JP2016020019A - 切削用工具 - Google Patents

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【課題】切削加工時の発熱を低減することにより、耐久性を向上させることができる切削用工具を提供する。
【解決手段】切削用工具1は、すくい面2の前方に切り屑ガイド20が付設され、切り屑ガイド20は、切削用工具1の刃先に向かって楔状に形成され、切り屑Rを案内する一方の面21と、すくい面2との間に所定の隙間Tを形成する他方の面22とを備え、切り屑ガイド20の他方の面22にエアー噴出口4と、すくい面2にクーラント噴出口5を形成し、クーラント噴出口5をエアー噴出口4より切削用工具1の刃先に近い位置とし、クーラント噴出口5と連通するクーラント供給路8と、エアー噴出口4と連通するエアー供給路7が形成され、クーラント供給路8およびエアー供給路7が、それぞれクーラント源およびエアー源に接続され、すくい面2は、クーラント噴出口5とエアー噴出口4を介して隙間に供給されるクーラントとエアーによって冷却される。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械に取り付けられて、ワークを切削加工する切削用工具に関する。
切削用工具における切削部の発熱は、多くの場合において切削部の硬度の低下をもたらし、工具の磨耗につながることが知られている。また、切削部が切り屑と接触することにより高圧高温の状態となり、工具材料やワーク材料の化学成分同士の反応が活発化して化学反応を起こしやすくなり、いっそう工具の磨耗を進行させることが知られている。このため、旋盤等の工作機械に取り付けられて、ワークを切削加工する切削用工具は、その切削時の発熱を低減することが重要な課題であった。
例えば、特許文献1には、ワークに切り込みを行うすくい面と、ワークの仕上面との間に所定の逃げ角を有する逃げ面とを備えた工具において、工具の外部からすくい面と逃げ面とに、それぞれ冷却媒体である流体を別々のノズルを介して供給する切削用工具が開示されている。また、特許文献2には、工具本体に流体の供給路を設け、逃げ面に対して平行となる方向から、供給路を介して刃先に向かって冷却媒体であるオイルミストを供給する切削用工具が開示されている。これらによれば、すくい面または逃げ面に対して冷却媒体を供給することにより、切削用工具の切削時の発熱を低下させ、切削部の磨耗をある程度は低減することができる。
特開平6−31502号公報 特開2006−136953号公報
しかしながら、上記の切削用工具においては、供給された冷却媒体が、必ずしも切削用工具の刃先には行き渡らず、工具の切削部を十分に冷却することができない場合がある。特にワークに対して切り込みを行うすくい面は、ワークの切り屑と接触することにより閉塞されている場合があり、すくい面に向けて外部から冷却媒体を供給しても、最も発熱が著しいすくい面まで到達させることが難しく、十分に冷却することができなかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、切削加工時の発熱を低減することにより、耐久性を向上させることができる切削用工具を提供することにある。
請求項1に係わる発明は、ワークに対して切り込むすくい面と前記ワークの加工面との接触を防ぐ逃げ面とを備え、工作機械に取り付けられて前記ワークに対して相対移動することにより、前記ワークを切削加工する切削用工具において、前記切削用工具は、前記すくい面の前方に切り屑ガイドが付設され、前記切り屑ガイドは、前記切削用工具の刃先に向かって楔状に形成され、前記すくい面により切削された切り屑の流出方向を案内する一方の面と、前記すくい面に対向して前記すくい面との間に所定の隙間を形成する他方の面とを備え、前記すくい面に開口するクーラント噴出口を形成し、前記クーラント噴出口と連通しクーラントが供給されるクーラント供給路が形成され、前記クーラント供給路がクーラント源に接続され、前記すくい面は、前記クーラント噴出口を介して前記隙間に供給されるクーラントよって冷却されることを特徴とする。
上記のように構成した請求項1の発明によれば、切り屑ガイドが、切削された切り屑を案内することにより、クーラント噴出口からすくい面の切り屑との当接部位に至る冷却媒体の流路を切り屑に塞がれないようにすることができる。冷却媒体の流路となる隙間内には、クーラント噴出口から冷却媒体であるクーラントが供給される。冷却媒体の流路が確保されることよって、すくい面の切り屑との当接部位まで到達するので、当接部位を確実に冷却することができる。したがって、発熱によるすくい面の切削部の磨耗を低減し、切削用工具の耐久性を向上させることができる。
請求項2に係わる発明は、請求項1に記載の切削用工具であって、前記切り屑ガイドの他方の面に開口するエアー噴出口を形成し、前記エアー噴出口と連通しエアーが供給されるエアー供給路が形成され、前記エアー供給路が、エアー源に接続され、前記すくい面は、前記エアー噴出口を介して前記隙間に供給されるエアーによって冷却されることを特徴とする。
上記のように構成した請求項2の発明によれば、切り屑ガイドが、切削された切り屑を案内することにより、エアー噴出口からすくい面の切り屑との当接部位に至る冷却媒体の流路を切り屑に塞がれないようにすることができる。冷却媒体の流路となる隙間内には、エアー噴出口から冷却媒体であるエアーが供給される。冷却媒体の流路が確保されることよって、すくい面の切り屑との当接部位まで到達するので、当接部位を確実に冷却することができる。したがって、発熱によるすくい面の切削部の磨耗を低減し、切削用工具の耐久性を向上させることができる。
請求項3に係わる発明は、請求項1に記載の切削用工具であって、前記切り屑ガイドの他方の面に開口するエアー噴出口と、前記すくい面に開口するクーラント噴出口を形成し、前記クーラント噴出口を前記エアー噴出口より前記切削用工具の刃先に近い位置とし、前記クーラント噴出口と連通しクーラントが供給されるクーラント供給路と、前記エアー噴出口と連通しエアーが供給されるエアー供給路が形成され、前記クーラント供給路および前記エアー供給路が、それぞれクーラント源およびエアー源に接続され、前記すくい面は、前記クーラント噴出口と前記エアー噴出口を介して前記隙間に供給されるクーラントとエアーによって冷却されることを特徴とする。
上記のように構成した請求項3の発明によれば、切り屑ガイドが、切削された切り屑を案内することにより、クーラント噴出口からすくい面の切り屑との当接部位に至る冷却媒体の流路を切り屑に塞がれないようにすることができる。冷却媒体の流路となる隙間内には、クーラント噴出口から冷却媒体であるクーラントが供給され、さらに、クーラント噴出口の後方のエアー噴出口から冷却媒体である高圧のエアーが供給される。冷却媒体の流路が確保されることよって、隙間内に噴出されたクーラントは、後方からの高圧のエアーにより加速されて、すくい面の切り屑との当接部位まで到達するので、当接部位を確実に冷却することができる。したがって、発熱によるすくい面の切削部の磨耗を低減し、切削用工具の耐久性を向上させることができる。
請求項4に係わる発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の切削用工具であって、前記切り屑ガイドは、振動駆動装置に接続され、前記切削用工具の刃先に接近離隔する方向または切削方向に対して微振動させることを特徴とする。
上記のように構成した請求項4の発明によれば、振動駆動装置40に接続された切り屑ガイドは、切削用工具の刃先に接近離隔する方向または切削方向に対して微振動させられる。切削された切り屑は、微振動する切り屑ガイドに当接すると、切り屑ガイドから容易に分離して、双方の間の摩擦力を低減させる。これにより、すくい面おける切削抵抗を低下させ、すくい面の発熱をいっそう低減することができる。したがって、切削用工具の耐久性をより向上させることができる。
請求項5に係わる発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の切削用工具であって、前記切り屑ガイドは、一方の面に前記切り屑と当接する部位に転がり軸受を付設したことを特徴とする。
上記のように構成した請求項5の発明によれば、切削された切り屑は、切り屑ガイドに当接すると、転がり軸受を介して案内される。この転がり軸受は、切り屑ガイドと切り屑との間の潤滑性を向上させ、双方の間の摩擦力を低減させる。これにより、すくい面おける切削抵抗を低下させ、すくい面の発熱をいっそう低減することができる。したがって、切削用工具の耐久性をより向上させることができる。
本発明によれば、切削加工時の発熱を低減することにより、耐久性を向上させることができる切削用工具を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係わる切削用工具によりワークを加工している状態を示した断面図である。 図1の切り屑ガイドのA矢視図ある。 図1の切削用工具のB矢視図である。 本発明の第2の実施形態に係わる切削用工具によりワークを加工している状態を示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる切削用工具によりワークを加工している状態を示した断面図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態の切削用工具を図面に従って説明する。なお、本発明の切削用工具に該当する切削加工用バイト1は、以下、バイト1という。このバイト1は、旋盤等の工作機械において使用される切削用工具である。
図1に示すように、バイト1は、ノーズ11と一体に形成されたシャンク12と、後述する切り屑ガイド20とから構成されている。
バイト1は、断面がほぼ正方形を呈する長尺状に形成されたノーズ11と、ノーズ11の後方に形成されたシャンク12からなる。シャンク12は、工作機械のホルダーに取り付けられる。バイト1は、高温でも化学的に安定しており、靭性が高く耐摩耗性に富んだ炭素工具鋼、合金工具鋼、高速度工具鋼、超硬合金、セラミックス等を基材として形成されている。
ノーズ11はバイト1の刃先であり、ノーズ11には、被削材であるワークWに対して切り込みを行うすくい面2と、ワークWの加工面との接触を防ぎ、すくい面2との間で所定の刃先角を形成する逃げ面3とが形成されている。すくい面2の前方には、切り屑ガイド20が付設されている。
切り屑ガイド20は、バイト1の刃先に向かって楔状に形成された先端部と、シャンク12に支持される本体部とからなる。切り屑ガイド20の先端部は、楔を構成する一方の面である外側面21と、他方の面である内側面22からなり、この外側面21と内側面22との間の角度は鋭角となっている。この角度は、被削材料、切削速度、送り量、切削方向、など種々の切削条件により異なる切り屑の形状に合わせて設定される。
切り屑ガイド20の外側面21は平坦に形成され、すくい面2により切削された切り屑Rに当接して、切り屑Rの流出方向を案内する。切り屑ガイド20の内側面22はすくい面2に対向しており、すくい面2との間に所定の隙間Tを形成している。この隙間Tは、隙間T内に噴出された冷却媒体がすくい面2の切り屑との当接部位1aに至る冷却媒体の流路となっている。切り屑ガイド20の本体部は、ボルト穴24が形成されており、ボルト穴24に挿通された締結ボルト25によりシャンク12に固定されている。
図2に示すように、切り屑ガイド20の内側面22には、隙間T側に開口するエアー噴出口4が形成されている。エアー噴出口4は、隙間T内に高圧エアーを供給するエアー供給路7と連通しており、このエアー供給路7には、図示しないエアー源が接続されている。
図3に示すように、すくい面2は、隙間T側に開口するクーラント噴出口5が形成されている。また、図1に示すように、クーラント噴出口5は、エアー噴出口4よりバイト1の刃先に近い位置にある。このクーラント噴出口5は、隙間T内に冷却用クーラントを供給するクーラント供給路8と連通しており、このクーラント供給路8には、図示しないクーラント源が接続されている。
クーラント源は、バイト1を使用する工作機械において、バイト1による加工点を冷却するための冷却流体源である。この冷却流体は、工作機械の加工用のクーラントを用いることにより、特に新たな流体源を設けることなく、すくい面2を冷却することができる。
次に、本実施形態のバイト1を用いたワークWに対する切削加工について説明する。
図1に示すように、ワークWを工作機械の主軸に取り付けて回転させるとともに、バイト1を工作機械のホルダーに取り付け、ワークWに対して所定の送り速度で接近させる。ワークWのバイト1に対する回転移動、すなわち、バイト1のワークWに対する相対移動により、ワークWの外周面は、バイト1のすくい面2によって切削加工される。
このとき、切削された切り屑Rは、切り屑ガイド20の外側面21で案内されるので、クーラント噴出口5からすくい面2の切り屑との当接部位1aに至る冷却媒体の流路を切り屑Rに塞がれないようにすることができる。
冷却媒体の流路となる切り屑ガイド20の内側面22とすくい面2との間の隙間T内には、クーラント噴出口5から冷却用クーラントが供給され、さらに、クーラント噴出口5の後方のエアー噴出口4から高圧のエアーが供給される。
冷却媒体の流路が確保されることよって、隙間T内に噴出されたクーラントは、後方からの高圧のエアーにより加速されて、すくい面2の切り屑Rとの当接部位1aまで到達するので、当接部位1aを確実に冷却することができる。したがって、発熱によるすくい面2の切削部の磨耗を低減し、バイト1の耐久性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の切削用工具を図面に従って説明する。
本発明の切削用工具に該当する切削加工用バイト100は、以下、バイト100という。このバイト100は、旋盤等の工作機械において使用される切削用工具である。
図4に示すように、バイト100は、ノーズ11と一体に形成されたシャンク12と、切り屑ガイド20とから構成され、切り屑ガイド20は、超音波発振器41に接続された振動駆動装置40を介してシャンク12に固定されている。振動駆動装置40は、超音波発振器41からの駆動信号にしたがって、切り屑ガイド20を矢印方向、すなわち、バイト100の刃先に接近離隔する方向または切削方向に微振動可能に保持されている。
次に、本実施形態のバイト100を用いたワークWに対する切削加工について説明する。
図4に示すように、ワークWを工作機械の主軸に取り付けて回転させるとともに、バイト100を工作機械のホルダーに取り付け、ワークWに対して所定の送り速度で接近させる。ワークWのバイト100に対する回転移動、すなわち、バイト100のワークWに対する相対移動により、ワークWの外周面は、バイト100のすくい面2によって切削加工される。
このとき、振動駆動装置40に接続された切り屑ガイド20は、バイト100の刃先に接近離隔する方向または切削方向に対して微振動させられる。切削された切り屑Rは、微振動する切り屑ガイド20に当接すると、切り屑ガイド20から容易に分離して、双方の間の摩擦力を低減させる。これにより、すくい面2おける切削抵抗を低下させ、すくい面2の発熱をいっそう低減することができる。したがって、バイト100の耐久性をより向上させることができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態の切削用工具を図面に従って説明する。
本発明の切削用工具に該当する切削加工用バイト110は、以下、バイト110という。このバイト110は、旋盤等の工作機械において使用される切削用工具である。
図5に示すように、バイト110は、ノーズ11と一体に形成されたシャンク12と、切り屑ガイド20とから構成され、切り屑ガイド20の外側面21の切り屑Rと当接する部位に転がり軸受を30設けている。この転がり軸受30は、切り屑ガイド20の外側面21に形成したポケットに、転動体となる玉を介装した構成となっている。この転動体には例えば針状ころを使用してもよい。
次に、本実施形態のバイト110を用いたワークWに対する切削加工について説明する。
図5に示すように、ワークWを工作機械の主軸に取り付けて回転させるとともに、バイト110を工作機械のホルダーに取り付け、ワークWに対して所定の送り速度で接近させる。ワークWのバイト110に対する回転移動、すなわち、バイト110のワークWに対する相対移動により、ワークWの外周面は、バイト110のすくい面2によって切削加工される。
このとき、切削された切り屑Rは、切り屑ガイド20に当接すると、転がり軸受30を介して案内される。この転がり軸受30は、切り屑ガイド20と切り屑Rとの間の潤滑性を向上させ、双方の間の摩擦力を低減させる。これにより、すくい面2おける切削抵抗を低下させ、すくい面2の発熱をいっそう低減することができる。したがって、バイト110の耐久性をより向上させることができる。
[他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上記実施形態では、クーラント噴出口またはエアー噴出口は、それぞれ1個としていたが、クーラント噴出口またはエアー噴出口を、それぞれ複数個形成してもよい。また、クーラント噴出口およびエアー噴出口を、ともに切り屑ガイドの内側面に形成するようにしてもよい。また、冷却媒体にオイルミストを使用するようにしてもよい。さらに、本発明をバイトのみでなく、フライスカッター等にも適用してもよい。
1 切削加工用バイト、 1a 当接部位、 2 すくい面、 3 逃げ面、
4 エアー噴出口、 5 クーラント噴出口、 7 エアー供給路、
8 クーラント供給路、 11 ノーズ、 12 シャンク、 20 切り屑ガイド、
21 外側面、 22 内側面、 24 ボルト穴、 25 締結ボルト、
30 転がり軸受、40 振動駆動装置、 41 超音波発振器、
100,110 切削加工用バイト、
T 隙間、 W ワーク、 R 切り屑

Claims (5)

  1. ワークに対して切り込むすくい面と前記ワークの加工面との接触を防ぐ逃げ面とを備え、工作機械に取り付けられて前記ワークに対して相対移動することにより、前記ワークを切削加工する切削用工具において、
    前記切削用工具は、前記すくい面の前方に切り屑ガイドが付設され、
    前記切り屑ガイドは、前記切削用工具の刃先に向かって楔状に形成され、前記すくい面により切削された切り屑の流出方向を案内する一方の面と、前記すくい面に対向して前記すくい面との間に所定の隙間を形成する他方の面とを備え、
    前記すくい面に開口するクーラント噴出口を形成し、前記クーラント噴出口と連通しクーラントが供給されるクーラント供給路が形成され、前記クーラント供給路がクーラント源に接続され、前記すくい面は、前記クーラント噴出口を介して前記隙間に供給されるクーラントよって冷却されることを特徴とする切削用工具。
  2. 請求項1に記載の切削用工具であって、
    前記切り屑ガイドの他方の面に開口するエアー噴出口を形成し、前記エアー噴出口と連通しエアーが供給されるエアー供給路が形成され、前記エアー供給路が、エアー源に接続され、前記すくい面は、前記エアー噴出口を介して前記隙間に供給されるエアーによって冷却されることを特徴とする切削用工具。
  3. 請求項1に記載の切削用工具であって、
    前記切り屑ガイドの他方の面に開口するエアー噴出口と、前記すくい面に開口するクーラント噴出口を形成し、前記クーラント噴出口を前記エアー噴出口より前記切削用工具の刃先に近い位置とし、前記クーラント噴出口と連通しクーラントが供給されるクーラント供給路と、前記エアー噴出口と連通しエアーが供給されるエアー供給路が形成され、前記クーラント供給路および前記エアー供給路が、それぞれクーラント源およびエアー源に接続され、前記すくい面は、前記クーラント噴出口と前記エアー噴出口を介して前記隙間に供給されるクーラントとエアーによって冷却されることを特徴とする切削用工具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の切削用工具であって、
    前記切り屑ガイドは、振動駆動装置に接続され、前記切削用工具の刃先に接近離隔する方向または切削方向に対して微振動させることを特徴とする切削用工具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の切削用工具であって、
    前記切り屑ガイドは、一方の面に前記切り屑と当接する部位に転がり軸受を付設したことを特徴とする切削用工具。
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