JP2013197804A - 光チャネルモニタ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のWDM信号をモニタする装置または回路のコストを抑制可能な光チャネルモニタを提供する。
【解決手段】光チャネルモニタは、第1〜第3の光ポートを有し、第1の光ポートの入力光を第2の光ポートに導き、第2の光ポートの入力光を第3の光ポートに導く第1の光デバイスと、第4〜第6の光ポートを有し、第4の光ポートの入力光を第5の光ポートに導き、第5の光ポートの入力光を第6の光ポートに導く第2の光デバイスと、第2の光ポートと光学的に接続する第7の光ポートおよび第5の光ポートと光学的に接続する第8の光ポートを有し、第7の光ポートと第8の光ポートとの間で指定された波長を透過させる光フィルタと、第2の光デバイスの第6の光ポートの出力光を検出する第1の受光器と、第1の光デバイスの第3の光ポートの出力光を検出する第2の受光器を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、WDM信号のチャネルをモニタする光チャネルモニタに係わる。
光通信システムにおいて大容量伝送を実現する技術の1つとして、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)が実用化されている。WDMは、波長の異なる複数のチャネルを提供する。すなわち、WDM信号中には、波長の異なる複数の光信号が多重化されている。
WDM信号を伝送するWDM伝送システムのノードには、光分岐挿入装置(OADM:Optical Add-Drop Multiplexer)が設けられる。光分岐挿入装置は、WDM信号から指定された波長の光信号を分岐してクライアントに導くことができる。また、光分岐挿入装置は、任意の波長のクライアント信号をWDM信号に挿入することができる。さらに、多くの光分岐挿入装置は、WDM信号の波長チャネルをモニタするための光チャネルモニタ(OCM:Optical Channel Monitor)を有する。
図1は、光チャネルモニタを含む光分岐挿入装置の一例を示す。図1では、光伝送路上に設けられる2台の光分岐挿入装置100(100A、100B)が描かれている。
光分岐挿入装置100は、OADMデバイス101、光ビームスプリッタ102、ポストアンプ103、合波器104、光チャネルモニタ105、コントローラ106、分波器107、プリアンプ108、光ビームスプリッタ109、光チャネルモニタ110、コントローラ111、監視信号送信機112、監視信号受信機113を有する。ここで、光分岐挿入装置100A、100Bの構成および動作は、互いに実質的に同じであるものとする。よって、以下では、光分岐挿入装置100Aの動作を説明する。
OADMデバイス101は、クライアント信号をWDM信号に挿入できる。また、OADMデバイス101は、コントローラ106からの指示に従って、WDM信号の各チャネルのパワーを調整することができる。なお、OADMデバイス101は、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)を有する。
光ビームスプリッタ102は、OADMデバイス101から出力されるWDM信号を分岐してポストアンプ103および光チャネルモニタ105に導く。なお、光分岐挿入装置100AのOADMデバイス101から出力されるWDM信号は、光分岐挿入装置100Bへ送信される。
光チャネルモニタ105は、OADMデバイス101から出力されるWDM信号の各チャネルのパワーをモニタする。ポストアンプ103は、OADMデバイス101から出力されるWDM信号を増幅する。合波器104は、ポストアンプ103により増幅されたWDM信号に監視信号送信機112から出力される監視信号を合波する。
したがって、光分岐挿入装置100Aから光伝送路120Aを介して光分岐挿入装置100BへWDM信号および監視信号が伝送される。同様に、光分岐挿入装置100Bから光伝送路120Bを介して光分岐挿入装置100AへWDM信号および監視信号が伝送される。
光分岐挿入装置100Aは、光分岐挿入装置100Bから送信されるWDM信号および監視信号を受信する。分波器107は、入力WDM信号をプリアンプ108に導き、入力監視信号を監視信号受信機113に導く。プリアンプ108は、WDM信号を増幅する。光ビームスプリッタ109は、プリアンプ108により増幅されたWDM信号を分岐して光チャネルモニタ110に導く。さらに、光スプリッタ115は、出力WDM信号を分岐する。この分岐WDM信号から指定された波長が選択され、クライアントへ送信される。
光チャネルモニタ110は、光分岐挿入装置100Bから受信したWDM信号の各チャネルのパワーをモニタする。コントローラ111は、光チャネルモニタ110によるモニタ結果に基づいて、光分岐挿入装置100Bへ送信する制御情報を含む監視信号を生成する。監視信号送信機112は、コントローラ111により生成される監視信号を合波器104に導く。
光分岐挿入装置100Aの監視信号受信機113は、光分岐挿入装置100Bから送信された監視信号を受信する。コントローラ106は、光チャネルモニタ105によるモニタ結果、および光分岐挿入装置100Bから受信した監視信号に基づいて、OADMデバイス101を制御する。このとき、コントローラ106は、WDM信号のチャネル間のパワー偏差を補償または抑制するように、OADMデバイス101を制御する。
このように、光分岐挿入装置100Aは、光分岐挿入装置100Bへ送信するWDM信号の各チャネルのパワー、および光分岐挿入装置100Bから受信する監視信号に基づいて、光分岐挿入装置100Bへ送信するWDM信号の各チャネルのパワーを調整することができる。また、光分岐挿入装置100Aは、光分岐挿入装置100Bから受信したWDM信号の各チャネルのパワーをモニタし、そのモニタ結果を監視信号を利用して光分岐挿入装置100Bへ通知することもできる。
関連する技術として、波長多重信号光の各信号光のパワーをモニタする信号光モニタが提案されている。この信号光モニタは、光ファイバ伝送路に挿入された光分岐器と、光分岐器で分岐された光に含まれる特定波長光成分を透過する波長可変フィルタと、波長可変フィルタの透過波長を特定波長領域で掃引する掃引器と、波長可変フィルタの透過光を受光する受光器と、受光器の出力をサンプリングするサンプリング装置と、サンプリング装置の時間変化を記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶されたデータを基に受光器の出力波形を演算処理する演算処理装置を有する。(例えば、特許文献1)
また、他の関連技術として、特許文献2に記載の光合分波器が知られている。
特開平10−173266号公報 特開2006−310963号公報
図1に示す光分岐挿入装置100は、2つの光チャネルモニタを有する。例えば、光分岐挿入装置100Aは、光分岐挿入装置100Bへ送信するWDM信号の各チャネルのパワーをモニタする光チャネルモニタ105、および光分岐挿入装置100Bから受信したWDM信号の各チャネルのパワーをモニタする光チャネルモニタ110を有する。
光チャネルモニタは、例えば、図2に示すように、波長チューナブルフィルタおよび受光器(PD:Photo Detector)を有する。この場合、波長チューナブルフィルタは、光パワーを検出すべきチャネルの波長を透過するように制御される。したがって、波長チューナブルフィルタの透過波長を掃引すれば、WDM信号の各チャネルのパワーをモニタすることができる。
しかし、透過波長を精度よく制御できる波長チューナブルフィルタは高価である。このため、光伝送装置(例えば、図1に示す光分岐挿入装置100)が複数の光チャネルモニタを有する場合、その光伝送装置のコストは高くなってしまう。換言すれば、光伝送装置が複数のWDM信号をモニタする機能または回路を有する場合、その光伝送装置のコストは高くなってしまう。
本発明の目的は、複数のWDM信号をモニタする装置または回路のコストを抑制可能な光チャネルモニタを提供することである。
本発明の1つの態様の光チャネルモニタは、第1の光ポート、第2の光ポート、第3の光ポートを有し、前記第1の光ポートの入力光を前記第2の光ポートに導き、前記第2の光ポートの入力光を少なくとも前記第3の光ポートに導く第1の光デバイスと、第4の光ポート、第5の光ポート、第6の光ポートを有し、前記第4の光ポートの入力光を前記第5の光ポートに導き、前記第5の光ポートの入力光を少なくとも前記第6の光ポートに導く第2の光デバイスと、前記第1の光デバイスの第2の光ポートと光学的に接続する第7の光ポート、および前記第2の光デバイスの第5の光ポートと光学的に接続する第8の光ポートを有し、前記第7の光ポートと前記第8の光ポートとの間で指定された波長を透過させる光フィルタと、前記第2の光デバイスの第6の光ポートの出力光を検出する第1の受光器と、前記第1の光デバイスの第3の光ポートの出力光を検出する第2の受光器と、を有する。
上述の態様によれば、複数のWDM信号をモニタする装置または回路のコストを抑制可能な光チャネルモニタが提供される。
光チャネルモニタを含む光分岐挿入装置の一例を示す図である。 従来の光チャネルモニタの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光伝送装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光チャネルモニタの構成を示す図である。 WDM信号のチャネルをモニタする方法を説明する図である。 光チャネルモニタの実施例を示す図(その1)である。 光チャネルモニタの実施例を示す図(その2)である。 光チャネルモニタの実施例を示す図(その3)である。 光チャネルモニタの実施例を示す図(その4)である。 光チャネルモニタのモニタ結果を利用してWDM信号を制御する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光分岐挿入装置の一例を示す図である。 多重分離モジュールの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光分岐挿入装置の他の実施例を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光伝送装置の構成を示す。図3では、光伝送路上に設けられる2台の光分岐挿入装置1(1A、1B)が描かれている。光分岐挿入装置は、光チャネルモニタが実装された光伝送装置の一例である。
光分岐挿入装置1は、OADMデバイス11、光ビームスプリッタ12、ポストアンプ13、合波器14、光チャネルモニタ15、コントローラ16、分波器17、プリアンプ18、光ビームスプリッタ19、監視信号送信機20、監視信号受信機21を有する。ここで、光分岐挿入装置1A、1Bの構成および動作は、互いに実質的に同じであるものとする。よって、以下では、光分岐挿入装置1Aの動作を説明する。
OADMデバイス11は、WDM信号(ここでは、WDM信号1)にクライアント信号を挿入できる。また、OADMデバイス11は、コントローラ16からの指示に従って、WDM信号1の各チャネルのパワーを調整できる。OADMデバイス11は、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)を有する。
光ビームスプリッタ12は、OADMデバイス11から出力されるWDM信号1を分岐してポストアンプ13および光チャネルモニタ15に導く。なお、光分岐挿入装置1AのOADMデバイス11から出力されるWDM信号1は、光伝送路120Aを介して光分岐挿入装置1Bへ送信される。
光チャネルモニタ15は、OADMデバイス11から出力されるWDM信号1の各チャネルのパワーをモニタする。また、光チャネルモニタ15は、光分岐挿入装置1Bから受信するWDM信号2の各チャネルのパワーをモニタする。光チャネルモニタ15は、後で詳しく説明するが、WDM信号1の各チャネルのパワーおよびWDM信号2の各チャネルのパワーを同時にモニタできる。
ポストアンプ13は、OADMデバイス11から出力されるWDM信号1を増幅する。合波器14は、ポストアンプ13により増幅されたWDM信号1に監視信号送信機20から出力される監視信号1を合波する。よって、光分岐挿入装置1Aから光伝送路120Aを介して光分岐挿入装置1BへWDM信号1および監視信号1が伝送される。同様に、光分岐挿入装置1Bから光伝送路120Bを介して光分岐挿入装置1AへWDM信号2および監視信号2が伝送される。
光分岐挿入装置1Aは、光分岐挿入装置1Bから送信されるWDM信号2および監視信号2を受信する。分波器17は、WDM信号2をプリアンプ18に導くと共に、監視信号2を監視信号受信機21に導く。プリアンプ18は、WDM信号2を増幅する。光ビームスプリッタ19は、プリアンプ18により増幅されたWDM信号2を分岐して光チャネルモニタ15に導く。さらに、光スプリッタ25は、出力WDM信号(すなわち、WDM信号2)を分岐する。この分岐WDM信号から指定された波長が選択され、クライアントへ送信される。
監視信号送信機20は、光チャネルモニタ15によるモニタ結果に基づいて、光分岐挿入装置1Bへ送信する監視信号1を生成する。監視信号1は、WDM信号2の各チャネルのパワーを表す情報を含む。また、監視信号1は、WDM信号1とは異なる波長を有する光信号により実現される。監視信号送信機20により生成される監視信号1は、合波器14によりWDM信号1に合波される。光分岐挿入装置1Aの監視信号受信機21は、光分岐挿入装置1Bから送信された監視信号2を受信する。
コントローラ16は、光チャネルモニタ15により得られるWDM信号1についてのモニタ結果、および光分岐挿入装置1Bから受信する監視信号2に基づいて、OADMデバイス11を制御する。このとき、コントローラ16は、例えば、WDM信号1のチャネル間のパワー偏差を補償または抑制するように、OADMデバイス11を制御する。
このように、光分岐挿入装置1Aは、光分岐挿入装置1Bへ送信するWDM信号1の各チャネルのパワー、および光分岐挿入装置1Bから受信する監視信号2に基づいて、光分岐挿入装置1Bへ送信するWDM信号1の各チャネルのパワーを調整することができる。また、光分岐挿入装置1Aは、光分岐挿入装置1Bから受信するWDM信号2の各チャネルのパワーをモニタし、そのモニタ結果を監視信号1を利用して光分岐挿入装置1Bへ通知することもできる。
光分岐挿入装置1Bの構成および動作は、実質的に光分岐挿入装置1Aと同じである。すなわち、光分岐挿入装置1Bは、光分岐挿入装置1Aへ送信するWDM信号2の各チャネルのパワー、および光分岐挿入装置1Aから受信する監視信号1に基づいて、光分岐挿入装置1Aへ送信するWDM信号2の各チャネルのパワーを調整できる。また、光分岐挿入装置1Bは、光分岐挿入装置1Aから受信するWDM信号1の各チャネルのパワーをモニタし、そのモニタ結果を監視信号2を利用して光分岐挿入装置1Aへ通知できる。
図4は、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタの構成を示す。光チャネルモニタ15は、第1の光デバイス31、第2の光デバイス32、チューナブルフィルタ33、受光器34、35を有する。なお、光チャネルモニタ15は、図3に示す例では、各光分岐挿入装置1に実装されている。
光チャネルモニタ15は、2つのWDM信号の各チャネルのパワーを同時にモニタできる。以下の説明では、光チャネルモニタ15は、WDM信号1の各チャネルのパワーおよびWDM信号2の各チャネルのパワーをモニタするものとする。すなわち、光チャネルモニタ15には、WDM信号1およびWDM信号2が入力される。
第1の光デバイス31は、光ポートP1、光ポートP2、光ポートP3を有する。そして、第1の光デバイス31は、光ポートP1の入力光を光ポートP2に導き、光ポートP2の入力光を少なくとも光ポートP3に導く。
第2の光デバイス32は、光ポートP4、光ポートP5、光ポートP6を有する。そして、第2の光デバイス32は、光ポートP4の入力光を光ポートP5に導き、光ポートP5の入力光を少なくとも光ポートP6に導く。
チューナブルフィルタ33は、光ポートP7および光ポートP8を有する。光ポートP7は、第1の光デバイス31の光ポートP2と光学的に接続する。光ポートP8は、第2の光デバイス32の光ポートP5と光学的に接続する。そして、チューナブルフィルタ33は、光ポートP7と光ポートP8との間で、指定された波長を透過させる。ここで、チューナブルフィルタ33は、方向性を有していない。したがって、チューナブルフィルタ33は、光ポートP7から光ポートP8へ指定された波長の光を透過させると共に、光ポートP8から光ポートP7へ指定された波長の光を透過させることができる。
各光ポート(P1〜P8)の構成または実装方法は、特に限定されるものではない。すなわち、各光ポートは、光入力および光出力を可能にする任意の構成または実装方法で実現することができる。
受光器34は、第2の光デバイス32の光ポートP6の出力光を検出する。一方、受光器35は、第1の光デバイス31の光ポートP3の出力光を検出する。
WDM信号1は、第1の光デバイス31の光ポートP1に入力される。そうすると、WDM信号1は、光ポートP2を介して出力され、チューナブルフィルタ33の光ポートP7に導かれる。チューナブルフィルタ33は、波長選択指示により指定される波長成分を透過させる。ここで、波長選択指示により指定される透過波長をλsと呼ぶことにする。この場合、チューナブルフィルタ33は、WDM信号1からλs成分を抽出し、その抽出したλs成分を光ポートP8を介して出力する。
チューナブルフィルタ33の光ポートP8を介して出力されるWDM信号1のλs成分は、第2の光デバイス32の光ポートP5に導かれる。すると、WDM信号1のλs成分は、光ポートP6を介して出力される。よって、受光器34は、WDM信号1のλs成分を検出する。すなわち、受光器34は、WDM信号1のλs成分に対応する電流を生成する。
WDM信号2は、第2の光デバイス32の光ポートP4に入力される。そうすると、WDM信号2は、光ポートP5を介して出力され、チューナブルフィルタ33の光ポートP8に導かれる。そして、チューナブルフィルタ33は、WDM信号2からλs成分を抽出し、その抽出したλs成分を光ポートP7を介して出力する。
チューナブルフィルタ33の光ポートP7を介して出力されるWDM信号2のλs成分は、第1の光デバイス31の光ポートP2に導かれる。すると、WDM信号2のλs成分は、光ポートP3を介して出力される。よって、受光器35は、WDM信号2のλs成分を検出する。すなわち、受光器35は、WDM信号2のλs成分に対応する電流を生成する。
波長選択指示は、波長掃引器41によって生成される。波長掃引器41は、チューナブルフィルタ33の透過波長λsがWDM信号の信号波長帯を掃引するように、波長選択指示を生成する。例えば、図5に示すように、WDM信号が波長チャネルch1〜chnを含むものとする。この場合、透過波長λsがすべての波長チャネルch1〜chnを掃引するように、波長選択指示が生成される。なお、図5に示す例では、透過波長λsは、短波長側から長波長側へ掃引されているが、長波長側から短波長側へ掃引されるようにしてもよい。
波長選択指示によってチューナブルフィルタ33の透過波長λsが掃引されるとき、受光器34、35の出力信号は、その透過波長λsに応じて変化する。例えば、図5に示す例では、透過波長λs=λ1であるときに、チャネルch1の光信号に対応する電流が受光器により生成される。また、透過波長λs=λ3であるときには、波長チャネルch3の光信号に対応する電流が受光器により生成される。
サンプリング器42は、受光器34の出力信号をサンプリングする。同様に、サンプリング器43は、受光器35の出力信号をサンプリングする。ここで、受光器34、35とサンプリング器42、43との間には、それぞれ、電流信号を電圧信号に変換するデバイス(例えば、TIA)を設けるようにしてもよい。また、サンプリング器42、43は、例えば、A/D変換器により実現される。
チャネル検出器44は、サンプリング器42の出力信号に基づいて、WDM信号1の複数のチャネルのパワーを検出する。同様に、チャネル検出器45は、サンプリング器43の出力信号に基づいて、WDM信号2の複数のチャネルのパワーを検出する。このとき、チャネル検出器44、45は、波長掃引器41によって生成される波長選択信号と同期して、各チャネルのパワーを検出してもよい。
このように、チューナブルフィルタ33の透過波長λsを掃引すると、チャネル検出器44においてWDM信号1の各チャネルのパワーが検出され、チャネル検出器45においてWDM信号2の各チャネルのパワーが検出される。すなわち、実施形態の光チャネルモニタ15は、1つのチューナブルフィルタで2つのWDM信号の各チャネルを同時にモニタできる。
波長掃引器41、チャネル検出器44、45は、例えば、デジタル信号処理器で実現される。この場合、サンプリング器42、43は、デジタル信号処理器に内蔵されていてもよいし、デジタル信号処理器の外に設けられていてもよい。また、波長掃引器41、サンプリング器42、43、チャネル検出器44、45は、光チャネルモニタ15の一部であってもよい。あるいは、波長掃引器41、サンプリング器42、43、チャネル検出器44、45は、光チャネルモニタ15の外部に設けられていてもよい。
チューナブルフィルタ33は、特に限定されるものではないが、例えば、音響光学チューナブルフィルタ(AOFT:Acousto-Optic Tunable Filter)で実現される。この場合、チューナブルフィルタ33の透過波長を指定する制御信号(すなわち、波長選択指示)は、その透過波長に対応する周波数の音響波信号(たとえば、弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave))である。したがって、波長掃引器41は、音響波信号の周波数を制御することにより、チューナブルフィルタ33の透過波長を掃引できる。
チューナブルフィルタ33は、他のデバイスを利用して実現してもよい。例えば、チューナブルフィルタ33は、薄膜フィルタで実現してもよい。また、チューナブルフィルタ33は、温度に応じて透過波長が変化する光フィルタで実現してもよい。この場合、透過波長は、例えば、光フィルタの近傍に設けられるヒータに供給する電流で制御される。さらに、チューナブルフィルタ33は、入力光を分光する光デバイスで実現してもよい。この場合、所望の波長の光が対応する光ポートに導かれるように、光デバイスの角度が制御される。このような光デバイスは、例えば、誘電体多層膜により実現される。
次に、図6〜図9を参照しながら、光チャネルモニタ15の実施例について記載する。なお、図6〜図9においては、図4に示す波長掃引器41、サンプリング器42、43、チャネル検出器44、45は省略されている。
図6に示す実施例では、第1の光デバイス31および第2の光デバイス32は、それぞれ光カプラにより実現される。すなわち、光カプラ31aは、第1の光デバイス31の一例である。また、光カプラ32aは、第2の光デバイス32の一例である。
光カプラ31aは、光ポートP1の入力光が光ポートP2に導かれ、光ポートP2の入力光が光ポートP1および光ポートP3に導かれ、光ポートP3の入力光が光ポートP2に導かれるように形成されている。同様に、光カプラ32aは、光ポートP4の入力光が光ポートP5に導かれ、光ポートP5の入力光が光ポートP4および光ポートP6に導かれ、光ポートP6の入力光が光ポートP5に導かれるように形成されている。
光カプラ31a、32aは、たとえば、導波路型光カプラまたは光ファイバカプラである。また、光カプラ31a、32aは、例えば、2×1光カプラである。ただし、光カプラ31a、32aは、2×1光カプラに限定されるものではなく、m×n光カプラで実現してもよい。m、nは、それぞれ任意の整数である。この場合、光カプラ31aにおいては、m個の光ポートのうちの2個が光ポートP1、P3として使用され、n個の光ポートのうちの1個が光ポートP2として使用される。同様に、光カプラ32aにおいては、m個の光ポートのうちの2個が光ポートP4、P6として使用され、n個の光ポートのうちの1個が光ポートP5として使用される。
このように、第1の光デバイス31および第2の光デバイス32としてそれぞれ光カプラ31aおよび光カプラ32aを使用すれば、図4〜図5を参照しながら説明したチャネルモニタ動作を実現できる。ただし、図6に示す構成では、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分は、光ポートP6だけでなく、光ポートP4にも導かれる。そして、この波長成分は、光ポートP4に光学的に接続されている回路に影響を及ぼすおそれがある。同様に、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分は、光ポートP3だけでなく、光ポートP1にも導かれる。そして、この波長成分は、光ポートP1に光学的に接続されている回路に影響を及ぼすおそれがある。
したがって、光チャネルモニタ15は、光ポートP1、P4に光学的に接続されている回路への影響を除去または抑制する機能を有することが好ましい。この機能は、例えば、図7〜図9に示す構成により実現される。
図7に示す実施例では、光チャネルモニタ15は、光カプラ31a、32a、チューナブルフィルタ33、受光器34、35に加えて、光アイソレータ36、37を有する。光アイソレータ36は、光カプラ31aの光ポートP1に光学的に接続される。ここで、光アイソレータ36は、光ポートP1への入力光を透過させ、光ポートP1の出力光を阻止するように実装される。光アイソレータ37は、光カプラ32aの光ポートP4に光学的に接続される。ここで、光アイソレータ37は、光ポートP4への入力光を透過させ、光ポートP4の出力光を阻止するように実装される。
上記構成により、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分は、光ポートP4から出力された後、光アイソレータ37によって阻止される。同様に、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分は、光ポートP1から出力された後、光アイソレータ36によって阻止される。したがって、不要な光信号成分が光ポートP1、P4に光学的に接続されている回路に影響を及ぼすことはない。
図8に示す実施例では、第1の光デバイス31として光カプラ31bが使用され、第2の光デバイス32として光カプラ32bが使用される。光カプラ31bは、光ポートP3の分岐比が光ポートP1の分岐比よりも大きくなるように形成されている。すなわち、光カプラ31bは、光ポートP3の出力パワーが光ポートP1の出力パワーよりも大きくなるように、光ポートP2の入力光を分岐する。同様に、光カプラ32bは、光ポートP6の分岐比が光ポートP4の分岐比よりも大きくなるように形成されている。すなわち、光カプラ32bは、光ポートP6の出力パワーが光ポートP4の出力パワーよりも大きくなるように、光ポートP5の入力光を分岐する。
上記構成によれば、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分の大部分は、光カプラ32bによって、光ポートP6を介して受光器34に導かれる。このとき、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分の一部が光ポートP4を介して出力されるが、光ポートP4の出力光のパワーは十分に小さい。同様に、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分の大部分は、光カプラ31bによって、光ポートP3を介して受光器35に導かれる。このとき、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分の一部が光ポートP1を介して出力されるが、光ポートP4の出力光のパワーは十分に小さい。
このように、図8に示す実施例では、光ポートP1、P4を介して出力される不要な光信号成分は、抑制される。なお、光カプラ31b、32bの分岐比は、それぞれ例えば、10:1である。ただし、光カプラ31b、32bの分岐比は、10:1に限定されるものではない。
図9に示す実施例では、第1の光デバイス31および第2の光デバイス32は、それぞれ光サーキュレータにより実現される。すなわち、光サーキュレータ31cは、第1の光デバイス31の一例である。また、光サーキュレータ32cは、第2の光デバイス32の一例である。
光サーキュレータ31cは、光ポートP1の入力光を光ポートP2へ導き、光ポートP2の入力光を光ポートP3へ導く。このとき、光ポートP2の入力光は、光ポートP3へは導かれない。同様に、光サーキュレータ32cは、光ポートP4の入力光を光ポートP5へ導き、光ポートP5の入力光を光ポートP6へ導く。このとき、光ポートP5の入力光は、光ポートP6へは導かれない。
上記構成によれば、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分は、光サーキュレータ32cによって受光器34に導かれる。このとき、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号1の波長成分は、光ポートP4には導かれない。同様に、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分は、光サーキュレータ31cによって受光器35に導かれる。このとき、チューナブルフィルタ33を通過するWDM信号2の波長成分は、光ポートP1には導かれない。したがって、不要な光信号成分が光ポートP1、P4に光学的に接続されている回路に影響を及ぼすことはない。
図10は、光チャネルモニタのモニタ結果を利用してWDM信号を制御する方法を示すフローチャートである。ここでは、図3に示す光分岐挿入装置1AがWDM信号1の各チャネルのパワーを制御する手順を説明する。ただし、光分岐挿入装置1Aは、光分岐挿入装置1BによるWDM信号1のモニタ結果を利用して、WDM信号1を制御する。したがって、図10に示すフローチャートは、光分岐挿入装置1A、1Bの動作が記載されている。
S1において、光分岐挿入装置1Aの光チャネルモニタ15は、OADMデバイス11から出力されるWDM信号1の各チャネルの光パワーP1(λ)を検出する。OADMデバイス11から出力されるWDM信号1は、光ビームスプリッタ12により分岐されて光チャネルモニタ15に導かれる。例えば、図4に示す光チャネルモニタ15の光ポートP1にWDM信号1が導かれるときは、受光器34(または、チャネル検出器44)によってWDM信号1の各チャネルの光パワーP1(λ)が検出される。そして、光チャネルモニタ15により検出された光パワーP1(λ)を表す送信パワー情報は、コントローラ16に与えられる。
S11において、光分岐挿入装置1Bの光チャネルモニタ15は、光分岐挿入装置1Aから受信するWDM信号1の各チャネルの光パワーP2(λ)を検出する。光分岐挿入装置1Bにおいて、受信WDM信号1は、プリアンプ18により増幅された後、光ビームスプリッタ19により分岐されて光チャネルモニタ15に導かれる。
S12において、光分岐挿入装置1Bの監視信号送信機20は、光チャネルモニタ15により検出された光パワーP2(λ)を表す受信パワー情報を含む監視信号2を生成する。そして、監視信号送信機20は、この監視信号2を光分岐挿入装置1Aへ送信する。このとき、監視信号2は、WDM信号2と共に、光伝送路120Bを介して光分岐挿入装置1Aへ伝送される。
光分岐挿入装置1Aの監視信号受信機21は、光分岐挿入装置1Bから送信された監視信号2を受信する。そして、監視信号受信機21は、受信した監視信号2をコントローラ16に与える。すなわち、光分岐挿入装置1Bで検出された光パワーP2(λ)を表す受信パワー情報が、コントローラ16に与えられる。
S2において、光分岐挿入装置1Aのコントローラ16は、光分岐挿入装置1Aの光チャネルモニタ15で検出された光パワーP1(λ)、および光分岐挿入装置1Bの光チャネルモニタ15で検出された光パワーP2(λ)に基づいて、光パワー偏差ΔP(λ)を計算する。このとき、コントローラ16は、WDM信号1の各チャネルについて光パワー偏差ΔP(λ)を計算することができる。
ΔP(λ)[dB]=P1(λ)[dBm]−P2(λ)[dBm]
光パワー偏差ΔP(λ)は、光分岐挿入装置1Aから光分岐挿入装置1Bへの伝送において発生する。すなわち、光パワー偏差ΔP(λ)は、光分岐挿入装置1Aのポストアンプ14、光伝送路120A、光分岐挿入装置1Bのプリアンプ18の影響を受ける。例えば、光アンプ(ポストアンプ、プリアンプ)において利得偏差が発生し得る。また、光伝送路は、波長依存損失(WDL:Wavelength Dependent Loss)を有する。さらに、光伝送路においてSRSチルト(Stimulated Raman Scattering Tilt)が発生し得る。
S3において、光分岐挿入装置1Aのコントローラ16は、光パワー偏差ΔP(λ)に基づいて、WDM信号1の各チャネルの光パワーを制御する制御信号を生成する。そうすると、OADMデバイス11は、この制御信号に応じてWDM信号1の各チャネルの光パワーを制御する。このとき、コントローラ16は、例えば、光分岐挿入装置1BにおいてWDM信号1の各チャネルの光パワーが等化または略等化されるように、OADMデバイスを制御する。なお、OADMデバイス11は、WDM信号の各チャネルのレベルを個々に制御する機能を有しているものとする。この場合、OADMデバイス11は、例えば、WDM信号の各チャネルの減衰量を個々に制御する。
図10に示すフローチャートは、光分岐挿入装置1Aから光分岐挿入装置1Bへ伝送されるWDM信号1を制御する方法を示している。光分岐挿入装置1Bから光分岐挿入装置1Aへ伝送されるWDM信号2を制御する方法は、実質的に、図10示す方法と同じである。ただし、WDM信号2の制御は、光分岐挿入装置1Bのコントローラ16によって実行される。このとき、光分岐挿入装置1Bのコントローラ16は、光分岐挿入装置1Bの光チャネルモニタ15により検出されるWDM信号2の送信パワー情報、および光分岐挿入装置1Aの光チャネルモニタ15により検出されるWDM信号2の受信パワー情報を利用して、WDM信号2の各チャネルのパワーを制御する。
図10に示すフローチャートでは、光チャネルモニタ15は、WDM信号1の各チャネルをモニタしている。しかし、光チャネルモニタ15は、WDM信号1の各チャネルおよびWDM信号2の各チャネルをモニタする。例えば、図10に示すフローチャートのS1では、光分岐挿入装置1Aの光チャネルモニタ15は、WDM信号1の各チャネルの光パワーを検出する。このとき、この光チャネルモニタ15は、図10には記載されていないが、光分岐挿入装置1Bから受信するWDM信号2の各チャネルの光パワーも検出する。そして、光分岐挿入装置1Aは、WDM信号2の各チャネルの光パワーを表す情報を、監視信号1を使用して光分岐挿入装置1Bへ通知する。
一方、図10に示すフローチャートのS11では、光分岐挿入装置1Bの光チャネルモニタ15は、光分岐挿入装置1Aから受信したWDM信号1の各チャネルの光パワーを検出する。このとき、この光チャネルモニタ15は、図10には記載されていないが、光分岐挿入装置1Aへ送信するWDM信号2の各チャネルの光パワーも検出する。
このように、図3に示す光分岐挿入装置1においては、1つの光チャネルモニタ15が2つのWDM信号をモニタする。例えば、光分岐挿入装置1Aにおいては、光チャネルモニタ15は、光分岐挿入装置1Bへ送信するWDM信号1および光分岐挿入装置1Bから受信するWDM信号2をモニタする。これに対して、図1に示す光分岐挿入装置100においては、光分岐挿入装置100Bへ送信するWDM信号1は光チャネルモニタ105によりモニタされ、光分岐挿入装置100Bから受信するWDM信号2は光チャネルモニタ110によりモニタされる。
したがって、本発明の実施形態の構成によれば、光分岐挿入装置に実装される光チャネルモニタの個数を少なくできる。すなわち、本発明の実施形態の光チャネルモニタ15を採用すれば、複数のWDM信号をモニタする機能を有する光伝送装置(ここでは、光分岐挿入装置1)のコストを削減できる。
なお、図2に示す光チャネルモニタの入力側に、複数のWDM信号から1つのWDM信号を選択するスイッチを設ければ、1つの光チャネルモニタで複数のWDM信号をモニタできる。ただし、この構成では、複数のWDM信号を同時にモニタすることは出来ないので、WDM信号をモニタするために要する時間が長くなる。これに対して、本発明の実施形態の構成によれば、2つのWDM信号を同時にモニタできるので、WDM信号をモニタするために要する時間は短い。
図11は、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光分岐挿入装置の一例を示す。図11に示す光分岐挿入装置は、第1方路および第2方路を有する。「方路」は、この明細書では、ある方向に向かって伸びる光伝送路を意味する。各方路は、入方路および出方路を含む。なお、光分岐挿入装置が備える方路の数は「Degree」でカウントされることがある。例えば、図11に示す光分岐挿入装置は、2-degree OADMである。
図11に示す光分岐挿入装置は、OADMモジュール2X、2Y、および多重分離モジュール(MUX/DEMUX)3X、3Yを有する。各OADMモジュール2X、2Yは、対応する方路に対して設けられる。この例では、OADMモジュール2Xは、第1方路に対して設けられており、OADMモジュール2Yは、第2方路に対して設けられている。
OADMモジュール2Xに実装されている光ビームスプリッタ12x、ポストアンプ13x、合波器14x、光チャネルモニタ15x、コントローラ16x、分波器17x、プリアンプ18x、光ビームスプリッタ19x、監視信号送信機20x、監視信号受信機21xは、それぞれ図3に示す光ビームスプリッタ12、ポストアンプ13、合波器14、光チャネルモニタ15、コントローラ16、分波器17、プリアンプ18、光ビームスプリッタ19、監視信号送信機20、監視信号受信機21と実質的に同じである。また、OADMモジュール2Yに実装されている光ビームスプリッタ12y、ポストアンプ13y、合波器14y、光チャネルモニタ15y、コントローラ16y、分波器17y、プリアンプ18y、光ビームスプリッタ19y、監視信号送信機20y、監視信号受信機21yも、それぞれ図3に示す光ビームスプリッタ12、ポストアンプ13、合波器14、光チャネルモニタ15、コントローラ16、分波器17、プリアンプ18、光ビームスプリッタ19、監視信号送信機20、監視信号受信機21と実質的に同じである。
ただし、OADMモジュール2Xは、第1方路から受信するWDM信号をOADMモジュール2Yへ導く。同様に、OADMモジュール2Yは、第2方路から受信するWDM信号をOADMモジュール2Xへ導く。
OADMモジュール2Xは、第2方路から受信するWDM信号を第1方路へ出力する。このとき、OADMデバイス11xは、このWDM信号に、多重分離モジュール3Xにより生成されるアド信号を挿入することができる。また、OADMデバイス11xは、このWDM信号の1または複数のチャネルを阻止することができる。同様に、OADMモジュール2Yは、第1方路から受信するWDM信号を第2方路へ出力する。このとき、OADMデバイス11yは、このWDM信号に、多重分離モジュール3Yにより生成されるアド信号を挿入することができる。また、OADMデバイス11yは、このWDM信号の1または複数のチャネルを阻止することができる。
光スプリッタ22xは、第1方路から受信するWDM信号を分岐する。光スプリッタ22xにより分岐されたWDM信号は、OADMデバイス11yおよび多重分離モジュール3Xに導かれる。同様に、光スプリッタ22yは、第2方路から受信するWDM信号を分岐する。光スプリッタ22yにより分岐されたWDM信号は、OADMデバイス11xおよび多重分離モジュール3Yに導かれる。
上記構成において、光チャネルモニタ15xは、第1方路へ送信するWDM信号および第1方路から受信するWDM信号をモニタする。また、光チャネルモニタ15yは、第2方路へ送信するWDM信号および第2方路から受信するWDM信号をモニタする。
図12は、多重分離モジュールの構成を示す。図12に示す多重分離モジュール3は、図11に示す多重分離モジュール3X、3Yの実施例である。なお、多重分離モジュール3が図11に示す多重分離モジュール3Xとして動作する場合、WDM信号AはOADMデバイス11xに導かれるアド信号に相当し、WDM信号Dは光スプリッタ22xから受信するドロップ信号に相当する。また、多重分離モジュール3が図11に示す多重分離モジュール3Yとして動作する場合、WDM信号AはOADMデバイス11yに導かれるアド信号に相当し、WDM信号Dは光スプリッタ22yから受信するドロップ信号に相当する。
多重分離モジュール3は、光ビームスプリッタ51、デマルチプレクサ52、マルチプレクサ53、光ビームスプリッタ54、光チャネルモニタ55を有する。入力WDM信号Dは、光ビームスプリッタ51を介してデマルチプレクサ52に導かれる。このとき、光ビームスプリッタ51は、WDM信号Dを分岐して光チャネルモニタ55に導く。デマルチプレクサ52は、WDM信号Dを波長ごとに分離して受信機56−1〜56−nへ導く。デマルチプレクサ52は、例えば、AWG(Arrayed Wavelength Guide)により実現される。
マルチプレクサ53は、送信機57−1〜57−nから送信される光信号を多重化してWDM信号Aを生成する。マルチプレクサ53は、例えば、AWGにより実現される。光ビームスプリッタ54は、マルチプレクサ53から出力されるWDM信号Aを分岐して光チャネルモニタ55に導く。
光チャネルモニタ55は、本発明の実施形態の光チャネルモニタにより実現される。したがって、光チャネルモニタ55は、モニタ動作の開始を指示する動作コマンドを受け取ると、WDM信号Dの各チャネルをモニタすると共に、WDM信号Aの各チャネルをモニタする。すなわち、光チャネルモニタ55は、デマルチプレクサ52によって分離されるWDM信号の各チャネルをモニタすると共に、マルチプレクサ53によって多重化されたWDM信号の各チャネルをモニタする。
図13は、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタが実装された光分岐挿入装置の他の例を示す。図13に示す光分岐挿入装置は、第1の方路、第2の方路、第3の方路を有する。即ち、この光分岐挿入装置は、3-degree OADMである。そして、この光分岐挿入装置は、OADMモジュール4X、4Y、4Z、およびColorless-Directionlessモジュール5を有する。OADMモジュール4X、4Y、4Zは、それぞれ、第1方路、第2の方路、第3の方路に対して設けられている。
各OADMモジュール4X、4Y、4Zは、実質的に、図11に示すOADMモジュール2X、2Yと同じである。ただし、図13では、図面を見やすくするために、各OADMモジュール4X、4Y、4Z内の幾つかの素子は省略されている。また、図13に示す構成では、図11に示す光スプリッタ(22x、22y)の代わりに、1×3スプリッタが実装されている。
Colorless-Directionlessモジュール5は、n×1カプラ61、光アンプ62、光ビームスプリッタ63、1×3スプリッタ64、3×1波長選択スイッチ65、光アンプ66、光ビームスプリッタ67、1×n波長選択スイッチ68、光チャネルモニタ69を有する。
n×1カプラ61は、送信機57−1〜57−nから送信される光信号λ1〜λnを合波してWDM信号を生成する。光信号λ1〜λnの波長は、互いに異なっている。このとき、光信号λ1〜λnは、n×1カプラ61の任意のポートに入力することができる。すなわち、Colorless機能が実現される。
n×1カプラ61から出力されるWDM信号は、光アンプ62で増幅された後、光ビームスプリッタ63により1×3スプリッタ64および光チャネルモニタ69に導かれる。1×3スプリッタ64は、このWDM信号を各OADMモジュール4X、4Y、4Zの波長選択スイッチ(WSS)に導く。各OADMモジュール4X、4Y、4ZのWSSは、光信号λ1〜λnの中から所望の光信号を選択できる。このように、光分岐挿入装置は、光信号λ1〜λnをそれぞれ所望の方路へ送信できる。すなわち、Directionless機能が実現される。
各OADMモジュール4X、4Y、4Zは、対応する方路から受信するWDM信号を、他の2つのOADMモジュールに導く。各OADMモジュール4X、4Y、4ZのWSSは、他のOADMモジュールから導かれてくるWDM信号中の所望の波長を選択することができる。
各OADMモジュール4X、4Y、4Zは、対応する方路から受信するWDM信号を、Colorless-Directionlessモジュール5にも導く。すなわち、各方路のWDM信号が3×1波長選択スイッチ65に導かれる。そうすると、3×1波長選択スイッチ65は、各WDM信号からそれぞれ所望の波長を選択する。これにより、Directionless機能が実現される。
3×1波長選択スイッチ65から出力されるWDM信号は、光アンプ66で増幅された後、光ビームスプリッタ67により1×n波長選択スイッチ68および光チャネルモニタ69に導かれる。1×n波長選択スイッチ68は、入力WDM信号から所望の波長の光信号を選択することができる。このとき、1×n波長選択スイッチ68は、選択した光信号を任意のポートを介して出力できる。すなわち、Colorless機能が実現される。
光チャネルモニタ69は、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタであって、n×1カプラ61から出力されるWDM信号、および3×1波長選択スイッチ65から出力されるWDM信号をモニタする。このとき、光チャネルモニタ69は、各WDM信号の各チャネルについて光信号の有無および光パワーを検出できる。また、各OADMモジュール4X、4Y、4Zに設けられている光チャネルモニタも、本発明の実施形態に係る光チャネルモニタにより実現される。
1(1A、1B) 光分岐挿入装置(OADM)
15、15x、15y 光チャネルモニタ
31 第1の光デバイス
32 第2の光デバイス
31a、31b、32a、32b 光カプラ
31c、32c 光サーキュレータ
33 チューナブルフィルタ
34、35 受光器
36、37 光アイソレータ
41 掃引器
44、45 チャネル検出器
55、69 光チャネルモニタ

Claims (8)

  1. 第1の光ポート、第2の光ポート、第3の光ポートを有し、前記第1の光ポートの入力光を前記第2の光ポートに導き、前記第2の光ポートの入力光を少なくとも前記第3の光ポートに導く第1の光デバイスと、
    第4の光ポート、第5の光ポート、第6の光ポートを有し、前記第4の光ポートの入力光を前記第5の光ポートに導き、前記第5の光ポートの入力光を少なくとも前記第6の光ポートに導く第2の光デバイスと、
    前記第1の光デバイスの第2の光ポートと光学的に接続する第7の光ポート、および前記第2の光デバイスの第5の光ポートと光学的に接続する第8の光ポートを有し、前記第7の光ポートと前記第8の光ポートとの間で指定された波長を透過させる光フィルタと、
    前記第2の光デバイスの第6の光ポートの出力光を検出する第1の受光器と、
    前記第1の光デバイスの第3の光ポートの出力光を検出する第2の受光器と、
    を有する光チャネルモニタ。
  2. 前記第1の光デバイスは、前記第2の光ポートの入力光を前記第1の光ポートおよび前記第3の光ポートに導く光カプラであり、
    前記第2の光デバイスは、前記第5の光ポートの入力光を前記第4の光ポートおよび前記第6の光ポートに導く光カプラである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光チャネルモニタ。
  3. 前記第1の光ポートへの入力光を透過させ、前記第1の光ポートの出力光を阻止する第1の光アイソレータと、
    前記第4の光ポートへの入力光を透過させ、前記第4の光ポートの出力光を阻止する第2の光アイソレータ、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光チャネルモニタ。
  4. 前記第1の光デバイスは、前記第3の光ポートの出力パワーが前記第1の光ポートの出力パワーよりも大きくなるように、前記第2の光ポートの入力光を分岐し、
    前記第2の光デバイスは、前記第6の光ポートの出力パワーが前記第4の光ポートの出力パワーよりも大きくなるように、前記第5の光ポートの入力光を分岐する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光チャネルモニタ。
  5. 前記第1の光デバイスは、前記第1の光ポートの入力光を前記第2の光ポートに導き、前記第2の光ポートの入力光を前記第3の光ポートに導く光サーキュレータであり、
    前記第2の光デバイスは、前記第4の光ポートの入力光を前記第5の光ポートに導き、前記第5の光ポートの入力光を前記第6の光ポートに導く光サーキュレータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光チャネルモニタ。
  6. 前記光フィルタの透過波長を掃引する波長掃引器をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光チャネルモニタ。
  7. 前記第1の受光器の出力信号に基づいて、前記第1の光デバイスの第1の光ポートに入力される第1のWDM信号の複数のチャネルのパワーを検出する第1の検出器と、
    前記第2の受光器の出力信号に基づいて、前記第2の光デバイスの第4の光ポートに入力される第2のWDM信号の複数のチャネルのパワーを検出する第2の検出器、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の光チャネルモニタ。
  8. 第1のWDM信号を送信すると共に第2のWDM信号を受信する光伝送装置であって、
    前記光伝送装置は、光チャネルモニタを有し、
    前記光チャネルモニタは、
    第1の光ポート、第2の光ポート、第3の光ポートを有し、前記第1の光ポートの入力光を前記第2の光ポートに導き、前記第2の光ポートの入力光を少なくとも前記第3の光ポートに導く第1の光デバイスと、
    第4の光ポート、第5の光ポート、第6の光ポートを有し、前記第4の光ポートの入力光を前記第5の光ポートに導き、前記第5の光ポートの入力光を少なくとも前記第6の光ポートに導く第2の光デバイスと、
    前記第1の光デバイスの第2の光ポートと光学的に接続する第7の光ポート、および前記第2の光デバイスの第5の光ポートと光学的に接続する第8の光ポートを有し、前記第7の光ポートと前記第8の光ポートとの間で指定された波長を透過させる光フィルタと、
    前記第2の光デバイスの第6の光ポートの出力光を検出する第1の受光器と、
    前記第1の光デバイスの第3の光ポートの出力光を検出する第2の受光器、を有し、
    前記第1のWDM信号は、前記第1の光デバイスの第1の光ポート導かれ、
    前記第2のWDM信号は、前記第2の光デバイスの第4の光ポート導かれる
    ことを特徴とする光伝送装置。
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