JP7109966B2 - 組電池の測温構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車などに搭載された組電池の測温構造に関するものである。
従来、自動車などに搭載された組電池は、複数の単電池が積層された単電池積層体を有し、この単電池積層体の温度を測定するためのセンサが取り付けられている。センサを取り付ける手段は様々である。例えば、下記特許文献1に記載されたクリップは、単電池同士を電気的に接続するバスバにセンサを押し当てるものである。このクリップは、バスバにセンサを接触させた状態で、センサを覆うと共にバスバに直接取り付けられる。また、下記特許文献2に記載された構造は、センサに係止部が形成され、この係止部が、単電池を覆うモジュールに取り付けられる。センサは、単電池に直接押し当てられる。
特開2016-183906号公報 特許第5360951号公報
特許文献1によれば、上記したとおり、クリップによってセンサがバスバに押し当てられ、また、クリップがバスバに取り付けられることから、バスバは、センサが押し当てられることによる押圧力と、クリップに挟まれることによる押圧力とが加重されて変形する可能性がある。バスバの厚みを増すことで、バスバの変形を防ぐことができるが、その分バスバの重量が増加し、また、材料費も増える。
一方、特許文献2によれば、上記したとおり、センサが単電池に直接押し当てられる構成であるため、薄型の単電池に対して安定してセンサを取り付けることができない。
本発明は、この様な実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、バスバに作用する外力を最小限に抑え、温度検出手段を安定して取り付けることができる組電池の測温構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る組電池の測温構造は、単電池積層体を構成する複数の単電池同士を電気的に接続するバスバに温度検出手段を接触させる組電池の測温構造であって、前記単電池積層体に取り付けられることによって、前記バスバに対して所定の間隔を空けて位置決めされた板状部材と、前記板状部材に備えられると共に前記温度検出手段に接触して、この温度検出手段を前記バスバに押圧する弾性体と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記板状部材は、前記バスバに対して前記単電池積層体と逆側から、前記バスバを覆う板状カバーと、前記弾性体を備えると共に前記板状カバーに取り付けられたクリップと、を備えた、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記板状カバーには、表裏に貫通する貫通孔が設けられ、前記クリップは、前記貫通孔外周に係合する係合部を有し、前記板状部材に対して前記バスバと逆側から前記貫通孔に挿入されると共に、前記係合部が前記貫通孔外周に係合して板状カバーに取り付けられる、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記温度検出手段は、前記クリップに、前記バスバに対して接近または離反する方向に揺動自在に取り付けられ、前記弾性体は前記クリップに取り付けられて、前記温度検出手段に対して押圧力を付与する、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記温度検出手段は、短辺と長辺とを有する略直方体形状であり、前記長辺を含んだ面が前記バスバへの接触面となるように設けられた、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記バスバは、前記単電池の端子に溶接によって接続され、前記温度検出手段は、前記バスバのうち、前記端子に溶接された部位を除く部位に接触する、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、前記単電池の発電要素は、ラミネートフィルムで形成された袋状外装体の内側に収納された、ことを特徴とする。
本発明に係る組電池の測温構造は、単電池積層体に取り付けられることによって、バスバに対して所定の間隔を空けて位置決めされた板状部材と、この板状部材に備えられると共に温度検出手段に接触して、この温度検出手段をバスバに押圧する弾性体とを備えている。すなわち、温度検出手段は、単電池積層体に取り付けられた板状部材によって、弾性体を介してバスバに押し当てられている。この構成により、バスバは、弾性体の弾性力によって温度検出手段が押し当てられることによる押圧力のみが作用し、反力は、板状部材を介して単電池積層体に作用する。したがって、バスバに作用する外力を最小限に抑えることができる。そのため、バスバの厚みを薄くすることができ、バスバの重量や材料費を抑えることができる。また、温度検出手段がバスバに接触する構成であるため、温度検出手段を安定して取り付けることができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、板状部材は、バスバに対して単電池積層体と逆側から、バスバを覆う板状カバーと、弾性体を備えると共に板状カバーに取り付けられたクリップとを備えている。したがって、板状部材の構成を簡略化することができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、板状カバーには、表裏に貫通する貫通孔が設けられ、クリップは、貫通孔外周に係合する係合部を有し、板状部材に対してバスバと逆側から貫通孔に挿入されると共に、係合部が貫通孔外周に係合して板状カバーに取り付けられている。この構成により、バスバが板状部材で覆われた状態で、バスバが貫通孔を通じて視認できるため、作業者は、貫通孔を覗いてクリップを板状部材に取り付けることができる。そのため、クリップの取付作業において、バスバの短絡などを防ぐことができる。また、バスバが板状部材で覆われた状態で、温度検出手段がクリップごと板状部材に対して着脱されるため、容易に着脱することができ、また、容易にメンテナンスを実施することができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、温度検出手段は、クリップに、バスバに対して接近または離反する方向に揺動自在に取り付けられ、弾性体はクリップに取り付けられて、温度検出手段に対して押圧力を付与する構成である。この構成により、バスバと板状部材との間隔に応じて、温度検出手段をバスバに対して適切に押し当てることができる。すなわち、バスバと板状部材との間隔が、広い場合であっても、狭い場合であっても、弾性体によって柔軟に対応することができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、温度検出手段は、短辺と長辺とを有する略直方体形状であり、長辺を含んだ面がバスバへの接触面となるように設けられている。すなわち、温度検出手段のうち、面積が大きい面が、バスバに接触するため、安定した状態で正確に温度を測定することができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、バスバは、単電池の端子に溶接によって接続され、温度検出手段は、バスバのうち、端子に溶接された部位を除く部位に接触する。すなわち、端子に溶接された部位を除いた広い部位に温度検出手段が接触するため、温度検出手段とバスバとの接触面積が大きい。したがって、安定した状態で正確に温度を測定することができる。
本発明に係る組電池の測温構造では、単電池の発電要素は、ラミネートフィルムで形成された袋状外装体の内側に収納されている。すなわち、単電池同士の隙間が狭い場合や、単電池の外装体に剛性が無い場合であっても、確実に温度を測定することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る組電池の測温構造の断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る組電池の測温構造に用いられるクリップの外観が示され、(a)は表側から視した表面図、(b)は側面後方から視した後面図、(c)は側方から視した側面図、(d)は側面前方から視した前面図、(e)は裏側から視した裏面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る組電池の測温構造に用いられるクリップの断面が示され、図2(a)におけるA-A断面拡大図である。 図4は、本発明の実施形態に係る組電池の測温構造に用いられるクリップの断面が示され、図2(c)におけるB-B断面拡大図である。 図5は、本発明の実施形態係る組電池の測温構造に用いられるクリップの変形例の断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る組電池の測温構造(以下、組電池の測温構造を「測温構造」と記す。)を図面に基づいて説明する。図1は、測温構造1の断面が示され、図2、図3および図4は、測温構造1に用いられるクリップが示されている。なお、以下の説明では、図1に示されているとおり、単電池3の端子(図示省略)が上側となるように単電池積層体2が平面に置かれた状態において、表裏前後が定義されている。
図1に示されているとおり、測温構造1は、単電池積層体2を構成する複数の単電池3同士を電気的に接続するバスバ4に温度検出手段5を接触させるものである。単電池3は、例えば、ニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池、有機ラジカル電池などである。単電池3は、発電要素(図示省略)として、正極と負極とがセパレータを介して積層された電極積層体と電解質とを有し、正極端子および負極端子が各電極に接続されている。各端子は、筐体である外装体の外部に露出している。単電池3は、角型、筒型などの他、発電要素がラミネートフィルムの内側に収納されたラミネート型などがある。単電池3は、積層体ケース(図示省略)に取り付けられ、外装体から露出した正極端子と、隣接した他の単電池3の負極端子とが、バスバ4を介して直列に接続されている。バスバ4は、金属製の薄板状であり、積層体ケースに取り付けられている。バスバ4と単電池3の各端子とは、溶接によって接続されている。なお、バスバ4に孔が形成され、この孔に各端子が挿入されてナットで締め付けられることでバスバと各端子とが接続された構成でもよい。
温度検出手段5は、例えばサーミスタなどであり、サーミスタ本体6と、このサーミスタ本体6に接続されたハーネス7とから構成されている。サーミスタ本体6は、短辺と長辺とを有するほぼ直方体である。
測温構造1は、単電池積層体2の積層体ケースに取り付けられた板状部材8が備えられている。板状部材8は、積層体ケースに取り付けられることによって、バスバ4に対して所定の間隔を空けて位置決めされている。板状部材8は、バスバ4に対して単電池積層体2と逆側である表側から、バスバ4を覆う板状カバー9と、この板状カバー9に取り付けられたクリップ20とが備えられている。詳説すれば、板状カバー9は、表裏に貫通する単一または複数の貫通孔10が形成され、この貫通孔10にクリップ20が通されている。
ここで、クリップ20を図面に基づいて説明する。図2、図3および図4は、測温構造1に用いられるクリップ20の外観および断面が示されている。図5は、クリップ20の変形例の断面が示されている。
図2から図4に示されているとおり、クリップ20は、平板状の表面部21と、この表面部21の裏面に連接された中空の本体部29と、表面部21の後端に連接されたハーネス保持部26とを有し、本体部29に対して変移するプローブケース41と、このプローブケース41に押圧力を付与する弾性体45とが備えられている。
表面部21は、ほぼ長方形の平板状であり、本体部29よりも外側に向けて張り出したフランジ部22を有している。表面部21は、表裏に貫通した複数の孔が形成されている。孔は、前後に長い長孔23、後部寄りに形成された後部第一孔24および後部第二孔25である。ハーネス保持部26は、温度検出手段5のハーネス7を覆う保護部28と、ハーネス7を挟むためのC字状の挟持部27とから構成されている。保護部28は、平板状であって、表面部21から後方に向けて伸びている。保護部28の後端は、挟持部27が形成されている。
本体部29は、互いに対面した一対の側面である第一側面部30および第二側面部31と、各側面部30,31の前端に連接された前面部32と、各面部30,31,32の内側に形成された弾性体保持部33とを有している。各面部30,31,32に囲まれたことで形成された中空空間35は、後側および裏側が開口されている。各側面部30,31は、下端に係止片36が形成されている。係止片36は、内側に向けて張り出している。各面部30,31,32は、リブ37,38,39が形成されている。リブ37,38,39は、外側に向けて突出した係合部40が形成されている。詳説すれば、各側面部30,31は、後部寄りの一部が切り欠かれ、一対のリブである第一着脱リブ37および第二着脱リブ38が形成されている。各着脱リブ37,38は、各側面部30,31と同一平面上において連接され、表面部21の後部各孔24,25を通って表側に突出している。前面部32は、一部が切り欠かれ、第三着脱リブ39が形成されている。第三着脱リブ39は、前面部32と同一平面上において連接され、表面部21の長孔23を通って表側に突出している。弾性体保持部33は、爪部34を有し、この爪部34が表面部21の長孔23に配置されている。
弾性体45は、例えば板バネなどであり、側面から視してほぼU字状である。弾性体45は、本体部29の爪部34に取り付けられた被保持部46と、この被保持部46に連接されて被保持部46と対面した押圧部47とを有している。弾性体45は、金属製が好ましいが、弾性変形する素材であればよく、例えば樹脂製などであってもよい。
プローブケース41は、樹脂製であり、ほぼ直方体の箱型である。プローブケース41の内側は、収容空間42が形成されている。プローブケース41の後側は、開口されて収容空間42と通じている。プローブケース41の裏側は、開口されて収容空間42に通じると共に金属プレート43で覆われている。プローブケース41は、表側端から側方に向けて張り出した係止フランジ44を有している。この係止フランジ44は、本体部29の中空空間35に配置されて係止片36に係止されている。この状態において、プローブケース41は、弾性体45によって裏側に向けて押されている。プローブケース41が裏側から押されると、弾性体45が弾性変形し、プローブケース41が本体部29に対して自在に揺動する。なお、プローブケース41の材質は、樹脂製に限定されず、例えば、金属製などであってもよいが、プローブケース41の成型の自由度を考慮すれば、本実施形態のとおり、樹脂製であることが好ましい。
図5に示されているとおり、プローブケース41は、金属プレート43がなく、裏側が閉塞されていてもよい。
上記のとおり、クリップ20が形成されている。次に、測温構造1の組み立て手順を説明する。
図1において、板状カバー9の貫通孔10は、バスバ4のうち、各端子に溶接された部位を除く部位に配置されている。サーミスタ本体6は、プローブケース41の収容空間42に収容される。プローブケース41は、後方からクリップ20に取り付けられる。このとき、サーミスタ本体6は、長辺を含んだ裏面がバスバ4への接触面となるようにバスバ4と対面して配置される。ハーネス7は、クリップ20の後方からハーネス保持部26に渡って配線され、挟持部27で挟まれる。
温度検出手段5が取り付けられた状態のクリップ20は、板状カバー9に対してバスバ4と逆側である表側から貫通孔10に挿入される。その際、クリップ20の各着脱リブ37,38,39が中空空間35に向けて弾性変形し、クリップ20が板状カバー9に取り付けられると、弾性力によって各着脱リブ37,38,39が元の位置に戻ると共に、係合部40が貫通孔10の外周に係合する。同時に、プローブケース41がバスバ4に接触してバスバ4から押されると共に、弾性体45が弾性変形してプローブケース41が中空空間35に配置される。すなわち、プローブケース41を介して、サーミスタ本体6は、弾性体45によってバスバ4に押し当てられる。サーミスタ本体6が押し当てられる位置は、バスバ4のうち、各端子に溶接された部位を除く部位である。なお、バスバ4においてサーミスタ本体6が押し当てられる位置は、各端子に溶接された部位であってもよいが、サーミスタ本体6をバスバ4に確実に接触させることを考慮すれば、本実施形態のとおり、各端子に溶接された部位を除いた部位であることが好ましい。
クリップ20が板状カバー9から取り外される場合、作業者が、クリップ20の各着脱リブ37,38,39を撮んで内側に倒すと、係合部40が貫通孔10の外周から外れ、クリップ20が貫通孔10から引き抜かれる。
上記のとおり、測温構造1が構成されている。次に、測温構造1の効果を説明する。
測温構造1では、板状カバー9にクリップ20が取り付けられ、この板状カバー9が、バスバ4に対して所定の間隔を空けて単電池積層体2の積層体ケースに取り付けられている。クリップ20は、弾性体45を介して温度検出手段5が備えられている。すなわち、温度検出手段5は、単電池積層体2の積層体ケースに取り付けられた板状カバー9によって、弾性体45を介してバスバ4に押し当てられている。この構成により、バスバ4は、弾性体45の弾性力によってサーミスタ本体6が押し当てられることによる押圧力のみが作用し、反力は、板状カバー9を介して単電池積層体2の積層体ケースに作用する。したがって、バスバ4に作用する外力を最小限に抑えることができる。そのため、バスバ4の厚みを薄くすることができ、バスバ4の重量や材料費を抑えることができる。また、サーミスタ本体6がバスバ4に接触する構成であるため、サーミスタ本体6を安定して取り付けることができる。
測温構造1は、板状カバー9と、弾性体45が取り付けられたクリップ20とで組み立てられる。そのため、簡便な構成で測温構造1を実現することができる。
測温構造1では、板状カバー9は、表裏に貫通する貫通孔10が形成され、この貫通孔10は、バスバ4と対面する位置に配置されている。この貫通孔10にクリップ20が挿入され、プローブケース41を介して、サーミスタ本体6が、弾性体45によってバスバ4に押し当てられる。この構成により、バスバ4が板状カバー9で覆われた状態で、バスバ4が貫通孔10を通じて視認されるため、作業者は、貫通孔10を覗いてクリップ20を板状カバー9に取り付けることができる。そのため、クリップ20の取付作業において、バスバ4の短絡などを防ぐことができる。また、バスバ4が板状カバー9で覆われた状態で、温度検出手段5がクリップ20ごと板状カバー9に対して着脱されるため、容易に着脱することができ、また、容易にメンテナンスを実施することができる。
測温構造1によれば、貫通孔10は、バスバ4のうち、各端子に溶接された部位を除く部位に配置され、この部位に、サーミスタ本体6が、プローブケース41を介して、弾性体45によって押し当てられる。すなわち、端子に溶接された部位を除いた広い部位にサーミスタ本体6が接触するため、サーミスタ本体6とバスバ4との接触面積が大きい。したがって、安定した状態で正確に温度を測定することができる。
測温構造1によれば、プローブケース41は、クリップ20に取り付けられた状態において、弾性体45によって裏側に向けて押されている。プローブケース41が裏側から押されると、弾性体45が弾性変形し、プローブケース41が本体部29に対して自在に揺動する。すなわち、プローブケース41は、バスバ4に対して近接または離反する方向に揺動自在である。この構成により、バスバ4と板状カバー9との間隔に応じて、サーミスタ本体6をバスバ4に対して適切に押し当てることができる。すなわち、バスバ4と板状カバー9との間隔が、広い場合であっても、狭い場合であっても、弾性体45によって柔軟に対応することができる。
測温構造1では、サーミスタ本体6は、長辺を含んだ裏面がバスバ4への接触面となるようにバスバ4と対面して配置され、プローブケース41を介して、弾性体45によってバスバ4に押し当てられる。すなわち、サーミスタ本体6のうち、面積が大きい面が、バスバ4に接触するため、安定した状態で正確に温度を測定することができる。
測温構造1において、発電要素がラミネートフィルムの内側に収納されたラミネート型の単電池3であっても、単電池3は、単電池積層体2として積層体ケースに取り付けられている。すなわち、剛性がないラミネート型であっても、確実に温度を測定することができる。
なお、本発明の他の第一実施形態(図示省略)では、プローブケースがなく、弾性体が直接サーミスタ本体に接触し、弾性体によってサーミスタ本体がバスバに押し当てられている。また、本発明の他の第二実施形態(図示省略)では、クリップがなく、板状部材に弾性体が直接取り付けられている。このような他の各実施形態も、上記した測温構造1と同じ効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 測温構造(組電池の測温構造)
2 単電池積層体
3 単電池
4 バスバ
5 サーミスタ(温度検出手段)
6 サーミスタ本体
7 ハーネス
8 板状部材
9 板状カバー
10 貫通孔
20 クリップ
21 表面部
22 フランジ部
23 長孔
24 後部第一孔
25 後部第二孔
26 ハーネス保持部
27 挟持部
28 保護部
29 本体部
30 第一側面部
31 第二側面部
32 前面部
33 弾性体保持部
34 爪部
35 中空空間
36 係止片
37 第一着脱リブ
38 第二着脱リブ
39 第三着脱リブ
40 係合部
41 プローブケース
42 収容空間
43 金属プレート
44 係止フランジ
45 弾性体
46 被保持部
47 押圧部

Claims (5)

  1. 単電池積層体を構成する複数の単電池同士を電気的に接続するバスバに温度検出手段を接触させる組電池の測温構造であって、
    前記単電池積層体の積層体ケースに取り付けられることによって、前記バスバに対して所定の間隔を空けて位置決めされた板状部材と、
    前記板状部材に備えられると共に前記温度検出手段に接触して、この温度検出手段を前記バスバに押圧する弾性体と、を備え、
    前記板状部材が、
    前記バスバに対して前記単電池積層体と逆側から、前記バスバを覆う板状カバーと、
    前記弾性体を備えると共に前記板状カバーに取り付けられるクリップと、を備え、
    前記板状カバーには、表裏に貫通する貫通孔が設けられ、
    前記クリップが、前記貫通孔外周に係合する係合部を前記弾性体と別個に有し、前記板状部材に対して前記バスバと逆側から前記貫通孔に挿入されると共に、前記係合部が前記貫通孔外周に係合して板状カバーに取り付けられ、
    前記温度検出手段が、前記弾性体を介して、前記バスバに対して接近または離反する方向に揺動自在である、
    ことを特徴とする組電池の測温構造。
  2. 前記係合部が、前記係合部を前記貫通孔外周から外すためのリブを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載された組電池の測温構造。
  3. 前記温度検出手段は、短辺と長辺とを有する略直方体形状であり、前記長辺を含んだ面が前記バスバへの接触面となるように設けられた、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された組電池の測温構造。
  4. 前記バスバは、前記単電池の端子に溶接によって接続され、
    前記温度検出手段は、前記バスバのうち、前記端子に溶接された部位を除く部位に接触する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された組電池の測温構造。
  5. 前記単電池の発電要素は、ラミネートフィルムで形成された袋状外装体の内側に収納された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された組電池の測温構造。
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