した図である。なお、以降、区別しない場合は、単にBER55と記載する。
なお、図7(a)〜(c)のチャネルの配置は、伝送装置200a‐伝送装置200c間の伝送路を合わせたチャネル配置の記載となっているが、運用チャネル50の信号が増設チャネル60の信号から受ける影響は、同一区間のみである。例えば、図6(a)(b)の配置の場合、運用チャネル50aの信号は、伝送装置200a‐伝送装置200b間の伝送経路のみで増設チャネル60から影響を受ける。
また、信号特性の許容限界として許容限界BER70が記載されている。
許容限界BER70は、例えば、通信規格で必要とされるBERを満たす値となっている。また、許容限界BER70の代わりに、例えば、OSNR等の信号特性を基準に用いても良い。
図7(a)では、増設チャネル60に弱めのプローブ光で信号を発生させた時のBER55を図7(d)に示す。この場合、全てのBER55が許容限界BER70以下に納まるので図7(b)のように増設チャネル60の信号の強度を上げて再度、測定する。
図7(b)に対応する図7(e)においても、全てのBER55が許容限界BER70以下に納まるので増設チャネル60の信号の強度を上げて再度、測定する。
図7(c)に対応する図7(f)では、BER55bが許容限界BER70を超えている。この結果から図7(c)で用いた強度では、増設チャネル60の信号を用いることができないので、その1つ前の図7(b)における増設チャネル60の強度が強度限界値となる。
なお、強度限界値の測定については、これに限らず強度限界値がわかるように測定すればよい。
許容限界BER70を超えているかどうかの判定を判定部160で行い、強度限界値までの各強度におけるBER55をネットワーク情報管理部150に格納する。また、BER55以外にも増設チャネル60の強度変化に伴う雑音量の増減等を算出部170で算出して格納する。なお、雑音量やBER55以外の情報についても必要に応じて測定、算出してネットワーク情報管理部150に格納する。
なお、全ての運用チャネル60の信号に対して測定等を行ったが上記で説明した測定対象チャネルの信号を予め定めて、測定対象チャネルの信号のみを測定するようにしても良い。
増設チャネル60の信号の強度限界値となる強度までの信号特性等の検出、測定が完了すると測定を終了する。
次に検出、測定結果に基づいて、増設チャネル60の信号の強度の決定方法について説明する。
図8は、BER55と増設チャネル60の信号のBERとなるBER65が増設チャネル60の信号の強度変化に伴う変化を示す一例である。なお、図8のBER65は、増設チャネル60の信号が運用チャネル50の信号から受ける影響を考慮している。なお、運用チャネル50の信号は、他の運用チャネル50の信号からも影響を受けるが、増設前に考慮されているとしてBER55に含まれている。
図8において、BER65が許容限界BER70以下となる範囲75を定め、範囲75内で増設チャネル60の信号の強度が最小強度となる最小許容強度を強度71とする。なお、範囲75は定めなくても良い。
また、許容限界BER70以下となる範囲75内での増設チャネル60の信号の理想強度となる強度72を定める。なお、図8は、最小のBER65の位置を強度72としているがこれに限定することなく、許容限界BER70以下となる範囲75内で求める条件により変更しても良い。
BER55のうち許容限界BER70を最初に超える増設チャネル60の信号の強度を運用チャネル50の信号における最大許容強度(図8の場合、BER55bと許容限界BER70の接点)を強度73とする。
BER55とBER65を基にして決めた強度71、72、73を用いて、増設チャネル60の信号を運用する強度の設定方法の一例を図9のフローチャートに示す。
強度71、72、73を決めると、強度73が強度71より大きいかどうかを調べる(ステップS30)。強度73が強度71より大きい場合(ステップS30:Yes)は、強度72が強度73より大きいかを調べる(ステップS31)。
強度72が強度73より大きい場合(ステップS31:Yes)は、増設チャネル60の信号の強度を強度73に設定(ステップS32)して強度設定を終了する。
強度72が強度73以下の場合(ステップS31:No)は、増設チャネル60の信号の強度を強度72に設定(ステップS33)して強度設定を終了する。
強度73が強度71以下の場合(ステップS30:No)は、増設チャネル60に増設不可として、信号の強度以外の設定を変更するように信号割当部140に伝えて(ステップS34)終了する。
例えば、図6(a)(b)の配置で強度73が強度71以下になる場合は、ステップS34で増設チャネル60の位置を増設チャネル60と運用チャネル50cの間の位置に変更して再度、測定する。
以上により、ネットワーク10で運用するチャネルを増設する時に、増設チャネル60の信号が運用チャネル50の信号に及ぼす影響を考慮して、運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号が所定のBER等の値を超えない範囲内で、増設チャネル60の信号を運用する強度の設定が可能となる。
また、雑音量や許容限界強度を予め測定することで、増設チャネル60を増設した後に伝送路入力パワーがさらに必要な場合に、信号の強度を上げる限界値以内の強度変化を可能にするので、早急に対応することが可能となる。
また、増設チャネル60を増設した後さらにチャネルを増設する時に、測定してきた雑音量から強度の調整も可能となる。
なお、雑音量の算出をネットワーク制御装置100で行ったが、各伝送装置200で算出しても良い。
なお、増設チャネルと説明してきたがこれに限定することなく、運用中のチャネルの信号の伝送経路を切り替えるときの測定にも同様なやり方を用いることもできる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、増設チャネル60が1つの場合においてのBER55等の測定を行い、増設チャネル60の信号の強度設定について説明した。実施の形態2では、とある伝送装置200間の伝送路で増設チャネル60が複数の場合における増設チャネル60の信号の強度設定について説明する。なお、実施の形態2では、増設チャネル60が同一の伝送装置200間の伝送路を伝送しないとする。
実施の形態2では、実施の形態1と同様にネットワーク10、ネットワーク制御装置100、伝送装置200を用いる。
実施の形態2の例として、とある伝送装置200間の伝送路における運用チャネル50と増設チャネル60の関係の一例を図10、図11に示す。
図10(a)は、ネットワーク10における伝送装置200a‐伝送装置200b、伝送装置200b‐伝送装置200c、伝送装置200c‐伝送装置200d間の伝送路のうちいずれかを通る運用チャネル50a、50b、50c、50d、50eの信号と増設チャネル60a、60bの信号を送信する伝送装置200(Txノード)、中継する伝送装置200(中継ノード)、受信(終端)する中継装置200(Rxノード)を示す図の一例である。なお、運用チャネル50a、50b、50c、50d、50e及び、増設チャネル60a、60bは、区別しない場合、単に運用チャネル50と増設チャネル60と記載する。
図10(b)は、ネットワーク10においての伝送装置200a‐伝送装置200d間における図10(a)の状態の運用チャネル50と増設チャネル60に信号を生成して送信した時の伝送経路を示す図である。
図11(a)は、図10(b)の伝送装置200a‐伝送装置200bの伝送路における各運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図11(b)は、図10(b)の伝送装置200b‐伝送装置200cの伝送路における各運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図11(c)は、図10(b)の伝送装置200c‐伝送装置200dの伝送路における各運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。なお、運用チャネル50eは、図11(a)(b)の運用チャネル50cと同様の位置とし、同一の伝送装置200間を伝送しないとする。
これは、運用チャネル50cが、伝送装置200cで終端されるので、伝送装置200c以降に用いられないので、運用チャネル50eを同様な配置で用いることができる。
図10、図11のように複数の増設チャネル60の信号がある場合は、それぞれの増設チャネル60の信号が影響を与える運用チャネル50の信号を調べる。そのために増設チャネル60の信号のうちいずれか1つの増設チャネル60の信号のみを伝送して各運用チャネル50の信号に影響を与えるかを調査する。
例えば、増設チャネル60aの信号のみを運用チャネル50の信号と一緒に伝送して、受信した運用チャネル50の信号のBERやOSNR等の値から所定の値以上の増加の影響を受けている運用チャネル50の信号を検出して、測定対象チャネルとする。
同様に増設チャネル60bの信号においても、一部が同一な伝送路を通る運用チャネル50から測定対象チャネルを検出する。
測定対象チャネルが決まると各増設チャネル60の信号の強度別に運用チャネルの信号が受ける影響(BERやOSNR等)を測定する。
各増設チャネル60が運用チャネル50に与える影響(BER55等)を強度別に測定し、測定が完了すると測定結果から各増設チャネル60の強度を決定する。
なお、各増設チャネル60の信号の影響を受ける運用チャネル50の信号を先に検出した後にそれぞれの影響(BER55等)の測定を行ったが、増設チャネル60の信号毎に検出、測定行うようにしても良い。
増設チャネル60の信号の強度の設定方法について図12を用いて説明する。
図12は、運用チャネル50a、50b、50c、50d、50eの信号に対応するBERのBER55a、55b、55c、55d、55eと増設チャネル60a、60bの信号に対応するBERのBER65a、65bが増設チャネル60の強度変化に伴う変化を示す一例である。なお、図12では、増設チャネル60の強度が同一の場合を示す。なお、以降、区別しない場合は、BER55a、55b、55c、55d、55e及び、BER65a、65bを単にBER55とBER65と記載する。
また、BER55は、運用チャネル50の信号が各増設チャネル60の信号から受ける影響から算出した各雑音量を足し合わせて累計の雑音量に基づいてBER55を算出する。
例えば、運用チャネル50bの信号が各増設チャネル60の信号から受ける雑音量を累計し、OSNR等を算出できる。
実施の形態1と同様に各強度71、72、73を決める。なお、強度71は、BER65a,65bが共に許容限界BER70以下になる最小強度とする。
また、強度72は、例えば、各BER65の最小値となる強度の平均値や、指定のBER65の最小値や運用チャネル50の信号のいずれかと同様な強度等である。
強度71〜73に基づいて増設チャネル60の信号の強度設定を行う。
以上により、ネットワーク10で運用するチャネルを複数増設する時に、複数の増設チャネル60の信号が運用チャネル50の信号に及ぼすそれぞれの影響を考慮して、運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号が所定のBER等の値を超えない範囲内で受信するように増設チャネル60の信号を運用する強度の設定が可能となる。
また、雑音量や許容限界強度を予め測定することで、増設チャネル60を増設した後に伝送路入力パワーがさらに必要な場合に、早急に対応することが可能となる。
また、増設チャネル60を増設した後さらにチャネルを増設する時に、測定してきた雑音量から強度の調整も可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態2では、複数の増設チャネル60の信号が同一の伝送装置200間の伝送路を伝送しない場合のBER55等の測定を行い、増設チャネル60の信号の強度設定について説明した。実施の形態3では、送信元の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200が同一の複数の増設チャネル60における強度設定について説明する。
実施の形態3では、実施の形態1と同様にネットワーク10、ネットワーク制御装置100、伝送装置200を用いる。
実施の形態3の例として、とある伝送装置200間の伝送路における運用チャネル50と増設チャネル60の関係の一例を図13、図14を用いて説明する。
図13(a)は、ネットワーク10における伝送装置200a‐伝送装置200b、伝送装置200b‐伝送装置200c、伝送装置200c‐伝送装置200d間の伝送路のうちいずれかを通る運用チャネル50a、50b、50c、50dの信号と増設チャネル60a、60bの信号を送信する伝送装置200(Txノード)、中継する伝送装置200(中継ノード)、受信(終端)する中継装置200(Rxノード)を示す図の一例である。なお、運用チャネル50a、50b、50c、50d及び、増設チャネル60a、60bは、区別しない場合、単に運用チャネル50と増設チャネル60と記載する。
図13(b)は、ネットワーク10においての伝送装置200a‐伝送装置200d間の図13(a)の状態における各運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号の伝送経路を示す図である。
図14(a)は、図13(b)の伝送装置200a‐伝送装置200bの伝送路における各運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図14(b)は、図13(b)の伝送装置200b‐伝送装置200cの伝送路における各運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
実施の形態2と同様にそれぞれの増設チャネル60の信号が影響を与える運用チャネル50の信号を調べるために増設チャネル60のうちいずれか1つの増設チャネル60のみに信号を生成して伝送し、各運用チャネル50の信号に影響を与えるかを調査する。
例えば、増設チャネル60aの信号のみを運用チャネル50の信号と一緒に伝送して、受信した運用チャネル50の信号のBERやOSNR等の値から所定の値以上の増加の影響を受けている運用チャネル50を検出して、測定対象チャネルとする。
同様に増設チャネル60bの信号に影響を受ける運用チャネル50を検出する。
なお、実施の形態3のように複数の増設チャネル60の信号が送信先の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200が同一で、さらに、増設チャネル60の信号を同一の強度にする場合は、増設チャネル60a、60bをまとめて測定するようにしても良い。例えば、増設チャネル60a、60bの信号が同一のサブキャリアで同一の強度にする場合にまとめて測定しても良い。
増設チャネル60の信号が同一の伝送装置200間の伝送路を伝送されるので増設チャネル60の信号が他の増設チャネル60の信号に影響を与える可能性がある。
従って、他の増設チャネル60の信号に影響を与える場合の影響も考慮する必要があるので、例えば、増設チャネル60aの信号を測定する時に増設チャネル60bの信号を一定の強度で一緒に伝送して、増設チャネル60bの信号が増設チャネル60aの信号から受ける影響の測定、算出を同時に行う。例えば、増設チャネル60aの信号が増設チャネル60bの信号から受ける影響に基づいて、強度別の雑音量から雑音量の増減を算出する。
また、増設チャネル60の信号が他の増設チャネル60の信号から受ける影響の測定、算出を運用チャネル50の信号が受ける影響の測定、算出と別で行っても良い。
増設チャネル60の信号から影響を受ける運用チャネル50の信号及び他の増設チャネル60の信号が決まると各増設チャネル60の信号の強度別に運用チャネル50の信号が受ける影響を測定、算出する。
各増設チャネル60の信号が他の増設チャネル60の信号及び、運用チャネル50の信号に与える影響を強度別に測定、算出し、完了すると測定、算出結果から増設チャネル60の信号の強度を決定する。
なお、各増設チャネル60の信号の影響を受ける運用チャネル50の信号を先に検出した後にそれぞれのBER55等の測定を行ったが、増設チャネル60の信号毎に検出、測定、算出を行うようにしても良い。
強度の設定方法について図15を用いて説明する。
図15は、運用チャネル50a、50b、50c、50dの信号に対応するBERのBER55a、55b、55c、55dと増設チャネル60a、60bの信号に対応するBERのBER65a、65bが増設チャネル60の信号の強度変化に伴う変化を示す一例である。なお、図15では、増設チャネル60の強度が同一の場合を示す。なお、以降、区別をしない場合は、BER55a、55b、55c、55d及び、BER65a、65bを単にBER55とBER65と記載する。
なお、BER55は、運用チャネル50の信号が各増設チャネル60の信号から受ける影響から算出した各雑音量を足し合わせて累計の雑音量からBER55を算出する。また、BER65は、他の増設チャネル60の信号や運用チャネル50の信号からの影響を考慮している。
実施の形態1と同様に各強度71、72、73を決める。なお、強度71は、BER65a、65b共に許容限界BER70以下になる最小強度となる。
また、強度72は、例えば、BER65の最小値となる強度の平均値や、指定の増設チャネル60の信号のBER65の最小値や運用チャネル50の信号のいずれかと同様な強度等である。
各強度71〜73に基づいて増設チャネル60の強度設定を行う。
以上により、ネットワーク10で運用するチャネルを同一の伝送装置200間の伝送路で複数増設する時に、複数の増設チャネル60の信号が運用チャネル50の信号に及ぼす影響を考慮して、運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号が所定のBER等の値を超えない範囲内で受信するように、増設チャネル60の信号を運用する強度の設定が可能となる。
また、各雑音量や許容限界強度を予め測定することで、増設チャネル60を増設した後に伝送路入力パワーがさらに必要な場合に、早急に対応することが可能となる。
また、増設チャネル60を増設した後さらにチャネルを増設する時に、測定してきた雑音量から強度の調整も可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態3では、送信元の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200が同一の複数の増設チャネル60における増設チャネル60の信号の強度設定について説明した。実施の形態4では、送信元の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200のうち少なくともどちらか一方が異なる複数の増設チャネル60の信号の一部が同一の伝送装置200間の伝送路を伝送する場合について説明する。
実施の形態4の例として、とある伝送装置200間の伝送路における運用チャネル50と増設チャネル60の関係の一例を図16、図17を用いて説明する。なお、図16、図17において、増設チャネル60a、60bは、送信元の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200共に異なっている例を示す。
図16(a)は、ネットワーク10における伝送装置200a‐伝送装置200b、伝送装置200b‐伝送装置200c、伝送装置200c‐伝送装置200d間の伝送路のうちいずれかを通る運用チャネル50a、50b、50c、50d、50eの信号と増設チャネル60a、60bの信号を送信する伝送装置200(Txノード)、中継する伝送装置200(中継ノード)、受信(終端)する中継装置200(Rxノード)を示す図の一例である。なお、運用チャネル50a、50b、50c、50d、50e及び、増設チャネル60a、60bは、区別しない場合、単に運用チャネル50と増設チャネル60と記載する。
図16(b)は、ネットワーク10においての伝送装置200a‐伝送装置200d間の図16(a)の状態における運用チャネル50の信号と増設チャネル60の信号の伝送経路を示す図である。
図17(a)は、図16(b)の伝送装置200a‐伝送装置200bの伝送路における各運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図17(b)は、図16(b)の伝送装置200b‐伝送装置200cの伝送路における各運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号の配列を示す図である。
図17(c)は、図16(b)の伝送装置200c‐伝送装置200dの伝送路における各運用チャネル50の信号と各増設チャネル60の信号の配列を示す図である。なお、運用チャネル50eは、実施の形態2と同様に運用チャネル50cと同様の位置に配列される。
実施の形態4では、実施の形態2、3と同様に、それぞれの増設チャネル60の信号が影響を与える運用チャネル50の信号を調べるために、増設チャネル60のうちいずれか1つの増設チャネル60の信号を生成して伝送し、各運用チャネル50の信号に影響を与えるかを調査する。
また、実施の形態3と同様に他の増設チャネル60の信号に影響を与える可能性があるので他の増設チャネル60の信号に影響を与えるかも調べる。例えば、増設チャネル60aの信号が増設チャネル60bの信号に影響を与えるかを調べる。
影響を与える運用チャネル50の信号及び他の増設チャネル60の信号が決まると他の増設チャネル60の信号の強度を固定して強度別の測定を行う。
それぞれの増設チャネル60の測定が完了すると、強度設定を行う。
強度設定は、実施の形態2、3のように同一強度内で範囲75がある場合は、同様でも良いが、図16、図17のように増設した場合、同一の範囲75をもたない場合がある。そのときの強度設定の方法について図18と図19を用いて説明する。
なお、図18と図19において増設チャネル60a、60bの順で強度設定を行っているがこれに限定せず60b、60aの順に行っても良い。
図18は、運用チャネル50a、50b、50c、50d、50eの信号に対応するBERのBER55a、55b、55c、55d、55eと増設チャネル60aの信号に対応するBERのBER65aが増設チャネル60aの信号の強度変化に伴う変化を示す一例である。なお、以降、区別をしない場合は、BER55a、55b、55c、55d、55e単にBER55と記載する。
図19は、BER55、BER65a、増設チャネル60bの信号に対応するBERのBER65bが増設チャネル60bの信号の強度変化に伴う変化を示す一例である。なお、以降、区別をしない場合は、BER65a、65bを単にBER65と記載する。
図18に示すようにBER65aとBER55等を参照して増設チャネル60の信号の強度を実施の形態1に示した方法で強度71a、72a、73aと範囲75aを定めて、増設チャネル60aの信号の強度を強度72aに設定する。なお、強度71a、72a、73aと範囲75aは、実施の形態1の強度71、72、73と範囲75と同様な意味である。
増設チャネル60aの強度を強度72aと定めた後に、図19に示すように増設チャネル60aの信号も運用チャネルの信号として、増設チャネル60bの信号の強度を同様な方法で強度71b、72b、73bと範囲75bを定めて、強度72bを設定する。なお、強度71b、72b、73bと範囲75bは、実施の形態1の強度71、72、73と範囲75と同様な意味である。
以上のように行うことで各増設チャネル60の信号に最適な強度を設定することが可能となる。
なお、同一の範囲75をもたない場合の強度設定方法として説明したが、同一の範囲75を有する場合でも増設チャネル60の信号の強度を別々に設定するようにしても良い。
以上により、ネットワークで運用するチャネルを複数増設する時に、複数の増設チャネル60の信号が運用チャネル50の信号に及ぼすそれぞれの影響を考慮して、各運用チャネル50信号と各増設チャネル60の信号が所定のBER等の値を超えない範囲内で受信する増設チャネル60の信号を運用する強度設定が可能となる。
また、各雑音量や許容限界強度を予め測定することで、増設チャネル60を増設した後に更なる入力強度が必要な場合に、早急に対応することが可能となる。
また、増設チャネル60を増設した後さらにチャネルを増設する時に、測定してきた雑音量から強度の調整も可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態1乃至4では、測定用のテスト信号(プローブ光)の変調方式が変更しない場合のBER55及びBER65の測定を行い、測定結果に基づいた増設チャネル60の信号の強度設定について説明した。実施の形態5では、増設チャネル60の信号の変調方式が増設後の変更を可能にするために、複数の変調方式でのテスト信号の強度限界値等の測定を行う。
実施の形態5は、実施の形態1と同様にネットワーク制御装置100と、複数の伝送装置200で構成されるネットワーク10を用いる。
増設チャネル60が決まると増設チャネル60の信号で用いる可能性がある変調方式についての測定を行う。
なお、変調方式の変更は、例えば、ネットワーク制御装置100の制御部130から送られてくる制御信号内に変調方式に関する情報を含ませて伝送装置200に送り、信号発生部280が制御信号に従って変調方式を変更する。
測定方法は、実施の形態1乃至4と同様であり1つの変調方式の測定が終わると次の変調方式の測定をする。例えば、変調方式がQPSKの場合を測定した後に16QAM信号の測定をする。
なお、変調方式別の増設チャネル60の信号の強度変化に伴う雑音量等をそれぞれネットワーク情報管理部150に格納する。
なお、実施の形態3、4のように複数の増設チャネル60の信号が一部でも同一の伝送装置200間の伝送路を伝送する場合は、それぞれのパターンに対応するように測定する。
各変調方式の測定が終了すると各変調方式における最適強度を出すようにしても良い。その際には、実施の形態1乃至4で用いた方法で変調方式ごとの最適強度を決める。また、変調方式を変更する際に該当の変調方式に対して最適強度を測定するようにしても良い。
以上のように変調方式毎の影響を測定することで情報量等の影響により変調方式を変更する場合にも対応可能となる。
また、変調方式を変更する場合に、運用チャネル50の信号に一番影響のある増設チャネル60の信号を用いずに通信することで伝送容量を増やすことも可能となる。
例えば、送信先の伝送装置200と受信(終端)先の伝送装置200が同一の3つの増設チャネル60の信号が全てQPSKで変調している場合に、1つを用いずに他の2つを16QAMに変更することで伝送容量が増加する。
(実施の形態6)
実施の形態5では、増設チャネル60の信号に対して増設後の変調方式の変更に対応する測定方法を示した。実施の形態6では、運用チャネル50の信号における変調方式の変更に対応可能にした測定方法を示す。
実施の形態6では、実施の形態1乃至5と同様にネットワーク制御装置100と、複数の伝送装置200で構成されるネットワーク10を用いる。
増設チャネル60が決まると影響を受ける運用チャネル50の信号で用いる可能性がある変調方式についての測定を行う。
なお、変調方式の変更は、例えば、制御部130からの制御信号内に変調方式に関する情報を含ませて伝送装置200に送り、運用チャネル50の信号の送信元の伝送装置200が制御信号に従って信号発生部280で変調方式を変更する。
測定方法は、実施の形態1乃至4と同様であり運用チャネル50の信号について1つの変調方式の測定が終わると次の変調方式の測定をする。また、増設チャネル60の信号の強度毎に測定する変調方式分の運用チャネル50の信号を測定するようにしても良い。
なお、増設チャネル60の信号の強度変化に伴う変調方式別の運用チャネル50の信号の雑音量等をそれぞれネットワーク情報管理部150に格納する。
運用チャネル50の信号の各変調方式に対する測定が完了するとそれぞれに対応した最適強度を出すようにしても良い。その際には、実施の形態1乃至4で用いた方法で変調方式ごとの最適強度を決める。また、変調方式を変更する際に該当の変調方式に対して最適強度を測定するようにしても良い。
以上のように変調方式毎の影響を測定することで変調方式を変更する際にも対応可能となる。
また、実施の形態5で説明した増設チャネル60の信号の変調方式の変更に合わせてそれぞれの変調方式に対して運用チャネル50の信号の変調方式の変更に対応することも可能である。
以上説明したように、ネットワークの伝送システムで最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
10 ネットワーク
50 運用チャネル
55 運用チャネルのBER
60 増設チャネル
65 増設チャネルのBER
70 許容限界BER
71 最小許容強度
72 理想強度
73 許容限界強度
75 許容範囲
100 ネットワーク制御装置
110 通信部
120 制御信号生成部
130 制御部
140 信号割当部
150 ネットワーク情報管理部
160 判定部
170 算出部
200 伝送装置
210 通信部
220 制御部
230 測定部
231 測定波長設定部
232 モニタ部
240 選択部
250 分岐部
260 受信処理部
270 送信信号設定部
280 信号発生部
290 合波部

Claims (10)

  1. 複数の伝送装置とネットワーク制御装置からなるネットワークの伝送システムにおいて、
    前記複数の伝送装置のうち第1の伝送装置は、
    前記複数の伝送装置のうち第2の伝送装置に第1の強度で第1のチャネルの信号を送信し、
    前記第2の伝送装置は、終端した第1の強度の前記第1のチャネルの信号の信号品質に関する第1の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、
    前記複数の伝送装置のうち第3の伝送装置は、前記第1のチャネルの信号が通る伝送経路のうち少なくとも一部を通る第2のチャネルの信号を終端し、終端した前記第2のチャネルの信号に関する第2の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、
    前記ネットワーク制御装置は、前記第1の情報と前記第2の情報からに基づいた前記第1のチャネルの信号の出力強度となる第2の強度の情報を前記第1の伝送装置に送信し、
    前記第1の伝送装置は、前記第2の強度で前記第1のチャネルの信号を送信することを特徴とする伝送システム。
  2. 前記ネットワーク制御装置は、前記第1の伝送装置に前記第1の強度を通知し、前記第1の強度で送信した際に、前記第3の伝送装置で測定した前記第2の情報に含まれる第2の信号品質が所定の信号品質を超えていなければ、前記第1の強度から強度をあげた第3の強度を前記第1の伝送装置に通知し、測定した前記第2の信号品質が所定の信号品質を超えていれば、測定した第2の信号品質と前記第1の情報に含まれる前記第1の品質情報に基づいて上限強度を求め、前記上限強度内に前記第2の強度を設定することを特徴とした請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記ネットワーク制御装置は、前記第1の伝送装置に強度を通知する時に変調方式に関する情報を含ませて通知することを特徴とする請求項1または、2に記載の伝送システム。
  4. 前記ネットワーク制御装置は、複数の変調方式毎に対応した前記第1の信号品質と前記第2の信号品質を蓄積し、変調方式が変更するときに、変更する変調方式に対応する前記第1の信号品質と前記第2の信号品質に基づいて前記第2の強度を設定することを特徴とする請求項3に記載の伝送システム。
  5. 前記ネットワーク制御装置は、前記第2の伝送装置と前記第3の伝送装置に特定のチャネルの信号の信号品質を測定するように制御信号を送信し、
    前記第2の伝送装置は、前記制御信号に基づいて前記第1の品質情報を送信し、
    前記第3の伝送装置は、前記制御信号に基づいて前記第2の品質情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1つに記載の伝送システム。
  6. 前記第1のチャネルの信号は、前記ネットワークにおける前記第1の伝送装置と前記第2の伝送装置間に新たに追加されるチャネルの信号であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の伝送システム。
  7. 前記複数の伝送装置のうち第4の伝送装置は、
    前記複数の伝送装置のうち第5の伝送装置に第4の強度で第3のチャネルの信号を送信し、
    前記第5の伝送装置は、終端した前記第4の強度の前記第3のチャネルの信号の信号品質に関する第3の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、
    前記複数の伝送装置のうち第6の伝送装置は、前記第1のチャネルの信号が通る伝送経路のうち少なくとも第1部を通る第4のチャネルの信号を終端し、終端した前記第4のチャネルの信号に関する第4の情報を前記ネットワーク制御装置に送信し、
    前記ネットワーク制御装置は、前記第3の情報と前記第4の情報に基づいた前記第3のチャネルの信号の出力強度となる第5の強度の情報を前記第4の伝送装置に送信し、
    前記第4の伝送装置は、前記第3のチャネルの信号を前記第5の強度で送信することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1つに記載の伝送システム。
  8. 前記ネットワーク制御装置は、前記第1の信号品質と前記第2の品質情報を受信した後に前記第4の伝送装置に前記第3のチャネルの信号に関する情報を通知することを特徴とする請求項7に記載の伝送システム。
  9. 複数の伝送装置とネットワーク制御装置からなるネットワークにおける一の伝送装置において
    第1の強度における第1のチャネルの信号の信号品質と前記第1のチャネルの信号が通る伝送経路と少なくとも一部が同一の伝送経路を通る第2のチャネルの信号の信号品質に基づいた第2の強度に関する情報を受信する受信部と、
    前記第2の強度で前記第1のチャネルの信号を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする伝送装置。
  10. 複数の伝送装置とネットワーク制御装置からなるネットワークのネットワーク制御装置において、
    前記複数の伝送装置のうち第1の伝送装置から第1の強度で送信された第1のチャネルの信号に対して測定した信号品質に関する第1の情報と前記第1のチャネルの信号が通る伝送経路と少なくとも一部が同一の伝送経路を通る第2のチャネルの信号の信号品質に関する第2の情報とを受信する受信部と、
    前記第1の情報と前記第2の情報に基づいた第2の強度に関する情報を前記第1の伝送装置に送信する送信部と、を備えたことを特徴とするネットワーク制御装置。
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