JP2016033840A - サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ - Google Patents

サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ Download PDF

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Abstract

【課題】ロードビームに対するヘッドスライダの位置合わせ精度を向上させることができるサスペンション用基板を提供する。
【解決手段】本発明によるサスペンション用基板1は、実装されるヘッドスライダ112を位置合わせするためのアライメント孔107を有するロードビーム103上に取り付けられる。このサスペンション用基板1は、ヘッドスライダ112が実装されるジンバル領域4を備えている。ジンバル領域4の先端部4aに、ロードビーム103のアライメント孔107の少なくとも一部を露出させるアライメント孔露出部50が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブに係り、とりわけ、ロードビームに対するヘッドスライダの位置合わせ精度を向上させることができるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブに関する。
一般に、ハードディスクドライブ(HDD)は、データが記憶されるディスクに対してデータの書き込みおよび読み取りを行う磁気ヘッドスライダ(以下、単にヘッドスライダと記す)が実装されるジンバル領域を有するサスペンション用基板を備えている。このサスペンション用基板は、金属支持層と、金属支持層に絶縁層を介して積層された複数の配線を有する配線層と、を有しており、各配線で電気信号を伝送することにより、ディスクに対してデータの書き込みまたは読み取りを行うようになっている。
ディスクに対してデータの書き込みまたは読み取りを行っている間、ヘッドスライダは、ディスクの回転により生じた気流の影響を受けて、ディスクに対して微小な間隔(フライングハイト)を保って浮上する。そして、サスペンション用基板のジンバル領域が、サスペンション用基板にディスクの側とは反対側から取り付けられたロードビームの凸状のディンプル部によって支持され、このディンプル部を支点にして、ヘッドスライダはジンバル領域とともに揺動してジンバル運動を行う。このことにより、ロードビームのディンプル部に対するヘッドスライダの実装位置の精度を高めることが要求される。
このようなことに対処するために、例えば、特許文献1に示すようなサスペンション用基板が知られている。ここでは、サスペンション用基板にロードビームの位置決め基準となる2つの基準孔が設けられ、これらの基準孔が、配線層をパターニングして形成されている。一方、ヘッドスライダに接続されるヘッド端子も、同様にして配線層をパターニングして形成されている。このことにより、ヘッド端子に接続されるヘッドスライダの位置合わせ精度の向上を図っている。
特開2010−40116号公報
しかしながら、特許文献1にも示されているように、このような2つの基準孔は、ジンバル運動が阻害されないように、ヘッドスライダが実装されるジンバル領域から離れた位置に形成されることが一般的である。このため、基準孔は、ヘッドスライダを支持するロードビームのディンプル部から離れて形成され、ディンプル部に対するヘッドスライダの位置合わせ精度の向上には限界がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ロードビームに対するヘッドスライダの位置合わせ精度を向上させることができるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブを提供することを目的とする。
本発明は、実装されるヘッドスライダを位置合わせするためのアライメント孔を有するロードビーム上に取り付けられるサスペンション用基板であって、前記ヘッドスライダが実装されるジンバル領域を備え、前記ジンバル領域の先端部に、前記ロードビームの前記アライメント孔の少なくとも一部を露出させるアライメント孔露出部が設けられていることを特徴とするサスペンション用基板を提供する。
なお、上述したサスペンション用基板において、前記アライメント孔露出部は、前記ジンバル領域の先端部を切り欠くように形成された切欠部である、ようにしてもよい。
また、上述したサスペンション用基板において、前記アライメント孔露出部は、前記ジンバル領域の中心を通る長手方向軸線上に配置されている、ようにしてもよい。
また、上述したサスペンション用基板において、前記アライメント孔露出部は、前記長手方向軸線に対して線対称に形成されている、ようにしてもよい。
また、上述したサスペンション用基板において、前記アライメント孔露出部は、前記アライメント孔を画定する縁の少なくとも一部を露出する、ようにしてもよい。
また、上述したサスペンション用基板において、前記ジンバル領域は、前記ヘッドスライダに接続される配線を有し、前記配線は、前記アライメント孔露出部を避けるように形成されている、ようにしてもよい。
本発明は、上述したサスペンション用基板と、前記サスペンション用基板に取り付けられた前記ロードビームと、を備えたことを特徴とするサスペンションを提供する。
本発明は、上述したサスペンションと、前記サスペンションに実装された前記ヘッドスライダと、を備えたことを特徴とするヘッド付サスペンションを提供する。
本発明は、上述したヘッド付サスペンションを備えたことを特徴とするハードディスクドライブを提供する。
本発明によれば、ロードビームに対するヘッドスライダの位置合わせ精度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるヘッド付サスペンションの一例を示す平面図である。 図2は、図1のサスペンション用基板のジンバル領域を示す部分拡大平面図である。 図3は、図1のジンバル領域を模式的に示す部分断面図である。 図4は、図1のヘッド付サスペンションを備えるハードディスクドライブの一例を示す斜視図である。
図1乃至図4を用いて、本発明の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブについて説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1に示すように、ヘッド付サスペンション111は、サスペンション101と、サスペンション用基板1のヘッド領域2(より詳細には、ジンバル領域4)に実装されたヘッドスライダ112と、を備えている。このうちヘッドスライダ112は、後述するディスク123(図4参照)に対してデータの書き込みおよび読み取りを行うためのものであり、後述するサスペンション用基板1のジンバル領域4に接着剤114(好適には、UV硬化性接着剤、図3参照)を用いて接合されている。ヘッドスライダ112のスライダ端子112aは、半田113によって後述するヘッド端子32に電気的に接続されている。
サスペンション101は、ベースプレート102と、ベースプレート102上に取り付けられたロードビーム103と、ロードビーム103に取り付けられたサスペンション用基板1と、を備えている。このうちベースプレート102およびロードビーム103は、いずれも、好適にはステンレスにより形成され、互いに溶接されて固定されている。ロードビーム103は、ヘッドスライダ112の側とは反対側からサスペンション用基板1に取り付けられている。
ロードビーム103は、サスペンション用基板1の金属支持層10(後述)に、溶接により取り付けられるようになっている。なお、ロードビーム103は、治具孔104が設けられており、サスペンション用基板1には、当該ロードビーム103の治具孔104とアライメント(位置合わせ)を行うための治具孔5が設けられている。このことにより、サスペンション用基板1にロードビーム103を取り付ける際に、サスペンション用基板1とロードビーム103との位置合わせを行うことができるようになっている。ロードビーム103の治具孔104およびサスペンション用基板1の治具孔5は、図1に示す長手方向軸線X上に配置されている。ここでは、ヘッドスライダ112よりもテール領域3の側に2つの治具孔5が設けられている例を示しているが、このことに限られることはなく、一方の治具孔5は、ジンバル領域4よりも先端側(テール領域3の側とは反対側)に設けられていてもよい。
また、ロードビーム103は、図2および図3に示すように、サスペンション用基板1のジンバル領域4(後述するタング部12)の側に突出したディンプル部105を有している。このディンプル部105は、当該タング部12を揺動自在に支持するようになっている。また、ディンプル部105は、サスペンション101の長手方向軸線X上であって、ヘッドスライダ112の重心に対応する位置に配置されていることが好ましい。このことにより、ヘッドスライダ112を長手方向軸線Xに対して対称(左右均等)に揺動させることが可能となる。また、ディンプル部105は、曲面状に形成されていることが好ましく、例えば、プレスによって、半球状に形成されていることが好適である。この場合、図3に示すように、ロードビーム103のタング部12の側とは反対側の面には、ディンプル部105に対応するようにディンプル凹部106が形成される。また、ディンプル部105は、エッチングによって形成することもでき、この場合には、上述したようなディンプル凹部106を形成させることなく、ロードビーム103のタング部12の側とは反対側の面を、平坦状に形成することもできる。
ロードビーム103は、ヘッドスライダ112を位置合わせするためのアライメント孔107を更に有している。このアライメント孔107は、図1に示すように、サスペンション用基板1のジンバル領域4の先端部4aに対応する位置に設けられ、長手方向軸線X上に配置されている。本実施の形態では、アライメント孔107が円形状に形成されている例を示している。
次に、サスペンション用基板1について説明する。
図1に示すように、サスペンション用基板1は、ヘッドスライダ112が実装されるヘッド領域2と、FPC(フレキシブルプリント基板、外部接続基板)131が接続されるテール領域3と、を有している。このうちヘッド領域2は、ヘッドスライダ112と共にジンバル運動を行うジンバル領域4を含み、ジンバル領域4には、ヘッドスライダ112に接続される複数のヘッド端子32が設けられている。一方、テール領域3には、FPC基板131に接続される複数のテール端子33が設けられている。ヘッド端子32とテール端子33とは、後述する複数の配線31によってそれぞれ接続されている。なお、図1においては、図面を明瞭にするために、ヘッド端子32およびテール端子33は6つずつ設けられている例を示しているが、これに限られることはなく、例えば、配線31の個数に応じて設けられることが好適である。
図2および図3に示すように、サスペンション用基板1は、金属支持層10と、金属支持層10上に設けられた絶縁層20と、絶縁層20上に設けられた配線層30と、を備えている。すなわち、金属支持層10に、絶縁層20を介して配線層30が積層されている。絶縁層20と配線層30との間には、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銅(Cu)からなり、約300nm厚さを有するシード層(図示せず)を介在させてもよい。この場合、絶縁層20と配線層30との密着性を向上させることができる。
金属支持層10は、テール領域3から延びる金属支持層本体部11と、ジンバル領域4に設けられた、ヘッドスライダ112が実装されるタング部12と、タング部12(言い換えるとジンバル領域4)の両外側に設けられ、細長状に延びる一対のアウトリガー部13と、を有している。アウトリガー部13は、金属支持層本体部11とタング部12とを連結し、タング部12をジンバル運動可能に支持している。すなわち、アウトリガー部13は、ジンバル運動を行わない部材として構成されている。なお、一対のアウトリガー部13は、タング部12の先端側(図2における上側)において互いに連結されている。また、タング部12には、ヘッドスライダ112を接合するためのUV硬化性接着剤114の一部を露出させる光照射孔14が設けられており、この光照射孔14からUV硬化性接着剤114にUV光を照射可能に構成されている。
絶縁層20は、配線層30を支持する絶縁層本体部21と、絶縁層本体部21とは離間して形成され、タング部12上に設けられた絶縁スペーサ部22(マクラ)と、を有している。絶縁スペーサ部22は、タング部12に実装されるヘッドスライダ112を支持するとともに、ヘッドスライダ112をタング部12に接合するためのUV硬化性接着剤114の塗布領域を画定する機能を有している。図2においては、タング部12上に4つの絶縁スペーサ部22が設けられている例が示されているが、このことに限られることはない。
配線層30は、複数の配線31を有している。各配線31は、タング部12に実装されるヘッドスライダ112のスライダ端子112aと電気的に接続されるヘッド端子32と、FPC基板131に電気的に接続されるテール端子33とを接続している。これら配線31、ヘッド端子32およびテール端子33によって配線層30が構成されている。
配線31の例としては、一対の書込用配線、一対の読取用配線、電源用配線および接地用配線を挙げることができる。このうち一対の書込用配線は、互いに逆位相となる電気信号を伝送する差動配線として構成されており、一対の読取用配線も、互いに逆位相となる電気信号を伝送する差動配線となっている。ここで、書込用配線とは、後述するディスク123(図4参照)にデータを書き込んで記憶させるための電気信号を伝送するためのものであり、読取用配線とは、データが記憶されているディスク123から読み取られた電気信号を伝送するためのものである。また、電源用配線とは、ヘッドスライダ112に電源を供給するための配線であり、接地用配線は、ヘッドスライダ112の接地をとるための配線である。
絶縁層20上には、配線層30の配線31を覆う保護層40が設けられている。保護層40によって配線31が露出されることを防止し、配線31の腐食を防止している。なお、図1および図2においては、図面を明瞭にするために、保護層40は省略されている。
図1および図2に示されているように、ジンバル領域4の先端部4aに、ロードビーム103のアライメント孔107の少なくとも一部を露出させるアライメント孔露出部50が設けられている。本実施の形態においては、アライメント孔露出部50は、ジンバル領域4の先端部4aを切り欠くように円弧状に形成された切欠部51として構成されている。すなわち、このような切欠部51が設けられていない場合には、ジンバル領域4の直線状の先端縁4bで画定されるジンバル領域4に、アライメント孔107の一部分(図2における下側部分)が平面視で重なり、残りの部分(図2における上側部分)が当該先端縁4bより先端側に配置されるような位置関係になっている。しかしながら、上述したようなアライメント孔露出部50がジンバル領域4の先端部4aに設けられている場合には、ジンバル領域4に重なり得るアライメント孔107の部分(図2における下側部分)を露出させて、ヘッドスライダ112を実装する際に、アライメント孔107の当該部分を覗くことができる。すなわち、アライメント孔107の視認可能領域を増大させて、アライメント孔107の視認性を向上させることができる。ここで、平面視という用語は、例えば、図1、図2のように、サスペンション用基板1をその積層方向から見た場合という意味で用いている。
本実施の形態においては、アライメント孔露出部50は、ジンバル領域4の中心を通るサスペンション用基板1の長手方向軸線X上に配置されている。この場合、アライメント孔露出部50は、長手方向軸線Xに対して線対称に形成されていることが好適である。そして、図2に示すように、アライメント孔露出部50は、アライメント孔107を画定する縁107a(より詳細には、ジンバル領域4と重なり得る縁107aの部分、図2における下側部分)の少なくとも一部を露出していることが好ましい。本実施の形態では、ジンバル領域4に重なり得るアライメント孔107の縁107a(図2における下側部分)の全体が露出され、結果として、ジンバル領域4と重なり得る部分の縁107aの全体と重なり得ない部分の縁107aの全体が露出されている。なお、アライメント孔露出部50が、アライメント孔107の縁107aを露出させていない場合であっても、ジンバル領域4の先端縁4bより先端側に配置されるアライメント孔107aの部分の縁107aを用いてアライメントを行うことは可能である。
また、本実施の形態では、図3に示すように、アライメント孔露出部50は、ジンバル領域4における絶縁層本体部21に形成された絶縁層切欠部23と、保護層40に形成された保護層切欠部41と、を含んでいる。すなわち、ジンバル領域4の先端部4aには、絶縁層20と保護層40とが存在しており、これら絶縁層20および保護層40に、アライメント孔露出部50の切欠部51が形成されている。ここでは、絶縁層切欠部23と保護層切欠部41が、平面視で同一の形状を有している例を示しているが、アライメント孔107を露出させることができれば、このことに限られることはない。
ところで、図2に示すように、ジンバル領域4には、上述した配線層30の配線31が形成されており、これらの配線31の一部は、アライメント孔露出部50を避けるように、すなわちアライメント孔露出部50に干渉しないように形成されている。より具体的には、長手方向軸線Xの側に設けられたヘッド端子32から延びる配線31の一部は、切欠部51に沿うように傾斜して形成されている。このようにして、配線31がアライメント孔露出部50に干渉することを防止し、ジンバル領域4の先端部4aの限られたスペースに、複数の配線31をスペース効率良く配置させている。
次に、各構成部材について詳細に述べる。
金属支持層10の材料としては、所望の導電性、弾力性、および強度を有するものであれば特に限定されることはないが、例えば、ステンレス、アルミニウム、ベリリウム銅、またはその他の銅合金を用いることができ、このうちステンレスを用いることが好適である。なお、金属支持層10の厚さは、一例として、10μm〜30μm、とりわけ15μm〜25μmとすることができる。
絶縁層20の材料としては、所望の絶縁性を有する材料であれば特に限定されることはないが、例えば、ポリイミド(PI)を用いることが好適である。なお、絶縁層20の材料は、感光性材料であっても非感光性材料であっても用いることができる。また、絶縁層20の厚さは、5μm〜10μmであることが好ましい。このことにより、金属支持層10と配線層30との絶縁性能を確保するとともに、サスペンション用基板1全体としての剛性が喪失されることを防止することができる。
配線層30の各配線31は、電気信号を伝送するための導体として構成されており、各配線31の材料としては、所望の導電性を有する材料であれば特に限定されることはないが、銅(Cu)を用いることが好適である。銅以外にも、純銅に準ずる電気特性を有する材料であれば用いることもできる。ここで、各配線31の厚さは、例えば5μm〜18μmであることが好ましい。このことにより、各配線31の伝送特性を確保するとともに、サスペンション用基板1全体としての柔軟性が喪失されることを防止することができる。なお、ヘッド端子32およびテール端子33は、各配線31と同一の材料、同一の厚みとなっており、配線層30を構成している。
保護層40の材料としては、絶縁層20と同様に、樹脂材料、例えば、ポリイミドを用いることが好適である。なお、保護層40の材料は、感光性材料であっても非感光性材料であっても用いることができる。保護層40の厚さ(配線層30上の厚さ)は、3μm〜10μmであることが好ましい。
次に、図4により、本実施の形態におけるハードディスクドライブ121について説明する。図4に示すハードディスクドライブ121は、ケース122と、このケース122に回転自在に取り付けられ、データが記憶されるディスク123と、このディスク123を回転させるスピンドルモータ124と、ディスク123に所望のフライングハイトを保って近接するように設けられ、ディスク123に対してデータの書き込みおよび読み取りを行うヘッドスライダ112を含むヘッド付サスペンション111と、を備えている。このうちヘッド付サスペンション111は、ケース122に対して移動自在に取り付けられており、ケース122にはヘッド付サスペンション111のヘッドスライダ112をディスク123上に沿って移動させるボイスコイルモータ125が取り付けられている。また、ヘッド付サスペンション111は、ボイスコイルモータ125にアーム126を介して取り付けられている。また、ヘッド付サスペンション111は、ボイスコイルモータ125にアーム126を介して取り付けられると共に、ハードディスクドライブ121を制御する制御部(図示せず)に接続されたFPC基板131(図1参照)に接続されている。このようにして、電気信号が、サスペンション用基板1とFPC基板131を介して、制御部とヘッドスライダ112との間で伝送されるようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。ここではまず、サスペンション用基板1の製造方法について、サブトラクティブ法により製造する場合について説明するが、アディティブ法によって製造することもできる。
まず、金属支持層10と絶縁層20と配線層30とが積層された積層体を準備する。続いて、配線層30が所望の形状にエッチングされて、配線31、ヘッド端子32およびテール端子33が形成される。次に、絶縁層20上に、各配線31を覆う保護層40が所望の形状で形成される。この際、ジンバル領域4の先端部4aにおいて、保護層40にアライメント孔露出部50を構成する保護層切欠部41が形成される。続いて、絶縁層20が所望の形状にエッチングされる。この際、ジンバル領域4の先端部4aにおいて、絶縁層20の絶縁層本体部21にアライメント孔露出部50を構成する絶縁層切欠部23が形成される。その後、金属支持層10が所望の形状にエッチングされて外形加工され、金属支持層本体部11、タング部12およびアウトリガー部13等が形成される。このようにして、本実施の形態におけるサスペンション用基板1が得られる。
次に、上述のようにして得られたサスペンション用基板1を用いたサスペンション101の製造方法について説明する。
まず、ベースプレート102にロードビーム103が溶接により固定され、続いて、ロードビーム103に設けられた治具孔104と、サスペンション用基板1に設けられた治具孔5とにより、ロードビーム103とサスペンション用基板1との位置合わせが行われる。この際、ロードビーム103のアライメント孔107は、サスペンション用基板1のアライメント孔露出部50から露出されると共に、ディンプル部105がサスペンション用基板1のタング部12に当接する。その後、サスペンション用基板1の金属支持層10に溶接が施されて、ロードビーム103とサスペンション用基板1が互いに接合されて固定される。
次に、上述のようにして得られたサスペンション101にヘッドスライダ112が実装されて、本実施の形態によるヘッド付サスペンション111が得られる。
この場合、まず、サスペンション用基板1のタング部12上における絶縁スペーサ部22により画定される領域に、非導電性のUV硬化性接着剤114が塗布される。当該領域の一部には、ヘッドスライダ112の筐体の接地をとるための導電性接着剤も塗布される。
続いて、絶縁スペーサ部22上に、ヘッドスライダ112が載置される。この際、サスペンション用基板1の2つの治具孔5から長手方向軸線Xが決められて、この決められた長手方向軸線Xにヘッドスライダ112の中心軸線が合わせられ、ロードビーム103のアライメント孔107を基準にして、長手方向軸線Xの延びる方向におけるヘッドスライダ112の位置が決められる。このようにして、ヘッドスライダ112が、サスペンション用基板1およびロードビーム103に対して位置合わせされる。
次に、タング部12に設けられた光照射孔14からUV光が照射され、UV硬化性接着剤114を硬化する。
その後、ヘッド端子32に、溶融された半田113が供給され、ヘッドスライダ112のスライダ端子112aとヘッド端子32とが、半田113によって電気的に接続される。
このようにして、ヘッドスライダ112がサスペンション用基板1のジンバル領域4に実装され、本実施の形態によるヘッド付サスペンション111が得られる。
上述のようにして得られたヘッド付サスペンション111がハードディスクドライブ121のアーム126に取り付けられると共に、サスペンション用基板1のテール領域3に、FPC基板131が接続されて、図4に示すハードディスクドライブ121が得られる。
図4に示すハードディスクドライブ121においてデータの書き込みおよび読み取りを行う際、ボイスコイルモータ125によりヘッド付サスペンション111のヘッドスライダ112がディスク123上に沿って移動し、スピンドルモータ124により回転しているディスク123に所望のフライングハイトを保って近接しながら浮上する。この間、ディスク123の回転により生じた気流の影響を受けて、タング部12に取り付けられたヘッドスライダ112は、ロードビーム103のディンプル部105によって支持されながら揺動する。このことにより、ヘッドスライダ112は、ディスク123に対する所望のフライングハイトを維持することができる。このようにしてヘッドスライダ112が、ディスク123上でジンバル運動を行いながら、ヘッドスライダ112とディスク123との間で、データの受け渡しが行われる。この間、サスペンション用基板1のヘッド端子32とテール端子33とを接続する配線31に電気信号が伝送される。
このように本実施の形態によれば、ジンバル領域4の先端部4aに設けられたアライメント孔露出部50が、ロードビーム103のアライメント孔107の少なくとも一部を露出させている。このことにより、サスペンション用基板1のジンバル領域4にヘッドスライダ112を実装する際に、アライメント孔露出部50からアライメント孔107を覗くことができ、アライメント孔107の視認性を向上させ、当該アライメント孔107を基準にしてヘッドスライダ112を容易に位置合わせすることができる。一方、アライメント孔107は、ジンバル運動を行うヘッドスライダ112を支持するディンプル部105とともにロードビーム103に形成されている。このため、ロードビームのディンプル部105に対するヘッドスライダ112の位置合わせ精度を向上させることができる。この結果、ハードディスクドライブ121のディスク123に対するヘッドスライダ112の位置精度を向上させてデータの読み取りおよび書き込み精度を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、アライメント孔露出部50がジンバル領域4の先端部4aに設けられていることにより、ロードビーム103のアライメント孔107を、ヘッドスライダ112に接続されるヘッド端子32に近づけて配置することができる。このため、ヘッドスライダ112の位置精度を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、アライメント孔露出部50は、ジンバル領域4の先端部4aを切り欠くように形成された切欠部51になっている。このことにより、ジンバル領域4の先端部4aの長手方向寸法(長手方向軸線Xが延びる方向の寸法)が増大することを防止し、アライメント孔露出部50を設けるためにジンバル領域4の設計が変更されることを回避できる。このため、ジンバル領域4の拡大によってジンバル運動が阻害されることを防止できる。また、アライメント孔露出部50が切欠部51により構成される場合、アライメント孔露出部50の形状を、ロードビーム103のアライメント孔107の形状と異ならせることができる。このことにより、アライメント孔107を、アライメント孔露出部50とは異なるものとして容易に識別することができ、アライメント孔露出部50とアライメント孔107とを見間違えることを防止できる。
また、本実施の形態によれば、アライメント孔露出部50は、長手方向軸線X上に配置されている。このことにより、アライメント孔露出部50が、長手方向軸線Xの両側で偏って形成されて質量バランスが崩れることを防止でき、ジンバル運動が阻害されることを防止できる。とりわけ、アライメント孔露出部50が長手方向軸線Xに対して線対称に形成されている場合には、ジンバル領域4の質量バランスが崩れることをより一層防止できる。
また、本実施の形態によれば、アライメント孔露出部50は、アライメント孔107を画定する縁107aの少なくとも一部を露出している。このことにより、アライメント孔露出部50を介してロードビーム103のアライメント孔107を容易に視認することができ、アライメント孔107を基準にしたヘッドスライダ112の位置合わせを容易に行うことが可能となる。また、この場合、アライメント孔107の縁107aのうちアライメント孔露出部50によって露出された部分(切欠部51が設けられていないとジンバル領域4に重なり得る部分)をアライメントに用いることもできる。
さらに、本実施の形態によれば、ジンバル領域4内の配線31が、アライメント孔露出部50を避けるように形成されている。このことにより、ジンバル領域4の先端部4aの長手方向寸法が増大することを防止し、アライメント孔露出部50を設けるためにジンバル領域4の設計が変更されることを回避できる。このため、ジンバル領域4の拡大によってジンバル運動が阻害されることを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した本実施の形態においては、直線状の先端縁4bで画定されるジンバル領域4に、アライメント孔107の一部分が平面視で重なり、残りの部分が、ジンバル領域4より先端側に配置されるような位置関係になっている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、ジンバル領域4にアライメント孔107の全体が平面視で重なるような位置関係になっている場合においても、アライメント孔露出部50の切欠部51がアライメント孔107の縁107aの少なくとも一部を露出させることにより、アライメントが可能になる。
また、上述した本実施の形態においては、アライメント孔露出部50が、ジンバル領域4の先端部4aを切り欠くように形成された切欠部51である例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、アライメント孔露出部50は、ヘッドスライダ112とサスペンション用基板1のジンバル領域4のジンバル運動が阻害されることを回避可能であれば、孔または開口部として形成されていてもよい。
1 サスペンション用基板
4 ジンバル領域
4a 先端部
31 配線
50 アライメント孔露出部
51 切欠部
101 サスペンション
103 ロードビーム
107 アライメント孔
107a 縁
111 ヘッド付サスペンション
112 ヘッドスライダ
121 ハードディスクドライブ

Claims (9)

  1. 実装されるヘッドスライダを位置合わせするためのアライメント孔を有するロードビーム上に取り付けられるサスペンション用基板であって、
    前記ヘッドスライダが実装されるジンバル領域を備え、
    前記ジンバル領域の先端部に、前記ロードビームの前記アライメント孔の少なくとも一部を露出させるアライメント孔露出部が設けられていることを特徴とするサスペンション用基板。
  2. 前記アライメント孔露出部は、前記ジンバル領域の先端部を切り欠くように形成された切欠部であることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用基板。
  3. 前記アライメント孔露出部は、前記ジンバル領域の中心を通る長手方向軸線上に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション用基板。
  4. 前記アライメント孔露出部は、前記長手方向軸線に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のサスペンション用基板。
  5. 前記アライメント孔露出部は、前記アライメント孔を画定する縁の少なくとも一部を露出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサスペンション用基板。
  6. 前記ジンバル領域は、前記ヘッドスライダに接続される配線を有し、
    前記配線は、前記アライメント孔露出部を避けるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサスペンション用基板。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の前記サスペンション用基板と、
    前記サスペンション用基板に取り付けられた前記ロードビームと、を備えたことを特徴とするサスペンション。
  8. 請求項7に記載の前記サスペンションと、
    前記サスペンションに実装された前記ヘッドスライダと、を備えたことを特徴とするヘッド付サスペンション。
  9. 請求項8に記載の前記ヘッド付サスペンションを備えたことを特徴とするハードディスクドライブ。
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