JP2016027975A5 - - Google Patents

Description

本発明は、入力荷重をフロア部へ効率良く伝達させることができる車両フロア構造を得ることが目的である。

請求項１記載の発明に係る車両フロア構造は、フロア部の車両幅方向中央部に位置して車両前後方向に沿って延在された中央骨格部と、前記フロア部の車両幅方向両端部に位置して前記中央骨格部と平行に形成され、車両前後方向に沿って延在された一対の側端骨格部と、車両幅方向に沿って、一方の前記側端骨格部から他方の前記側端骨格部に亘って架け渡された横骨格部と、が一体に形成されたアッパパネルと、前記アッパパネルと上下に重なり合って接合されたロアパネルと、を有する。

請求項２記載の発明に係る車両フロア構造は、請求項１に記載の車両フロア構造において、前記横骨格部は、車両のセンターピラーの根元を繋ぐように設けられている。

請求項３記載の発明に係る車両フロア構造は、請求項１又は請求項２に記載の車両フロア構造において、前記横骨格部は、複数本設けられている。

請求項４記載の発明に係る車両フロア構造は、請求項１〜請求項３のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記中央骨格部と前記側端骨格部との間に、車両前後方向に延在する縦骨格部が設けられている。

請求項５記載の発明に係る車両フロア構造は、請求項１〜請求項４のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記側端骨格部の幅は、前記中央骨格部の幅と同じかそれ以上とされている。

例えば、上記の実施形態に加え、図５に示されるように、フロア部１４の車両前後方向の略中央部に位置し、センタピラー（図示省略）の根元を繋ぐように、車両幅方向に沿ってフロア部１４の一方の側端部から他方の側端部に亘って架け渡される横骨格部９０を設けても良い。ここで、骨格体６８を構成する骨格部６４と骨格部６６との間には互いに交差する交差部９２が設けられており、骨格体７４を構成する骨格部７０と骨格部７２との間には互いに交差する交差部９４が設けられているが、この交差部９２と交差部９４とが横骨格部９０によって繋がれている。

Claims (5)

1. フロア部の車両幅方向中央部に位置して車両前後方向に沿って延在された中央骨格部と、
   前記フロア部の車両幅方向両端部に位置して前記中央骨格部と平行に形成され、車両前後方向に沿って延在された一対の側端骨格部と、
   車両幅方向に沿って、一方の前記側端骨格部から他方の前記側端骨格部に亘って架け渡された横骨格部と、が一体に形成されたアッパパネルと、
   前記アッパパネルと上下に重なり合って接合されたロアパネルと、
   を有する車両フロア構造。
2. 前記横骨格部は、車両のセンターピラーの根元を繋ぐように設けられた、
   請求項１に記載の車両フロア構造。
3. 前記横骨格部は、複数本設けられた、
   請求項１又請求項２に記載の車両フロア構造。
4. 前記中央骨格部と前記側端骨格部との間に、車両前後方向に延在する縦骨格部が設けられた、
   請求項１〜請求項３のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
5. 前記側端骨格部の幅は、前記中央骨格部の幅と同じかそれ以上とされた、
   請求項１〜請求項４のいずれか一項に記載の車両フロア構造。