JP2016023478A - ホースクランプ装置 - Google Patents

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雅之 村上
Masayuki Murakami
雅之 村上
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Abstract

【課題】本発明の目的とするところは、部品点数が少なく、且つホースの脱着が容易で抜け難いホースクランプ装置を提供することにある。
【解決手段】
ホース6を嵌合溝71に嵌入した後、ボルトBを、アッパーフレーム32のホース固定部33に螺合させるように締め付けていく。この締め付け動作に伴って、凹状取付面77の中間部S4がホース固定部33に近付き、取付面77の中間部S4とホース固定部33との隙間が徐々に小さくなっていく。それとともに、取付面77の当接部S1が幅方向外側に広がるように弾性変形する。取付面77が幅方向外側に広がるように弾性変形することで、両側部74はその下部が外側に広がり、相対的に上部が内側に倒れるように弾性変形して、両側部74の開口縁75の抜け止め部75aが幅方向内側に変位してホース6に当接する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホースを保持するホースクランプ装置、特に、例えば油圧ショベルや油圧クレーン等の建設機械に用いられ、例えばスイベルジョイントに接続される複数の油圧ホースを整列させて保持することに適したホースクランプ装置に関するものである。
一般に、油圧ショベルや油圧クレーン等の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に搖動可能に設けられた作業装置とにより大略構成されている。
そして、下部走行体を走行させる走行用油圧モータ、上部旋回体を旋回させる旋回用油圧モータ、作業装置に設けられる油圧シリンダ等の各種の油圧アクチュエータは、複数の油圧配管や油圧ホース等を介して油圧源に接続され、これら複数の油圧ホースは、通常、ホースクランプ装置を用いて整列状態に保持される構成となっている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1では、ゴムクランプ部材(クランプ本体)に、ホースの外径に対応する2つの貫通孔(嵌合溝)と、該貫通孔にホースを嵌め入れるためのスプリット溝(開口)とが設けられている。スプリット溝から貫通孔にホースを嵌め入れた後で、別体の枠体をゴムクランプ部材に被せて該枠体を基板部材(ホース固定部)にボルトで締結することでホースを固定している。
また、特許文献2では、ホースの外径に対応する穴部(嵌合溝)と該穴部にホースを嵌め入れるための切欠き溝(開口)とが設けられた束管用ブロック(クランプ本体)を備えている。この束管用ブロックを車体のプレート(ホース固定部)にボルトで締結することでホースを固定している。切欠き溝の開口幅は、ホースの外径よりも小寸に設定されていて、ホースを切欠き溝に押し込んで弾力的に開口を広げて、穴部に嵌め入れるようになっている。
実開平02−145379号公報(特に実用新案請求の範囲、図1) 実開平05−90073号公報(特に請求項1、図2、図3)
しかし、上記特許文献1では、ホースを嵌め入れたゴムクランプ部材を基板部材に固定するための枠体を別体で用意する必要があるので、部品点数や組み立て工数が多くなる。さらに、一方のホースだけ交換したい場合であっても、枠体を完全に外してホースを交換した後、再度枠体を組み付ける作業が必要であり、作業性に劣る。
また、上記特許文献2では、部品点数は特許文献1と比べて削減できるものの、ホースの保持は、切欠き溝の開口の弾力に頼っているだけである。そのため、ホースの抜けを阻止するために切欠き溝の弾性を高めたり開口幅を狭めると挿入し難くなり、逆にホースを挿入し易くするために弾性や開口幅を調整すると抜け易くなる。特に、ホースが高圧の油圧ホースであったり、移動するアクチュエータに取り付けられたホース等の場合には油圧ホースが動くので、上記特許文献2のものでは、ホースが抜ける虞がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品点数が少なく、且つホースの脱着が容易で抜け難いホースクランプ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、ホースを保持するクランプ本体の形状を工夫して、クランプ本体をホース固定部に取り付けることでホースを確実に固定することができるようにした。
具体的には、第1の発明では、ホースをホース固定部に保持するホースクランプ装置が前提である。そして、ゴム弾性を有し上記ホースを保持するクランプ本体と、該クランプ本体を上記ホース固定部に取り付ける取付具とを備え、上記クランプ本体は、上記ホースが嵌まる嵌合溝を有するとともに、上記ホース固定部に対する取付面が凹状に形成され、上記取付具による上記ホース固定部への取付によって上記凹状取付面が平坦に近づくように変形し、該変形に伴って上記嵌合溝の開口幅が狭くなるように構成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記凹状取付面が変形する前の上記嵌合溝の開口幅が、上記ホースの外径よりも狭くなっていることを特徴とする。
第3の発明では、第1または第2の発明において、上記嵌合溝の開口縁に、上記ホースの抜けを阻止する抜け止め部と、この抜け止め部に続いて当該嵌合溝の外側に延び上記ホースの嵌入を案内する傾斜した案内面とが設けられていることを特徴とする。
第4の発明では、第1ないし第3のいずれか1つの発明において、上記クランプ本体は、上記嵌合溝2本を並設して備え、該両嵌合溝間に上記取付具としてのボルトを通すボルト孔が設けられ、上記凹状取付面は、断面略円弧状であって上記嵌合溝の長手方向に延び、その中央に上記ボルト孔が開口しており、上記ボルトによる上記クランプ本体の上記ホース固定部に対する締付により、上記凹状取付面が平坦に近づくように変形することに伴って、上記クランプ本体の両側部が内側に倒れるように変位し、上記両嵌合溝各々の開口幅が狭くなることを特徴とする。
第1の発明によると、取付具によるホース固定部への取付によって嵌合溝の開口幅が狭まり嵌合溝内のホースの抜けを防止できるので、簡単且つ確実にホースを保持することができ、作業効率が向上する。また、クランプ本体と取付具で構成されており、部品点数が少なくて済むので、低コスト化に有用である。また、ホース固定部への取付前は、嵌合溝の開口幅を広く開けて設けることができるので、ホースを嵌め入れやすい。
第2の発明によると、嵌合溝の開口幅が、凹状取付面の変形前において上記ホースの外径よりも狭くなっているので、ホース固定部への取付前でも、不用意にホースが抜け出ることを防止でき、仮組みに有用である。
第3の発明によると、抜け止め部を備えるので、ホースが抜け出ることを確実に防止できる。
第4の発明によると、ホースが挿入される嵌合溝が2つ並んで設けられているので、2本のホースを並べて同時に確実に保持することができる。
図1は、本発明の実施形態1にかかるホースクランプ装置を用いてホースが固定された状態を示し、(a)は作業機械の略図で、(b)はホースクランプ装置が設置された部分の斜視図である。 図2は、図1の要部拡大図である。 図3は、本発明の実施形態1にかかるホースクランプ装置をホース固定部に取り付ける前の状態を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態1にかかるホースクランプ装置をホース固定部に取り付けた後の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態)
図1(a)及び(b)に示すように、1は油圧ショベル等の建設機械である。建設機械1は、下部走行体2と、該下部走行体2の上部に取り付けられた上部旋回体3とで大略構成されており、該上部旋回体3の前部には作業動作を行うアタッチメント31が設けられている。
上部旋回体3は、下部走行体2の上に旋回自在に搭載されている。上部旋回体3はアッパーフレーム32を備え、該アッパーフレーム32に設けられたホース固定部33には、上側油圧ホース6(以下、単にホース6と称す。)がホースクランプ装置10で固定されている。なお、この実施形態では、ホース固定部33上にホースクランプ装置10が設けられているが、直接アッパーフレーム32上にホースクランプ装置10を設けてもよい。
ホース6は、一端が各種作動部への油圧を制御するコントロールバルブ34に接続され、他端がスイベルジョイント21に接続されている。このスイベルジョイント21は、下側油圧ホース22を介して走行用等の油圧モータ23に接続される。
ホースクランプ装置10は、図2ないし図4に示すように、ホース6を弾力的に保持するクランプ本体7と、該クランプ本体7をアッパーフレーム32のホース固定部33に固定する取付具8とで構成されている。
クランプ本体7は、ゴムや弾性プラスチック等のゴム弾性体からなり、図2又は図4に示すように、ホース固定部33への取付後においては下部が広く上部が狭い断面略台形状をなしている。また、ホース6を嵌め込むための嵌合溝71,71が2つ並んで設けられ、該嵌合溝71,71に2本のホース6,6が保持される。嵌合溝71の内径は、ホース6の外径とほぼ同寸となっていて、ホース6の外周が嵌合溝71の内周に沿うように嵌まって保持されるようになっている。なお、以下の説明において、2つの嵌合溝71,71の並び方向をクランプ本体7の幅方向とする。
クランプ本体7の幅方向中央で2つの嵌合溝71,71間には、取付具8であるボルトBを取り付けてホースクランプ装置10をアッパーフレーム32のホース固定部33に結合させる結合部73が設けられている。結合部73には、ボルトBを貫通させるボルト孔73aが上下方向に設けられている。ボルト孔73aにボルトBを上方から貫通させてアッパーフレーム32のホース固定部33或いはアッパーフレーム32に形成されたメネジ(図示省略)に螺合することで、ホースクランプ装置10がアッパーフレーム32に固定される。
また、クランプ本体7の幅方向両側には、幅方向内外方向に弾性変形することで嵌合溝71の開口幅wを広くしたり狭くしたりする両側部74が形成されている。
上記嵌合溝71の開口縁のうち、結合部73側の開口縁75には、その上部から嵌合溝71の中心P側に向けて傾斜して、嵌合溝71へのホース6の嵌入を案内する案内面75bが形成されている。また、両側部74側の開口縁76にも同様に、その上部から嵌合溝71の中心P側に向けて傾斜する案内面76bが形成されている。
そして、案内面75bの下端(最も嵌合溝71の中心Pに近い部分)が、嵌合溝71に嵌入されたホース6の抜け止めとなる抜け止め部75aを構成している。案内面76bの下端も同様に抜け止め部76aとなっている。これらの抜け止め部75a、76aが嵌合溝71に嵌入されたホース6の上部に当接して抜けを防止する。すなわち、開口縁75及び76は、相対する断面略鉤状をなしていて、嵌合溝71中心Pに向かって傾斜した案内面75b、76bによってホース6が嵌合溝71に案内されるので挿入し易く、且つ挿入されたホース6の上部が抜け止め部75a、76aに当接することで抜け難くなっている。
また、ホース固定部33への取付前の状態において、相対する開口縁75、76の抜け止め部75a、76a間の開口幅wとホース6の外径dの寸法は、w<dとなっている。そのため、ホース固定部33への取付前の状態であっても嵌合溝71内のホース6が自然に抜け出ることを抑制でき、所謂仮組み状態とすることができる。一方、w<dの関係であっても、ホース固定部33への取付前の開口幅wは、ホース6の外径dよりも僅かに小さいだけであり、案内面75b、76bに案内されて挿入されるホース6の下部が抜け止め部75a、76aに当接したところで軽く押し込むと、開口縁75が広がるように両側部74が弾性変形するため、ホース6をスムーズに挿入することができる。抜け止め部75aをホース6が通過すると、両側部74は弾力によって元の位置に戻り、ホース6の抜けが防止される。
クランプ本体7は、その下部に、アッパーフレーム32のホース固定部33に取り付けられる取付面77を備えている。
取付面77は、図3に示すように、ホース固定部33への取付前の状態においては、幅方向中央が上方に凹んだ断面略円弧状をなしている。
具体的には、幅方向両端部S1、その内側且つ嵌合溝71中心Pよりも外側の部分S2、及び嵌合溝71中心Pよりも内側の部分S3を、それぞれ異なる角度の傾斜面で繋いだ形状となっている。また、S1〜S3にかけて徐々にホース固定部33から遠ざかるように形成されている。すなわち、クランプ本体7の幅方向中央部であるS3,S3間とホース固定部33との間に、相対的に最も広い隙間が形成されている。以下、幅方向両端部S1を当接部S1とし、幅方向中央部であるS3,S3間を中間部S4とする。
取付面77と嵌合溝71との間の上下方向の厚みは、両側部74の幅方向の厚みに比べて薄肉になっている。このことで、相対的にこの薄肉部は上下方向に撓みやすくなっている。
次に、図3及び図4に基づいて、ホース6が嵌入されたクランプ本体7を、取付具8であるボルトBでホース固定部33に締め付け固定するときの状態を説明する。
上述したように、ホース6は開口縁75、76の案内面75b、76bに案内されて嵌合溝71内に挿入されている。
この状態で、結合部73のボルト孔73aに挿通したボルトB(取付具8)を、アッパーフレーム32のホース固定部33に螺合させるように下方(ホース固定部33側)に向けて締め付けていく。このとき、結合部73の開口縁75の抜け止め部75aはホース6の上部に当接した状態になっているので、ホース6が浮き上がることなく結合部73とともに下方に押し下げられる。
上記締め付け動作に伴って、結合部73の下面に相当する取付面77の中間部S4がホース固定部33に近付き、中間部S4とホース固定部33との隙間が徐々に小さくなっていく。それとともに、取付面77の当接部S1及びその内側の部分S2が、幅方向外側に広がるように弾性変形する。すなわち、略円弧状の取付面77が平坦に近付くように、最もホース固定部33から離れた部分を上方から押し潰すことで、取付面77が幅方向外側に広がるように弾性変形する。一方、取付面77が幅方向外側に広がるように弾性変形することで、両側部74はその下部が外側に広がり、相対的に上部が内側に倒れるように弾性変形して、両側部74の開口縁76の抜け止め部76aが幅方向内側に変位してホース6に当接する。
この動作によって、図4に示すように、クランプ本体7は、中間部S4がホース固定部33に当接して取付具8であるボルトBで締め付け固定されるとともに、下部が広く上部が狭い断面略台形状に弾性変形した状態となる。嵌合溝71に嵌入されたホース6は、結合部73と両側部74に挟み込まれて嵌合溝71の内周面に押し付けられ、ずれないようにしっかりと保持される。また、両側部74の上部が幅方向内側に傾くように弾性変形することで、開口幅wが締め付け前よりも狭くなるため、ホース6が抜け出ることが阻止される。さらに、抜け止め部75a、76aがホース6に当接するので、より効果的にホース6のずれや抜脱が防止される。特に、建設機械1等の作動に伴ってホース6が暴れたり振れたりしても、ホース6を嵌合溝71内にしっかりと保持できる。
なお、取付具8を締め付ける時に、中間部S4がホース固定部33に接触するまでは、当接部S1と中間部S4との間の部分はホース固定部33に接触しない状態(すなわち、当接部S1のみがホース固定部33に接触する状態)のほうが接地面積を少なくでき、当接部S1が外側に広がりやすい。このためS1〜S2及びS2〜S3の傾斜面は、徐々に傾斜するように形成されている。
締め付け後は、取付面77がホース固定部33に固定されるので両端の当接部S1の位置が固定される。両側部74は、取付面77と嵌合溝71との間の上下方向の厚みに比して厚肉に形成され上下方向に剛性を有し、外側に反りにくくなっているため、開口幅wが広がることなく、ホース6を確実に保持できる。
以上説明したように、本発明によると、クランプ本体7と取付具8でホースクランプ装置10を構成することができる。さらに、取付面77を断面略円弧状にしたことにより、ホース6を嵌合溝71に嵌め入れて取付具8をホース固定部33に締結するだけで開口幅wが狭まるので、簡単且つ確実にホース6を保持することができる。加えて、締め付け前においても開口幅wをホース6の外径dよりも狭くすることでホース6が自然に抜け落ちることが防止されるので、仮組みが可能である。また、ボルトBを緩めて一方のホース6のみを交換する場合であっても他方のホース6の抜け落ちを防止できる。
なお、ボルトBを緩めると取付面77が元の略円弧状に復元して弾性変形が許容されるので、両側部74の下部が幅方向内側に弾性変形し、上部が幅方向外側に開いてホース6を引き抜くことができる。
(その他の実施形態)
本実施形態では、取付面77を、複数の傾斜面で形成したが、これに限られるものではなく、1つの円弧面や複数の円弧面で形成してもよいし、これらの組み合わせにしてもよい。
また、両側部74の上下方向の剛性を高めるために、両側部74に金属板などの補強部材をインサート成形してもよい。
また、開口縁75及び76は鉤状に形成したが、これに限られるものではなく、他の形状でもよい。例えば、ホース6の外径に沿うような円弧状にしてもよい。
また、クランプ本体7の嵌合溝71長手方向の長さは、本実施形態の長さより長くしてもよい。この場合、嵌合溝71長手方向に2本のボルトで締結するようにすれば、さらに確実に抜け止め出来る。
また、ホースクランプ装置10に対するホース固定部33の被取付面は平坦面としたが、必ずしも平坦面である必要はない。例えば、円弧面であってもよく、この場合には、取付面77がホース固定部33の被取付面よりも曲率の大きい略円弧状になっていて、締め付け前において中間部S4が被取付面から浮いた状態となっていればよい。
また、本発明では、スイベルジョイント21とコントロールバルブ34間のホース6に適用したが、これに限られるものではなく、他のホースでもよい。本発明に係るホースクランプ装置10はホースの保持力が高いため、特に、建設機械用の高圧ホースで、作動機器の作動に伴ってホースが暴れたり振れたりするものに好適である。
本発明は、建設機械のホースクランプ装置、特に高圧の油圧ホースのクランプ装置に好適である。
1 建設機械
6 ホース(上側油圧ホース)
7 クランプ本体
71 嵌合溝
73a ボルト孔
74 両側部
75 開口縁
75a 抜け止め部
75b 案内面
76 開口縁
76a 抜け止め部
76b 案内面
77 取付面
8 取付具(ボルトB)
10 ホースクランプ装置
33 ホース固定部
d ホースの外径
w 開口幅

Claims (4)

  1. ホースをホース固定部に保持するホースクランプ装置であって、
    ゴム弾性を有し上記ホースを保持するクランプ本体と、該クランプ本体を上記ホース固定部に取り付ける取付具とを備え、
    上記クランプ本体は、上記ホースが嵌まる嵌合溝を有するとともに、上記ホース固定部に対する取付面が凹状に形成され、上記取付具による上記ホース固定部への取付によって上記凹状取付面が平坦に近づくように変形し、該変形に伴って上記嵌合溝の開口幅が狭くなるように構成されていることを特徴とするホースクランプ装置。
  2. 請求項1において、
    上記凹状取付面が変形する前の上記嵌合溝の開口幅が、上記ホースの外径よりも狭くなっていることを特徴とするホースクランプ装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記嵌合溝の開口縁に、上記ホースの抜けを阻止する抜け止め部と、この抜け止め部に続いて当該嵌合溝の外側に延び上記ホースの嵌入を案内する傾斜した案内面とが設けられていることを特徴とするホースクランプ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記クランプ本体は、上記嵌合溝2本を並設して備え、該両嵌合溝間に上記取付具としてのボルトを通すボルト孔が設けられ、
    上記凹状取付面は、断面略円弧状であって上記嵌合溝の長手方向に延び、その中央に上記ボルト孔が開口しており、
    上記ボルトによる上記クランプ本体の上記ホース固定部に対する締付により、上記凹状取付面が平坦に近づくように変形することに伴って、上記クランプ本体の両側部が内側に倒れるように変位し、上記両嵌合溝各々の開口幅が狭くなることを特徴とするホースクランプ装置。
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