JP2016017419A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】流路抵抗の増大を抑制することができる過給機を提供する。【解決手段】コンプレッサハウジング13にシールプレート14を組み付けて吸気通路16を形成し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面におけるコンプレッサハウジング13のスクロール室16eの壁面13dの曲率半径がスクロール室16eの排気方向下流側の出口16fに向かうに連れて大きくなるように形成した過給機10において、シールプレート14におけるコンプレッサハウジング13とのプレート側接続部14dがコンプレッサ回転軸線方向に突出し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面において吸気通路16におけるスクロール室16eと連続するシールプレート14の内面の曲率半径をスクロール室16eの出口に向かうに連れて大きくなるよう構成している。【選択図】図1

Description

本発明は、コンプレッサハウジングにシールプレートを組み付けて吸気通路を形成した過給機に関する。
従来、内燃機関により駆動される車両においては、内燃機関の出力を増大させるための過給機を搭載したものがある。この過給機は、内燃機関から排出される排気ガスからエネルギーを取得し、その排気エネルギーにより内燃機関に供給される吸気を過給するよう構成されている。
また、コンプレッサハウジングにシールプレートを組み付けて吸気通路を形成した過給機にあっては、吸気通路におけるコンプレッサハウジングのスクロール室とシールプレートとが滑らかに連続されているものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4697492号公報
しかしながら、上述のような従来の過給機にあっては、コンプレッサハウジングの周方向におけるスクロール室の曲率半径が出口に向かうに連れて大きくなるものである場合、コンプレッサハウジングとシールプレートとの連続面に吸気通路方向と直交する方向(カウンタ方向)に段差面が存在していると、流路抵抗が発生するという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、流路抵抗の増大を抑制することができる過給機を提供することを目的とする。
本発明に係る過給機は、上記目的達成のため、コンプレッサハウジングにシールプレートを組み付けて吸気通路を形成し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面における前記コンプレッサハウジングのスクロール室壁面の曲率半径が前記スクロール室の排気方向下流側の出口に向かうに連れて大きくなるように形成した過給機において、前記シールプレートにおける前記コンプレッサハウジングとのプレート側接続部が前記コンプレッサ回転軸線方向に突出し、前記コンプレッサ回転軸線を含んだ断面において前記吸気通路における前記スクロール室と連続する前記シールプレートの内面の曲率半径を前記スクロール室の出口に向かうに連れて大きくなるよう構成する。
この構成により、コンプレッサハウジングとシールプレートとの連続面に吸気通路方向と直交する方向(カウンタ方向)に段差面が存在していないため、例えば、非対称形状のスクロール室を有する過給機であっても、流路抵抗の増大を抑制することができる。
本発明によれば、流路抵抗の増大を抑制した過給機を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る過給機におけるコンプレッサ回転軸線を含んだコンプレッサの拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る過給機におけるコンプレッサハウジングとシールプレートとの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る過給機におけるコンプレッサの側面図である。 本発明の実施の形態に係る過給機について図3におけるそれぞれA−Z線,B−Z線,C−Z線…及びH−Z線に沿う拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る過給機におけるコンプレッサハウジングとシールプレートとの接続部分の一例を示し、(A)は図3のA−Z線に沿う拡大断面図、(B)は要部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る過給機に関し、スクロール室を成形する際のスクロール中子と金型との関係を示し、(A)は図3のA−Z線に対応する位置の断面図、(B)は要部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態の過給機(全体は図示していない)10は、例えば、可変容量型のターボチャージャであって、車両の内燃機関として搭載されてディーゼルエンジンの一部を構成している。なお、本実施の形態に係る過給機は、ディーゼルエンジンに限らず、例えば、ガソリンやエタノールなどの液体を燃料とする内燃機関における過給機であってもよい。
本実施の形態に係る過給機10は、ベアリング及びベアリングハウジング(共に図示せず)に回転可能に保持されるとともに一端にタービンホイール(図示せず)を連結された回転軸11と、回転軸11の他端に連結されたコンプレッサホイール12と、コンプレッサハウジング13と、シールプレート14と、を含んで構成されている。なお、コンプレッサホイール12とコンプレッサハウジング13とにより吸気通路16を有するコンプレッサ17が構成されている。
回転軸11は、一端にタービンホイールが連結され、他端にコンプレッサホイール12が連結されている。したがって、回転軸11は、図示しない排気装置から排出される排気ガスにより回転するタービンホイールの駆動力をコンプレッサホイール12に伝達するようになっている。
したがって、タービンホイールの回転速度の可変に応じて、コンプレッサホイール12の回転速度を可変することができるようになっている。このため、コンプレッサ17により圧縮される吸入空気の過給圧が可変できるようになっている。また、コンプレッサ17は、上流側で導入した吸入空気をコンプレッサホイール12の回転により圧縮して下流側のエンジン吸気通路(図示せず)に供給するようになっている。
コンプレッサホイール12の外周部には複数の羽根状のブレード12aが均等間隔で設けられている。コンプレッサホイール12は、隣接する各ブレード12a間に吸入空気が通過する通路が形成されている。この通路は、吸入空気の吸入方向上流側から吸入方向下流側に向けて徐々にその通路断面積が小さくなるように設定されている。
このように構成されたコンプレッサホイール12は、回転軸11を介して回転することにより、吸入方向上流側から吸気方向下流側に供給される吸入空気に遠心力を付与して径方向に加速させるようになっている。
コンプレッサハウジング13は、アルミニウム合金のダイカスト製若しくは重力鋳造製であり、図示左側の一方の端部が上流側の吸気管(図示せず)と連結されるとともに、図示右側の他方の端部に、図2,図3に示すようにシールプレート14が連結される。したがって、コンプレッサハウジング13は、シールプレート14を介してベアリングハウジングに連結されるようになっている。
また、コンプレッサハウジング13には、コンプレッサホイール12を収容するよう、回転軸11の軸方向に延在する筒状部13aが形成されている。この筒状部13aの軸方向におけるタービン側の端部には、回転軸11の軸線方向と直交する方向に環状に突出したフランジ部13bが形成されている。さらに、コンプレッサハウジング13には、フランジ部13bを環状に取り巻くように外壁部13cが形成されている。
また、吸気通路16は、導入通路16aと、整流路16bと、ホイール室16cと、ディフューザ通路16dと、スクロール室16eと、をこの吸気通路順に備える。
導入通路16aは、筒状部13aによって画成されるとともに上流側の吸気通路(図示せず)と連通され、吸入空気をコンプレッサホイール12に向けて導入させるようになっている。
ホイール室16cは、筒状部13aによって画成されるとともに導入通路16aと連通し、内部にコンプレッサホイール12を収容するようになっている。
ディフューザ通路16dは、コンプレッサハウジング13とシールプレート14との間によって形成されている。具体的には、ディフューザ通路16dは、フランジ部13bとこのフランジ部13bと対向するシールプレート14とによって画成されている。また、ディフューザ通路16dは、吸入方向上流の一端側でホイール室16cと連通し、吸入方向下流の他端側でスクロール室16eと連通している。
これにより、ディフューザ通路16dは、コンプレッサホイール12で加圧及び加速された吸入空気をスクロール室16eに流通させるようになっている。さらに、ディフューザ通路16dは、導入通路16aやスクロール室16eの通路断面積に比べて、その通路断面積が小さく設定されている。
一方で、ディフューザ通路16dは、ホイール室16cから径方向に延在する環状の通路であるため、吸入方向上流側から吸入方向下流側に向かうに従い、環状の通路断面積が徐々に増大するようになっている。
したがって、ディフューザ通路16dは、ホイール室16cからスクロール室16eに供給される吸入空気の流速を次第に低下させるようになっている。すなわち、ディフューザ通路16dは、コンプレッサホイール12により径方向に加速された吸入空気を減速させるようになっている。
スクロール室16eは、ホイール室16cの径方向の外方を渦巻状に囲み、吸入方向上流の一端側でディフューザ通路16dと連通し、吸入方向下流の他端側が出口16fとなっている。また、スクロール室16eの曲率半径は、図3においてA−Z線,B−Z線,C−Z線…及びH−Z線のそれぞれに沿う断面図として、図4(A)〜(H)に示すように、スクロール室16eの出口16fに向かうに連れて大きくなるように形成している。すなわち、スクロール室16eの開口断面積がスクロール室16eの出口16fに向かうに連れて広くなっている。これにより、スクロール室16eは、ホイール室16cからディフューザ通路16dを介して吸入方向の下流側の吸気装置(図示せず)に吸入空気を過給するようになっている。
シールプレート14は、図2に示すように、略円盤形状を呈しており、その中心には回転軸11が貫通する貫通穴14aが形成されている。また、シールプレート14には、図示しないボルト等によってベアリングハウジングに固定するネジ穴14bが形成されている。さらに、シールプレート14には、外壁部13cの終端と係合する係合溝14cが形成されている。
これにより、コンプレッサハウジング13の外壁部13cは、スクロール室16eの壁面13dをフランジ部13bの先端から始まってフランジ部13bの先端付近に回り込んで終わる断面環状としている。したがって、ディフューザ通路16dの通路下流端、すなわち、スクロール室16eの通路上流端は、壁面13dの始終端に至る曲面形状の回り込み量によって定まる。
ここで、コンプレッサハウジング13に対してシールプレート14が接する部位には、ハウジング側接続部13eとプレート側接続部14dとが位置している。
具体的には、図5に示すように、コンプレッサハウジング13の外壁部13cにおける終端がスクロール室16eに関して通路上流端としてのハウジング側接続部13eとなっている。また、シールプレート14の係合溝14cの内方端がディフューザ通路16dに関して通路下流端としてのプレート側接続部14dとなっている。
プレート側接続部14dは、コンプレッサハウジング13のハウジング側接続部13eに対してスクロール室16e(吸気通路16)側に突出している。また、吸気通路16におけるスクロール室16eと連続するシールプレート14の内面14eのうち、プレート側接続部14dにおける内面14fの曲率半径をスクロール室16eの出口16fに向かうに連れて大きくなるように構成している。なお、プレート側接続部14dにおけるハウジング側接続部13eは、例えば、面取り加工等によってプレート側接続部14dの先端に対して製造バラツキを含めて0.0〜1.8mmだけ凹ませている。これにより、プレート側接続部14dと接するハウジング側接続部13eが凹み、結果的にプレート側接続部14dがハウジング側接続部13eに対してスクロール室16e側に突出する。
すなわち、シールプレート14におけるコンプレッサハウジング13とのプレート側接続部14dが回転軸11に沿う方向に突出し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面において吸気通路16におけるスクロール室16eと連続するシールプレート14の内面の曲率半径をスクロール室16eの出口に向かうに連れて大きくなるよう構成している。
また、コンプレッサハウジング13の曲面形状は非軸対称であり、図5(B)に示すように、出ロに向かうに連れて回転軸11の軸線(水平軸)からの角度θが大きくなる。したがって、スクロール室16eのうち、シールプレート14側の形状は非軸対称であり、コンプレッサハウジング13側の曲面形状と略同等にすることが流路効率の観点から望ましい。
したがって、本実施の形態においては、スクロール室16eの曲率半径が出口16fに向かうに連れて大きくなるとともに、プレート側接続部14dにおける内面14fの曲率半径(面取り角度)においても出口16fに向かうに連れて大きくなっている。
これにより、コンプレッサハウジング13に形成されるスクロール室16eの曲面形状の一部をシールプレート14のプレート側接続部14dで補完することができ、スクロール室16eの曲面形状を維持することができる。
ところで、コンプレッサハウジング13を成形する際には、図6(A)に示すように、スクロール室16eを形成するためのスクロール中子20の位置精度を確保する必要があるために、スクロール中子20をディフューザ側(図示右側)にはみ出させた状態で金型21と位置決めしている。
この場合、スクロール中子20を設置するための巾木配置スペースを確保するために、シールプレート14の嵌合径を拡大させると、その拡大させた分のスクロール室16eの曲面形状が実質的に削除されることとなる。
ここで、スクロール室16eを形成するためのスクロール中子20の位置精度が向上したとしても、実際には製造時に成形誤差等のバラツキがある。
このため、図6(B)に示すように、コンプレッサハウジング13とシールプレート14との間で吸気通路と直交する方向(カウンタ方向)の段差が発生し、流路効率が低下してしまうという問題が生じていた。
そこで、スクロール室16eの曲面形状をシールプレート14側で補完するとともに、コンプレッサハウジング13のシールプレート14との嵌合部に非軸対称な面取りを設計をすることで、製造時のバラツキに起因する流路抵抗の増大を抑制するようにしている。
なお、この面取りは、上述したハウジング側接続部13eにおける内壁面の曲率半径を出口16fに向かうに連れて大きくすることで形成している。
上記の構成においては、排気に伴うタービンホイールの回転速度の可変に応じて、コンプレッサホイール12の回転速度を可変しつつ、コンプレッサ17により圧縮される吸入空気の過給圧も可変されて出口16fから排出される。
また、コンプレッサ17は、上流側で導入した吸入空気をコンプレッサホイール12の回転により圧縮して下流側のエンジン吸気通路(図示せず)に供給する。
この際、吸入空気は、導入通路16a、整流路16b、ホイール室16c、ディフューザ通路16d、スクロール室16eの順で吸気通路16を通過する。
そして、ディフューザ通路16dからスクロール室16eへと至る通路中の空気は、流路抵抗の増大を抑制しつつ、プレート側接続部14dにより効率よくスクロール室16eへと導入する。
以上のように、本実施の形態に係る過給機は、コンプレッサハウジング13にシールプレート14を組み付けて吸気通路16を形成し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面におけるコンプレッサハウジング13のスクロール室16eの壁面13dの曲率半径がスクロール室16eの排気方向下流側の出口16fに向かうに連れて大きくなるように形成した過給機10において、シールプレート14におけるコンプレッサハウジング13とのプレート側接続部14dが回転軸11方向に突出し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面において吸気通路16におけるスクロール室16eと連続するシールプレート14の内面の曲率半径をスクロール室16eの出口に向かうに連れて大きくなるよう構成していることにより、流路抵抗の増大を抑制した過給機を提供することができる。
なお、本実施の形態に係る過給機においては、3ピースコンプレッサハウジングや2ピースコンプレッサハウジングでもよい。また、シールプレート14は、ベアリングハウジングと一体でもよい。
以上説明したように、本発明に係る過給機は、コンプレッサハウジングとシールプレートとの連続面に吸気通路方向と直交する方向(カウンタ方向)に段差面が存在していないため、流路抵抗の増大を抑制することができるという効果を有し、コンプレッサハウジングにシールプレートを組み付けて吸気通路を形成した過給機全般に有用である。
10…過給機、11…回転軸(コンプレッサ回転軸)、13…コンプレッサハウジング、13d…壁面、13e…ハウジング側接続部、14…シールプレート、14d…プレート側接続部、16…吸気通路、16e…スクロール室、16f…出口

Claims (1)

  1. コンプレッサハウジングにシールプレートを組み付けて吸気通路を形成し、コンプレッサ回転軸線を含んだ断面における前記コンプレッサハウジングのスクロール室壁面の曲率半径が前記スクロール室の排気方向下流側の出口に向かうに連れて大きくなるように形成した過給機において、
    前記シールプレートにおける前記コンプレッサハウジングとのプレート側接続部が前記コンプレッサ回転軸線方向に突出し、
    前記コンプレッサ回転軸線を含んだ断面において前記吸気通路における前記スクロール室と連続する前記シールプレートの内面の曲率半径を前記スクロール室の出口に向かうに連れて大きくなるよう構成したことを特徴とする過給機。
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