JP2016022061A - 乳房画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乳房画像撮影装置において、より品質のよい撮影画像を得る。【解決手段】乳房画像撮影装置2は、X線源5と、X線源5から照射されたX線を検出する検出面8aを有する検出器8と、第1固定部材7と、第2固定部材11とを備える。第1固定部材7は、X線源5と検出器8との間に配置され、乳房に接して固定するための第1当接面7aを有する。第2固定部材11は、第1固定部材7とX線源5との間に配置され、第1当接面7aに対向する第2当接面を有する。第1当接面7a及び検出面8aの少なくとも1つは、X線源5と反対側へ凹む曲面を含む。【選択図】図9

Description

本発明は、X線を用いて乳房の画像を撮影する技術に関する。
X線を用いて乳房の画像を撮影する手法として、マンモグラフィ(Mammography)がある。従来のマンモグラフィでは、円錐状またはピラミッド状のX線ビームが圧迫された乳房を通過し、2次元投影画像を形成する。そのため、マンモグラフィは、X線を照射するX線源と、乳房を載せる撮影台と、撮影台に載せた乳房を圧迫する圧迫板と、X線検出器とを備える。
また、X線を異なる角度から被写体に照射して撮影を行い、得た画像を加算して所望の断層面を強調した画像を得るトモシンセシス(Tomosynthesis)撮影が提案されている。例えば、下記特許文献1では、X線マンモグラフィ及びトモシンセシス撮影を選択的に実行する結合システムが開示されている。下記特許文献2には、トモシンセシス撮影においてより品質のよい断層画像を得るために、基準方向に照射した放射線量と、基準方向において放射線を放射したときに検出された放射線量と、基準方向と各照射方向とのなす角とに基づいて、各照射方向から照射する放射線量を制御する乳房画像撮影装置が開示されている。
特開2013―255844号公報 特開2012−196492号公報
上記従来の構成では、いずれも、X線の検出面の周辺部では、X線が斜めに入射される。そのため、X線源から検出面までの距離、又は、X線が乳房を透過する距離が、検出面の中央部と周辺部とで異なる。その結果、撮影画像の品質が悪くなる場合がある。この傾向は、トモシンセシス撮影ではより顕著になる。そこで、本願は、より品質のよい撮影画像が得られるような乳房画像撮影装置を開示する。
本発明の一実施形態における乳房画像撮影装置は、X線源と、X線源から照射されたX線を検出する検出面を有する検出器と、第1固定部材と、第2固定部材とを備える。第1固定部材は、前記X線源と前記検出器との間に配置され、乳房に接して固定するための第1当接面を有する。第2固定部材は、前記第1固定部材と前記X線源との間に配置され、前記第1当接面に対向する第2当接面を有する。前記第1当接面及び前記検出面の少なくとも1つは、前記X線源と反対側へ凹む曲面を含む。
本願開示によれば、より品質のよい撮影画像が得られるような乳房画像撮影装置が実現できる。
図1は、実施形態1に係る乳房画像撮影装置2を含む乳房画像撮影システム1の構成例を示す図である。 図2は、図1に示す乳房画像撮影装置2の正面図である。 図3は、撮影台7の構成例を示す斜視図である。 図4は、アーム9が、図2に示す状態から回転した場合の様子を示す図である。 図5は、検出器8の検出面8aとX線源5との位置関係の一例を示す図である。 図6は、検出器8の層構成の例を示す図である。 図7は、検出器8の1画素の構成例を示す断面図である。 図8は、検出器8の1画素の等価回路を示す回路図である。 図9は、X線源5から照射されるX線ビームと検出器8との位置関係を示す図である。 図10は、検出器45の検出面45a及び撮影台44の上面44aが平面である乳房画像撮影装置の構成を示す図である。 図11は、実施形態2における乳房画像撮影装置2−1の正面図である。 図12は、X線源5−1の移動形態の一例を示す図である。 図13は、X線源5−1の移動形態の他の例を示す図である。 図14は、実施形態2の乳房画像撮影装置2−1におけるX線源5−1から照射されるX線ビームと検出器8との位置関係を示す図である。 図15は、検出器45の検出面45a及び撮影台44の上面44aが平面である乳房画像撮影装置の構成を示す図である。 図16は、実施形態3における乳房画像撮影装置2−2の正面図である。 図17は、X線源5−2及び検出器8−2の移動形態の一例を示す図である。 図18は、X線源5−2及び検出器8−2の移動形態の他の例を示す図である。 図19は、実施形態3における乳房画像撮影装置2−2におけるX線源5−2から照射されるX線ビームと検出器8−2との位置関係を示す図である。 図20は、実施形態4における乳房画像撮影装置2−3の側面図である。 図21は、図20に示す乳房画像撮影装置2−3の撮影台7−3の斜視図である。 図22Aは、撮影台7−3の、Y方向に平行な面であってX線源5を通る面における断面図である。 図22Bは、撮影台7−3の、XZ平面における断面図である。 図23は、撮影台7のX線源5とは反対側に検出器8を配置した場合の例を示す図である。 図24は、検出面及び第1当接面の変形例を示す図である。 図25は、検出面及び第1当接面の他の変形例を示す図である。 図26は、圧迫板11の第2当接面11aが曲面を含む例を示す図である。 図27は、圧迫板11の第2当接面11aが曲面を含む他の例を示す図である。
本発明の一実施形態における乳房画像撮影装置は、X線源と、X線源から照射されたX線を検出する検出面を有する検出器と、第1固定部材と、第2固定部材とを備える。前記第1固定部材は、前記X線源と前記検出器との間に配置され、乳房に接して固定するための第1当接面を有する。前記第2固定部材は、前記第1固定部材と前記X線源との間に配置され、前記第1当接面に対向する第2当接面を有する。前記第1当接面及び前記検出面の少なくとも1つは、前記X線源と反対側へ凹む曲面を含む。
上記構成においては、第1固定部材の第1当接面及び検出器の検出面の少なくとも1つは、X線源と反対側、すなわち、検出器側へ凹む曲面を含んでいる。これにより、検出面の中央部におけるX線源から検出面までの到達距離又はX線が乳房を透過する距離と、検出面の周辺部におけるX線源から検出面までの到達距離又はX線が乳房を透過する距離との差が小さくなる。そのため、撮影画像の品質が向上する。
上記乳房画像撮影装置において、前記乳房を差し入れる方向に垂直な断面と前記曲面との交線は円弧状である構成とすることができる。これにより、検出面の中央部におけるX線の到達距離又は乳房透過距離と、検出面の周辺部におけるX線の到達距離又は乳房透過距離との差をより小さくすることができる。ここで、乳房を差し入れる方向は、例えば、第1固定部材と第2固定部材との間の領域に対して乳房が挿入される方向とすることができる。
上記構成において、前記乳房を差し入れる方向に平行な面であって前記X線源を通る面と前記曲面との交線は円弧状である構成とすることができる。これにより、乳房を差し入れる方向においても、検出面の中央部付近と周辺部との間での、X線の到達距離又は乳房透過距離の差を小さくすることができる。
上記乳房画像撮影装置において、前記乳房を差し入れる方向に垂直な断面における前記曲面の円弧が作る仮想円の中心に、前記X線源が配置される構成とすることができる。これにより、検出面又は第1当接面の曲面に対するX線の入射角を0度に近づけることができる。そのため、撮影画像の品質をより向上させることができる。
上記乳房画像撮影装置において、前記第1当接面及び前記検出面が、前記X線源と反対側へ凹む曲面を含み、前記検出面の曲面は、前記第1当接面の曲面に沿う形状である構成とすることができる。これにより、X線の到達距離及び乳房透過距離のいずれも、検出面の中央部と周辺部とで差を小さくすることができる。そのため、より撮影画像の品質を向上させることができる。また、第1当接面が曲面を含むため、被験者の痛みを軽減することができる。
上記乳房画像撮影装置において、前記X線源は、前記第1固定部材に対して相対的に移動可能な構成とすることができる。これにより、X線の照射角度を変えて撮影することができる。
上記乳房画像撮影装置において、上記前記検出器が前記曲面を含んでもよい。この場合、前記乳房を差し入れる方向に垂直な断面における前記検出器の前記曲面の円弧が作る仮想円の中心に前記X線源が配置された状態で、前記X線源及び前記検出器が、前記第1固定部材に対して相対的に移動可能な構成とすることができる。これにより、検出面に対するX線の入射角を0度に近づけた状態で、乳房に対するX線の角度を変えることができる。そのため、複数の角度からの撮影された画像の品質を向上させることができる。
上記乳房画像撮影装置において、前記第2当接面は、前記検出器側へ凹む曲面を含んでもよい。これにより、乳房の中央部におけるX線の乳房透過距離と、乳房の周辺部におけるX線の乳房透過距離との差をより小さくすることができる。
上記乳房画像撮影装置において、前記第2当接面は、前記X線源側へ凹む曲面を含んでもよい。これにより、被験者の痛みをさらに低減することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
<実施形態1>
(乳房画像撮影装置の構成)
図1は、実施形態1に係る乳房画像撮影装置2を含む乳房画像撮影システム1の構成例を示す図である。図2は、図1に示す乳房画像撮影装置2の正面図である。乳房画像撮影システム1は、乳房画像撮影装置2と、乳房画像撮影装置2が取得したX線画像データを処理して二次元画像又は断面画像を生成するコンピュータ3とを含む。画像撮影装置2とコンピュータ3は、無線又は有線でデータ通信可能とすることができる。
乳房画像撮影装置2は、X線源5と、X線源5から照射されたX線を検出する検出面を有する検出器8とを備える。X線源5と検出器8との間には、乳房10を挟んで固定するための圧迫板11及び撮影台7が配置される。撮影台7は、乳房10を固定するための第1当接面7aを有する。圧迫板11は、撮影台7とX線源5との間に配置される。圧迫板11は、第1当接面7aに対向する第2当接面11aを有する。第1当接面7a及び第2当接面11aが、圧迫板11と撮影台7の間に差し入れられた乳房の両側に当接した状態で乳房が固定される。ここで、撮影台7は、第1固定部材の一例であり、圧迫板11は、第2固定部材の一例である。
図3は、撮影台7の構成例を示す斜視図である。撮影台7の第1当接面7aは、X線源5と反対側、すなわち、検出器8側へ凹む曲面を有する。第1当接面7aにおける曲面は、乳房を差し入れる方向(Y軸方向)に延びる溝となっている。図2に示すように、乳房を差し入れる方向(Y軸方向)に垂直な断面において、この曲面は、円弧状になっている。すなわちY軸方向に垂直な面と第1当接面7aの曲面との交線は円弧になっている。検出器8の検出面8aも、第1当接面7aに沿った曲面となっている。検出面8aも、乳房を差し入れる方向に垂直な断面において、円弧状になっている。第1当接面7aの曲面及び検出面8aの曲面が形成する凹部は、いずれも、Y軸方向から見た場合に、中央部が最も深く周辺部に行くに従って浅くなっている。図2に示す例では、検出器8の検出面8aと反対側の面8bも、検出面8aの曲面に沿った曲面になっているが、検出器8の検出面8aと反対側の面8bは平面であってもよい。
このように、検出器8の検出面8aは円弧状に湾曲されている。検出器8と第1当接面との間には、散乱防止グリッドを配置することができる(図示せず)。この場合、散乱防止グリッドも、検出面8aの曲面に沿って円弧状に湾曲した形状であってもよい。この構成において、撮影台7の第1当接面7aの円弧状に湾曲された部分に、被検者の乳房10を載せて圧迫板11で圧迫することで、乳房10が固定される。乳房10が固定された状態でX線源5からX線が照射される。X線は、乳房を透過して検出器8の検出面8aへ入射する。これにより、乳房の2次元X線画像が得られる。
X線源5、検出器8、圧迫板11及び撮影台7は、基台12に接続されたアーム9に取り付けられる。具体的には、X線源5は、線源収納部6に格納される。線源収納部6は、線源支持部16を介してアーム9に接続される。線源収納部6には、X線源5からのX線の照射野を制限する照射野制限手段を収納することができる(図示しない)。圧迫板11は、圧迫板支持部15を介してアーム9に接続される。圧迫板11は、圧迫板支持部15によって第2当接面11aに垂直な方向に移動可能とすることができる。すなわち、圧迫板支持部15は、圧迫板11を上下方向(Z方向)に移動させる移動機構を備えることができる。
撮影台7は、撮影台支持部17を介してアーム9に接続される。図1及び図2に示す例では、検出器8は、撮影台7の内部に配置されるが、撮影台7の外に検出器8を配置してもよい。このように、アーム9によって、線源収納部6と撮影台7とが連結され、互いに対向するように配置される。
アーム9は、基台12に対して、移動又は回転可能に取り付けられる。そのため、アーム9を上下移動又は回転させるためのアーム制御部14が基台12とアーム9との間に設けられる。基台12には、乳房画像撮影装置の操作を行うための操作部13が設けられる。例えば、オペレータは、アーム9の高さ、回転量又は方向の指示を、操作部13に対して入力することができる。アーム制御部14は、操作部13で入力された指示に従って、アーム9を上下移動又は回転移動させる。
図4は、アーム9が、図2に示す状態から、Y方向に平行な回転軸を中心にXZ面内で回転した場合の様子を示す図である。この例では、X線源5、撮影台7及び検出器8を、相対位置関係を保ったまま傾けることができる。これにより、斜め方向から乳房10の二次元X線画像の撮影を行うことができる。
(検出器の構成例)
ここで、検出器8の構成例を説明する。図5は、検出器8の検出面8aとX線源5とのY軸に垂直な面における位置関係の一例を示す図である。図5に示す例では、検出面8aのY軸に垂直な断面における円弧が作る仮想円の中心付近に、X線源5が配置される。この場合、検出面8aの曲面の略全域において、X線が検出面8aに対して略垂直に入射する。検出面8aの中央部と周辺部とでX線の入射角の差が小さくなるので、周辺部での撮影画像の品質低下をより抑えることができる。
図5に示す検出面8aとX線源5の位置の関係は、撮影台7の第1当接面7aとX線源5との位置関係にも、同様に適用することができる。これによっても、検出面8aの周辺部における撮影画像のさらなる品質向上の効果を得ることができる。なお、図5に示すように、検出面8aの円弧が作る仮想円の正確な中心にX線源5を配置しなくても、検出面8aの円弧が作る仮想円の中心近くにX線源5を配置することで、撮影画像の品質向上効果を得ることができる。また、検出面8aの断面構造を円弧にしなくても、X線源5と反対側に凹んだ曲面とすることで、撮影画像の品質向上効果を得ることは可能である。
図6は、検出器8の層構成の例を示す図である。検出器8は、湾曲した板状の支持基板20上にアクティブマトリクス基板19が貼り合わされ、アクティブマトリクス基板19の上に、光導電性を有するX線変換層21が形成される。支持基板20、アクティブマトリクス基板19、及びX線変換層21は、いずれも、湾曲した板状体であり、断面が円弧状となっている。
支持基板20は、アクティブマトリクス基板19を所望の形状に支持するための基板である。支持基板20の材料としては、例えば、樹脂、セラミック、または、金属等を用いることができる。一例として、厚みが10mmの樹脂基板を支持基板20に用いることができる。支持基板20の上にアクティブマトリクス基板19が接着剤等に貼り合せられる。
アクティブマトリクス基板19は、第1の方向(例えば、X軸方向)に延びる複数のゲート線と、第1の方向とは異なる方向(例えば、Y軸方向)に延びる複数のソース線を有する。ゲート線とソース線の各交点に対応する画素がマトリクス状に配置される。各画素は、ゲート線及びソース線に接続されたTFTと、画素電極を有する。
図7は、検出器8の1画素の構成例を示す断面図である。図8は、検出器8の1画素の等価回路を示す回路図である。図7及び図8に示す例では、アクティブマトリクス基板19における1つの画素では、ベース基板22上に、金属膜(Ta等)によりゲート線23及びCS電極25が設けられ、これらを覆うように絶縁層26が形成される。ベース基板22には、例えば、ポリイミドが用いられ、絶縁層26には、例えば、SiNx又はSiOx等が用いられる。ゲート線23の上のチャネル部となる領域には、半導体膜(i層)27が設けられる。半導体膜(i層)27の一方の端部は、半導体膜(n+層)28を介してソース線24に接続される。半導体膜(i層)27の他方の端部は、半導体膜(n+層)28を介してドレイン電極、すなわち画素電極29に接続される。これにより、ゲート線23、ソース線24及び画素電極29に接続されるスイッチング素子であるTFT32が形成される。
上記の半導体膜27、28の材料は特定のものに限定されないが、例えば、酸化物半導体を含んでもよい。酸化物半導体は、例えば、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)および酸素(O)を主成分とするInGaZnOxを用いることができる。このInGaZnOx、すなわちIn−Ga−Zn−O系の半導体は、In、Ga、Znの三元酸化物であって、In、Ga、Znの割合(組成比)は特に限定されない。例えば、In:Ga:Zn=2:2:1、In:Ga:Zn=1:1:1、In:Ga:Zn=1:1:2等であってもよい。In−Ga−Zn−O系の半導体を含む半導体膜27、28を有するTFT18を検出器8に用いることにより、検出器8の消費電力を削減することが可能になる。また、アクティブマトリクス基板19の設計の自由度を高めることができる。
なお、In−Ga−Zn−O系の半導体は、アモルファスでもよいし、結晶質部分を含み、結晶性を有していてもよい。また、半導体膜27、28は、In−Ga−Zn−O系の半導体の代わりに、他の酸化物半導体を含んでいてもよい。具体的には、半導体膜27、28は、例えば、Zn−O系の半導体(ZnO)、In−Zn−O系の半導体(IZO(登録商標))、Zn−Ti(チタン)−O系の半導体(ZTO)、Cd(カドミウム)−Ge(ゲルマニウム)−O系の半導体、Cd−Pb(鉛)−O系の半導体、CdO(酸化カドミウム)−Mg(マグネシウム)−Zn−O系の半導体、In−Sn(錫)−Zn−O系の半導体(例えば、In−SnO−ZnO)、In−Ga(ガリウム)−Sn−O系の半導体等を含んでもよい。
TFT32の上には、絶縁層34が設けられる。画素電極29は、TFT32のドレイン電極からCS電極25の上に延びて形成される。画素電極29には、ITO等の透明電極を用いることもできる。画素電極29により電荷蓄積容量31を形成することができる。TFT32及び画素電極29を覆うようにX線変換層21が画素領域全体に渡って設けられる。
X線変換層21として、例えば、アクティブマトリクス基板19の上に蒸着法を用いてSeのアモルファス膜を、約0.3mmの厚みで形成することができる。X線変換層21の上に、金属(Ti、Ag等)によって上部電極30が形成される。X線変換層21と上部電極30の間に、さらに、AlOxの薄い絶縁層等からなる電子阻止層を形成してもよい。
アモルファスSeにより形成されるX線変換層21にX線が入射すると、光導電効果によりX線変換層21に電荷(電子−正孔)が発生する。この時、電荷蓄積容量31とX線変換層21とは、画素電極29を介して直列に接続された構造になっているので、上部電極30とCs電極25との間に電圧(Vh)を印加しておくと、X線変換層21内で発生した電荷がそれぞれ+電極側と−電極側に移動し、その結果、電荷蓄積容量31に電荷が蓄積される。
電荷蓄積容量31に蓄積された電荷は、ゲート線23の入力信号によってTFT32をオープン状態(ON状態)にすることでソース線24より外部に取り出すことが可能である。ここで、電極配線(ゲート線23およびソース線24)、TFT32 、及び電荷蓄積容量31等は、すべてマトリクス状に設けられている。そのため、ゲート線23に入力する信号を順次に走査することで、2次元的にX線の画像情報を得ることができる。
なお、曲面の検出面を持つ検出器8の構成は上記例に限られない。上記の例では、アモルファスSeを用いた直接型の検出器を用いたが、間接型(シンチレータ+フォトダイオード)の検出器であっても構わない。また、TFTを走査駆動して蓄積された信号電荷を読み出すTFT読出方式の代わりに、例えば、検出面に対するX線の照射に応じた画像情報を静電潜像として記録し、読出光で走査することにより、静電潜像に応じた電流を発生させる読出方式を用いることもできる。
(効果の説明)
図9は、本実施形態の乳房画像撮影装置2における、X線源5から照射されるX線ビームと検出器8との位置関係を示す図である。図9において、検出器8の検出面8a及び撮影台7の第1当接面7aの一部が、X線源5と反対側へ凹むように円弧状に湾曲している。図10は、比較例として、検出器45の検出面45a及び撮影台44の上面44aが平面である乳房画像撮影装置の構成を示す図である。図10に示す構成では、検出器45の中央部ではX線x1は、検出面45aに対して垂直に入射するが、検出器45の周辺部では、X線x2が検出面45aに対して斜めに入射される。そのため、検出器45の周辺部で撮影像の品質が悪くなる。これに対して、図9に示す構成では、検出器8の検出面8aを、検出器8側に凹んだ曲面にすることにより、検出面8aの周辺部においても、X線ビームx2が検出面8aに対して、ほぼ垂直に入射する。そのため、高品質の撮影像が得られる。また、X線源5と検出器8との距離を短くすることが可能となり、装置の小型化、及びX線の出力の低減化が可能となる。
すなわち、従来技術では、検出面の周辺部もX線を垂直に入射させるためには、X線源と検出面との距離を大きくとるか、X線源から照射させるX線が互いに平行になるように制御する必要があった。これに対して、図9に示すように、検出面8aを検出器8側に凹んだ曲面にすることで、撮影画像の品質を保ちつつも、X線源5と検出器8との距離を短くすることができる。そのため、装置の小型化及びX線の出力の低減が容易になる。
トモシンセシス撮影でも、検出面8aの周辺部におけるX線の入射角を小さくすることができるので、高品質の断面画像が得やすくなる。また、トモシンセシス撮影においても、散乱防止グリッドの使用が可能になる。
さらに、図9に示す構成では、撮影台7の第1当接面7aも、検出器8側へ凹む曲面を含んでいる。これにより、乳房10の中央部におけるX線x1の透過距離と、乳房10の周辺部におけるX線x2の透過距離との差を小さくすることができる。そのため、検出面8a内で均等な濃淡の画像が得られ、画像の濃淡を補正する等の画像処理が不要となる。
例えば、X線源5と検出器8との距離を小さくして、乳房画像撮影装置2を小型化した場合、すなわち、X線源5と被検体である乳房10を近づけた場合、乳房中央部での乳房へのX線x1の入射角と、乳房端部でのX線x2の入射角との差が大きくなりやすい。図10に示すように、撮影台44の乳房10に当接する面44aが平坦である場合、乳房中央部でのX線x1の透過距離と、乳房端部とでのX線x2の透過距離の差が大きくなる。ここで、圧迫板11により乳房10を薄く均等に引き延ばしたとしても、乳房中央部に対して乳房端部での透過距離の方が大きくなってしまう。
図9に示すように、撮影台7の第1当接面7aも、検出面8aと同様に、凹面にすることで、乳房10の中央部の厚みが、乳房10の周辺部の厚みより厚くなる。この場合、X線源5と被検体である乳房10を近づけた場合でも、中央部でのX線x1の透過距離と周辺部でのX線x2の透過距離の差が小さくなる。このため、乳房画像撮影装置2を小型化しても、検出面内で均等な濃淡の画像が得られ画像処理等が不要となる。
さらに、撮影台7を曲面にすることにより、乳房10を圧迫板11により圧迫する際の、被検者の痛みを低減することができる。
<実施形態2>
図11は、実施形態2における乳房画像撮影装置2−1の正面図である。本実施形態では、X線源5−1が、撮影台7−1に対して相対的に移動可能となっている。線源支持部16−1は、線源収納部6−1を、Y軸方向を回転軸として回転させる回転機構を備える。X線源5−1を収納する線源収納部6−1は、円弧状に移動可能に構成される。乳房画像撮影装置2−1は、例えば、トモシンセシス撮影が可能である。線源支持部16−1により、X線源5−1を円弧状に移動させて、撮影台7に固定された乳房10に対して、異なる複数の角度からX線を照射して乳房の撮影を行うことができる。撮影された複数のX線画像は、コンピュータ3で処理され、乳房10の断面画像が生成される。なお、図11に示す例では、X線源5−1を円弧状に移動させているが、X線源5−1が直線状に移動可能に構成することもできる。
図12は、X線源5−1の移動形態の一例を示す図である。図12に示す例では、X線源5−1は、圧迫板11と撮影台7との間にあるY方向の軸を回転軸として、回転するように構成される。すなわち、X線源5−1の移動経路の円弧の中心は、圧迫板11と撮影台7の中間付近に位置している。これにより、乳房10の中心を通るY方向の軸を回転軸として、X線源5−1を円弧状に移動させることができる。そのため、X線源5−1と乳房10の距離を略一定に保った状態でX線源5−1を移動させることができる。なお、図13に示すように、X線源5−1をX方向に直線的に移動可能とすることもできる。
図14は、実施形態2の乳房画像撮影装置2−1におけるX線源5−1から照射されるX線ビームと検出器8との位置関係を示す図である。図14において、検出器8の検出面8a及び撮影台7の第1当接面7aの一部は、実施形態1と同様に、X線源5−1と反対側へ凹むように円弧状に湾曲している。図15は、比較例として、検出器45の検出面45a及び撮影台44の上面44aが平面である乳房画像撮影装置の構成を示す図である。図15に示す構成では、X線を検出面45aに対して斜めに入射させるため、検出器45の周辺部での、X線の入射角がより大きくなる。トモシンセシス撮影では、検出面45aの周辺部でX線が斜めに入射される傾向がより顕著となる。そのため、検出面45aの周辺部で撮影像の品質が悪くなる。
これに対して、図14に示す構成では、検出器8の検出面8aがX線源5−1と反対へ凹む曲面を含むので、トモシンセシス撮影においても、検出面8aの周辺部におけるX線ビームの入射角度を0度に近くすることが可能となる。その結果、トモシンセシス撮影においても、高品質の断面画像を得ることができる。さらに、トモシンセシス撮影における散乱防止グリッドの使用が可能となる。そのため、例えば、トモシンセシス撮影時と、マンモグラフィ撮影時とで、散乱防止グリッドの有無を切り換える機構が不要になる。ひいては、装置の小型化、X線の出力の低減化が容易になる。さらに、撮影台7の第1当接面7aも、検出面8aに沿った曲面を含むことで、被検者の痛みを低減化することができ、また、X線の乳房通過距離を均一に近づけることができる。
<実施形態3>
図16は、実施形態3における乳房画像撮影装置2−2の正面図である。本実施形態では、X線源5−2及び検出器8−2が、撮影台7に対して相対的に移動可能となっている。線源支持部16−2は、線源収納部6−2を、Y方向の軸を回転軸として回転させる回転機構を備える。撮影台支持部17−2は、撮影台7内の検出器8−2を、Y方向の軸を回転軸として回転させる回転機構を備える。すなわち、X線源5−2を収納する線源収納部6−2は、円弧状に移動可能に構成される。X線源5−2の移動に対応して、検出器8−2も移動可能に構成される。この構成において、X線源5−2及び検出器8−2を円弧状に移動させて、撮影台7に固定された乳房10に対して、異なる複数の角度からX線を照射して、適切な位置で乳房を通過したX線を検出することができる。すなわち、異なる複数の角度から乳房の撮影を行うことができる。例えば、トモシンセシス撮影が可能になる。なお、本実施例では、X線源5−2及び検出器8−2を円弧状に移動させているが、これらを直線状に移動させることもできる。
図17は、X線源5−2及び検出器8−2の移動形態の一例を示す図である。図17に示す例では、X線源5−2と検出器8−2は、相対位置関係は保ったまま、圧迫板11と撮影台7との間にあるY方向の軸を回転軸として、回転するように構成される。例えば、X線源5−2と検出器8−2を互いに連結する支持部材(図示せず)を基台12に対して回転可能に取り付けることで、X線源5−2及び検出器8−2を回転させることができる。図17に示す例では、Y方向に垂直な断面における検出器8−2の曲面の円弧が作る仮想円の中心にX線源5−2が配置された状態で、X線源5−2及び検出器8−2が、撮影台7に対して相対的に移動可能となっている。X線源5−2の移動経路の円弧の中心は、圧迫板11と撮影台7の中間付近に位置している。
なお、図18に示すように、X線源5−2を、X方向に直線的に移動可能とすることもできる。また、X線源5−2と検出器8−2は、相対位置関係を変えながら移動することも可能である。例えば、X線源5−2及び検出器8−2が協調しながら回転する際に、検出器8−2の角度変位をX線源5−2より小さくすることができる。
図19は、実施形態3における乳房画像撮影装置2−2におけるX線源5−2から照射されるX線ビームと検出器8−2との位置関係を示す図である。図19において、検出器8−2の検出面8−2a及び撮影台7の第1当接面7aの一部は、実施形態1及び2と同様に、X線源5−2と反対側へ凹むように円弧状に湾曲している。X線源5−2と検出器8−2は、一定の相対位置を保って対向するように配置された状態で、移動可能となっている。
図19に示すように、検出器8−2の検出面8−2aを曲面にするとともに、X線源5−2と検出器8−2の相対位置関係を保ったまま回転させることにより、トモシンセシス撮影において、検出面8−2aの周辺部におけるX線ビームの入射角度をさらに0度に近くすることが可能となる。その結果、高品質の断面画像を得ることができる。また、トモシンセシス撮影における散乱防止グリッドの使用、装置の小型化、X線の出力の低減化、及び、被検者の痛みの低減化の効果が得られる。
<実施形態4>
図20は、実施形態4における乳房画像撮影装置2−3の側面図である。図21は、図20に示す乳房画像撮影装置2−3の撮影台7−3の斜視図である。図22Aは、撮影台7−3の、乳房を差し入れる方向(Y方向)に平行な面であってX線源5を通る面における断面図である。図22Bは、撮影台7−3の、乳房を差し入れる方向に垂直な面(XZ平面)における断面図である。
乳房画像撮影装置2−3において、撮影台7−3の第1当接面7−3aとXZ平面との交線は円弧状であり、第1当接面7−3aとX線源5を通るYZ平面との交線も円弧状となっている。第1当接面7−3aは、検出器8−3側に凹む曲面を有し、この曲面は球面の一部となっている。すなわち、第1当接面7−3aは、球面状に湾曲している。
検出器8−3の検出面8−3aも、第1当接面7−3aに沿う曲面を有している。検出面8−3aとXZ平面との交線は円弧状であり、検出面8−3aとX線源5を通るYZ平面との交線も円弧状となっている。検出面8−3aは、X線源5と反対側に凹む曲面を有し、この曲面は球面の一部となっている。すなわち、検出面8−3aは、球面状に湾曲している。なお、図示しないが、検出器8−3の上部には、球面状に湾曲した散乱防止グリッドが配置されてもよい。
検出器8−3の検出面8−3aを球面状にすることにより、検出面8−3aのY方向においても、検出面8−3aに対するX線ビームの入射角度を均一に近づけることが可能となる。すなわち、乳房を差し入れる方向において、検出面8−3aのどの位置でも、X線の検出面8−3aに対する入射角を0度に近づけることができる。その結果、検出面8−3aの曲面のほぼ全域において、X線の検出面8−3aに対する入射角を0度に近づけることができる。これにより、さらに高品質の画像を得ることができる。また、トモシンセシス撮影においても、同様の効果が得られる。また、この他にも、トモシンセシス撮影における散乱防止グリッドの使用、装置の小型化、X線の出力の低減化、被検者の痛みの低減化が可能になる。
なお、図20、図21、図22A及び図22Bに示す例では、検出面8−3a及び第1当接面7−3aのXY断面及びYZ平面との交線が円弧であるが、これらの交線は円弧でない曲線、例えば、下に凸の曲線等であっても、上記効果を得ることができる。
<変形例>
上記実施形態1〜4では、検出器8が撮影台7の内部に設けられる形態であったが、検出器8は、撮影台7の外に、撮影台7とは独立して配置することもできる。図23は、撮影台7のX線源5とは反対側に検出器8を配置した場合の例を示す図である。この場合、検出器8は、アーム9(図1等参照)に接続されてもよい。また、検出器8を移動させる機構がアーム9と検出器9との間に設けられてもよい。
上記実施形態1〜4では、検出器8の検出面8a及び撮影台7の第1当接面7aのいずれも曲面を含む構成であったが、検出面8a及び第1当接面7aのすくなくとも一方が曲面を含む構成であってもよい。例えば、図24に示す例では、第1当接面7aは平面であり、検出面8aが、X線源5と反対側に凹む曲面を含む構成となっている。図25に示す例では、第1当接面7aが検出器8側に凹む曲面を有し、検出面8aは、平面である構成となっている。
圧迫板11の第2当接面11aも曲面を含んでもよい。図26に示す例では、圧迫板11の第2当接面11aは、検出器8側へ凹む曲面を含む。第2当接面11aの曲面は、第1当接面7a又は検出面8aの曲面に沿う形状とすることができる。これにより、第2当接面11aと第1当接面7aで挟まれる領域の幅、又は、第2当接面11aと検出面8aで挟まれる領域の幅を均一に近づけることができる。そのため、検出面8aにおいて検出されるX線も透過経路の差が小さくなり、撮影画像の品質をさらに向上させることができる。
図27に示す例では、圧迫板11の第2当接面11aは、X線源5側へ凹む曲面を含む。乳房を差し入れる方向から見た場合に、第2当接面11aと第1当接面7aで挟まれる領域の中央部が最も広く周辺部にいくにつれて狭くなるように、第2当接面11aと第1当接面7aが構成される。これにより、乳房10の中央部における圧迫を和らげて、被験者の痛みをさらに低減することができる。
第1固定部材と第2固定部材は、上記の撮影台7及び圧迫板11の例に限定されない。例えば、被験者の左右方向から乳房を挟む1対の板を、第1固定部材及び第2固定部材とすることもできる。また、圧迫板11は、フィルムなどの可撓性を有する材料で形成されてもよい。
1 乳房画像撮影システム
2 乳房画像撮影装置
5 X線源
7 撮影台(第1固定部材の例)
7a 第1当接面
8 検出器
8a 検出面
11 圧迫板(第2固定部材の例)
11a 第2当接面

Claims (9)

  1. X線源と、
    X線源から照射されたX線を検出する検出面を有する検出器と、
    前記X線源と前記検出器との間に配置され、乳房に接して固定するための第1当接面を有する第1固定部材と、
    前記第1固定部材と前記X線源との間に配置され、前記第1当接面に対向する第2当接面を有する第2固定部材とを備え、
    前記第1当接面及び前記検出面の少なくとも1つは、前記X線源と反対側へ凹む曲面を含む、乳房画像撮影装置。
  2. 前記乳房を差し入れる方向に垂直な平面と前記曲面との交線は円弧状である、請求項1に記載の乳房画像撮影装置。
  3. 前記乳房を差し入れる方向に平行な面であって前記X線源を通る平面と前記曲面との交線は円弧状である、請求項2に記載の乳房画像撮影装置。
  4. 前記乳房を差し入れる方向に垂直な断面における前記曲面の円弧が作る仮想円の中心に、前記X線源が配置される、請求項2に記載の乳房画像撮影装置。
  5. 前記第1当接面及び前記検出面が、前記検出器側へ凹む曲面を含み、
    前記検出面の曲面は、前記第1当接面の曲面に沿う形状である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の乳房画像撮影装置。
  6. 前記X線源は、前記第1固定部材に対して相対的に移動可能である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の乳房画像撮影装置。
  7. 前記検出器が前記曲面を含み、
    前記乳房を差し入れる方向に垂直な断面における前記検出器の前記曲面の円弧が作る仮想円の中心に前記X線源が配置された状態で、前記X線源及び前記検出器が、前記第1固定部材に対して相対的に移動可能である、請求項2に記載の乳房画像撮影装置。
  8. 前記第2当接面は、前記検出器側へ凹む曲面を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の乳房画像撮影装置。
  9. 前記第2当接面は、前記X線源側へ凹む曲面を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の乳房画像撮影装置。
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