JP2016017406A - エンジンのオイルポンプカバー構造 - Google Patents
エンジンのオイルポンプカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016017406A JP2016017406A JP2014138339A JP2014138339A JP2016017406A JP 2016017406 A JP2016017406 A JP 2016017406A JP 2014138339 A JP2014138339 A JP 2014138339A JP 2014138339 A JP2014138339 A JP 2014138339A JP 2016017406 A JP2016017406 A JP 2016017406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- oil
- pump cover
- oil pump
- pressure sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、オイルプレッシャセンサの取付けにおいて、オイルプレッシャセンサの耐久性を向上することを目的としている。【解決手段】このため、車両1にクランク軸を車両幅方向に向けたエンジン8を搭載し、エンジン8の車両幅方向側部にオイルポンプカバー14を配置し、オイルポンプカバー14にマウントブラケット取付部15を配置し、エンジン8のオイル通路16にオイルプレッシャセンサ17を配置するエンジンのオイルポンプカバー構造において、オイルポンプカバー14に、クランク軸方向のエンジン外側に膨出する膨出部19を設け、膨出部19の上面にマウントブラケット取付部15を配置する一方、膨出部19の車両前面側、かつ、マウントブラケット取付部15の下方にオイルプレッシャセンサ17を配置する。【選択図】図1
Description
この発明はエンジンのオイルポンプカバー構造に係り、特にオイルポンプカバーにオイルプレッシャセンサを取り付ける際に、飛散する異物からの保護や被水を防止してオイルプレッシャセンサの耐久性の向上を図るエンジンのオイルポンプカバー構造に関するものである。
自動車用のエンジンには、エンジンオイルの油圧低下による不具合を回避するために、油圧を検知するためのオイルプレッシャセンサを設置し、油圧が必要な数値より低下した場合にドライバへ警告する構造としているものがある。
このとき、従来のエンジンでは、シリンダブロック内のオイル通路からオイルプレッシャセンサ用の通路を分岐させ、シリンダブロックの壁面にオイルプレッシャセンサ用のボスを設け、このボス部分にオイルプレッシャセンサを設置していた。
このとき、従来のエンジンでは、シリンダブロック内のオイル通路からオイルプレッシャセンサ用の通路を分岐させ、シリンダブロックの壁面にオイルプレッシャセンサ用のボスを設け、このボス部分にオイルプレッシャセンサを設置していた。
しかしながら、従来の構造においては、エンジンのシリンダブロックヘの付加機能追加によるエンジン周辺構造の複雑化や、シリンダブロック周辺へ設置する部品の増加などにより、各種のセンサ類の設置場所が制限され、必要なオイルプレッシャセンサをシリンダブロックに設置できないという不都合が発生する可能性があった。
また、オイルプレッシャセンサの取付位置によっては、飛び石が衝突する、または、雨水がかかるなどの不具合が生じて、オイルプレッシャセンサの耐久性が低下するという不都合も発生している。
また、オイルプレッシャセンサの取付位置によっては、飛び石が衝突する、または、雨水がかかるなどの不具合が生じて、オイルプレッシャセンサの耐久性が低下するという不都合も発生している。
この発明は、オイルプレッシャセンサの取付けにおいて、オイルプレッシャセンサの耐久性を向上することを目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、車両にクランク軸を車両幅方向に向けたエンジンを搭載し、このエンジンの車両幅方向側部にオイルポンプカバーを配置し、このオイルポンプカバーにマウントブラケット取付部を配置し、前記エンジンのオイル通路にオイルプレッシャセンサを配置するエンジンのオイルポンプカバー構造において、前記オイルポンプカバーに、クランク軸方向のエンジン外側に膨出する膨出部を設け、この膨出部の上面に前記マウントブラケット取付部を配置する一方、前記膨出部の車両前面側、かつ、マウントブラケット取付部の下方に前記オイルプレッシャセンサを配置することを特徴とする。
この発明によれば、膨出部が壁となって、車両後方から飛散する異物からオイルプレッシャセンサを保護することができる。
また、マウントブラケット取付部に取り付けるマウントブラケットによって上方からの雨水がオイルプレッシャセンサに被水することを防止することができる。
また、マウントブラケット取付部に取り付けるマウントブラケットによって上方からの雨水がオイルプレッシャセンサに被水することを防止することができる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図6はこの発明の実施例を示すものである。
図2及び図3において、1は車両、2は車両1のエンジンルーム、3はエンジンルーム2内に横置き状態に配置されるパワートレインである。
前記車両1においては、車両左右側の部位で車両前後方向に延びる第1、第2サイドフレーム4、5を配置し、これらの第1、第2サイドフレーム4、5間、かつ、車両前部に前記エンジンルーム2を区画形成している。
そして、このエンジンルーム2には、マウントブラケット6を介して、横置き状態に前記パワートレイン3を配置している。
このとき、パワートレイン3は、図3に示す如く、前輪7の回転中心部位に接近するように配置する。
図2及び図3において、1は車両、2は車両1のエンジンルーム、3はエンジンルーム2内に横置き状態に配置されるパワートレインである。
前記車両1においては、車両左右側の部位で車両前後方向に延びる第1、第2サイドフレーム4、5を配置し、これらの第1、第2サイドフレーム4、5間、かつ、車両前部に前記エンジンルーム2を区画形成している。
そして、このエンジンルーム2には、マウントブラケット6を介して、横置き状態に前記パワートレイン3を配置している。
このとき、パワートレイン3は、図3に示す如く、前輪7の回転中心部位に接近するように配置する。
また、前記パワートレイン3は、エンジン8や図示しない変速機、動力伝達機構(図示せず)などから構成する。
このとき、エンジン8は、シリンダブロック9と、このシリンダブロック9の上面に取り付けられるシリンダヘッド10と、このシリンダヘッド10の上面に取り付けられるシリンダヘッドカバー11と、前記シリンダブロック9の下面に取り付けられるオイルパン12とを備えている。
このとき、エンジン8は、シリンダブロック9と、このシリンダブロック9の上面に取り付けられるシリンダヘッド10と、このシリンダヘッド10の上面に取り付けられるシリンダヘッドカバー11と、前記シリンダブロック9の下面に取り付けられるオイルパン12とを備えている。
前記エンジン8は、前記車両1のエンジンルーム2内にクランク軸13(図4及び図5参照。)を車両幅方向に向けて搭載する。
そして、前記エンジン8の車両幅方向側部、つまり、図3に示す如く、エンジン8の右側に位置する車両幅方向側部には、オイルポンプカバー14を配置する。
このとき、このオイルポンプカバー14は、エンジン8のシリンダブロック9とシリンダヘッド10とを被覆している。
そして、前記エンジン8の車両幅方向側部、つまり、図3に示す如く、エンジン8の右側に位置する車両幅方向側部には、オイルポンプカバー14を配置する。
このとき、このオイルポンプカバー14は、エンジン8のシリンダブロック9とシリンダヘッド10とを被覆している。
また、前記オイルポンプカバー14にマウントブラケット取付部15を配置する。
このマウントブラケット取付部15は、図2に示す如く、車両右側の第2サイドフレーム5に前記マウントブラケット6を介して前記エンジン8を取り付ける際の取付用として機能する。
このマウントブラケット取付部15は、図2に示す如く、車両右側の第2サイドフレーム5に前記マウントブラケット6を介して前記エンジン8を取り付ける際の取付用として機能する。
そして、前記エンジン8のオイル通路16の途中にオイルプレッシャセンサ17を配置する。
このオイルプレッシャセンサ17は、エンジン8のオイル通路16内を流れるオイルの圧力を検出する。
なお、前記オイル通路16は、前記オイルパン12内のエンジンオイルの導入用として機能する。
つまり、オイル通路16は、図示しない可変バルブタイミング機構(「VVT」ともいう。)やオイルコントロールバルブ18(「OCV」ともいう。)、各部の被潤滑部位などにオイルポンプ(図示せず)によるエンジンオイルを供給している。
このとき、オイルコントロールバルブ18は、図4に示す如く、前記シリンダブロック9の前側に取り付けられる前記オイルプレッシャセンサ17に対して、逆側であるシリンダブロック9の後側に取り付けられる。
このオイルプレッシャセンサ17は、エンジン8のオイル通路16内を流れるオイルの圧力を検出する。
なお、前記オイル通路16は、前記オイルパン12内のエンジンオイルの導入用として機能する。
つまり、オイル通路16は、図示しない可変バルブタイミング機構(「VVT」ともいう。)やオイルコントロールバルブ18(「OCV」ともいう。)、各部の被潤滑部位などにオイルポンプ(図示せず)によるエンジンオイルを供給している。
このとき、オイルコントロールバルブ18は、図4に示す如く、前記シリンダブロック9の前側に取り付けられる前記オイルプレッシャセンサ17に対して、逆側であるシリンダブロック9の後側に取り付けられる。
前記オイルポンプカバー14に、クランク軸方向のエンジン外側に膨出する膨出部19を設ける。
つまり、前記オイルポンプカバー14において、図1に示す如く、エンジン右側のシリンダヘッド10に対応する部分にエンジン外側かつエンジン右側に膨出するように前記膨出部19を設ける。
つまり、前記オイルポンプカバー14において、図1に示す如く、エンジン右側のシリンダヘッド10に対応する部分にエンジン外側かつエンジン右側に膨出するように前記膨出部19を設ける。
この膨出部19の上面に前記マウントブラケット取付部15を配置する一方、前記膨出部19の車両前面側、かつ、マウントブラケット取付部15の下方に前記オイルプレッシャセンサ17を配置する。
詳述すれば、前記オイルポンプカバー14のエンジン右側に前記膨出部19を設けた際に、図1及び図4に示す如く、この膨出部19の上面部分を、前記マウントブラケット6を取り付けるための前記マウントブラケット取付部15として機能させる。
また、前記オイルポンプカバー14のエンジン右側に設けた前記膨出部19において、この膨出部19の車両前面側、かつ、前記マウントブラケット取付部15の下方に前記オイルプレッシャセンサ17が位置するように配置している。
詳述すれば、前記オイルポンプカバー14のエンジン右側に前記膨出部19を設けた際に、図1及び図4に示す如く、この膨出部19の上面部分を、前記マウントブラケット6を取り付けるための前記マウントブラケット取付部15として機能させる。
また、前記オイルポンプカバー14のエンジン右側に設けた前記膨出部19において、この膨出部19の車両前面側、かつ、前記マウントブラケット取付部15の下方に前記オイルプレッシャセンサ17が位置するように配置している。
これにより、走行時に前輪で巻き上げられた砂利が、後方から前方に飛んでくる現象に対して、前記オイルポンプカバー14のエンジン右側に設けた前記膨出部19が壁となって、車両後方から飛散する異物から前記オイルプレッシャセンサ17を保護することができる。
また、前記マウントブラケット取付部15に前記マウントブラケット6に取り付けることにより、このマウントブラケット6によって、上方からの雨水が前記オイルプレッシャセンサ17に被水することを防止することができる。
更に、平面的な前記オイルポンプカバー14にエンジン外側かつエンジン右側に膨出するように前記膨出部19を一体的に設けたことにより、この膨出部19が補強リブとしても機能し、オイルポンプカバー14の強度向上にも寄与している。
また、前記マウントブラケット取付部15に前記マウントブラケット6に取り付けることにより、このマウントブラケット6によって、上方からの雨水が前記オイルプレッシャセンサ17に被水することを防止することができる。
更に、平面的な前記オイルポンプカバー14にエンジン外側かつエンジン右側に膨出するように前記膨出部19を一体的に設けたことにより、この膨出部19が補強リブとしても機能し、オイルポンプカバー14の強度向上にも寄与している。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、オイルポンプカバーにマウントブラケット取付部を設け、このマウントブラケット取付部にオイルプレッシャセンサを配置する構成としたが、以下のようなエンジンのシリンダブロックにオイルプレッシャセンサが配置できない場合の特別構成とすることも可能である。
すなわち、シリンダブロックにおいては、エンジンオイルの温度を検出するオイル温度センサを配置しているため、このオイル温度センサの配置位置にエンジンオイルの温度を検出する機能のみでなく、エンジンオイルの圧力を検出する機能を備えたオイル温度・プレッシャセンサを配置するものである。
さすれば、エンジンのシリンダブロックにオイルプレッシャセンサが配置できない場合でも、オイル温度・プレッシャセンサを配置することで対処できる一方、取付スペースを有効利用することができる。
すなわち、シリンダブロックにおいては、エンジンオイルの温度を検出するオイル温度センサを配置しているため、このオイル温度センサの配置位置にエンジンオイルの温度を検出する機能のみでなく、エンジンオイルの圧力を検出する機能を備えたオイル温度・プレッシャセンサを配置するものである。
さすれば、エンジンのシリンダブロックにオイルプレッシャセンサが配置できない場合でも、オイル温度・プレッシャセンサを配置することで対処できる一方、取付スペースを有効利用することができる。
1 車両
2 エンジンルーム
3 パワートレイン
4、5 第1、第2サイドフレーム
6 マウントブラケット
7 前輪
8 エンジン
9 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
11 シリンダヘッドカバー
12 オイルパン
13 クランク軸
14 オイルポンプカバー
15 マウントブラケット取付部
16 オイル通路
17 オイルプレッシャセンサ
18 オイルコントロールバルブ
19 膨出部
2 エンジンルーム
3 パワートレイン
4、5 第1、第2サイドフレーム
6 マウントブラケット
7 前輪
8 エンジン
9 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
11 シリンダヘッドカバー
12 オイルパン
13 クランク軸
14 オイルポンプカバー
15 マウントブラケット取付部
16 オイル通路
17 オイルプレッシャセンサ
18 オイルコントロールバルブ
19 膨出部
Claims (1)
- 車両にクランク軸を車両幅方向に向けたエンジンを搭載し、このエンジンの車両幅方向側部にオイルポンプカバーを配置し、このオイルポンプカバーにマウントブラケット取付部を配置し、前記エンジンのオイル通路にオイルプレッシャセンサを配置するエンジンのオイルポンプカバー構造において、前記オイルポンプカバーに、クランク軸方向のエンジン外側に膨出する膨出部を設け、この膨出部の上面に前記マウントブラケット取付部を配置する一方、前記膨出部の車両前面側、かつ、マウントブラケット取付部の下方に前記オイルプレッシャセンサを配置することを特徴とするエンジンのオイルポンプカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014138339A JP2016017406A (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | エンジンのオイルポンプカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014138339A JP2016017406A (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | エンジンのオイルポンプカバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016017406A true JP2016017406A (ja) | 2016-02-01 |
Family
ID=55232827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014138339A Pending JP2016017406A (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | エンジンのオイルポンプカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016017406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018035834A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | スズキ株式会社 | センサの取付構造 |
-
2014
- 2014-07-04 JP JP2014138339A patent/JP2016017406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018035834A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | スズキ株式会社 | センサの取付構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9902313B2 (en) | Two-wheeled motor vehicle | |
EP2918800B1 (en) | Oil pan for internal combustion engine | |
JP2012168257A5 (ja) | ||
JP6554132B2 (ja) | 樹脂ケース | |
JP2016017406A (ja) | エンジンのオイルポンプカバー構造 | |
US8789637B1 (en) | Bulldozer | |
JP5154393B2 (ja) | 旋回作業機の燃料タンク構造 | |
JP2009154839A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2007297006A (ja) | 燃料タンク | |
JP2016193643A (ja) | ウィンカーを備える鞍乗り型車両 | |
JP6693339B2 (ja) | センサの取付構造 | |
JP2008144653A (ja) | エンジンのバランサ装置 | |
JP6023913B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP4752746B2 (ja) | エンジンのバランサ装置 | |
JP6555004B2 (ja) | フェンダー構造 | |
JP2011230579A (ja) | Absアクチュエータ取付ブラケット | |
JP2009235862A (ja) | エンジン防振具 | |
JP2017065460A (ja) | 作業用走行車 | |
JP2016176561A (ja) | 自動変速機及び自動変速機を搭載した車両 | |
JP6096164B2 (ja) | 車両のテールゲート | |
JP5478570B2 (ja) | スプラッシュガードの取付構造 | |
JP5111466B2 (ja) | 建設機械の油液タンク構造 | |
CN104229013B (zh) | 摩托车的后挡泥装置 | |
JP2009068172A (ja) | 作業機械のコントローラ配置構造 | |
JP4308789B2 (ja) | スプラッシュシールド |