JP2016034019A - ヒートモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートモジュールにおいて、冷却特性を向上させる。
【解決手段】ヒートモジュール100は、ファン1と、送風口34の径方向外方に位置し、複数のフィン51を有するヒートシンク5と、下面が熱源と熱的に接触可能であり、上面がヒートシンク5と熱的に連結し、平面視においてファン1の少なくとも一部と重なる熱伝達部材6と、熱伝達部材6の上面と下板部の下面との間において軸方向間隙を隔て、熱伝達部材6とハウジング3との間に配置される複数の接続部7と、を有し、熱伝達部材6は、複数のフィン51の送風口34側の端部よりもファン1側に位置する熱源接触部61を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートモジュールに関する。
熱源を強制冷却する方法は、熱源にヒートシンクを載せて、冷却ファンによる空気流をヒートシンクに吹き当てて空冷する方法が一般的である。例えば、特開2008−103439号に開示されているように、ヒートモジュールでは、遠心ファンとヒートシンクとヒートパイプとを備えており、インペラの回転により、空気をヒートシンクにあてることで、熱源から伝わった熱が冷却できる。ただし、この方法では、熱源の発熱量が多い場合や、ヒートシンクの表面積を確保できない場合においては、熱源から発せられた熱が、ヒートシンクの熱容量を超えてしまい、熱源の冷却特性を向上させることができない場合がある。
特開2008−103439号
近年では、タブレットPCの台頭により、各種ノートPCが薄型化の一途を辿っている。上記のようなヒートモジュールでは、PCの薄型化が進めば、ヒートシンクの厚みを確保することができず、ヒートシンクの表面積を確保することができない。また、サーバは、クラウド化に伴い、年々利用容量が増加しつつある。そのため、サーバを設置するスペースを省スペース化し、サーバを小型化することが求められている。近年では、サーバにSSDが用いられる様になっている。SSDに用いられるSoC(System−on−a−chip)では、回路の集積化とアクセス性能を向上させるため発熱量が高くなる傾向があり、薄型のヒートシンクでは、SoCによる発熱量が、ヒートシンクの熱容量を超えてしまう可能性がある。サーバの小型化が進めば、SSD自体の容量を増加させる必要があり、その分SoCの発熱量が多くなる。SoCの発熱量がさらに多くなると、ヒートモジュールの更なる冷却性能向上が求められる。
以上を鑑みると、ヒートシンクの表面積の拡大や、送風ファンの風量向上等の必要性があるが、上記にも述べたようにヒートシンクの表面積の拡大は筐体の薄型化に相反する方向である。また、送風ファンの風量を向上させる方法としては、送風ファンの大型化もしくは送風ファンの高速回転化が上げられる。送風ファンを大型化させると、薄型のPC等への搭載ができず、送風ファンを高速回転化させると、騒音問題を引き起こす可能性がある。つまり、ヒートモジュールの薄型化、低騒音化等を考慮すると、放熱方法について抜本的な見直しが必要である。
本発明は、ヒートモジュールにおいて、冷却特性を向上させることを目的とする。
本発明の例示的なヒートモジュールは、上下方向に延びる中心軸周りに周方向に配置される複数の翼を有するインペラと、インペラを回転させるモータと、インペラの軸方向上方に位置する上側吸気口を有する上板部と、上板部の下面に固定され径方向外方に向けて貫通する送風口を有する側壁部と、側壁部の下方に固定される下板部と、を有し、インペラおよびモータを収納するハウジングと、を有するファンと、送風口の径方向外方に位置し、複数のフィンを有するヒートシンクと、下面が熱源と熱的に接触可能であり、上面がヒートシンクと熱的に連結し、平面視においてファンの少なくとも一部と重なる熱伝達部材と、熱伝達部材の上面と下板部の下面との間において軸方向間隙を隔て、熱伝達部材とハウジングとの間に配置される複数の接続部と、を有し、熱伝達部材は、複数のフィンの送風口側の端部よりもファン側に位置する熱源接触部を有する。
本発明は、ヒートモジュールにおいて、冷却特性を向上させることができる。
本発明の例示的な第1実施形態に係るヒートモジュール100の断面図である。 接続部7周辺を拡大した、断面図である。 接続部7周辺の他の実施例を拡大した、断面図である。 本発明の例示的な第1実施形態に係るヒートモジュール100のファン1を取り外した斜視図である。 本発明の例示的な第2実施形態に係るヒートモジュール100Aの断面図である。 第3実施形態に係るヒートモジュール100Bの上板部31を取り外した上面図である。 本発明の例示的な第3実施形態に係るヒートモジュール100Bの断面図である。 本発明の変形例に係るヒートモジュール100Cの断面図である。
本明細書では、図1中におけるヒートモジュール100のファン1の中心軸J1に平行な軸方向の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。本明細書における上下の方向は、実際の機器に組み込まれたときの上下の方向を示すものではない。また、中心軸J1を中心とする周方向を、単に「周方向」と呼び、中心軸J1を中心とする径方向を、単に「径方向」と呼ぶ。
図1は、本発明の例示的な第1実施形態に係るヒートモジュール100の断面図である。ヒートモジュール100は、所定の方向に送風するファン1と、ヒートシンク5と、熱伝達部材6と、複数の接続部7とを有する。ヒートモジュール100は、例えば、熱源8であるSoC(System−on−a−chip)や他の発熱体である電子部品が表面に配置されるSSD(ソリッドステートドライブ)において、電子部品の冷却に利用される。ファン1は、遠心ファンである。
ファン1は、モータ2と、ハウジング3と、インペラ4と、を含む。モータ2は、インペラ4を中心軸J1回りに回転させる。ハウジング3は、モータ2およびインペラ4を収納する。インペラ4は、上下方向(軸方向)に延びる中心軸J1周りに周方向に配置される複数の翼41を有する。
モータ2は、アウターロータ型である。モータ2は、固定組立体である静止部21と、回転組立体である回転部22と、軸受であるスリーブ23と、を含む。スリーブ23は、中心軸J1を中心とする略円筒状である。回転部22は、スリーブ23により、中心軸J1を中心として静止部21に対して回転可能に支持される。
静止部21は、ステータ210と、軸受保持部24と、回路基板211と、リード線212とを含む。軸受保持部24は、スリーブ23を収容する。軸受保持部24は、中心軸J1を中心とする略円筒状であり、樹脂により形成される。軸受保持部24は、後述する下板部33から上向きに突出する。軸受保持部24は、下板部33に設けられた孔部(図番省略)に固定される。軸受保持部24の下端部と、孔部(図番省略)の周囲の部位とは、インサート成型により締結される。
ステータ210は、中心軸J1を中心とする環状であり、軸受保持部24の外側面に取り付けられる。ステータ210は、ステータコア(図番省略)と、複数のコイル(図番省略)と、を含む。回路基板211は、ステータ210に電気的に接続される。リード線212は、回路基板211に電力を供給する。
回転部22は、シャフト221と、ロータマグネット223と、カップ224と、を含む。カップ224は、中心軸J1を中心とする有蓋略円筒状であり、下側に向かって開口する。シャフト221は、中心軸J1を中心として配置され、上端部がカップ224に固定される。ロータマグネット223は、中心軸J1を中心とする略円筒状であり、カップ224の内側面に固定される。
シャフト221は、スリーブ23に挿入される。スリーブ23は、含油性の多孔質金属体により形成され、軸受保持部24に挿入されて固定される。なお、軸受機構として、例えば、ボール軸受が利用されてもよい。
ハウジング3は、上板部31と、側壁部32と、下板部33とを含む。上板部31は、インペラ4の軸方向上方に位置する1つの上側吸気口35を有する。側壁部32は、上板部31の下面に固定され、径方向外方に向けて貫通する送風口34を有する。側壁部32は、インペラ4の側方を覆う。側壁部32は、送風口34とインペラ4との間に突出する舌部(図番省略)を有する。下板部33は側壁部32の下方に固定される。静止部21は、下板部33に固定される。下板部33は、側壁部32と接し、モータ2を介してインペラ4を回転可能に支持する。上板部31、側壁部32および下板部33により、インペラ4を囲む風洞部(図番省略)が構成される。
上板部31は、インペラ4の上方に位置し、上下に貫通する1つの上側吸気口35を有する。上側吸気口35は、平面視においてモータ2の少なくとも一部または全部と重なる。上側吸気口35は、中心軸J1を貫通する略円形である。隣り合って配列される少なくとも一対の翼41の間には翼41の軸方向上側の空間と翼41と下板部33の間の空間とを軸方向に繋ぐ流路が形成される。流路は、下板部33の上面に対向して開口する。これにより、上側吸気口35から吸い込まれた空気が、インペラ4の翼41と翼41との間を抜けて、下板部33へと風が抜ける。下板部33へと抜けた風はインペラ4の回転により、遠心方向に送られ、送風口34から排出される。
下板部33は、金属板のプレス加工にて形成された、略板状の部材である。本実施形態において、下板部33はアルミニウム合金のダイカスト等の熱伝導性の優れた材料からなる。側壁部32は、アルミニウム合金のダイカストまたは樹脂により成型される。側壁部32の下端部と下板部33の周縁部とは、ねじ留め等により締結される。上板部31は、側壁部32の上端部にねじ留め等または、かしめ等により固定される。本実施形態においては、吸気口は上板部31のみが有するが、上板部31および下板部33の両方に位置していてもよい。詳細については後述する。
なお、上板部31の上方に筐体等のカバーが配置され、上板部31とカバーとの軸方向間隔が極端に小さく、上板部31が有する上側吸気口35からの吸気が充分にできない場合等では、下板部33のみに吸気口が配置されてもよい。
送風口34は、上板部31、側壁部32および下板部33により、インペラ4の側方に構成される。送風口34は、ハウジング3を径方向外方に向けて貫通する。
インペラ4は、複数の翼41を含む。複数の翼41は、カップ224の外側にて、中心軸J1を中心として環状に配列される。各翼41の径方向内側の端部は、カップ224の外側面に固定される。静止部21に電流が供給されることにより、ロータマグネット223とステータ210との間に、中心軸J1を中心とするトルクが発生する。これにより、インペラ4が、中心軸J1を中心として回転部22と共に回転する。インペラ4の回転により、上側吸気口35からハウジング3内へと空気が吸引され、送風口34から送出される。
ヒートシンク5は、送風口34の径方向外方に位置する。ヒートシンク5は、図4に示すように、ヒートシンクベース部50と、ヒートシンクベース部50の上面から軸方向上方に向かって延びる複数のフィン51とを有する。複数のフィン51は、例えば、上面部、垂直面部および底面部からなる概ねコの字形の放熱フィンを複数並列配置して形成されている。並列配置されて形成されたフィン51によって、上面部、底面部、垂直面部および隣接する垂直面部から断面矩形の通路が形成される。図1に示すように、ファン1によって送風口34から排出された風は、ヒートシンク5を通過することでフィン51の熱を奪い、放熱を行う。下板部33の上面は、複数のフィン51の付け根よりも上側に位置する。また、インペラ4の複数の翼41の下端は、複数のフィン51の付け根よりも上側に位置する。
熱伝達部材6は、フィン51の送風口34側の端部よりもファン1側に位置する熱源接触部61を有する。熱伝達部材6は、下面が熱源8と熱的に接触可能であり、上面がヒートシンク5と熱的に連結し、平面視においてファン1の少なくとも一部と重なる。つまり、熱伝達部材6は、ファン1の下方に位置する熱源8の熱を、ファン1側、つまり上方に空気もしくはサーマル部材を介して伝達する第1放熱部上面(図番省略)と、ヒートシンク5へ向けて熱を伝達する第2放熱部上面(図番省略)とを有する。
本実施形態において、熱伝達部材6は、ベース部62と2つのヒートパイプ63とを有する。ベース部62は、下面に熱源8と接する熱源接触部61が配置される。ヒートパイプ63は、ベース部62よりも軸方向上側に位置する。ヒートパイプ63の一端部は、熱源接触部61と熱的に接触する。ヒートパイプ63の他端部の上面は、ヒートシンク5と熱的に接触する。熱伝達部材6は、ファン1の中心軸J1とヒートシンク5の間において、ヒートシンク側が上方に位置する段差部66を有している。ヒートパイプ63の下面は、ベース部62の上面に半田により固定される。なお、ヒートパイプ63の下面は、サーマルグリース、コンパウンド、シリコン等の可塑性の熱伝導性材料を介して、ベース部62の上面に熱的に接触させてもよい。
熱伝達部材6がヒートパイプ63を有することにより、熱源接触部61より効率的に吸熱し、ヒートシンク5で放熱することができる。
熱伝達部材6は例えば銅や、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属により構成される。ベース部62は、例えばアルミニウムを切削加工またはダイカスト加工することにより形成される。ヒートパイプ63は、銅およびアルミニウム等の熱伝導性の高い材料により形成される。
図1に示すように、熱源接触部61は、ベース部62の下面に配置される。例えば、ベース部62の熱源接触部61は、切削加工および研磨加工がなされている。この場合、熱源接触部61の表面は、面粗度が小さくなる。つまり、ベース部62は、熱源8に対して面圧が高い状態で接触される。熱源8からベース部62への熱伝達は、熱源接触部61の面圧が高く、面粗度が小さく、表面積が大きい場合において熱抵抗を小さくすることができる。ヒートパイプ63を直接熱源8に接触させた場合においては、面圧を高くすることはできるものの、ヒートパイプ63と熱源8との接触面積を大きくすることは困難である。また、ヒートパイプ63の構造は、銅およびアルミニウム等の熱伝導性の高い中空管と、中空管内に配される毛細管構造体と、管内に作動液が充填されている。ヒートパイプ63の表面を研磨加工する場合、ヒートパイプ63の表面に押圧がかかる。ヒートパイプ63の表面に押圧がかかると、ヒートパイプ63管内に配される毛細管構造体を潰してしまい、放熱特性が低下してしまうおそれがある。よって、ヒートパイプ63の表面の面粗度を小さくすることもできない。つまりベース部62を熱源8に接触させた方が熱抵抗の値を小さくすることができ、結果として放熱特性を向上させることが可能になる。
接続部7は、熱伝達部材6の上面と下板部33の下面との間において軸方向間隙を介して、熱伝達部材6とハウジング3との間に複数配置される。複数の接続部7は、側壁部32の内周面よりも径方向外方において、周方向に間隔を有して配置される。第1実施形態においては、熱伝達部材6は、軸方向上方に向けて突出する複数の接続部7である複数の座面部64(図2に示す)を有している。
熱源8で生じた熱は、ヒートシンク5に熱伝達させるだけでなく、ヒートシンク5に熱伝達されるまでの経路での放熱が考えられる。例えば、熱源8とヒートモジュール100との筐体内での距離が遠い場合には、熱源8とヒートシンク5とをヒートパイプ63で連結し、熱源8からヒートシンク5まで熱が伝達される間にヒートパイプ63にて放熱することができる。しかしながら、ヒートパイプ63による自然放熱や単に空気を当てることによる空冷のみでは、放熱特性の向上の度合は小さい。そこで、熱伝達部材6上にヒートシンク5と送風ファン1とを載せる。送風ファン1は、熱源8と軸方向に重なるように配置する。熱源8で発生した熱は、熱伝達部材6を通してヒートシンク5に伝達される。ヒートシンク5に伝達された熱は、送風ファン1によって、空冷される。熱伝達部材6と送風ファン1との間には、軸方向間隙が設けられる。当該軸方向間隙を設けることで、熱源8で生じた熱は、熱伝達部材6を通じて、当該軸方向間隙まで及ぶことができる。ここで、当該軸方向間隙を利用して2種類の放熱方法が存在する。
一つ目は、当該軸方向間隙に熱伝導性部材9を配置し、送風ファン1のハウジング3に直接熱を伝達させる方法である。送風ファン1の内部は、インペラ4が回転することによって生じる空気流が常時循環しており、送風ファン1内部において熱は放熱される。二つ目は、送風ファン1の当該軸方向間隙と対向する位置に下側吸気口(図番省略)を設け、当該軸方向間隙に存在する空気を下側吸気口(図番省略)から吸い上げ、軸方向間隙に存在する空気を循環させることで熱源8からの熱を放熱する方法である。
これらの二つの方法は、いずれも当該軸方向間隙の寸法が重要になる。例えば、一つ目の方法であれば、熱伝達部材6と熱伝導性部材9との間、熱伝導性部材9と送風ファン1との間において熱抵抗を低減する必要がある。熱抵抗を低減するためには、互いの部材同士の面圧を高める必要がある。高め過ぎた場合には、部材が変形し、接触面積が小さくなり、熱抵抗が上がってしまう。つまり、適切な面圧を設定する必要があり、当該軸方向間隙の寸法を精度よく設定する必要がある。二つ目の方法であれば、熱伝達部材6の表面に空気を通過させる必要がある。空気は粘性を有しているため、熱伝達部材6の表面において滞留する性質があり、熱伝達部材6の付近を空気が通過するだけでは、熱伝達部材6の表面に滞留する空気を移動させることができない。熱伝達部材6の表面に滞留する空気を移動させるためには、送風ファン1と熱伝達部材6との間の寸法、つまり当該軸方向間隙を小さくする必要がある。当該軸方向間隙を小さくすることで、熱伝達部材6の表面に滞留する空気が移動しやすくなる。これにより、熱伝達部材6からの放熱特性を向上させることが可能になる。一方で、当該軸方向間隙を狭くし過ぎると、下側吸気口(図番省略)から吸い上げる風量が小さくなり、空気の移動量そのものが小さくなってしまう恐れがある。つまり、当該軸方向間隙の寸法を精度よく設定する必要がある。
ファン1と熱伝達部材6との間に複数の接続部7を配置することで、当該軸方向間隙の寸法の精度を向上させることができる。例えば、接続部7が3か所あれば、当該3つの接続部7の下面によって、中心軸J1と垂直な面に対し、略面一の面が特定される。接続部7については、種々の形成方法が考えられるが、主に金型による一体成型によって形成される。金型による成型であれば、金型から抜いた時点で、各々の接続部7の下面は、中心軸J1と垂直な面に対し略面一に形成することができ、検査時に接続部7の高さ管理が容易となる。したがって、送風ファン1の周方向の一部が傾くなどの不良が起こりにくく、軸方向寸法精度の位置管理が容易となる。一方、接続部7が無く、ベースの下面や熱伝達部材6の上面のみで高さ管理を行う場合は、検査時に測定する箇所の特定が難しく、測定しない点の高さが極端に高くなったり、低くなったりした際に、熱伝達部材6に対して送風ファン1が傾いてしまう恐れが生じる。傾いているということは、軸方向間隙寸法が大きい箇所と小さい箇所が存在しているということになり、当該軸方向間隙の寸法が精度よく設定されていないということになる。
熱伝達部材6は、ファン1の中心軸J1とヒートシンク5の間において、ヒートシンク5側が上方に位置する段差部66を有する。段差部66は、翼41の内端よりも径方向外側に位置することが望ましい。この場合、ファン1のヒートシンク5が配置される側の外端の下端は熱伝達部材6であるヒートパイプ63の上面に接触する。他方、ファン1のヒートシンク5が配置される側と反対の外端の下端は、接続部7を介して熱伝達部材6であるヒートパイプ63の上面と接触する。これにより、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に空間を形成することができ、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に熱伝導性部材9を配置することができる。したがって、熱源8から熱伝達部材6に伝わった熱は、熱伝導性部材9を介してファン1に伝わり、インペラ4が回転することにより、送風口34から排熱される。したがって、ヒートパイプ63による放熱効果を高めることが可能である。
なお、上側吸気口35と下側吸気口(図番省略)とを有する場合においては、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に空間を形成することにより、下側吸気口(図番省略)からの吸気量が多くなる。したがって、インペラ4により送風口34から排気される空気の量が多くなり、ヒートパイプ63による放熱効果を高めることが可能となる。
ヒートシンク5は、複数のフィン51と、複数のフィン51を支持するヒートシンクベース部50(図4に示す)とを有する。複数の翼41の下端は、ヒートシンクベース部50の上面よりも軸方向上側に位置する。複数の翼41が回転することによって生じる空気流は、送風口34から吐き出された後、軸方向の上下に拡散して流れる。特に上側のみに吸気口を設けた場合や、上側吸気口35の開口面積の方が下側吸気口(図番省略)の開口面積よりも大きい場合には、軸方向下側への拡散量が多い。翼41の下端がヒートシンクベース部50よりも上方に位置することにより、翼41から拡散された空気流がヒートシンクベース部50のファン1側のエッジと干渉することが抑制され、騒音値の上昇を抑えつつ冷却効果を高くすることができる。ヒートシンク5はヒートシンクベース部50の温度が最も高く、フィン51の上端に向けて温度が低くすることができる。本構成により、フィン51のヒートシンクベース部50との付け根付近に多くの空気を供給することができるため、高い冷却特性を発揮することができる。
下板部33の上面は、ヒートシンクベース部50の上面よりも軸方向上側に位置する。翼41が回転することで生じる空気流は、下板部33の上面を沿って送風口34からヒートシンク5に向けて排出するよう流れる。つまり、下板部33の上面は、ヒートシンクベース部50の上面よりも軸方向上側に位置することで、ヒートシンクベース部50のファン1側のエッジと空気流の干渉が抑制できるため、騒音値の上昇を抑えつつ冷却効果を高くすることができる。
図2は、第1実施形態に係る接続部7周辺を拡大した、断面図である。図2に示すように、複数の接続部7は、熱伝達部材6から軸方向上方に向けて突出した複数の座面部64を有し、ファン1は、複数の座面部64上に配置されている。より詳細には、座面部64は、熱伝達部材6のベース部62の径方向外端部から軸方向上方に向かって延びる。座面部64の上面は、ハウジング3の下板部33の下面と接する。ファン1と熱伝達部材6とはビス等の取り付け部材を用いて締結される。
ファン1と熱伝達部材6とを締結するために、ビス等の取り付け部材を用いるが、ビスの下端が熱伝達部材6から下方に突出することを抑制できるため、ヒートモジュール100の軸方向高さを抑制できる。また、ファン1と熱伝達部材6の接触面を上方に移動させることができ、ビスの長さを短くできる。なお、ビスは、ファン1側から挿入してもよい。この場合、接触面を通過して熱伝達部材6に到達する必要がある。なお、接続部7を構成する部材およびファン1と熱伝達部材6との締結方法については様々な変更が可能である。
図2に示すように、ベース部62は、切り起こし部65を有する。切り起こし部65は、曲げ部651と座面部64とを有する。曲げ部651は、ベース部62と一体的に構成され、ベース部62の径方向外端付近から軸方向上方に向けて曲げられる。座面部64は、曲げ部651の上端から軸方向に直角方向に延びる。切り起こし部65はハウジング3の下板部33の下面と連結している。より詳細には、座面部64の上面は、下板部33の下面にビス等の取り付け部材により締結される。
切り起こし部65を設けることで、熱伝達部材6のベース部62の重量を増加させることなく座面部64を構成し、ファン1と熱伝達部材6と軸方向の間に間隙を形成する接続部7を構成することができる。
図3は、接続部7周辺の他の実施例を拡大した、断面図である。図3に示すように、接続部7は、側壁部32と一繋がりの部材により構成され、側壁部32の下端から軸方向下方に延びる。そして、側壁部32の下面がベース部62の上面にビス等の取り付け部材により締結される。側壁部32の下面は、接続部7と軸方向に重なる領域以外は、下板部33の上面に突き当たる。
図1に示す通り、ヒートパイプ63の上端面と下板部33の下面との間の軸方向高さは、ベース部62の軸方向高さとヒートパイプ63の軸方向高さとの和(高さの合計)よりも小さい。これにより、熱伝達部材6の熱容量を確保しつつ、熱伝達部材6の上端面とハウジング3の下面との間の軸方向高さを低くすることができる。つまり、下側吸気口(図番省略)がある場合には、下側吸気口(図番省略)までの流路を狭くすることができ、熱伝達部材6の上端面とハウジング3の下面との間を空気が通過する際に、熱伝達部材6の表面に滞留する空気の層を移動させることができ、放熱特性を高めることができる。また、熱伝達部材6の上端面とハウジング3の下面との間の軸方向間隙に、熱伝導性部材9を挟み込んだ場合には、熱伝導性部材9は、熱容量を高めるよりも熱を伝達させる役割を担った方が、放熱特性を高くすることができる。
これにより、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に空間を形成することができ、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に熱伝導性部材9を配置することができる。したがって、熱源8から熱伝達部材6に伝わった熱は、熱伝導性部材9を介してファン1に伝わり、インペラ4が回転することにより、送風口34から排気される。したがって、冷却特性が向上する。なお、熱伝達部材6はファン1を接続部7のみにより支持してもよい。
なお、上側吸気口35と下側吸気口(図番省略)とを有する場合においては、下板部33の下面と熱伝達部材6の上面との間に空間を形成することにより、下側吸気口(図番省略)からの吸気量が多くなる。したがって、インペラ4により送風口34から排気される空気の量が多くなり、冷却特性が向上する。
下板部33は、熱伝導性部材9を介して熱伝達部材6と熱的に接続される。より詳細には、熱伝導性部材9の上面は下板部33の下面に接する。熱伝導性部材9の下面は、熱伝達部材6の上面と接する。つまり、本実施形態においては、熱伝導性部材9の下面は、ヒートパイプ63の上面と接する。
下板部33に熱源8を直付けすることによって、熱源8の熱が熱伝達部材6および熱伝導性部材9による熱抵抗のみを抵抗としてファン1まで伝達される。よって、効率よくファン1に熱が伝達され、効率よく放熱される。
熱伝導性部材9は、サーマルシート、サーマルグリース、コンパウンド、シリコン等の可塑性材料であることが望ましい。
熱伝達部材6は金属板により構成される。熱伝導性部材9が銅、アルミニウムまたは鉄であれば、熱伝達率が高く、熱源8からファン1までの熱抵抗を小さくすることが可能であり、放熱特性を高くすることができる。前述のとおり、熱伝達部材6は例えば銅や、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属により構成される。
図4は、本発明の例示的な第1実施形態に係るヒートモジュール100のファン1を取り外した斜視図である。熱伝達部材6は、平面視において、ヒートシンク5と重なるヒートシンク配置部67と、ファン1と重なるファン配置部68とを有している。平面視において、ファン1の送風口34に沿う方向の幅は、ヒートシンク配置部67の方が、ファン配置部68よりも大きい。つまり、ヒートシンク配置部67のファン1の送風口34に沿う方向の幅をX、ファン配置部68のファン1の送風口34に沿う方向の幅をYとした場合、XはYよりも大きい。
ヒートシンク5の複数のフィン51のうち、送風口34と直行する方向において、ファン1と重なっているフィン51には、ファン1から送風されることによって、ヒートシンク5から熱が放熱される。一方で、ヒートシンク5の複数のフィン51のうち、送風口34と直行する方向においてファン1と重なっていないフィン51は、サーバもしくはPC内に生じている他のファン1の空気流により熱が放熱される。つまり、ヒートモジュール100の放熱効率が高くなる。
複数のフィン51は、送風口34と直交する方向に整列する。送風口34と対向する複数の第1フィン群52と、送風口34と対向しない複数の第2フィン群53とを有している。平面視において、送風口34と直交する方向の複数の第1フィン群52の長さAは、複数の第2フィン群53の長さBよりも長い。
第1フィン群52は、ファン1による空気流が送風口34のすぐ外に配置されているため、比較的流速が低下しないうちに第1フィン群52に突入し、第1フィン群52が強制冷却される。一方、第2フィン群53には、サーバもしくはPC内に生じている他のファン1の空気流が、流速が低下した状態で突入する。よって、流路抵抗を小さくするために、第1フィン群52よりも第2フィン群53の方が短く形成されている。これにより、第2フィン群53に突入した空気流は、流速の低下率を抑えた状態で、第2フィン群53を通過する。これにより、効果的に各フィンに空気流を通過させることにより、冷却特性を維持しつつ、ヒートモジュール100自体の重量を軽くすることが可能である。
ヒートパイプ63は、ファン配置部68から送風口34と直交する方向に沿って2本並んで延びている。ヒートシンク配置部67おいて、送風口34に沿う方向に沿ってそれぞれのヒートパイプ63のヒートシンク側の先端部が離れる方向に延びる。
ヒートパイプ63が、熱源8からヒートシンク5にかけて強制冷却可能なルートを通じて配置されるため、高い冷却特性を発揮することができる。また、ヒートパイプ63が熱伝達部材6の全域に亘って延びているため、熱源8の熱が熱伝達部材6の全域に伝達され、自然冷却、強制冷却の両方の効果を得られることができ、高い放熱特性を発揮することができる。
熱伝導性部材9は、下板部33を貫通して前記ファンの外部に引き出されたリード線212が熱伝導性部材9の上端面よりも下方において収容されるリード線収容部91を有している。第1実施形態においては、リード線収容部91の形状は切り欠きである。ただし、リード線収容部91の形状は、溝や、貫通孔であってもよい。なお、リード線212は、回路基板211と一体に形成される、FPC(Flexible Print Circuitboad)であってもよい。
熱伝導性部材9にリード線収容部91を設けることで、熱伝達部材6を下板部33に密着させることが可能となり、熱源8からファン1までの熱抵抗を小さくすることができ、放熱特性を高くすることができる。リード線収容部91がなければ、リード線212を熱伝導性部材9と下板部33との間に挟み込んでしまうため、熱伝達部材6とファン1とを密着させることができない。
側壁部32は、ファン1の送風口34とインペラ4との間に突出する舌部(図番省略)を有している。複数の第1フィン群52は、ファン1の送風口34に沿う方向において、中心軸J1よりも舌部(図番省略)とは反対側に偏って配置され、複数の第2フィン群53の一部が、ファン1からヒートシンク5に向かう方向において舌部(図番省略)と重なってもよい。
図5は、本発明の例示的な第2実施形態に係るヒートモジュール100Aの断面図である。第2実施形態の基本的な構成は、第1実施形態のヒートモジュール100と同じである。第2実施形態に関する説明は、第1実施形態と異なる箇所のみとする。
複数の接続部7Aは、側壁部32Aもしくは下板部33から軸方向下方に向けて突出した突出部71Aを有しており、突出部71Aの下面は、熱伝達部材6Aの上面に接触している。第2実施形態においては、熱伝達部材6Aはヒートパイプ63Aと、ヒートパイプ63Aの下側に位置するベース部62Aを有している。したがって、突出部71Aの下面は、ヒートパイプ63Aの上面に突き当たる。なお、後述する通り、熱伝達部材6Aがベース部62Aのみで構成される場合は、突出部71Aの下面は、ベース部62Aの上面に接触する。突出部71Aは、側壁部32Aの下端から一繋がりの部材で形成されてもよい。また、突出部71Aは、下板部33Aと一繋がりの部材で形成されてもよい。突出部71Aは、側壁部32Aの内周面よりも径方向外方において、周方向に間隔を有して複数配置される。
突出部71Aの下面が、熱伝達部材6Aの上面に接触していることにより、熱伝達部材6と送風ファン1との間の軸方向間隙の寸法の精度を向上させることができる。
第2実施形態では、ハウジング3Aは、上側吸気口35Aおよび下側吸気口351Aを有する。上板部31Aは、上側吸気口35Aを有する。第1実施形態のファン1と同じく、上側吸気口35Aはインペラ4の上方に位置し、上下に貫通する。上側吸気口35Aは、平面視においてモータ2Aの少なくとも一部または全部と重なる。上側吸気口35は、中心軸J1Aを貫通する略円形である。
下板部33Aは、平面視において複数の翼41Aの外縁よりも径方向内側において、軸方向に貫通する下側吸気口351Aを有する。下側吸気口351Aは、軸方向に貫通する略円環状に配置される。下側吸気口351Aは、軸受保持部24Aよりも径方向外側に位置する。 下側吸気口351Aの径方向内側エッジは、略円環状の径方向外方を向いた面のエッジである。また、下側吸気口351Aの径方向外側エッジは、 略円環状の径方向内方を向いた面のエッジである。
熱伝達部材6Aと下板部33Aとの間に熱伝導性部材9Aを直接接触させることによって、熱源8Aからの熱を効率よくファン1Aに伝達することが可能である。一方、下板部33Aに下側吸気口351Aを設けることで、下側吸気口351Aからファン1A内部に向けて通過する。その空気流は、熱伝導性部材9Aの周囲を通過する。このため、熱伝導性部材9Aは、ファン1Aに熱を伝達させることで、強制冷却されるだけでなく、ファン1Aに熱を伝達されるまでの間において、ファン1Aに吸気される空気によって更に強制冷却される。よって、ヒートモジュール100Aは、高い冷却特性を発揮することができる。
下側吸気口351Aの直径は、2本のヒートパイプ63Aの合計幅よりも大きい。平面視において、下側吸気口351Aの直径に2本のヒートパイプ63Aの幅方向の両端が、収まる。
当該構成により、上側吸気口35Aまたは下側吸気口351Aからファン1A内部に入る空気流は、ヒートパイプ63Aと下板部33Aとの間の軸方向空間を流れる。つまり、ヒートパイプ63Aの上面を空気流が流れる。これにより、ヒートパイプ63Aの表面に滞留する空気を移動させることができ、ヒートパイプ63Aによる放熱効果を高めることが可能である。
下側吸気口351Aの開口面積は、上側吸気口35Aの開口面積よりも小さい。
上側吸気口35Aおよび下側吸気口351Aを有するファン1Aでは、下板部33Aが、 下側吸気口351Aよりも径方向内側に軸受保持部24Aを保持するため、下側吸気口351Aの開口面積は、上側吸気口35Aの開口面積よりも小さい。そのため、下側吸気口351Aによる空気の吸気量は、上側吸気口35Aによる空気の吸気量よりも小さい。
図6は、本発明の例示的な第3実施形態に係るヒートモジュール100Bの上面図である。図7は、本発明の例示的な第3実施形態に係るヒートモジュール100Bの断面図である。第3実施形態の基本的な構成は、第1実施形態のヒートモジュール100と同じである。第3実施形態に関する説明は、第1実施形態と異なる箇所のみとする。
図6および図7に示すように、上板部31B、側壁部32Bおよび下板部33Bにより、インペラ4Bの側方に送風口34Bが構成される。送風口34Bは、上板部31Bのエッジ、側壁部32Bの開口の周方向の両端である一対のエッジ、および、下板部33Bのエッジのうち、中心軸J1Bに最も近いエッジを含み、中心軸J1Bに平行な平面である。側壁部32Bは、送風口34Bとインペラ4Bとの間に突出する舌部321Bを有する。平面視した際に、送風口34Bと平行且つ中心軸J1Bと交差する仮想線を仮想第1直線Uとする。送風口34Bと垂直で且つ中心軸J1Bと交差する仮想線を仮想第2直線Vとする。仮想第1直線Uと前記仮想第2直線Vとで区切られる4つの領域の内、舌部321Bが配置される領域を第1領域101B、第1領域101Bからインペラ4Bの回転方向に沿って第2領域102B、第3領域103Bおよび第4領域104Bとする。接続部7Bは、第2領域102Bまたは第3領域103Bに位置する。第3実施形態では、接続部7Bは熱伝達部材6Bが有している。
図7に示すように、第3実施形態では、上板部31Bはヒートシンク5Bの上方を覆う。ヒートシンク5Bの上面と上板部31Bの下面との間にはサーマルグリース等の可塑性材料である熱伝導性部材9Bにより熱的に接続される。熱源8Bからの熱が上板部31Bに伝わることで、熱を拡散することができ、冷却特性が向上する。なお、ヒートシンク5Bの上面が熱伝導性部材9Bを介して熱的に接続される部材が、上板部31Bではなく、PCやSSD等の筐体のカバーであってもよい。
熱伝達部材6Bは、ベース部62Bのみから構成される。熱伝達部材6Bは、ベース部62Bのみで構成される。つまり、ベース部62Bの下面は、熱源8Bと熱的に接触可能な熱源接触部61Bを有し、ベース部62Bの上面は、ヒートシンク配置部67Bとファン配置部68Bとを有する。
第3実施形態においては、ヒートシンク5Bはハウジング3Bと別部材により構成されている。なお、ヒートシンク5Bは、ハウジング3Bと一繋がりの部材により構成されている。より詳細には、ヒートシンク5Bは、上板部31Bと側壁部32Bと下板部33B内に配置され、下板部33Bと一繋がりの部材で構成される。ヒートシンク5Bは、アルミニウムにより構成され、ダイスカストにより形成される。
下板部33Bは、可塑性材料である熱伝導性部材9Bを介して熱伝達部材6Bと熱的に接続される。第3実施形態では、下板部33Bは、下側吸気口351Bを有する。下側吸気口351Bは、複数の翼41Bの外縁よりも径方向内方において、第2領域102Bまたは第3領域103Bに位置する。また、下側吸気口351Bは、下板部33Bにおいて、ファン配置部68Bと重ならない領域に位置する。なお、下側吸気口351Bは必ずしも、第2領域102Bまたは第3領域103Bのみに位置することに限定されない。例えば、第1領域101B、第2領域102Bまたは第3領域103Bに亘って位置してもよい。また、2つの下側吸気口351Bを有し、第2領域102Bと第3領域103Bにそれぞれ配置されていてもよい。
熱伝達部材6Bと下板部33Bとの間に熱伝導性部材9Bを直接接触させることによって、熱源8Bからの熱を効率よくファン1Bに伝達することが可能である。一方、下板部33Bに下側吸気口351Bを設けることで下側吸気口351Bからファン1B内部に向けて通過する空気流は熱伝導性部材9Bの周囲を通過するため、熱伝導性部材9Bは、ファン1Bに熱伝達されることで強制冷却されるだけでなく、ファン1Bに熱が伝達されるまでの間に、ファン1Bに吸気される空気によって更に強制冷却される。よって、ヒートモジュール100Bは、高い冷却特性を発揮することができる。
熱伝達部材6Bは、ヒートシンク5Bが配置される上面である第1上面601Bと、第1上面601Bよりも下側に位置する第2上面602Bとを有する。第2上面602Bは、第2領域102Bまたは第3領域103Bに位置する。第1上面601Bと第2上面602Bとは段差部66Bにより接続される。つまり、第1上面601Bは、中心軸J1Bとヒートシンク5Bとの間において、熱伝達部材6Bのヒートシンク配置部67Bの上面と、ファン配置部68Bの上面とを含み、ヒートシンク配置部67Bとファン配置部68Bとは同一平面上に位置する。なお、ヒートシンク5Bと下板部33Bとが一つながりの部材で構成される場合は、下板部33Bは、ヒートシンク5Bの下板を含む。この場合、第1上面601Bは、ヒートシンク5Bの下面が熱伝導性部材9Bを介して熱的に接続される熱伝達部材6Bの上面となる。熱伝導性部材9Bの熱伝達率が高く、放熱特性を高いことにより、段差部66Bが設けられた場合であっても、熱伝導性部材9Bが下板部33Bと熱伝達部材6Bとの間に介在することにより、熱伝達部材6Bからの熱が下板部33Bに伝わりやすくなる。
ファン1Bの送風口34Bから排出される空気は、ヒートシンク5Bに突入する。一方、段差部66Bが構成されることで、ファン1Bから排出された空気は、ファン1Bの下側吸気口351Bに循環しない。ファン1Bの送風口34Bと下側吸気口351Bとをループすると、放熱対象となる部位への空気の供給量が少なくなり、冷却特性の低減に繋がる。一方、段差部66Bを設けることで、効率的に放熱対象となるヒートシンク5Bに風を当てることができ、高い放熱特性を発揮することができる。
第1上面601Bは、下板部33Bを貫通してファン1Bの外部に引き出されたリード線212Bが熱伝導性部材9Bの上端面よりも下方において収容されるリード線収容部91Bを有している。
熱伝達部材6Bにリード線収容部91Bを設けることで、熱伝達部材6Bを下板部33Bに密着させることが可能となり、熱源8Bからファン1Bまでの熱抵抗を小さくすることができ、放熱特性を高くすることができる。リード線収容部91Bがなければ、リード線212Bを熱伝達部材6Bと下板部33Bとの間に挟み込んでしまうため、熱伝達部材6Bとファン1Bとを密着させにくくなる。
図8は、本発明の変形例に係るヒートモジュール100Cの断面図である。変形例の基本的な構成は、第1実施形態のヒートモジュール100と同じである。変形例に関する説明は、第1実施形態と異なる箇所のみとする。
変形例においては、熱伝達部材6Cは、段差部を有していない。つまり、熱伝達部材6Cの上面は面一となる。換言すると、ヒートシンク配置部67Cとファン配置部68Cの軸方向高さは同じである。
変形例では、モータ2Cは上板部31Cに固定される。つまり、第1実施形態のモータ2と上下を反転させた状態で固定する。この場合においても、下側吸気口351Cの開口面積は、上側吸気口35Cの開口面積よりも小さい。
本発明に係る遠心ファンは、ノート型PCやデスクトップ型PCの筐体内部における機器の冷却、その他の機器の冷却、様々な対象物に対する空気の供給等に利用可能である。さらに、他の用途として利用することができる。
J1 中心軸
100 ヒートモジュール
1 ファン
2 モータ
21 静止部
210 ステータ
211 回路基板
212 リード線
22 回転部
221 シャフト
223 ロータマグネット
224 カップ
23 スリーブ
24 軸受保持部
3 ハウジング
31 上板部
32 側壁部
33 下板部
34 送風口
35 上側吸気口
351 下側吸気口
4 インペラ
41 複数の翼
5 ヒートシンク
50 ヒートシンクベース部
51 複数のフィン
52 第1フィン群
53 第2フィン群
54 リード線収容部
6 熱伝達部材
61 熱源接触部
62 ベース部
63 ヒートパイプ
64 座面部
65 切り起こし部
651 曲げ部
66 段差部
67 ヒートシンク配置部
68 ファン配置部
69C ファン接触部
7 接続部

Claims (22)

  1. ヒートモジュールであって、
    上下方向に延びる中心軸周りに周方向に配置される複数の翼を有するインペラと、
    前記インペラを回転させるモータと、
    前記インペラの軸方向上方に位置する上側吸気口を有する上板部と、前記上板部の下面に固定され径方向外方に向けて貫通する送風口を有する側壁部と、前記側壁部の下方に固定される下板部と、を有し、前記インペラおよび前記モータを収納するハウジングと、
    を有するファンと、
    前記送風口の径方向外方に位置し、複数のフィンを有するヒートシンクと、
    下面が熱源と熱的に接触可能であり、上面が前記ヒートシンクと熱的に連結し、平面視において前記ファンの少なくとも一部と重なる熱伝達部材と、
    前記熱伝達部材の上面と前記下板部の下面との間において軸方向間隙を隔て、前記熱伝達部材と前記ハウジングとの間に配置される複数の接続部と、
    を有し、
    前記熱伝達部材は、前記複数のフィンの前記送風口側の端部よりも前記ファン側に位置する熱源接触部を有する、ヒートモジュール。
  2. 前記複数の接続部は、前記熱伝達部材から軸方向上方に向けて突出した複数の座面部を有し、
    前記ファンは、前記複数の座面部上に配置される、請求項1に記載のヒートモジュール。
  3. 前記複数の接続部は、前記側壁部もしくは前記下板部から軸方向下方に向けて突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記熱伝達部材の上面に接触する、請求項1または2に記載のヒートモジュール。
  4. 前記熱伝達部材は、平面視において前記ヒートシンクと重なるヒートシンク配置部と、前記ファンと重なるファン配置部と、を有しており、
    平面視において、前記ファンの前記送風口に沿う方向の幅は、前記ヒートシンク配置部の方が、前記ファン配置部よりも大きい、請求項1から3のいずれかに記載のヒートモジュール。
  5. 前記複数のフィンは、前記送風口と直交する方向に整列し、前記送風口と対向する複数の第1フィン群と、前記送風口と対向しない複数の第2フィン群とを有しており、
    平面視における前記送風口と直交する方向の前記複数のフィンの長さは、前記複数の第1フィン群の方が、前記複数の第2フィン群よりも長い、請求項4に記載のヒートモジュール。
  6. 前記下板部は、平面視において前記複数の翼の外縁よりも径方向内側において、軸方向に貫通する下側吸気口を有する、請求項1から5のいずれかに記載のヒートモジュール。
  7. 前記熱伝達部材は、
    下面に前記熱源接触部が位置するベース部と、
    少なくとも一部は前記ベース部よりも軸方向上側に位置し、前記熱源接触部と熱的に接触し、前記ヒートシンクへ延びるヒートパイプと、
    から構成される、請求項1から6のいずれかに記載のヒートモジュール。
  8. 前記複数の接続部は、前記側壁部から軸方向下方に向けて前記下板部よりも下方に突出した突出部であり、
    前記熱伝達部材は、下面に前記熱源接触部が位置するベース部と、前記ベース部よりも軸方向上側に位置するヒートパイプとから構成され、
    前記ベース部は、軸方向上方に向けて曲げられた曲げ部と、前記曲げ部の上端から軸方向に直角方向に延びる座面部と、有する切り起こし部を有しており、
    前記切り起こし部は、前記複数の接続部の下面と連結する、請求項1から6のいずれかに記載のヒートモジュール。
  9. 前記熱伝達部材は、平面視において、
    前記ヒートシンクと重なるヒートシンク配置部と、
    前記ファンと重なるファン配置部と、
    を有しており、
    前記ヒートパイプは、前記ファン配置部から前記送風口と直交する方向に沿って2本並んで延びており、前記ヒートシンク配置部において、前記送風口に沿う方向に沿ってそれぞれの前記ヒートパイプのヒートシンク側の先端部が離れる方向に延びる、請求項7または8に記載のヒートモジュール。
  10. 前記下板部は、平面視において前記複数の翼の外縁よりも径方向内側において、軸方向に貫通する下側吸気口を有し、
    前記下側吸気口の直径は、2本の前記ヒートパイプの合計幅よりも大きく、平面視において、前記下側吸気口に2本の前記ヒートパイプの幅方向の両端が収まる、請求項9に記載のヒートモジュール。
  11. 前記下側吸気口の開口面積は、前記上側吸気口の開口面積よりも小さい、請求項10に記載のヒートモジュール。
  12. 前記熱伝達部材の上端面と前記ハウジングの下面との間の軸方向間隙は、前記熱伝達部材の最大厚みよりも薄い請求項1から11のいずれかに記載のヒートモジュール。
  13. 前記熱伝達部材は、前記ファンの中心軸と前記ヒートシンクの間において、前記ヒートシンク側が上方に位置する段差部を有する、請求項1から12のいずれかに記載のヒートモジュール。
  14. 前記下板部は、熱伝導性部材を介して前記熱伝達部材と熱的に接続される、請求項1から13のいずれかに記載のヒートモジュール。
  15. 前記熱伝達部材が金属板である、請求項14に記載のヒートモジュール。
  16. 前記モータは、前記下板部に固定される静止部と、前記静止部に対して回転可能に支持された回転部と、を有し、
    前記静止部は、電機子と、前記電機子に電気的に接続される回路基板と、前記回路基板に電力を供給するリード線と、有し、
    前記熱伝導性部材は、前記下板部を貫通して前記ファンの外部に引き出された前記リード線が、前記熱伝導性部材の上端面よりも下方において収容されるリード線収容部を有する、請求項15に記載のヒートモジュール。
  17. 前記熱伝導性部材が可塑性材料である、請求項14から16のいずれかに記載のヒートモジュール。
  18. 前記送風口は、前記上板部のエッジ、前記側壁部の開口の周方向の両端である一対のエッジ、および、前記下板部のエッジのうち、中心軸に最も近いエッジを含み、中心軸に平行な平面であり、
    前記側壁部は、前記送風口と前記インペラとの間に突出する舌部を有し、
    平面視した際に、前記送風口と平行且つ中心軸と交差する仮想第1直線とし、前記送風口と垂直且つ前記中心軸と交差する仮想第2直線とし、
    前記仮想第1直線と前記仮想第2直線とで区切られる4つの領域の内、前記舌部が配置される領域を第1領域、前記第1領域から前記インペラの回転方向に沿って第2領域、第3領域および第4領域とし、
    前記接続部は、前記第2領域または前記第3領域に位置する、請求項1から17のいずれかに記載のヒートモジュール。
  19. 前記下板部は、平面視において前記複数の翼の外縁よりも径方向内側において、軸方向に貫通する下側吸気口を有し、
    前記熱伝達部材は、前記ヒートシンクが配置される上面である第1上面と、前記第1上面よりも下側に位置し、前記第2領域または前記第3領域に位置する第2上面とを有し、
    前記第1上面と前記第2上面とは段差部により接続され、
    前記下板部は、前記複数の翼の外縁よりも径方向内方において、前記第2領域または前記第3領域に前記下側吸気口を有する、請求項18に記載のヒートモジュール。
  20. 前記モータは、前記下板部に固定される静止部と、前記静止部に対して回転可能に支持された回転部と、を有し、
    前記下板部は、熱伝導性部材を介して前記熱伝達部材と熱的に接続され、
    前記静止部は、電機子と、前記電機子に電気的に接続される回路基板と、前記回路基板に電力を供給するリード線と、有し、
    前記第1上面の前記第1領域または前記第4領域に位置する領域は、前記下板部を貫通して前記ファンの外部に引き出された前記リード線が前記熱伝導性部材の上端面よりも下方において収容されるリード線収容部を有する、請求項19に記載のヒートモジュール。
  21. 前記ヒートシンクは、前記複数のフィンと、前記複数のフィンを支持するヒートシンクベース部と、を有し、
    前記複数の翼の下端は、前記ヒートシンクベース部の上面よりも軸方向上側に位置する、請求項20に記載のヒートモジュール。
  22. 前記下板部の上面は、前記ヒートシンクベース部の上面よりも軸方向上側に位置する、請求項21に記載のヒートモジュール。
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