JP3027963B2 - データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット - Google Patents

データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット

Info

Publication number
JP3027963B2
JP3027963B2 JP9145335A JP14533597A JP3027963B2 JP 3027963 B2 JP3027963 B2 JP 3027963B2 JP 9145335 A JP9145335 A JP 9145335A JP 14533597 A JP14533597 A JP 14533597A JP 3027963 B2 JP3027963 B2 JP 3027963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
channel
signal
unit
identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9145335A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10336152A (ja
Inventor
隆広 塩沢
英雄 牧田
盟雄 若月
晴夫 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9145335A priority Critical patent/JP3027963B2/ja
Publication of JPH10336152A publication Critical patent/JPH10336152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027963B2 publication Critical patent/JP3027963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の波長チャネ
ルや複数の空間チャネルに対応したデータ通信システ
ム、ユニット保持装置、信号送信ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量の信号を高効率に通信する
システムとして、光信号を波長チャネルや空間チャネル
で多重化して通信するデータ通信システムが利用されて
おり、例えば、特開平2−48898号公報や特開平4
−233394号公報などに開示されている。
【0003】このようなデータ通信システムでは、一般
的に光ファイバを通信経路としてレーザ光で信号を通信
する。例えば、波長チャネルの多重化は、出力波長が相
違する複数のレーザ光を一本の光ファイバで伝送するよ
うなことにより実現され、空間チャネルの多重化は、複
数の光ファイバを一個に集合させるようなことで実現さ
れる。
【0004】上述のように波長チャネルと空間チャネル
とを多重化したデータ通信システムとして、複数の波長
チャネルと複数の空間チャネルとに対応した多数のレー
ザ光源を多数の信号送信ユニットに個々に設け、この多
数の信号送信ユニットを多数の光ファイバが個々に固定
されている多数のユニット保持装置に着脱自在としたも
のがある。
【0005】このような構造のデータ通信システムを以
下に簡単に説明する。上述のように複数のレーザ光源を
個々に具備した多数の信号送信ユニットが、複数の波長
チャネルと複数の空間チャネルとに対応しており、複数
の波長チャネルの一つの光信号を複数の空間チャネルの
一つに個々に出力する。例えば、四つの波長チャネルと
三つの空間チャネルとに対応している場合、三つの空間
チャネルの各々で四つの波長チャネルの光信号を通信す
るので、信号送信ユニットは十二個となる。
【0006】このような多数の信号送信ユニットが着脱
自在に個々に装着される多数のユニット保持装置が設け
られており、この多数のユニット保持装置に多数の光フ
ァイバが個々に固定されている。上述のように光信号が
四つの波長チャネルと三つの空間チャネルとに対応して
いる場合、ユニット保持装置と光ファイバとの各々も十
二個となる。この十二本の光ファイバは一個に集合され
た形状に形成されているので、これが複数の空間チャネ
ルの多重化に相当する。
【0007】このような多数の光ファイバで伝送される
複数の波長チャネルの多数の光信号が、複数の空間多重
化手段であるスターカプラにより複数の空間チャネルご
とに多重化される。つまり、上述のように四つの波長チ
ャネルと三つの空間チャネルとに個々に対応した光信号
が十二本の光ファイバにより個々に伝送されている場
合、例えば、これら十二本の光ファイバが三個のスター
カプラに四個ずつ接続され、これら三個のスターカプラ
には三本の光ファイバが一個ずつ接続された構造とされ
る。この場合、三個のスターカプラの各々は、三つの空
間チャネルに個々に対応しており、各々入力される四つ
の波長チャネルの光信号を一つに多重化して三つの空間
チャネルの一つに出力することになる。
【0008】このように複数の波長チャネルが各々多重
化された複数の空間チャネルの光信号は、空間選択手段
となる光スイッチにより一つが選択される。つまり、上
述のように四つの波長チャネルが多重化された三つの光
信号が三本の光ファイバで個々に伝送されている場合、
これら三本の光ファイバが一個の光スイッチを介して一
本の光ファイバに接続された構造とされる。この光スイ
ッチは、入力側の三本の光ファイバから一個を選択して
出力側の一本の光ファイバに接続するので、四つの波長
チャネルが多重化されている三つの空間チャネルの光信
号から一つが選択されることになる。
【0009】このように選択された一つの空間チャネル
の波長チャネルが多重化された光信号は、波長選択手段
となる光フィルタにより一つの波長チャネルの光信号が
選択される。つまり、上述のように一つの空間チャネル
として選択された一つの光信号は四つの波長チャネルが
多重化されているので、これから光フィルタにより一つ
の波長チャネルの光信号が選択される。このように選択
された一つの光信号は一つの空間チャネルと一つの波長
チャネルとに対応しているので、これが信号受信手段と
なる受光素子により光電変換されて通信結果として利用
される。
【0010】上述のような構造のデータ通信システムで
は、光信号を波長チャネルと空間チャネルとで多重化し
て通信するので、その通信経路となる光ファイバの規模
を軽減することができ、大容量の各種データを高効率に
通信することができる。
【0011】ただし、現在では製造工程でレーザ光源の
出力波長を調整しておくことは容易であるが、完成した
レーザ光源の出力波長を自在に可変することは困難であ
るため、上述のように複数の波長チャネルと複数の空間
チャネルとに対応した多数の光信号を出力するために多
数のレーザ光源を必要としている。
【0012】また、レーザ光源や駆動回路は交換等のメ
ンテナンス作業を必要とするので、一般的なデータ通信
システムでは、複数の波長チャネルと複数の空間チャネ
ルとに対応した多数のレーザ光源を多数の信号送信ユニ
ットに個々に設けておき、複数の波長チャネルと複数の
空間チャネルとに対応した多数の光ファイバを多数のユ
ニット保持装置に個々に固定しておき、この多数のユニ
ット保持装置に多数の信号送信ユニットを着脱自在とし
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデータ通
信システムでは、光信号を波長チャネルと空間チャネル
とで多重化して通信することにより、大容量の各種デー
タを高効率に通信することができる。
【0014】しかし、現在のデータ通信システムでは、
光信号に波長チャネルや空間チャネルの識別子が付与さ
れていないので、最終的に受信された光信号の波長チャ
ネルや空間チャネルを確認することができない。
【0015】例えば、多数の信号送信ユニットは複数の
波長チャネルと複数の空間チャネルとに個々に対応して
いるので、多数の信号送信ユニットの各々が識別子を発
生させて光信号に付与することが想定できる。しかし、
前述のように多数の信号送信ユニットは多数のユニット
保持装置に対して着脱自在であり、空間チャネルとなる
光ファイバはユニット保持装置に固定されているので、
信号送信ユニットを適正でないユニット保持装置に装着
してしまうと、空間チャネルの識別子が適正でない空間
チャネルに出力されることになる。
【0016】そこで、やはり複数の波長チャネルと複数
の空間チャネルとに個々に対応している多数のユニット
保持装置の各々に識別子を発生させて光信号に付与させ
ることが想定できる。しかし、波長チャネルは信号送信
ユニットに依存しているので、やはり信号送信ユニット
を適正でないユニット保持装置に装着してしまうと、波
長チャネルの識別子が適正でない波長チャネルに出力さ
れることになる。
【0017】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、光信号に波長チャネルと空間チャネルと
の識別子を適正に付与することができるデータ通信シス
テム、ユニット保持装置、信号送信ユニット、を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一のデータ通信
システムは、複数の空間チャネルに光信号を個々に出力
する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユ
ニットが着脱自在に個々に装着される複数の空間チャネ
ルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置
から入力される複数の空間チャネルの光信号から一つを
選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャネ
ルの光信号を受信する信号受信手段とを具備しているデ
ータ通信システムにおいて、前記ユニット保持装置が、
自身の空間チャネルの識別子を発生して装着された前記
信号送信ユニットに通知するチャネル通知手段を具備し
ており、前記信号送信ユニットが、通知された識別子を
出力される光信号に付与する識別子付与手段を具備して
いる。
【0019】従って、複数のユニット保持装置に個々に
装着された複数の信号送信ユニットにより光信号が複数
の空間チャネルに個々に出力され、この複数の空間チャ
ネルの光信号から一つが空間選択手段により選択されて
信号受信手段により受信される。
【0020】このとき、ユニット保持装置のチャネル通
知手段が空間チャネルの識別子を発生して信号送信ユニ
ットに通知し、信号送信ユニットが出力する光信号に識
別子付与手段が通知された識別子を付与するので、信号
受信手段は空間チャネルの識別子が付与された光信号を
受信する。
【0021】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するよう形成されていれば良く、例えば、専用の
ハードウェア、適正なプログラムがソフトウェアにより
実装されたコンピュータ、これらの組み合わせ、等を許
容する。また、ユニット保持装置のチャネル通知手段が
信号送信ユニットに通知する識別子と、信号送信ユニッ
トの識別子付与手段が光信号に付与する識別子とは、空
間チャネルを識別できるデータであれば良い。
【0022】つまり、データの形式が同一である必要は
ないので、例えば、チャネル通知手段が識別子を特定の
電位として発生し、識別子付与手段が電位に対応して事
前に設定されたコードを識別子として光信号のヘッダに
設定するようなことも可能である。なお、複数の空間チ
ャネルのユニット保持装置とは、複数のユニット保持装
置が複数の空間チャネルに個々に対応しており、複数の
空間チャネルに光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットが個々に装着されるものであることを意味して
いる。
【0023】本発明の他のデータ通信システムは、複数
の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数の信号送
信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在
に個々に装着される複数の波長チャネルのユニット保持
装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複
数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多重化手段
と、前記波長多重化手段から伝送される多重化された光
信号から一つの波長チャネルの光信号を選択する波長選
択手段と、選択された一つの波長チャネルの光信号を受
信する信号受信手段とを具備しているデータ通信システ
ムにおいて、前記信号送信ユニットが、自身の波長チャ
ネルの識別子を発生して出力される光信号に付与する識
別子付与手段を具備している。
【0024】従って、複数のユニット保持装置に個々に
装着された複数の信号送信ユニットにより光信号が複数
の波長チャネルで個々に出力されて波長多重化手段によ
り多重化され、この多重化された光信号から一つの波長
チャネルの光信号が波長選択手段により選択されて信号
受信手段により受信される。
【0025】このとき、信号送信ユニットが出力する光
信号に識別子付与手段が波長チャネルの識別子を付与す
るので、信号受信手段は波長チャネルの識別子が付与さ
れた光信号を受信する。
【0026】本発明の他のデータ通信システムは、複数
の波長チャネルの一つの光信号を複数の空間チャネルの
一つに個々に出力する多数の信号送信ユニットと、多数
の前記信号送信ユニットが着脱自在に個々に装着される
多数のユニット保持装置と、多数の前記ユニット保持装
置から入力される複数の波長チャネルの多数の光信号を
空間チャネルごとに多重化する複数の空間多重化手段
と、複数の前記空間多重化手段から個々に伝送される複
数の空間チャネルの光信号から一つを選択する空間選択
手段と、選択された一つの空間チャネルの波長チャネル
が多重化された光信号から一つの波長チャネルの光信号
を選択する波長選択手段と、選択された一つの光信号を
受信する信号受信手段とを具備しているデータ通信シス
テムにおいて、前記ユニット保持装置が、自身の空間チ
ャネルの識別子を発生して装着された前記信号送信ユニ
ットに通知するチャネル通知手段を具備しており、前記
信号送信ユニットが、自身の波長チャネルの識別子を発
生して前記ユニット保持装置から通知された空間チャネ
ルの識別子とともに出力される光信号に付与する識別子
付与手段を具備している。
【0027】従って、多数のユニット保持装置に個々に
装着された多数の信号送信ユニットにより、多数の光信
号が複数の空間チャネルに複数の波長チャネルで個々に
出力され、この多数の光信号の複数の波長チャネルが空
間チャネルごとに空間多重化手段により多重化される。
【0028】この複数の波長チャネルが多重化された複
数の空間チャネルの光信号から一つの空間チャネルの光
信号が空間選択手段により選択され、この一つの空間チ
ャネルの波長チャネルが多重化された光信号から一つの
波長チャネルの光信号が波長選択手段により選択され、
この一つの空間チャネルの一つの波長チャネルの光信号
が信号受信手段により受信される。
【0029】このとき、ユニット保持装置のチャネル通
知手段が空間チャネルの識別子を発生して信号送信ユニ
ットに通知し、信号送信ユニットが出力する光信号に識
別子付与手段が通知された空間チャネルの識別子と発生
する波長チャネルの識別子とを付与するので、信号受信
手段は空間チャネルと波長チャネルとの識別子が各々付
与された光信号を受信する。
【0030】本発明の他のデータ通信システムは、複数
の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数の信号送
信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在
に個々に装着される複数の波長チャネルのユニット保持
装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複
数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多重化手段
と、前記波長多重化手段から伝送される多重化された光
信号から一つの波長チャネルの光信号を選択する波長選
択手段と、選択された一つの波長チャネルの光信号を受
信する信号受信手段とを具備しているデータ通信システ
ムにおいて、前記ユニット保持装置が、自身の波長チャ
ネルの識別子を発生して装着された前記信号送信ユニッ
トに通知するチャネル通知手段を具備しており、前記信
号送信ユニットが、出力される光信号の波長を通知され
た識別子に対応して可変する波長可変手段を具備してい
る。
【0031】従って、複数のユニット保持装置に個々に
装着された複数の信号送信ユニットにより光信号が複数
の波長チャネルで個々に出力されて波長多重化手段によ
り多重化され、この多重化された光信号から一つの波長
チャネルの光信号が波長選択手段により選択されて信号
受信手段により受信される。
【0032】このとき、ユニット保持装置のチャネル通
知手段が波長チャネルの識別子を発生して信号送信ユニ
ットに通知し、この信号送信ユニットが出力する光信号
の波長を波長可変手段が通知された識別子に対応して可
変するので、ユニット保持装置から出力される光信号の
波長は波長チャネルに対応している。
【0033】上述のようなデータ通信システムにおける
他の発明としては、信号送信ユニットが、ユニット保持
装置から通知された波長チャネルの識別子を出力される
光信号に付与する識別子付与手段を具備している。従っ
て、信号送信ユニットが出力する光信号に、識別子付与
手段がユニット保持装置から通知された波長チャネルの
識別子を付与するので、信号受信手段は波長チャネルの
識別子が各々付与された光信号を受信する。
【0034】本発明の一のユニット保持装置は、複数の
空間チャネルに光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在に
個々に装着される複数の空間チャネルのユニット保持装
置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複数
の空間チャネルの光信号から一つを選択する空間選択手
段と、選択された一つの空間チャネルの光信号を受信す
る信号受信手段とを具備しているデータ通信システムに
おいて、自身の空間チャネルの識別子を発生して装着さ
れた前記信号送信ユニットに通知するチャネル通知手段
を具備している。
【0035】従って、データ通信システムとしては、複
数のユニット保持装置に個々に装着された複数の信号送
信ユニットにより光信号が複数の空間チャネルに個々に
出力され、この複数の空間チャネルの光信号から一つが
空間選択手段により選択されて信号受信手段により受信
される。
【0036】このとき、ユニット保持装置のチャネル通
知手段が空間チャネルの識別子を発生して信号送信ユニ
ットに通知するので、例えば、信号送信ユニットが出力
する光信号に通知された識別子を付与すれば、信号受信
手段は空間チャネルの識別子が付与された光信号を受信
することになる。
【0037】本発明の一の信号送信ユニットは、複数の
空間チャネルに光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在に
個々に装着される複数の空間チャネルのユニット保持装
置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複数
の空間チャネルの光信号から一つを選択する空間選択手
段と、選択された一つの空間チャネルの光信号を受信す
る信号受信手段とを具備しているデータ通信システムに
おいて、前記ユニット保持装置から通知された空間チャ
ネルの識別子を出力される光信号に付与する識別子付与
手段を具備している。
【0038】従って、データ通信システムとしては、複
数のユニット保持装置に個々に装着された複数の信号送
信ユニットにより光信号が複数の空間チャネルに個々に
出力され、この複数の空間チャネルの光信号から一つが
空間選択手段により選択されて信号受信手段により受信
される。
【0039】このとき、ユニット保持装置が空間チャネ
ルの識別子を信号送信ユニットに通知すれば、信号送信
ユニットが出力する光信号に識別子付与手段が通知され
た識別子を付与するので、信号受信手段は空間チャネル
の識別子が付与された光信号を受信することになる。
【0040】本発明の他の信号送信ユニットは、複数の
波長チャネルで光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在に
個々に装着される複数の波長チャネルのユニット保持装
置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複数
の波長チャネルの光信号を多重化する波長多重化手段
と、前記波長多重化手段から伝送される多重化された光
信号から一つの波長チャネルの光信号を選択する波長選
択手段と、選択された一つの波長チャネルの光信号を受
信する信号受信手段とを具備しているデータ通信システ
ムにおいて、自身の波長チャネルの識別子を発生して出
力される光信号に付与する識別子付与手段を具備してい
る。
【0041】従って、データ通信システムとしては、複
数のユニット保持装置に個々に装着された複数の信号送
信ユニットにより光信号が複数の波長チャネルで個々に
出力されて波長多重化手段により多重化され、この多重
化された光信号から一つの波長チャネルの光信号が波長
選択手段により選択されて信号受信手段により受信され
る。
【0042】このとき、信号送信ユニットが出力する光
信号に識別子付与手段が波長チャネルの識別子を付与す
るので、信号受信手段は波長チャネルの識別子が付与さ
れた光信号を受信する。
【0043】本発明の他の信号送信ユニットは、複数の
波長チャネルの一つの光信号を複数の空間チャネルの一
つに個々に出力する多数の信号送信ユニットと、多数の
前記信号送信ユニットが着脱自在に個々に装着される多
数のユニット保持装置と、多数の前記ユニット保持装置
から入力される複数の波長チャネルの多数の光信号を空
間チャネルごとに多重化する複数の空間多重化手段と、
複数の前記空間多重化手段から個々に伝送される複数の
空間チャネルの光信号から一つを選択する空間選択手段
と、選択された一つの空間チャネルの波長チャネルが多
重化された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選
択する波長選択手段と、選択された一つの光信号を受信
する信号受信手段とを具備しているデータ通信システム
において、自身の波長チャネルの識別子を発生して前記
ユニット保持装置から通知された空間チャネルの識別子
とともに出力される光信号に付与する識別子付与手段を
具備している。
【0044】従って、データ通信システムとしては、多
数のユニット保持装置に個々に装着された多数の信号送
信ユニットにより、多数の光信号が複数の空間チャネル
に複数の波長チャネルで個々に出力され、この多数の光
信号の複数の波長チャネルが空間チャネルごとに空間多
重化手段により多重化される。
【0045】この複数の波長チャネルが多重化された複
数の空間チャネルの光信号から一つの空間チャネルの光
信号が空間選択手段により選択され、この一つの空間チ
ャネルの波長チャネルが多重化された光信号から一つの
波長チャネルの光信号が波長選択手段により選択され、
この一つの空間チャネルの一つの波長チャネルの光信号
が信号受信手段により受信される。
【0046】このとき、ユニット保持装置が空間チャネ
ルの識別子を発生して信号送信ユニットに通知すれば、
この信号送信ユニットが出力する光信号に識別子付与手
段が通知された空間チャネルの識別子と発生する波長チ
ャネルの識別子とを付与するので、信号受信手段は空間
チャネルと波長チャネルとの識別子が各々付与された光
信号を受信することになる。
【0047】本発明の他のユニット保持装置は、複数の
波長チャネルで光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在に
個々に装着される複数の波長チャネルのユニット保持装
置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複数
の波長チャネルの光信号を多重化する波長多重化手段
と、前記波長多重化手段から伝送される多重化された光
信号から一つの波長チャネルの光信号を選択する波長選
択手段と、選択された一つの波長チャネルの光信号を受
信する信号受信手段とを具備しているデータ通信システ
ムにおいて、自身の波長チャネルの識別子を発生して装
着された前記信号送信ユニットに通知するチャネル通知
手段を具備している。
【0048】従って、データ通信システムとしては、複
数のユニット保持装置に個々に装着された複数の信号送
信ユニットにより光信号が複数の波長チャネルで個々に
出力されて波長多重化手段により多重化され、この多重
化された光信号から一つの波長チャネルの光信号が波長
選択手段により選択されて信号受信手段により受信され
る。
【0049】このとき、ユニット保持装置のチャネル通
知手段が波長チャネルの識別子を発生して信号送信ユニ
ットに通知するので、例えば、この信号送信ユニットが
出力する光信号の波長を通知された識別子に対応して可
変すれば、ユニット保持装置から出力される光信号の波
長は波長チャネルに対応することになる。
【0050】本発明の他の信号送信ユニットは、複数の
波長チャネルで光信号を個々に出力する複数の信号送信
ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが着脱自在に
個々に装着される複数の波長チャネルのユニット保持装
置と、複数の前記ユニット保持装置から入力される複数
の波長チャネルの光信号を多重化する波長多重化手段
と、前記波長多重化手段から伝送される多重化された光
信号から一つの波長チャネルの光信号を選択する波長選
択手段と、選択された一つの波長チャネルの光信号を受
信する信号受信手段とを具備しているデータ通信システ
ムにおいて、出力される光信号の波長を前記ユニット保
持装置から通知された識別子に対応して可変する波長可
変手段を具備している。
【0051】従って、データ通信システムとしては、複
数のユニット保持装置に個々に装着された複数の信号送
信ユニットにより光信号が複数の波長チャネルで個々に
出力されて波長多重化手段により多重化され、この多重
化された光信号から一つの波長チャネルの光信号が波長
選択手段により選択されて信号受信手段により受信され
る。
【0052】このとき、ユニット保持装置が波長チャネ
ルの識別子を発生して信号送信ユニットに通知すれば、
この信号送信ユニットが出力する光信号の波長を波長可
変手段が通知された識別子に対応して可変するので、ユ
ニット保持装置から出力される光信号の波長は波長チャ
ネルに対応することになる。
【0053】上述のような信号送信ユニットにおける他
の発明としては、ユニット保持装置から通知された波長
チャネルの識別子を出力される光信号に付与する識別子
付与手段を具備している。従って、信号送信ユニットが
出力する光信号に、識別子付与手段がユニット保持装置
から通知された波長チャネルの識別子を付与するので、
信号受信手段は波長チャネルの識別子が各々付与された
光信号を受信する。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
および図2を参照して以下に説明する。なお、図1は本
実施の形態のデータ通信システムのデータ送信装置の要
部を示す模式図、図2はデータ通信システムの全体を示
す模式図である。
【0055】本実施の形態のデータ通信システム1は、
図2に示すように、一個のデータ送信装置2と一個のデ
ータ受信装置3とを具備しており、これらの装置2,3
がデータ通信経路となる一本のファイバアレイ4で接続
されている。以下では本実施の形態では説明を簡略化す
るため、データ通信システム1が四つの波長チャネルと
三つの空間チャネルとに対応しており、これらのチャネ
ルを各々一つに多重化して光信号をデータ通信するもの
とする。
【0056】前記データ通信装置2は、多数の信号送信
ユニットとして十二個の送信カード11を具備してお
り、これら十二個の送信カード11が、四つの波長チャ
ネルの一つの光信号を三つの空間チャネルの一つに個々
に出力する。また、前記データ通信装置2は、三つの空
間チャネルに個々に対応した三個の送信棚12を具備し
ており、これら四個の送信棚12の各々に、図1に示す
ように、四つの波長チャネルに個々に対応した四個の装
着スロット13が設けられている。
【0057】この全部で十二個の装着スロット13がユ
ニット保持装置として機能しており、これら十二個の装
着スロット13に十二個の前記送信カード11が着脱自
在に個々に装着されている。四個の前記送信棚12の三
個の装着スロット13には、三本の光ファイバ14が個
々に装着されており、これら三本の光ファイバ14が一
本のファイバアレイ15として集合されているので、四
個の前記送信棚12には四本のファイバアレイ15が個
々に接続されている。
【0058】四本のファイバアレイ15には、空間多重
化手段として四個のスターカプラ16が個々に接続され
ており、これら四個のスターカプラ16の各々は、三個
の前記光ファイバ14から個々に入力される四つの波長
チャネルの光信号を一つに多重化する。四個の前記スタ
ーカプラ16は、一個の前記ファイバアレイ4の三本の
光ファイバ17に一つの光信号を個々に出力するので、
ここでは四つの波長チャネルが多重化された三つの光信
号が三つの空間チャネルの前記光ファイバ17で個々に
伝送されることになる。
【0059】上述のような構造のデータ送信装置2から
前記ファイバアレイ4に出力された光信号は、このファ
イバアレイ4を伝送されて前記データ受信装置3に入力
される。このデータ受信装置3は、空間選択手段として
一個の光スイッチ18を具備しており、この一個の光ス
イッチ18に一本の前記ファイバアレイ4の三本の光フ
ァイバ17が接続されている。
【0060】前記光スイッチ18は、三本の前記光ファ
イバ17から個々に入力される三つの空間チャネルの光
信号から一つを選択し、この四つの波長チャネルが多重
化された一つの空間チャネルの光信号を一個の波長選択
手段である光フィルタ19に出力する。
【0061】この光フィルタ19は、波長チャネルが多
重化された一つの空間チャネルの光信号が入力される
と、これから一つの波長チャネルの光信号を選択して信
号受信手段である信号受信部20に出力する。この信号
受信部20は、光電変換素子やマイクロコンピュータ等
(図示せず)を具備しており、入力される光信号を電気
信号に変換して各種のデータ処理を実行する。
【0062】本実施の形態のデータ通信システム1で
は、図1に示すように、前記送信棚12の装着スロット
13の各々が、チャネル通知手段である識別子発生部2
1を個々に具備しており、前記送信カード11の各々
が、識別子付与手段に相当する識別子検知部22および
識別子付加部23と、信号出力手段である信号送信部2
4とを具備している。この信号送信部24は、例えば、
外部入力端子、レーザ駆動回路、高速変調回路、半導体
レーザ光源、等(図示せず)を具備しており、外部入力
に対応してレーザ光により光信号を出力する。
【0063】前記装着スロット13の識別子発生部21
は、例えば、電源回路や抵抗素子などを具備しており、
その空間チャネルに対応した識別子として特定の電位を
発生する。本実施の形態では三個の前記送信棚12が三
つの空間チャネルに個々に対応しているので、十二個の
前記識別子発生部21は、その前記送信棚12に対応し
て四段階の電位の一つを発生する。
【0064】前記送信カード11の識別子検知部22
は、例えば、A/DC(Analog/Digital Converte
r)や適正な制御プログラムが事前に実装されたマイクロ
コンピュータなどを具備しており、前記装着スロット1
3から識別子として通知される電位から空間チャネルを
判定して前記識別子付加部23を動作制御する。前記識
別子付加部23は、サブキャリア多重変調回路などを具
備しており、前記識別子検知部22の動作制御に対応し
て前記信号送信部24が出力する光信号に空間チャネル
の識別子を付与する。
【0065】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム1によるデータ通信方法を以下に
説明する。まず、三個の送信棚12が三つの空間チャネ
ルに個々に対応しており、その各々の四個の装着スロッ
ト13が四つの波長チャネルに個々に対応しているの
で、この全部で十二個の装着スロット13の各々に、三
つの空間チャネルと四つの波長チャネルとに対応した十
二個の送信カード11を個々に装着しておく。
【0066】このように三個の送信棚12に四個ずつ装
着された十二個の送信カード11が、三つの空間チャネ
ルと四つの波長チャネルとに対応した光信号を個々に出
力すると、この十二個の光信号は十二本の光ファイバ1
4により三個のスターカプラ16まで伝送され、これら
三個のスターカプラ16により空間チャネルごとに波長
チャネルが多重化される。
【0067】この四つの波長チャネルが多重化された三
つ空間チャネルの光信号は、三本の光ファイバ17によ
りデータ送信装置2からデータ受信装置3まで個々に伝
送され、一個の光スイッチ18により一つの空間チャネ
ルの光信号が選択される。このように選択された一つの
空間チャネルは四つの波長チャネルが多重化されている
ので、この光信号から光フィルタ19により一つの波長
チャネルの光信号が選択される。
【0068】この一つの空間チャネルの一つの波長チャ
ネルの光信号が信号受信部20により受信されるので、
この信号受信部20では、光信号を電気信号に変換して
各種のデータ処理を実行する。ただし、本実施の形態の
データ通信システム1では、上述のように通信される光
信号に空間チャネルの識別子が付与されているので、デ
ータ受信装置3は受信した光信号から空間チャネルを検
知することができる。
【0069】より詳細には、送信棚12の装着スロット
13に送信カード11を装着すると、識別子発生部21
が空間チャネルの識別子として特定の電位を送信カード
11に印加する。この送信カード11では、識別子検知
部22が電位から空間チャネルを判定して識別子付加部
23を動作制御することで、信号送信部24が出力する
光信号に識別子付加部23が空間チャネルの識別子を付
与する。
【0070】本実施の形態のデータ通信システム1で
は、空間チャネルと送信棚12の装着スロット13との
対応関係が固定されており、この装着スロット13が発
生する空間チャネルの識別子を送信カード11が光信号
に付与するので、例えば、送信カード11が何れの装着
スロット13に装着されても空間チャネルの識別子を適
正な光信号に付与することが可能である。
【0071】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では説明を簡略化するため、
送信棚12と空間チャネルとが一対一に対応することを
例示したが、このような対応関係は実際のシステムでは
必要なく、必要により所定の装着スロット13に適正な
空間チャネルが対応していれば良い。
【0072】また、上記形態では複数の空間チャネルと
複数の波長チャネルとに対応したデータ通信システム1
において、空間チャネルの識別子を光信号に付与するこ
とを例示したが、例えば、波長チャネルは一つで複数の
空間チャネルに対応したデータ通信システム(図示せ
ず)において、上述のように空間チャネルの識別子を光
信号に付与することも可能である。
【0073】さらに、上記形態では送信カードの識別子
付加部23がサブキャリア多重変調回路により光信号に
識別子を付与することを例示したが、例えば、ベースバ
ンド変調回路により光信号の低域に識別子を付与するこ
とや、マックス回路により高速信号に識別子を付与する
ことも可能である。
【0074】また、上記形態では多数の装着スロット1
3が個々に識別子発生部21を専用のハードウェアとし
て具備することを例示したが、多数の装着スロット13
に一個のホストコンピュータを接続し、このホストコン
ピュータが多数の装着スロット13の識別子を統合制御
して発生させることも可能である。
【0075】さらに、上記形態ではスターカプラ16が
四つの波長チャネルの光信号を一つに多重化して一つの
光ファイバ17に出力することを例示したが、例えば、
四つの波長チャネルの光信号を一つに多重化して四つの
光ファイバの各々に出力するようなことも可能である。
【0076】つぎに、本発明の形態の実施の第二の形態
を図3を参照して以下に説明する。なお、ここで例示す
る実施の第二の形態に関し、上述した実施の第一の形態
と同一の部分は、同一の名称および符号を使用して詳細
な説明は省略する。
【0077】まず、本実施の形態のデータ通信システム
(図示せず)も、四つの波長チャネルと三つの空間チャ
ネルとに対応しており、十二個の送信カード31が十二
個の装着スロット32に着脱自在に個々に装着されてい
る。そして、この装着スロット32は、識別子発生部2
1を具備しておらず、前記送信カード31が、識別子付
与手段に相当する識別子発生部33および識別子付加部
23を具備している。
【0078】前記識別子発生部33は、例えば、適正な
制御プログラムが事前に実装されたマイクロコンピュー
タなどを具備しており、事前に設定された波長チャネル
の識別子に対応して前記識別子付加部23を動作制御す
る。この識別子付加部23は、サブキャリア多重変調回
路などを具備しており、前記識別子発生部33の動作制
御に対応して信号送信部24が出力する光信号に波長チ
ャネルの識別子を付与する。
【0079】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システムでは、通信する光信号に波長チャ
ネルの識別子を付与するので、データ受信装置3は受信
した光信号の波長チャネルを検知することができる。波
長チャネルは送信カード31に依存しており、この送信
カード31が自身の波長チャネルの識別子を発生して光
信号に付与するので、例えば、送信カード31が何れの
装着スロット32に装着されても波長チャネルの識別子
を適正な光信号に付与することが可能である。
【0080】なお、本発明も上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では複数の空間チャネルと複
数の波長チャネルとに対応したデータ通信システムにお
いて、波長チャネルの識別子を光信号に付与することを
例示したが、例えば、空間チャネルは一つで複数の波長
チャネルに対応したデータ通信システム(図示せず)に
おいて、上述のように波長チャネルの識別子を光信号に
付与することも可能である。
【0081】また、上述のように複数の空間チャネルと
複数の波長チャネルとに対応したデータ通信システムに
おいて、上述した実施の第一第二の形態の構成を統合す
ることで、波長チャネルと空間チャネルとの識別子の両
方を光信号に付与することも可能である。
【0082】つぎに、本発明の形態の実施の第三の形態
を図4を参照して以下に説明する。なお、ここで例示す
る実施の第三の形態に関し、前述した実施の第一の形態
と同一の部分は、同一の名称および符号を使用して詳細
な説明は省略する。
【0083】まず、本実施の形態のデータ通信システム
(図示せず)も、四つの波長チャネルと三つの空間チャ
ネルとに対応しており、十二個の送信カード41が十二
個の装着スロット42に着脱自在に個々に装着されてい
る。そして、この装着スロット42がチャネル通知手段
として識別子発生部43を具備しているが、この識別子
発生部43は空間チャネルでなく波長チャネルの識別子
を前記送信カード42に通知する。
【0084】この送信カード42は、識別子付与手段と
して識別子検知部44および識別子付加部45を具備し
ており、この識別子付加部45が信号送信部46に接続
されている。この信号送信部46は、レーザ光源の出力
波長が可変自在であり、この信号送信部46と前記識別
子検知部44とに波長可変手段である波長設定部47が
接続されている。
【0085】前記識別子検知部44は、適正な制御プロ
グラムが事前に実装されたマイクロコンピュータなどを
具備しており、前記装着スロット42から通知される識
別子から波長チャネルを判定して前記識別子付加部45
および前記波長設定部47を動作制御する。前記識別子
付加部45は、サブキャリア多重変調回路などを具備し
ており、前記識別子検知部44の動作制御に対応して前
記信号送信部46が出力する光信号に波長チャネルの識
別子を付与する。前記波長設定部47は、マイクロコン
ピュータなどを具備しており、識別子検知部44の波長
チャネルの識別子に対応した動作制御により、信号送信
部46が出力する光信号の波長を波長チャネルに対応し
て可変する。
【0086】なお、本実施の形態でも十二個の前記装着
スロット42が四つの波長チャネルと三つの空間チャネ
ルとに対応しているので、前記識別子発生部43は、一
つの空間チャネルに同一の波長チャネルが発生しないよ
うに識別子を発生する。つまり、三個の送信棚の各々に
設けられた四個の前記識別子発生部43が、四つの波長
チャネルの識別子を一つずつ発生する。
【0087】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システムでは、装着スロット42が発生す
る波長チャネルの識別子に対応して、送信カード41が
光信号の波長を可変し、この光信号に波長チャネルの識
別子を付与するので、例えば、送信カード41が何れの
装着スロット42に装着されても波長チャネルの識別子
を適正な光信号に付与することが可能である。
【0088】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0089】請求項1記載の発明のデータ通信システム
は、複数の空間チャネルに光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の空間チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の空間チャネルの光信号から一つを選択する
空間選択手段と、選択された一つの空間チャネルの光信
号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通信
システムにおいて、前記ユニット保持装置が、自身の空
間チャネルの識別子を発生して装着された前記信号送信
ユニットに通知するチャネル通知手段を具備しており、
前記信号送信ユニットが、通知された識別子を出力され
る光信号に付与する識別子付与手段を具備していること
により、ユニット保持装置が発生する空間チャネルの識
別子を信号送信ユニットが光信号に付与するので、信号
送信ユニットが何れのユニット保持装置に誤装着されて
も、光信号に空間チャネルの識別子を適正に付与するこ
とができる。
【0090】請求項2記載の発明のデータ通信システム
は、複数の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の波長チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多
重化手段と、前記波長多重化手段から伝送される多重化
された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選択す
る波長選択手段と、選択された一つの波長チャネルの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、前記信号送信ユニットが、自身の
波長チャネルの識別子を発生して出力される光信号に付
与する識別子付与手段を具備していることにより、信号
送信ユニットが波長チャネルの識別子を発生して光信号
に付与するので、信号送信ユニットが何れのユニット保
持装置に誤装着されても、光信号に波長チャネルの識別
子を適正に付与することができる。
【0091】請求項3記載の発明のデータ通信システム
は、複数の波長チャネルの一つの光信号を複数の空間チ
ャネルの一つに個々に出力する多数の信号送信ユニット
と、多数の前記信号送信ユニットが着脱自在に個々に装
着される多数のユニット保持装置と、多数の前記ユニッ
ト保持装置から入力される複数の波長チャネルの多数の
光信号を空間チャネルごとに多重化する複数の空間多重
化手段と、複数の前記空間多重化手段から個々に伝送さ
れる複数の空間チャネルの光信号から一つを選択する空
間選択手段と、選択された一つの空間チャネルの波長チ
ャネルが多重化された光信号から一つの波長チャネルの
光信号を選択する波長選択手段と、選択された一つの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、前記ユニット保持装置が、自身の
空間チャネルの識別子を発生して装着された前記信号送
信ユニットに通知するチャネル通知手段を具備してお
り、前記信号送信ユニットが、自身の波長チャネルの識
別子を発生して前記ユニット保持装置から通知された空
間チャネルの識別子とともに出力される光信号に付与す
る識別子付与手段を具備していることにより、ユニット
保持装置が発生する空間チャネルの識別子を信号送信ユ
ニットが光信号に付与するとともに、この信号送信ユニ
ットは波長チャネルの識別子を発生して光信号に付与す
るので、信号送信ユニットが何れのユニット保持装置に
誤装着されても、光信号に空間チャネルと波長チャネル
との識別子を適正に付与することができ、一つの空間チ
ャネルに同一の波長チャネルが混在することを防止する
ことができる。
【0092】請求項4記載の発明のデータ通信システム
は、複数の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の波長チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多
重化手段と、前記波長多重化手段から伝送される多重化
された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選択す
る波長選択手段と、選択された一つの波長チャネルの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、前記ユニット保持装置が、自身の
波長チャネルの識別子を発生して装着された前記信号送
信ユニットに通知するチャネル通知手段を具備してお
り、前記信号送信ユニットが、出力される光信号の波長
を通知された識別子に対応して可変する波長可変手段を
具備していることにより、ユニット保持装置が発生する
波長チャネルの識別子に対応して信号送信ユニットが光
信号の波長を可変するので、信号送信ユニットが何れの
ユニット保持装置に誤装着されても、光信号を適正な波
長で出力することができる。
【0093】請求項5記載の発明は、請求項4記載のデ
ータ通信システムであって、信号送信ユニットが、ユニ
ット保持装置から通知された波長チャネルの識別子を出
力される光信号に付与する識別子付与手段を具備してい
ることにより、ユニット保持装置が発生する波長チャネ
ルの識別子を信号送信ユニットが光信号に付与するの
で、信号送信ユニットが何れのユニット保持装置に誤装
着されても、光信号に波長チャネルの識別子を適正に付
与することができる。
【0094】請求項6記載の発明のユニット保持装置
は、複数の空間チャネルに光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の空間チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の空間チャネルの光信号から一つを選択する
空間選択手段と、選択された一つの空間チャネルの光信
号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通信
システムにおいて、自身の空間チャネルの識別子を発生
して装着された前記信号送信ユニットに通知するチャネ
ル通知手段を具備していることにより、ユニット保持装
置が空間チャネルの識別子を発生して信号送信ユニット
に通知するので、この信号送信ユニットが空間チャネル
の識別子を光信号に付与すれば、信号送信ユニットが何
れのユニット保持装置に誤装着されても、光信号に空間
チャネルの識別子を適正に付与することができる。
【0095】請求項7記載の発明の信号送信ユニット
は、複数の空間チャネルに光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の空間チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の空間チャネルの光信号から一つを選択する
空間選択手段と、選択された一つの空間チャネルの光信
号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通信
システムにおいて、前記ユニット保持装置から通知され
た空間チャネルの識別子を出力される光信号に付与する
識別子付与手段を具備していることにより、ユニット保
持装置から空間チャネルの識別子が通知されれば信号送
信ユニットが通知された識別子を光信号に付与するの
で、信号送信ユニットが何れのユニット保持装置に誤装
着されても、光信号に空間チャネルの識別子を適正に付
与することができる。
【0096】請求項8記載の発明の信号送信ユニット
は、複数の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の波長チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多
重化手段と、前記波長多重化手段から伝送される多重化
された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選択す
る波長選択手段と、選択された一つの波長チャネルの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、自身の波長チャネルの識別子を発
生して出力される光信号に付与する識別子付与手段を具
備していることにより、信号送信ユニットが波長チャネ
ルの識別子を発生して光信号に付与するので、信号送信
ユニットが何れのユニット保持装置に誤装着されても、
光信号に波長チャネルの識別子を適正に付与することが
できる。
【0097】請求項9記載の発明の信号送信ユニット
は、複数の波長チャネルの一つの光信号を複数の空間チ
ャネルの一つに個々に出力する多数の信号送信ユニット
と、多数の前記信号送信ユニットが着脱自在に個々に装
着される多数のユニット保持装置と、多数の前記ユニッ
ト保持装置から入力される複数の波長チャネルの多数の
光信号を空間チャネルごとに多重化する複数の空間多重
化手段と、複数の前記空間多重化手段から個々に伝送さ
れる複数の空間チャネルの光信号から一つを選択する空
間選択手段と、選択された一つの空間チャネルの波長チ
ャネルが多重化された光信号から一つの波長チャネルの
光信号を選択する波長選択手段と、選択された一つの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、自身の波長チャネルの識別子を発
生して前記ユニット保持装置から通知された空間チャネ
ルの識別子とともに出力される光信号に付与する識別子
付与手段を具備していることにより、信号送信ユニット
は波長チャネルの識別子を発生して光信号に付与し、ユ
ニット保持装置から空間チャネルの識別子が通知されれ
ば、この空間チャネルの識別子も光信号に付与するの
で、信号送信ユニットが何れのユニット保持装置に誤装
着されても、光信号に空間チャネルと波長チャネルとの
識別子を適正に付与することができる。
【0098】請求項10記載の発明のユニット保持装置
は、複数の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の波長チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多
重化手段と、前記波長多重化手段から伝送される多重化
された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選択す
る波長選択手段と、選択された一つの波長チャネルの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、自身の波長チャネルの識別子を発
生して装着された前記信号送信ユニットに通知するチャ
ネル通知手段を具備していることにより、ユニット保持
装置が波長チャネルの識別子を信号送信ユニットに通知
するので、この信号送信ユニットが通知された識別子に
対応して光信号の波長を可変すれば、信号送信ユニット
が何れのユニット保持装置に誤装着されても、光信号を
適正な波長で出力することができる。
【0099】請求項11記載の発明の信号送信ユニット
は、複数の波長チャネルで光信号を個々に出力する複数
の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信ユニットが
着脱自在に個々に装着される複数の波長チャネルのユニ
ット保持装置と、複数の前記ユニット保持装置から入力
される複数の波長チャネルの光信号を多重化する波長多
重化手段と、前記波長多重化手段から伝送される多重化
された光信号から一つの波長チャネルの光信号を選択す
る波長選択手段と、選択された一つの波長チャネルの光
信号を受信する信号受信手段とを具備しているデータ通
信システムにおいて、出力される光信号の波長を前記ユ
ニット保持装置から通知された識別子に対応して可変す
る波長可変手段を具備していることにより、ユニット保
持装置から波長チャネルの識別子が通知されれば信号送
信ユニットは通知された識別子に対応して光信号の波長
を可変するので、信号送信ユニットが何れのユニット保
持装置に誤装着されても、光信号を適正な波長で出力す
ることができる。
【0100】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の信号送信ユニットであって、ユニット保持装置から通
知された波長チャネルの識別子を出力される光信号に付
与する識別子付与手段を具備していることにより、ユニ
ット保持装置から波長チャネルの識別子が通知されれば
信号送信ユニットは通知された識別子を光信号に付与す
るので、信号送信ユニットが何れのユニット保持装置に
誤装着されても、光信号に波長チャネルの識別子を適正
に付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態のデータ通信システ
ムのデータ送信装置の要部を示す模式図である。
【図2】データ通信システムの全体を示す模式図であ
る。
【図3】本発明の実施の第二の形態のデータ送信装置の
要部を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の第三の形態のデータ送信装置の
要部を示す模式図である。
【符号の説明】
1 データ通信システム 2 データ送信装置 3 データ受信装置 4 ファイバアレイ 11 信号送信ユニットである送信カード 12 送信棚 13 ユニット保持装置である装着スロット 14 光ファイバ 15 ファイバアレイ 16 空間多重化手段であるスターカプラ 17 光ファイバ 18 空間選択手段である光スイッチ 19 波長選択手段である光フィルタ 20 信号受信手段である信号受信部 21 チャネル通知手段である識別子発生部 22 識別子検知部 23 識別子付加部 24 信号送信部 31 信号送信ユニットである送信カード 32 ユニット保持装置である装着スロット 33 識別子発生部 41 信号送信ユニットである送信カード 42 ユニット保持装置である装着スロット 43 チャネル通知手段である識別子発生部 44 識別子検知部 45 識別子付加部 46 信号送信部 47 波長可変手段である波長設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−294189(JP,A) 特開 平5−110545(JP,A) 特開 平2−48898(JP,A) 特開 平4−233394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 H04J 14/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空間チャネルに光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の空間チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の空間チャネルの光信号から一つ
    を選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャ
    ネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備している
    データ通信システムにおいて、 前記ユニット保持装置が、自身の空間チャネルの識別子
    を発生して装着された前記信号送信ユニットに通知する
    チャネル通知手段を具備しており、前記信号送信ユニッ
    トが、通知された識別子を出力される光信号に付与する
    識別子付与手段を具備していることを特徴とするデータ
    通信システム。
  2. 【請求項2】 複数の波長チャネルで光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の波長チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の波長チャネルの光信号を多重化
    する波長多重化手段と、前記波長多重化手段から伝送さ
    れる多重化された光信号から一つの波長チャネルの光信
    号を選択する波長選択手段と、選択された一つの波長チ
    ャネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備してい
    るデータ通信システムにおいて、 前記信号送信ユニットが、自身の波長チャネルの識別子
    を発生して出力される光信号に付与する識別子付与手段
    を具備していることを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 複数の波長チャネルの一つの光信号を複
    数の空間チャネルの一つに個々に出力する多数の信号送
    信ユニットと、多数の前記信号送信ユニットが着脱自在
    に個々に装着される多数のユニット保持装置と、多数の
    前記ユニット保持装置から入力される複数の波長チャネ
    ルの多数の光信号を空間チャネルごとに多重化する複数
    の空間多重化手段と、複数の前記空間多重化手段から個
    々に伝送される複数の空間チャネルの光信号から一つを
    選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャネ
    ルの波長チャネルが多重化された光信号から一つの波長
    チャネルの光信号を選択する波長選択手段と、選択され
    た一つの光信号を受信する信号受信手段とを具備してい
    るデータ通信システムにおいて、 前記ユニット保持装置が、自身の空間チャネルの識別子
    を発生して装着された前記信号送信ユニットに通知する
    チャネル通知手段を具備しており、 前記信号送信ユニットが、自身の波長チャネルの識別子
    を発生して前記ユニット保持装置から通知された空間チ
    ャネルの識別子とともに出力される光信号に付与する識
    別子付与手段を具備していることを特徴とするデータ通
    信システム。
  4. 【請求項4】 複数の波長チャネルで光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の波長チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の波長チャネルの光信号を多重化
    する波長多重化手段と、前記波長多重化手段から伝送さ
    れる多重化された光信号から一つの波長チャネルの光信
    号を選択する波長選択手段と、選択された一つの波長チ
    ャネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備してい
    るデータ通信システムにおいて、 前記ユニット保持装置が、自身の波長チャネルの識別子
    を発生して装着された前記信号送信ユニットに通知する
    チャネル通知手段を具備しており、 前記信号送信ユニットが、出力される光信号の波長を通
    知された識別子に対応して可変する波長可変手段を具備
    していることを特徴とするデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 信号送信ユニットが、ユニット保持装置
    から通知された波長チャネルの識別子を出力される光信
    号に付与する識別子付与手段を具備していることを特徴
    とする請求項4記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の空間チャネルに光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の空間チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の空間チャネルの光信号から一つ
    を選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャ
    ネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備している
    データ通信システムにおいて、 自身の空間チャネルの識別子を発生して装着された前記
    信号送信ユニットに通知するチャネル通知手段を具備し
    ていることを特徴とするユニット保持装置。
  7. 【請求項7】 複数の空間チャネルに光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の空間チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の空間チャネルの光信号から一つ
    を選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャ
    ネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備している
    データ通信システムにおいて、 前記ユニット保持装置から通知された空間チャネルの識
    別子を出力される光信号に付与する識別子付与手段を具
    備していることを特徴とする信号送信ユニット。
  8. 【請求項8】 複数の波長チャネルで光信号を個々に出
    力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送信
    ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の波長チャ
    ネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持装
    置から入力される複数の波長チャネルの光信号を多重化
    する波長多重化手段と、前記波長多重化手段から伝送さ
    れる多重化された光信号から一つの波長チャネルの光信
    号を選択する波長選択手段と、選択された一つの波長チ
    ャネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備してい
    るデータ通信システムにおいて、 自身の波長チャネルの識別子を発生して出力される光信
    号に付与する識別子付与手段を具備していることを特徴
    とする信号送信ユニット。
  9. 【請求項9】 複数の波長チャネルの一つの光信号を複
    数の空間チャネルの一つに個々に出力する多数の信号送
    信ユニットと、多数の前記信号送信ユニットが着脱自在
    に個々に装着される多数のユニット保持装置と、多数の
    前記ユニット保持装置から入力される複数の波長チャネ
    ルの多数の光信号を空間チャネルごとに多重化する複数
    の空間多重化手段と、複数の前記空間多重化手段から個
    々に伝送される複数の空間チャネルの光信号から一つを
    選択する空間選択手段と、選択された一つの空間チャネ
    ルの波長チャネルが多重化された光信号から一つの波長
    チャネルの光信号を選択する波長選択手段と、選択され
    た一つの光信号を受信する信号受信手段とを具備してい
    るデータ通信システムにおいて、 自身の波長チャネルの識別子を発生して前記ユニット保
    持装置から通知された空間チャネルの識別子とともに出
    力される光信号に付与する識別子付与手段を具備してい
    ることを特徴とする信号送信ユニット。
  10. 【請求項10】 複数の波長チャネルで光信号を個々に
    出力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送
    信ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の波長チ
    ャネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持
    装置から入力される複数の波長チャネルの光信号を多重
    化する波長多重化手段と、前記波長多重化手段から伝送
    される多重化された光信号から一つの波長チャネルの光
    信号を選択する波長選択手段と、選択された一つの波長
    チャネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備して
    いるデータ通信システムにおいて、 自身の波長チャネルの識別子を発生して装着された前記
    信号送信ユニットに通知するチャネル通知手段を具備し
    ていることを特徴とするユニット保持装置。
  11. 【請求項11】 複数の波長チャネルで光信号を個々に
    出力する複数の信号送信ユニットと、複数の前記信号送
    信ユニットが着脱自在に個々に装着される複数の波長チ
    ャネルのユニット保持装置と、複数の前記ユニット保持
    装置から入力される複数の波長チャネルの光信号を多重
    化する波長多重化手段と、前記波長多重化手段から伝送
    される多重化された光信号から一つの波長チャネルの光
    信号を選択する波長選択手段と、選択された一つの波長
    チャネルの光信号を受信する信号受信手段とを具備して
    いるデータ通信システムにおいて、 出力される光信号の波長を前記ユニット保持装置から通
    知された識別子に対応して可変する波長可変手段を具備
    していることを特徴とする信号送信ユニット。
  12. 【請求項12】 ユニット保持装置から通知された波長
    チャネルの識別子を出力される光信号に付与する識別子
    付与手段を具備していることを特徴とする請求項11記
    載の信号送信ユニット。
JP9145335A 1997-06-03 1997-06-03 データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット Expired - Fee Related JP3027963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9145335A JP3027963B2 (ja) 1997-06-03 1997-06-03 データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9145335A JP3027963B2 (ja) 1997-06-03 1997-06-03 データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10336152A JPH10336152A (ja) 1998-12-18
JP3027963B2 true JP3027963B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=15382800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9145335A Expired - Fee Related JP3027963B2 (ja) 1997-06-03 1997-06-03 データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027963B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5557399B2 (ja) 2012-08-30 2014-07-23 独立行政法人情報通信研究機構 マルチコアファイバを含む空間分割多重装置及び自己ホモダイン検波方法
JP6593681B2 (ja) * 2015-06-02 2019-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 変調装置、発光装置及び発光システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10336152A (ja) 1998-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7424227B2 (en) Optical repeater converting wavelength and bit rate between networks
CN1925370B (zh) Wdm型pon系统
JPH05102946A (ja) 波長多重化装置
JP3027963B2 (ja) データ通信システム、ユニット保持装置、信号送信ユニット
EP1043847B1 (en) Wavelength-division multiplex transmission network device using a transceiver having a 2-input/2-output optical switch
CN116015477B (zh) 一种支持波分复用和时分复用的光量子转发方法及装置
US7174104B2 (en) Transmitting apparatus using multiple lambda source in WDM network
JP3594737B2 (ja) 大容量スイッチングマトリックス
JPH08166525A (ja) 光学的相互接続装置
EP0475016A2 (en) Wavelength-multiplexed optical network system
EP1422966B1 (en) Wavelength converter and optical cross-connect system using the same
KR100288143B1 (ko) 파장분할다중 광송신 장치
JP3285709B2 (ja) 格子型ネットワークシステム及びノード間接続装置
US20030170030A1 (en) Optical delay unit
JP2001053722A (ja) 波長多重合分波伝送システム及び波長多重伝送装置
JPH06232885A (ja) 通信ネットワークシステム
JP3730202B2 (ja) 光ネットワークシステム
JPH10224829A (ja) 波長多重/分離装置
JPH0523090B2 (ja)
KR100237471B1 (ko) 파장 분할 다중화 통신망의 수신장치
US20020197006A1 (en) Flexible optical network architecture
CN117155472A (zh) 光模块信息获取组件、olt设备和光信号传输系统
JP3468190B2 (ja) 波長多重光加入者伝送方式
US20060051089A1 (en) Communication system linking between user terminals, and user terminal connecting unit and communication method used in same communication system
JPH07264209A (ja) 回線割当方法およびそれを用いた通信ネットワーク

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees