JP2016019482A - 生おからを主原料とするスポンジケーキ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば500mlの容器に約80℃の熱湯300mlを入れ、スプーンなどにてかき混ぜながら、コンニャク精粉10gを加え、約10分間かき混ぜ続けると糊状からゼリー状物になる。コンニャク精粉を溶かす熱湯の量は、コンニャク精粉の重量の30倍が好ましい。熱湯の量がコンニャク精粉の重量の25倍より少ないとゼリーが固くなって、かき混ぜている途中で撹拌が困難になる。また熱湯の量がコンニャク精粉の重量の35倍よりを多くすると、ゼリーが柔らかくなって作りやすいが、卵の泡の安定性が弱くなる傾向があり、好ましくない。
例えば、ステンレス製のボウルに鶏卵3個を割り入れ、これに糖類が含まれない上記の甘味料を適量入れて混ぜる。この中にコンニャクゼリー状物90g(コンニャク精粉3g含有)を約10等分して分散投入し、湯煎にかけてハンドミキサーで混ぜる。撹拌は徐々に強くしていく。コンニャクゼリー状物は撹拌される途中で鶏卵と混ざり合って溶けてなくなり、約5分で泡状物が完成する。この泡状物の泡は粘りがあり、安定性に優れている。コンニャク精粉の使用量は、鶏卵1個に対して0.5〜2gである。鶏卵1個に対してコンニャク精粉の使用量が0.5g未満では、できたスポンジケーキの形状保持が充分でなく、こわれやすいか、またスポンジケーキの嵩が小さくなり好ましくない。鶏卵1個に対してコンニャク精粉の使用量が2gを超えると、スポンジケーキが固くなり食感がよくないので好ましくない。
鶏卵1個につき生おからの使用料は90〜110gであり、標準使用量としては100gが好ましい。生おからの使用量が鶏卵1個につき90g未満の場合は、生おからの使用量が少なければ少ないほどスポンジケーキの嵩が小さくなるので好ましくない。また、生おからの使用量が鶏卵1個につき110gを超えると生おからの使用量が多くなればなるほどスポンジケーキが固くなるのも好ましいとはいえない。
上記の生地を型に流し入れ、オーブン等で、所定の温度及び時間で焼き、生おからを主原料とする小麦粉を含まないスポンジケーキを製造する。
本実施形態においては、健康食品である安価な生おからを主原料として用い、従来のように小麦粉等や砂糖やハチミツのような糖類を配合しないので、低カロリーでヘルシーなスポンジケーキを製造し得る。
(2)ハンドミキサーを低速回転して、前記の泡状物を撹拌しながら、生おから300gを少しずつ加えて生地を作る。
(3)この生地を丸型のシリコン製の容器に流し入れ、180℃に予熱したオーブンに入れて40分焼くとスポンジケーキが製造できる。
(2)別のボウルに生おから200gと抹茶10gを入れて混合する。この中に前記泡状物を5〜6回に分けて加え、その都度、木べらでさっくりと混ぜ合わせて生地を作る。
(3)この生地をパウンド型の容器に流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンに入れて30分焼くとスポンジ状の抹茶ケーキが製造できる。
(2)別のボウルに生おから200gとココアパウダー10gを入れて混ぜ合わせる。この中に前記泡状物を4〜5回に分けて加え、その都度、木べらでさっくり混ぜて生地を作る。
(3)この生地をパウンド型の容器に流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンに入れて30分焼くとスポンジ状ココアケーキが製造できる。
Claims (9)
- コンニャク精粉と、鶏卵と、難消化性糖質甘味料又は非糖質甘味料のいずれか一方又は双方と、生おからとを含有する
ことを特徴とする生おからを主原料とするスポンジケーキ。 - コンニャク精粉は、水溶性植物繊維が70%以上含有するものを使用する
ことを特徴とする請求項1に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキ。 - 鶏卵は、殻なし全卵の重量が50〜60gのものを使用し、鶏卵1個につき使用するコンニャク精粉は0.5〜2gである
ことを特徴とする請求項1に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキ。 - コンニャク精粉を熱湯に溶かしてゼリー状物を作成し、
鶏卵に当該ゼリー状物を加えると共に難消化性糖質甘味料又は非糖質甘味料のいずれか一方又は双方を加え、湯煎にかけながら撹拌して泡状物を作成し、
当該泡状物に生おからを加えながら撹拌して生地を作成し、
当該生地を型に流し入れて焼成する
ことを特徴とする生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。 - コンニャク精粉は、水溶性植物繊維が70%以上含有するものを使用する
ことを特徴とする請求項4に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。 - コンニャク精粉を溶かす熱湯の量は、コンニャク精粉の重量の25〜35倍である
ことを特徴とする請求項4に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。 - 鶏卵は、殻なし全卵の重量が50〜60gのものを使用し、鶏卵1個につき使用するコンニャク精粉は0.5〜2gである
ことを特徴とする請求項4に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。 - 生おからは、鶏卵1個につき90〜110gを使用する
ことを特徴とする請求項4に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。 - コンニャク精粉を溶かす熱湯の温度は、70〜80℃である
ことを特徴とする請求項4に記載の生おからを主原料とするスポンジケーキの製造方法。
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JP2014143889A JP2016019482A (ja) | 2014-07-14 | 2014-07-14 | 生おからを主原料とするスポンジケーキ及びその製造方法 |
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2014
- 2014-07-14 JP JP2014143889A patent/JP2016019482A/ja active Pending
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