JP2016018634A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】より安価に製造できる電池モジュールを提供する。
【解決手段】一つの実施の形態に係る電池モジュールは、筐体と、複数のセルと、バスバーと、基板モジュールとを備える。前記複数のセルは、並んで前記筐体に収容され、電極端子を有する。前記バスバーは、前記セルの前記電極端子を他の前記セルの前記電極端子に電気的に接続する。前記基板モジュールは、前記筐体に取り付けられる支持部材と、前記支持部材に取り付けられるとともに前記バスバーに弾性的に接触する端子部と、前記端子部を介して前記バスバーに電気的に接続される電圧検出部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、電池モジュールに関する。
自動車のような種々の機械に、複数の電池セルを有する電池モジュールが搭載される。電池モジュールは、例えば、非水電解質二次電池のような複数の電池セルが並んで収容される筐体と、隣り合う電池セルの電極端子を互いに電気的に接続するバスバーと、を有する。
過放電及び過充電による電池セルの性能劣化を防止するために、電池セルの電圧を監視することが行われる。例えば、基板に設けられた電圧を監視する回路が、端子やネジによってバスバーに電気的に接続される。
特開2008−226744号公報
例えば、振動によって、バスバーと基板とが相対的に変位することがある。このような変位によってバスバーと基板との接続部分に応力集中が生じるおそれがある。当該応力集中を抑制するため、バスバーや基板が複雑な形状に作られると、電池モジュールの製造コストが上がる。
本発明が解決する課題の一例は、より安価に製造できる電池モジュールを提供することである。
一つの実施の形態に係る電池モジュールは、筐体と、複数のセルと、バスバーと、基板モジュールとを備える。前記複数のセルは、並んで前記筐体に収容され、電極端子を有する。前記バスバーは、前記セルの前記電極端子を他の前記セルの前記電極端子に電気的に接続する。前記基板モジュールは、前記筐体に取り付けられる支持部材と、前記支持部材に取り付けられるとともに前記バスバーに弾性的に接触する端子部と、前記端子部を介して前記バスバーに電気的に接続される電圧検出部と、を有する。
図1は、第1の実施の形態に係る電池モジュールを分解して示す斜視図である。 図2は、第1の実施形態の電池モジュールの一部を示す断面図である。 図3は、第2の実施の形態に係るバスバー及びスプリングコネクタを概略的に示す斜視図である。 図4は、第3の実施の形態に係る電池モジュールの一部を示す断面図である。 図5は、第4の実施の形態に係る電池モジュールの一部を示す断面図である。 図6は、第5の実施の形態に係る電池モジュールを分解して示す斜視図である。 図7は、第5の実施形態の電池モジュールの一部を示す断面図である。 図8は、第6の実施の形態に係る電池モジュールの一部を示す断面図である。
以下に、第1の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明する。なお、実施形態に係る構成要素や、当該要素の説明について、複数の表現を併記することがある。当該構成要素及び説明について、記載されていない他の表現がされることは妨げられない。さらに、複数の表現が記載されない構成要素及び説明について、他の表現がされることは妨げられない。
図1は、第1の実施の形態に係る電池モジュール10を分解して示す斜視図である。図2は、第1の実施形態の電池モジュール10の一部を示す断面図である。電池モジュール10は、例えば、バッテリ、組電池、給電装置、又は充放電装置のようにも称され得る。図1に示すように、電池モジュール10は、略直方体に形成される。なお、電池モジュール10の形状はこれに限らない。
図面に示されるように、本明細書において、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。X軸は、電池モジュール10の長さに沿う。Y軸は、電池モジュール10の幅に沿う。Z軸は、電池モジュール10の高さ(厚さ)に沿う。
電池モジュール10は、筐体11と、複数の電池セル(以下、セルと称する)12と、複数のバスバー13と、基板モジュール14と、絶縁シート15と、を有する。筐体11は、例えば、ケース、収容部材、又は壁のようにも称され得る。セル12は、例えば、電池、単電池、又は部品のようにも称され得る。バスバー13は、例えば、接続部材、結合部材、連結部材、又は導電部品のようにも称され得る。基板モジュール14は、例えば、検出部、監視部、制御部、又は部品のようにも称され得る。
筐体11は、例えば合成樹脂によって形成され、絶縁性を有する。なお、筐体11はこれに限らず、例えば、他の樹脂、又は絶縁材料がコーティングされた金属のような他の材料によって形成されても良い。筐体11は、ケース部材21と、第1のカバー部材22と、第2のカバー部材23とを有する。
ケース部材21は、上部が開放された略直方体の箱型に形成される。言い換えると、ケース部材21は、外部に開かれる開放部分21aを有する。ケース部材21の内部に、複数のセル12が並んで収容される。
図2に示すように、隣り合うセル12の間にスペーサ26が配置される。スペーサ26は、例えば絶縁性のシートであり、隣り合うセル12を離間させる。さらに、隣り合うセル12の間に配置される仕切りがケース部材21の内部に設けられても良い。
セル12は、例えば、非水電解質二次電池の一種であるリチウムイオン二次電池である。なお、セル12はこれに限らず、例えば他の種類の電池であっても良い。図1に示すように、セル12は、例えば、缶31と、蓋体32と、正極端子33と、負極端子34と、ガス排出弁35と、を有する。正極端子33及び負極端子34は、電極端子の一例である。
缶31は、例えば金属によって、上部が開放された略直方体の箱型に形成される。なお、缶31は他の材料によって形成されても良く、他の形状に形成されても良い。缶31は、例えば、互いに重ねられるとともに巻回された電極及びセパレータと、電解液とを収容する。なお、セル12は、このような巻回型構造の電池に限らない。セル12は、例えば、積層型構造の電池(ラミネートセル)であっても良い。
蓋体32は、例えば略矩形(四角形)の板状に形成され、略平坦な上面32aを有する。蓋体32は、缶31の開放された前記上部を液密に塞ぐ。正極端子33、負極端子34、及びガス排出弁35は、蓋体32に設けられる。なお、正極端子33、負極端子34、及びガス排出弁35は、他の位置にあっても良い。
正極端子33及び負極端子34は、缶31に収容された前記電極にそれぞれ電気的に接続される。正極端子33は、矩形状の蓋体32の一方の端部に位置する。負極端子34は、蓋体32の他方の端部に位置する。正極端子33及び負極端子34は、蓋体32の上面32aから突出する。
ガス排出弁35は、正極端子33と負極端子34との間に位置する。セル12の内部の圧力が所定の値より上がると、ガス排出弁35が開放される。ガス排出弁35は、セル12の内部のガスを放出することで、セル12の内部の圧力を低下させる。
複数のセル12は、ケース部材21の内部において、例えば三列に並べられる。全てのセル12は、蓋体32の上面32aがケース部材21の開放部分21aに向くように、配置される。セル12の正極端子33は、他のセル12の負極端子34と隣り合う。なお、セル12の配置はこれに限られない。
第1のカバー部材22は、例えば爪によってケース部材21に取り付けられ、ケース部材21の開放部分21aを覆う。第1のカバー部材22は、壁部41と、周壁42とを有する。
壁部41は、略矩形(四角形)の板状に形成され、複数のセル12の蓋体32の上面32aに面する。壁部41に、図2に示す複数の第1の孔44と、図1に示す複数の第2の孔45とが設けられる。
それぞれの第1の孔44は、複数のセル12の正極端子33及び負極端子34に対応して設けられ、対応する複数の正極端子33及び負極端子34を露出させる。第2の孔45は、セル12のガス排出弁35にそれぞれ対応して設けられ、対応するガス排出弁35を露出させる。
周壁42は、壁部41の端部に設けられ、Z軸に沿う方向に立ち上がる。すなわち、周壁42は、壁部41を囲む。周壁42に前記爪が設けられ、ケース部材21に取り付けられる。壁部41と周壁42とによって、略矩形の凹部47が形成される。
バスバー13は、例えば、メッキが施された導電性の部材である。なお、バスバー13はメッキされずに地金が露出しても良い。図2に示すように、バスバー13は、第1の地金部51と、第1のメッキ被膜52とを有する。
第1の地金部51は、例えば銅又はアルミニウム合金のような導電材料によって作られる。第1の地金部51は、第1の面51aと、第2の面51bとを有する。第1の面51aは、セル12の蓋体32の上面32aに向く。第2の面51bは、第1の面51aの反対側に位置する。
第1のメッキ被膜52は、第1の地金部51がメッキされることによって形成され、例えば金、銀、ニッケル、錫、又は他の合金のような導電材料によって作られる。第1のメッキ被膜52は、第1の部分52aと、第2の部分52bとを有する。第1の部分52aは、地金部51の第1の面51aを覆う。第2の部分52bは、第1の地金部51の第2の面51bを覆う。第2の部分52bの膜厚は、第1の部分52aの膜厚よりも厚い。
第1のメッキ被膜52は、バスバー13の表面に酸化被膜が形成され、接触抵抗が増大することを抑制する。さらに、第1のメッキ被膜52は、バスバー13が腐食することを抑制するとともに、溶接をより効果的にする。
図1に示すように、複数のバスバー13は、対応するセル12の位置に応じて、複数の形状を有する。図2に示すように、バスバー13は、二つの接続部55と、連結部56とを有する。接続部55及び連結部56は、第1の地金部51と第1のメッキ被膜52とをそれぞれ有する。
接続部55は、一つ又は複数の正極端子33又は負極端子34に例えばレーザ溶接され、正極端子33又は負極端子34に電気的に接続される。なお、接続部55は、配線接続やネジ止めのような他の方法によって正極端子33又は負極端子34に電気的に接続されても良い。
連結部56は、二つの接続部55と一体に形成される。連結部56は、正極端子33に接続された接続部55と、負極端子34に接続された他の接続部55とを電気的に接続する。言い換えると、連結部56は、二つの接続部55の間に介在する。連結部56は、セル12に向かう方向において凹む円弧状に曲げられる。なお、連結部56はこれに限られず、例えば、直線状部分によって形成される凹形状や凸形状のような、他の形状に形成されても良い。
バスバー13は、一つ又は複数のセル12の正極端子33と、一つ又は複数の他のセル12の負極端子34とを、電気的に接続する。これにより、複数のセル12は、直列又は並列に接続される。複数のバスバー13のうち二つのバスバー13は、電池モジュール10の正極端子及び負極端子としてそれぞれ用いられる。
バスバー13は、第1のカバー部材22に取り付けられる。例えば、バスバー13は、樹脂製の第1のカバー部材22と、インサート成形によって一体に形成される。なお、バスバー13は、例えば接着のような他の方法、又はケース22に設けられたクリップやロケートピンのような他の手段によって第1のカバー部材22に保持されても良く、第1のカバー部材22と別体に形成されても良い。
バスバー13は、第1のカバー部材22の第1の孔44に配置される。第1のカバー部材22がケース部材21に取り付けられることで、バスバー13の接続部55は、対応する正極端子33又は負極端子34に接触する。互いに接触したバスバー13と正極端子33又は負極端子34とが、溶接によって互いに固定される。
図1に示すように、基板モジュール14は、制御基板61と、複数のスプリングコネクタ62と、複数のサーミスタ63とを有する。制御基板61は、支持部材及び電圧検出部の一例であり、例えば、基板、回路、部品、又は壁のようにも称され得る。スプリングコネクタ62は端子部の一例であり、例えば、接続部、接触部、当接部、押圧部、弾性部材、又は部品のようにも称され得る。サーミスタ63は、例えば、センサ又は部品のようにも称され得る。
制御基板61は、例えば、略矩形(四角形)のプリント回路板(PCB)である。なお、制御基板61はこれに限らず、他の基板であっても良い。制御基板61は、中央演算処理装置(CPU)のような種々の電子部品や配線パターンを有する。
制御基板61は、セル12の電圧を検出及び監視する回路(以下、制御基板61の電圧監視回路と称する)、及びセル12の温度を検出及び監視する回路(以下、制御基板61の温度監視回路と称する)、のような種々の回路を有する。制御基板61の電圧監視回路は、電圧検出部の一例である。制御基板61は、例えば、独立して、又はコンピュータのような外部の装置によって制御され、セル12の充電及び放電を制御する。
制御基板61の電圧監視回路は、例えば、セル12の電圧の検出値が所定の範囲内にあるか判断する。制御基板61の電圧監視回路は、所定の時間以上、セル12の電圧の検出値が所定の範囲から外れた場合、セル12の異常を検出する。これにより、制御基板61の電圧監視回路は、過放電又は過充電によりセル12の性能が劣化することを抑制する。
制御基板61は、第1のカバー部材22の凹部47に収容される。制御基板61と、複数のセル12との間に、第1のカバー部材22の壁部41が位置する。制御基板61は、例えば複数のネジ65によって、壁部41に固定される。ネジ65は、取付部材の一例である。制御基板61は、接着剤や両面テープのような他の部材によって、壁部41に取り付けられても良い。さらに、制御基板61は、筐体11の他の部分に取り付けられても良い。図2に示すように、制御基板61は、例えばボスやスペーサによって、バスバー13から離間した位置に保たれる。
制御基板61は、第1の面61aと、第2の面61bとを有する。第1の面61aは、セル12の蓋体32の上面32a、バスバー13、及び第1のカバー部材22の壁部41に向く。第2の面61bは、第1の面61aの反対側に位置する。
スプリングコネクタ62は、バスバー13に対応して配置される。スプリングコネクタ62は、制御基板61の電圧監視回路の端子である。スプリングコネクタ62は、制御基板61の第1の面61aから、対応するバスバー13に向かいZ軸に沿って突出する。
スプリングコネクタ62は、対応するバスバー13に向かう方向(Z軸に沿う方向)に弾性的に伸縮可能であり、当該バスバー13に弾性的に接触する。これにより、セル12の正極端子33及び負極端子34に接続されたバスバー13は、スプリングコネクタ62を介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。
スプリングコネクタ62は、スリーブ71と、かしめピン72と、スプリング73と、プローブピン74とを有する。スリーブ71は、例えば、収容部又は基部のようにも称され得る。スプリング73は、弾性部材、付勢部材、又は押圧部のようにも称され得る。プローブピン74は、例えば、接触部又は当接部のようにも称され得る。
スリーブ71は、金属のような導電性の材料によって作られる。スリーブ71は、例えば円筒形状に形成される。スリーブ71は、長手方向の第1の端部71aと、第2の端部71bとを有する。
スリーブ71の第1の端部71aは塞がれており、制御基板61の第1の面61aに接触する。言い換えると、スリーブ71は、制御基板61の第1の面61aから突出する。スリーブ71の第1の端部71aは、制御基板61に設けられたランドに接触する。これにより、スリーブ71は、当該ランドを介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。第2の端部71bは、第1の端部71aの反対側に位置し、開放されている。スリーブ71の内部に、スプリング73が収容される。
かしめピン72は、例えば円柱状に形成される。かしめピン72は、スリーブ71と一体に作られるとともに、スリーブ71の第1の端部71aからスリーブ71の外部に向かって突出する。かしめピン72は、制御基板61に設けられた孔に挿入され、当該孔にかしめによって固定される。これにより、スプリングコネクタ62は、制御基板61に固定される。なお、スプリングコネクタ62は、半田付けのような他の方法によって制御基板61に固定されても良い。
プローブピン74は、少なくとも部分的にスリーブ71の内部に収容され、スリーブ71の長手方向に移動可能である。プローブピン74は、スリーブ71の開放された第2の端部71bから突出可能である。プローブピン74は、例えば、スリーブ71に引っかかるフランジ状の部分を有することで、スリーブ71から完全に抜け出ることを制限される。
プローブピン74がスリーブ71の長手方向に移動することで、スプリングコネクタ62の長さが変化する。言い換えると、プローブピン74がスリーブ71の第2の端部71bから突出する長さが変化する。本実施形態において、スプリングコネクタ62の長さは、Z軸に沿う方向における、制御基板61の第1の面61aからスプリングコネクタ62の先端までの長さである。
スプリングコネクタ62の長さは、例えば、プローブピン74がスリーブ71に完全に収容された場合に最も短い最小長さL1となり、プローブピン74の前記フランジ状の部分がスリーブ71に引っかかった場合に最大長さL2となる。最小長さL1は、スリーブ71の長さに等しい。
なお、スプリングコネクタ62の長さが最も短くなったとき、プローブピン74がスリーブ71の第2の端部71bから突出しても良い。この場合、最小長さL1は、スリーブ71の長さよりも長い。
プローブピン74は、例えば、メッキが施された導電性の部材である。なお、プローブピン74はメッキされずに地金が露出しても良い。プローブピン74は、第2の地金部77と、第2のメッキ被膜78とを有する。
第2の地金部77は、例えば銅又はアルミニウム合金のような導電材料によって作られる。第2のメッキ被膜78は、第2の地金部77がメッキされることによって形成され、例えば、金、銀、ニッケル、錫、又は他の合金のような導電材料によって作られる。
第2のメッキ被膜78は、プローブピン74の表面に酸化被膜が形成され、接触抵抗が増大することを抑制する。さらに、第2のメッキ被膜78は、プローブピン74が腐食することを抑制する。
プローブピン74は、基端部74aと、先端部74bとを有する。基端部74aは、スリーブ71の内部に位置し、スリーブ71の第1の端部71aに向く。プローブピン74の基端部74aと、スリーブ71の第1の端部71aとの間に、スプリング73が配置される。
プローブピン74は、スプリング73によって、スリーブ71の第1の端部71aから第2の端部71bに向かう方向に押される。このため、プローブピン74に外力が作用しない場合、プローブピン74がスリーブ71の第2の端部71bから突出する長さは、最長に保たれる。言い換えると、プローブピン74に外力が作用しない場合、スプリングコネクタ62の長さは最大長さL2となる。
プローブピン74は、スプリング73を介して、又はスリーブ71の内面に直接的に接触することにより、スリーブ71に電気的に接続される。すなわち、プローブピン74は、スリーブ71を介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。
プローブピン74の先端部74bは、基端部74aの反対側に位置する。先端部74bは、略平坦に形成される。先端部74bは、対応するバスバー13の略平坦な面に接触する。すなわち、プローブピン74の先端部74bは、バスバー13に面接触する。なお、プローブピン74とバスバー13とは、接触していれば良く、例えば点接触しても良い。
制御基板61の第1の面61aは、バスバー13の第1の地金部51の第2の面51bに面する。このため、プローブピン74は、バスバー13の第1のメッキ被膜52の第2の部分52bに接触する。言い換えると、プローブピン74は、バスバー13の第1のメッキ被膜52が厚い部分に接触する。
Z軸に沿う方向における、制御基板61と、バスバー13のスプリングコネクタ62が接触する部分との間の距離L3は、スプリングコネクタ62の最小長さL1より長い。さらに、距離L3は、スプリングコネクタ62の最大長さL2より短い。このため、スプリング73はスリーブ71の第1の端部71aと、プローブピン74の基端部74aとの間で圧縮される。
スプリング73は、圧縮バネであり、圧縮されることで弾性エネルギーを蓄積する。スプリング73は、当該弾性エネルギーによりプローブピン74をバスバー13に向かって押す。すなわち、プローブピン74は、スプリング73によってバスバー13に押し付けられる。このように、スプリングコネクタ62は対応するバスバー13に弾性的に接触する。距離L3及びスプリング73の荷重は、スプリングコネクタ62とバスバー13との間で導通に必要な接触荷重(スプリング荷重)が生じるように設定される。
スプリングコネクタ62は、上述のように、最小長さL1と最大長さL2との間で伸縮可能である。複数のスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さ(最小長さL1と最大長さL2との差)は、それぞれ異なる。
制御基板61を固定するネジ65から比較的遠いスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さは、当該スプリングコネクタ62よりもネジ65に近い他のスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さよりも長い。言い換えると、スプリングコネクタ62は、ネジ65から遠い位置にあるほど、伸縮可能な長さが長くなる。なお、複数のスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さが互いに同じであっても良い。なお、ネジ65は、スプリングコネクタ62の近傍において、制御基板61を壁部41に固定する。
スプリングコネクタ62は、制御基板61が第1のカバー部材22の壁部41に取り付けられるよりも先に、制御基板61に予め取り付けられる。スプリングコネクタ62は、制御基板61が壁部41に取り付けられることによって、対応するバスバー13に弾性的に接触する。ネジ65が制御基板61を壁部41に固定することで、スプリング73は、圧縮されてプローブピン74をバスバー13に押し付ける状態に保たれる。
制御基板61の温度監視回路は、サーミスタ63によって、バスバー13の温度を検出する。バスバー13の温度は、当該バスバー13が接続されたセル12の温度に応じて変わる。このため、制御基板61は、バスバー13を介して、当該バスバー13が接続されたセル12の温度を検出する。
絶縁シート15は、制御基板61と、第1のカバー部材22の壁部41との間に配置される。絶縁シート15は、制御基板61に設けられた種々の回路と、セル12及びバスバー13とが短絡することを抑制する。絶縁シート15に複数の挿通孔81が設けられる。スプリングコネクタ62は、挿通孔81を通って、バスバー13に接触する。
図1に示すように、筐体11の第2のカバー部材23は、第1のカバー部材22の周壁42に、例えば爪によって取り付けられる。第2のカバー部材23は、第1のカバー部材22の凹部47を塞ぎ、制御基板61を覆う。
電池モジュール10は、自動車のような機械に搭載されたり、輸送されたりすることで、振動を受ける。当該振動によって、制御基板61と、セル12に取り付けられたバスバー13とが、相対的に変位することがある。
さらに、電池モジュール10は、充放電時に発熱する。当該発熱や、電池モジュール10の使用雰囲気環境の温度変化により、制御基板61と、セル12に取り付けられたバスバー13とが、膨張又は収縮する。制御基板61とバスバー13とは、材料が異なるため、線膨張係数が異なる。当該線膨張係数の差により、制御基板61と、セル12に取り付けられたバスバー13とが、膨張又は収縮時に相対的に変位することがある。
例えば、制御基板61に対して、バスバー13がZ軸に沿う方向(スプリングコネクタ62の長手方向)に変位することがある。この場合、バスバー13は、所定の位置よりも制御基板61に対して接近し又は離間する。
制御基板61から突出するスプリングコネクタ62は、弾性的にバスバー13に接触する。バスバー13が所定の位置よりも制御基板61に接近すると、バスバー13に押されてスプリングコネクタ62が弾性的に短縮する。また、バスバー13が所定の位置よりも制御基板61から離間すると、スプリング73がプローブピン74を押し、スプリングコネクタ62が弾性的に伸長する。このように、制御基板61とバスバー13とがZ軸に沿う方向に相対的に変位した場合、スプリングコネクタ62は、弾性的に伸縮することでバスバー13に接触し続ける。
振動によりバスバー13が所定の位置よりも制御基板61から離間すると、スプリングコネクタ62が僅かな時間だけバスバー13から離間することがあり得る。しかし、制御基板61の電圧監視回路への電圧の入力が僅かな時間途切れたとしても、当該入力の途切れは、例えば当該回路に設けられたフィルタによってノイズとしてカットされる。また、制御基板61の電圧監視回路は、例えば、当該回路への電圧の入力の途切れが所定の時間継続することで、セル12を異常と判定する。このため、僅かな時間だけ電圧の入力が途切れたとしても、制御基板61の電圧監視回路が誤ってセル12の異常を検出することが抑制される。
制御基板61とバスバー13との間の距離L3は、スプリングコネクタ62の最小長さL1より十分長く設定される。すなわち、振動によりバスバー13が制御基板61に接近したとしても、スプリングコネクタ62の長さが最小長さL1になることが抑制されるよう、距離L3が設定される。
また、制御基板61に対して、バスバー13がX軸に沿う方向又はY軸に沿う方向(横方向)に変位することがある。この場合、スプリングコネクタ62は、当該スプリングコネクタ62がバスバー13に接触する所定の位置から横方向に移動する。
スプリングコネクタ62は、バスバー13に固定されておらず、バスバー13に対して自由に移動可能である。制御基板61がバスバー13に対して横方向に移動すると、スプリングコネクタ62は、バスバー13に接触したまま横方向に移動する。プローブピン74の先端部74bは、対応するバスバー13の平坦な面に接触する。このため、スプリングコネクタ62の横方向の移動が妨げられることが抑制される。
スプリングコネクタ62がバスバー13に接触したまま横方向に移動すると、スプリングコネクタ62のプローブピン74の先端部74bが、バスバー13の表面を擦る。当該擦れにより、プローブピン74とバスバー13との接触部分が摩耗することがある。バスバー13の第1のメッキ被膜52と、プローブピン74の第2のメッキ被膜78との材料、ビッカーズ硬度、及び厚みは、当該摩耗を軽減し、接続寿命(導通抵抗寿命)を保つ観点から選定される。
上述のように、スプリングコネクタ62は、バスバー13に弾性的に接触するとともに、バスバー13に対して自由に移動可能である。このため、制御基板61とバスバー13とが相対的に変位したとしても、スプリングコネクタ62はバスバー13に接触し続ける。言い換えると、バスバー13は、スプリングコネクタ62によって、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続され続ける。
第1の実施の形態に係る電池モジュール10において、制御基板61の電圧監視回路は、対応するバスバー13に弾性的に接触するスプリングコネクタ62を介して、バスバー13に電気的に接続される。スプリングコネクタ62は、バスバー13に対して自由に変位できる。したがって、複雑な設計及び形状なしに、スプリングコネクタ62とバスバー13との接続部分に損傷が生じることが抑制され、電池モジュール10の製造コストが低減される。
スプリングコネクタ62は、制御基板61が第1のカバー部材22の壁部41に取り付けられることで、バスバー13に弾性的に接触する。これにより、スプリングコネクタ62とバスバー13との間に、溶接、半田付け、又はネジ止めのような取付作業なしに、電気的接続が生ずる。したがって、電池モジュール10の組み立てが容易になり、電池モジュール10の製造コストが低減される。
制御基板61の電圧監視回路は、汎用品であるスプリングコネクタ62を介して、バスバー13に電気的に接続される。これにより、電池モジュール10の製造コストの上昇が抑制される。なお、スプリングコネクタ62は汎用品に限られない。
スプリングコネクタ62の伸縮可能な長さは、よりネジ65に近い他のスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さよりも長い。このため、例えば振動によって制御基板61が撓み、固定点であるネジ65からより遠い位置で制御基板61とバスバー13との距離が大きく接近し又は離間したとしても、各スプリングコネクタ62とバスバー13との電気的接続が途切れることが抑制される。また、ネジ65は、スプリングコネクタ62の近傍において、制御基板61を壁部41に固定する。このため、例えば振動によって制御基板61とバスバー13との距離が大きく接近し又は離間することが抑制され、ネジ65の近傍のスプリングコネクタ62とバスバー13との電気的接続が途切れることがさらに抑制される。
各スプリングコネクタ62のスプリング73のバネ定数及び固有振動数も、それぞれ異なって良い。例えば、各スプリングコネクタ62とバスバー13との間で導通に必要な接触荷重が生じるよう、スプリング73のバネ定数及び固有振動数が設定される。
既に述べたように、複数のスプリングコネクタ62の伸縮可能な長さが互いに同じであっても良い。この場合、例えば、振動時の制御基板61の縦方向の振幅が略同一となる場所に、複数のスプリングコネクタ62が配置されることで、各スプリングコネクタ62とバスバー13との間で導通に必要な接触荷重が得られる。
バスバー13の第1のメッキ被膜52に、膜厚が薄い第1の部分52aと、膜厚が厚い第2の部分52bとが設けられ、スプリングコネクタ62は第2の部分52bに接触する。これにより、スプリングコネクタ62がバスバー13に対して横方向に変位し、第2の部分52bが摩耗したとしても、バスバー13の第1の地金部51が露出することが抑制される。したがって、バスバー13の接触抵抗が上昇したり、バスバー13が腐食したりすることが抑制される。
プローブピン74の先端部74bは、略平坦に形成される。これにより、バスバー13の第1のメッキ被膜52と、プローブピン74の第2のメッキ被膜78との摩耗が低減される。さらに、スプリングコネクタ62とバスバー13の接触面積がより大きくなり、接触抵抗が低減される。なお、プローブピン74の先端部74bは、例えば、曲面であっても良い。
上記実施形態において、バスバー13の表面に導電性のグリースが塗布されても良い。当該グリースによって、スプリングコネクタ62とバスバー13との間の電気的接続が確保されるとともに摩耗が抑制される。
以下に、第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図3は、第2の実施の形態に係るバスバー13及びスプリングコネクタ62を概略的に示す斜視図である。図3に示すように、第2の実施形態のプローブピン74の先端部74bは、円錐状又は曲面状に形成される。なお、プローブピン74の先端部74bは、他の形状に形成されても良い。
バスバー13に、溝91が設けられる。溝91は、バスバー13の平坦な面に設けられ、スプリングコネクタ62に対応して配置される。溝91は、例えば放射線状に延びる複数の直線状の溝によって形成されるが、他の形状であっても良い。
スプリングコネクタ62は、溝91の略中心に向かい、Z軸に沿って延びる。スプリングコネクタ62は、制御基板61が第1のカバー部材22の壁部41に取り付けられると、プローブピン74の先端部74bがバスバー13の溝91に嵌る。これにより、スプリングコネクタ62がバスバー13に接触する。なお、スプリングコネクタ62は、例えばプローブピン74が溝91の縁に当接すれば良く、溝91に収容されなくても良い。
制御基板61に対してバスバー13が横方向に変位すると、スプリングコネクタ62は、溝91の略中心から横方向に移動する。プローブピン74の先端部74bが溝91に嵌っているため、スプリングコネクタ62は溝91に沿って横方向に移動する。
第2の実施形態の電池モジュール10において、バスバー13に、スプリングコネクタ62が嵌る溝91が設けられる。これにより、制御基板61がバスバー13に対して横方向に変位した場合、スプリングコネクタ62が溝91に沿って容易に移動できる。このため、スプリングコネクタ62が例えば摩擦力により損傷することが抑制される。
以下に、第3の実施の形態について、図4を参照して説明する。図4は、第3の実施の形態に係る電池モジュール10の一部を示す断面図である。図4に示すように、第3の実施形態のバスバー13は、母材95と、電気接点96とを有する。母材95は、第1の部材の一例であり、例えば、本体又は接続部材のようにも称され得る。電気接点96は、第2の部材の一例であり、例えば、受け部材、接触部材、又は当接部材のようにも称され得る。
母材95は、第1の実施形態のバスバー13と同じく第1の地金部51及び第1のメッキ被膜52を有するが、図4は第1の地金部51及び第1のメッキ被膜52を省略して母材95を示す。母材95は、導電性の部材である。
母材95は、接続部55及び連結部56を有する。すなわち、母材95は、一つ又は複数のセル12の正極端子33と、一つ又は複数の他のセル12の負極端子34とを、電気的に接続する。
電気接点96は、例えばリベット接点であり、導電性を有する。なお、電気接点96はこれに限らず、ディスク接点のような他の電気接点であっても良い。電気接点96は、例えば、母材95と同じく、銅又はアルミニウム合金の地金が、金、銀、ニッケル、錫、又は他の合金によってメッキされることで作られる。なお、電気接点96は、他の導電性の材料で形成されても良い。
電気接点96は、例えば、母材95に設けられた孔にかしめられることによって、母材95に固定される。これにより、電気接点96は、母材95に電気的に接続される。なお、電気接点96は、例えば、半田付けや溶着のような他の方法によって、母材95に取り付けられても良い。
母材95に取り付けられた電気接点96は、母材95から制御基板61に向かって突出する。電気接点96は、制御基板61に向く接触面96aを有する。接触面96aは、略平坦に形成されるが、例えば、第2の実施形態の溝91が設けられても良い。
スプリングコネクタ62は、電気接点96の接触面96aに弾性的に接触する。これにより、セル12の正極端子33及び負極端子34に接続された母材95は、電気接点96及びスプリングコネクタ62を介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。
第3の実施形態の電池モジュール10において、バスバー13は、正極端子33と負極端子34とを電気的に接続する母材95と、当該母材95に取り付けられた電気接点96とを有する。スプリングコネクタ62は、当該電気接点96に接触する。これにより、スプリングコネクタ62がバスバー13に対して横方向に変位し、電気接点96が摩耗したとしても、母材95が摩耗することが抑制される。さらに、例えば耐摩耗性の高い電気接点96を採用することで、母材95の材質等を変更することなくバスバー13の摩耗が軽減される。
以下に、第4の実施の形態について、図5を参照して説明する。図5は、第4の実施の形態に係る電池モジュール10の一部を示す断面図である。図5に示すように、第4の実施形態のスプリングコネクタ62は、接触ボール101を有する。接触ボール101は、回転部の一例である。
プローブピン74の先端部74bに、保持部102が形成される。保持部102は、バスバー13に向かって開放された凹部である。保持部102に、接触ボール101が収容される。保持部102は、接触ボール101がプローブピン74の先端部74bから突出し、且つ回転可能なように接触ボール101を保持する。
接触ボール101は、金属のような導電性の材料によって作られた玉である。接触ボール101は、プローブピン74の保持部102の内面に接触することで、プローブピン74に電気的に接続される。
スプリング73がプローブピン74をバスバー13に向かって押すことで、接触ボール101がバスバー13に接触する。これにより、セル12の正極端子33及び負極端子34に接続されたバスバー13は、接触ボール101、プローブピン74、及びスリーブ71を介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。
第4の実施形態の電池モジュール10において、スプリングコネクタ62の接触ボール101が、バスバー13に回転可能に接触する。このため、スプリングコネクタ62がバスバー13に対して横方向に変位した場合に、スプリングコネクタ62とバスバー13との間に生じる摩擦が低減される。したがって、バスバー13が摩耗することが抑制され、スプリングコネクタ62とバスバー13との間の接触抵抗が上昇したりバスバー13が腐食したりすることが抑制される。
なお、回転部は接触ボール101に限らない。例えば、プローブピン74の先端部74bに、導電性のローラが回転可能に取り付けられても良い。当該ローラが回転可能にバスバー13に接触することで、スプリングコネクタ62とバスバー13との間に生じる摩擦が低減される。
以下に、第5の実施の形態について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、第5の実施の形態に係る電池モジュール10を分解して示す斜視図である。図7は、第5の実施形態の電池モジュール10の一部を示す断面図である。図6に示すように、第5の実施形態の基板モジュール14は、制御基板111と、フレキシブルプリント配線板(FPC)112と、補強板113とを有する。制御基板111は、基板の一例である。FPC112は、接続部の一例である。なお、接続部は、テープオートメーテッドボンディング(TAB)のような他の部品であっても良い。補強板113は、支持部材の一例であり、例えば、壁、取付部、又は絶縁部材のようにも称され得る。
制御基板111は、第1の実施形態の制御基板61と同じくPCBである。制御基板111は、セル12の電圧を検出及び監視する回路(以下、制御基板111の電圧監視回路と称する)、及びセル12の温度を検出及び監視する回路(以下、制御基板111の温度監視回路と称する)、のような種々の回路を有する。制御基板111の電圧監視回路は、電圧検出部の一例である。制御基板111は、セル12の充電及び放電を制御する。
FPC112は、制御基板111から延びるとともに、制御基板111の電圧監視回路及び温度監視回路に電気的に接続される配線パターンを有する。FPC112に、スプリングコネクタ62とサーミスタ63とが実装される。
補強板113は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)によって作られ、絶縁性を有する。なお、補強板113は、他の材料によって作られても良い。補強板113は、略矩形(四角形)の板状に形成される。
図7に示すように、補強板113は、第1の面113aと、第2の面113bとを有する。第1の面113aは、セル12の蓋体32の上面32a、バスバー13、及び第1のカバー部材22の壁部41に向く。すなわち、第1の面113aは、蓋体32に設けられた正極端子33及び負極端子34に向く。第2の面113bは、第1の面113aの反対側に位置する。
FPC112は、補強板113の第2の面113bに、例えば接着剤によって貼り付けられる。なお、FPC112は、両面テープのような他の部材によって補強板113に取り付けられても良い。FPC112とセル12及びバスバー13との間に、補強板113が位置する。
FPC112が取り付けられた補強板113は、例えば複数のネジ65によって、第1のカバー部材22の壁部41に固定される。補強板113は、接着剤や両面テープのような他の部材によって、壁部41に取り付けられても良い。さらに、補強板113は、筐体11の他の部分に取り付けられても良い。図7に示すように、補強板113は、例えばボスやスペーサによって、バスバー13から離間した位置に保たれる。
スプリングコネクタ62のかしめピン72は、補強板113に設けられた孔に挿入され、当該孔にかしめによって固定される。これにより、スプリングコネクタ62は、FPC112が取り付けられた補強板113に取り付けられる。言い換えると、補強板113は、スプリングコネクタ62を支持する。サーミスタ63も、補強板113に取り付けられる。
かしめピン72は、FPC112に設けられたスルーホールに通され、例えば半田によって当該スルーホールに電気的に接続される。これにより、スプリングコネクタ62は、FPC112の当該スルーホール及び配線パターンを介して、制御基板111の電圧監視回路に電気的に接続される。言い換えると、FPC112は、制御基板111とスプリングコネクタ62とを電気的に接続する。
制御基板111は、可撓性を有するFPC112を介して、補強板113に取り付けられる。このため、制御基板111は、FPC112の長さの範囲で、補強板113に対して自由な位置に配置され得る。
第5の実施形態の電池モジュール10において、基板モジュール14は、電圧監視回路が設けられた制御基板111と、制御基板111と複数のスプリングコネクタ62とを電気的に接続するFPC112と、を有する。これにより、制御基板111の配置がより自由になり、電池モジュール10の設計がより容易になる。
スプリングコネクタ62は、補強板113の第2の面113bに取り付けられる。すなわち、FPC112と正極端子33、負極端子34及びバスバー13との間に、絶縁性の補強板113が介在する。これにより、FPC112と正極端子33、負極端子34及びバスバー13との間で短絡が生じることが抑制される。すなわち、第1の実施形態の絶縁シート15が不要となり、電池モジュール10の製造コストが低減される。
以下に、第6の実施の形態について、図8を参照して説明する。図8は、第6の実施の形態に係る電池モジュール10の一部を示す断面図である。図8に示すように、第4の実施形態の基板モジュール14は、複数のスプリングコネクタ62の代わりに複数の板バネ121を有する。板バネ121は、端子部の一例である。
板バネ121は、金属のような導電性の材料によって作られる。板バネ121は、基部121aと、可撓部121bとを有する。基部121aは、制御基板61のランドを介して、制御基板61の電圧監視回路に電気的に接続される。可撓部121bは、基部121aから対応するバスバー13に向かって延びる。可撓部121bは、円弧状に曲げられた先端部において、バスバー13に弾性的に接触する。
制御基板61から延びる板バネ121の可撓部121bは、弾性的にバスバー13に接触する。このため、例えば振動により制御基板61とバスバー13とがZ軸に沿う方向に相対的に変位した場合、板バネ121の可撓部121bは、バスバー13に接触し続ける。
また、制御基板61に対して、バスバー13が横方向に変位することがある。板バネ121の可撓部121bは、バスバー13に固定されず、バスバー13に対して自由に移動可能である。制御基板61がバスバー13に対して横方向に移動すると、板バネ121の可撓部121bは、バスバー13に接触したまま横方向に移動する。
第6の実施形態のように、端子部は、第1乃至第5の実施形態のスプリングコネクタ62に限らず、板バネ121のような他の部品であって良い。端子部は、スプリング73及び板バネ121のような弾性部材に限らず、例えば、油圧や電磁力を利用してバスバー13に弾性的に接触しても良い。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、電圧検出部が、対応するバスバーに弾性的に接触する端子部を介して、バスバーに電気的に接続される。これにより、端子部とバスバーとの接続部分に損傷が生じにくい電池モジュールがより安価に製造される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…電池モジュール、11…筐体、12…セル、13…バスバー、14…基板モジュール、33…正極端子、34…負極端子、51…第1の地金部、52…第1のメッキ被膜、52a…第1の部分、52b…第2の部分、61,111…制御基板、62…スプリングコネクタ、65…ネジ、91…溝、95…母材、96…電気接点、101…接触ボール、112…FPC、113…補強板、113a…第1の面、113b…第2の面、121…板バネ。

Claims (12)

  1. 筐体と、
    並んで前記筐体に収容され、電極端子を有する複数のセルと、
    前記セルの前記電極端子を他の前記セルの前記電極端子に電気的に接続するバスバーと、
    前記筐体に取り付けられる支持部材と、前記支持部材に取り付けられるとともに前記バスバーに弾性的に接触する端子部と、前記端子部を介して前記バスバーに電気的に接続される電圧検出部と、を有する基板モジュールと、
    を具備する電池モジュール。
  2. 前記端子部は、前記支持部材が前記筐体に取り付けられることで、前記バスバーに弾性的に接触する、請求項1の電池モジュール。
  3. 前記端子部がスプリングコネクタを有する、請求項1又は請求項2の電池モジュール。
  4. 前記支持部材を前記筐体に取り付ける取付部材をさらに具備し、
    前記端子部は、複数のスプリングコネクタを有し、
    前記スプリングコネクタは、前記バスバーに向かう方向への伸長及び前記バスバーから離れる方向への短縮が可能であり、
    前記スプリングコネクタの伸長及び短縮可能な長さは、当該スプリングコネクタよりも前記取付部材に近い他の前記スプリングコネクタの伸長及び短縮可能な長さよりも長い、
    請求項1又は請求項2の電池モジュール。
  5. 前記バスバーに、前記端子部が嵌る溝が設けられ、
    前記端子部は、前記溝に沿って移動可能である、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一つの電池モジュール。
  6. 前記バスバーは、メッキされ、第1の部分と、前記第1の部分よりもメッキの膜厚が厚い第2の部分と、を有し、
    前記端子部は、前記第2の部分に接触する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一つの電池モジュール。
  7. 前記バスバーは、前記セルの前記電極端子を他の前記セルの前記電極端子に電気的に接続する導電性の第1の部材と、前記第1の部材に取り付けられた導電性の第2の部材と、を有し、
    前記端子部は、前記第2の部材に接触する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一つの電池モジュール。
  8. 前記基板モジュールは、前記電圧検出部が設けられた基板と、前記基板から延びるとともに前記支持部材に取り付けられて前記基板と前記端子部とを電気的に接続する可撓性の接続部と、を有する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一つの電池モジュール。
  9. 前記支持部材は、絶縁性であって、前記電極端子に向く第1の面と、前記第1の面の反対側に位置する第2の面と、を有し、
    前記接続部は、前記支持部材の前記第2の面に取り付けられる、
    請求項8の電池モジュール。
  10. 前記端子部は、前記バスバーに接触するとともに回転可能な回転部を有する、請求項1乃至請求項9のいずれか一つの電池モジュール。
  11. 前記端子部は、前記バスバーの平坦な面に弾性的に接触する、請求項1乃至請求項4及び請求項6乃至請求項10のいずれか一つの電池モジュール。
  12. 前記支持部材は、前記端子部の近傍において、前記筐体に取り付けられる、請求項1乃至請求項11のいずれか一つの電池モジュール。
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