JP2016029430A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】表示品質の高い電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器を提供する。【解決手段】基板と、基板の一方の面に基板と離間するように配置された複数の膜からなるミラー102と、基板とミラー102との間に配置され、ミラー102を支持するようにミラー102の一部と接続された部分を有する支持部105と、を備え、ミラー102は、ミラー102の基板と反対側に配置された反射金属膜である第3ミラー膜102cと、反射金属膜と基板との間に配置された高融点金属膜である第2ミラー膜102bと、高融点金属膜と基板との間に配置された酸化防止膜である第1ミラー膜102aと、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器に関する。
上記電子機器として、例えば、光源から射出された光を、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれる電気光学装置としての光偏向装置に集光させ、投射光学系によって拡大投射することにより、スクリーン上にカラー表示させているプロジェクターが知られている。
光偏向装置は、複数のマイクロミラーがマトリクス状に配列されたものである。マイクロミラーの表面には、反射性を有する金属膜が配置されている。そして、光源から射出された光をマイクロミラーで反射することにより画像を表示する。光偏向装置は、光源から射出される青色光、緑色光、赤色光を順次変調する。
しかし、反射性を有する金属膜(例えば、アルミニウム)の表面が凸凹していることにより、散乱光が発生し、輝度が低下するという問題があった。そこで、例えば、特許文献1に記載のように、アルミニウムのマイグレーションが抑制される金属膜(例えば、チタン)の上にアルミニウムを形成することにより、膜厚を均一にして平滑な反射面にしている技術が開示されている。
特開2003−21794号公報
しかしながら、チタンのような金属膜は、大気中に晒されることにより酸化する。これにより、チタンに酸化膜が形成され、マイクロミラーに反りが発生し、反射率が低下する。その結果、輝度が低下するという課題がある。
本発明の態様は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電気光学装置は、基板と、前記基板の一方の面に前記基板と離間するように配置された複数の膜からなるミラーと、前記基板と前記ミラーとの間に配置され、前記ミラーを支持するように前記ミラーの一部と接続された部分を有する支持部と、を備え、前記ミラーは、前記ミラーの前記基板と反対側に配置された反射金属膜と、前記反射金属膜と前記基板との間に配置された高融点金属膜と、前記高融点金属膜と前記基板との間に配置された酸化防止膜と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、高融点金属膜の上に反射金属膜が配置されているので、例えば、これら2つの膜が重なる部分の格子面間隔の間隔差を小さくすることが可能となり、最上層の膜である反射金属膜の表面を平担にすることができる。その結果、反射率を向上させることが可能となり、輝度を向上させることができる。また、反射金属膜と酸化防止膜とによって高融点金属膜を挟んでいるので、これらの膜で構成されるミラーを大気中に晒した場合でも、高融点金属膜に酸化膜が形成されることを抑えることができる。その結果、ミラーに反りが発生することを抑えることができる。その結果、輝度を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例に係る電気光学装置において、前記高融点金属膜は、チタン又は窒化チタンであることが好ましい。
本適用例によれば、高融点金属膜がチタンや窒化チタンであり、下地膜に影響されることなく結晶の面方位が(002)になり、その上に配置した反射金属膜との格子面間隔の差が小さいので、反射金属膜の表面に凹凸が発生することを抑えることができる。
[適用例3]上記適用例に係る電気光学装置において、前記反射金属膜は、アルミニウムであることが好ましい。
本適用例によれば、反射金属膜がアルミニウムであるので、ミラーに集光する光を効率よく反射させることができる。また、高融点金属膜の結晶の面方位が(002)である場合、格子面間隔の差が小さいので、その上に配置するアルミニウムの結晶の面方位を(111)にすることができる。よって、反射金属膜の表面に凹凸ができることを抑えることができる。
[適用例4]上記適用例に係る電気光学装置において、前記酸化防止膜は、アルミニウム又は窒化チタンであることが好ましい。
本適用例によれば、アルミニウム又は窒化チタンを酸化防止膜として高融点金属膜の下地に配置するので、チタンが露出することを抑えることができる。よって、ミラーを構成する、特にチタンが酸化することを抑えることが可能となり、ミラーに反りが発生することを抑えることができる。また、酸化防止膜としてアルミニウムを用いることにより、反射金属膜と同じ材料であることから、上下バランスよく酸化され、反りが発生しにくい。一方、酸化防止膜として窒化チタンを用いることにより、窒化チタンが酸化しにくいことから、窒化チタン膜を薄くすることが可能となり、ミラーの動作をしやすくすることができる。
[適用例5]本適用例に係る電気光学装置の製造方法は、基板の一方の面に犠牲層を形成する工程と、前記犠牲層にコンタクトホールを形成する工程と、前記犠牲層の前記基板と反対側の面及び前記コンタクトホールの開口部に酸化防止膜を形成する工程と、前記酸化防止膜の前記基板と反対側の面に高融点金属膜を形成する工程と、前記高融点金属膜の前記基板と反対側の面に反射金属膜を形成する工程と、前記酸化防止膜、前記高融点金属膜、及び前記反射金属膜をパターニングしてミラーを形成する工程と、前記犠牲層を除去する工程と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、高融点金属膜の上に反射金属膜を形成するので、例えば、2つの膜が重なる部分の格子面間隔の間隔差を小さくすることが可能となり、最上層の膜である反射金属膜の表面を平担にすることができる。その結果、反射率を向上させることが可能となり、輝度を向上させることができる。また、反射金属膜と酸化防止膜とによって高融点金属膜を挟んで形成するので、これの膜で構成されるミラーを大気中に晒した場合でも(フッ素ガスを用いた場合でも)、高融点金属膜に酸化膜が形成されることを抑えることができる。その結果、ミラーに反りが発生することを抑えることができる。その結果、輝度を向上させることができる。
[適用例6]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法において、前記ミラーを形成する工程よりも後の工程において、フッ素ガスを用いる工程を有することが好ましい。
本適用例によれば、フッ素ガスを用いた場合でも、高融点金属膜が反射金属膜と酸化防止膜とによって挟まれて積層されているので、高融点金属膜にダメージが加わることを抑えることができる。
[適用例7]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法において、前記高融点金属膜は、チタン又は窒化チタンであることが好ましい。
本適用例によれば、高融点金属膜がチタンや窒化チタンであり、下地膜に影響されることなく結晶の面方位が(002)になり、その上に形成した反射金属膜との格子面間隔の差が小さいので、反射金属膜の表面に凹凸が発生することを抑えることができる。
[適用例8]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法において、前記反射金属膜は、アルミニウムであることが好ましい。
本適用例によれば、反射金属膜がアルミニウムであるので、ミラーに集光する光を効率よく反射させることができる。また、高融点金属膜の結晶の面方位が(002)であり、格子面間隔の差が小さくなるので、その上に形成するアルミニウムの結晶の面方位を(111)にすることができる。よって、反射金属膜の表面に凹凸ができることを抑えることができる。
[適用例9]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法において、前記酸化防止膜は、アルミニウム又は窒化チタンであることが好ましい。
本適用例によれば、アルミニウム又は窒化チタンを酸化防止膜として高融点金属膜の下地に形成するので、チタンが露出することを抑えることができる。よって、ミラーを構成する、特にチタンが酸化することを抑えることが可能となり、ミラーに反りが発生することを抑えることができる。また、酸化防止膜としてアルミニウムを用いることにより、反射金属膜と同じ材料であることから、上下バランスよく酸化され、反りが発生しにくい。一方、酸化防止膜として窒化チタンを用いることにより、窒化チタンが酸化しにくいことから、窒化チタン膜を薄くすることが可能となり、ミラーの動作をしやすくすることができる。
[適用例10]本適用例に係る電子機器は、上記の電気光学装置を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、表示品質を向上させることが可能な電子機器を提供することができる。
電子機器としてのプロジェクターの光学系を示す模式図。 電気光学装置としての光偏向装置の構成を示す模式図。 図2に示す光偏向装置のA−A’線に沿う模式断面図であると共に、光偏向装置のミラーの動作を示す模式断面図。 図2に示す光偏向装置のA−A’線に沿う模式断面図であると共に、光偏向装置のミラーの動作を示す模式断面図。 光偏向装置のうちミラーの構成を示す模式断面図。 光偏向装置の製造方法を工程順に示すフローチャート。 光偏向装置の製造方法のうち一部を工程順に示す模式断面図。 光偏向装置の製造方法のうち一部を工程順に示す模式断面図。 変形例の光偏向装置のミラーを拡大して示す拡大断面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
なお、以下の形態において、例えば「基板上に」と記載された場合、基板の上に接するように配置される場合、または基板の上に他の構成物を介して配置される場合、または基板の上に一部が接するように配置され、一部が他の構成物を介して配置される場合を表すものとする。
<電子機器としてのプロジェクターの構成>
図1は、電子機器としてのプロジェクターの光学系を示す模式図である。以下、プロジェクターの光学系を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、プロジェクター1000は、光源装置1002と、光源装置1002から射出された光を画像情報に応じて変調する光偏向装置100と、光偏向装置100からの変調光を投写画像として投写する投写光学系1004と、を具備して構成されている。
光源装置1002は、発光素子1020と、蛍光体基板1030と、を備えている。光源装置1002は、青色のレーザー光(発光強度のピーク:例えば、約445nm)を射出するレーザー光源である。発光素子1020から射出されるレーザー光の光路上には、蛍光体基板1030、が配置されている。
なお、発光素子1020は、後述する蛍光物質を励起させることができる波長の光であれば、445nm以外のピーク波長を有する色光を射出する励起光源であっても構わない。また、投写画像を明るくする方法として、3つの光偏向装置を用いるようにしてもよい。
<電気光学装置としての光偏向装置の構成>
図2は、電気光学装置としての光偏向装置の構成を示す模式図である。図3及び図4は、図2に示す光偏向装置のA−A’線に沿う模式断面図であると共に、光偏向装置のミラーの動作を示す模式断面図である。以下、光偏向装置の構成及び動作を、図2〜図4を参照しながら説明する。
図2に示すように、光偏向装置(DMD)100は、基板としてのウエハ基板300の上方に、ヒンジ106、支柱105(これら図3参照)を介してミラー102がマトリクス状に支持されている。ウエハ基板300は、例えば、シリコン基板である。ミラー102の表面には、光を反射するための反射金属膜が形成されている。反射金属膜としては、例えば、アルミニウムが挙げられる。
図3に示すように、本実施形態の光偏向装置100は、制御回路を含む底部10と、電極202、ヒンジ106を備えた中間部20と、埋め込みトーションヒンジ及びキャビティーを備えたミラー102によって覆われる上部30と、の3つの主要な部分を備えている。
底部10は、光偏向装置100の各ミラー102の動作を選択的に制御するための、アドレス指定回路を備えたウエハ基板300を有する。アドレス指定回路は、通信信号のためのメモリセルと、ワード線/ビット線の配線とを備える。ウエハ基板300上の電気的なアドレス指定回路は、標準的CMOS技術を使用して組み立てることが可能であり、SRAM(Static Random Access Memory)に類似している。
中間部20は、電極202、ヒンジ106、及び支柱105によって構成される。電極202は、角度交差遷移の間の静電トルクの容量結合効率を向上させるように設計されている。ミラー102は、電極202の静電力によって、一方の電極202に引き寄せられる。また、ヒンジ106は、ミラー102が電極202に引き寄せられたときねじれ、電極202に電圧が印加されていないとき、ねじれが戻るようになっている。静電引力は、ミラー102と電極202との間の2乗に反比例するので、この影響は、ミラー102をそのランディング位置で傾斜させたときに明白になる。
上部30は、上面に平坦な反射金属膜としての第3ミラー膜102cを備えた積層膜で構成されたミラー102によって覆われる。ミラー102のヒンジ106は、ミラー102の一部になるように形成される。また、ミラー102の下側には、最小距離を保持して所定の角度を回転するだけの間隙が与えられる。
図3は、照明光源401からの指向性光411が入射角θ1を形成するときの、本発明の一実施態様に基づく光偏向装置100の一部分の断面図を示す。光偏向装置100を通常の方向で測定したとき、偏向光412は角度θoを有する。デジタル動作モードにおいて、この構成を一般的に「オン」の位置と呼ぶ。
図4は、ミラー102が、ヒンジ106の反対側の下の別の電極202に向かって回転される間の、光偏向装置100の同じ部分の断面図を示す。指向性光411及び偏向光412は、より大きな角度θ1およびθoを成す。偏向光412は、光吸収装置402の方へ射出する。
図5は、光偏向装置のうちミラーの構成を示す模式断面図である。以下、ミラーの構成を、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、ミラー102は、3つの材料が積層されて構成されている。ミラー102は、下層側から酸化防止膜としての第1ミラー膜102a、次に高融点金属膜としての第2ミラー膜102b、最上位層は反射金属膜としての第3ミラー膜102cが積層されている。
第1ミラー膜102aの材料としては、例えば、アルミニウム(Al)を挙げることができる。第2ミラー膜102bの材料としては、例えば、チタン(Ti)や窒化チタン(TiN)を挙げることができる。第3ミラー膜102cの材料としては、例えば、アルミニウム(Al)を挙げることができる。なお、アルミニウム(Al)に代えて、アルミニウム合金を用いるようにしてもよい。
チタンの結晶の面方位は、(002)である。チタンの格子面間隔は、2.342Aである。アルミニウムの結晶の面方位は、(111)である。アルミニウムの格子面間隔は、2.338Aである。両者の差は0.006Aであり非常に小さいので、チタンの上にアルミニウムを成膜することができる。
第1ミラー膜102aの厚みは、例えば、1300Åである。第2ミラー膜102bの厚みは、例えば、200Åである。第3ミラー膜102cの厚みは、例えば、1000Åである。
このように、アルミニウムの膜厚が1000Å〜1300Å程度あることにより、アルミニウムの表面が酸化された場合でも、表面の酸化に留めておくことが可能となり、酸化の影響を受けにくくすることができる。
このような構成のミラー102によれば、高融点金属膜としての第2ミラー膜102bの上に反射金属膜としての第3ミラー膜102cが形成されているので、第1格子面間隔の高融点金属膜と、第2格子面間隔の反射金属膜との間隔差を小さくすることが可能となる。その結果、第2ミラー膜102bの上に形成された第3ミラー膜102cの表面を平担にすることができる。
<電気光学装置の製造方法>
図6は、電気光学装置としての光偏向装置の製造方法を工程順に示すフローチャートである。図7及び図8は、光偏向装置の製造方法のうち一部を工程順に示す模式断面図である。以下、光偏向装置の製造方法を、図6〜図8を参照しながら説明する。
まず、ステップS11では、底部10を形成する。具体的には、図7(a)に示すように、公知の方法を用いて、ウエハ基板300に制御回路(図示せず)を形成する。その後、第1犠牲層601をウエハ基板300表面に堆積させる。第1犠牲層601は、フォトレジストのスピンコートまたは有機ポリマーのPECVDとすることができる。第1犠牲層601は、一連の熱およびプラズマ処理によって硬化させ、材料の構造をポリマーの疎水性状態から親水性状態に変質させる。
次に、第1犠牲層601の上に電極202やヒンジ106などを形成する。電極202やヒンジ106は、例えば、公知の成膜技術、フォトリソグラフィ技術、及びエッチング技術などを用いて形成する。
ステップS12では、中間部20を形成する。具体的には、図7(b)に示すように、1μm程度の厚みの第2犠牲層602を第1犠牲層601の上に堆積させる。第2犠牲層602は、上記第1犠牲層601と同様に形成する。この第2犠牲層602の厚みが、ヒンジ106上のミラー102の高さを決定する。
ステップS13では、上部30を構成する第1ミラー膜102aを形成する。具体的には、まず、図7(c)に示すように、第2犠牲層602に開口部603を形成する。開口部603の形成方法は、例えば、マスクを用いたエッチング法を挙げることができる。これにより、ヒンジ106の表面が露出する。
次に、図7(d)に示す工程では、第2犠牲層602の表面から開口部603の内壁に亘って、第1ミラー膜102aを成膜する。第1ミラー膜102aは、上記したように、アルミニウムである。第1ミラー膜102aの厚みは、例えば、1300Åである。
ステップS14では、第2ミラー膜102bを形成する。具体的には、図8(a)に示すように、第2ミラー膜102bをチタン(Ti)又は窒化チタン(TiN)で形成する。形成方法としては、例えば、指向性スパッタを用いることができる。厚みは、例えば、200Åである。
ステップS15では、第3ミラー膜102cを形成する。具体的には、図8(b)に示すように、第2ミラー膜102b上に、アルミニウム(Al)からなる第3ミラー膜102cを形成する。第3ミラー膜102cの厚みは、例えば、1000Åである。成膜方法は、例えば、スパッタ法である。
ステップS16では、犠牲層(601,602)を除去して、ミラー102を完成させる。まず、ミラー膜102a〜102cをパターニングして個々のミラー102に分離する。その後、図8(c)に示すように、第1犠牲層601及び第2犠牲層602を、例えば、フッ素ガスを用いて除去する。
このように、第2ミラー膜102bであるチタンを、第1ミラー膜102a及び第3ミラー膜102cであるアルミニウムで挟むことにより、犠牲層601,602を除去する際、チタンにダメージが加わらずに(例えば、酸化チタンとならずに)フッ素系のガスや薬液を使うことができる。これにより、プロセスの自由度が向上する。
また、アルミニウムの膜厚を厚くするだけでも、反射率が向上する。しかし、チタンを下地にしたアルミニウムだと、アルミニウムの膜厚が薄くても十分な反射率が得られる。つまり、厚いアルミニウムに匹敵する効果を得ることができる。
また、膜厚が薄いということは、膜を形成しやすい。よって、生産上のメリットがある。更に、膜厚のばらつきも少なくなる。加えて、膜厚が薄いことにより、重量が軽くなり、ミラー102の高速動作が可能となり、例えば、画素を増やすことができ高解像度化を実現することができる。
従来は、アルミニウムの下地にSiO2やポリマーなどが配置されていた。これによれば、SiO2やポリマーのように、面方位がないと、ランダムな方向を向いてしまう。しかしながら、本実施形態のように、アルミニウムの下地に(002)の面方位をもつチタンを形成することにより、その上のアルミニウムの面方位が(111)面で形成される。チタンは、下地に関わらず、(002)面方位になる材料である。
具体的には、チタンは(002)面に配向しやすい。アルミニウムは(111)面に配向しやすい。格子面間隔が、チタンの(002)面と、アルミニウムの(111)面とが近いので、アルミニウムの(111)面に向く。また、格子面間隔が近いので、チタンの原子がマイグレーションすることを抑えることができる。また、格子乗数が似ているので、化学的に安定させることができる。
また、ミラー102が第2ミラー膜102b及び第3ミラー膜102cで構成されていた場合、第2ミラー膜102bが酸化した際に格子面間隔が広がってしまい、ミラー102に反りが発生する恐れがある。
しかしながら、アルミニウムの間にチタンを挟むことにより、アルミニウムの表面の凸凹が抑制され、更に、チタンの下層にアルミニウムが配置され、チタンが剥き出しになっていないので、チタンの下側が酸化されずに、ミラーを電気的に動作させることができる。
また、本実施形態のように、ミラー102が第1ミラー膜102a〜第3ミラー膜102cの3層で構成されている場合、第2ミラー膜102bの酸化は、上下に膜があるので、ミラー102の端部のみが酸化してミラー102外周部の厚みが変わる。よって、ミラー102としての機能が低下することを少なくすることができる。
また、第1ミラー膜102a及び第3ミラー膜102cがアルミニウムで形成されていることから、アルミニウムの表面が酸化される恐れがある。しかしながら、2つとも同じ材料であるので、上下均等に酸化されることとなり、ミラー102に反りが発生することを抑えることができる。以上により、光偏向装置100が完成する。
以上詳述したように、本実施形態の光偏向装置100、及び光偏向装置100の製造方法によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)本実施形態の光偏向装置100、及び光偏向装置100の製造方法によれば、チタン(結晶の面方位(002))又は窒化チタンである第2ミラー膜102bの上に、アルミニウム(結晶の面方位(111))である第3ミラー膜102cを形成するので、例えば、上下に重なる部分の格子面間隔差を小さくすることが可能となり、最上層の膜である第3ミラー膜102cの表面を平担にすることができる。その結果、反射率を向上させることが可能となり、輝度を向上させることができる。また、第2ミラー膜102bであるチタン又は窒化チタンを、第1ミラー膜102a及び第3ミラー膜102cであるアルミニウムで挟んでいるので、ミラー102を大気中に晒した場合でも(フッ素ガスと接触させた場合でも)、チタンに酸化膜が形成される量を少なくすることができる。その結果、ミラーに反りが発生することを抑えることができる。その結果、輝度を向上させることができる。
(2)本実施形態の光偏向装置100、及び光偏向装置100の製造方法によれば、チタン又は窒化チタンで形成される第2ミラー膜102bを、アルミニウムで形成される第1ミラー膜102a及び第3ミラー膜102cで挟んでいるので、第1ミラー膜102a及び第3ミラー膜102cに酸化膜が形成された場合でも、下層の第1ミラー膜102a及び上層の第3ミラー膜102cに略均一の酸化膜が形成される。よって、バランスよく酸化され、ミラー102に反りが発生することを抑えることができる。
(3)本実施形態の光偏向装置100、及び光偏向装置100の製造方法によれば、アルミニウム又は窒化チタンを第1ミラー膜102aとしてミラー102の最下層に形成するので、チタンが露出することを抑えることができる。よって、ミラー102が酸化することを抑えることが可能となり、ミラー102に反りが発生することを抑えることができる。
(4)本実施形態のプロジェクター1000によれば、上記の光偏向装置100を備えているので、表示品質を向上させることが可能な電子機器を提供することができる。
なお、本発明の態様は、上記した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、本発明の態様の技術範囲に含まれるものである。また、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)
上記したように、ミラー102は、下層側からアルミニウム(Al)、チタン(Ti)(又は窒化チタン(TiN))、アルミニウム(Al)の積層膜であることに限定されず、例えば、以下に示す構成でもよい。図9は、変形例の光偏向装置のミラー502を拡大して示す拡大断面図である。
図9に示すミラー502は、下層側から窒化チタン(TiN)で形成された第1ミラー膜502a、チタン(Ti)で形成された第2ミラー膜502b、アルミニウム(Al)で形成された第3ミラー膜502cの積層膜で構成されている。
第1ミラー膜502aの厚みは、例えば、200Å〜1300Åである。第2ミラー膜502bの厚みは、例えば、200Åである。第3ミラー膜502cの厚みは、例えば、1300Åである。
これによれば、窒化チタンで形成される第1ミラー膜502a上に、チタンで形成される第2ミラー膜502bを配置するので、チタンが酸化されることを抑えることができると共に、第1ミラー膜502aの酸化が抑えられるので、アルミニウムで形成される第1ミラー膜102aと比較して、第1ミラー膜502aの厚みを薄くすることができる。よって、材料が異なることによる酸化した際のバランスが異なるものの、ミラー102全体を軽くすることが可能となり、ミラー102の動作をさせやすくすることができる。
(変形例2)
上記したように、第2ミラー膜102bとしてチタンや窒化チタンを用いることに限定されず、例えば、タングステン、Tiタングステン、タングステンシリサイド、モリブデンなどを用いるようにしてもよい。
(変形例3)
上記したように、光偏向装置100が搭載される電子機器としては、プロジェクター1000の他、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、モバイルミニプロジェクター、車載機器、オーディオ機器、露光装置や照明機器など各種電子機器に用いることができる。
10…底部、20…中間部、30…上部、100…電気光学装置としての光偏向装置、102…ミラー、102a…第1ミラー膜、102b…第2ミラー膜、102c…第3ミラー膜、105…支柱、106…ヒンジ、202…電極、300…基板としてのウエハ基板、401…照明光源、402…光吸収装置、411…指向性光、412…偏向光、502…ミラー、502a…第1ミラー膜、502b…第2ミラー膜、502c…第3ミラー膜、601…第1犠牲層、602…第2犠牲層、603…開口部、1000…電子機器としてのプロジェクター、1002…光源装置、1004…投写光学系、1020…発光素子、1030…蛍光体基板。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の面に前記基板と離間するように配置された複数の膜からなるミラーと、
    前記基板と前記ミラーとの間に配置され、前記ミラーを支持するように前記ミラーの一部と接続された部分を有する支持部と、を備え、
    前記ミラーは、
    前記ミラーの前記基板と反対側に配置された反射金属膜と、
    前記反射金属膜と前記基板との間に配置された高融点金属膜と、
    前記高融点金属膜と前記基板との間に配置された酸化防止膜と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置であって、
    前記高融点金属膜は、チタン又は窒化チタンであることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置であって、
    前記反射金属膜は、アルミニウムであることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記酸化防止膜は、アルミニウム又は窒化チタンであることを特徴とする電気光学装置。
  5. 基板の一方の面に犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層にコンタクトホールを形成する工程と、
    前記犠牲層の前記基板と反対側の面及び前記コンタクトホールの開口部に酸化防止膜を形成する工程と、
    前記酸化防止膜の前記基板と反対側の面に高融点金属膜を形成する工程と、
    前記高融点金属膜の前記基板と反対側の面に反射金属膜を形成する工程と、
    前記酸化防止膜、前記高融点金属膜、及び前記反射金属膜をパターニングしてミラーを形成する工程と、
    前記犠牲層を除去する工程と、
    を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記ミラーを形成する工程よりも後の工程において、フッ素ガスを用いる工程を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記高融点金属膜は、チタン又は窒化チタンであることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記反射金属膜は、アルミニウムであることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  9. 請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記酸化防止膜は、アルミニウム又は窒化チタンであることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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