JP2016023513A - 建設機械 - Google Patents

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齋藤 泰
Yasushi Saito
泰 齋藤
弘明 藤島
Hiroaki Fujishima
弘明 藤島
正紀 平賀
Masanori Hiraga
正紀 平賀
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】カバー連結構造をカウンタウェイトに近い側に設けるに際して、ヒンジの損傷を招かずに、カウンタウェイトの脱着性を損なわずに設けることができ、またエンジンカバーの回動に伴うヒンジの損傷を防ぎ、エンジンカバーの強度を確保できるようにする。【解決手段】本発明は、エンジンカバー10を旋回体2側に上下方向に回動可能に連結するカバー連結構造を、エンジン室9とカウンタウェイト8の境界の旋回体2側に設けた。カバー連結構造のヒンジは、熱交換器15の後方で、冷却風の流れに対し熱交換器15の上流側寄りの位置に設けた第1ヒンジ11と、冷却風の流れに対し熱交換器15の下流側の部分に設けた第2ヒンジ12とを含んでいる。カバー連結構造は、旋回体2の幅方向に延設され、旋回体2側に固定した幅方向ブラケット20を備え、第1ヒンジ11と第2ヒンジ12を幅方向ブラケット20に取り付けてある。【選択図】図3

Description

本発明は、本体上に設けたエンジン室と、エンジン室に隣接させて設けたカウンタウェイトと、エンジン室を覆うエンジンカバーとを有する油圧ショベル等の建設機械に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示される建設機械がある。この特許文献1に開示された従来技術は例えば油圧ショベルであり、本体を形成する旋回体と、この旋回体の前側位置に取り付けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置とを備えている。また、この油圧ショベルは、旋回体上に設けられたエンジン室と、このエンジン室の後側位置にエンジン室に隣接して設けられたカウンタウェイトと、それぞれエンジン室に収容させたエンジン、このエンジンの駆動に伴って冷却風を生起させる冷却ファン、及び冷却風によって冷却されるラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器とを備えている。
また、この油圧ショベルは、エンジン室を覆うエンジンカバーと、このエンジンカバーを上下方向に回動可能に本体側に連結するヒンジを含むカバー連結構造とを備えている。
特許文献1には、一対のヒンジを旋回体の前後方向に配置して、エンジンカバーを旋回体の前後方向と直交する幅方向に回動可能にさせるカバー連結構造と、一対のヒンジをカウンタウェイトから離れる側において旋回体の幅方向に配置して、エンジンカバーを旋回体の前後方向に回動可能にさせるカバー連結構造が開示されている。
特開2006−56326号公報
ところで、エンジンカバーの開閉時の足場の確保を考慮すると、カバー連結構造に含まれるヒンジをカウンタウェイト付近に設け、エンジンカバーを前側が開くように旋回体の前後方向に回動可能に取り付けることが望ましい。しかし、上述した特許文献1には、カバー連結構造に含まれるヒンジをカウンタウェイト付近に設けて前後方向に回動可能に取り付けることは開示されていない。なお、カバー連結構造に含まれるヒンジをカウンタウェイト付近に設ける場合には、旋回体に対するカウンタウェイトの脱着性の確保についての考慮が必要になる。
また通常、エンジン室内に収容される熱交換器は、カウンタウェイトの直前位置まで配置されていることから、カバー連結構造に含まれるヒンジをカウンタウェイト付近に設ける場合には、熱交換器との干渉を避けるようにヒンジを設けなければならない。すなわち、このような場合には、カウンタウェイトに対向するエンジンカバーの全体のうちの片側のみにヒンジを設けざるを得なくなる。しかし、このような形態にヒンジを設けようとすると、ヒンジの軸に偏荷重が作用して軸が傾くなどの損傷を招き、エンジンカバーの回動動作に支障を生じる虞がある。また、エンジンカバーは、カウンタウェイト付近の熱交換器に対向する部分で強度が不足しがちになり、エンジンカバーの回動動作に伴ってこのエンジンカバーが変形しやすくなる虞もある。
本発明は、上述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、カバー連結構造をカウンタウェイトに近い側に設けるに際して、ヒンジの損傷を招くことなく、またカウンタウェイトの脱着性を損なうことなく設けることができ、またエンジンカバーの回動に伴うヒンジの損傷を防ぎ、エンジンカバーの強度を確保することができる建設機械を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、本体と、この本体の前側位置に取り付けた作業装置と、上記本体上に設けたエンジン室と、このエンジン室の後側位置に上記エンジン室に隣接して設けたカウンタウェイトと、それぞれ上記エンジン室に収容させたエンジン、このエンジンの駆動に伴って冷却風を生起させる冷却ファン、及び上記冷却風によって冷却される熱交換器と、上記エンジン室を覆うエンジンカバーと、このエンジンカバーを上記本体側に上下方向に回動可能に連結するヒンジを含むカバー連結構造とを備えた建設機械において、上記カバー連結構造を、上記エンジン室と上記カウンタウェイトとの境界部に位置する上記本体側に設け、上記カバー連結構造の上記ヒンジは、上記熱交換器の後方で、上記冷却風の流れに対し上記熱交換器の上流側寄りの位置に設けた第1ヒンジと、上記冷却風の流れに対し上記熱交換器の下流側の部分に設けた第2ヒンジとを含み、上記カバー連結構造は、上記本体の前後方向と直交する幅方向に延設され、上記本体側に固定した幅方向ブラケットを備え、上記第1ヒンジと上記第2ヒンジを上記幅方向ブラケットに取り付けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、カバー連結構造をエンジン室とカウンタウェイトとの境界部に位置する本体側に設けたことから、カバー連結構造をカウンタウェイトとは独立した配設関係とすることができ、このカバー連結構造をカウンタウェイトの脱着性を損なうことなくカウンタウェイトに接近させて設けることができる。
また本発明は、カバー連結構造のヒンジが、熱交換器の後方で、冷却風の流れに対し熱交換器の上流側寄りの位置に設けた第1ヒンジと、冷却風の流れに対し熱交換器の下流側の部分に設けた第2ヒンジとを含むことから、熱交換器に対向する領域を避けるようにして第1ヒンジと第2ヒンジをカウンタウェイトに対向するエンジンカバーの部分に、ヒンジ設置が片側に偏ることなく、カウンタウェイト側から見て熱交換器を挟むようにバランスよく本体の幅方向に設けることができる。これにより、エンジンカバーの回動動作に伴って第1ヒンジ及び第2ヒンジの軸に偏荷重が作用することを防ぎ、このような偏荷重による第1ヒンジ及び第2ヒンジの損傷を防ぐことができる。
また本発明は、カバー連結構造が、本体の前後方向と直交する幅方向に延設され、本体側に固定される幅方向ブラケットを備え、この幅方向ブラケットに第1ヒンジと第2ヒンジを取り付けたことから、幅方向ブラケットを介してエンジンカバーの強度を確保することができる。
また本発明は、上記発明において、上記本体に固定した支持部材と、この支持部材に上記幅方向ブラケットを締結する締結具とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、本体に対する支持部材の高さ寸法を考慮することにより、第1ヒンジと第2ヒンジの取り付けに好適な高さ位置に幅方向ブラケットを容易に配置することができる。
また本発明は、上記発明において、上記エンジンカバーは、上記カウンタウェイトに対向する部分に、他の部分よりも強度を大きく設定した強度付与部を有し、上記強度付与部は、上記本体の幅方向に延設され、上記エンジンカバーの裏面に固定されたカバー側ブラケットから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、カウンタウェイトに対向するエンジンカバーの部分に、強度付与部を構成するカバー側ブラケットを設けたことから、熱交換器に対向する部分も含めてエンジンカバーの強度をより大きくすることができる。
また本発明は、上記発明において、上記幅方向ブラケットは、1本の長尺体から成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、幅方向ブラケットが1本の長尺体から成ることから、自身が大きな強度を有し、これによってエンジンカバーの強度確保に貢献する。また、カバー連結構造を構成する部品の数を抑え、カバー連結構造の組み立て工数を少なくすることができる。
また本発明は、上記幅方向ブラケットは、互いに分割された第1ブラケットと第2ブラケットとを含み、上記第1ヒンジを上記第1ブラケットに取り付け、上記第2ヒンジを上記第2ブラケットに取り付けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、幅方向ブラケットに要する材料費を節減させることができる。
本発明に係る建設機械は、カバー連結構造をカウンタウェイトに接近させたものにあって、カウンタウェイトの脱着性を確保することができる。また本発明は、カバー連結構造のヒンジを損傷を招くことなく設けることができるので、カバー連結構造の取り付け後のエンジンカバーの回動動作を長期間にわたって支障なく行わせることができる。また本発明は、エンジンカバーの強度を確保することができ、エンジンカバーの回動動作に際しエンジンカバーの変形を防ぐことができ、優れた耐久性を確保することができる。
本発明に係る建設機械の一実施形態を構成する油圧ショベルを示す側面図である。 本実施形態に備えられるエンジンカバーの連結構造をカウンタウェイトを外した状態で車体後方から見た斜視図である。 図2に示す状態からエンジンカバーを除いた状態を示す斜視図である。 本実施形態に備えられるエンジンカバーの連結構造の要部を示す拡大斜視図である。 本実施形態に備えられるエンジンカバーを裏側の下方から見た斜視図である。 本実施形態に備えられるエンジンカバーの連結構造を示す側面図である。 図6の要部拡大図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る建設機械は例えば油圧ショベルであり、走行体1と、この走行体1上に配置され本体を構成する旋回体2と、この旋回体2の前側位置に取り付けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置3とを備えている。作業装置3は、旋回体2に取り付けられ上下方向に回動可能なブーム4と、このブーム4の先端に取り付けられ上下方向に回動可能なアーム5と、このアーム5の先端に取り付けられ上下方向に回動可能なバケット6とを含んでいる。
旋回体2の旋回フレーム2aの前側位置には運転室7が配置され、この運転室7の後側位置には図2,3にも示すように、エンジン室9が配置されている。エンジン室9の上部には、このエンジン室9を覆うエンジンカバー10を設けてある。エンジン室9内には、図示しないエンジン、このエンジンの駆動に伴って冷却風を生起させる図示しない冷却ファン、及び図3に示すラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器15が収容されている。冷却ファンによって生起させた冷却風は、図2に示すエンジンカバー10の通気口10aからエンジン室9内に入り、図3の矢印30,31に示すように導かれて、熱交換器15を冷却する。同図3の矢印30で示す冷却風の流れは、熱交換器15の上流側における流れであり、矢印31で示す冷却風の流れは、熱交換器15の下流側における流れである。
また本実施形態は、エンジンカバー10を上下方向に回動可能に本体側、すなわち旋回体2側に連結するヒンジを含むカバー連結構造を備えている。このカバー連結構造は、図2,3に示すように、エンジン室9とカウンタウェイト10との境界部に位置する旋回体2側に設けてある。
カバー連結構造の上述したヒンジは、熱交換器15の後方で、図3の矢印30,31で示す冷却風の流れに対して熱交換器15の上流側寄りに設けた第1ヒンジ11と、冷却風の流れに対して熱交換器15の下流側の部分に設けた第2ヒンジ12とを含んでいる。
また本実施形態に係るカバー連結構造は、旋回体2の前後方向である矢印X方向と直交する同図3の矢印Y方向で示す旋回体2の幅方向に延設され、旋回体2側に固定した幅方向ブラケット20を備えている。上述した第1ヒンジ11と第2ヒンジ12は、幅方向ブラケット20に取り付けてある。幅方向ブラケット20は、例えば1本の長尺体から成っている。また、この幅方向ブラケット20は、図4,5に示すように、強度を確保する折り曲げ部20aを有している。
また本実施形態は、旋回体2の旋回フレーム2aに立設固定した図3,4,6,7に示す支持部材22と、この支持部材22に幅方向ブラケット20を締結する締結具、すなわちボルト21とを備えている。
また本実施形態は、エンジンカバー10が、カウンタウェイト8に対向する部分に、当該エンジンカバー10の他の部分よりも強度を大きくした強度付与部を有し、この強度付与部は、図4,5にも示すように、旋回体2の図3の矢印Yで示す幅方向に延設され、エンジンカバー10の裏面に固定されたカバー側ブラケット23から成っている。このカバー側ブラケット23も幅方向ブラケット20と同様に、例えば1本の長尺体から成り、強度を確保する折り曲げ部23aを有している。
図4,5に示すように、上述した第1ヒンジ11の下側連結片を形成する一方の連結片11aと、第2ヒンジ12の下側連結片を形成する一方の連結片12aは、幅方向ブラケット20に固定してある。第1ヒンジ11の上側連結片を形成する他方の連結片11bと、第2ヒンジ12の上側連結片を形成する他方の連結片12bは、カバー側ブラケット23に固定してある。
このように構成した本実施形態は、エンジン室9内に配置される機器の補修、点検、清掃等に際しては、エンジン室9とカウンタウェイト8の境界部に位置する幅方向ブラケット20に取り付けた第1ヒンジ11及び第2ヒンジ12のそれぞれの軸を中心にして、エンジンカバー10を上下方向に回動させることが行われる。すなわち、エンジンカバー10の上方向への回動によって、エンジン室9の主にカウンタウェイト8から離れる側に位置するエンジンカバー10の前側の部分から開放が始まる。
本実施形態によれば、エンジンカバー10を上下方向の回動可能に連結するカバー連結構造を、エンジン室9とカウンタウェイト8との境界部に位置する本体側、すなわち旋回体2側に設けたことから、カバー連結構造をカウンタウェイト8とは独立した配設関係とすることができ、このカバー連結構造をカウンタウェイト8の脱着性を損なうことなくカウンタウェイト8に接近させて設けることができる。
また本実施形態は、カバー連結構造のヒンジが、熱交換器15の後方で、冷却風の流れに対し熱交換器15の上流側寄りの位置に設けた第1ヒンジ11と、冷却風の流れに対し熱交換器15の下流側の部分に設けた第2ヒンジ12とを含んでいる。したがって、熱交換器15に対向する領域を避けるようにして、第1ヒンジ11と第2ヒンジ12をカウンタウェイト8に対向するエンジンカバー10部分に、ヒンジ配設位置が片側に偏ることなく、カウンタウェイト8側から見て熱交換器15を挟むようにバランス良く図3の矢印Yで示す旋回体2の幅方向に設けることができる。これにより、エンジンカバー10の回動動作に伴って第1ヒンジ11及び第2ヒンジ12の軸に偏荷重が作用することを防ぎ、このような偏荷重による第1ヒンジ11及び第2ヒンジ12の損傷を防ぐことができ、優れた耐久性を確保することができる。
また本実施形態は、カバー連結構造が、旋回体2の前後方向と直交する図3で示す矢印Y方向である幅方向に延設され、旋回体2の支持部材22に固定される幅方向ブラケット20を備え、この幅方向ブラケット20に第1ヒンジ11と第2ヒンジ12を取り付けたことから、幅方向ブラケット20を介してエンジンカバー10の強度を確保することができる。
また本実施形態は、旋回体2の旋回フレーム2aに立設固定した支持部材22に、ボルト21によって幅方向ブラケット20を締結するように構成したことから、旋回体2の旋回フレーム2aに対する支持部材22の高さ寸法を考慮することにより、第1ヒンジ11と第2ヒンジ12の取り付けに好適な高さ位置に幅方向ブラケット20を容易に配置することができ、カバー連結構造の取り付け作業を能率良く行うことができる。これによりカバー連結構造の組み立て工数を少なく抑えることができる。
また本実施形態は、カウンタウェイト8に対向するエンジンカバー10の裏面に、図3の矢印Yで示す旋回体2の幅方向に延設され、強度付与部を構成するカバー側ブラケット23を設けたことから、熱交換器15に対向する部分も含めてエンジンカバー10の強度をより大きくすることができる。
また本実施形態は、幅方向ブラケット20が1本の長尺体から成ることから、自身が大きな強度を有し、エンジンカバー10の強度確保に貢献する。また、カバー連結構造を構成する部品の数を抑え、カバー連結構造の組み立て工数を少なくすることができる。
なお、上記実施形態は、カバー連結構造がカバー側ブラケット23を有する構成にしてあるが、幅方向ブラケット20によってエンジンカバー10の強度を確保できる場合には、カバー側ブラケット23を備えない構成とすることもできる。
また上記実施形態は、幅方向ブラケット20を1本の長尺体によって構成してあるが、この幅方向ブラケット20がそれぞれ旋回体2側に固定され、互いに分割された第1ブラケットと第2ブラケットを含み、第1ヒンジ11を第1ブラケットに取り付け、第2ヒンジ12を第2ブラケットに取り付ける構成にしてもよい。このように構成したものでは、幅方向ブラケットに要する材料費を節減させることができる。
また上記実施形態は、エンジンカバー10に設けた強度付与部をカバー側ブラケット23によって構成してあるが、このカバー側ブラケット23に代えて、エンジンカバー10の該当部分を旋回体2の幅方向に沿って折り曲げ形成することによって上述の強度付与部を設ける構成にしてもよい。
2 旋回体(本体)
2a 旋回フレーム
3 作業装置
8 カウンタウェイト
9 エンジン室
10 エンジンカバー
10a 通気口
11 第1ヒンジ
11a 一方の連結片
11b 他方の連結片
12 第2ヒンジ
12a 一方の連結片
12b 他方の連結片
15 熱交換器
20 幅方向ブラケット
20a 折り曲げ部
21 ボルト(締結具)
22 支持部材
23 カバー側ブラケット(強度付与部)
23a 折り曲げ部

Claims (5)

  1. 本体と、この本体の前側位置に取り付けた作業装置と、上記本体上に設けたエンジン室と、このエンジン室の後側位置に上記エンジン室に隣接して設けたカウンタウェイトと、それぞれ上記エンジン室に収容させたエンジン、このエンジンの駆動に伴って冷却風を生起させる冷却ファン、及び上記冷却風によって冷却される熱交換器と、
    上記エンジン室を覆うエンジンカバーと、このエンジンカバーを上記本体側に上下方向に回動可能に連結するヒンジを含むカバー連結構造とを備えた建設機械において、
    上記カバー連結構造を、上記エンジン室と上記カウンタウェイトとの境界部に位置する上記本体側に設け、
    上記カバー連結構造の上記ヒンジは、上記熱交換器の後方で、上記冷却風の流れに対し上記熱交換器の上流側寄りの位置に設けた第1ヒンジと、上記冷却風の流れに対し上記熱交換器の下流側の部分に設けた第2ヒンジとを含み、
    上記カバー連結構造は、上記本体の前後方向と直交する幅方向に延設され、上記本体側に固定した幅方向ブラケットを備え、
    上記第1ヒンジと上記第2ヒンジを上記幅方向ブラケットに取り付けたことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    上記本体に固定した支持部材と、この支持部材に上記幅方向ブラケットを締結する締結具とを備えたことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1または2に記載の建設機械において、
    上記エンジンカバーは、上記カウンタウェイトに対向する部分に、他の部分よりも強度を大きく設定した強度付与部を有し、
    上記強度付与部は、上記本体の幅方向に延設され、上記エンジンカバーの裏面に固定されたカバー側ブラケットから成ることを特徴とする建設機械。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械において、
    上記幅方向ブラケットは、1本の長尺体から成ることを特徴とする建設機械。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械において、
    上記幅方向ブラケットは、互いに分割された第1ブラケットと第2ブラケットとを含み、上記第1ヒンジを上記第1ブラケットに取り付け、上記第2ヒンジを上記第2ブラケットに取り付けたことを特徴とする建設機械。
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