JP2016019911A5 - - Google Patents

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(1)本発明による遊技機は、
遊技球を用いて所定の遊技を行うことが可能であり、識別情報(例えば、特別図柄や飾り図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置(例えば、特別図柄表示器8や可変表示装置9)を備え、該可変表示装置に特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に移行させ、所定の移行条件が成立すると通常状態であるときに比べて前記特定遊技状態に移行しやすい特別遊技状態に制御する遊技機であって、前記特定遊技状態において開放状態に変化可能な可変入賞球装置(例えば、特別可変入賞球装置20)と、前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を検出して検出信号を出力する検出手段(例えば、カウントスイッチ23)と、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、前記遊技制御手段が送信するコマンド(例えば、演出制御コマンド)にもとづいて、前記可変表示装置を含む演出装置の制御を行う演出制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100)とを備え、前記特定遊技状態には、遊技者にとって有利な開放パターンで前記可変入賞球装置が前記開放状態に制御される第1特定遊技状態と、前記有利な開放パターンに比べて遊技者にとって不利な開放パターンで前記可変入賞球装置が前記開放状態に制御されるとともに前記所定の移行条件を成立させる第2特定遊技状態とが含まれ、前記遊技制御手段は、前記特定遊技状態に移行させるか否かと、前記特定遊技状態に移行させる場合に前記第1特定遊技状態とするか前記第2特定遊技状態とするを表示結果の導出表示以前に決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS58、S62の処理を実行する部分)と、前記事前決定手段の決定結果にもとづいて、前記可変表示装置における識別情報の可変表示の開始と可変表示時間とを特定可能な可変表示コマンド(例えば、変動パターンコマンド)を送信する可変表示コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS207、S29の処理を実行する部分)と、前記検出手段からの前記検出信号を入力したか否かを判定する入賞判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS424の処理を実行する部分)と、所定の条件が成立したときに、初期化処理を実行する初期化手段と、前記特定遊技状態以外の遊技状態において前記入賞判定手段が前記検出信号を入力したと判定したことにもとづいて、異常報知の実行を指示するための異常報知コマンドを送信する異常報知コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS259、S260の処理を実行する部分)とを含み、前記特定遊技状態において前記可変入賞球装置に遊技球が入賞した場合に遊技球を払い出すための処理を行い、前記特定遊技状態以外の遊技状態において前記可変入賞球装置に遊技球が入賞した場合に遊技球を払い出すための処理を行わず、前記異常報知コマンド送信手段は、前記第1特定遊技状態であるときにも前記第2特定遊技状態であるときにも前記異常報知の実行を指示するための処理を実行せず、前記演出制御手段は、前記可変表示コマンド送信手段が送信した前記可変表示コマンドにもとづいて前記可変表示装置において識別情報の可変表示を開始し、前記可変表示時間が経過したときに前記可変表示装置に表示結果を導出表示する可変表示制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS801〜S803の処理を実行する部分)と、前記初期化手段により前記初期化処理が実行されたことを示す初期化報知を前記演出装置により所定期間実行する初期化報知手段と、前記異常報知コマンド送信手段が送信した前記異常報知コマンドにもとづいて、前記演出装置により前記異常報知を実行する異常報知手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS707、S836を実行する部分)とを含み、前記遊技制御手段は、前記事前決定手段による前記第1特定遊技状態とするか前記第2特定遊技状態とするのかの決定結果に対応した情報を記憶する情報記憶手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、ステップS73、S75の処理を実行する部分)をさらに含み、前記初期化報知手段は、前記異常報知に優先して前記初期化報知を実行し、前記異常報知手段は、前記初期化報知の実行が終了した後に前記異常報知を実行可能であり、前記可変入賞球装置が前記開放状態に制御される前に実行される特定演出が実行されているときに、前記可変入賞球装置に遊技球が入賞しても前記異常報知を実行しないことを特徴とする。
これにより、異常入賞が生じたことを報知することができるとともに、遊技を継続することが可能であって遊技者が不利益を被らないようにすることができる。

Claims (1)

  1. 遊技球を用いて所定の遊技を行うことが可能であり、識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置を備え、該可変表示装置に特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行させ、所定の移行条件が成立すると通常状態であるときに比べて前記特定遊技状態に移行しやすい特別遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態において開放状態に変化可能な可変入賞球装置と、
    前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を検出して検出信号を出力する検出手段と、
    遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段が送信するコマンドにもとづいて、前記可変表示装置を含む演出装置の制御を行う演出制御手段とを備え、
    前記特定遊技状態には、遊技者にとって有利な開放パターンで前記可変入賞球装置前記開放状態に制御される第1特定遊技状態と、前記有利な開放パターンに比べて遊技者にとって不利な開放パターンで前記可変入賞球装置前記開放状態に制御されるとともに前記所定の移行条件を成立させる第2特定遊技状態とが含まれ、
    前記遊技制御手段は、
    前記特定遊技状態に移行させるか否かと、前記特定遊技状態に移行させる場合に前記第1特定遊技状態とするか前記第2特定遊技状態とするを表示結果の導出表示以前に決定する事前決定手段と、
    前記事前決定手段の決定結果にもとづいて、前記可変表示装置における識別情報の可変表示の開始と可変表示時間とを特定可能な可変表示コマンドを送信する可変表示コマンド送信手段と
    前記検出手段からの前記検出信号を入力したか否かを判定する入賞判定手段と、
    所定の条件が成立したときに、初期化処理を実行する初期化手段と、
    前記特定遊技状態以外の遊技状態において前記入賞判定手段が前記検出信号を入力したと判定したことにもとづいて、異常報知の実行を指示するための異常報知コマンドを送信する異常報知コマンド送信手段とを含み、
    前記特定遊技状態において前記可変入賞球装置に遊技球が入賞した場合に遊技球を払い出すための処理を行い、前記特定遊技状態以外の遊技状態において前記可変入賞球装置に遊技球が入賞した場合に遊技球を払い出すための処理を行わず、
    前記異常報知コマンド送信手段は、前記第1特定遊技状態であるときにも前記第2特定遊技状態であるときにも前記異常報知の実行を指示するための処理を実行せず、
    前記演出制御手段は、
    前記可変表示コマンド送信手段が送信した前記可変表示コマンドにもとづいて前記可変表示装置において識別情報の可変表示を開始し、前記可変表示時間が経過したときに前記可変表示装置に表示結果を導出表示する可変表示制御手段と、
    前記初期化手段により前記初期化処理が実行されたことを示す初期化報知を前記演出装置により所定期間実行する初期化報知手段と、
    前記異常報知コマンド送信手段が送信した前記異常報知コマンドにもとづいて、前記演出装置により前記異常報知を実行する異常報知手段とを含み、
    前記遊技制御手段は、前記事前決定手段による前記第1特定遊技状態とするか前記第2特定遊技状態とするのかの決定結果に対応した情報を記憶する情報記憶手段をさらに含み
    前記初期化報知手段は、前記異常報知に優先して前記初期化報知を実行し、
    前記異常報知手段は、前記初期化報知の実行が終了した後に前記異常報知を実行可能であり、
    前記可変入賞球装置が前記開放状態に制御される前に実行される特定演出が実行されているときに、前記可変入賞球装置に遊技球が入賞しても前記異常報知を実行しない
    ことを特徴とする遊技機。
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