JP5557399B2 - マルチコアファイバを含む空間分割多重装置及び自己ホモダイン検波方法 - Google Patents

マルチコアファイバを含む空間分割多重装置及び自己ホモダイン検波方法 Download PDF

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Description

本発明は,マルチコアファイバを用いた自己ホモダインコヒーレント検出空間分割多重(SDM)装置及び方法に関する。本発明は,マルチコアファイバの一つのコアをホモダイン検波用の光信号伝送に利用する。
特開2007−74273号公報には,多値信号の伝送が可能なコヒーレント光伝送方法が開示されている。この方法は,相関を有する2つの信号を独立したチャネルで同時に伝送し,光源の有する位相揺らぎを相殺する。光搬送波の一方で参照符号を伝送し,光搬送波の他方で参照符号に伝送するデータ信号を重畳した多値信号を伝送する。さらに,受信した光信号に含まれる2つの光搬送波を用いて光ヘテロダイン検波,あるいは,光自己ホモダイン検波を行うことで,コヒーレント光伝送を行なう。
特開2005−6017号公報には,送信装置と受信装置との間で光信号を空間分割多重して伝送する光無線通信システムが開示されている。
特開2007−74273号公報 特開2005−6017号公報
本発明は,空間分割多重信号を通信信号として用いることができる,自己ホモダイン検波通信システムを提供することを目的とする。
本発明は,安価な光源を用い,効率の良い自己ホモダイン検波技術を提供すること,局発伝送で失われる伝送容量を軽減し,受信特性の向上を図ることを目的とする。
本発明は,基本的には,マルチコアファイバのいずれかのコアをパイロットトーンの伝送に用いることで,空間分割多重(SDM)装置に適合する自己ホモダイン検波技術を提供できるという知見に基づくものである。
上記課題のうち少なくともひとつは,以下の発明により解決される。
本発明の第1の側面は,複数のコア有するマルチコアファイバ11を含む空間分割多重装置12に関する。この空間分割多重装置12は,マルチコアファイバ11に含まれる複数のコアのうち自己ホモダイン検波用のコア13以外のコアを通信用のコア16として用いる。この空間分割多重装置は,パイロット信号誘導部14と,自己ホモダイン検波部15とを有する。
マルチコアファイバ11の例は,中心コアと,中心コアの周囲に存在する複数のコアを有するものである。この場合,例えば,中心コアを自己ホモダイン検波用のコア13として用いてもよい。
自己ホモダイン検波用のコア13の直径φと,通信用のコア16の直径φとは,0.5≦φ/φ≦3の関係を有するものがあげられる。
パイロット信号誘導部14は,自己ホモダイン検波用のパイロット信号を,複数のコアのいずれかである自己ホモダイン検波用のコア13へ導くための要素である。
自己ホモダイン検波部15は,自己ホモダイン検波用のコア13から出力されたパイロット信号を検出し,自己ホモダイン検波を行うための要素である。
先に説明した空間分割多重装置の好ましい態様は,多重化部21と信号誘導部17をさらに有するものである。多重化部21は,通信用信号とパイロット信号を多重化するための要素である。信号誘導部17は,多重化部21で多重化された信号のうち通信用信号を通信用のコア16へ導くための要素である。
先に説明した空間分割多重装置の好ましい態様は,パイロット信号,及び通信用のコア16を伝播する通信用信号のいずれか又は両方を発生するための,光コム発生器をさらに有するものである。この光込む発生器は,複数のパイロット信号を発生するものであってもよい。また,パイロット信号及び通信用信号の両方を発生するものであってもよい。さらに,複数の通信用信号を発生するものであってもよい。
先に説明した空間分割多重装置の好ましい態様は,複数のコア有するマルチコアファイバ11における各コアの光路長差を調整するための光路長調整部をさらに有するものである。
本発明の第2の側面は,複数のコア有するマルチコアファイバ11を含む空間分割多重装置12を用いた自己ホモダイン検波方法に関する。空間分割多重装置12の例は,先に説明したいずれかの空間分割多重装置12である。
この方法は,第1に自己ホモダイン検波用のパイロット信号を,複数のコアのいずれかである自己ホモダイン検波用のコア13へ導く。この方法は,次に,自己ホモダイン検波用のコア13から出力されたパイロット信号を検出し,自己ホモダイン検波を行う。
本発明は,信号光とともに送信器から送られてきたパイロット信号を用いてホモダイン受信することで,空間分割多重通信に利用することができ,しかも受信光学系が簡単な構成で実現できる。また,本発明によれば,安価な光源を用いたコヒーレント伝送が可能となる。コア数が多い場合,局発伝送で失われる伝送容量の割合を軽減できる。同じファイバで局発光を送ることで,信号光と受ける外乱がほぼ等しくなるので受信特性の向上が期待できる。
図1は,本発明の空間分割多重装置のブロック図である。 図2は,マルチコアファイバの概念図である。 図3は,マルチコアファイバの断面図例を示す図面に替わる写真である。 図4は,実施例1の実験系を示す概念図である。 図5は,WDMにおける測定シグナルのBER(ビットエラーレート)と,OSNRの関係を示す図面に替わるグラフである。 図6は,パイロット信号を様々なコアにおいて伝播した際のSDMペナルティーの測定値を示す図面に替わるグラフである。
以下,図面を参照しつつ,本発明の実施の形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されず,公知の要素を適宜取り入れることができる。
本発明の第1の側面は,複数のコア有するマルチコアファイバ11を含む空間分割多重装置12に関する。この空間分割多重装置12は,マルチコアファイバ11に含まれる複数のコアのうち自己ホモダイン検波用のコア13以外のコアを通信用のコア16として用いる。
図2は,マルチコアファイバの概念図である。図3は,マルチコアファイバの断面図例を示す図面に替わる写真である。マルチコアファイバ11は,2以上のコアを有する光ファイバである。マルチコアファイバの例は,中心コアと中心コアの周囲に存在する1又は複数のコアを有するマルチコアファイバ,又は2以上の方形コアを有する方形コアファイバである。マルチコアファイバ15は,必ずしも中心にコアが存在するものでなくてもよい。たとえば,2から4つ(又はそれ以上)のコアが対称的に並べられたコアを有するマルチコアファイバであってもよい。それぞれのコアがマルチコアファイバ中の導波路として機能する。隣接導波路は,たとえば,1マイクロメートル以上100マイクロメートル以下の距離に存在する。この導波路の間隔は,3マイクロメートル以上70マイクロメートル以下でもよく,5マイクロメートル以上70マイクロメートル以下でもよいし,10μメートル以上60マイクロメートルでもよいし,20μメートル以上50マイクロメートルでもよいし,30μメートル以上40マイクロメートル以下でもよい。隣接導波路の距離は,コア間に存在するコア以外の部分(例えばクラッド部分)の距離を意味する。
マルチコアファイバ11の例は,中心コアと,中心コアの周囲に存在する複数のコアを有するものである。この場合,例えば,中心コアを自己ホモダイン検波用のコア13として用いてもよい。もっとも,製造上の都合等を考慮した場合や,ばらついたコアを選別して使用する場合は,自己ホモダイン検波用のコア13はマルチコアファイバ11の中心コアでなくてもよい。
自己ホモダイン検波用のコア13の直径φと,通信用のコア16の直径φとは,0.5≦φ/φ≦3の関係を有するものがあげられる。自己ホモダイン検波用のコア13の直径φと,通信用のコア16の直径φとの関係の好ましい例は,1.01≦φ/φ≦1.15であり,1.1≦φ/φ≦1.3でもよく,1.2≦φ/φ≦3でもよく,2≦φ/φ≦3でもよい。1つ又は複数個(例えば,2個以上10個以下,2個以上6個以下,3個以上6個以下,又は3個以上5個以下)の光スペクトル(周波数成分を含む参照光を用いて,ファイバ内の非線形性を利用して多数の光スペクトルを含むコム光を発生させて,これを受信器側においてWDMの各チャネルを復調するための参照光とすることができる。特にこのような用途に本発明を用いる場合は,自己ホモダイン検波用のコア13は,通信用のコア16よりも小さいものが好ましい。その場合,自己ホモダイン検波用のコア13の直径φと,通信用のコア16の直径φとの関係の好ましい例は,0.7≦φ/φ≦0.99もよく,0.7≦φ/φ≦0.95でもよく,0.95≦φ/φ≦0.99でもよい。最適なコア径は,入力光,ファイバの長さ,ファイバの分散特性,必要となるスペクトルの本数といった諸条件を考慮して設計すればよい。
光源22から出力された光は,適宜分波される。分波された光の少なくともひとつは,例えば,パイロットトーン(パイロット信号)として自己ホモダイン検波に利用される。パイロットトーン又はパイロット信号は,ホモダイン検波の際に位相の基準となる信号である。光源22は公知の光源を適宜用いることができる。光源22の例は,光コム発生器を含む光源である。光コム発生器を用いることで,多波長信号を容易に発生させることができる。パイロット信号は,遅延手段(例えば,遅延回路)によって適宜遅延が与えられても良い。
通信用信号は,変調器23にて適宜変調が印加されても良い。変調器23の例は,位相変調器である。複数の通信用信号が信号誘導部17によりそれぞれに対応したコアへと導かれてもよい。光源22から生じた光のそれぞれについて,適宜変調が加えられてもよい。
多重化部21の例は,空間分割多重部(SDM MUX)である。空間多重光信号11は,伝送路となる空間に複数経路又は複数種類の光信号が存在する光信号を意味する。空間多重光通信の例は,特開平10−336152号公報及び特開2009−284385号公報に開示されている。
空間多重光信号11の例は,ガウスモードの光信号,ラゲール・ガウスモードの光信号,ベッセルビーム光信号,エルミートガウスモードの光信号又はエアリー(Airy)モードの光信号のいずれかである。スイッチング装置を構成する光学素子等の要素は,適宜調整することができる。例えば,ガウスモードの光信号がモード変換器13から出力された場合に光信号が第1の導波路17に照射されるとする。すると,例えば,ラゲール・ガウスモードの光信号(ベッセルビーム光信号,エルミートガウスモードの光信号又はエアリーモードの光信号でもよい)がモード変換器13から出力された場合,光信号が第2の導波路18に照射されるとする。これらのモードの光信号は,例えば,特許4871326号公報,及び特開2003−139514号公報に開示されている。そして,これらの空間多重光信号は,後述するモード変換でモードが適宜変換される。空間多重光信号である
ラゲール・ガウスモードの光信号は,ビームの伝播の中心軸から同心円状にリング状となる強度分布を有するモードの光である。なお,ガウスモードは,ビームの伝播の中心軸に最大強度を持つモードである。本発明において,ラゲール・ガウスモードの光信号は,完全にリング状の強度分布を有する理論的な光信号のみならず,ラゲール・ガウスモードの光信号と判別できる程度に強度分布がリング状であると判断できるものもラゲール・ガウスモードの光信号に含まれる。このような解釈は,他のモードも同様である。本発明は,空間多重光信号を発生するための空間多重光信号発生装置を有しても良いし,空間多重光信号発生装置から発生した空間多重光信号を利用するものであっても良い。空間多重光信号装置の例は,ラゲール・ガウスモードの光信号を発生するためのラゲール・ガウスモードの光信号発生装置を有するものや,エルミートガウスモードの光信号を発生するためのエルミートガウスモードの光信号の発生装置を有するものであってもよい。
ベッセルビーム光信号は,動径方向にベッセル関数型の電界分布を持つ光ビームを意味する。ベッセルビーム光信号は,回折を起こさずほぼ一定のビーム径で伝播する。空間多重光信号装置の例は,ベッセルビーム光信号を発生するためのベッセルビーム光信号発生装置を有するものである。エアリーモードの光信号は,強度分布がエアリー分布に従う光信号である。エアリー環の光信号を出力する装置は公知である。
多重化部21において,自己ホモダイン検波用のパイロット信号は,複数のコアのいずれかである自己ホモダイン検波用のコア13へ導かれる。多重化部21の光学系が,例えば,パイロット信号誘導部14として機能する。
先に説明した空間分割多重装置の好ましい態様は,多重化部21と信号誘導部17をさらに有するものである。多重化部21は,通信用信号とパイロット信号を多重化するための要素である。信号誘導部17は,多重化部21で多重化された信号のうち通信用信号を通信用のコア16へ導くための要素である。多重化部21の光学系が,例えば,信号誘導部17として機能する。
マルチコアファイバ11を伝播した信号は,例えば,分離部31で分離される。分離部31の例は,空間多重分離部(SDM DE−MUX)である。分離部31において,パイロット信号はパイロット信号用の光路へと導かれる。そして,パイロット信号は,自己ホモダイン検波部15へ到達する。一方,分離部31で,通信用の信号も分離される。通信用の信号は,分離部31にて,通信用の光路へと導かれる。そして,通信用の信号は,自己ホモダイン検波部15へ到達する。
自己ホモダイン検波部15は,自己ホモダイン検波用のコア13から出力されたパイロット信号を検出し,自己ホモダイン検波を行うための要素である。すなわち,自己ホモダイン検波部15は,パイロット信号を基準として用いて,通信用の信号を復調する。ホモダイン検波とは,光搬送波の周波数と局発光の周波数が等しいときの干渉を利用することで信号を抽出する位相変調方式による検波技術である。パイロット信号を用いた自己ホモダイン検波技術は公知である(例えば,電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 107(91), 17-22, 2007-06-08))。
本発明の空間分割多重装置12は,マルチコアファイバのそれぞれのコアの光路長(従って,各コア間の光路長差)を精密に制御することが好ましい。このため,マルチコアファイバの各コアの光路長を調整する光路長調整部を送信側または受信側の装置が有するものは,本発明の好ましい実施態様である。光路長調整部は,例えばマルチコアファイバと他の光学要素との接続装置に設けられる。具体的な光路長差は,使用するレーザの性能に応じ,各コアの光路長差を例えば,10メートル以下,好ましくは1メートル以下,好ましくは30センチメートル以下,更に好ましくは3センチメートル以下とする。各コアの光路長差とは,複数のコアのうち最も光路長が長いものと最も光路長さが短いものとの差を意味する。この光路調整部は,例えば,マルチコアファイバの各コアの光路長差をあらかじめ測定し,レーザの性能に合わせて,光路長調整部が調整する各コアの光路長を調整すればよい。光路長調整部の例は,光遅延回路や光ファイバである。
本発明の空間分割多重装置12は,安定した動作を実現するため,各コアの光路長差をモニタし,得られた光路長差に関する情報に基づいて,光路長調整部が調整する各コアの光路長を制御するものが好ましい。このような光路長差の自動調整機構は,例えば,各コアの光路長差を測定する光路差測定部と,光路差測定部が測定した各コアの光路長差を受け取る制御部と,制御部からの指令に応じて各コアの光路長差を調整する光路長調整部が存在すればよい。
本発明の第2の側面は,複数のコア有するマルチコアファイバ11を含む空間分割多重装置12を用いた自己ホモダイン検波方法に関する。空間分割多重装置12の例は,先に説明したいずれかの空間分割多重装置12である。
この方法は,光源22からの光を分波する。そして,自己ホモダイン検波用のパイロット信号を,複数のコアのいずれかである自己ホモダイン検波用のコア13へ導く。一方,分波された光を多重化するとともに光に変調信号を載せる。パイロット信号及び多重化信号をマルチコアファイバへ導入する。そして,パイロット信号及び空間多重信号を分離し,それぞれ自己ホモダイン検波部15へと導く。自己ホモダイン検波部15は,自己ホモダイン検波用のコア13から出力されたパイロット信号を検出し,これを基準信号とする自己ホモダイン検波を行う。この例は,例えば,受信器側又は送信器側で,自己ホモダイン検波用の参照光からコム光を発生させる。そして,それぞれのコム信号を,波長分割多重(WDM)の各チャネルを復調するための参照光として用いる。コム信号の発生装置は,既に知られているため,参照光を用いてコム光を得るためには,公知の光コム信号発生装置を用いればよい。光コム信号発生装置の例は,特許3937233号公報,特許4423372号公報,特許4771216号公報,特許3444958号公報又は特開2011-221366号公報に開示されている。光コム発生器の例は,光ファイバループを有する。そして,光ファイバループは,光SSB変調器,光源からの光が入力する光入力ポート,及び光を出力する光出力ポートを有する。光コム信号は,それぞれ周波数がずれている。このため,それぞれのコム信号は,対応する波長分割多重(WDM)のチャネルを復調するための参照光として用いることができる。
実験の説明
図4は,実施例1の実験系を示す概念図である。図4中,PCは偏光調整器を示し,VOAは可変光減衰器を示し,AWGはアレイ導波路回折格子を示し,NRZはノンリターントゥーゼロ信号を示し,PPGはパルスパターンジェネレータを示し,QPSKは四位相偏移変調を示し,Mod.は変調器を示し,SDMは空間分割多重を示し,Optical Delayは光学的遅延回路を意味し,19−chは19チャネルを示し,OBPFは光バンドパスフィルタを示し,Mon.はモニタを示し,OSNRは光S/N比を示し,OMAは光変調分析器を意味する。
193.5THzの外部共振器型波長可変レーザー(ECTL)を複数の測定信号の光源として使用した。WDM動作において,ECTL及び100GHzグリッド上の複数の15DFBレーザからの複数のキャリア信号を,温度制御されたアレイ導波回折格子(AWG)から,パイロット−トーンとして送信されるべきキャリアからのデータ変調のためのキャリアを分割するための3デシベルカプラへ入力し,多重化した。ECTL線幅は,500kHz〜1MHzと見積もられた。カプラの付加的入力ポートを,複数のBER測定の間,周期的に上記測定信号とパイロットトーンによる全体の複数の光学路長を計測する強度変調信号のために使用した。上記信号は,次いでエルビゥム添加ファイバー増幅器(EDFA)において増幅され,そしてその偏波は5ギガボーにおけるIおよびQ用の2個の非相関的215−1ビットPRBS信号によって駆動されるQPSK変調器への入力において調整された。10dB結合器の高電力側出力は,次いでSDM MUXの複数の入力ファイバーの17ポートの間の信号,および上記MCF(マルチコアファイバ)の17個の異なったコア内に導入して分割するべく使用された1×20スプリッタの入力において使用された。これらの回路要素は複数のダミーデータチャンネルとして作用すると共に,そして上記スプリッタの残りの3個のポートは電力およびスペクトルモニタリング用に使用された。上記結合器の上記低電力側出力は,使用される外方のコアの上記SDM MUXに直接接続されて,複数のBER測定がなされた非相関信号チャンネルに伝送された。複数のVOAは双方の結合器出力上において使用され,上記複数のダミーSDMチャンネルと上記信号チャンネルの双方のファイバー導入電力を制御した。このパイロットートーンは,次いで上記複数の測定の間に選択される3個の異なったコアを備えた上記SDM MUXを経由して残りのMCFコアに接続された。このパイロットートーン路は,又上記複数の光学的路長を線形に制御すべくEDFA,VOA,いくらかの付加的なファイバおよび光学的遅延を含んでいた。
上記19個のコアMCFを伝送した後,上記SDM−DEMUXを用いて,上記複数のダミーSDMチャネルは光学的に終端され,受信用の複数の分離したファイバにより上記パイロットトーンおよび測定信号チャンネルを分離した。上記測定信号は次いで増幅され,そして1nmの光学的バンドパスフィルター(OBPF)によりフィルタリングされ受信用の波長を選択した。更なるEDFAによる増幅の後,上記信号は,1.2nmOBPFの両端に配置された2個のEDFAから構成された自然放出増幅光(ASE)源の出力に組み合わされた。このフィルターは3dBの偏波に依存した損失を有するよう後で観察されたので,複数の選択されたOSNR測定値は低いPDLフィルターと置換された後実証された。他の低いPDLを有する1.2−nmBPFは,上記ASEノイズの導入の後に使用され,そして光学的変調アナライザー(OMA:アジレントテクノロジーN4391A,13GHz,40GSa/s)がコンステレーション分析および複数のビット誤り率(BER)測定のために使用された。上記パイロットトーン光路は増幅され,そして0.3nmOBPFを用いてフィルタリングされた。信号および複数のパイロットトーン光路の双方にとって,複数のVOA及び複数の光学的タップを用いてすべての測定にとって上記受信器において5dBにおいて双方とも維持された状態で,上記OMA入力において光学的電力を制御すると共にモニターした。ファイバ自体が有する色分散の補償および偏波追跡はすべての測定のための上記OMAにおいて実施され,そして位相追跡アルゴリズムの影響がイントラダイン(ID)および自己ホモダイン(SH)検出のための複数のBER測定によって,定性的に評価がなされた。複数のID測定は約100KHzの線幅で上記OMAに内蔵されるレーザを用いて達成され,そして各ケース内において測定された上記複数のSDMおよびWDMペナルティを用いて3個の異なったSDMチャンネルを横切るパイロットトーンを伝送する際,SH検出と比較された。
結果
最初に,上記位相の雑音補償は,上記複数のダミーSDMチャンネル内の信号光無しで,上記MCFの外方コア測定チャンネル,および上記センターコア上の上記パイロットトーン上のみを伝送される上記単一波長の複数のWDM信号を用いて実証された。図5は単一及びWDMチャンネルケースのために採用された受信器,位相追跡(PT)アルゴリズムを用いて,およびそれを用いることなく複数の測定のためのIDおよびSHコヒーレント検出のBER比較を示している。付加的にSH伝送のための位相雑音補償の恩恵を実証するために,光路長補償ファイバを約70m延長すると共に,ファイバ導入電力を適切に調節することによって,故意にずれを生じさせたパイロットトーンと信号路との間の上記光路長を用いて位相追跡無しで付加的なBERカーブが上記SHに対して測定された。
図5は,WDMにおける測定シグナルのBERと,OSNRの関係を示す図面に替わるグラフである。図5中,上の楕円は,位相追跡を行わないID検出及びずれを生じさせたSH検出のグループを示す。一方,図5注下の楕円は,位相追跡を行ったID検出及び位相追跡を行わないSH検出のグループを示す。
図5は,複数の最良の結果が,採用された受信器位相
追跡アルゴリズムを用いて,及びID検出を用いて達成されたことを示す。しかしながら,ID検出が上記位相追跡アルゴリズムを用いずに使用された際,BER=10−3において略2dBのペナルティが存在する。SH検出を用いると,位相雑音補償は,OMA内において実施された潜在的にコストのかかる位相追跡アルゴリズム無しで同じ性能を達成することが可能であることを意味している。位相雑音補償の存在は,光路長の故意なずれ発生後のSH検出の場合にとっての上記付加的なペナルティ(BER=10−3において1dB)によって推論できる。図5は,上記ID検出にとっては,上記パイロットトーンと信号チャンネルの双方に関する換算されたEDFA入力電力による付加的なノイズに起因される単一の信号チャンネルに比べて,WDM伝送にとって或る小さなペナルティが存在する。各コア内への全体の導入電力が双方の測定にとって0dBmにおいて維持されていたので,WDM伝送はチャンネル毎の12dBの電力の低下を引き起こす。上記SH検出にとっては,上記ペナルティは,上記ファイバー内へのチャンネル毎のパイロットトーンもまた減少されるので,僅かに大きい(BER=10−3における0.5dB)。
次に,上記SH検出システム性能へのコア間クロストークの影響を調査したこの調査は,もっとも厳しいクロストークを有する複数のセンター及び内側のコアを用いて成された複数のコア間で既に観察されていたので,上記複数のダミーSDMチャンネル内の光を用いて,及びその光を用いずに複数の測定を比較することによって,そしてパイロットトーン伝送にとって使用される上記コアを維持することによって達成された。従って,上記と同じ外側のコア信号チャンネルにとって,3個のパイロットトーンの位置は調査された。図6の断面図において,夫々A,BおよびCとして図示される近傍の外側コア,非近傍の外側コア及びセンターコアを示す図6は全てのケースにおいて位相追跡アルゴリズムを無効化し全ての3個の場合についての複数の結果の概要を示している。
図6はシステム性能に関してパイロット伝送のためのコア位置の選択に関する影響を有していることを示している。上記単一のコアケースに比べて,上記センターコアの使用がBER=10−3における約2dBの最も大きなペナルティを引き起こした。このペナルティは,パイロットトーンとの干渉が上記性能の劣化の起源であることを示すID検出を用いた上記と同じケースにとっては,観察されなかった。このペナルティはパイロットトーン伝送のための上記複数の外側コアの内の一つを用いた際,1dB以下まで減少される。上記非変調パイロットートーンの存在が,複数の上記変調信号チャンネルに比べて如何なる付加的な干渉を導入しないことを示す,上記信号への或る近傍チャンネル内に配置された際の小さなペナルティであったのみであった。その他の複数のSDMチャンネルに比較して,上記パイロットトーン電力を増加させ
た影響がが,図6に示される。上記センターコアパイロットトーン伝送時に,上記ファイバー導入電力はBER=10−3において0.5dBペナルティを減少した上記複数の信号チャンネルとは相対的に2dBだけ上記ファイバー導入電力が増加した。
光路長は,複数のより高いオーダーの変調フォーマット及び複数のより高速な通信速度を用いた複数のSHシステムのための重要な論点であり得るため,上記光路長の相対的な変化は複数の測定全体および4°Cの複数の温度変化にわたりモニターされた。観察されたパイロットトーンと信号との間の光路長の最大変化量は,全体の伝送システムに亘って0.8cmもしくは40psであった。このことは如何なる動的な活性的な補償無しで行われてきており,そして複数の他の構成要素からの光路長のドリフトを含んでいた。例えば,上記パイロットトーンからのスプリット操作を経た後,上記信号路は,4個のEDFA,変調器,PC,VOA,OBPFおよび接続ファイバーを,上記MCF及び結合システムに加えて内蔵していた。
結論として,これらの結果は,複数のSDM伝送システムにおけるSH検出の複数の利点を利用すべく上記ファイバーのコア間クロストークを考察し,可能な場所では最小化して最良の性能を獲得することが必要であることを示している。同様にそれが全ての信号チャンネルの成功的な受信にとって重要であるので,上記パイロットトーンの相対的な電力を増加させることも性能を最適化するオプションとして考察されてもよい。
本発明は,光通信機器の分野で利用されうる。
11 マルチコアファイバ
12 空間分割多重装置
13 自己ホモダイン検波用のコア
14 パイロット信号誘導部
15 自己ホモダイン検波部
16 通信用のコア
17 信号誘導部
21 多重化部

Claims (5)

  1. 中心コア(13)と当該中心コアの周囲に存在する複数の通信用のコア(16)とを有するマルチコアファイバ(11)を含む空間分割多重装置(12)であって,
    通信用信号と自己ホモダイン検波用のパイロット信号を多重化するための多重化部(21)と,
    前記多重化部(21)で多重化された信号のうち,前記パイロット信号を,前記中心コア(13)へ導く,パイロット信号誘導部(14)と,
    前記多重化部(21)で多重化された信号のうち,前記通信用信号を,前記複数の通信用のコア(16)のいずれか1つ以上へ導く,信号誘導部(17)と,
    前記中心コア(13)から出力されたパイロット信号を検出し,自己ホモダイン検波を行う自己ホモダイン検波部(15)と,を有する,
    空間分割多重装置。
  2. 請求項1に記載の空間分割多重装置であって,
    前記自己ホモダイン検波用のコア(13)の直径φと,前記通信用のコア(16)の直径φとは,0.5≦φ/φ≦3の関係を有する,
    空間分割多重装置。
  3. 請求項1に記載の空間分割多重装置であって,
    前記パイロット信号,及び前記通信用信号のいずれか又は両方を発生するための,光コム発生器をさらに有する,
    空間分割多重装置。
  4. 請求項1に記載の空間分割多重装置であって,
    前記マルチコアファイバ(11)における各コアの光路長差を調整するための光路長調整部をさらに有する,
    空間分割多重装置。
  5. 中心コア(13)と当該中心コアの周囲に存在する複数の通信用のコア(16)とを有するマルチコアファイバ(11)を含む空間分割多重装置(12)を用いた自己ホモダイン検波方法であって,
    通信用信号と自己ホモダイン検波用のパイロット信号を多重化する工程と,
    前記多重化された信号のうち,前記パイロット信号を,前記中心コア(13)へ導く工程と,
    前記多重化された信号のうち,前記通信用信号を,前記複数の通信用のコア(16)のいずれか1つ以上へ導く工程と,
    前記中心コア(13)から出力されたパイロット信号を検出し,自己ホモダイン検波を行う工程と,
    を含む自己ホモダイン検波方法。
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