JP5548507B2 - ドアウェザーストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドアサッシュに沿って取付けられ、ドアの閉時にはボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールするドアウェザーストリップに関するものである。
図8に示すように、ドアサッシュを装飾する目的で、自動車のフロントドア1及びリアドア2のルーフに対向するヒドンサッシュ等のドアサッシュ3,4の上部に沿って、いわゆる、「光モール」と呼ばれるタイプのサッシュモール5が固定された自動車が知られている。「光モール」は、通常、銀色でドアサッシュ3,4の上部が光っているようにして高級感を出して見栄え良くしたものである。図8において、「光モール」(サッシュモ−ル5)の部分を黒色で塗りつぶして示した。
このようなタイプの自動車のドア周りの構成は、サッシュモール5を備えないタイプの自動車と同様に、ドアサッシュ3,4の外周側にはドア1,2の閉時にボディ(ボディパネル100)との隙間をシールするドアウェザーストリップ6が、ドアサッシュ3,4の内周側には昇降するドアガラス35の車内側及び車外側に摺接するグラスラン30(図11乃至図13参照)が取付けられている。
フロントドア1のウェザーストリップ6は、図9及び図10に示すように、自動車のルーフに対向するドアサッシュ3,4の上部に沿って取付けられる上部押出成形部7と、センターピラーに対向するドアサッシュ3,4の垂直部に沿って取付けられる下部押出成形部8とが、コーナー部Xにおいて型成形接続されてなるものである。図9における斜線は、上部押出成形部7と下部押出成形部8とを型成形接続する型成形部9を示す。また、図10においては、それに記載した二つの白黒三角印の黒側を型成形部9、白側を押出成形部(上部押出成形部7及び下部押出成形部8)としている。
上部押出成形部7、型成形部9、及び下部押出成形部8には、図10乃至図13に示すように、いずれにも基底部11と中空シール部12とが形成されている。
中空シール部12は、基底部11の車内側に連結部19を介して一体成形され、ドア閉時にボディパネル100のドア開口周縁部に弾接して車内外をシールするメインシールとして機能する。
また、中空シール部12の車外側かつ基底部11の外方には、ボディパネル100のドア開口周縁部に弾接するサブシール部13が形成されており、中空シール部12の補助シールとして機能する。
型成形部9の車内側にはヒレ片16が形成され、クリップ15を介してドアサッシュ3に取付けられる。
また、型成形部9及び下部押出成形部8の基底部11の車外側には、ドアサッシュ3に弾接する一連の背面リップ14が形成されている。この背面リップ14は略垂直に延び、センターピラー側からの浸水を防止する。
ここで、サッシュモール5は、図11に示すように、上部押出成形部7及び型成形部9の基底部11が嵌合する嵌合部5aと、車外側に露出する銀色の装飾部5dを有する。嵌合部5aは、その車内側と車外側に外周方向に向かって突出するフランジ5b,5cが形成されており、断面略コ字状になっている。そして、車両前方から、センターピラーに近付くにつれ、図11及び図12、さらには図13に示すように、車内側のフランジ5bは消失する。
サッシュモール5の車内側のフランジ5bが存在することで成形される嵌合部5aに対しては、上部押出成形部7及び型成形部9の基底部11が嵌合する箇所(図11)において、基底部11がサッシュモール5を介してドアサッシュ3へ固定されているので、水Wが基底部11とサッシュモール5との間から車内に浸入することが防止される。すなわち、水Wは、サッシュモール5の車内側フランジ5bにより阻止されるので、ダイレクトに車内に浸入することが防止される。
しかし、サッシュモール5の車内側フランジ5bが消失した箇所(図12及び図13)では、ここから車内側へ水Wがダイレクトに侵入してしまう。
また、サッシュモール5の車内側のフランジ5bが存在している箇所(図11)においても、サッシュモール5に対するウェザーストリップ6の組付けバラツキ等により、上部押出成形部7や型成形部9の基底部11とサッシュモール5の間からフランジ5bを乗り越えて車内側に水Wが浸入するおそれもある。
一方、ドアサッシュ3に対してサッシュモール5が特に固定されたものではなく、ドアサッシュ3に形成された凹部に上部押出成形部7及び型成形部9の基底部11を嵌合させるタイプの自動車のドア周りの構成においても、ドアサッシュ3に対するウェザーストリップ6の組付けバラツキ等により、上部押出成形部7や型成形部9の基底部11とドアサッシュ3に形成された凹部の間から車内側に水Wが浸入するおそれもある。
そこで、例えば、日東電工株式会社の製品「エプトシーラー(登録商標)」17などの発泡シール材を中空シール部12の内周側に設けることで、ドアウェザーストリップ6とドアサッシュ3との間をシールし、水Wが車内側に浸入しないようにしている。
エプトシーラー17は通常、ドアウェザーストリップ6の成形と同時に一体成形することができないので、上部押出成形部7と下部押出成形部8とが型成形接続された後に、仕上げ加工によってエプトシーラー17が接着により設定される。
なお、車内側への浸水防止機能を向上させるドアウェザーストリップ6の構造としては、中空シール部からドアサッシュ側に突出部を設け、ドア閉時にドアサッシュと弾接するもの(例えば、特許文献1参照)や、基底部と中空シール部との間にドアサッシュと弾接する突出部が設けられたもの(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
特許第3099162号公報 特開2008−284933号公報
しかしながら、エプトシーラー17を中空シール部12に貼着したドアウェザーストリップ6の場合、貼着された箇所ではシールされているが、図10の破線で示すように、エプトシーラー17の下端から車内側に浸水してしまうといった問題がある。
これに対応するために、エプトシーラー17を多く使用し下方に延長すると、コスト高になってしまうという問題も発生する。
また、エプトシーラー17は、押出成形部7,8や型成形部9の材料とは異なり手作業で貼り付けるため、貼り付け位置にバラツキが発生し易く、シール性が低下し易い。
よって、エプトシーラー17の使用をなくすことができれば、ドアウェザーストリップ6全体としてコストを下げるとともにシール性を高めることができる。
そこで、本発明の目的とするところは、シール機能を向上させるとともに、製造コストを下げることができるドアウェザーストリップを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のドアウェザーストリップ(6)は、自動車のルーフ側のドアサッシュ(3)又はドアパネルの上部に沿って取付けられる上部押出成形部(7)と、ドアサッシュ(3)又はドアパネルの垂直部に沿って取付けられる下部押出成形部(8)とが各々接続されるコーナー部(X)において型成形接続された型成形部(9)を備えるとともに、前記上部押出成形部(7)、型成形部(9)、及び下部押出成形部(8)には、基底部(11)と、その基底部(11)に一体成形されドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空シール部(12)とが一連一体的に形成されたドアウェザーストリップ(6)であって、前記型成形部(9)の基底部(11)から中空シール部(12)の車内側面(12a)までの間に、前記ドアサッシュ(3)又はドアパネルに弾接する突出部(22)を形成するとともに、前記突出部(22)を、前記ドアサッシュ(3)又はドアパネルの垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せ、該突出部(22)の下端を、前記下部押出成形部(8)の基底部(11)の車外側に形成され前記ドアサッシュ(3)又はドアパネルに弾接する下部背面リップ(23)に繋げて一連のリブ(24)を形成し、前記車内側に浸入した水(W)を前記一連のリブ(24)の外周側に沿わせて車外に排出することを特徴とする。
また、請求項2に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記上部押出成形部(7)の基底部(11)から中空シール部(12)の車内側面(12a)までの間に前記ドアサッシュ又はドアパネルと中空シール部(12)との間に前記ドアサッシュ(3)に弾接する押出突起部(21)が形成され、前記突出部(22)の上端を前記押出突起部(21)に繋げたことを特徴とする。
また、請求項3に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記押出突起部(21)は、前記上部押出成形部(7)の基底部(11)及び中空シール部(12)の材質とは異なる高発泡スポンジ材で、前記押出成形時に一体成形されてなることを特徴とする。
また、請求項4に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記突出部は、前記型成形部(9)の基底部(11)及び中空シール部(12)の材質とは異なる高発泡スポンジ材(25)で、前記型成形接続時に一体成形されてなることを特徴とする。
また、請求項5に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記一連のリブ(24)に沿って発泡シール材を貼着することを特徴とする。
また、請求項6に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記上部押出成形部(7)及び型成形部(9)の基底部(11)は、前記ドアサッシュ(3)又はドアパネルに形成された凹部に嵌合して取付けられることを特徴とする。
また、請求項7に記載のドアウェザーストリップ(6)は、前記上部押出成形部(7)及び型成形部(9)の基底部(11)は、車内側と車外側に外周方向に突出するフランジ(5b,5c)が形成された断面略コ字状で前記コーナー部(X)では車内側のフランジ(5b)が消失する嵌合部(5a)と、車外側に露出する装飾部(5d)を有し、前記ドアサッシュ(3)又はドアパネルの上部に固定されてなるサッシュモール(5)の、その嵌合部(5a)に嵌合して取付けられ、
前記突出部(22)は、前記車内側のフランジ(5b)が消失する位置に形成され、前記車内側のフランジ(5b)が消失した位置から車内側に浸入した水(W)を前記一連のリブ(24)の外周側に沿わせて車外に排出することを特徴とする。
なお、上記請求項1,2,6,7において、「ドアサッシュ又はドアパネル」の記載は、窓枠となる部分を「ドアサッシュ」と呼称する場合に加えてその窓枠となる部分をドアパネルの一部として「ドアパネル」と呼称する場合があることを意味するものである。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のドアウェザーストリップによれば、型成形部の基底部から中空シール部の車内側面までの間に、ドアサッシュ又はドアパネルに弾接する突出部を形成するとともに、突出部をドアサッシュ又はドアパネルの垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せ、その突出部の下端を、下部押出成形部の基底部の車外側に形成されドアサッシュ又はドアパネルに弾接する下部背面リップに繋げて一連のリブを形成したので、型成形部において車内側に浸入した水は、下方に流れ、形成された一連のリブの外周側に沿って車外に排出される。
よって、ドアウェザーストリップとドアサッシュ又とドアパネルとの間のシール性を、特に発泡シール材といった副資材を全く使用しなくても確保することができるので、製造コストを下げることができる。また、発泡シール材を手作業で貼り付ける工程がなくなるので、シール性にバラツキが生じ難くなるとともに製造時間も短縮する。
また、請求項2に記載のドアウェザーストリップによれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、上部押出成形部の基底部から中空シール部の車内側面までの間にドアサッシュ又はドアパネルに弾接する押出突起部が形成され、突出部の上端を押出突起部に繋げたので、上部押出成形部から型成形部そして下部押出成形部まで連続する一連のリブが形成され、シールラインの切れ目は生じない。
よって、上部押出成形部において車内側に浸入した水も、一連のリブの外周側に沿って車外に排出させることができるので優れたシール機能が確保される。
また、請求項3に記載のドアウェザーストリップによれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、押出突起部は、型成形部の基底部及び中空シール部の材質とは異なる高発泡スポンジ材で、押出成形時に一体成形されてなるので、シール性を確保しつつドアウェザーストリップを軽量化することができる。
また、請求項4に記載のドアウェザーストリップによれば、請求項1乃至3に記載の発明の作用効果に加え、突出部は、型成形部の基底部及び中空シール部の材質とは異なる高発泡スポンジ材で、型成形接続時に一体成形されてなるので、シール性を確保しつつドアウェザーストリップを軽量化することができる。
また、請求項5に記載のドアウェザーストリップによれば、請求項1乃至4に記載の発明の作用効果に加え、形成された一連のリブに沿って発泡シール材を貼着するので、一連のリブ及び発泡シール材の両者で車内外をシールすることになり、より一層シール性が向上する。
また、請求項6に記載のドアウェザーストリップのように、上部押出成形部及び型成形部の基底部が、ドアサッシュ又はドアパネルに形成された凹部に嵌合して取付けられるタイプの車両であっても、あるいは、請求項7に記載のドアウェザーストリップのように、サッシュモールの嵌合部の車内側フランジが消失するタイプの車両であっても、型成形部の基底部と中空シール部との間に形成した突出部を下方にかけて外周方向に徐々に寄せて下端を下部背面リップに繋げて一連のリブを形成することによって、ドアウェザーストリップとドアサッシュ又はドアパネルとの間のシール性を確保することができる。
特に、サッシュモールの嵌合部の車内側フランジが消失するタイプの車両では、サッシュモールの嵌合部において車内側のフランジが消失する位置にドアサッシュ又はドアパネルに弾接する突出部を形成するので、車内側のフランジが消失した位置からダイレクトに車内側に浸入した水も、下方に流れ、形成された一連のリブの外方に沿って確実に車外に排出される。
なお、上述した特許文献1及び2には、押出成形部において、本発明のドアウェザーストリップのようにドアサッシュに弾接する突出部が形成された点は記載されているが、型成形部において、突出部を下方にかけて外周方向に徐々に寄せて、突出部の下端を下部押出成形部の基底部車外側に形成された下部背面リップに繋げて一連のリブを形成する点は全く記載されていない。
本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップを示す、図9のX部における拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のD−D線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のE−E線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のF−F線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のG−G線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る他のドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のD−D線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るさらに他のドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図1のD−D線拡大断面図である。 自動車を示す側面図である。 図8に記載のドアウェザーストリップを示す拡大側面図である。 従来例に係るドアウェザーストリップを示す、図9のX部における拡大斜視図である。 従来例に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図10のA−A線拡大断面図である。 従来例に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図10のB−B線拡大断面図である。 従来例に係るドアウェザーストリップが、サッシュモール付きのドアサッシュに取付けられた状態を示す、図10のC−C線拡大断面図である。
図1乃至図5、図8及び図9を参照して、本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップ6を説明する。なお、従来例で示したものと同一部分には同一記号を付した。
本発明の実施形態に係るドアウェザーストリップ6が取付けられるドアサッシュ3のうちその上部には、図8に示すように、ドアサッシュ3を装飾する目的で、いわゆる、「光モール」と呼ばれる、銀色に光っているように見えるサッシュモール5が取付けられている。
このようなタイプの自動車のドア周りの構成は、サッシュモール5を備えないタイプの自動車と同様に、ドアサッシュ3,4の外周側にはドア1,2の閉時にボディ(ボディパネル100)との隙間をシールするドアウェザーストリップ6が取付けられている。また、ドアサッシュ3,4の内周側には昇降するドアガラス35の車内側及び車外側に摺接してドアガラス35を案内するリップ部を車内外に有するグラスラン30が取付けられている。
フロントドア1のドアウェザーストリップ6は、図1及び図9に示すように、自動車のルーフ側の(ルーフに対向する)ドアサッシュ3(ドアパネルの一部として呼称される場合もある)の上部に沿って取付けられる上部押出成形部7と、垂直方向に延びるセンターピラー側の(センターピラーに対向する)ドアサッシュ3の垂直部に沿って取付けられる下部押出成形部8とが、各々接続するコーナー部Xにおいて型成形接続されてなるものである。図9における斜線は、上部押出成形部7と下部押出成形部8とを型成形接続する型成形部9を示す。また、図1においては、それに記載した二つの白黒三角印の黒側を型成形部9、白側を押出成形部(上部押出成形部7及び下部押出成形部8)としている。
上部押出成形部7、型成形部9、及び下部押出成形部8はいずれも、基底部11と中空シール部12とを備え、基底部11と中空シール部12は一連一体的に形成されている。 また、上部押出成形部7と型成形部9には、サブシール部13と押出突起部21が形成され、下部押出成形部8には、下部背面リップ23が形成されている。
そして、型成形部9には、本発明の実施形態において特徴部分となる突出部22が形成されている。
基底部11は、ドアサッシュ3に沿って略平行に延びる。
中空シール部12は、基底部11の車内側に基底部11と一体成形され、ドア閉時にボディパネル100のドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空状のメインシールとして機能する。
サブシール部13は、中空シール部12の車外側かつ基底部11の外方に、中空シール部12とともにボディパネル100のドア開口周縁部に弾接するように形成され、中空シール部12の補助シールとして機能する。
また、型成形部9の車内側には外周方向に向けて広がるヒレ片16が形成され、クリップ15を介してドアサッシュ3に取付けられる。
ここで、サッシュモール5は嵌合部5aと、車外側に露出する装飾部5dを有し、リベット18でドアサッシュ3に固定されている。
嵌合部5aは、上部押出成形部7や、型成形部9の上部押出成形部7に近い部分に対向する箇所においては、図2に示すように、その車内側と車外側において外周方向に向かって突出するフランジ5b,5cがそれぞれ形成されており、断面略コ字状になっている。車内側のフランジ5bの先端は車外側へ、車外側のフランジ5cの先端は車内側へ、つまり嵌合部5aの内側へ向かってそれぞれ折り返されている。
装飾部5dは、露出面が銀色で鏡面に仕上げられており、自動車に高級感を与える。
このサッシュモール5の嵌合部5aのうち断面が略コ字状となっている箇所では、図2に示すように、上部押出成形部7及び型成形部9の基底部11がその箇所に対して嵌合して取付けられる。
これにより、基底部11がサッシュモール5を介してドアサッシュ3へ固定されるとともに、水Wが基底部11とサッシュモール5との間から車内に浸入することが防止される。すなわち、水Wは、サッシュモール5の車内側フランジ5bにより阻止されるので、ダイレクトに車内側に浸入することが防止される。
また、サッシュモール5は、センターピラーに対向するドアサッシュ3の垂直部(ドアサッシュ3のコーナー部X)の近辺では車内側のフランジ5bが切り欠かれ、図3及び図4に示すように、車内側のフランジ5b及び嵌合部5aの基底部11と接している部分が消失する。
なお、フロントドア1側のサッシュモール5と、リアドア2側のサッシュモールとの間(センターピラーに対向する部分)は途切れており僅かな隙間がある(図8)。
上部押出成形部7に形成された押出突起部21は、図1に示すように、上部押出成形部7の基底部11からその基底部11に対して一体成形された中空シール部12の車内側面12aまでの間の内周側、詳細すると基底部11を越えてから中空シール部12の車内側面12aまでの間の内周側、例えば中空シール部12の内周側又は、基底部11と中空シール部12との連結部19の内周側の位置、特に図2に示すように、中空シール部12と連結部19の接続部P付近に、内周方向に突出するように形成され、ドアサッシュ3に弾接する。
一方、下部押出成形部8に形成された下部背面リップ23は、図1及び図5に示すように、下部押出成形部8の基底部11の車外側に形成され、車外側に撓んでドアサッシュ3に弾接する。
つまり、上部押出成形部7における押出突起部21が配置されている位置と、下部押出成形部8における下部背面リップ23が配置されている位置は、断面において略90°ねじれた関係となる。
そして、型成形部9において形成された突出部22は、図1乃至図4に示すように、型成形部9の基底部11から中空シール部12の車内側面12aまでの間の内周側に向けて突出し、ドアサッシュ3に弾接する。ここでは、突出部22は、サッシュモール5の嵌合部5aにおいて車内側のフランジ5bが消失する位置に形成され、車外側に撓んでドアサッシュ3に弾接する。この車内側のフランジ5bが消失する位置とは、型成形部9における上部押出成形部7に近い部分であって、型成形部9の基底部11が略水平に延びている部分である。
突出部22は、ドアサッシュ3の垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せられ、その突出部22の下端が、型成形部9内において下部背面リップ23に繋げられている。
それと同時に、突出部22の上端(上部押出成形部7側の端部)も同じく型成形部9内において押出突起部21に繋げられている。
これにより、上部押出成形部7から型成形部9を経て下部押出成形部8まで、一連のリブ24が形成される。
なお、嵌合部5aの車内側フランジ5bが消失している部分においては、基底部11がサッシュモール5に嵌合していないので、突出部22を基底部11とドアサッシュ3との間に配置してドアサッシュ3に弾接した状態で、上端では押出突起部21に繋げ、下端では下面背面リップ23に繋げることは容易である。
この突出部22は、型成形部9においては、型成形部9の基底部11、中空シール部12、及びヒレ片16と同時に一体的に形成され、これらと同一の材質からなる。
以上のように構成されたドアウェザーストリップ6によれば、型成形部9の基底部11から中空シール部12の車内側面12aまでの間の内周側から、サッシュモール5の嵌合部5aにおいて車内側のフランジ5bが消失する位置にドアサッシュ3に弾接する突出部22を形成するとともに、突出部22をドアサッシュ3の垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せ、その突出部22の下端を、下部押出成形部8の基底部11の車外側に形成されドアサッシュ3に弾接する下部背面リップ23に繋げて一連のリブ24を形成したので、車内側のフランジ5bが消失した位置から車内側に浸入した水Wは、下方に流れて一連のリブ24の外周側に沿って車外に排出される。
よって、サッシュモール5の嵌合部5aの車内側フランジ5bが消失するタイプの車両であっても、ドアウェザーストリップ6とドアサッシュ3との間のシール性を確保することができる。
したがって、発泡シール材(エプトシーラーなど)といった副資材を全く使用しなくてもシール機能を確保できるので、製造コストを下げることができる。また、発泡シール材を手作業で貼り付ける工程がなくなるので、シール性にバラツキが生じ難くなるとともに、製造時間も短縮できる。
また、上部押出成形部7の基底部11と中空シール部12との間にドアサッシュ3に弾接する押出突起部21が形成され、突出部22の上端を押出突起部21に繋げたので、サッシュモール5の嵌合部5aにおいて車内側のフランジ5bが消失する位置よりも上方(上部押出成形部7側)では、一連のリブ24と嵌合部5aとで二重にシールすることになる。つまり、シールする部分に重複部分を設けることによって、車内側のフランジ5bが消失する位置(境目)がシールラインの切れ目とならないので、より確実に車内外をシールすることができる。
なお、本実施形態において、突出部22は、型成形部9の基底部11、中空シール部12、及びヒレ片16と同一の材質であるとしたが、これに限られるものではなく、図6に示すように、基底部11及び中空シール部12の材質とは異なる高発泡スポンジ材25で、型成形接続時に一体成形されてなるものであってもよい。
ここでいう高発泡スポンジ材25とは、具体的には比重が0.05〜0.4となるように発泡させたスポンジ材のことである。
このように高発泡スポンジ材25で突出部22を形成することで、シール性を確保しつつドアウェザーストリップ6を軽量化することができる。
また、突出部22の上端を押出突起部21に繋げたが、これに限られるものではなく、少なくともサッシュモール5の嵌合部5aにおいて車内側のフランジ5bが消失する位置に突出部22が形成されていればよい。
押出突起部21については、上部押出成形部7の基底部11及び中空シール部12の材質とは異なる高発泡スポンジ材とし、押出成形時に一体成形されるようにしてもよい。
このように高発泡スポンジ材で押出突起部21を形成することで、シール性を確保しつつドアウェザーストリップ6を軽量化することができる。
また、一連のリブ24を形成することによって発泡シール材を廃止することができたが、さらに高いシール性が要求される場合には、一連のリブ24に沿って発泡シール材(エプトシーラー等)を貼着してもよい。この発泡シール材の貼着箇所は、一連のリブ24の車外側であっても車内側であってもよい。
このようにすることで、発泡シール材を使用しないものに比べてコスト高になってしまうが、一連のリブ24及び発泡シール材の両者で車内外をシールすることができるので、より一層シール性が向上する。
また、一連のリブ24がドアサッシュ3と弾接したときの撓み方向は車外側であるとしたが、これに限られるものではなく、車内側であってもよい。
また、押出突起部21及び突出部22はリップ形状としたが、これに限られるものではなく、図7に示すように、リップ形状よりも突出量の少ない突起形状として、突出部22をドアサッシュ3に圧接して潰すことでシールしてもよい。
さらに、本実施形態に係るドアウェザーストリップ6は、フロントドア1におけるものであるとしたが、これに限られるものではなく、リアドア2におけるものであってもよい。すなわち、リアドア2におけるルーフ側の(ルーフに対向する)ドアサッシュ3の上部と垂直方向に延びるセンターピラー側の(センターピラーに対向する)ドアサッシュ3の垂直部とで構成されるコーナー部においても、本実施形態に係る発明は適用可能である。また、センターピラー側とは、車体にセンターピラーが存在しない場合でも、2枚のドアが合わさる部位を示す。例えば、観音開きドアの場合や、観音開きドアではなくドアの一方又は両方がスライドする場合であってもよい。
また、サッシュモール5は光モールであるとしたが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、サッシュモール5の嵌合部5aの車内側フランジ5bが消失するタイプの車両について説明したが、サッシュモール5の嵌合部5aの車内側フランジ5bが特に消失するものではなく、上部押出成形部7及び型成形部9の基底部11が、ドアサッシュ3に形成された凹部(断面略コ字状に限定されるものではない)に嵌合して取付けられるタイプの車両であっても、型成形部9の基底部11と中空シール部12との間に車内側に突出する突出部22を形成し、突出部22を、ドアサッシュ3の垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せ、突出部22の下端を下部背面リップ23に繋げて一連のリブ24を形成することによって、車内側に浸入した水Wは形成された一連のリブ24の外周側に沿って車外に排出されるので、ドアウェザーストリップ6とドアサッシュ3との間のシール性を確保することができる。
1 フロントドア
2 リアドア
3 ドアサッシュ
4 ドアサッシュ
5 サッシュモール
5a 嵌合部
5b フランジ
5c フランジ
5d 装飾部
6 ドアウェザーストリップ
7 上部押出成形部
8 下部押出成形部
9 型成形部
11 基底部
12 中空シール部
12a 車内側面
13 サブシール部
14 背面リップ
15 クリップ
16 ヒレ片
17 エプトシーラー
18 リベット
19 連結部
21 押出突起部
22 突出部
23 下部背面リップ
24 一連のリブ
25 高発泡スポンジ材
30 グラスラン
35 ドアガラス
100 ボディパネル
P 中空シール部12と連結部19の接続部
W 水
X コーナー部

Claims (7)

  1. 自動車のルーフ側のドアサッシュ又はドアパネルの上部に沿って取付けられる上部押出成形部と、ドアサッシュ又はドアパネルの垂直部に沿って取付けられる下部押出成形部とが各々接続されるコーナー部において型成形接続された型成形部を備えるとともに、前記上部押出成形部、型成形部、及び下部押出成形部には、基底部と、その基底部に一体成形されドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空シール部とが一連一体的に形成されたドアウェザーストリップであって、 前記型成形部の基底部から中空シール部の車内側面までの間に、前記ドアサッシュ又はドアパネルに弾接する突出部を形成するとともに、 前記突出部を、前記ドアサッシュ又はドアパネルの垂直部の下方にかけて外周方向に徐々に寄せ、該突出部の下端を、前記下部押出成形部の基底部の車外側に形成され前記ドアサッシュ又はドアパネルに弾接する下部背面リップに繋げて一連のリブを形成し、前記車内側に浸入した水を前記一連のリブの外周側に沿わせて車外に排出することを特徴とするドアウェザーストリップ。
  2. 前記上部押出成形部の基底部から中空シール部の車内側面までの間に前記ドアサッシュ又はドアパネルに弾接する押出突起部が形成され、前記突出部の上端を前記押出突起部に繋げたことを特徴とする請求項1に記載のドアウェザーストリップ。
  3. 前記押出突起部は、前記上部押出成形部の基底部及び中空シール部の材質とは異なる高発泡スポンジ材で、前記押出成形時に一体成形されてなることを特徴とする請求項2に記載のドアウェザーストリップ。
  4. 前記突出部は、前記型成形部の基底部及び中空シール部の材質とは異なる高発泡スポンジ材で、前記型成形接続時に一体成形されてなることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップ。
  5. 前記一連のリブに沿って発泡シール材を貼着することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップ。
  6. 前記上部押出成形部及び型成形部の基底部は、前記ドアサッシュ又はドアパネルに形成された凹部に嵌合して取付けられることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップ。
  7. 前記上部押出成形部及び型成形部の基底部は、 車内側と車外側に外周方向に突出するフランジが形成された断面略コ字状で前記コーナー部では車内側のフランジが消失する嵌合部と、車外側に露出する装飾部を有し、前記ドアサッシュ又はドアパネルの上部に固定されてなるサッシュモールの、その嵌合部に嵌合して取付けられ、 前記突出部は、前記車内側のフランジが消失する位置に形成され、前記車内側のフランジが消失した位置から車内側に浸入した水を前記一連のリブの外周側に沿わせて車外に排出することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップ。
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