JP2019079696A - 電子機器 - Google Patents

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憲和 金田
Norikazu Kaneda
憲和 金田
佑治 松尾
Yuji Matsuo
佑治 松尾
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Abstract

【課題】操作釦の偏芯の調芯を自動的に行う構造を有する電子機器を提供する。【解決手段】デジタルカメラ100は、押圧可能な操作釦112と、操作釦112の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部114を有するカバー部材113と、操作釦112が操作方向へ押し込まれたとき、操作釦112を逆方向に付勢する付勢部材115と、を備える。操作釦112が初期位置から偏芯した際に、付勢部材115のフランジ部119の少なくとも一部で操作釦112を付勢することにより操作釦112の偏芯を補正する応力を発生させる。【選択図】図3B

Description

本開示は、操作釦と付勢部材は分離可能でかつ操作釦の偏芯の調芯を自動的に行う構造を有する電子機器に関する。
従来から押圧可能な操作釦と操作釦を取り付ける孔を有するカバー部材を備える電子機器においては、操作釦の調芯を行っている。
例えば、操作釦と、操作釦の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部を有するカバー部材は、互いに嵌合するテーパー形状を有し、両者の嵌合により操作釦の調芯を自動的に行なう機構を施したものがある(例えば、特許文献1)。
実開昭59−65436号公報
本開示は、操作釦の偏芯の調芯を自動的に行う構造を有する電子機器を提供することを目的とする。
本開示にかかる電子機器は、押圧可能な操作釦と、前記操作釦の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部を有するカバー部材と、前記操作釦が操作方向へ押し込まれたとき、前記操作釦を前記逆方向に付勢する付勢部材と、を備える。
前記操作釦が前記初期位置から偏芯した際に、前記付勢部材のフランジ部の少なくとも一部で前記操作釦を付勢することにより前記操作釦の偏芯を補正する応力を発生させる。
前記保持部は、前記操作釦と互いに嵌合するテーパー形状を有している。
本開示にかかる電子機器は、操作釦の偏芯の調芯を自動的に行うのに有効である。
図1は、実施の形態1にかかるデジタルカメラの外観図である。 図2は、図1の操作釦を含む一部箇所の上面図である。 図3Aは、図2のA−Aによる断面であり、操作釦の偏芯を調芯するための構造を説明する図である。 図3Bは、操作釦の偏芯を調芯する動作図である。 図4Aは、図3Aと比較するために使用する断面であり、操作釦の偏芯を調芯するための構造を備えていないことを説明するための図である。 図4Bは、操作釦の偏芯を調芯できないことを説明するための図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図4を用いて、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、電子機器の一例としてデジタルカメラを挙げる。
[1−1.外観]
図1は、実施の形態1に係るデジタルカメラの外観図である。
本実施の形態に係るデジタルカメラ100は、レンズ交換式のデジタルカメラであって、マウント101に様々な種類の交換レンズを取り付けて撮影を楽しむことができる。マウント101の内周の一部には、複数の電気接点102が円弧状に設けられている。交換レンズがマウント101に取り付けられると、複数の電気接点102を介して、デジタルカメラと交換レンズの通信が可能になる。デジタルカメラは、交換レンズから交換レンズ固有の情報を取得するとともに、撮影条件に応じて、交換レンズの動作を制御する。レンズ取外しボタン103を押しながら、交換レンズを回転させると、交換レンズをマウント101から取り外すことができる。
デジタルカメラ100は、いわゆる一眼レフ方式のデジタルカメラではないので、交換レンズからの入射光を撮像素子または光学ビューファインダーのいずれに導くかを切り換える可動式ミラーを備えない。したがって、マウント101の内部にはある、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサで構成される撮像素子104を、デジタルカメラ100の被写体側から直視することができる。ただし、撮像素子104の前面には、付着した塵埃を除去するための超音波フィルターや入射光の高周波成分を除去するための光学ローパスフィルターが配されている。
デジタルカメラ100の上面には、撮影を指示するためのシャッターボタン105、撮影に関する各種設定を行うためのモードダイヤル106、及びWB調整用の操作釦107、ISO感度調整用の操作釦108、露出補正用の操作釦109等の操作部材が配されている。また、デジタルカメラの上面には、発光量の大きい外部ストロボ装置等を取り付けることができるホットシュー110が設けられている。デジタルカメラの左右には、ストラップを取り付けるための金具111が設けられている。
[1−2.操作釦構成]
図2は、図1の操作釦107〜109を含む一部箇所の上面図である。図2は、WB調整用の操作釦107、ISO感度調整用の操作釦108、露出補正用の操作釦109等の操作部材がデジタルカメラ100の上面に配置されていることを示す。
図3Aは、図2のA−Aによる断面図であり、操作釦107〜109の偏芯を調芯するための構造を説明する図である。操作釦107,109は操作釦108と同じ構成となるので、図3AにはISO感度調整用の操作釦108の断面のみを示している。
ISO感度調整用の操作釦108は、押圧可能な操作釦112と、操作釦112の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部114を有するカバー部材113と、操作釦112が操作方向へ押し込まれたとき、操作釦112を逆方向に付勢する付勢部材115と、を備える。
カバー部材113は、操作釦112の上面を突出させるための開口部を有し、デジタルカメラ100のAlやMg等の金属筐体で形成されるトップケースである。操作釦112は樹脂成形品であり、付勢部材115はカーボン接点116を底部に設けたラバー成形品(ゴム弾性体)である。
ユーザによって操作釦112が押圧されると、FPC(Flexible Printed Ciriuits)118上に設けられた接点117と接触される。またユーザによって押圧された操作釦112を離すと付勢部材115によって操作釦112の操作方向と逆方向に付勢することで、操作釦112は保持部114によって操作釦112の初期位置に保持される。具体的には、保持部114は、操作釦112と互いに嵌合するテーパー形状を有している。これにより、操作釦112のテーパー状の底部がカバー部材113の保持部114のテーパー面に沿って移動し、両者のテーパー面が嵌合して操作釦112の移動を停止することができる。
操作釦112の突起部112aと付勢部材115の溝部115aとの間の隙間はほぼない。このことで両者の組立挿入性を向上させている。つまり、操作釦112の突起部112aは、付勢部材115の溝部115aに嵌合されており、両者は分離可能である。
また操作釦112のリング状の溝部112bと付勢部材115のリング状の突起部115bとの間には大きな隙間200がある。この隙間200は、操作釦112の押下時に適切なクリック感を出させるために必要である。
以上のように、本実施の形態では、操作釦112と付勢部材115を組立てるので、両者をインサート成形する場合に比べて部品生産時間の短縮、歩留まりの向上など、低コストで高い生産性を得ることができる。
さらに操作釦112の最外径部120は付勢部材115のフランジ部119と接触している。この接触した構成により、操作釦112の偏芯を調芯するための構造を実現している。
図4Aは、本実施の形態の操作釦107〜109(図3A)と比較するために使用する断面図であり、操作釦の偏芯を調芯するための構造を備えていない。
図4Aにおいて、操作釦112の最外径部120は付勢部材115のフランジ部119と非接触状態であり、この非接触した構成では、操作釦112の偏芯を調芯するための構造は実現できない。
[1−3.操作釦偏芯の調芯動作]
図3Bは、操作釦の偏芯を調芯する動作図である。
ユーザによって操作釦112の押圧後に操作釦112を離すと、操作釦112が傾く場合がある。すなわち、操作釦112とカバー部材113の摩擦により付勢部材115が変形した状態で止まってしまう。図3Bに示すように操作釦112が右側の偏芯を起こすと、図3Bに示すように左側の付勢部材115の圧縮量が減り、右側の付勢部材115の圧縮量が増えるので、矢印で示す左回転の力が操作釦112に働く。この左回転の力が操作釦112の偏芯を調芯することになる。
一方、操作釦112の偏芯を調芯するための構造を備えていない操作釦107〜109では、図4Bに示すように操作釦112が右側の偏芯を起こしても、操作釦112の最外径部120は付勢部材115のフランジ部119と非接触状態であるので、操作釦112の偏芯を調芯する力が働かない。
以上のように本実施の形態では、操作釦112の偏芯を調芯するための構造を備えているので、操作釦112の偏芯の調芯を自動的に行うことができる。
[1−4.まとめ]
以上のように、本実施の形態において、電子機器の一例であるデジタルカメラ100は、押圧可能な操作釦112と、操作釦112の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部114を有するカバー部材113と、操作釦112が操作方向へ押し込まれたとき、操作釦112を逆方向に付勢する付勢部材115と、を備える。
操作釦112が初期位置から偏芯した際に、付勢部材115のフランジ部119の少なくとも一部で操作釦112を付勢することにより操作釦112の偏芯を補正する応力を発生させる。
これにより、本開示にかかる電子機器は、操作釦112を押下した後、操作釦112が自動的にカバー部材113の開口部の中央に戻ることができ、操作釦112の偏芯の調芯を自動的に行うのに有効である。
保持部114は、操作釦112と互いに嵌合するテーパー形状を有している。これにより、操作釦112のテーパー状の底部がカバー部材113の保持部114のテーパー面に沿って移動し、両者のテーパー面が嵌合して操作釦112の移動を停止することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示における実装の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
そこで、以下、他の実施の形態についてまとめて説明する。
実施の形態1では、操作釦112のリング状の溝部112bと付勢部材115のリング状の突起部115bとの間には大きな隙間200を設けることで操作釦112の押圧時にクリック感を出すことにしたが、クリック感を出す必要がない場合は、隙間200を設ける必要はない。しかし、操作釦112の押圧時にクリック感を出すことを重視する場合は、隙間200は必要であるが、操作釦112が偏芯しやすくなる。したがって、本実施の形態の操作釦112の偏芯を調芯するための構造は、操作釦112の押圧時にクリック感を出すことを重視する場合は操作釦112の偏芯を調芯することに対して特に有効である。
実施の形態1では、可動式ミラーを備えないレンズ交換式デジタルカメラに本開示の操作釦の偏芯の調芯を自動的に行う構造を適用した場合を例示したが、可動式ミラーを備えるいわゆる一眼レフ方式のデジタルカメラであっても適用することができるし、レンズ交換式でないデジタルカメラであっても適用することができる。
実施の形態1では、撮像素子104はCMOSイメージセンサとして説明したが、これに限定されず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやNMOS(n‐Channel Metal‐Oxide Semiconductor)イメージセンサなど、他のイメージセンサを用いてもよい。
実施の形態1では、カバー部材113の材質は金属部材としたが、これに限定されず樹脂部材などであってもよい。操作釦112の材質は樹脂部材としたが、これに限定されず金属部材などであってもよい。さらに付勢部材115の材質はラバー(ゴム弾性体)としたが、これに限定されずポリウレタン弾性体などであってもよい。
本開示は、操作釦の偏芯の調芯を自動的に行う構造を有する電子機器を提供することができるので、デジタルカメラ等の撮像装置に適用することができる。具体的には、デジタルカメラ、ムービー、カメラ機能付き携帯電話機、スマートフォン、リモコン、電卓などの電子機器に、本開示は適用可能である。
100 デジタルカメラ
101 マウント
102 複数の電気接点
103 レンズ取外しボタン
104 撮像素子
105 シャッターボタン
106 モードダイヤル
107 WB調整用の操作釦
108 ISO感度調整用の操作釦
109 露出補正用の操作釦
110 ホットシュー
111 金具
112 操作釦
112a 突起部
112b リング状の溝部
113 カバー部材
114 保持部
115 付勢部材
115a 溝部
115b リング状の突起部
116 カーボン接点
117 接点
118 FPC
119 フランジ部
120 最外径部
200 隙間

Claims (4)

  1. 押圧可能な操作釦と、
    前記操作釦の操作方向と逆方向に移動しない初期位置に保持する保持部を有するカバー部材と、
    前記操作釦が操作方向へ押し込まれたとき、前記操作釦を前記逆方向に付勢する付勢部材と
    を備え、
    前記操作釦が前記初期位置から偏芯した際に、前記付勢部材のフランジ部の少なくとも一部で前記操作釦を付勢することにより前記操作釦の偏芯を補正する応力を発生させる、
    電子機器。
  2. 前記操作釦は、前記付勢部材と分離可能である、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記操作釦の突起部と前記付勢部材の溝部との間には隙間が設けられている、請求項1記載の電子機器。
  4. 前記保持部は、前記操作釦と互いに嵌合するテーパー形状を有している、請求項1記載の電子機器。
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