JP2599823B2 - 光通信方法 - Google Patents

光通信方法

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JP2599823B2
JP2599823B2 JP2401299A JP40129990A JP2599823B2 JP 2599823 B2 JP2599823 B2 JP 2599823B2 JP 2401299 A JP2401299 A JP 2401299A JP 40129990 A JP40129990 A JP 40129990A JP 2599823 B2 JP2599823 B2 JP 2599823B2
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秀彰 岡山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信方法に関する
ものであり、特に光の波長多重通信を行なうための方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より光の波長多重通信に用いるシス
テムとして光伝送路をスター状に形成したものが提案さ
れている(例えば文献:IEEE Communica
ti−ons Magazine(アイイーイーイー
コミュニケーションズ マガジン) 1989年12月
p.17参照)。このシステムの基本的な構成は、光
伝送路主路の一端に情報源を接続し及び他端に分岐を設
け、この他端から放射状に伸びる複数の光伝送路分岐路
を形成し、これら分岐路にそれぞれ端末装置を接続した
構成である。通信システムの加入者は各加入者毎に割当
てられた波長の信号光を送受し必要な情報の提供を受け
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スター状の通信システムは光伝送路分岐路の形成に用い
る光ファイバの分量が多くなるという問題点があった。
また波長多重の光通信では情報の機密性を保持するた
め、或いは光の波長多重度を高めるため通信システムを
流れる各信号光の波長がそれぞれ予め定められた特定波
長に固定されていることが望まれる。しかしながら上述
したスター状の通信システムでは信号光の波長の変動を
小さくすることが難しいという問題点があった。
【0004】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解決するため、ループ状の光伝送路に標準光及び信号
光を流し標準光の波長に信号光の波長を同調させるよう
にした光通信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の光通信方法は、標準光を発生する標準光
発生器と、標準光及び信号光を伝送するループ状の光伝
送路と、光伝送路上にそれぞれ設けられ標準光の波長に
等しい波長の信号光をそれぞれ出力する光交換局及び複
数の光ノードとを備える光通信装置を用いた光通信方法
において、信号光及び標準光を同一の光伝送路で伝送
し、信号光の伝送方向をループの順回り方向とし、か
つ、標準光の伝送方向をループの逆回り方向としたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】このような方法によれば、信号光の伝送方向を
ループの順回り方向及び標準光の伝送方向をループの逆
回り方向としているので、信号光及び標準光を同一の光
伝送路で伝送するようにしても、これら信号光及び標準
光をこれらの伝送方向により容易に区別することができ
る。
【0007】また光交換局及び光ノードは、信号光の波
長を標準光の波長に等しくするように制御するので、光
通信に用いる信号光の波長の変動を非常に小さくするこ
とが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しこの発明の実施例につき
説明する。以下の説明では、この発明の実施に用いる光
通信装置の構成につき一例を挙げて説明すると共に、こ
の装置を用いた光通信方法をこの発明の実施例として説
明する。尚、図面はこの発明が理解出来る程度に示して
あるにすぎず、従ってこの発明を図示例に限定するもの
ではない。
【0009】図1はこの発明の実施に供する光通信装置
の全体構成を概略的に示す図であり光通信装置の構成の
一例を示す。
【0010】同図に示す光通信装置は、光伝送路10、
光交換局12、光ノード141、142、143、14
4及び標準光発生器16から成る。
【0011】この例では、ループ状の光伝送路10上に
円順次に光交換局12、光ノード141、142、14
3及び144を設ける。光伝送路10は1本の光ファイ
バから成り、円順次に配置した光交換局12及び光ノー
ド141〜144のうち、隣接するもの同志の間をこの
1本の光ファイバで接続する。この光ファイバをこれら
光交換局12及び光ノード141〜144を介し接続す
ることによりループ状の光伝送路10を構成する。
【0012】そして光伝送路10が構成するループの逆
回り方向を、ループを光ノード141、142及び14
3の順に回る方向Pとし、標準光がこの方向Pに回るよ
うに標準光を光伝送路10で伝送する。また光伝送路1
0が構成するループの順回り方向を、ループを光ノード
143、142及び141の順に回る方向Qとし、信号
光がこの方向Qに回るように信号光を光伝送路10で伝
送する。このように標準光及び信号光の伝送方向を互い
に逆方向とするようにして、標準光及び信号光を、光伝
送路10を構成する1本の光ファイバで伝送する。
【0013】標準光発生器16はそれぞれ波長の異なる
標準光を生成し、これら標準光を多重化する。そして標
準光発生器16は波長多重の標準光を光交換局12に入
力し、これと共に波長多重の標準光を光交換局12及び
光ノード141の間で光伝送路10に入力する。このた
め標準光発生器16と光交換局12とを光伝送路18で
接続する。また光交換局12及び光ノード141の間に
分岐20を設け、標準光発生器16と分岐20とを光伝
送路22で接続する。標準光は通信加入者毎に割り当て
られた波長の光であり、ここでは例えば光ノード14i
に対して波長Λiを有する標準光iを割り当てる(i=
1、2、3、4)。
【0014】光ノード14iは割当てられた波長Λiを
有する標準光iを光伝送路10から入力する。そして、
光ノード14iは入力した標準光iを用いて送信する信
号光の波長を波長Λiに等しくするように制御する。ま
た光ノード14iは入力した標準光iを用いて受信する
信号光の波長を波長Λiに等しくするように制御する。
【0015】一方、光交換局12は信号光を入力すると
当該信号光の送信先情報を読取り、信号光の送信先を判
定する。そして光交換局12は入力した信号光を当該信
号光の送信先に割り当てられた波長の信号光に変換す
る。波長変換後の信号光の波長は送信先に割当てられた
標準光の波長に等しく、波長変換後の信号光は波長変換
前の信号光と同一内容の通信情報を有する。送信先が複
数ある場合、それぞれの送信先毎に波長変換された信号
光が生成される。
【0016】尚、図において23は図示しない他の光通
信局との光通信に用いる光伝送路であり、光交換局12
はこの光伝送路23と接続する。
【0017】次に光ノード及び光交換局の構成につきよ
り詳細に説明する。
【0018】図2は光ノードの構成を概略的に示す機能
ブロック図であり光ノード14iの構成の一例を示す。
同図に示す光ノード14iは分離部24、送信部26、
標準光受信部28、受信同調部30、送信同調部32及
び信号光受信部34から成る。
【0019】分離部24は例えばグレーティングから成
る可変波長フィルタであり、4つの入出力ポート24
1、242、243、244を有する。入出力ポート2
41及び242をそれぞれ光伝送路10に接続する。
【0020】送信部26は例えばアイソレータ36及び
可変波長レーザ38から成り、また標準光受信部28は
例えば光電変換器から成る。これら送信部26及び標準
光受信部28を分離部24の入出力ポート243に接続
する。このため入出力ポート243に順次に光伝送路4
0、アイソレータ36、光伝送路42及び可変波長レー
ザ38を接続する。さらに、光伝送路40に分岐44を
設け、分岐44に順次に光伝送路46及び標準光受信部
28を接続する。
【0021】そして受信同調部30を信号線48を介し
標準光受信部28と接続すると共に、制御線50を介し
分離部24と接続する。
【0022】また信号光受信部34は例えば光電変換器
から成り、光伝送路56を介し分離部24の入出力ポー
ト244と接続する。そして送信同調部32を信号線5
2を介し信号光受信部34と接続すると共に、制御線5
4を介し送信部26の可変波長レーザ38と接続する。
【0023】光ノード14iを動作させるに当っては、
まず最初に光ノード14iは分離部24の分離波長λx
を割り当てられた波長Λiと等しくするように制御す
る。そして分離波長λxが割り当てられた波長Λiに等
しくなったら、光ノード14iは信号光を受信する。ま
た分離波長λxが割り当てられた波長Λiに等しくしな
ったら、光ノード14iは可変波長レーザ38の送信波
長λyを波長Λiに等しくするように制御する。そして
送信波長λyが波長Λiに等しくなったら、光ノード1
4iは信号光を送信する。以下、光ノード14iの各部
の動作につきより詳細に説明する。
【0024】分離部24は、光伝送路10を方向Pに伝
送されてきた標準光を入出力ポート242から入力し、
図中に矢印aで示すように分離波長λxを有する標準光
を入出力ポート243から標準光受信部28へ出力し、
また図中に矢印bで示すように分離波長λxを有さない
標準光を入出力ポート241から光伝送路10へ出力す
る。尚、入出力ポート243からの出力光はアイソレー
タ36の作用により可変波長レーザ38に入力されない
が、可変波長レーザ38からの出力光はアイソレータ3
6を介して入出力ポート243に入力される。
【0025】標準光受信部28は入力した分離波長λx
の標準光を、電気信号に変換する。受信同調部30は標
準光受信部28からの電気信号に基づき分離部24に対
して制御信号を出力し、分離部24の分離波長λxが割
当てられた波長Λiと等しくなるように分離部24を制
御する。
【0026】分離波長λxが波長Λiに等しくなったら
分離部24は光伝送路10を方向Qに伝送されてきた信
号光を入出力ポート241から入力し、図中に矢印dで
示すように分離波長λxを有する信号光を入出力ポート
244から信号光受信部34へ出力しまた図中に矢印c
で示すように分離波長λxを有さない信号光を入出力ポ
ート242から光伝送路10へ出力する。そして分離波
長λx(=Λi)の信号光を受信した信号光受信部34
はこの信号光を電気信号に変換し、図示しない出力部へ
信号光の電気信号を出力する。
【0027】また分離波長λxが波長Λiに等しくなっ
たら、可変波長レーザ38は試験的に送信波長λyの信
号光(以下、試験光)を出力する。送信波長λyの試験
光は入出力ポート243から分離部24に入力する。
【0028】分離部24は入出力ポート243から試験
光を入力すると、図中に矢印eで示すように分離波長λ
xを有する試験光を入出力ポート242から光伝送路1
0へ出力しまた図中に矢印fで示すように分離波長λx
を有さない試験光を入出力ポート244から信号光受信
部34へ出力する。送信波長λyが分離波長λxと等し
くなるとき送信波長λyと割り当てられた波長Λiとが
等しくなり、試験光は信号光受信部34へ入力されなく
なる。
【0029】信号光受信部34は入力した試験光を電気
信号に変換し、試験光の電気信号を送信同調部32へ入
力する。送信同調部32は試験光の電気信号に基づいて
可変波長レーザ38に対し制御信号を出力し、送信波長
λyを分離波長λx(=Λi)に等しくするように可変
波長レーザ38を制御する。
【0030】送信波長λyが分離波長λx(=Λi)と
等しくなったら、可変波長レーザ38は図示しない入力
部からの入力信号に基づいて送信波長λy(=Λi)の
信号光を生成し、生成した信号光を入出力ポート243
から分離部24に入力する。分離部24は入出力ポート
243から送信波長λy(=Λi)の信号光を入力する
と、図中に矢印eで示すように送信波長λy(=Λi)
の信号光を入出力ポート242から光伝送路10へ出力
する。
【0031】図3は光交換局の構成を概略的に示す機能
ブロック図であり、光交換局12の構成の一例を示す。
同図に示す光交換局12は光ノード14iからの信号光
を処理するための波長分波器58、光交換器60及び合
流器62と、図示しない他の光交換局からの信号光を処
理するための波長分波器64、光交換器60及び合流器
68とから成る。この例では、光交換器60を光ノード
14iからの信号光及び図示しない他の光交換局からの
信号光の処理に共用する。
【0032】波長分波器58は光伝送路10を方向Qに
伝送されてきた信号光を入力し、波長毎にそれぞれ異な
る出力ポートから信号光を出力する。波長分波器58の
一つの出力ポートからはこの出力ポートに対応する所定
波長の信号光のみが出力される。
【0033】光交換器60は波長分波器58からの信号
光を当該信号光の波長に対応する入力ポートから入力す
る。光伝送路10からの信号光に対応付けられた光交換
器60の一つの入力ポートからはこの入力ポートに対応
する所定波長の信号光のみが入力される。
【0034】光交換器60は各入力ポート毎に、所定波
長の入力信号光の送信先情報を読取り信号光の送信先を
判定する。そして光交換器60は送信先が判明した入力
信号光を当該信号光の送信先に割り当てられた波長の信
号光に変換する。変換後の信号光の波長は送信先に割り
当てられた波長に等しく、変換後の信号光は変換前の信
号光の通信情報と同一内容の通信情報を有する。また光
交換器60は標準光発生器16から入力した標準光を用
いて、変換後の信号光の波長を標準光の波長と等しくす
るように制御する。
【0035】光交換器60は変換後の信号光の送信先が
光伝送路10上の光ノードであれば、この変換後の信号
光を合流器62を介し光伝送路10へ出力する。また光
交換器60は変換後の信号光の送信先が図示しない他の
光交換局に関連する光ノードであれば、この変換後の信
号光を合流器68を介し光伝送路23へ出力する。
【0036】また、波長分波器64は光伝送路23を伝
送されてきた図示されない他の光交換局からの信号光を
入力し、波長毎にそれぞれ異なる出力ポートから信号光
を出力する。波長分波器64の一つの出力ポートからは
この出力ポートに対応する所定波長の信号光のみが出力
される。
【0037】光交換器60は波長分波器64からの信号
光を当該信号光の波長に対応する入力ポートから入力す
る。光伝送路23からの信号光に対応付けられた光交換
器60の一つの入力ポートからはこの入力ポートに対応
する所定波長の信号光のみが入力される。
【0038】光交換器60は各入力ポート毎に、所定波
長の入力信号光の送信先情報を読取り信号光の送信先を
判定する。そして光交換器60は送信先が判明した入力
信号光を当該信号光の送信先に割り当てられた波長の信
号光に変換する。光交換器60は標準光発生器16から
入力した標準光を用いて、変換後の信号光の波長を標準
光の波長と等しくするように制御する。
【0039】そして光交換器60は変換後の信号光の送
信先が光伝送路10上の光ノードであれば、この変換後
の信号光を合流器62を介し光伝送路10へ出力する。
また光交換器60は変換後の信号光の送信先が図示しな
い他の光交換局に関連する光ノードであれば、この変換
後の信号光を合流器68を介し光伝送路23へ出力す
る。
【0040】図4は光ノードの他の構成例を示す機能ブ
ロック図である。以下、図2に示した光ノードと相違す
る点につき説明し、図2に示した光ノードと同様の点に
ついてはその詳細な説明を省略する。
【0041】図4に示す例では、光伝送路10上にノー
ド切離し用の光スイッチ70、72を設け、これら光ス
イッチ70、72の間に分離部24を設ける。
【0042】光スイッチ70、72はそれぞれ2×2ス
イッチである。光スイッチ70の一方の側の入出力ポー
トのひとつを光伝送路10と接続し及び他方の側の入出
力ポートのひとつを光伝送路10を介し分離部24の入
出力ポート243と接続する。また光スイッチ72の一
方の側の入出力ポートのひとつを光伝送路10を介し分
離部24の入出力ポート242と接続し及び他方の側の
入出力ポートのひとつを光伝送路10と接続する。さら
に光スイッチ70の一方の側の入出力ポートの他のひと
つを試験用光伝送路74と接続し、光スイッチ72の他
方の側の入出力ポートの他のひとつを試験用光伝送路7
6と接続する。そして光スイッチ70の他方の側の入出
力ポートの他のひとつと光スイッチ72の一方の側の入
出力ポートの他のひとつとを切離し用光伝送路78を介
し接続する。
【0043】光ノードに故障が生じていない通常の場合
には光スイッチ70、72をクロス状態で動作させ、光
伝送路10を伝送してきた信号光を光スイッチ70を介
して分離部24の入出力ポート241に及び標準光を光
スイッチ72を介して分離部24の入出力ポート242
に入力し、また入出力ポート241から出力された標準
光を光スイッチ241を介して光伝送路10へ及び入出
力ポート242から出力された信号光を光スイッチ72
を介して光伝送路10へ入力する。
【0044】光ノードに故障が生じた場合には、光スイ
ッチ70、72をバー状態で動作させ、光伝送路10を
伝送してきた信号光を光スイッチ70、光伝送路78及
び光スイッチ72の順に伝送して分離部24に入力させ
ずに光伝送路10へ入力し、同様に光伝送路10を伝送
してきた標準光を光スイッチ72、光伝送路78及び光
スイッチ70の順に伝送して分離部24に入力させずに
光伝送路10へ入力する。故障した光ノードの動作試験
では、光伝送路74(又は76)から動作試験用の光を
入力し光伝送路76(又は74)から出力される光をモ
ニターすればよい。
【0045】図5はこの発明の実施に用いて好適な光通
信装置の他の構成例を示す図であり、光通信装置の全体
構成を概略的に示す。以下、図1に示す光通信装置と相
違する点につき説明し、図1に示す光通信装置と同様の
点についてはその詳細な説明を省略する。
【0046】図5に示す光通信装置は、第一の装置部分
及び第二の装置部分からなる。第一の装置部分はループ
状の光伝送路80と、この光伝送路80上に円順次に配
置した光交換局82、光ノード84、86及び88と、
光交換局82及び光伝送路80に標準光を供給する標準
光発生器90とから成る。また第二の装置部分はループ
上の光伝送路92とこの光伝送路92上に円順次に配置
した光交換局94、光ノード96、98及び100と、
光交換局94及び光伝送路92に標準光を供給する標準
光発生器102とから成る。尚、図において、光伝送路
80を一点鎖線で示すと共にこの光伝送路80の標準光
の伝送方向を矢印P1で及び信号光の伝送方向を矢印Q
1で示す。また図において、光伝送路92を二点鎖線で
示すと共にこの光伝送路92の標準光の伝送方向を矢印
P2で及び信号光の伝送方向を矢印Q2で示す。
【0047】光伝送路80及び92を、任意好適な1又
は複数の箇所において、ループバック光スイッチを介し
結合する。この例では、結合箇所を偶数箇所例えば6ヵ
所とし6個のループバック光スイッチ104〜114を
用いて光伝送路80及び92を結合する。
【0048】図からも理解できるように、光スイッチ1
04〜114による光路切換えを任意好適に行なうこと
によって、第一の装置部分の光ノード84〜88と第二
の装置部分の光ノード96〜100との間での光通信を
行なえる。また光スイッチ104〜114による光路切
換えを任意好適に行なうことによって、第一の装置部分
の光伝送路80或いは第二の装置部分の光伝送路92で
断線を生じたとしても、断線箇所を避けるように信号光
や標準光を迂回或いは折り返して第一の装置部分及び第
二の装置部分二於ける光通信を支障なく行なえる。
【0049】例えば図において×印で示す地点A或いは
Bで断線を生じた場合には、光スイッチ110及び11
2の間の光伝送路80の部分p或いは光伝送路92の部
分qを第一及び第二の装置部分に共用の伝送路として用
いれば、断線箇所A或いはBを迂回できる。また地点A
及びBの双方で断線を生じた場合には、信号光や標準光
を光ノード100から光ノード88へ或いは光ノード8
8から光ノード100へ光スイッチ112を介して折り
返し、また信号光や標準光を光ノード86から光ノード
98へ或いは光ノード98から光ノード86へ光スイッ
チ110を介して折り返すことによって、光通信を支障
なく行なえる。
【0050】この発明は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく従って各構成成分の形状、寸法、配設位
置、接続関係、構成及びその他の条件を任意好適に変更
することができる。
【0051】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の光通信方法によれば、信号光の伝送方向をルー
プの順回り方向及び標準光の伝送方向をループの逆回り
方向としているので、信号光及び標準光を同一の光伝送
路で伝送するようにしても、これら信号光及び標準光を
これらの伝送方向により容易に区別することができる。
従ってこれら信号光及び標準光の区別を判定するための
特別な装置が不要となるので、光通信装置の構成の簡単
化を図れる。
【0052】また光交換局及び光ノードは、信号光の波
長を標準光の波長に等しくするように制御するので、光
通信に用いる信号光の波長の変動を非常に小さくするこ
とが出来る。従って同一の光伝送路で伝送される信号光
の波長多重度を高め、同一の光伝送路を用いて行なう波
長多重光通信の回線数を増加させることが容易になる。
従って信号光伝送用の光伝送路を構成するのに用いる光
ファイバの分量を低減でき、光通信装置の構成の簡単化
を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に供する光通信装置の全体構成
を示す図である。
【図2】この発明の実施に用いて好適な光ノードの構成
の一例を示す図である。
【図3】この発明の実施に用いて好適な光交換局の構成
の一例を示す図である。
【図4】この発明の実施に用いて好適な光ノードの構成
の他の例を示す図である。
【図5】この発明の実施に用いて好適な光通信装置の他
の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10、80、92:ループ状の光伝送路 12、82、94:光交換局 141〜144、84〜88、96〜100:光ノード 16、90、102:標準光発生器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準光を発生する標準光発生器と、標準光
    及び信号光を伝送するループ状の光伝送路と、光伝送路
    上にそれぞれ設けられ標準光の波長に等しい波長の信号
    光をそれぞれ出力する光交換局及び複数の光ノードとを
    備える光通信装置を用いた光通信方法において、前記信
    号光及び標準光を同一の光伝送路で伝送し、前記信号光
    の伝送方向をループの順回り方向とし、かつ、前記標準
    光の伝送方向をループの逆回り方向としたことを特徴と
    する光通信方法。
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