JP2016035765A - 避難誘導システム - Google Patents

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Abstract

【課題】火災発生等の異常発生に際して被誘導者を所定の誘導路に沿って安全かつ確実に誘導することができるようにした避難誘導システムおよび誘導装置を提供する。【解決手段】避難口(非常口)20−1、20−2に繋がる通路に設けられた複数の異常検知センサS1〜S9と、単位通路30−1〜30−11に対応して複数の発光装置L11〜L114をそれぞれライン状に配列した複数の単位表示装置40−1〜40−11と、複数の異常検知センサS1〜S9に対応して、複数の単位表示装置40−1〜40−11の誘導方向を予め設定して記憶する記憶装置120とを設け、記憶装置120の記憶誘導方向に対応して単位表示装置40−1〜40−11の複数の発光装置L11〜L114を順次点灯するように制御する。【選択図】図1

Description

この発明は、避難誘導システムに関し、特に、火災等の発生に際して被誘導者を最適な誘導路に沿って安全かつ迅速に誘導することができるようにした避難誘導システムに関する。
従来、火災等の発生時に被誘導者を安全に案内する案内システムとしては、特許文献1に開示されたもの等が知られている。
この特許文献1には、建物の避難通路の避難口100迄の間に、所定の間隔で、誘導灯1,2,3,・・及びスピーカー11,12,13,・・を取付け、又火災が発生し自火報盤装置20の接点がオンすると、該接点にて、避難口100迄の間に取り付けた誘導灯1,2,3,・・を避難口100に向かって順次所定の時間点灯することを繰り返すと共に、避難口100迄の間に取り付けたスピーカー11,12,13,・・より避難口100に向かって順次所定の時間誘導音を送出させることを繰り返すようにした誘導灯点灯誘導音発生装置が記載されている。
特開平5−135286号公報
しかしながら、特許文献1に開示された誘導灯点灯誘導音発生装置においては、火災等が発生した箇所に対応して最適な避難誘導を行うことができず、また、誘導灯を増加すると、これに伴ってシステムの構成を変更する必要が有るため、拡張性に問題があり、かつ高価になるという問題があった。
そこで、この発明は、火災等の異常発生に際して、被誘導者を最適な誘導路に沿って安全かつ迅速に誘導することができる避難誘導システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の避難誘導システムは、避難口に繋がる通路の所定の箇所に分散配置され、該配置箇所における異常をそれぞれ検知する複数の異常検知センサと、前記通路を複数の単位通路に分割し、該単位通路に対応して複数の発光装置をそれぞれ該単位通路に沿ってライン状に配列した複数の単位表示装置と、前記複数の異常検知センサの内の異常を検知した1または複数の異常検知センサに対応して、該異常を検知した異常個所から遠ざかる方向でかつ非常口に近づく方向を前記複数の単位表示装置のそれぞれの誘導方向として記憶する1つの記憶装置と、前記発光装置にそれぞれ対応して設けられ、前記単位通路の床面、側面、若しくは側面に取り付けられた手摺にライン状に配置される発光素子列と、前記複数の単位表示装置に対応してそれぞれ設けられ、前記異常検知センサの異常検知に対応して前記記憶装置から取得した前記誘導方向に基づき該単位表示装置の複数の発光装置のそれぞれの発光素子列の発光素子を該誘導方向にしたがって順次繰り返し点灯するようにそれぞれ制御する複数の単位制御装置と、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記異常検知センサは、温度検知センサ、煙検知センサのいずれか、若しくはその組み合わせを含むことを特徴とする。
この発明によれば、避難口に繋がる通路の所定の箇所に分散配置され、該配置箇所における異常をそれぞれ検知する複数の異常検知センサと、前記通路を複数の単位通路に分割し、該単位通路に対応して複数の発光装置をそれぞれ該単位通路に沿ってライン状に配列した複数の単位表示装置と、前記複数の異常検知センサの内の異常を検知した1または複数の異常検知センサに対応して、該異常を検知した異常個所から遠ざかる方向でかつ非常口に近づく方向を前記複数の単位表示装置のそれぞれの誘導方向として記憶する1つの記憶装置と、前記発光装置にそれぞれ対応して設けられ、前記単位通路の床面、側面、若しくは側面に取り付けられた手摺にライン状に配置される発光素子列と、前記複数の単位表示装置に対応してそれぞれ設けられ、前記異常検知センサの異常検知に対応して前記記憶装置から取得した前記誘導方向に基づき該単位表示装置の複数の発光装置のそれぞれの発光素子列の発光素子を該誘導方向にしたがって順次繰り返し点灯するようにそれぞれ制御する複数の単位制御装置と、を具備して構成したので、火災発生等の異常発生に際して、被誘導者を最適な誘導路に沿って安全かつ迅速に誘導することができる避難誘導システムを提供することができる。
図1は、この発明が適用される避難誘導システムにおける避難誘導路の一例を示す図である。 図2は、図1に示した避難誘導システムの一構成例を示すブロック図である。 図3は、図2に示した避難誘導システムで採用される誘導方向を予め設定して記憶する記憶装置の記憶内容の一例を示す表である。 図4は、図3に示した避難誘導システムにおける誘導例を示す図である。 図5は、図3に示した避難誘導システムにおける他の誘導例を示す図である。 図6は、図3に示した主制御装置の動作を説明するフローチャートである。 図7は、図3に示した単位制御装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、この発明に係わる避難誘導システムの実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明が適用される避難誘導システムにおける避難誘導路の一例を示す図である。
図1に示す避難誘導システムは、例えば、大規模店舗、病院、各種施設等に適用可能である。
図1において、この避難誘導システムの誘導エリア10には、非常口(避難口)20−1、20−2が設けられており、この非常口20−1、20−2に繋がる通路の所定の箇所には、火災等の異常発生を検知する複数の異常検知センサS1〜S9が配置されている。
この異常検知センサS1〜S9としては、温度検知センサ、煙検知センサのいずれか、若しくはその組み合わせを含むことで構成することができ、この異常検知センサS1〜S9は、誘導エリア10内の複数の通路の天井等に配置される。
また、この避難誘導システムにおいて、非常口20−1、20−2に繋がる通路は、複数の単位通路30−1〜30−11に分割されており、分割された各単位通路30−1〜30−11には、該単位通路30−1〜30−11に沿ってそれぞれライン状に配列された複数の発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114からなる複数の単位表示装置40−1〜40−11が設けられている。
ここで、各発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114は、それぞれ各単位通路30−1〜30−11に沿って配列された複数の発光素子列から構成することができる。この発光素子列は、単位通路30−1〜30−11の床面、側面、若しくは側面に取り付けられた手摺等に配置される。
図2は、図1に示した避難誘導システムの一構成例を示すブロック図で示したものであり、図3は、図2に示した避難誘導システムで採用される誘導方向を予め設定して記憶する記憶装置の記憶内容の一例を示す表である。
図2において、この避難誘導システム100の記憶装置120には、図3に示すように、複数の異常検知センサS1〜S9の内のどの異常検知センサで異常を検知したかに対応して、複数の単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」、「2」を予め設定して記憶している。
ここで、誘導方向「1」は、発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を昇順、例えば、単位表示装置40−1の場合は、発光装置L11、L12、L13,L14の順で繰り返し順次点灯することを示し、誘導方向「2」は、発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を降順、例えば、単位表示装置40−1の場合は、発光装置L14、L13、L12,L11の順で繰り返し順次点灯することを示している。
図3に示す記憶装置120の記憶内容は、図1に示す誘導エリア10に対応するもので、この誘導エリア10が異なれば、その記憶内容もそれに対応して異なる。
ここで、図3に示す記憶装置120に記憶される各単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」、「2」は、
1)異常検知センサS1〜S9による異常検知位置から遠ざかる方向
2)非常口20−1、20−2に近づく方向
の2つの条件を満たす方向に設定されている。
なお、図3には、複数の異常検知センサS1〜S9の1つの異常検知センサS1〜S9に対応して、複数の単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」、「2」を予め設定して記憶しているが、複数の異常検知センサS1〜S9の2またはそれ以上の異常検知センサS1〜S9に対応して、複数の単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」、「2」を予め設定して記憶するように構成してもよい。
さて、図2において、この避難誘導システム100は、複数の異常検知センサS1〜S9の異常検知出力に基づき、複数の単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を、記憶装置120に記憶した図3に示す誘導方向「1」または「2」に対応して順次点灯し、これを繰り返すことにより、被誘導者の避難誘導を行う。
図3において、複数の異常検知センサS1〜S9の検知出力は、主制御装置110に入力される。主制御装置110は、この入力された異常検知センサS1〜S9の検知出力に基づき、記憶装置120にアクセスして、異常を検知した異常検知センサS1〜S9に対応する各単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」または「2」を記憶装置120から取得する。
そして、主制御装置110は、この記憶装置120から取得した各単位表示装置40−1〜40−11のそれぞれの誘導方向「1」または「2」を各単位表示装置40−1〜40−11に対応する各単位制御装置130−1〜130−11にそれぞれ通知する。
各単位制御装置130−1〜130−11は、主制御装置110から通知された誘導方向「1」または「2」に基づき、各単位表示装置40−1〜40−11の各発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を、通知された誘導方向「1」または「2」に順次繰り返し点灯するように制御する。
これにより、誘導エリア10内の図示しない被誘導者は、この順次繰り返し点灯される各発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を辿っていけば、最適な誘導路に沿って非常口20−1、20−2に到達することができる。
図4は、図2に示した避難誘導システム100における被誘導者の誘導例を示す図である。
図4においては、異常検知センサS1〜S9の内の異常検知センサS3で異常を検知した場合を示している。
図2に示す記憶装置120には、図3に示すように、異常検知センサS3に対応して、単位表示装置40−1の誘導方向は「2」、単位表示装置40−2の誘導方向は「2」、単位表示装置40−3の誘導方向は「2」、単位表示装置40−4の誘導方向は「2」、単位表示装置40−5の誘導方向は「1」、単位表示装置40−6の誘導方向は「2」、単位表示装置40−7の誘導方向は「1」、単位表示装置40−8の誘導方向は「2」、単位表示装置40−9の誘導方向は「1」、単位表示装置40−10の誘導方向は「1」、単位表示装置40−11の誘導方向は「1」が記憶されている。
主制御装置110は、異常検知センサS3の異常検知に対応して、記憶装置120から異常検知センサS3に対応する上記各単位表示装置40−1〜40−11の誘導方向「1」または「2」を取得する。そして、単位制御装置130−1に誘導方向「2」、単位制御装置130−2に誘導方向「2」、単位制御装置130−3に誘導方向「2」、単位制御装置130−4に誘導方向「2」、単位制御装置130−5に誘導方向「1」、単位制御装置130−6に誘導方向「2」、単位制御装置130−7に誘導方向「1」、単位制御装置130−8に誘導方向「2」、単位制御装置130−9に誘導方向「1」、単位制御装置130−10に誘導方向「1」、単位制御装置130−11誘導方向「1」を通知する。
これにより、各単位制御装置130−1〜130−11は、図4に矢印で示すように、単位表示装置40−1の発光装置L11〜L14を降順に順次点灯し、単位表示装置40−2の発光装置L21〜L24を降順に順次点灯し、単位表示装置40−3の発光装置L31〜L34を降順に順次点灯し、単位表示装置40−4の発光装置L41〜L44を降順に順次点灯し、単位表示装置40−5の発光装置L51〜L54を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−6の発光装置L61〜L64を降順にに順次点灯し、単位表示装置40−7の発光装置L71〜L74を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−8の発光装置L81〜L84を降順に順次点灯し、単位表示装置40−9の発光装置L91〜L94を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−10の発光装置L101〜L104を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−11の発光装置L111〜L114を昇順に順次点灯し、これらの動作を繰り返す。
このような異常検知センサS3で異常を検知した場合の各単位表示装置40−1〜40−11の各発光装置L11〜L114の順次点灯制御により、被誘導者を最適な通路に沿って案内誘導することが可能になる。
図5は、図2に示した避難誘導システム100における他の誘導例を示す図である。
図5においては、異常検知センサS1〜S9の内の異常検知センサS8で異常を検知した場合を示している。
図2に示す記憶装置120には、図3に示すように、異常検知センサS8に対応して、単位表示装置40−1の誘導方向は「2」、単位表示装置40−2の誘導方向は「2」、単位表示装置40−3の誘導方向は「2」、単位表示装置40−4の誘導方向は「2」、単位表示装置40−5の誘導方向は「1」、単位表示装置40−6の誘導方向は「2」、単位表示装置40−7の誘導方向は「1」、単位表示装置40−8の誘導方向は「2」、単位表示装置40−9の誘導方向は「1」、単位表示装置40−10の誘導方向は「2」、単位表示装置40−11の誘導方向は「1」が記憶されている。
主制御装置110は、異常検知センサS8の異常検知に対応して、記憶装置120から異常検知センサS8に対応する上記各単位表示装置40−1〜40−11の誘導方向「1」または「2」を取得する。そして、主制御装置110は、単位制御装置130−1に誘導方向「2」、単位制御装置130−2に誘導方向「2」、単位制御装置130−3に誘導方向「2」、単位制御装置130−4に誘導方向「2」、単位制御装置130−5に誘導方向「1」、単位制御装置130−6に誘導方向「2」、単位制御装置130−7に誘導方向「1」、単位制御装置130−8に誘導方向「2」、単位制御装置130−9に誘導方向「1」、単位制御装置130−10に誘導方向「2」、単位制御装置130−11誘導方向「1」を通知する。
これにより、各単位制御装置130−1〜130−11は、図5に矢印で示すように、単位表示装置40−1の発光装置L11〜L14を降順に順次点灯し、単位表示装置40−2の発光装置L21〜L24を降順に順次点灯し、単位表示装置40−3の発光装置L31〜L34を降順に順次点灯し、単位表示装置40−4の発光装置L41〜L44を降順に順次点灯し、単位表示装置40−5の発光装置L51〜L54を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−6の発光装置L61〜L64を降順に順次点灯し、単位表示装置40−7の発光装置L71〜L74を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−8の発光装置L81〜L84を降順に順次点灯し、単位表示装置40−9の発光装置L91〜L94を昇順に順次点灯し、単位表示装置40−10の発光装置L101〜L104を降順に順次点灯し、単位表示装置40−11の発光装置L111〜L114を昇順に順次点灯し、これらの動作を繰り返すように制御する。
このような異常検知センサS8で異常を検知した場合の各単位表示装置40−1〜40−11の各発光装置L11〜L114の順次点灯制御により、被誘導者を最適な通路に沿って案内誘導することが可能になる。
なお、他の異常検知センサS1〜S9で異常を検知した場合の動作も同様である。
図6は、図2に示した主制御装置110の動作を説明するフローチャートである。
図2に示した主制御装置110の制御が開始されると、まず、異常検知センサS1〜S9のいずれかで異常が検知されたかを調べる(ステップ601)。ここで、異常検知センサS1〜S9で異常が検知されていないと(ステップ601でNO)、ステップ601に戻って、異常検知センサS1〜S9のいずれかで異常が検知されるのを待つ。
ステップ601で、異常検知センサS1〜S9のいずれかで異常が検知されるたと判断されると(ステップ601でYES)、避難誘導モードをセットし(ステップ602)、異常を検知した異常検知センサS1〜S9に対応して記憶装置120に記憶されている各単位表示装置40−1〜40−11に対応する誘導方向「1」または「2」を取得する(ステップ603)。
そして、記憶装置120から取得した各単位表示装置40−1〜40−11に対応する誘導方向「1」または「2」を各単位表示装置40−1〜40−11に対応する各単位制御装置130−1〜130−11に通知する(ステップ604)。
これにより、次に図7で説明する各単位制御装置130−1〜130−11の避難誘導制御が開始される。
主制御装置110では、この状態で、次に、避難誘導モードが解除されたかを調べ(ステップ605)、避難誘導モードが解除されていない場合は(ステップ605でNO)、ステップ605に戻り、避難誘導モードが解除されるのを待つが、避難誘導モードが解除されたと判断されると(ステップ605でYES)、各単位制御装置130−1〜130−11に対して発光停止を通知し(ステップ606)、この主制御装置110の制御を終了する。
なお、避難誘導モードの解除は、例えば、異常状態が解消された後、管理者等に安全が確認された後、手動で行われる。
図7は、図2に示した単位制御装置130−1〜130−11の動作を説明するフローチャートである。
図2に示した各単位制御装置130−1〜130−11は、主制御装置110からの誘導方向通知に基づき対応する単位表示装置40−1〜40−11の複数の発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114の順次点灯制御を行う。
各単位制御装置130−1〜130−11は、まず、主制御装置110からの誘導方向通知を受信したかを調べる(ステップ701)。ここで、主制御装置110からの誘導方向通知を受信していないと判断されると(ステップ701でNO)、ステップ701に戻り、主制御装置110からの誘導方向通知の受信を待つ。
ステップ701で、主制御装置110からの誘導方向通知を受信したと判断すると(ステップ701でYES)、対応する単位表示装置40−1〜40−11の複数の発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を、主制御装置110から通知された誘導方向「1」または「2」に基づき順次繰り返し点灯する制御が行われる。
これにより誘導エリア10内の図示しない被誘導者を単位通路30−1〜30−11に沿って非常口20−1、20−2に案内することができる。
この状態で、各単位制御装置130−1〜130−11は、主制御装置110からの発光停止通知を受けたかを調べる(ステップ703)。ここで、主制御装置110からの発光停止通知を受けていない場合は(ステップ703でNO)、ステップ702に戻り、表示装置40−1〜40−11の複数の発光装置L11〜L14、L21〜L24、L31〜L34、L41〜L44、L51〜L54、L61〜L64、L71〜L74、L81〜L84、L91〜L94、L101〜L104、L111〜L114を、主制御装置110から通知された誘導方向に基づき順次繰り返し点灯する制御を続ける。
そして、ステップ703で、主制御装置110からの発光停止通知を受けたと判断すると(ステップ703でYES)、対応する単位表示装置40−1〜40−11の発光を停止してこの単位制御装置130−1〜130−11による表示装置40−1〜40−11の制御を終了する。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
例えば、上記実施例では、各単位通路30−1〜30−11内に設けられる各単位表示装置40−1〜40−11内の発光装置の数を4個にして説明したが、この数は5個以上でもよく、また、2個または3個でもよい。
また、各単位表示装置40−1〜40−11内の発光装置の数は、それぞれ同一の数としたが、それぞれ異なるように設定してもよい。
また、上記実施例では、主制御装置110と複数の単位制御装置130−1〜130−11を用いて構成したが、複数の単位制御装置130−1〜130−11のそれぞれに記憶装置120を設けることにより、主制御装置110の機能を持たせることにより、主制御装置110を省略してもよい。この場合、記憶装置120はディップスイッチ群を用いて構成することができる。
この発明は、大規模店舗内、病院内、空港内、各種展示会場内等で火災等の異常が発生した場合の避難誘導に利用可能である。この発明によれば、避難口に繋がる通路の所定の箇所に分散配置され、該配置箇所における異常をそれぞれ検知する複数の異常検知センサと、前記通路を複数の単位通路に分割し、該単位通路に対応して複数の発光装置をそれぞれ該単位通路に沿ってライン状に配列した複数の単位表示装置と、前記複数の異常検知センサの内のどの異常検知センサで異常を検知したかに対応して、前記複数の単位表示装置のそれぞれの誘導方向を予め設定して記憶する記憶装置と、前記記憶装置の記憶誘導方向に対応して前記単位表示装置の複数の発光装置を順次点灯するようにそれぞれ制御する制御装置とを具備して構成したので、非常に安価な構成で被誘導者を安全かつ適切に避難誘導することが可能になる。
10 誘導エリア
20−1、20−2 非常口(避難口)
30−1〜30−11 単位通路
40−1〜40−11 単位表示装置
100 避難誘導システム
110 主制御装置
120 記憶装置
130−1〜130−11 単位制御装置
S1〜S9 異常検知センサ
L11〜L114 発光装置

Claims (2)

  1. 避難口に繋がる通路の所定の箇所に分散配置され、該配置箇所における異常をそれぞれ検知する複数の異常検知センサと、
    前記通路を複数の単位通路に分割し、該単位通路に対応して複数の発光装置をそれぞれ該単位通路に沿ってライン状に配列した複数の単位表示装置と、
    前記複数の異常検知センサの内の異常を検知した1または複数の異常検知センサに対応して、該異常を検知した異常個所から遠ざかる方向でかつ非常口に近づく方向を前記複数の単位表示装置のそれぞれの誘導方向として記憶する1つの記憶装置と、
    前記発光装置にそれぞれ対応して設けられ、前記単位通路の床面、側面、若しくは側面に取り付けられた手摺にライン状に配置される発光素子列と、
    前記複数の単位表示装置に対応してそれぞれ設けられ、前記異常検知センサの異常検知に対応して前記記憶装置から取得した前記誘導方向に基づき該単位表示装置の複数の発光装置のそれぞれの発光素子列の発光素子を該誘導方向にしたがって順次繰り返し点灯するようにそれぞれ制御する複数の単位制御装置と、
    を具備することを特徴とする避難誘導システム。
  2. 前記異常検知センサは、温度検知センサ、煙検知センサのいずれか、若しくはその組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載の避難誘導システム。
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