JP2016018706A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、図1〜図10に示されている本発明の一実施形態にかかる電気コネクタ10は、絶縁ハウジング11の後端縁部分(図5の右端縁部分)に、接続操作手段としてのアクチュエータ12を備えた、いわゆるバックフリップ型構造を有するものであって、上述したアクチュエータ12は、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を挿入するコネクタ前端側(図5の左端側)とは反対側のコネクタ後方側(図5の右方側)に向かって押し倒されるように回動される構成になされている。
このとき、上述した一方側の導電コンタクト(コンタクト部材)13は、絶縁ハウジング11のコネクタ後端側に設けられた部品取付口11bから前方側(図5の左方側)に向かって挿入されて装着されているが、他方側の導電コンタクト(コンタクト部材)14は、絶縁ハウジング11のコネクタ前端側に設けられた媒体挿入口11aから後方側(図5の右方側)に向かって挿入されることにより装着されている。このようにして絶縁ハウジング11の内部に、コネクタ長手方向において千鳥配列状をなすように装着された各導電コンタクト13,14の各接触凸部13a1,13b1は、媒体挿入口11aを通して絶縁ハウジング11の内部に挿入された信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの配線パターンFa(図11参照)に対応した位置に配置されている。それらの信号伝送媒体Fに形成された配線パターンFaは、信号伝送用導電路(信号線パッド)又はシールド用導電路(シールド線パッド)を適宜のピッチ間隔で配置したものである。
上述したアクチュエータ(接続操作手段)12の開閉カム部材15は、縦断面略楕円形状をなすように形成されており、楕円形状の長軸の両端に相当する位置に、一対のカム作用面15a,15aが形成されている。それらの各カム作用面15aは、前述した固定コンタクトビーム13bのカム回動凹部13b3にほぼ沿った湾曲側面形状を有しており、それら両カム作用面15a,15aのうちの一方(図6及び図8の下方側部分)が、固定コンタクトビーム13bのカム回動凹部13b3の内部に摺動可能となるように収容されている。
このように絶縁ハウジング11の後端部分(図5及び図7の右端部分)に回動可能に配置されたアクチュエータ(接続操作手段)12の全体は、コネクタ長手方向に沿って細長状に延在するように形成されていて、絶縁ハウジング11の全幅とほぼ同じ長さに渡って配置されている。このアクチュエータ12は、上述したように開閉カム部材15の仮想回動中心15dの回りに回動されるように取り付けられているが、そのときの回動半径方向の外方側に相当する部分(図7の右端側部分)が、開閉操作部12aになされている。そして、その開閉操作部12aに対して、作業者による適宜の回動操作力が付与されることによって、アクチュエータ12の全体が、図5のようにほぼ直立した状態の「初期位置(開放位置)」と、図7のようにコネクタ後方側に向かってほぼ水平に倒された状態の「作用位置(閉塞位置)」との間で往復回動される構成になされている。
前述したように可動コンタクトビーム13aは、コネクタ前後方向に沿って細長状に延在しているが、そのコネクタ延在方向において当該可動コンタクトビーム13aは、連結支柱ビーム13cを挟んでコネクタ前方側及び後方側の両方に延在する領域を有している。そして、このような可動コンタクトビーム13aにおける連結支柱ビーム13cを挟んで両側に延在する領域のうち、コネクタ前方側の領域に信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fが挿入されるとともに、コネクタ後方側の領域には、上述したカム部材15が回動可能に装着されている。
さらに、本実施形態においては、アクチュエータ12が「初期位置(開放位置)」にある場合(図5及び図6参照)におけるアクチュエータ12の脱落防止手段として、次のような構成が採用されている。
さらに、本実施形態においては、アクチュエータ12が「初期位置(開放位置)」にある場合(図5及び図6参照)におけるアクチュエータ12の姿勢保持手段として、次のような構成が採用されている。
11 絶縁ハウジング
11a 媒体挿入口
11b 部品取付口
12 アクチュエータ(接続操作手段)
12a 開閉操作部
12b スリット状貫通穴部
12c 保護突部
12d 傾斜面部
13,14 導電コンタクト(コンタクト部材)
13a 可動コンタクトビーム(第2のコンタクトビーム)
13a1 上端子接触凸部
13a2 カム係止突起
13a3 カム規制端縁部(カム規制部)
13b 固定コンタクトビーム(第1のコンタクトビーム)
13b1 下端子接触凸部
13b2 基板接続部
13b3 カム回動凹部
13c 連結支柱ビーム
15 開閉カム部材
15a カム作用面
15b カム係合面
15c カム保持面
15d 回動の仮想中心
15e 回動許容面
F 信号伝送媒体(FPC又はFFC等)
Fa 配線パターン
Claims (7)
- 絶縁ハウジングに取り付けられたコンタクト部材と、そのコンタクト部材に接触するように配置されたカム部材と、備え、
前記絶縁ハウジングの内部に挿入された信号伝送媒体に対して、前記カム部材が初期位置から作用位置まで回動されることによって、前記コンタクト部材が前記信号伝送媒体を挟持するように揺動される構成になされた電気コネクタにおいて、
前記カム部材は、前記コンタクト部材に面接触して当該カム部材を前記初期位置に保持するカム保持面と、そのカム保持面から連続するように延在し、前記初期位置において前記コンタクト部材に対して非接触状態で対向するように配置される回動許容面と、有することを特徴とする電気コネクタ。 - 前記回動許容面は、前記カム部材の回動方向において前記カム保持面の上流側に、前記コンタクト部材との間に隙間を形成するように略平行な対向配置関係になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記コンタクト部材は、前記初期位置において前記カム部材のカム保持面及び回動許容面と対向する部位が、略直線状に延在する端縁部をなすように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記カム部材の回動方向において前記回動許容面の上流側に、カム機能を有するカム作用面が連続するように設けられたものであって、
前記カム作用面は、前記カム部材が前記初期位置から前記作用位置に向かって所定の回動角度にわたって回動した後に前記コンタクト部材に接触する配置関係になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 前記カム保持面は、前記初期位置において当該カム保持面及び前記回動許容面が前記コンタクト部材に対向している長さの1/2以下の長さにわたって延在していることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記カム保持面は、前記カム部材における回動の仮想中心から前記コンタクト部材に至る距離を表す線分の両側に、互いに略等しい長さにわたって延在していることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記コンタクト部材は、前記カム保持面に対応して略平面状に延在するカム規制部を備えていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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