JP2016030724A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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浩 野尻
石田 耕一
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Abstract

【課題】光照射後の色素斑の再発を防止する皮膚外用剤を提供する。【解決手段】次の成分(A)および(B):(A)カミツレ抽出物、(B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上、を含み、光照射後の色素斑の再発防止に用いられる、皮膚外用剤。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。
美容施術による色素斑の除去方法として、メラニンに吸収があるQスイッチ付きルビーレーザー等のレーザーを用いる方法がある(特許文献1)。同文献には、シミの除去のためのレーザー施術後に使用する皮膚外用剤にコウジ酸を使用することが記載されている。
しかし、レーザーを用いる方法では、施術後に痂皮がとれるまで絆創膏などで覆い、上皮化を待つためのダウンタイムが必要である。また、炎症後色素沈着の後遺症が生じる頻度が比較的高い。こうしたことから、レーザー施術には、施術を受けた患者への負担の面で改善の余地があった。
そこで、特許文献2および非特許文献1には、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる光療法に関する技術が記載されている。光療法は、ダウンタイムがなく、施術後メイクができるため、患者への負担が少ないという点で優れた療法である。
一方、シミ、ソバカスに対する化粧料に関する技術として、特許文献3および4に記載のものがある。これらの文献には、カミツレ抽出物を含む化粧料が記載されている。
特開2013−241357号公報 特開2008−11994号公報 特開平11−79968号公報 特開2004−51611号公報
スキルアップ皮膚レーザー治療(川田暁編著)中外医学社(2011年発行)、第176〜190頁
ところが、IPLに代表される光療法には、以下の点で改善の余地があった。まず、充分な結果を得るためには、複数回の施術を約一ヶ月間隔でおこなう必要がある。またIPL照射後に発赤が生じ、これが原因で炎症後色素沈着が生じることもある。
この点、特許文献2には、施術後にハイドロキノン含有軟膏を使うことが記載されている。しかしハイドロキノンは高い美白効果があるが、刺激を伴うことがあり、また製剤中の保存安定性が高くないため、処方製剤を冷暗所に保管する必要があった。
また、IPL施術では、ダウンタイムがない一方、過剰なメラニンを含んだ表皮細胞が小さな痂皮を形成して、周りの角層とともに剥がれ落ちる。そのため、一過性ではあるが、角層の保湿機能、バリア機能が著しく低下する。そのため、保湿剤などを用いてもなお、充分な保湿効果を得る点で改善の余地があった。
こうしたことから、シミ、ソバカス等の色素斑の除去のために行うIPLなどの光施術後に使用する皮膚外用剤について、刺激感がなく、安全性に優れ、かつシミの再発防止に優れた皮膚外用剤が望まれていた。
そこで、本発明は、光照射後の色素斑の再発を防止する皮膚外用剤を提供する。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、カミツレ抽出物、および、セラミド類またはセラミド類似構造物質からなる群から選ばれる1種または2種以上を配合した製剤を使用することにより、刺激感がなく、安定性に優れ、かつシミの再発防止に優れている効果を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明によれば、
次の成分(A)および(B):
(A)カミツレ抽出物、
(B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上、
を含み、光照射後の色素斑の再発防止に用いられる、皮膚外用剤が提供される。
また、本発明によれば、
次の成分(A)および(B):
(A)カミツレ抽出物、
(B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上、
を皮膚外用剤に配合して、光照射後の色素斑の再発を防止する方法が提供される。
本発明によれば、光照射後の色素斑の再発を防止する皮膚外用剤を得ることができる。
本実施形態において、皮膚外用剤は、以下の成分(A)および(B)を含み、光照射後の色素斑の再発防止に用いられる組成物である。
(A)カミツレ抽出物、
(B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上
本実施形態において、光照射の具体例として、レーザー光照射、IPLが挙げられる。
また、色素斑の具体例として、日光性色素斑、雀卵斑、色むら、肝斑が挙げられる。
以下、各成分について具体例を挙げて説明する。なお、各成分はいずれも単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
(成分(A))
成分(A)は、カミツレ抽出物である。成分(A)は、具体的には油溶性カミツレ抽出物である。
本実施形態において用いられるカミツレ抽出物は、さらに具体的には、キク科植物であるカミツレ〔Matricaria chamomilla L.(Compositae)〕の花を、親油性有機溶剤で抽出することにより得られる。溶剤の具体例として、溶解度パラメーター(Solubility Parameter:SP値)が15〜21の油剤が挙げられる。SP値が15〜21の油剤として、たとえば、ミリスチン酸イソプロピル(SP値17.0)、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(SP値17.7)、流動パラフィン(SP値16.4)、スクワラン(SP値16.2)が挙げられ、これらの2種以上の混合溶剤を用いてもよい。また、ヒマシ油、パーシック油、大豆油、ヒマワリ油等も用いることができる。
本明細書において溶解度パラメーターとは、物質間の相溶性の尺度をいい、次式(i)を用いてHansenの3次元溶解度パラメーターを計算することにより求めたものである。また、式中、右辺の各項は、Van Krevelenのモル引力定数に基づく計算式(ii)〜(iv)により求めることができる。(SP値基礎応用と計算方法 山本秀樹 情報機構出版)
δ=(δd2 +δp2 +δh21/2 (i)
δ;溶解度パラメーター
δd;Londonの分散力(ファンデルワールス力)による項(分散項)
δp;分子の極性による項(極性項)
δh;水素結合による項(水素結合項)
δd=ΣFdi /ΣVi (ii)
δp=(ΣFpi 21/2 /ΣVi (iii)
δh=(ΣFhi /ΣVi )1/2 (iv)
Fdi 、Fpi 、Fhi ;モル引力定数、Vi ;モル体積
なお、δd、δp、δhは上述のように原子団のモル引力定数(Fdi ,Fpi ,Fhi )に基づいて上記式(ii)〜(iv)を用いて計算できるが、本明細書においては、モル引力定数に関しては、Van Krevelenらより定められた値を用い、モル体積(Vi )は、Fedorにより定められた原子団の体積値を用いた。
抽出方法としては、粉砕した乾燥カミツレ花に、カミツレ花に対して1〜100重量倍の油剤を加え、10〜90℃で1〜96時間攪拌抽出をおこなう方法が挙げられる。温度は、油剤の種類により適宜設定する。
一般に、抽出に用いる油剤によって、抽出物に含まれる成分の種類と量が異なる。SP値15〜21の油剤で抽出することで、シミの再発を防止する効果の高いカミツレ抽出物を得ることができる。なかでも、スクワランを用いた抽出物が、よりいっそう優れたシミの再発防止効果を与える点で好ましい。カミツレ抽出物の量は、抽出する油剤の量、あるいは濃縮により適宜設定することができる。
かかるカミツレ抽出物には、種々の成分が含まれる。具体的には、カマズレン、ウンベリフェロン、7−メトキシクマリン、マトリシン、マトリカリン、タラキサステロール、ウペオール、アピイン、下記式(1)で表されるスピロエーテル化合物等が含まれている。これら各種成分のうち、スピロエーテル化合物の含有量が、シミの再発を防止する効果に大きな影響を与えると考えられる。
Figure 2016030724
本実施形態において、皮膚外用剤中の成分(A)の含有量は、シミの再発を防止する効果をより確実に得る観点から、皮膚外用剤全体に対して、たとえば0.001質量%以上であり、好ましくは0.005質量%以上であり、より好ましくは0.08質量%以上である。また、製剤の安定性を容易に担保できるという観点から、成分(A)の含有量は、皮膚外用剤全体に対して、たとえば0.5質量%以下であり、好ましくは0.2質量%以下であり、より好ましくは0.1質量%以下である。
また、本実施形態において、皮膚外用剤中のスピロエーテル化合物量は、シミの再発を防止する効果をよりいっそう確実に得る観点から、皮膚外用剤全体に対してたとえば0.1ppm以上、好ましくは1ppm以上、さらに好ましくは10ppm以上であり、また、皮膚外用剤中での保存安定性の確保の観点から、500ppm以下であることが好ましい。
なお、本実施形態において、成分(A)として抽出物等を利用する場合、その含有量は乾燥重量である。
(成分(B))
成分(B)は、セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上である。
成分(B)としては、次の一般式(2)または(3)で表わされる化合物が好ましい。
(I)一般式(2)で表わされる天然由来のセラミドまたは同構造の合成物およびその誘導体(以下、「天然型セラミド」とも呼ぶ。)
Figure 2016030724
(上記一般式(2)中、R21はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数7〜19の直鎖、分岐鎖または環状の飽和または不飽和の炭化水素基を示し;Z1はメチレン基またはメチン基を示し;X15、X16、およびX17は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基またはアセトキシ基を示し;X18は水素原子を示すか、隣接する酸素原子と一緒になってオキソ基を形成し(但し、Z1がメチン基のとき、X15とX16のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X18がオキソ基を形成するとき、X17は存在しない。);R22はヒドロキシメチル基またはアセトキシメチル基を示し;R23は水素原子を示すか、炭素数1〜4のアルキル基を示し;R24はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数5〜30の直鎖、分岐鎖または環状の飽和または不飽和の炭化水素基であるか、または該アルキル基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;破線部は不飽和結合であってもよいことを示す。)
好ましくは、R21が炭素数7〜19、更に好ましくは炭素数13〜15の直鎖アルキル基;R24がヒドロキシル基が置換しても良い炭素数9〜27の直鎖アルキル基又はリノール酸がエステル結合した炭素数9〜27の直鎖アルキル基である化合物が挙げられる。また、X18は水素原子を示すか、酸素原子とともにオキソ基を形成するのが好ましい。特に、R24としては、トリコシル、1−ヒドロキシペンタデシル、1−ヒドロキシトリコシル、ヘプタデシル、1−ヒドロキシウンデシル、ω位にリノール酸がエステル結合したノナコシル基が好ましい。
天然型セラミドの具体的な例示として、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシンまたはスフィンガジエニンがアミド化されたセラミドType1〜7(たとえば、J. Lipid Res., 24:759 (1983)の図2、およびJ. Lipid. Res.,35:2069 (1994)の図4記載のブタおよびヒトのセラミド)が挙げられる。
さらにこれらのN−アルキル体(たとえばN−メチル体)も含まれる。
これらのセラミドは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いても、非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、さらに天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでもよく、また、これらの混合物によるものでもよい。特にCERAMIDE1、CERAMIDE2、CERAMIDE3、CERAMIDE5、CERAMIDE6IIの化合物(以上、INCI、8th Edition)および次式で表わされるものが好ましい。
Figure 2016030724
これらは天然からの抽出物および合成物のいずれでもよく、市販のものを用いることができる。このような天然型セラミドの市販のものとしては、Ceramide I、Ceramide III、Ceramide IIIA、Ceramide IIIB、Ceramide IIIC、Ceramide VI(以上、コスモファーム社製)、Ceramide TIC-001(高砂香料社製)、CERAMIDE II(Quest International社製)、DS-Ceramide VI、DS-CLA-Phytoceramide、C6-Phytoceramide、DS-ceramide Y3S(DOOSAN社製)、CERAMIDE2(セダーマ社製)が挙げられる。また、次式で表わされるものが好ましい。
Figure 2016030724
(II)一般式(3)で表わされるセラミド類似構造物質(以下、擬似型セラミドともいう)
Figure 2016030724
(上記一般式(3)中、R25は、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基または水素原子を示し;X19は水素原子、アセチル基またはグリセリル基を示し;R26はヒドロキシル基またはアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖または環状の飽和または不飽和の炭化水素基であるか、または該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R27は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基またはアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す。)
26としては、特にノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12−ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。
25が水素原子の場合、R27はヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基またはアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数10〜30の、好ましくは総炭素数12〜20のアルキル基であり;R25がヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖または環状の飽和または不飽和の炭化水素基である場合、R27は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基またはアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜8のアルキル基を示すことが好ましい。R27のヒドロキシアルコキシ基またはアルコキシ基としては炭素数1〜7のものが好ましい。
25が水素原子の場合の化合物として、以下の式に示すものが挙げられる。
Figure 2016030724
一般式(3)としては、R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のもの;R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がノニル基、R27がヒドロキシエチル基のものの擬似型セラミドが好ましく、一般式(3)のR25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のもの(N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド)が、さらに好ましい。また、次式で表わされるものも好ましい。
Figure 2016030724
成分(B)としては、天然型セラミドおよび擬似型セラミドから選ばれる1種または2種以上を用いることができる。
これらのセラミド類およびセラミド類似構造物質は、1種または2種以上を用いることができ、成分(B)を充分に皮膚に浸透させる点から、成分(B)の含有量は、皮膚外用剤全体に対し、0.001質量%以上であり、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、15質量%以下であり、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、光照射後の色素斑の再発防止、刺激感の低減および安定性のバランス観点から、皮膚外用剤の全体に対し0.001〜15質量%であり、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜8質量%がより好ましい。
本実施形態において、皮膚外用剤中の成分(B)に対する成分(A)の割合が、質量比で、たとえば(A)/(B)=0.0001〜0.04であり、好ましくは0.0002〜0.02であり、さらに好ましくは0.00022〜0.012である。こうすることで、光照射後の色素斑の再発防止、刺激感の低減および安定性のバランスを向上させることができる。
本実施形態においては、成分(A)および(B)を組み合わせて用いるため、IPL等の光照射後の色素斑の再発を好適に防止することができる。
また、本実施形態における光照射後の色素斑の再発を防止する方法(医療行為を除く)は、たとえば、成分(A)および(B)を皮膚外用剤に配合することを含む。
また、本実施形態において、成分(A)および(B)を含む組成物を、光照射後の色素斑の再発防止用の皮膚外用剤の製造のために用いることができる。
また、本実施形態における皮膚外用剤を用いることにより、たとえば光照射後の副作用を抑制し、光照射によりダメージを受けた角層が速やかに剥がれ落ちて正常な角層が回復する、角層機能の速やかな回復を補助することも可能となる。
本実施形態において、皮膚外用剤は、上記以外の成分を含んでいてもよい。
たとえば、皮膚外用剤が水を含んでもよい。水の含有量は、たとえば皮膚外用剤中の水以外の成分を除いた残部とすることができる。
また、本実施形態における皮膚外用剤は、シリコーン類を含んでもよい。
シリコーン類として、ジメチルポリシロキサン(メチルポリシロキサン)、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ならびに、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン類が挙げられる。
このうち、変性シリコーン類の具体例として、特開2014−91710号公報に記載のものが挙げられ、ポリオキシアルキレン変性シリコーンが好ましい。
ポリオキシアルキレン変性シリコーンとしては、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体が好ましく、皮丘や皮溝にまで、均一に塗布することができる点から、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体が好ましい。たとえば、信越化学工業社から販売されている「KF−6015」(PEG−3ジメチコン)、「KF−6019」(PEG−9ジメチコン)、東レ・ダウコーニング・シリコーン社から販売されている「SH−3775M」(PEG−12ジメチコン)、「SH−3771M」(PEG−12ジメチコン)、「SS−2804」(PEG−12ジメチコン)等の市販品を用いることができる。
シリコーン類は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、含有量は、なじみ、浸透感が充分に感じられる点から、皮膚外用剤全体に対して、たとえば、0.5質量%以上であり、1質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、12質量%以上がさらに好ましい。そして、ぬるつかず、かつ、皮膚への適用後のしっとり感が充分感じられる点から、たとえば、45質量%以下であり、40質量%以下が好ましく、35質量%以下がより好ましく、30質量%以下がさらに好ましい。また、シリコーン類は、皮膚外用剤全体に対して、たとえば、0.5〜45質量%含有され、1〜40質量%が好ましく、10〜35質量%がより好ましく、12〜30質量%含有されるのがさらに好ましい。
また、本実施形態における皮膚外用剤が上記以外の油剤を含有してもよい。油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボカド油、オリーブ油等のグリセリド;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸;ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。
これら油剤は、2種以上を併用することもでき、その含有量は、皮膚外用剤全体に対し、たとえば0.2質量%以上であり、好ましくは0.3質量%以上であり、さらに好ましくは0.5質量%以上であり、また、たとえば20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下であり、さらに好ましくは10質量%以下である。
また、本実施形態における皮膚外用剤は、さらに、水溶性高分子を含んでもよい。水溶性高分子として、水溶性のカチオン性高分子、アニオン性高分子、非イオン性高分子、および、両性高分子又は双極性高分子等が挙げられる。
カチオン性高分子としては、具体的には、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]基を有するヒドロキシエチルセルロース(ポリクオタニウム−10)、(ビニルピロリドン-ジメチルアミノメチルエチルメタクリレート共重合体ジエチル硫酸塩(ポリクオタニウム−11)、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体などが挙げられる。
アニオン性高分子としては、具体的には、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、カラゲーナン、キサンタンガム、ポリスチレンスルホネート、寒天、ガッチガム、カラヤガム、ペクチン、アルギネート塩、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリ(アクリル酸)又はアクリル酸又はメタクリル酸のアルカリ金属およびアンモニウム塩などのアクリル酸又はメタクリル酸誘導体、ヒアルロン酸又はそのアルカリ金属塩が挙げられる。
非イオン性高分子としては、具体的には、セルロースエーテル(ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロール、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等)、プロピレングリコールアルギネート、ポリアクリルアミド、ポリ(エチレンオキシド)、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルグアーゴム、ローカストビーンゴム、アミロース、ヒドロキシエチルアミロース、澱粉および澱粉誘導体およびこれらの混合物などが挙げられる。
両性高分子又は双極性高分子として、具体的には、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−43などが挙げられる。
これらの水溶性高分子は、1種又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。様々な剤型への応用のしやすさから、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリルアミド、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー、ポリアクリレート−13、およびヒアルロン酸又はそのアルカリ金属塩からなる群から選択される1種又は2種以上が好ましく挙げられる。さらに、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリルアミド、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、およびヒアルロン酸又はそのアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
これらの成分は市販されており、SEPPIC社から販売されているSEPIGEL305(ポリアクリルアミド、水添ポリイソブテン(または(C13,14)イソパラフィン)、ラウレス−7、水)、SEPINOV EMT 10((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー)、SIMULGEL NS((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、スクワラン、ポリソルベート 60、水)、SIMULGEL FL((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、イソヘキサデカン、ポリソルベート60、水)、SEPIPLUS S((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリイソブテン、PEG−7トリメチロールプロパンヤシ油アルキルエーテル、水)、SIMULGEL EG((アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、イソヘキサデカン、ポリソルベート 80、水)、SEPIPLUS 265((アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー、ポリイソブテン、ポリソルベート20、水)、SEPIPLUS 400(ポリアクリレート−13、ポリイソブテン、ポリソルベート20、水)、CPケルコ社から販売されているケルトロール(キサンタンガム)が挙げられる(括弧内は、含有成分である。)。
水溶性高分子の含有量は、皮膚外用剤全体に対し、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、また5質量%以下が好ましく、3質量%以下がさらに好ましい。製剤の安定性が保たれ、水溶性高分子に起因するべたつき感を抑制する観点から、0.01〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜3質量%である。
また、本実施形態の皮膚外用剤には、本発明の効果を損なわない範囲において、上記必須成分の他に通常化粧品や医薬部外品、医薬品等に用いられる各種任意成分を必要に応じて適宜配合することができる。このような任意成分としては、前記成分以外の剤であって、たとえばエタノール、保湿剤、増粘剤、防腐剤、薬効成分、粉体、紫外線吸収剤、色素、香料、乳化安定剤、pH調整剤等が挙げられる。
このうち、保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ソルビトールなどを含有することができる。保湿剤の含有量は、皮膚外用剤全体に対し、たとえば0.5〜25質量%であり、1〜20質量%が好ましく、2〜18質量%がさらに好ましい。
また、粉体としては、通常の化粧料に用いられる体質顔料、着色顔料であれば特に制限されず、たとえば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、ベンガラ、クレー、ベントナイト、チタン被膜雲母、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化鉄、群青、酸化クロム、水酸化クロム、カラミンおよびカーボンブラック、これらの複合体等の無機粉体;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロース、長鎖アルキルリン酸金属塩、N−モノ長鎖アルキルアシル塩基性アミノ酸、これらの複合体等の有機粉体;さらに、上記無機粉体と有機粉体との複合粉体などが挙げられる。
また、上記粉体は、シリコーン類等により表面処理されていてもよい。
粉体の大きさは、皮膚への適用時の粉っぽさを抑制する観点から、平均粒径が0.01〜20μmであるのが好ましく、0.01〜10μmであるのがより好ましい。
なお、粉体の粒径は、電子顕微鏡観察、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、レーザー回折/散乱法の場合、エタノールを分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(たとえば、堀場製作所製、LA−920)で測定する。
粉体は、皮膚外用剤中に1種又は2種以上を用いることができ、肌の皮溝、皮丘に均一に付着し、肌全体へのつきが良く、仕上がりと安定性の点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。そして、肌の皮溝、皮丘に均一に付着し、肌全体へのつきが良く、仕上がりと安定性の点から、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、15質量%以下がさらに好ましい。また、粉体の含有量は、全組成中に0.1〜40質量%が好ましく、0.5〜35質量%がより好ましく、1〜30質量%がさらに好ましい。
次に、本実施形態における皮膚外用剤の形態を説明する。
本実施形態において、皮膚外用剤の形態は、クリーム状、軟膏状、乳液状、ローション状、溶液状、ゲル状、パック状、パウダー状、スティック状等とすることができる。
また、本実施形態における皮膚外用剤は、皮膚化粧料、下地化粧料としても利用可能である。剤型としては、一般に用いられる、水溶液、O/W型エマルション、が考えられ、具体的には、乳液、化粧水、パック、ジェルが挙げられる。
また、本実施形態において、皮膚外用剤はその形態に応じて常法により製造される。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(処方例)
(実施例1)クリーム
以下の組成のクリームを常法に従って製造した。
(成分)
油溶性カモミラ抽出液 *1) 0.5質量%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 *2) 1.7質量%
N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド *3) 8質量%
スクワラン 6質量%
メチルポリシロキサン *4) 15質量%
硫酸マグネシウム 0.3質量%
グリセリン 15質量%
防腐剤 0.2質量%
精製水 残量
(実施例2)UVミルク
以下の組成のUVミルクを常法に従って製造した。
(成分)
油溶性カモミラ抽出液 *1) 0.5質量%
N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド *3) 1.5質量%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 *2) 1.2質量%
混合シリコーン被覆酸化亜鉛 *5) 9.5質量%
亜鉛シリコーン分散物 *6) 18質量%
メチルポリシロキサン *4) 30質量%
グリセリン 4質量%
精製水 残量
(実施例3)美容液
下記組成の美容液を常法に従って製造した。
(成分)
油溶性カモミラ抽出液 *1) 0.5質量%
N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド *3) 0.2質量%
メチルポリシロキサン *4) 5質量%
グリセリン 8質量%
1,3−ブチレングリコール 5質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.3質量%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 *7) 0.35質量%
水酸化カリウム 0.211質量%
防腐剤 0.3質量%
精製水 残量
実施例1〜3において、以下の成分を用いた。
*1)油溶性カモミラ抽出液:丸善製薬社製(カミツレをスクワランで抽出。カミツレ抽出物0.4質量%およびスクワラン99.6質量%からなる混合物であり、この混合物中に370ppmのスピロエーテル化合物が含まれる。)
*2)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体:信越化学工業社製
*3)N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド:花王社製
*4)メチルポリシロキサン:信越化学工業社製
*5)混合シリコーン被覆酸化亜鉛:テイカ社製
*6)亜鉛シリコーン分散物:大東化成工業社製
*7)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体:Lubirizol Advanced Materaial,Inc. 社製
(試験例)
本例では、実施例1のクリームおよび実施例2のUVミルクについて、色素斑を有する被験者のIPL後の色素斑再発防止効果を以下の手順で評価した。
1.試験対象者のIPL施術前の状態
顔面部にシミ(色素斑)を有し、色素斑除去施術を希望した20才以上の女性の中から、21名を被験者とした。色素斑の種類を日光性色素斑、雀卵斑、色むら、肝斑として被験者ごとに医師が判定し、記録した。各被験者の年齢および有する色素斑の種類を表1に示す。
Figure 2016030724
2.IPLによる色素斑除去施術
IPLとして、Lumenis社製NatuLight(登録商標)を用い、まず顔全体に照射し、左右両頬部の色素斑を集中的に照射した。照射条件は医師が被験者ごとに色素斑の状況を観察しながら決めた。照射後は濡れタオルで冷却し、その後、試験試料の塗布を開始した。
3.試験試料
実施例1にて調製した0.5%(質量/質量)カモミラエキス含有クリームおよび実施例2にて調製した0.5%(質量/質量)カモミラエキス含有UVミルクを試験試料として使用した。クリームは1日2回、UVミルクは朝1回、被験部位周辺に適量塗布することとした。
4.試験期間
照射当日を1日目として、6週とした。
5.評価項目
IPL照射前、IPL照射直後、1週後、2週後、6週後に、色素斑ごとの改善効果を以下の基準で評価した。
著明改善:色素斑が完全に消失した。
改善:色素斑が照射前よりかなり縮小又は退色した。
軽度改善:色素斑が照射前よりやや縮小又は退色した。
変化なし:色素斑が照射前と比べ変化がなかった。
悪化:色素斑が照射前より濃く又は大きくなった。
評価結果を表2に示す。
Figure 2016030724
表2より、実施例1のクリームおよび実施例2のUVミルクを用いることにより、光照射後の色素斑再発が効果的に抑制されたことがわかる。
また、上記試験期間中、実施例1のクリームおよび実施例2のUVミルクを使用した被験者が刺激を感じたり、発赤などの肌トラブルを生じたりすることはなく、実施例1のクリームおよび実施例2のUVミルクは、剤が分離することなく安定していた。
さらに、実施例3の美容液についても、IPL照射後の使用により色素斑が改善され、被験者は刺激を感じたり発赤などの肌トラブルを生じることもなかった。また、実施例3の美容液では、剤が分離することなく安定していた。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)および(B):
    (A)カミツレ抽出物、
    (B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上、
    を含み、光照射後の色素斑の再発防止に用いられる、皮膚外用剤。
  2. 当該皮膚外用剤中の前記成分(A)の含有量が、0.001質量%以上0.5質量%以下である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 当該皮膚外用剤中の前記成分(B)の含有量が、0.001質量%以上15質量%以下である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  4. 前記成分(B)に対する前記成分(A)の割合が、質量比で、(A)/(B)=0.0001〜0.04である、請求項1〜3いずれか1項記載の皮膚外用剤。
  5. 次の成分(A)および(B):
    (A)カミツレ抽出物、
    (B)セラミド類およびセラミド類似構造物質からなる群から選択される1種または2種以上、
    を皮膚外用剤に配合して、光照射後の色素斑の再発を防止する方法。
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