JP2016017971A - 電子機器 - Google Patents

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JP2016017971A
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田中 拓也
Takuya Tanaka
拓也 田中
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Abstract

【課題】安価なコストで内部回転板金の帯電を確実に防止し、レリーズボタンの操作感も良好な電子機器を提供すること。
【解決手段】回転操作可能な非導電性の操作部材と、該操作部材と一体的に回転する導電性の回転部材と、前記操作部材及び前記回転部材と摺動嵌合する第一の外装部材と、前記回転部材の回転を検出する素子を実装したフレキシブルプリント基板を前記第一の外装部材に固定するための導電性の固定部材とを備え、前記回転部材の近傍において、前記固定部材により外観側に突き出す方向に凸形状を形成し、前記固定部材の凸形状を前記第一の外装部材の開口部に挿通したことを特徴とする電子機器。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路基板を有する電子機器に関するものである。
デジタルカメラ等の電子機器には、グリップ時に右手人差指で操作できる位置に回転操作部材を備えているものがある。例えば、撮影光学系レンズのズーム機構を作動させるズームレバーであったり、撮影モードを変更するモードダイヤルであったり、各種パラメータを変更する電子ダイヤルなどである。
このような回転操作部材では、カメラの内部に操作部材と一体的に回転する板金を有し、回転板金の動きをスイッチ等で検出するものが一般的である。しかしながら、内部の回転板金が帯電し、プリント基板に放電した場合、電気回路の誤動作の原因となる。よって、回転板金はグランドラインに接続されていることが好ましい。
操作部材がズームレバーの場合、操作時だけズーム動作した方が使い勝手が良いため、操作後は中立位置に戻る機構となっている。具体的には、ズームレバーと一体的に回転する回転板金を中立位置に付勢するトーションスプリングを備えている構造が一般的である。トーションスプリングの座巻き部にグランド部材を接触させることで回転板金をグランドラインに接続するものが知られている(特許文献1参照)。
また、図5に示す電子ダイヤルのように、回転板金123をグランドラインとは接続させず、外観面からの沿面距離を長くして、回転板金123の帯電を防いでいるものもある。
特開2008−203632号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、別途グランド部材が必要になるため、部品費・組立工数が増加し、製品コストが増大してしまう。
図5に示す構成では、回転板金123がグランドラインに接続していないため、強い電圧の静電気が印加された場合には、回転板金123に帯電するおそれがある。また、回転操作部材の中心に押しボタンを配置した構造が知られている。例えば、デジタルカメラの場合、レリーズボタンがこれに当たる。レリーズボタン121押下時のトッププレート128の受けを電池ボックス142で行なっているため、トッププレート128と電池ボックス142のクリアランスがばらついた場合、レリーズボタン121の操作力が低減するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、コストアップすることなく回転板金の帯電を確実に防止し、なおかつレリーズボタンの操作感も良好な電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、回転操作可能な非導電性の操作部材と、該操作部材と一体的に回転する導電性の回転部材と、前記操作部材及び前記回転部材と摺動嵌合する第一の外装部材と、前記回転部材の回転を検出する素子を実装したフレキシブルプリント基板を前記第一の外装部材に固定するための導電性の固定部材とを備え、前記回転部材の近傍において、前記固定部材により外観側に突き出す方向に凸形状を形成し、前記固定部材の凸形状を前記第一の外装部材の開口部に挿通したことを特徴とする。
本発明によれば、安価なコストで内部回転板金の帯電を確実に防止し、レリーズボタンの操作感も良好な電子機器を提供することができる。
本発明を適用した操作ダイヤル部の断面図 本発明を適用した撮像装置の実施例における外観斜視図 本発明を適用した上面カバーユニット分解斜視図 本発明を適用した操作ダイヤル部の断面図 従来例を示した操作ダイヤル部の断面図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる操作ダイヤル部の断面図である。
以下、図1から図4を参照して、本発明の実施例による操作ダイヤルを搭載した撮像装置の構成、使用方法について説明する。
図2(a)は、本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの正面外観斜視図であり、(b)は背面外観斜視図である。図2において、カメラ本体1には電源ボタン11、露出ダイヤル12、モードダイヤル13、ジョグダイヤル14、セットキー15、レリーズボタン21、電子ダイヤル22など、多くの操作部材を備えている。
電源ボタン11を押下してデジタルカメラを起動すると、様々な撮影条件のパラメータを電子ダイヤル22やジョグダイヤル14を用いて変更することができる。例えば、モードダイヤル13をシャッタスピード優先AEモードに合わせると、電子ダイヤル22の回転操作により、シャッタスピードを変更することができる。上面から見て時計回りに電子ダイヤル22を回転させると、シャッタスピードの設定値は小さい値に遷移していき、反時計回りに回転させると、大きい値に遷移していく。なお、設定値は撮影時のスルー画像と合わせて表示部16により確認できる。
設定できるパラメータはシャッタスピードの他に、ISO感度、露出値、絞り値、ホワイトバランスなどがあり、撮影時のモードやボタン操作に合わせたパラメータをユーザが変更できるようにしている。例えば、モードダイヤル13をマニュアルモードに設定した場合は、電子ダイヤル22によって絞り値を、ジョグダイヤル14によってシャッタスピードを変更できるようにしておけば、ユーザのボタン操作回数を減らすことができる。
再生ボタン17を押下すると再生モードになり、それぞれのダイヤルは主に画像のコマ送りに使用することができる。ジョグダイヤルは、外周の操作環を回転操作することができ、かつ上下左右部を押下して十字キーとしても使用できる操作部材である。ジョグダイヤル14の左右キーを押すと、1コマずつ画像を送ることができ、回転操作では連続して画像を送ることができる。電子ダイヤル22を回転操作すると、画像をジャンプ送りすることができる。例えば、10枚ジャンプ、100枚ジャンプ、日付ジャンプなどの操作ができ、どのジャンプにするかは電子ダイヤル22の回転操作後にジョグダイヤル14の上下キーを押すことにより選ぶことができる。このように再生時には、2つのダイヤルを使用することにより、所望の画像を素早く選択することができる。
次に図3及び図4を用いて、電子ダイヤル22が組み付けられる上面カバーユニットの電子ダイヤル周りの構成について説明する。図3は、上面カバーユニットの電子ダイヤル部の分解斜視図である。上面カバー29を電子ダイヤル22とダイヤルプレート23で挟み込み、ビス26でビス締め固定されることにより、電子ダイヤル22は回転操作可能な状態で上面カバー29に取り付けられる。また、ダイヤルプレート23は電子ダイヤル22と一体的に回転する。
レリーズボタン21は、軸と押し子、及びキートップを有する樹脂部材に金属製キャップが接着固定されたものからなる。樹脂部材のキートップを鏡面仕上げ等にして、外観品位が保てれば金属製キャップを使用しなくても構わない。上方からレリーズボタン21とレリーズばね25を組み、下方からEリング27をレリーズボタン21の軸部に取り付ける。レリーズボタン21はばねにより常時上方に付勢された状態で電子ダイヤル22に取り付けられる。電子ダイヤル22の回転検出用フォトリフレクタ24a、24bやレリーズスイッチ24cなどが実装されたフレキシブルプリント基板(FPC)24は、導電性の金属部材であるトッププレート28に対して両面テープで固定される。
トッププレート28は、一体的に形成した凸形状28aを上面カバーの開口部29aに挿入したのち、上面カバー29に不図示のビスによりビス締め固定される。これにより、トッププレート28の先端を上面カバー29で受けることができ、レリーズボタン21を押下したときに十分なクリック力を感じることができる。上面カバーユニットをカメラ本体1に組み付けた状態では、トッププレートの腕部28x、28y、28zがそれぞれグランドラインと接続した導電性の金属部材とビス締め固定され、トッププレート28はグランドラインと強固に接続される。また、上面カバーの開口部29aは前面カバー41により塞がれるため、カメラ状態の外観品位を損なうことはない。
図4は、電子ダイヤル22の中心とフォトリフレクタ24aの中心を結ぶ線で切ったときの断面図である。ダイヤルプレート23の側方には、鋼球31と鋼球31をダイヤルプレートに常時付勢する圧縮コイルばね32が配置されている。電子ダイヤル22を回転させると、ダイヤルプレート23の外形形状に沿って鋼球が図4の左右方向に運動し、クリック力が発生する。また、電子ダイヤルの非操作時においては鋼球31がダイヤルプレート23の外形形状谷部に安定して嵌まり込むため、意図しない接触等による電子ダイヤルの誤操作を防ぐことができる。
ここから、電子ダイヤル22周りの静電気の進入経路について、図1の断面図を用いて説明する。図1は、図2aにおいて電子ダイヤル22中心にZY平面で切った断面図である。進入の可能性がある経路としては、以下の3通りある。第1の進入経路は、レリーズボタン21と電子ダイヤル22の隙間からである。レリーズボタン21の金属キャップはグランドラインと接続していないため帯電する。しかしながら、金属キャップとレリーズばね25との沿面距離、及びレリーズばね25とEリング27との沿面距離が十分に確保できているため、内部のFPC24に放電されることはない。
第2の進入経路は、電子ダイヤル22と上面カバー29の隙間からであるが、こちらも第1の経路同様、隙間から摺動嵌合部を経由してダイヤルプレート23に至る沿面距離が十分に確保できているため、ダイヤルプレート23が帯電するおそれはない。
第3の進入経路は、上面カバー29と前面カバー41の隙間からである。隙間から上面カバーの開口部29aを通過し、カメラ内部に進入するが、外観面からトッププレートの凸形状部28aまでの沿面距離は、外観面からダイヤルプレート23までの沿面距離よりも短いため、必ずトッププレート28に放電される。前述のとおり、トッププレート28はグランドラインと強固に接続されているため、トッププレート28からダイヤルプレート23やFPC24に放電するおそれはない。上述の通り、第1及び第2の進入経路から静電気が内部に進入することはなく、第3の進入経路から内部に進入したとしても、グランドラインと接続しているトッププレート28に確実に放電される。従来例を示す図5では太線の経路で静電気が進入し、ダイヤルプレート123が帯電するおそれがあるが、それと比較して高い電気的信頼性を有することができる。
以上に説明したように、トッププレートの凸形状28aを上面カバーの開口部29aに挿通することにより、安価なコストでダイヤルプレート23の帯電を確実に防止し、レリーズボタンの操作感も良好な電子機器を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ本体、21 レリーズボタン、22 電子ダイヤル、
23 ダイヤルプレート、24 フレキシブルプリント基板、25 レリーズばね、
28 トッププレート、28a トッププレート凸形状、29 上面カバー、
29a 上面カバー開口部

Claims (3)

  1. 回転操作可能な非導電性の操作部材(22)と、
    該操作部材と一体的に回転する導電性の回転部材(23)と、
    前記操作部材および前記回転部材と摺動嵌合する第一の外装部材(29)と、
    前記回転部材の回転を検出する素子(24a、24b)を実装したフレキシブルプリント基板(24)を前記第一の外装部材に固定するための導電性の固定部材(28)とを備え、
    前記回転部材の近傍において、前記固定部材により外観側に突き出す方向に凸形状(28a)を形成し、
    前記固定部材の凸形状(28a)を前記第一の外装部材の開口部(29a)に挿通したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記外装部材の開口部(29a)を前記第一の外装部材とは異なる第二の外装部材(41)で塞いだことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 外観面から前記第一の外装部材の開口部(29a)を経由し、前記固定部材に至る沿面距離は、外観面から前記第一の外装部材の開口部(29a)を経由し、前記回転部材に至る沿面距離及び外観面から前記操作部材と前記第一の外装部材との摺動嵌合部を経由し、前記回転部材に至る沿面距離よりも短いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
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