JP2016020158A - 自動車用内装材 - Google Patents

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哲哉 増村
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【課題】本発明は、630〜2500Hzの騒音の周波数帯域で適正な吸音性が確保できるようにした自動車用内装材を提供する。【解決手段】本発明に係る自動車用内装材1は、室内側の表層2と開孔を有する通気コントロール層3との積層体4に車体側のクッション層5を貼合わせてなる自動車用内装材において、前記通気コントロール層3の開孔率を、前記積層体4の流れ抵抗値が1000Ns/m3以上6000Ns/m3未満になるようにしたことにより車中に入り込む騒音を許すことがあってもこれを本願内装材により車中において確実に吸音できるようにした。また、本願内装材は、前記クッション層を中間吸音層6と遮音層7を介して積層体4に貼着しているものも含んでいるので、自動車の下から車中に侵入することのあるタイヤからの騒音も確実にカットできるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用内装材に関するものである。
一般に、自動車(タイヤ省略)は、図7の如く、前方にエンジン室61、後方にトランク室62があり、その中間に客室63がある。客室63には前席64、後席64′があり、床(鋼板パネル)65にはフロアーカーペット66が敷かれている。また、前記エンジン室61側にはダッシュインシュレーター67、前記トランク室62側にはトランクトリム68が設けられている。これらフロアーカーペット66、ダッシュインシュレーター67、及びトランクトリム68は、何れも繊維質の材料を中心に構成され、騒音を吸収できるようにしている。特にフロアーカーペット65は遮音性や吸音性に優れた材料が使われていることは勿論である。自動車騒音の種類としてはウインドウから入ってくる車外からの各種の音、道路に接するタイヤから発する音、エンジンから発生する音などがあるが、その騒音の周波数帯域としては630〜2500Hzで大きく、この周波数帯域の騒音を抑制することが求められている。
前記フロアーカーペットの形状は、車種により異なるが、一般的には快適性の観点から客室63の前席64及び後席64′の足元を深くすることから全体的には凹凸形状になっている。しかも、前記フロアーカーペットは、足元の底部の厚みを大きくしている。そして、前記フロアーカーペットは、室内側の表層、開孔を有する通気コントロール層を積層したものに、クッション層を貼合わせて製造されている。その製造工程では、加熱し、車種によって決められた成形型にて絞り成形して凹凸形状に仕上げてからトリミング処理して完成する。
前記フロアーカーペットに関する特許文献として幾つか公開されている。一つは特表平05−504528である。これは通気コントロール層に、厚さ2mm、開孔径9mmの重い材料が使用されていたが、最近では厚さ0.8mm程の軽い材料(プラスチックフイルム)で作られるようになってきた。しかしながら、開孔径が9mm以上であると、加熱に際し、開孔に熱が集中し、表層(意匠層)が局部的に焼け、斑点模様が顕在化し、意匠性を損なうことがあった。また、開孔間隔を小さくすると、絞り加工時に通気コントロール層が開孔に沿って破れ易くなるという問題があった。
また、二つは特開2005−1403である。これは、通気コントロール層の開孔率を、流れ抵抗値が1000Ns/m3未満になるように設定していた。このような流れ抵抗値では、630〜2500Hzの騒音の周波数帯域では適正な吸音性が確保できないものであった。また、近年は電気自動車やハイブリッド車のような低燃費車の開発によりフロアーカーペットの軽量化も重要である上に、630〜2500Hzの騒音の周波数帯域での吸音性能を高めることができるものではなかった。
さらに、三つは特開2002−219989である。これは、通気コントロール層に熱可塑性樹脂パウダーを250g/m2以上を散布して形成されているが、実験では流れ抵抗値の平均値が3000から6000Ns/m3の範囲でバラツキを示す標準偏差値が2000〜5000Ns/m3と大きな値となり、カーペットの加熱工程で加熱ムラが生じ、意匠性を損なうことがあった。
特表平05−504528号公報 特開2005−1403号公報 特開2002−219989号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、通気コントロール層に問題が多く、また、特許文献2のものは、630〜2500Hzの騒音の周波数帯域での吸音性能に欠けた。さらに、特許文献3のものは、熱可塑性樹脂パウダーでは流れ抵抗値が安定しないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、その目的とする処は、630〜2500Hzの騒音の周波数帯域で適正な吸音性が確保できるようにした自動車用内装材を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る自動車用内装材は、室内側の表層と開孔を有する通気コントロール層との積層体に、クッション層を貼合わせてなる自動車用内装材において、前記通気コントロール層の開孔率を、前記積層体の流れ抵抗値が少なくとも1000Ns/m3以上6000Ns/m3未満になるようにしたことを特徴とし、車中に入り込む騒音を許すことがあっても内装材により確実に吸音できるように構成した。
また、請求項2に係る自動車用内装材は、前記表層が、意匠層と吸音層とからなることを特徴とし、客室の床に設けられるフロアーカーペットやトランクトリムの如く、人の目に触れる個所や騒音を吸収したい個所では意匠層と吸音層を備えても、ダッシュインシュレーターの如く人の目に触れず、騒音吸収を意識しない個所では意匠層は用いないこともあるように構成した。
さらに、請求項3に係る自動車用内装材は、前記積層体の最大厚み部分が、630〜2500Hzの周波数帯域で吸音性のピークを有することを特徴とし、この周波数帯域にある騒音を積層体の最大厚み部分にて確実に吸音できるように構成した。
さらに、請求項4に係る自動車用内装材は、前記通気コントロール層の開孔間隔が、10〜50mmであることを特徴とし、加熱工程で1つの開孔に熱が集中しないようにし、表層の意匠性が損なわれることがないように構成した。
さらにまた、請求項5に係る自動車用内装材は、前記クッション層が、前記積層体に中間吸音層と遮音層を介して貼合わせたことを特徴とし、車中にタイヤからの騒音を確実にカットできるように構成した。
本発明によれば、前記通気コントロール層の開孔率が、前記積層体の流れ抵抗値として1000Ns/m3以上6000Ns/m3未満になっているから、騒音が車中に入り込む余地があっても、その騒音を、積層体をして確実に吸音できるという優れた効果を奏するものである。
また、請求項2に係る発明によれば、客室の床に設けられるフロアーカーペットやトランクトリムの如く、人の目に触れる個所や騒音を吸収したい個所では意匠層及び吸音層を備え、ダッシュインシュレーターの如く普段人の目に触れない個所では意匠層を用いないで低廉にして低コスト化が実現できるという優れた効果を奏するものである。
さらに、請求項3に係る発明によれば、前記通気コントロール層の開孔率を、前記積層体の流れ抵抗値が1000Ns/m3以上6000Ns/m3未満になるようにしたことにより630〜2500Hzの周波数帯域にある騒音を積層体の最大厚み部分にて確実に確保できるという優れた効果を奏するものである。
さらに、請求項4によれば、自動車騒音の種類としてはウインドウから入ってくる騒音、道路に接するタイヤからの騒音、エンジンから発生する騒音などは、その総てが630〜2500Hzで大きく、その周波数帯域の騒音を抑制することができ、しかも、加熱工程で1つの開孔に熱が集中しないから表層の意匠性が損なわれることがないという優れた効果を奏するものである。
さらにまた、請求項5によれば、車体側のクッション層をして、吸音層と遮音層とを備えているので、クッション層側からの騒音の進入を確実にカットできるという優れた効果を奏するものである。
次に、本発明の実施の態様について図面を参照して説明する。図1は本願内装材の拡大断面図、図2は通気コントロール層の平面図、図3は開孔形成器具で、(a)は両刃の打ち抜きパンチ、(b)は針体、図4は試料1〜4の吸音性能を示すグラフ図、図5はクッション層の層中に吸音層と遮音層とを備えた場合の拡大断面図、図6は試料5〜7の吸音性能を示すグラフ図、図7は一般的な自動車の内装材の配置を示す断面図である。
本願内装材1は、自動車のフロアーカーペット65やダッシュインシュレーター67やトランクトリム68に使用されるもので、図1の如く、上から表層2、開孔31を有する通気コントロール層3の順に積層した積層体4と、該積層体4の下面に貼着したクッション層5とからなっている。前記表層2は、客室の床65に敷くフロアーカーペット66やトランクトリム68では、人の目に触れ、騒音も吸収したことから意匠層2a及び吸音層2bを用いるが、ダッシュインシュレーター67では人の目に触れ難いので意匠層2aを用いずに、繊維質の材料を中心に構成することもある。前記クッション層5は、車体側の振動を吸収するものであるが、前記積層体4の下面に中間吸音層6及び遮音層7を介装することもある。
前記表層2に使用する意匠層2aは、タフトカーペット層やニードルパンチ層が使用され、見かけ上の面密度は150〜600g/m2である。また、吸音層2bは吸音性能を向上させるために設置され、PET(ポリエチレンテレフタレート)素材か綿素材が用いられ、見かけ上の面密度は200〜1000g/m2である。
前記通気コントロール層3は、材質としてはPET材、ABS材、ナイロン材、ポリエチレン材、ポリプロピレン材など熱可塑性樹脂のフイルムが用いられている。前記クッション層5は車体形状により部分的に厚みが2〜50mmの範囲で異なっている。材質にはPET素材、綿素材、ウレタンフォームなどがある。
前記通気コントロール層3の厚みは、0.01〜0.30mmの範囲のフイルムが使われ、通気性を確保するために、図2の如く、多数の開孔31を設けている。該開孔31の形状については、特に拘らないが、円形状でも楕円形状でもよく、その径Rは0.5〜8mmの範囲が良い。また、開孔間隔K、K′は10〜50mmでほぼ格子状(又は千鳥状)に並んでいる。前記開孔31の加工方法については、図3(a)の如く、フイルムを挟んで上刃32aと下刃32bを有する両刃の打ち抜きパンチ32を用いるとバリが少なくシャープになるので好ましい。一方、図3(b)の如く、フイルムの上面から針体33を突き抜くようにするとフイルムにバリができるのでシャープさがなくなる。
前記フロアーカーペット66の製作実験によると、開孔31の径Rを8mmより大きく(9mm以上)すると、カーペット製造工程のオープン加熱炉による熱処理時に熱が集中して前記表層2に斑点模様が生じてしまうとの弊害が顕著になった。前記開孔31の間隔K、K′を10mm未満とすると通気の乱れが生じ易く、50mmを超えると、隣接する開孔との間隔が開き過ぎ、通気個所と抵抗個所との大きな差が生じる虞があった。そして、前記開孔31の開孔率(含む間隔や開孔径など)によって流れ抵抗値に影響を与えるものである。
本願内装材1の吸音性能を試験するため、前記表層2に、見かけ上の面密度250g/m2の意匠層2aと、厚み10mmで見かけ上の面密度1100g/m2のクッション層5との間に、両面にポエチレン接着剤を塗布した厚み0.03mmの通気コントロール層3を介装して積層(一体化)させた。ここでは吸音層2bは使っていない。このときの積層体4の厚さは12mmであった。そして、前記通気コントロール層3の開孔31の間隔K、K′は20mmであり、開孔率は、これを変化させた下記試料1〜4を用意し、それぞれの吸音性能を垂直入射吸音率(ISO10534−2に準ずる)により測定した。
試料1=通気コントロール層3の開孔率1.8%で、流れ抵抗値が4000Ns/m3(ISO9053準規)のものである。試料2=通気コントロール3の開孔率2%で、流れ抵抗値が2600Ns/m3のものである。試料3=通気コントロール3の開孔率3%で、流れ抵抗値が1800Ns/m3のものである。試料4=通気コントロール3の開孔率7%で流れ抵抗値が500Ns/m3のものである。このときの「流れ抵抗値」は主に意匠層1aから通気コントロール層3までの積層体4のものである。
前記吸音性能の測定の結果、図4の如く、棒グラフが作成された。このうち試料3の流れ抵抗値が1800Ns/m3で吸音性能のピークが2500Hz、試料2の流れ抵抗値が2600Ns/m3で吸音性能のピークが2000Hz、試料1の流れ抵抗値が4000Ns/m3で吸音性能のピークが1600Hzであることが分かる。これらの例では通気コントロール層3の3%にて流れ抵抗値が1500Ns/m3以上を確保して吸音性能を630〜2500Hzの周波数帯域にピークをもたせることができる。
特に、試料2の如く、通気コントロール層3の開孔率が2%で、流れ抵抗値が2600Ns/m3以上を確保すると、吸音性能は630〜2000Hzの周波数帯域にピークをもたせることが可能であり、更なる性能向上が可能となる。
前記本願内装材1は、図5の如く、意匠層2a、吸音層2b、開孔31を有する通気コントロール層3を積層してなる積層体4と、該積層体4の下面に中間吸音層6と遮音層7を介してクッション層5を貼合わせたものを含んでいる。もちろん、客室の床に設けられるフロアーカーペットやトランクトリム68の如く、人の目に触れる個所や騒音を吸収させたい個所では前記意匠層2a及び吸音層2bは当然に必要であるが、ダッシュインシュレーター67の如く、人の目には触れない個所では前記意匠層2aは用いないこともあることは勿論である。
図5に示す本願内装材1でも、前記意匠層2aは、タフトカーペット層やニードルパンチ層が使用され、見かけ上の面密度は150〜600g/m2である。前記吸音層2bは吸音性能を向上させるために設置され、PET素材か綿素材が用いられ、見かけ上の面密度は200〜1000g/m2である。前記通気コントロール層3は、材質としてはPET材、ABS材、ナイロン材、ポリエチレン材、ポリプロピレン材など熱可塑性樹脂のフイルムが用いられる。開孔31も設けられる。該開孔31の開孔率(間隔や開孔径など)によって流れ抵抗値に影響する。前記クッション層5は車体形状により部分的に厚みが2〜50mmの範囲で異なっている。材質はPET素材、綿素材、ウレタンフォームなどがある。
前記中間吸音層6は、車内側の吸音効果を向上させるために設置し、PET素材や綿素材が用いられ、見かけ上の面密度は300〜1500g/m2である。前記遮音層7は板状の重い素材のもので、自動車の車体下から侵入する騒音を遮断する役割を持っている。厚みは1〜3mm、面密度は0.8〜4kg/m2が設定されている。クッション層5は車体形状によりフロアーカーペットの厚みが異なってくるため、部分的に厚みを2〜40mmまで変化させて車体への装着性を向上させている。使用する材料はPET素材、綿素材、ウレタンフォームなどがある。
前記中間吸音層6と遮音層7を備えた本願内装材1の吸音性能を、図6に示す。意匠層2aは、見かけ上の面密度は400g/m2とし、吸音層2bを含めて結合している。前記通気コントロール層3は、厚み0.03mmのフイルムシートの両面にポエチレンの接着層を付着し、吸音層2bと中間吸音層6との間に接着固定されている。該中間吸音層6の見かけ上の面密度は400g/m2である。このときの意匠層2aから中間吸音層6までの積層体4の厚さを10mmに設定し、重い遮音層7の厚みは2mm、面密度は2.8kg/m2を設定した。前記クッション層5は、厚み10mm、見かけ上の面密度は550g/m2とし、全体の厚さは22mmであった。しかして、前記通気コントロール層3の開孔31の間隔K、K′は20mmであり、開孔率は、これを変化させた下記試料5、6、7を用意し、それぞれの吸音性能を垂直入射吸音率(ISO10534−2に準ずる)により測定した。
試料5=通気コントロール層3の開孔率2%で流れ抵抗値が3000Ns/m3(ISO9053準規)のものである。試料6=通気コントロール層3の開孔率3%で流れ抵抗値が1500Ns/m3のものである。試料7=通気コントロール層3の開孔率7%で流れ抵抗値が300Ns/m3のものである。このときの「流れ抵抗値」は主に意匠層2aから通気コントロール層3までの積層体(吸音層2bを含む)4のものである。
前記吸音性能の測定の結果、図5の如く、棒グラフが作成された。このうち試料6では、通気コントロール層3の開孔率3%で流れ抵抗値が1500Ns/m3以上で、吸音性能を630〜2500Hzの周波数帯域にピークをもたせることができる。試料5では、通気コントロール層3の開孔率2%で流れ抵抗値が3000Ns/m3では、吸音性能の周波数帯域でのピークが、1000Hzほどで、吸音性能を630〜2000Hzの周波数帯域にピークをもたせることが可能で、更なる性能向上が可能となる。
本願内装材1によれば、製造の加熱工程で意匠性を損なうことなく、吸音性能を630〜2500Hzの騒音の周波数帯域で最も優れた状態にすることができる。本発明は、例えば、自動車の内装部品であるフロアーカーペット、ダッシュインシュレーター、トランクトリムなどの内装材として有用であるほか、広く産業上の利用可能性は高いものである。
本願内装材の拡大断面図である。 通気コントロール層の平面図である。 開孔形成器具で、(a)は両刃の打ち抜きパンチ、(b)は針体である。 試料1〜4の吸音性能を示すグラフ図である。 クッション層の中間吸音層と遮音層とを備えた場合の拡大断面図である。 試料5〜7の吸音性能を示すグラフ図である。 一般的な自動車の内装材の配置を示す断面図である。
1 本願内装材
2 表層
2a 意匠層
2b 吸音層
3 通気コントロール層
31 開孔
32 パンチ
32a 上刃
32b 下刃
33 針体
R 開孔径
K、K′ 開孔間隔
4 積層体
5 クッション層
6 中間吸音層
7 遮音層、
66 フロアーカーペット
67 ダッシュインシュレーター
68 トランクトリム

Claims (5)

  1. 室内側の表層と開孔を有する通気コントロール層との積層体に、クッション層を貼合わせてなる自動車用内装材において、前記通気コントロール層の開孔率を、前記積層体の流れ抵抗値が少なくとも1000Ns/m3以上6000Ns/m3未満になるようにしたことを特徴とする自動車用内装材。
  2. 前記表層が、意匠層と吸音層とからなることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装材。
  3. 前記積層体の最大厚み部分が、630〜2500Hzの周波数帯域で吸音性のピークを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装材。
  4. 前記通気コントロール層の開孔間隔が、10〜50mmであることを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の自動車用内装材。
  5. 前記クッション層が、前記積層体に中間吸音層と遮音層を介して貼合わせたことを特徴とする請求項1〜4のうち1に記載の自動車用内装材。
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