JP2016025816A - 電力供給システムの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力供給システムを常に高い効率で運転させながら、電力系統から供給される電力を平準化することが可能な制御装置を提供すること。
【解決手段】この制御装置100は、
算定期間TMの間に、電力系統CPから負荷LDに供給されると予測される予測電力量PPを算出する予測部101Aと、
算定期間TMの間にDC/DCコンバータ32Aから負荷LDに供給されるべき電力量である第1供給電力量SP1を算出する供給量算出部102Aと、
第1供給電力量SP1を定格電力P20で除することにより、放電時間DT1を算出する時間算出部103Aと、を備えており、
定格電力P20に相当する電力が、算定期間TMのうち放電時間DT1の間だけ負荷LDに供給されるよう、DC/DCコンバータ32Aを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電池に蓄えられた電力を、電力変換器を介して負荷に供給する電力供給システムの制御装置に関する。
電力系統から建物に供給される電力は、電力使用機器(負荷)の稼働状況により大きく変動する。そこで、例えば工場のように大きな電力が消費される建物には、電力系統から供給される電力を平準化(ピークカット)することを目的として、蓄電池を含む電力供給システムが備えられることが多い。このような電力供給システムは、電力使用量が比較的少ない時間帯(例えば夜間)において蓄電池に電力を蓄えておき、電力使用量が比較的多い時間帯に蓄電池から電力を供給するものである。電力供給システムを備えることにより、電力系統から供給される電力の最大値が低く抑えられるため、電力事業者に支払う電気料金(契約基本料)を抑制することができる。
負荷に繋がる電力供給ラインと蓄電池との間には、DC/DCコンバータのような電力変換器が備えられるのが一般的である。電力変換器は、電力供給ラインと蓄電池との間で電圧を調整して両者を繋ぐものである。蓄電池に蓄えられた電力は、電力変換器によって昇圧された後に、電力供給ラインを通じて負荷に供給される。
電力変換器は、定格電力を出力する際における運転効率が最も高いことが知られている。換言すれば、定格電力よりも低い電力を出力する際には、電力変換器の運転効率は低下してしまう。そこで、下記特許文献1に記載の電力供給システムでは、建物の電力使用量が継続的に多くなるような時間帯、すなわち、電力変換器から継続的に定格電力が出力されるような時間帯を予測して、当該時間帯に電力供給システムから電力の供給が行われるように構成されている。電力変換器が高い効率で継続的に運転されるため、蓄電池に蓄えられた電力を有効に取り出して負荷に供給することが可能となっている。
特開2012−257406号公報
上記特許文献1に記載の電力供給システムでは、建物の電力需要が継続的に大きくなるような時間帯、すなわち、電力変換器から長時間連続して定格電力を出力することのできる時間帯にのみ、負荷への電力の供給を行うような制御が行われる。このため、当該時間帯以外において一時的に建物の電力使用量が増加した場合には、電力供給システムから負荷への電力の供給は行われず、電力系統から供給される電力が増加してしまうこととなる。
その対策として、全ての時間帯において電力系統から供給される電力を平準化するような制御を行おうとすると、定格電力よりも低い電力が電力供給システムから出力されるような時間帯(定格電力が継続して出力されると過剰になってしまうような時間帯ともいえる)も生じることとなる。そのような時間帯においては、やはり電力変換器の運転効率が低下してしまい、電力のロスが生じることとなる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力供給システムを常に高い効率で運転させながら、電力系統から供給される電力を平準化することが可能な制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電力供給システムの制御装置は、蓄電池(31A,31B)に蓄えられた電力を、電力変換器(32A,32B)を介して負荷(LD)に供給する電力供給システム(PS)の制御装置であって、予め定められた期間である算定期間(TM)の間に、電力系統(CP)から負荷に供給されると予測される予測電力量(PP)を算出する予測部(101A)と、算定期間の間に電力変換器から負荷に供給されるべき電力量である供給電力量(SP1,SP2)を、予測電力量に基づいて算出する供給量算出部(102A)と、供給電力量を電力変換器の定格電力(P20)で除することにより、放電時間(DT1,DT2)を算出する時間算出部(103A)と、を備え、定格電力に相当する電力が、算定期間のうち放電時間の間だけ負荷に供給されるよう、電力変換器を制御することを特徴とする。
本発明に係る制御装置では、予め定められた期間である算定期間の全体において電力変換器から負荷への電力出力を行うのではなく、当該算定期間のうち一部の時間(放電時間)においてのみ電力出力を行うような制御が行われる。また、そのときに電力変換器から出力される電力の大きさは、電力変換器の定格電力に相当する大きさとなっている。このため、電力変換器を高い運転効率で運転させて、蓄電池に蓄えられた電力を無駄なく負荷に供給することができる。
また、上記のような制御が行われる結果、算定期間のうち放電時間以外の時間帯においては、電力変換器から負荷への電力出力は行われない。しかしながら、放電時間は、供給電力量を電力変換器の定格電力で除することにより算出されたものであるから、算定期間において電力供給システムから負荷に供給される電力量は、予測電力量に基づいて設定された供給電力量に等しくなる。このため、算定期間の全体においてみれば、負荷に供給される電力量が過剰になったり、不足してしまったりすることはない。
ところで、算定期間のうち電力変換器から負荷への電力出力が行われない時間帯においては、電力系統から負荷に供給される電力が一時的に大きくなる。このため、電力系統から供給される電力のピークが高くなり、電力事業者に支払うべき翌年の契約基本料が増加してしまうようにも思われる。
しかしながら、契約基本料は、電力系統から供給された電力の瞬間的なピーク値に応じて定められるのではなく、電力系統から供給された電力量を一定の期間毎(30分毎)に積算して得られる値(積算電力量)に応じて定められることとなっている。つまり、30分間の間において大きなピーク値が存在していたとしても、当該30分間における積算電力量が低いのであれば、翌年の契約基本料が増加してしまう(あるいは、違約金の支払いが必要となる)ことはないのである。従って、積算電力量が算出される期間と一致するように本発明の算定期間を設定することで、翌年の契約基本料が増加してしまうことを回避することができる。
このように、本発明によれば、常に高い運転効率で電力供給システムから負荷へと電力を供給しながらも、電力系統から負荷に供給される電力を平準化することができる。電力変換器からは定格電力に相当する電力のみが出力されるのであるが、算定期間における負荷への電力供給量が過剰となるわけではないので、蓄電池に蓄えられた電力の一部が無駄になってしまうことはない。また、電力系統から負荷に供給される電力は一時的に大きくなることはあるが、算定期間における積算電力量は増加しないので、翌年の契約基本料が増加してしまうことを回避することができる。
尚、電力変換器から負荷に電力が供給される時間が、放電時間よりも僅かに短い場合や、放電時間よりも僅かに長いような場合であっても、上記のように算出された放電時間に相当する時間において電力が出力されるのであれば、本発明の効果は十分に奏される。
本発明によれば、電力供給システムを常に高い効率で運転させながら、電力系統から供給される電力を平準化することが可能な制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る制御装置の制御対象である、電力供給システムの全体を示す電力系統図である。 図1に示された制御装置の機能的なブロックを説明するための制御ブロック図である。 制御装置によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。 電力供給システムの電力変換器から負荷に供給される電力の変化を示すグラフである。 電力変換器における負荷率と効率との関係を示すグラフである。 電力供給システムの電力変換器から負荷に供給される電力の変化を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る制御装置100の制御対象である電力供給システムPSについて説明する。電力供給システムPSは、工場FCに電力を供給するためのシステムとして構成されている。
尚、工場FCは、商用電源である電力系統CPからも電力の供給を受けている。電力系統CPと工場FCとは、交流バスラインである電力供給ラインSL0によって接続されている。工場FCには、電力供給ラインSL0を通じて3相200Vの交流電力が電力系統CPから供給されている。工場FC内に設置された電力使用機器(負荷)は、主に電力系統CPからの電力の供給を受けて稼働される。尚、以降の説明においては、工場FC内に設置された電力使用機器の全体のことを「負荷LD」とも表記する。
電力供給システムPSは、電力系統CPと工場FCとを繋ぐ電力供給ラインSL0の途中に接続されている。電力供給システムPSは、電力供給ラインSL0を通じて補助的な電力を負荷LDに供給し、電力系統CPから負荷LDに供給される電力を抑制するためのものである。電力供給システムPSは、太陽光発電ユニット20と、蓄電池ユニット30と、系統連系インバータ40とを備えている。
太陽光発電ユニット20は、太陽光のエネルギーを電力に変換し、当該電力を負荷LDに供給するための装置である。太陽光発電ユニット20からの電力は、電力供給ラインSL1及び電力供給ラインSL0を通じて負荷LDに供給される。電力供給ラインSL1は、一端が電力供給ラインSL0に接続された交流バスラインである。
太陽光発電ユニット20は、太陽光パネル21と、インバータ22とを備えている。太陽光パネル21は、太陽光のエネルギーを直接電力に変換することにより発電するものであり、工場FCの屋根に複数設置されている。
インバータ22は、太陽光パネル21で生じた直流電力を3相200Vの交流電力に変換して、当該電力を電力供給ラインSL1に供給するための電力変換器である。インバータ22は、それぞれの太陽光パネル21に1台ずつ設けられている。図1に示されるように、本実施形態では4組の太陽光パネル21及びインバータ22が、電力供給ラインSL1に対して並列に接続されている。尚、太陽光パネル21及びインバータ22のそれぞれの台数は4台に限られず、工場FCの規模や太陽光パネル21の性能に応じて増減させてもよい。
晴天時の昼間においては、太陽光発電ユニット20から負荷LDへと電力が供給される。これにより、電力系統CPから負荷LDへの電力供給が抑制され、電力事業者に支払う電気料金を低減することができる。
蓄電池ユニット30は、太陽光発電ユニット20又は電力系統CPから供給された電力のうち、負荷LDで消費されなかった電力を一時的に蓄えておくための装置である。負荷LDによる電力消費が大きな時間帯には、蓄えられた電力を負荷LDに供給することで、電力系統CPから負荷LDに供給される電力を抑制することが可能となっている。
蓄電池ユニット30からの電力は、電力供給ラインSL2及び電力供給ラインSL0を通じて負荷LDに供給される。電力供給ラインSL2は直流バスラインである。電力供給ラインSL2は、後述の系統連系インバータ40を介して電力供給ラインSL0及び電力供給ラインSL1に接続されている。
蓄電池ユニット30は、蓄電池31と、DC/DCコンバータ32とを備えている。蓄電池31は、リチウムイオン電池又はニッケル水素電池からなる二次電池である。DC/DCコンバータ32は、蓄電池31で生じた直流電力を昇圧して電力供給ラインSL2に供給するための電力変換器である。つまり、DC/DCコンバータ32は、電力供給ラインSL2と蓄電池31との間で電圧を調整して両者を繋ぐものということができる。
DC/DCコンバータ32は、それぞれの蓄電池31に1台ずつ設けられている。図1に示されるように、本実施形態では2組の蓄電池31及びDC/DCコンバータ32が、電力供給ラインSL2に対して並列に接続されている。尚、蓄電池31及びDC/DCコンバータ32のそれぞれの台数は2台に限られず、工場FCの規模や蓄電池31の容量に応じて増減させてもよい。
系統連系インバータ40は、電力供給ラインSL2からの直流電力を交流電力に変換して電力供給ラインSL0に供給する電力変換器である。また、電力供給ラインSL0及び電力供給ラインSL1からの交流電力を直流電力に変換して、電力供給ラインSL2に供給する電力変換器でもある。つまり、系統連系インバータ40により、電力供給ラインSL0及び電力供給ラインSL1と電力供給ラインSL2との間で双方向に電力の供給を行うことが可能となっている。
本発明の実施形態に係る制御装置100について説明する。制御装置100は、電力供給システムPSの全体の統合制御を行うコンピュータシステムの一部であって、蓄電池ユニット30の動作を制御するものである。制御装置100は、マスター制御部100Aとスレイブ制御部100Bとを備えている。
マスター制御部100Aは一方のDC/DCコンバータ32を制御するためのサブシステムであり、スレイブ制御部100Bは他方のDC/DCコンバータ32を制御するためのサブシステムである。マスター制御部100A及びスレイブ制御部100Bは、それぞれがCPU、ROM、RAM、及び入出力インタフェースを備えたシステムとなっている。
以降の説明においては、マスター制御部100Aによって制御されるDC/DCコンバータ32のことを「DC/DCコンバータ32A」とも表記する。また、スレイブ制御部100Bによって制御されるDC/DCコンバータ32のことを「DC/DCコンバータ32B」とも表記する。更に、DC/DCコンバータ32Aに接続された蓄電池31のことを「蓄電池31A」とも表記し、DC/DCコンバータ32Bに接続された蓄電池31のことを「蓄電池31B」とも表記する。
図2に示されるように、マスター制御部100Aは、機能的な制御ブロックとして、予測部101Aと、供給量算出部102Aと、時間算出部103Aとを有している。また、スレイブ制御部100Bは、機能的な制御ブロックとして、時間算出部103Bを有している。
それぞれの制御ブロックの機能、及び制御装置100により行われる処理の流れについて、図3を参照しながら説明する。図3に示される処理は、制御装置100によって30分ごとに繰り返し行われている。また、当該処理が開始される時刻は、毎時0分及び毎時30分となっている。尚、1回の当該処理が行われている期間、すなわち、最初のステップS01の実行が開始されてから30分間が経過するまでの期間のことを、以降は「算定期間TM」とも称する。
ステップS01では、予測部101Aにより予測電力量PPの算出が行われる。予測電力量PPとは、算定期間TMの間(今後30分の間)において、電力系統CPから負荷LDに供給されると予測される電力量のことである。
工場FCには、電力系統CPから負荷LDに供給されている電力を計測するためのセンサ(不図示)が備えられている。当該センサで計測された電力は、リアルタイムな情報として常に予測部101Aに送信されている。予測部101Aは、電力系統CPから負荷LDに供給されている電力の大きさ及びその時間変化(微分値)に基づいて、予測電力量PPを算出する。尚、予測電力量PPを算出するためのアルゴリズムは特に限定されるものではなく、既知のアルゴリズムを採用し得る。予測部101Aで算出された予測電力量PPの値は、供給量算出部102Aに送信される。
ステップS01に続くステップS02では、供給量算出部102Aにより供給電力量SPが算出される。供給電力量SPとは、算定期間TMの間に電力系統CPから負荷LDに実際に供給される電力量(以下、「積算電力量」とも称する)が、電力事業者との契約により定められている上限値(以下、「契約上限値」とも称する)を超えることのないように、蓄電池ユニット30から供給することが必要となる最低限の電力量のことである。つまり、今後30分の間(算定期間TM)に、蓄電池ユニット30から電力供給ラインSL2に出力されるべき電力量の目標値のことである。
供給電力量SPは、予測電力量PPから契約上限値を差し引くことにより算出される。尚、予測電力量PPが契約上限値よりも小さい場合には、供給電力量SPは0に設定される。この場合、算定期間TMにおいては、蓄電池ユニット30から負荷LDへの電力供給は行われない。
供給量算出部102Aは、算出された供給電力量SPを、第1供給電力量SP1と第2供給電力量SP2の二つに分配する。第1供給電力量SP1とは、算定期間TMにおいて、蓄電池31Aから取り出されDC/DCコンバータ32Aから電力供給ラインSL2に出力される電力量の目標値である。第2供給電力量SP2とは、算定期間TMにおいて、蓄電池31Bから取り出されDC/DCコンバータ32Bから電力供給ラインSL2に出力される電力量の目標値である。第1供給電力量SP1は、マスター制御部100Aの時間算出部103Aに送信される。第2供給電力量SP2は、スレイブ制御部100Bの時間算出部103Bに送信される。
ステップS02に続くステップS03では、放電時間DT1、DT2が算出される。放電時間DT1は、DC/DCコンバータ32Aから電力供給ラインSL2に電力が出力される時間の目標値のことである。後に説明するように、DC/DCコンバータ32Aからの電力の出力は、算定期間TMの全体において継続的に行われるのではなく、算定期間TMのうち放電時間DT1の間だけ行われる。
放電時間DT1は、供給量算出部102Aから送信された第1供給電力量SP1に基づいて、時間算出部103Aにより算出される。具体的には、第1供給電力量SP1(単位:キロワット時)を、DC/DCコンバータ32Aの定格電力(単位:キロワット)で除することにより、放電時間DT1が算出される。
放電時間DT2は、DC/DCコンバータ32Bから電力供給ラインSL2に電力が出力される時間の目標値のことである。DC/DCコンバータ32Bからの電力の出力は、算定期間TMの全体において継続的に行われるのではなく、算定期間TMのうち放電時間DT2の間だけ行われる。
放電時間DT2は、供給量算出部102Aから送信された第2供給電力量SP2に基づいて、時間算出部103Bにより算出される。具体的には、第2供給電力量SP2(単位:キロワット時)を、DC/DCコンバータ32Bの定格電力(単位:キロワット)で除することにより、放電時間DT2が算出される。
ステップS03に続くステップS04以降の処理は、マスター制御部100A及びスレイブ制御部100Bのそれぞれにおいて並行して行われるものであり、これらは互いに同一の処理である。従って、以降は、主にマスター制御部100Aにおいて行われる処理について説明を行うこととし、スレイブ制御部100Bにおいて行われる処理については適宜説明を省略する。
ステップS04では、算出された放電時間DT1が、予め設定された閾時間TTH以上であるか否かが判定される。閾時間TTHは、DC/DCコンバータ32Aの応答時定数よりも僅かに長い時間として設定されている。算出された放電時間DT1が閾時間TTHを下回るほどに短い時間である場合には、そのような短時間での電力出力をDC/DCコンバータ32Aにより行うことは困難である。このため、後に説明するように、放電時間DT1及び第1供給電力量SP1の調整が行われる。
ステップS04に続くステップS05では、マスター制御部100Aは、蓄電池31Aに蓄えられている電力を取り出して電力供給ラインSL2に出力するよう、DC/DCコンバータ32Aを制御する。このときにDC/DCコンバータ32Aから出力される電力は、DC/DCコンバータ32Aの定格電力(以下、「定格電力P20」と表記する)に相当する電力となっている。
ステップS05に続くステップS06では、マスター制御部100Aは、DC/DCコンバータ32Aから電力の出力が開始された後に放電時間DT1が経過したか否かを判定する。放電時間DT1が経過していれば、ステップS07に移行する。放電時間DT1が経過していなければ、DC/DCコンバータ32Aから電力の出力が継続された状態のまま、かかる判定が繰り返される。
ステップS06に続くステップS07では、マスター制御部100Aは、電力の出力を停止するようにDC/DCコンバータ32Aを制御する。
図4の線G10は、DC/DCコンバータ32Aから出力される電力の時間変化を示すグラフである。図4において、時刻t0は算定期間TMの開始時刻である。また、時刻t20は算定期間TMの終了時刻である。つまり、時刻t0から30分が経過した時刻である。時刻t10は、時刻t0から放電時間DT1が経過した時刻である。
図4に示されるように、マスター制御部100Aが行う上記の制御によって、DC/DCコンバータ32Aからは算定期間TMの開始とほぼ同時(時刻t0)に電力の出力が開始される(上述のステップS05)。DC/DCコンバータ32Aからの定格電力P20の出力は、時刻t0から時刻t10までの間継続して行われる。時刻t10以降(時刻t10から時刻t20までの期間)は、マスター制御部100AによってDC/DCコンバータ32Aからの電力供給は停止されている(上述のステップS07)。
算定期間TMの間にDC/DCコンバータ32Aから供給される電力量は、定格電力P20に放電時間DT1を掛けて得られる電力量である。かかる電力量は、図4における線G10の内側(斜線で示された部分)の面積に等しく、ステップS02で算出された第1供給電力量SP1に等しい。
また、スレイブ制御部100Bによっても上記と同様の制御が行われる。DC/DCコンバータ32Bからは、時刻t0から放電時間DT2が経過するまでの期間において(DC/DCコンバータ32Bの)定格電力が出力される。その結果、算定期間TMの間にDC/DCコンバータ32Bから供給される電力量は、ステップS02で算出された第2供給電力量SP2に等しくなる。
従って、算定期間TMの間に蓄電池ユニット30から負荷LDに供給される電力量は、第1供給電力量SP1と第2供給電力量SP2との和、すなわち供給電力量SPに等しい。既に述べたように、供給電力量SPは、算定期間TMの間に電力系統CPから負荷LDに実際に供給される積算電力量が、電力事業者との契約により定められている契約上限値を超えることのないように、蓄電池ユニット30から供給することが必要となる最低限の電力量である。このような供給電力量SPが、算定期間TMの間に負荷LDに供給されるので、算定期間TMにおける積算電力量が契約上限値を超えてしまうことはない。
尚、算定期間TMのうち時刻t10から時刻t20までの期間においては、蓄電池ユニット30からの電力の供給が行われないので、電力系統CPから負荷LDに供給される電力が一時的に大きくなる。このため、電力系統CPから供給される電力のピークが高くなり、電力事業者に支払うべき翌年の契約基本料が増加してしまうようにも思われる。
しかしながら、契約基本料は、電力系統CPから供給された電力の瞬間的なピーク値に応じて定められるのではなく、あくまで積算電力量に応じて定められることとなっている。つまり、30分間(算定期間TM)の間において大きなピーク値が存在していたとしても、当該30分間における積算電力量が低いのであれば、翌年の契約基本料が増加してしまう(あるいは、違約金の支払いが必要となる)ことはない。従って、制御装置100が行う上述の制御により、翌年の契約基本料が増加してしまうことは確実に防止されることとなる。
ところで、積算電力量を契約上限値以下にすることのみを考慮すれば、DC/DCコンバータ32Aから出力される電力の大きさは、定格電力P20より小さくしてもよいように思われる。例えば、第1供給電力量SP1を算定期間TMの長さで除することより得られる電力P10が、時刻t10から時刻t20までの期間においてDC/DCコンバータ32Aから出力された場合(この場合の出力電力の変化が、図4では線G11で示されている)であっても、算定期間TMの間にDC/DCコンバータ32Aから供給される電力量は第1供給電力量SP1に等しくなる。
また、DC/DCコンバータ32Bについても同様なのであって、DC/DCコンバータ32Bから定格電力より低い電力が出力された場合でも、算定期間TMの間にDC/DCコンバータ32Bから供給される電力量を第2供給電力量SP2に等しくすることができる。
しかしながら、本実施形態では、DC/DCコンバータ32A及びDC/DCコンバータ32Bの運転効率を考慮して、それぞれから定格電力を出力することとしている。この点について、図5を参照しながら説明する。
図5には、DC/DCコンバータ32Aにおける負荷率と効率との関係が示されている。グラフ横軸の「負荷率」とは、定格電力P20に対する、DC/DCコンバータ32Aに入力される電力(蓄電池31から取り出される電力)の割合である。このため、蓄電池31から取り出される電力が小さければ負荷率は小さくなり、蓄電池31から取り出される電力が大きければ負荷率は大きくなる。負荷率が100%のときには、定格電力P20にほぼ等しい電力が蓄電池31から取り出される。
グラフ縦軸の「効率」とは、DC/DCコンバータ32Aへの入力電力に対する、DC/DCコンバータ32Aからの出力電力の比率である。蓄電池31から取り出される電力、すなわちDC/DCコンバータ32Aへの入力電力が一定である場合には、効率が高ければDC/DCコンバータ32Aからの出力電力は大きくなり、効率が低ければDC/DCコンバータ32Aからの出力電力は小さくなる。効率が100%のときには、蓄電池31から取り出される電力にほぼ等しい電力が、DC/DCコンバータ32Aから出力される。
図5に示されるように、DC/DCコンバータ32Aでは、負荷率が大きいほど効率が高くなる。また、負荷率が100%のときには効率が最も高く、100%に近い値となる。つまり、DC/DCコンバータ32Aは、出力される電力が大きいほど、蓄電池31から取り出された電力が無駄なく出力されることになる。このため、本実施形態では、算定期間TMにおいてDC/DCコンバータ32Aから電力を出力するに当たり、算定期間TMの間継続して電力P10を出力するのではなく、放電時間DT1の間のみ定格電力P20を出力することとしているのである。制御装置100(マスター制御部100A)によってこのような制御が行われる結果、蓄電池31に蓄えられている電力は、ほぼロスなく取り出されて負荷LDに供給される。
図3に戻って、ステップS04における判定がNOであった場合、つまり、算出された放電時間DT1が閾時間TTHを下回っていた場合の処理について説明する。この場合には、ステップS04からステップS11に移行する。
ステップS11では、目標出力電力OPが算出される。目標出力電力OPとは、ステップS02で算出された第1供給電力量SP1を、閾時間TTHで除することによって算出されるものである。このとき、閾時間TTHは放電時間DT1よりも長いのであるから、1供給電力量SP1閾時間TTHで除することによって算出された目標出力電力OPの値は、定格電力P20よりも小さな値となる。
ステップS11に続くステップS12では、マスター制御部100Aは、蓄電池31Aに蓄えられている電力を取り出して電力供給ラインSL2に出力するよう、DC/DCコンバータ32Aを制御する。このときにDC/DCコンバータ32Aから出力される電力は、上記の目標出力電力OPに相当する電力となっている。
ステップS12に続くステップS13では、マスター制御部100Aは、DC/DCコンバータ32Aから電力の出力が開始された後に閾時間TTHが経過したか否かを判定する。閾時間TTHが経過していれば、ステップS07に移行する。閾時間TTHが経過していなければ、DC/DCコンバータ32Aから電力の出力が継続された状態のまま、かかる判定が繰り返される。このように、ステップS11以降において行われる処理は、DC/DCコンバータ32Aから出力される電力の目標値を定格電力P20から目標出力電力OPに置き換え、且つ放電時間DT1を閾時間TTHに置き換えた場合の処理に等しい。
算出された放電時間DT1がDC/DCコンバータ32Aの応答時定数よりも短い場合には、マスター制御部100Aからの制御(電力出力の要求)に対しDC/DCコンバータ32Aは適切に応答することができない。そこで、上記のように出力電力の目標値を定格電力P20から目標出力電力OPに置き換え、放電時間DT1を閾時間TTHに置き換えることにより、DC/DCコンバータ32Aが適切に応答しうる範囲での制御が行われる。この場合には、出力される電力(目標出力電力OP)が定格電力P20よりも小さいので、効率が僅かに悪くなるのであるが、算定期間TMにおいてDC/DCコンバータ32Aから出力される電力量は、第1供給電力量SP1となる。つまり、効率の低下を最低限に抑えながらも、算定期間TMにおける積算電力量が契約上限値を超えることのないような制御が行われる。
図4に示されるように、本実施形態においては、DC/DCコンバータ32Aからの電力の出力(負荷LDへの電力の供給)が、算定期間TMに含まれる一つの連続した時間帯(時刻t0から時刻t10まで)において行われるように、マスター制御部100AによるDC/DCコンバータ32Aの制御が行われる。
本発明の実施形態としては、このような制御に限られず、DC/DCコンバータ32Aからの電力の出力が複数の時間帯に分けて行われてもよい。図6の線G20は、このような制御が行われた場合においてDC/DCコンバータ32Aから出力される電力の時間変化を示すグラフである。図6において、時刻t5は、時刻t0から放電時間DT1の半分が経過した時刻である。また、時刻t15は、時刻t10から放電時間DT1の半分が経過した時刻である。
図6に示される例では、DC/DCコンバータ32Aからは算定期間TMの開始とほぼ同時(時刻t0)に定格電力P20の出力が開始される。DC/DCコンバータ32Aからの定格電力P20の出力は、時刻t0から時刻t5までの間継続して行われる。その後、時刻t5から時刻t10までの間はDC/DCコンバータ32Aからの電力出力が一時的に停止される。時刻t10以降は、再びDC/DCコンバータ32Aからの定格電力P20の出力が開始され、時刻t15まで継続される。その後、時刻t15から時刻t20までの間はDC/DCコンバータ32Aからの電力出力が停止される。
時刻t0から時刻t5までの期間においてDC/DCコンバータ32Aから出力される電力量、及び、時刻t10から時刻t15までの期間においてDC/DCコンバータ32Aから出力される電力量は、いずれも第1供給電力量SP1の半分に等しい。このため、算定期間TMの全体においてDC/DCコンバータ32Aから出力される電力量は、第1供給電力量SP1に等しい。
このような態様の制御であっても、蓄電池31に蓄えられた電力を高い効率で取り出して、負荷LDに供給することができる。また、算定期間TMにおける積算電力量が契約電力量を超えてしまうことも確実に防止される。
ただし、このような制御においては、DC/DCコンバータ32Aから出力される電力の値が複数回にわたって切り替えられることにより、僅かに効率が低下してしまう傾向がある。従って、図4に示された制御のように、DC/DCコンバータ32Aからの電力出力は、一つの連続した時間帯において行われることが望ましい。
本実施形態では、蓄電池31及びDC/DCコンバータ32がそれぞれ2台備えらえている場合の例を説明した。蓄電池31及びDC/DCコンバータ32の台数がこれよりも多い場合には、それに対応してスレイブ制御部100Bの数を増加させればよい。この場合、マスター制御部100Aの供給量算出部102Aにより算出された供給電力量SPが、複数の供給電力量に分配された後、各スレイブ制御部100Bの時間算出部103Bに送信されることとなる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
31,31A,31B:蓄電池
32,32A,32B:DC/DCコンバータ
LD:負荷
PS:電力供給システム
100:制御装置
100A:マスター制御部
100B:スレイブ制御部
101A:予測部
102A:供給量算出部
103A:時間算出部

Claims (3)

  1. 蓄電池(31A,31B)に蓄えられた電力を、電力変換器(32A,32B)を介して負荷(LD)に供給する電力供給システム(PS)の制御装置であって、
    予め定められた期間である算定期間(TM)の間に、電力系統(CP)から前記負荷に供給されると予測される予測電力量(PP)を算出する予測部(101A)と、
    前記算定期間の間に前記電力変換器から前記負荷に供給されるべき電力量である供給電力量(SP1,SP2)を、前記予測電力量に基づいて算出する供給量算出部(102A)と、
    前記供給電力量を前記電力変換器の定格電力(P20)で除することにより、放電時間(DT1,DT2)を算出する時間算出部(103A)と、を備え、
    前記定格電力に相当する電力が、前記算定期間のうち前記放電時間の間だけ前記負荷に供給されるよう、前記電力変換器を制御することを特徴とする制御装置。
  2. 前記電力変換器から前記負荷への電力の供給が、前記算定期間に含まれる一つの連続した時間帯において行われるよう、前記電力変換器を制御することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記時間算出部により算出された前記放電時間が予め設定された閾時間(TTH)よりも短い場合には、
    前記予測電力量を前記閾時間で除することにより目標出力電力(OP)を算出し、
    前記目標出力電力に相当する電力が、前記算定期間のうち前記閾時間の間だけ前記負荷に供給されるよう、前記電力変換器を制御することを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
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