JP2018199430A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重が入力された際にロアバルクメンバを潰し易くすることで、歩行者保護を向上させることにある。【解決手段】車両前後方向に沿って延びる左右一対のフロントサイドフレーム12と、車両前後方向に沿って延びる左右一対のアッパメンバ14と、左右一対のフロントサイドフレーム12にそれぞれ取り付けられ、車幅方向に沿って延びるフロントバルクヘッド18と、各アッパメンバ14とフロントバルクヘッド18との間に設けられる左右一対の連結部材16とを備え、フロントバルクヘッド18は、下方に配置されたロアバルクメンバ38を含み、ロアバルクメンバ38は、車両前後方向において連結部材16よりも車両前方に位置して車幅方向に延びる脆弱部44を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の車両の車体前部構造に関する。
例えば、特許文献1には、フロントバルクヘッドから車幅方向外側に延びるロアバルクメンバに対し車両前方から入力された荷重を、ロードパス部材(アンダロードパス)を介してサブフレームへ伝達する構造が開示されている。
特許文献1では、車両前方からの入力荷重をより多数の経路に分散させることで、過大な入力荷重を吸収することができる、としている。
特許第5470340号公報
ところで、歩行者保護の観点から、被衝突要素への入力をできるだけ減少させるためには、荷重が入力されるロアバルクメンバをなるべく潰し易くして、ロアバルクメンバに対する入力荷重をできるだけ吸収することが必要となる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、荷重が入力された際にロアバルクメンバを潰し易くすることで、歩行者保護を向上させることが可能な車体前部構造を提供することを目的とする。
また、本発明は、車両前方からの過大な入力荷重を好適に吸収することが可能な車体前部構造を提供することを他の目的とする。
さらに、本発明は、車両前方からの過大な入力荷重の吸収と、歩行者保護の向上との両者を調和させることが可能な車体前部構造を提供することを他の目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前後方向に沿って延びる左右一対のフロントサイドフレームと、前記各フロントサイドフレームの車幅方向の外側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びる左右一対のアッパメンバと、前記左右一対のフロントサイドフレームにそれぞれ取り付けられ、車幅方向に沿って延びるフロントバルクヘッドと、前記各アッパメンバと前記フロントバルクヘッドとの間に設けられる左右一対の連結部材と、を備え、前記フロントバルクヘッドは、下方に配置されたロアバルクメンバを含み、前記ロアバルクメンバは、車両前後方向において前記連結部材よりも車両前方に位置して車幅方向に延びる脆弱部を有することを特徴とする。
本発明では、ロアバルクメンバに対する入力荷重を吸収することで、歩行者保護をより一層向上させることが可能な車体前部構造を得ることができる。また、本発明では、車両前方からの過大な入力荷重を好適に吸収することが可能な車体前部構造を得ることができる。さらに、本発明では、車両前方からの過大な入力荷重の吸収と、歩行者保護の向上との両者を調和させることが可能な車体前部構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車両前部構造が適用された車体前部の概略構成正面図である。 図1に示す車体前部左側の斜視図である。 図2に示す車体前部左側の平面図である。 図2に示す車体前部左側の底面図である。 外側部材の平面図である。 (a)は、連結部材の平面図、(b)は、連結部材の底面図である。 (a)は、連結部材を構成する前側部材の平面図、(b)は、後側部材の平面図である。 連結部材を構成する前側部材と後側部材とが車両前後方向に沿って接続される状態を示す分解側面図である。 アッパバルクメンバの開断面を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、鉛直上下方向をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る車体前部構造が適用された車両は、モノコックボディからなる車体を有する。この車体は、車両の車幅方向の中心を通って車両前後方向に沿って延在する図示しない中心線に対して、左右対称に配置されている。
車体前部10は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12と、左右一対のアッパメンバ14、14と、左右一対の連結部材16、16と、フロントバルクヘッド18とを備えて構成されている。
左右一対のフロントサイドフレーム12、12は、車幅方向に沿った左右両側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。なお、各フロントサイドフレーム12の車両後方端部は、それぞれ2つに分岐して図示しないクロスメンバにそれぞれ連結されている。
左右一対のアッパメンバ14、14は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の車幅方向外側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。各アッパメンバ14の車両後方端部は、図示しない左右一対のフロントピラーに連結されている。
図2に示されるように、各アッパメンバ14は、アッパメンバ上部14aと、アッパメンバ下部14bとから構成されている。アッパメンバ上部14aは、図示しないフロントピラーから車両前方に向けて下り勾配で延出している。アッパメンバ下部14bは、アッパメンバ上部14aから車両下方に向けて下り勾配で略円弧状に延出している。
図1に示されるように、左連結部材16は、左アッパメンバ14と左フロントサイドフレーム12との間に配置されている。右連結部材16は、右アッパメンバ14と右フロントサイドフレーム12との間に配置されている。各連結部材16は、左右一対のアッパメンバ14、14と、左右一対のフロントサイドフレーム12、12とを車幅方向に沿って相互に連結するものである。
フロントバルクヘッド18は、車両前方端部に配置され、正面視して略矩形状の枠体を含んで構成されている。このフロントバルクヘッド18は、左右一対のサイドステイ34、34と、アッパバルクメンバ36と、ロアバルクメンバ38とから構成されている。左右一対のサイドステイ34、34は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の前端部の近傍部位にそれぞれ鉛直上下方向に沿って略平行に配置されている。
アッパバルクメンバ36は、左右一対のサイドステイ34、34の上端部の間に車幅方向に沿って架け渡されている。アッパバルクメンバ36は、軸直断面が略コ字状の開断面36aで構成されている(図9参照)。開断面36aで形成された空間部内には、例えば、図示しないフードの開閉状態を検知するフード開閉センサと電気的に接続されるハーネス40や、図示しないフードロックを取り付けるためのブラケット42等が収納されている。
ロアバルクメンバ38は、左右一対のアッパメンバ下部14b、14bの下端部同士の間に車幅方向に沿って架け渡されている。ロアバルクメンバ38は、鉛直上下方向において、アッパバルクメンバ36の略下方に位置している。
図1に示されるように、ロアバルクメンバ38は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12間に配置された内側構造部38aと、内側構造部38aの車幅方向外側と左右一対のアッパメンバ14、14との間に配置された一対の外側構造部38b、38bとを有する。
図2及び図3に示されるように、内側構造部38aは、左右一対のフロントサイドフレーム12、12間に架け渡された長尺なレール状の内側部材50と、フロントサイドフレーム12の先端部に配置され、内側部材50に接合されて閉断面を形成する先端部材51とを有する。先端部材51は、ロアバルクメンバ38の車幅方向の内側に配置され、内側部材50と重畳している。
外側構造部38b、38bは、左右一対の外側部材52、52と、左右一対のカバー部材53、53と、左右一対の中間部材55、55とを有する(図3、図4参照)。左右一対の外側部材52、52は、内側部材50の車幅方向外側の両方にそれぞれ配置されている。各カバー部材53は、車両前後方向の前面を形成する前壁と、車幅方向外面を形成する側壁と、底面を形成する底壁とを有する。各中間部材55は、底面を形成する底壁を有する。内側構造部38aの車幅方向外側の前端部50aと、各外側構造部38bの車幅方向内側の前端部52aとの間には、クリアランス54が設けられている。
ロアバルクメンバ38には、車両前後方向において、連結部材16の車両前方端面よりも車両前方の位置で車幅方向に沿って延びる脆弱部44が配置されている。この脆弱部44は、内側構造部38aに形成された第1ビード部45aと、外側構造部38bに形成された第2ビード部45bとによって構成されている。
第1ビード部45aは、車幅方向に沿って延在する直線状の段差からなるビード46aによって構成されている。このビード46aは、内側部材50の車幅方向端部及び先端部材51にそれぞれ重ね合わされた同じ位置にそれぞれ形成されている。
第2ビード部45bは、鉛直下方向に向かって窪む溝によって直線状に形成されたビード46bによって構成されている。このビード46bは、後記する外側部材52に車幅方向に沿って形成されている(図5参照)。このビード46bの延在方向には、表裏両面で貫通する2つ孔部48a、48bが形成されている。
図5に示されるように、2つの孔部48a、48bのうち、車幅方向外側の一方の孔部48aは、ビード46bの軸線と略直交し、直線状のビード46bを分断するように延在している。車幅方向内側の他方の孔部48bは、長孔で形成されている。この長孔は、ビード46bの車幅方向端部と連続し、ビード46bの車幅方向端部から上方に向かって立ち上がるように傾斜している。
図3に示されるように、このクリアランス54は、平面視して車両前方から車両後方に向けて略V字状に窪む凹部からなる。この凹部は、内側部材50の前端部50aに形成された斜辺部56と、外側部材52の前端部52aに形成された斜辺部58とが車両後方側で交差して形成されている。
なお、図4に示される底面図では、カバー部材53の傾斜面部60と内側部材50の斜辺部56とによってクリアランス54が形成されている。 また、図4において、カバー部材53の傾斜面部60が底面部62から傾斜する起点64の位置は、鉛直上下方向において、外側部材52に形成されたビード46bの位置と等しくなっている。これにより、外側部材52及びカバー部材53に荷重が入力された際、ビード46bの変形とカバー部材53の傾斜面部60の起点64からの変形を同時に行うことができる。
内側構造部38a及び外側構造部38bは、それぞれ図示しないカラー、ボルト及びサイドステイ34を介して、フロントサイドフレーム12に締結固定されている。また、各カバー部材53の車幅外方端部は、アッパメンバ14の外側フランジに対して接合され、車幅内方端部は、内側部材50の車幅方向端部に対して接合されている。各中間部材55の車幅外方端部は、アッパメンバ14の内側フランジに対して接合され(図2参照)、車幅内方端部は、内側部材50の車幅方向端部に対して接合されている。さらに、外側部材52とカバー部材53とは、鉛直上下方向において閉断面を形成するように互いに接合されている。
図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)及び図8に示されるように、各連結部材16は、車両前方に位置する前側部材16aと、車両後方に位置する後側部材16bとによって構成されている。前側部材16aと後側部材16bとは、例えば、図示しない溶接手段等によって一体的に接合(結合)されている。前側部材16aの強度は、後側部材16bの強度よりも高くなっている。強度の点については、後記で詳細に説明する。
また、各連結部材16は、前側部材16aと後側部材16bとのそれぞれ上下面同士が、車両前後方向で固定されている。すなわち、前側部材16aの上部フランジ部24と後側部材16bの上部フランジ部30同士、及び、前側部材16aの下部フランジ部26と後側部材16bの下部フランジ部32同士をそれぞれ車両前後方向から接続した状態で、例えば、図示しない溶接手段等によって一体的に接合されている(図8参照)。なお、図6(a)、図6(b)において、「×」印は、前側部材16aと後側部材16bとの接合部位を示している。
前側部材16aは、その長手方向と直交する断面がハット状に形成されている(図8参照)。また、図7に示されるように、前側部材16aは、前面部20と、上面部21と、側方フランジ部22a、22bと、上部フランジ部24と、下部フランジ部26(図8参照)、下面部29(図8参照)とから構成されている。
前面部20は、車両前方側から正面視して略矩形状に形成され、略鉛直面で車幅方向に沿って延在している。一方の側方フランジ部22aは、前面部20の車幅方向外側に位置してアッパメンバ14(アッパメンバ下部14b)に3点で連結(接合)されている(図2参照)。他方の側方フランジ部22bは、前面部20の車幅方向内側に位置しフロントサイドフレーム12に対して3点で連結(接合)されている(図2参照)。上面部21と下面部29とは、略鉛直上下方向で対向している。
図8に示されるように、上部フランジ部24は、上面部21の車両後方に右上がり勾配で折曲して形成されている。下部フランジ部26は、下面部29の車両後方に左下がり勾配で折曲して形成されている。上面部21には、車両前後方向に沿って延在する複数のスリット27が並設されている。
図7(b)、図8に示されるように、後側部材16bは、前側部材16aの前面部20と対向する略矩形状の前面部28と、前面部28の上部に形成され、前側部材16aの上部フランジ部24と3点で接合される上部フランジ部30と、前側部材16aの下部フランジ部26と3点(図6(a)、図6(b)参照)で接合される下部フランジ部32とを有する。なお、図8に示されるように、前側部材16aの上面部21は、下面部29よりも車両後方に延出して長くなっている。これにより、前側部材16aの車両前方に臨む前面部20に対して、後側部材16bの車両後方に臨む前面部28が右上がりに傾斜した状態で結合されている。
本実施形態に係る車体前部構造が適用された車両は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、ロアバルクメンバ38が脆弱部44を有し、この脆弱部44は、車両前後方向において、連結部材16の車両前方端面よりも車両前方に位置して車幅方向に延びている。本実施形態では、連結部材16の車両前方位置に脆弱部44を設けることで、ロアバルクメンバ38に対する入力荷重により脆弱部44が容易に撓み変形して、歩行者保護を向上させることができる。
また、本実施形態では、アッパメンバ14とフロントバルクヘッド18との間に配置された連結部材16によって、過大な荷重(例えば、前突荷重)を好適に吸収することができる。この結果、本実施形態では、ロアバルクメンバ38に対して脆弱部44を設けた場合であっても、過大な荷重の吸収と歩行者保護とを両立させることができる。
さらに、本実施形態では、脆弱部44を車幅方向に沿って設けることで、前面衝突の際にロアバルクメンバ38を車両後方に向かって折り畳める変位が可能となり、十分な衝突ストロークを確保することができる。
さらにまた、本実施形態では、脆弱部44をビード46a。46bで構成することで、ロアバルクメンバ38の剛性・強度の低下を抑制することができる。また、本実施形態では、ビード46bの延在方向に孔部48a、48bを設けることで、荷重が入力されたときにロアバルクメンバ38がより潰れやすくなり、歩行者保護をより一層向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、ロアバルクメンバ38の内側部材50と外側部材52との間にクリアランス54を設けることで、荷重が入力されたときにロアバルクメンバ38がクリアランス54を起点として潰れやすくなり、歩行者保護をより一層向上させることができる。なお、クリアランス54の分だけ軽量化を達成することができる。
さらにまた、本実施形態では、連結部材16の前側部材16aを断面ハット状とすることで、前側部材16aの成形性を向上させることができる。また、前側部材16aの強度を後側部材16bの強度よりも高めることで、過大な荷重を前側部材16aで確実に受容することができる。
さらにまた、本実施形態では、前側部材16aと後側部材16bとのそれぞれ上部フランジ部24、30同士及び下部フランジ部26、32同士が、車両前後方向で固定されていることで(図8参照)、連結部材16に対して伝達される衝突荷重を効率良く吸収することができる。
10 車体前部
12 フロントサイドフレーム
14 アッパメンバ
16 連結部材
16a 前側部材
16b 後側部材
18 フロントバルクヘッド
38 ロアバルクメンバ
38a 内側構造部
38b 外側構造部
44 脆弱部
46a、46b ビード
48a、48b 孔部
50 内側部材
52 外側部材
54 クリアランス

Claims (5)

  1. 車両前後方向に沿って延びる左右一対のフロントサイドフレームと、
    前記各フロントサイドフレームの車幅方向の外側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びる左右一対のアッパメンバと、
    前記左右一対のフロントサイドフレームにそれぞれ取り付けられ、車幅方向に沿って延びるフロントバルクヘッドと、
    前記各アッパメンバと前記フロントバルクヘッドとの間に設けられる左右一対の連結部材と、
    を備え、
    前記フロントバルクヘッドは、下方に配置されたロアバルクメンバを含み、
    前記ロアバルクメンバは、車両前後方向において前記連結部材よりも車両前方に位置して車幅方向に延びる脆弱部を有することを特徴とする車両前部構造。
  2. 請求項1記載の車両前部構造において、
    前記脆弱部は、ビードからなり、
    前記ビードの延在方向には、孔部が形成されていることを特徴とする車両前部構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両前部構造において、
    前記ロアバルクメンバは、車幅方向の内側に配置された内側構造部と、前記内側構造部の車幅方向外側に配置された左右一対の外側構造部とを有し、
    前記内側構造部の車幅方向外側の前端部と、前記各外側構造部の車幅方向内側の前端部との間には、クリアランスが設けられていることを特徴とする車両前部構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の車両前部構造において、
    前記連結部材は、車両前方に位置する前側部材と、車両後方に位置する後側部材とを有し、
    前記前側部材は、ハット断面に形成され、
    前記前側部材の強度は、前記後側部材の強度よりも高いことを特徴とする車両前部構造。
  5. 請求項4記載の車両前部構造において、
    前記連結部材は、前記前側部材と前記後側部材とのそれぞれ上下面同士が、車両前後方向で固定されていることを特徴とする車両前部構造。
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