JP2016022828A - 自動車用のモールディング - Google Patents

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真吾 沖
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真吾 沖
章浩 寺井
Akihiro Terai
章浩 寺井
保幸 沼元
Yasuyuki Numamoto
保幸 沼元
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Abstract

【課題】軽量化を図るのに有効で取付性に優れた低コストの自動車用モールディングの提供を目的とする。
【解決手段】相対的に硬質材料で成形した基材部から相対的に軟質材料で成形した軟質材部を延出させた自動車用のモールディングであって、車両側は長手方向に曲がり部を形成した取付部を有し、前記モールディングは基材部を前記車両側の取付部に沿って取り付けるものであり、前記基材部は断面形状の少なくとも一部を長手方向に沿った発泡構造部となっていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に取り付けられる各種モールディングに関する。
自動車のドアのドアガラスの昇降又は窓ガラスを取り付けるためのアウタパネルの上縁部には、ウェザーストリップモールディングとしてのアウターベルトラインモールが取り付けられている。
また、ドアインナパネルの上縁部には、インナベルトラインモールディングが取り付けられている。
自動車のルーフ部には、主にデザイン上の外装材としてルーフモールディングが取り付けられている。
また、自動車の側面(ドア,車体)部には、プロテクターとしてのプロテクトモールディング等が取り付けられている。
この種のベルトラインモールディングは、ドアアウタパネル,ドアインナパネル等の開口上縁部に沿って取り付けられる。
ルーフモールディングは、ルーフの形状に沿って取付られる。
また、プロテクトモールディングは、ドア側面形状,車体側面形状に沿って取り付けられる。
自動車は、デザイン上や機能上の各種理由からモールディングの取付部も曲線形状又は曲面形状となる場合がある。
従って、モールディングの長手方向の形状も自動車(車両)側の取付部の曲げ形状に沿って曲げざるを得ない。
そこで、従来のモールディングにあっては、樹脂成形時にSUS等の金属材を芯材に用いて曲げ加工できるようにしたり、硬質樹脂の押出成形材にあっては成形後に加熱し、熱曲げ加工を行っていた。
SUS材等の芯材を用いたモールディングにあっては軽量化が困難であり、金属の芯材を用いない硬質樹脂の場合には、熱曲げ加工工程を設けることによるコストアップとなる。
特許文献1には、車体に取り付けるための取付基部上部の主体部のくびれ部にスポンジ構成部又はノッチを形成したドリップウェザーストリップを開示する。
しかし、同公報に開示するスポンジ構成部は、シール部の変形を防止するためのものであって、自動車側の取付部の曲げ形状に沿って取り付けやすくしたものではない。
特開平7−277096号公報
本発明は、軽量化を図るのに有効で取付性に優れた低コストの自動車用モールディングの提供を目的とする。
本発明に係るモールディングは、相対的に硬質材料で成形した基材部から相対的に軟質材料で成形した軟質材部を延出させた自動車用のモールディングであって、車両側は長手方向に曲がり部を形成した取付部を有し、前記モールディングは基材部を前記車両側の取付部に沿って取り付けるものであり、前記基材部は断面形状の少なくとも一部を長手方向に沿った発泡構造部となっていることを特徴とする。
このように、車両側の取付部に沿ってモールディングを取り付けるためのモールディングの基材部に長手方向に沿った発泡構造部を設けると、この発泡構造部は曲げやすく、車両側の曲がった取付部に追従するように曲げながら、この車両側の取付部に取り付けることができる。
基材部を発泡構造にする方法としては、基材部を形成する硬質樹脂材料に発泡剤を加えながら押出成形することで容易に得られる。
基材部を硬質樹脂材料で成形し、これと一体的に基材部とは相対的に軟質の樹脂材料を用いて軟質材部を成形する方法としては、公知の二色押出成形機,多色押出成形機を用いて、押出成形することができる。
硬質材料と軟質材料は、相対的に硬質,軟質であることをいう。
モールディングを車両側の取付部に取り付ける際に、所定の取付強度,取付剛性を確保するのにポリ塩化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂等の比較的硬質の樹脂材料が使用される。
これに対して軟質材部は、シールリップ等のシール性等を目的とし、エラストマーや軟質の樹脂材料で成形されている。
本発明において基材部に発泡構造を設けたのは、車両側の曲がった取付部に追従させるためであり、基材部全体を樹脂材料に発泡剤を加えて押出成形した発泡部にしてもよく、基材部は断面形状において曲げ方向外側が発泡構造部となっていてもよい。
このようにすると、曲げ方向外側が発泡構造により曲げやすくなる。
また、本発明においては、軟質材部にも発泡構造部を設けてもよく、このようにすると、さらに軽量化することができる。
本発明に係るモールディングは、ルーフモールディング等の自動車用の各種モールディングに適用できるが、例えば請求項1〜3のいずれかに記載のモールディングであって、前記基材部は断面形状がベース部と当該ベース部から略逆U字形状に折り返した折返部を有し、前記車両側の取付部はドアのアウタパネル又はインナパネルの開口上縁部に沿って有し、前記モールディングのベース部と折返部とで車両側の取付部に挟着するものであるベルトラインモールとすることもできる。
この場合に、ベルトラインモールのアウタパネル,インナパネルへの挟着力を確保しつつ、曲げ追従しやすいようにベース部又は/及び折返部の開口端部側を発泡構造部としてもよい。
本発明に係るモールディングにあっては、車両側に取り付けるための基材部の少なくとも一部を発泡構造としたことにより軽量化を図りつつ、車両側の取付部の曲げ形状に追従しやすく取付作業性に優れる。
本発明を適用したベルトラインモールの例を示す。本実施例は基材部全体を発泡構造部とした例である。 軟質材部も発泡構造部とした例を示す。 モールディングの断面重心よりも下側のベース部及び折返部のみを発泡構造部にした例を示す。 ベース部と折返部とのつなぎ部付近を残して開口側を発泡構造部とした例を示す。 自動車のリアドアのアウタパネルに取り付けたモールディング(ベルトラインモール)の例を示す。 本発明を適用したルーフモールディングの例を示す。
本発明に係るモールディングの例をベルトラインモールに適用した例で以下説明するが、本発明はベルトラインモールに限定されない。
本実施例におけるベルトラインモールとしてのモールディングは、図5に示すようにリアドアのアウタパネル2の窓開口上縁部に取り付けた例であり、アウタパネルの上縁部は、後部に比較的大きな上方への曲げ部を有し、モールディング10も後方に向けて後端部10aが上方に向けて曲がり部を有する。
モールディング10のアウタパネルへの取付断面構造を図1に示す。
アウタパネルは、窓開口部の上縁部にモールディング10を取り付けるための車体の取付部1を形成してある。
車体の取付部1は、アウタパネルの上縁部1aをアウタ側に折り曲げたアウタ表面部1bを形成した例になっている。
また、上縁部1aの内側途中には、下方に向けて垂下させた係止部1cを有する。
この車体の取付部1は、図5に示したように上下方向の曲げ部を有する。
モールディング10は、基材部11と軟質部12と意匠部14とが一つの金型,ラインを用いて多色押出成形されている。
基材部11は、ベース部11aの上端からつなぎ部11bを介して下方に折り返した折返部11cを形成した略逆U字形状になっている。
ベース部11aは、アウタパネルの内側に位置し、下端部にアウタパネル側の係止部1cに係止する爪状の引掛部11dを有し、引掛部11dとつなぎ部11bとの間にアウタパネルの内側に当接する突起部11e,11fを設けた例になっている。
一方、モールディング10のアウタ側に位置する折返部11cの外表面及び、つなぎ部11bの外表面に意匠部14を形成した例になっているとともに、折返部11cの内側及び下端には軟質材からなる押圧リップ12cと12dを有する。
ベース部11aのインナ側には、図示を省略したドアガラスに向けて突設したシールリップ12a,12bを軟質材からなる軟質材部12として有する。
シールリップ12a,12bの表面に、植毛13a,13bを値付けた例になっている。
図1は、基材部11全体を硬質材料に発泡剤を加えつつ、押出成形した発泡構造部にした例である。
図3は、モールディング10を車体の取付部1に沿って後部を上方に向けて曲げながら追従するように取り付ける際に、曲げ方向の外側になるベース部11の下端部111aと折返部11cの下端部111c付近のみを発砲構造部とした例である。
このようにモールディング10の断面重心より下側(開口部側端部)は、曲げ中立軸より外側に位置するので発泡構造部とすると曲げやすく、基材部11cの上部にて取付剛性を確保することができる。
図4は、つなぎ部11b付近のみを残し、ベース部11aと折返部11cの多くを発泡部211a,211cとした例であり、さらに軽量化した例である。
ベルトラインモールにあっては、車体の取付部1をベース部11aと折返部11cにて挟み込むことにより取り付けられるので、つなぎ部11bは剛性確保のため発泡剤を加えなくてもよい。
図2は、シールリップ等の軟質材部も軟質材料に発泡剤を加えつつ、押出成形した発泡構造部112a,112b,112c,112dとした例であり、このようにするとさらに軽量化が可能となる。
本発明に係るモールディングは、樹脂材料に発泡剤を加えつつ、押出成形することで所定の取付強度を確保しつつ、曲げ追従させた曲げ取付構造にした点に特徴があり、ルーフモール,プロテクタモール等、各種モールディングに適用できる。
例えば、図6にルーフモールディング20の例を示す。
自動車のルーフ部にルーフパネル3とサイドパネル4とのつなぎ部に凹部溝5を形成し、この部分にルーフモールディングを装着した例である。
ルーフは、車体の前後に沿って前部又は後部等が下方に向け傾斜している場合が多い。
この場合にも本発明に係るモールディングを用いると、取り付けのための凹部溝5の形状に沿って曲げられる。
ルーフモールディング20を硬質材料からなる基材部21を略T字状又は横H字状に形成し、シール性の軟質部22を2色成形した例である。
表面には意匠部24を形成してある。
この例では、硬質材料からなる基材部21全体を発泡部とし、中心に芯材23を内包した例になっている。
1 車体の取付部
10 モールディング
11 基材部
12 軟質材部
14 意匠部
20 ルーフモールディング
21 基材部
22 軟質部
24 意匠部

Claims (6)

  1. 相対的に硬質材料で成形した基材部から相対的に軟質材料で成形した軟質材部を延出させた自動車用のモールディングであって、
    車両側は長手方向に曲がり部を形成した取付部を有し、前記モールディングは基材部を前記車両側の取付部に沿って取り付けるものであり、前記基材部は断面形状の少なくとも一部を長手方向に沿った発泡構造部となっていることを特徴とするモールディング。
  2. 前記基材部は断面形状において曲げ方向外側が発泡構造部となっていることを特徴とする請求項1記載のモールディング。
  3. 前記軟質材部も発泡構造部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のモールディング。
  4. 前記請求項1〜3のいずれかに記載のモールディングであって、
    前記基材部は断面形状がベース部と当該ベース部から略逆U字形状に折り返した折返部を有し、
    前記車両側の取付部はドアのアウタパネル又はインナパネルの開口上縁部に沿って有し、
    前記モールディングのベース部と折返部とで車両側の取付部に挟着するものであることを特徴とするベルトラインモールディング。
  5. 前記ベース部又は/及び折返部の開口端部側を発泡構造部としたことを特徴とする請求項4記載のベルトラインモールディング。
  6. ルーフモールディングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のモールディング。
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