JP2016024331A - 映像投影システム及び映像投影方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像素子10に表示された映像を偏光する合成プリズム11と、一次共役像位置20に映像を結像させるリレーレンズ12と、リレーレンズ12から出射される映像の周縁部を減光するための投射窓を開口した絞り板13と、絞り板13を通過した映像を入射してスクリーン16に投射させる投射レンズ14とを備え、前記絞り板13を主光軸上における共役像の一次結像位置からずらして配置したことによって、スクリーン16へ投射した投射映像の周縁部をグラデーションする映像投射システム。
【選択図】図1
Description
このプラネタリウムにおけるプロジェクタを使用した投射は、図4(a)に示す如く、半円球状の内部空間を有するドームスクリーン16のほぼ中央位置に2台のプロジェクタ100を配置し、個々のプロジェクタ100がドームスクリーン16に対して両映像間の隙間がないように一部が重畳する投射映像30a及び30bを投射するため、図4(b)に示す如く、2つの投射映像が重畳した映像重畳エリア30zが生成され、図4(c)に示す如く、この映像重畳エリア30zに投射される2つのプロジェクタ100からの投射映像は重畳した際に他のエリアとの明るさと同等になるブレンディングエリア30cを形成する必要がある。
尚、実際のプロジェクタにおいては主光軸に沿って絞り板13の位置を調整可能な調整機構を設けることによって、色々なサイズのドームスクリーンの大きさに合わせて調整可能とすることが望ましい。また、本出願で記載するテレセントリック光学系とは、レンズの片側又は両側において光軸と主光線が真に平行である光学系であり、リレーレンズ等が複数レンズ群を組み合わせて構成されることから光軸と主光線が真に平行でなくともほぼ平行と社会通念上の意味において同一視できる程度の光学系をいい、前記リレーレンズ12は、物体側及び像側共にテレセントリックであり、投射レンズは物体側のみテレセントリックである。
(1)前記実施形態においては一次共役像位置から投射レンズ寄りに絞り板を配置した例を説明したが、一次共役像位置からリレーレンズ寄りに配置することや、テレセントリック光学系における光軸と主光線が平行とみなせる部分(例えば、映像素子と合成プリズムの間)に配置しても良い。
12、12a、12b リレーレンズ、13、13a、13b 絞り板
14、14a、14b 投射レンズ、16 スクリーン、
20 一次共役像位置、30a 投射映像、30c ブレンディングエリア、
30z 映像重畳エリア、42 映像再生機器、51 映像、52 入射瞳、
53 出射瞳、55 入射瞳、80b、80g、80r DMD素子、
81 色分解合成プリズム、82、83、84 TIRプリズム、
86 ミラー、100、100a、100b プロジェクタ
Claims (16)
- 映像素子に表示された映像を光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射するプロジェクタを備える映像投射システムであって、
前記プロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置したことを特徴とする映像投射システム。 - 映像を表示する映像素子と、該映像素子に表示された三原色の映像を合成する合成プリズムと、該合成プリズムから映像を入射して一次共役像位置に結像させるために出射するリレーレンズと、該リレーレンズから出射される映像の周縁部を減光するための投射窓を開口した絞り板と、該絞り板を通過した映像を入射してスクリーンに投射させる投射レンズとによって光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射するプロジェクタを備える映像投射システムであって、
前記共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置したことを特徴とする映像投射システム。 - 映像素子に表示された映像を光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射する複数のプロジェクタを備える映像投射システムであって、
前記複数のプロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置し、複数のプロジェクタからスクリーンに投射映像の周縁部が重畳する映像を投射することを特徴とする映像投射システム。 - 映像を表示する映像素子と、該映像素子に表示された三原色の映像を合成する合成プリズムと、該合成プリズムから映像を入射して一次共役像位置に結像させるために出射するリレーレンズと、該リレーレンズから出射される映像の周縁部を減光するための投射窓を開口した絞り板と、該絞り板を通過した映像を入射してスクリーンに投射させる投射レンズとによって光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射する複数のプロジェクタを備える映像投射システムであって、
前記複数のプロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置し、複数のプロジェクタからスクリーンに投射映像の周縁部が重畳する映像を投射することを特徴とする映像投射システム。 - 前記絞り板の主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置するずらし量を可変とする調整機構を設けたことを特徴とする請求項1から4何れかに記載の映像投射システム。
- 前記絞り板が透過する開口形状が固定された投射窓を有することを特徴とする請求項1から5何れかに記載の映像投射システム。
- 前記絞り板を投射窓形状の異なる絞り板に交換自在なアタッチメントを設けたことを特徴とする請求項1から6何れかに記載の映像投射システム。
- 前記絞り板の投射窓の形状を機械的又は電気的に変化させる投射窓可変部を設けたことを特徴とする請求項1から5何れかに記載の映像投射システム。
- 映像素子に表示された映像を光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射するプロジェクタの映像投射方法であって、
前記プロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置して投射することを特徴とする映像投射方法。 - 映像を表示する映像素子と、該映像素子に表示された三原色の映像を合成する合成プリズムと、該合成プリズムから映像を入射して一次共役像位置に結像させるために出射するリレーレンズと、該リレーレンズから出射される映像の周縁部を減光するための投射窓を開口した絞り板と、該絞り板を通過した映像を入射してスクリーンに投射させる投射レンズとによって光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射するプロジェクタの映像投射方法であって、
前記共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置して投射することを特徴とする映像投射方法。 - 映像素子に表示された映像を光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射する複数のプロジェクタを用いた映像投射方法であって、
前記複数のプロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置し、複数のプロジェクタからスクリーンに投射映像の周縁部が重畳する映像を投射することを特徴とする映像投射方法。 - 映像を表示する映像素子と、該映像素子に表示された三原色の映像を合成する合成プリズムと、該合成プリズムから映像を入射して一次共役像位置に結像させるために出射するリレーレンズと、該リレーレンズから出射される映像の周縁部を減光するための投射窓を開口した絞り板と、該絞り板を通過した映像を入射してスクリーンに投射させる投射レンズとによって光軸と主光線が平行なテレセントリック光学系を用いて該映像素子と光学的に共役な共役像を一次結像面に結像し、該共役像を投射レンズを介して投射する複数のプロジェクタを用いた映像投射方法であって、
前記複数のプロジェクタの共役像を透過する投射窓を形成する絞り板を主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置し、複数のプロジェクタからスクリーンに投射映像の周縁部が重畳する映像を投射することを特徴とする映像投射方法。 - 前記絞り板の主光軸上における前記共役像の一次結像位置からずらして配置するずらし量を可変とする調整機構を設けたことを特徴とする請求項9から12何れかに記載の映像投射方法。
- 前記絞り板が透過する開口形状が固定された投射窓を有することを特徴とする請求項9から13何れかに記載の映像投射方法。
- 前記絞り板を投射窓形状の異なる絞り板に交換自在なアタッチメントを設け、該アタッチメントにより絞り板を交換することを特徴とする請求項9から14何れかに記載の映像投射システム。
- 前記絞り板の投射窓の形状を機械的又は電気的に変化させる投射窓可変部を設け、該投射窓可変部を用いて投射窓の形状を機械的又は電気的に変化させることを特徴とする請求項9から13何れかに記載の映像投射方法。
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