JP2015135702A - 誘導システム - Google Patents

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信之 田中
一男 三科
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Abstract

【課題】被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができるようにした誘導システムを提供する。【解決手段】複数の単位制御装置10と、これら単位制御装置10によりそれぞれ制御される複数の単位発光装置20を具備し、通常時は、複数の単位発光装置20の複数の発光装置20−1〜20−8のそれぞれの発光素子を照度100%で連続点灯し、誘導時は、複数の単位表示装置20の複数の発光装置20−1〜20−8のそれぞれの発光素子の照度を30%減衰させた後、非常口番号別カウント値記憶部11に記憶されたカウント値に基づき複数の単位表示装置20の複数の発光装置20−1〜20−8のそれぞれの発光素子の照度を順次100%に制御して、誘導方向に向かう光の流れを生じさせる。【選択図】 図1

Description

この発明は、誘導システムに関し、特に、被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができるようにした誘導システムに関する。
従来、火災等の発生時に被誘導者を案内する案内システムとしては、特許文献1に開示されたもの等が知られている。
この特許文献1には、建物の避難通路の避難口100迄の間に、所定の間隔で、誘導灯1,2,3,・・及びスピーカー11,12,13,・・を取付け、又火災が発生し自火報盤装置20の接点がオンすると、該接点にて、避難口100迄の間に取り付けた誘導灯1,2,3,・・を避難口100に向かって順次所定の時間点灯することを繰り返すと共に、避難口100迄の間に取り付けたスピーカー11,12,13,・・より避難口100に向かって順次所定の時間誘導音を送出させることを繰り返すようにした誘導灯点灯誘導音発生装置が記載されている。
特開平5−135286号公報
しかしながら、特許文献1に開示された誘導灯点灯誘導音発生装置においては、誘導灯の点滅、誘導音の断続的発生等により被誘導者の不安感を増大させる虞があり、そのために被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができないという問題があった。
そこで、この発明は、被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができるようにした誘導システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の誘導システムは、通路に沿って配列された複数の発光装置と、前記複数の発光装置のそれぞれの照度を個別に制御する制御装置と、異常検知センサと、を有し、前記制御装置は、前記異常検知センサで異常を検知していない通常時は、前記複数の発光装置の照度を一定の照度に制御する通常時制御手段と、前記異常検知センサで異常を検知した場合は、該異常検知センサの異常検知箇所を避けるように誘導路を設定する誘導路設定手段と、前記異常検知センサで異常を検知した場合は、前記誘導路設定手段により設定された誘導路に沿って前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を隣接する他の発光装置の照度と異なるように順次制御して、前記誘導路の誘導方向に向かう光の流れを生じさせる誘導制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記誘導制御手段は、前記一定の照度を該一定の照度より低い他の照度に変化させ、該変化させた照度を基準として前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を前記変化させた照度より高い照度に順次制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記誘導制御手段は、前記一定の照度を該一定の照度より高い他の照度に変化させ、該変化させた照度を基準として前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を前記変化させた照度より低い照度に順次制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記発光装置は、前記通路の床面または側面にライン状に配置された複数の発光素子を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記誘導制御手段による誘導時に、先が行き止まりの通路に配設された発光装置内の発光素子を通常の照度より低い照度で点灯させることを特徴とする。
この発明の誘導システムによれば、通路に沿って配列された複数の発光装置と、前記複数の発光装置のそれぞれの照度を個別に制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、誘導時に、前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を隣接する他の発光装置の照度と異なるように順次制御して、所望の誘導方向に向かう光の流れを生じさせる誘導制御手段、を具備して構成したので、発光装置を連続的に点灯した状態で、光の流れを作って、この光の流れにより被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができる。
図1は、この発明が適用される誘導システムの一実施例を示すブロック図である。 図2は、図1に示した単位制御装置の一構成例を示すブロック図である。 図3は、図1に示した単位発光装置の一構成例を示すブロック図である。 図4は、図1に示した誘導システムの一動作を説明する図である。 図5は、図1に示した誘導システムの他の動作を説明する図である。 図6は、図1に示した誘導システムの更に他の動作を説明する図である。 図7は、図1に示した誘導システムの更に他の動作を説明する図である。 図8は、図1に示した誘導システムの動作の一例を説明するフローチャートである。 図9は、図8に示したカウント値設定処理の詳細動作を説明するフローチャートである。 図10は、図8に示した順次照度制御処理の詳細動作を説明するフローチャートである。
以下、この発明に係わる誘導システムの実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明が適用される誘導システムの一実施例を示すブロック図である。
図1に示す誘導システムは、例えば、大規模店舗、病院、劇場、各種施設等に適用可能である。この図1に示す誘導システムには、複数の単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05と、これら単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05によりそれぞれ照度制御される複数の単位発光装置20を具備して構成される。
ここで、複数の単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05のうちの単位制御装置10−01は、非常口番号01が設定された非常口に配置されるものであり、単位制御装置10−02は、非常口番号02が設定された非常口に配置されるものであり、単位制御装置10−03は、非常口番号03が設定された非常口に配置されるものであり、単位制御装置10−04は、非常口番号04が設定された非常口に配置されるものであり、単位制御装置10−05は、非常口番号05が設定された非常口に配置されるものである。
また、他の単位制御装置10は、この各種施設等の通路に沿って、単位制御装置10−01、10−02、10−03、10−04、10−05の間に配置されるものである。
単位発光装置20は、各単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05にそれぞれ対応して配置され、それぞれ、図3に示すように、例えば、8個の発光装置20−1〜20−8を有し、この8個の発光装置20−1〜20−8は、それぞれライン状に配列された複数の発光素子21−11〜1n、21−21〜2n、21−31〜3n、21−41〜4n、21−51〜5n、21−61〜6n、21−71〜7n、21−84〜8nを有する。
これら発光素子21−11〜1n、21−21〜2n、21−31〜3n、21−41〜4n、21−51〜5n、21−61〜6n、21−71〜7n、21−84〜8nは、例えば、各種施設等の通路の床面、側面、若しくは側面に取り付けられた手摺に沿ってライン状に配置される。
なお、10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05は、それぞれの基板に個別に搭載され、それぞれ同一の構成からなる。
図2は、図1に示した単位制御装置10の一構成例を示すブロック図である。
図2において、この単位制御装置10は、後に詳述するカウント値設定処理で非常口番号に対応してカウント値を記憶する非常口番号別カウント値記憶部11、隣接する単位制御装置10の非常口番号別カウント値記憶部11に記憶された各非常口番号別カウント値を記憶する非常口番号別カウント値バッファ部12、非常口に配置される単位制御装置10の非常口番号が設定される非常口番号設定部13、後に詳述する順次照度制御処理で決定される光流れスタート単位制御装置を設定する光流れスタート単位制御装置設定部14、単位発光装置20の複数の発光装置20−1〜20−8に設けられる各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度をそれぞれ制御する照度制御部15、単位制御装置10の配置位置における異常を検知する異常検知センサ16、単位制御装置10の全体を統括制御する制御部17を具備して構成される。
ここで、異常検知センサ16としては、温度検知センサ、煙検知センサのいずれか、若しくはその組み合わせを含んで構成することができる。
また、制御部10は、後に詳述するように、この単位制御装置10の電源投入時に、非常口に向かう経路に沿った複数の単位制御装置10のカウント値を該非常口の番号(識別情報)に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に設定記憶するとともに、複数の単位制御装置10のいずれかの単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知した場合に、該異常検知センサ16による異常発生箇所を避けて非常口に向かう経路に沿った複数の単位制御装置10のカウント値を該非常口の番号に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に設定記憶するカウント値設定処理を実行するカウント値設定手段を有する。
また、制御部10は、後に詳述するように、異常が発生していないときは、複数の単位表示装置20の複数の発光装置20−1〜20−8の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を、照度制御部15により、一定の照度に制御する(通常時制御手段)。
しかし、外部の異常検知装置による異常検知時若しくは各単位制御装置の10の異常検知センサ16の異常検知時には、複数の発光装置20−1〜20−8の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの全ての照度を所定の照度に変更した後、上記カウント値設定処理で非常口番号別カウント値記憶部11に設定記憶されたカウント値に基づき、誘導に係る各発光装置20−1〜20−8の発光素子の照度を、照度制御部15により、他の発光素子の照度と異なるように順次制御して、所望の誘導方向に向かう光の流れを生じさせ、被誘導者を非常口に導くように制御する(誘導制御手段)。
この誘導制御手段による制御は、例えば、発光装置20−1〜20−8の各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を全て30%に減衰させた後、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度をこの順で順次100%に制御することにより行われる。この場合、発光装置20−1から発光装置20−8への100%の照度による光の流れが形成される。
また、発光装置20−1〜20−8の各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を全て30%に減衰させた後、各発光素子21−81〜21−8n、21−71〜21−7n、21−61〜21−21−6n、21−21〜21−5n、21−31〜21−4n、21−41〜21−3n、21−51〜21−2n、21−61〜21−1nの照度をこの順で順次100%に制御すると、発光装置20−8から発光装置20−1へ100%の照度によるの光の流れを形成することができる。
ここで、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度の制御の周期は任意に設定することができる。
また、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの減衰時の照度および順次制御時の照度も任意に設定することができる。
なお、上記説明では、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を全て30%に減衰させた後、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を順次100%に制御するように構成したが、例えば、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を全て、例えば、80%から100%に増加した後、各発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を、例えば、順次30%に制御するように構成しても、発光装置20−1から発光装置20−8への光の流れを形成することができる。
この場合も上述したと同様に光の流れを逆方向にすることもでき、また、発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度の制御の周期、増加時の照度および順次制御時の照度も任意に設定することができる。
上記通常時制御手段による制御及び誘導制御手段による発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度の制御は制御部10の照度制御手段により制御される。
また、各単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05は相互に通信線または無線で接続されており、相互の通信により、各単位制御装置10、10−01、10−02、10−03、10−04、10−05の間の光の流れは滑らかに流れるように構成されている。
図3は、図1に示した単位発光装置20の一構成例を示すブロック図である。
上述したように、上記単位発光装置20は、例えば、8個の発光装置20−1〜20−8を有し、発光装置20−1〜20−8は、それぞれライン状に配列された複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nを有し、この複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nは、単位制御装置10の照度制御部15の制御によりその照度が制御される。
次に、本発明に係る誘導システムの動作を、図4乃至図7に示す具体例及び図8乃至図9に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
図4において、この避難誘導システムの電源投入時には、各単位制御装置10の制御部17のカウント値設定手段により非常口番号別カウント値記憶部11にそれぞれ非常口番号及びカウント値を設定記憶するカウント値設定処理が実行される。
すなわち、この避難誘導システムの電源が投入されると、非常口番号01が設定された非常口に配置される単位制御装置10−01、非常口番号02が設定された非常口に配置される単位制御装置10−02、非常口番号03が設定された非常口に配置される単位制御装置10−03、非常口番号04が設定された非常口に配置される単位制御装置10−04、非常口番号05が設定された非常口に配置される単位制御装置10−05から、非常口番号に対応するカウント値を「01」に「1」を加えたカウント値「02」を非常口番号とともに隣接する単位制御装置10に送信する。
この非常口番号及びカウント値「02」を受信した隣接する単位制御装置10は、このカウント値「02」をこの非常口番号に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に記憶するとともに、このカウント値「02」に「1」を加えたカウント値「03」をこの非常口番号とともに次に隣接する単位制御装置10に送信する。
同様に、この非常口番号及びカウント値「03」を受信した隣接する単位制御装置10は、このカウント値「03」を非常口番号に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に記憶するとともに、このカウント値「03」に「1」を加えたカウント値「04」をこの非常口番号とともに次に隣接する単位制御装置10に送信し、上記動作を繰り返す。
上記動作において、ある単位制御装置10が同じ非常口番号のカウント値を受信した場合は、小さい方のカウント値を非常口番号別カウント値記憶部11に残して、大きい方のカウント値は破棄し、この大きいほうのカウント値「1」を加えたカウント値は隣接する単位制御装置10に送信しない。
例えば、図4の単位制御装置Aは、非常口番号「01」に関して、単位制御装置A−1からカウント値「19」を受信し、単位制御装置A+1からカウント値「21」を受信するが、カウント値「19」の方がカウント値「21」より小さいので、単位制御装置Aでは、カウント値「19」を残し、カウント値「21」を破棄し、単位制御装置A+1にはカウント値「22」を送信しない。
このようにして、各単位制御装置10の非常口番号別カウント値記憶部11には、各非常口番号に対応して各非常口番号に対応する非常口までの最小の単位制御装置10の個数がカウント値として記憶されることになる。
次に、各単位制御装置10は、非常口番号別カウント値記憶部11に記憶された非常口番号別カウント値及び非常口番号別カウント値バッファ部12に記憶された隣接単位制御装置10の非常口番号別カウント値に基づき被誘導者を非常口に導くための光流れのスタートとなる光流れスタート単位制御装置10を決定する。
この光流れスタート単位制御装置10の決定は、以下のようにして行われる。
1)各単位制御装置10でカウント値が最小の非常口番号を選択する。
2)この選択された非常口番号に対応してカウント値が大きくなる隣接単位制御装置10がない場合は、この単位制御装置10を選択された非常口番号の非常口に向かう光流れスタート単位制御装置10として決定する。
3)この選択された非常口番号に対応してカウント値が大きくなる隣接単位制御装置10があり、このカウント値が大きくなる隣接単位制御装置10のこの選択された非常口番号に対応するカウント値が他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなる場合、この単位制御装置10を選択された非常口番号の非常口に向かう光流れスタート単位制御装置10として決定する。
図4において、2重丸で示す単位制御装置は、上記光流れスタート単位制御装置として決定された単位制御装置を示す(図5、図6、図7において同じ)。
例えば、図4の単位制御装置S1においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「12」の非常口番号「05」が選択されるが、この非常口番号が「05」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置はないので、この単位制御装置S1は、非常口番号が「05」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定される。
また、図4の単位制御装置S2においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「11」の非常口番号「01」と「05」が選択されるが、この選択された非常口番号「01」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「12」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S2は、非常口番号「01」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定され、また、選択された非常口番号「05」のカウント値が大きくなる方向における隣接単位制御装置のカウント値は「12」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S2は、非常口番号「05」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定される。
同様に、図4の単位制御装置S3においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「11」の非常口番号「03」と「04」と「05」が選択されるが、この選択された非常口番号が「03」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「12」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S3は、非常口番号「03」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定され、また、選択された非常口番号が「04」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「12」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S3は、非常口番号が「04」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定され、また、選択された非常口番号が「05」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「12」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S3は、非常口番号が「05」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定される。
同様に、図4の単位制御装置S4においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「09」の非常口番号「03」と「04」が選択されるが、この選択された非常口番号が「03」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「10」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S4は、非常口番号「03」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定され、また、選択された非常口番号が「04」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「10」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S4は、非常口番号が「04」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定される。
同様に、図4の単位制御装置S5においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「07」の非常口番号「02」と「03」が選択されるが、この選択された非常口番号が「02」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「08」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S5は、非常口番号「02」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定され、また、選択された非常口番号が「03」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「08」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S5は、非常口番号が「03」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定される。
同様に、図4の単位制御装置S6においては、カウント値が最小の非常口番号としてカウント値が「08」の非常口番号「04」と「05」が選択されるが、この選択された非常口番号が「04」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「09」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S6は、非常口番号「04」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置として決定され、また、選択された非常口番号が「05」のカウント値が大きくなる方向の隣接単位制御装置におけるカウント値は「09」で、他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小でなくなるので、この単位制御装置S5は、非常口番号が「05」の非常口へ向かう光流れスタート単位制御装置としても決定される。
この状態で、外部に設置された図示しない異常検知装置で異常を検知した場合は、上記処理で決定された光流れスタート単位制御装置から所定の周期で各非常口へ向かう光流れ信号を送信し、各単位制御装置10は、この光流れ信号を各非常口へ向かう方向に隣接した単位制御装置10へ順次転送することにより、被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れを形成する。図4において、各単位制御装置10に対応して記載された矢印は、この被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れ方向を示す。
すなわち、図4に示す具体例において、外部に設置された図示しない異常検知装置が異常を検知しない場合は、各単位制御装置10に対応する各単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nは一定の照度で連続点灯させるが、外部に設置された図示しない異常検知装置が異常を検知すると、各単位制御装置10に対応する単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を順次制御して被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れを形成する。
図5に示す具体例は、複数の単位制御装置10のいずれかの単位制御装置10に異常が発生し、この単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知した場合の動作を示すものである。
図5の具体例においては、複数の単位制御装置10の内の単位制御装置P1で異常が発生し、この単位制御装置P1の異常検知センサ16で異常を検知した場合の動作を示している。
単位制御装置P1の異常検知センサ16により検知した異常検知信号は、各単位制御装置10を通って各非常口に配置された単位制御装置10に送信される。各非常口に配置された単位制御装置10は、この異常検知信号を受信すると、非常口番号に対応するカウント値を「01」に「1」を加えたカウント値「02」を非常口番号とともに隣接する単位制御装置10に送信して、各単位制御装置10は、非常口に向かう経路に沿った複数の単位制御装置10のカウント値を該非常口の番号(識別情報)に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に設定記憶するカウント値設定処理を再び実行する。
この場合、単位制御装置P1は、隣接する単位制御装置10にカウント値を送らないので、各単位制御装置10の非常口番号別カウント値記憶部11の記憶内容は、図5で括弧で示すカウント値に書き換えられる。
すなわち、この場合、各単位制御装置10の非常口番号別カウント値記憶部11には、異常が発生した単位制御装置P1を避けた、各非常口番号に対応して各非常口番号に対応する非常口までの最小の単位制御装置10の個数がカウント値として記憶されることになる。
次に、各単位制御装置10は、非常口番号別カウント値記憶部11に記憶された非常口番号別カウント値及び非常口番号別カウント値バッファ部12に記憶された隣接単位制御装置10の非常口番号別カウント値に基づき被誘導者を非常口に導くための光流れのスタートとなる光流れスタート単位制御装置10を決定する。この光流れスタート単位制御装置10の決定手法は、図4で説明した手法と同様である。
この光流れスタート単位制御装置10の決定の後に、この光流れスタート単位制御装置から各非常口へ向かう光流れ信号を送信する。これにより、各単位制御装置10は、この光流れ信号を各非常口へ向かう方向に隣接した単位制御装置10へ順次転送することにより、各単位制御装置10に対応する単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を順次制御して被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れを形成する。図5において、各単位制御装置10に対応して記載された矢印は、この被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れ方向を示す。
すなわち、図5に示す具体例において、各単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知していない場合は、各単位制御装置10に対応する各単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nを一定の照度で連続点灯させるが、単位制御装置P1の異常検知センサ16で異常を検知すると、各単位制御装置10に対応する単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nを、単位制御装置P1を避けるようにして順次照度制御して被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れを形成する。
図6に示す具体例は、単位制御装置P2で異常が発生し、この単位制御装置P2の異常検知センサ16で異常を検知した場合の動作を示しており、図7に示す具体例は、単位制御装置P3で異常が発生し、この単位制御装置P3の異常検知センサ16で異常を検知した場合の動作を示している。なお、図6に示す具体例、図7に示す具体例の動作は、異常発生単位制御装置10の位置が異なるだけで、図5に示した具体例の動作と同様である。 図8は、図1に示した誘導システムの動作の一例を説明するフローチャートである。
図8において、まず、ステップ801で、この避難誘導システムの電源が投入されたかを調べる。ここで、電源が投入されていないと(ステップ801でNO)、ステップ801に戻るが、ステップ801で、電源が投入されたと判断されると(ステップ801でYES)、単位発光装置20の各発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nを連続点灯して、常夜灯として動作させる(ステップ802)。
次に、カウント値設定処理が実行される(ステップ900)。このカウント値設定処理は、上述したように非常口に向かう経路に沿った各単位制御装置10の非常口からのカウント値を該非常口の番号(識別情報)に対応して非常口番号別カウント値記憶部11に設定記憶する処理で、このカウント値設定処理の詳細は、後に図9で詳述する。
次に、単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知したかを調べる外部に設置された図示しない外部装置が異常を検知したかを調べる(ステップ803)。ここで、単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知した判断されると(ステップ803でYES)、上記カウント値設定処理を再実行し(ステップ900)、その後、各単位制御装置10に対応する単位発光装置20の各発光装置21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの全ての照度を、例えば、30%に減衰する(ステップ805)。
そして、各単位制御装置10に対応する単位発光装置20の各発光装置21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nの照度を順次制御して被誘導者を最寄の非常口に誘導する光の流れを形成する順次照度制御処理を実行する(ステップ1000)。この順次照度制御処理の詳細は、後に図10で詳述する。
また、ステップ803で、単位制御装置10の異常検知センサ16で異常を検知していないと判断されると(ステップ803でNO)、次に、外部に設置された図示しない外部装置が異常を検知したかを調べる(ステップ804)。ここで、異常を検知していないと判断されると(ステップ804でNO)、ステップ803に戻るが、異常を検知したと判断されると(ステップ804でYES)、発光素子の減衰処理を実行し(ステップ805)、上記順次照度制御処理を実行する(ステップ1000)。
図9は、図8に示したカウント値設定処理の詳細動作を説明するフローチャートである。
このカウント値設定処理が実行されると、まず、この単位制御装置10が非常口に設置された単位制御装置10かを調べる(ステップ901)。ここで、この単位制御装置10が非常口に設置された単位制御装置10であるとすると(ステップ901でYES)、この非常口の非常口番号及びカウント値「02」を隣接する単位制御装置10に送信する(ステップ902)。
ステップ901で、この単位制御装置10が非常口に設置された単位制御装置10でないと判断されると(ステップ901でNO)、隣接する単位制御装置10から非常口番号及びカウント値を受信したかを調べる(ステップ903)。ここで、非常口番号及びカウント値を受信していないと判断されると(ステップ903でNO)、ステップ903に戻って、非常口番号及びカウント値の受信を待つが、非常口番号及びカウント値を受信したと判断されると(ステップ903でYES)、次に、受信した非常口番号は既に受信した非常口番号と同じかを調べる(ステップ904)。
ここで、受信した非常口番号は既に受信した非常口番号と同じでないと判断されると(ステップ904でNO)、この受信した非常口番号に対応してカウント値を非常口番号別カウント値記憶部11に記憶する。そして、この受信したカウント値に「1」を加えて、隣接する単位制御装置10に送信する(ステップ906)。
なお、ステップ904で、受信した非常口番号は既に受信した非常口番号と同じであると判断された場合は(ステップ904でYES)、小さい方のカウント値を非常口番号別カウント値記憶部11に残し(ステップ908)、大きい方のカウント値に関してはこのカウント値に「1」を加えたカウント値を次に隣接する単位制御装置10には送らない。
図10は、図8に示した順次照度制御処理の詳細動作を説明するフローチャートである。
図10に示す順次照度制御処理においては、まず、各単位制御装置10でカウント値が最小の非常口番号を選択する(ステップ1001)。次に、次に隣接する次の単位制御装置10があるかを調べる(ステップ1002)。ここで、次の単位制御装置10がない場合は(ステップ1002でNO)、この単位制御装置10をこの非常口番号に対応する流れスタート単位制御装置として決定する(ステップ1004)。
ステップ1002で、次に、次に隣接する次の単位制御装置10があると判断されると(ステップ1002でYES)、非常口番号別カウント値バッファ部12を参照して、この非常口番号に対応する次の単位制御装置10におけるカウント値が他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小かを調べる(ステップ1003)。ここで、次の単位制御装置10におけるカウント値が最小でなくなっている場合は(ステップ1003でNO)、この単位制御装置10をこの非常口番号に対応する流れスタート単位制御装置として決定する(ステップ1004)。
そして、この単位制御装置10に対応する発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nをカウント値が小さくなる方向に順次照度制御し(ステップ1005)、カウント値が小さくなる方向の隣接単位制御装置10へ一定周期で光流れ信号を送信する(ステップ1006)。
また、ステップ1003で、この非常口番号に対応する次の単位制御装置10におけるカウント値が他の非常口番号に対応するカウント値と比較して最小であると判断されると(ステップ1003)、この単位制御装置10は、流れスタート単位制御装置ではないので、隣接する単位制御装置10から光流れ信号を受信したかを調べる(ステップ1007)。ここで、光流れ信号を受信していない場合は(ステップ1007でNO)、ステップ1007に戻って、光流れ信号の受信を待つが、光流れ信号を受信したと判断した場合は(ステップ1007でYES)、この単位制御装置10に対応する発光装置20−1〜20−8に設けられた複数の発光素子21−11〜21−1n、21−21〜21−2n、21−31〜21−3n、21−41〜21−4n、21−51〜21−5n、21−61〜21−6n、21−71〜21−7n、21−81〜21−8nをカウント値が小さくなる方向に順次照度制御する(ステップ1008)。そして、カウント値が小さくなる方向の隣接単位制御装置10へこの光流れ信号を転送する(ステップ1009)。
なお、上記実施例においては、カウント値設定処理に際して単位制御装置10は、自己のカウント値に「1」を加算して次の単位制御装置10に送信するように構成したが、次の単位制御装置10には、自己のカウント値をそのまま送信し、「1」の加算は、次の単位制御装置10で行うように構成してもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
例えば、上記実施例では、各単位発光装置内の発光装置の数を8個にして説明したが、この数は8個に満たない数若しくは8個を超える数にしてもよい。また、各発光装置内の発光素子の数も任意に設定できる。また、各発光装置の数は、それぞれ同一の数としたが、それぞれ異なるように設定してもよい。
また、例えば、非常口に繋がっていない通路で先が行き止まりの通路に配設された発光装置内の発光素子は誘導時には、例えば、30%の照度で点灯するように構成してもよい。この構成によると、被誘導者が誤ってこの通路に迷い込む不都合を解消することができる。
この発明は、大規模店舗内、病院内、空港内、各種展示会場内等で火災等の異常が発生した場合の避難誘導に利用可能である。この発明によれば、通路に沿って配列された複数の発光装置と、前記複数の発光装置のそれぞれの照度を個別に制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、誘導時に、前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を隣接する他の発光装置の照度と異なるように順次制御して、所望の誘導方向に向かう光の流れを生じさせる誘導制御手段、を具備して構成されるので、被誘導者を誘導路に沿って迅速かつ不安感なく誘導することができる誘導システムを提供することができる。
10 単位制御装置
11 非常口番号別カウント値記憶部
12 非常口番号別カウント値バッファ部
13 非常口番号設定部
14 光流れスタート単位制御装置設定部
15 照度制御部
16 異常検知センサ
17 制御部
20 単位発光装置
21−1〜21−8 発光装置

Claims (5)

  1. 通路に沿って配列された複数の発光装置と、
    前記複数の発光装置のそれぞれの照度を個別に制御する制御装置と、
    異常検知センサと、
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記異常検知センサで異常を検知していない通常時は、前記複数の発光装置の照度を一定の照度に制御する通常時制御手段と、
    前記異常検知センサで異常を検知した場合は、該異常検知センサの異常検知箇所を避けるように誘導路を設定する誘導路設定手段と、
    前記異常検知センサで異常を検知した場合は、前記誘導路設定手段により設定された誘導路に沿って前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を隣接する他の発光装置の照度と異なるように順次制御して、前記誘導路の誘導方向に向かう光の流れを生じさせる誘導制御手段と、
    を具備することを特徴とする誘導システム。
  2. 前記誘導制御手段は、
    前記一定の照度を該一定の照度より低い他の照度に変化させ、該変化させた照度を基準として前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を前記変化させた照度より高い照度に順次制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導システム。
  3. 前記誘導制御手段は、
    前記一定の照度を該一定の照度より高い他の照度に変化させ、該変化させた照度を基準として前記複数の発光装置の誘導に係る発光装置の照度を前記変化させた照度より低い照度に順次制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導システム。
  4. 前記発光装置は、
    前記通路の床面または側面にライン状に配置された複数の発光素子を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の誘導システム。
  5. 前記誘導制御手段による誘導時に、先が行き止まりの通路に配設された発光装置内の発光素子を通常の照度より低い照度で点灯させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の誘導システム。
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