JP2016014775A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】IPS方式の液晶表示装置において、画面コーナー部における黒ムラを対策する。【解決手段】上記課題は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極103が形成され、TFT基板には表示領域10と表示領域を囲んでダミー画素領域30が形成され、表示領域10の画素には櫛歯状表示領域画素電極103が形成され、櫛歯状表示領域画素電極103は第1の方向に凸になるように屈曲しており、ダミー画素領域の画素には櫛歯状ダミー画素領域画素電極103が形成され、櫛歯状ダミー画素領域画素電極103は第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置によって解決することが出来る。【選択図】図4
Description
本発明は表示装置に係り、特に視野角特性の優れた横電界方式の液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、対向基板が配置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。液晶表示装置はフラットで軽量であることから、色々な分野で用途が広がっている。携帯電話やDSC(Digital Still Camera)等には、小型の液晶表示装置が広く使用されている。
液晶分子を初期配向させる配向膜が使用されるが、この配向膜をラビング方法で配向させる方法と、偏光した紫外線を配向膜に照射して配向させる方法がある。ラビング方法は、配向膜表面を布状のものでラビングするが、この時、イオン性の異物が発生する。また、その他製造工程・製造装置による汚染や液晶表示装置を構成する部材の劣化によってもイオン性の異物は発生し、これらの異物は特に周辺に存在して画面周辺のむらを生じさせる。
特許文献1では、イオン性の異物を表示領域周辺のダミー画素領域に留めておくために、ダミー画素領域の縦方向または横方向の画素ピッチを表示領域とは異ならせる構成が記載されている。
液晶表示装置では視野角特性が問題である。視野角特性は、画面を正面から見た場合と、斜め方向から見た場合に、輝度が変化したり、色度が変化したりする現象である。視野角特性は、液晶分子を水平方向の電界によって動作させるIPS(In Plane Switching)方式が優れた特性を有している。
視野角特性をより均一にするために、画素電極あるいはコモン電極の形状を屈曲させた構成のものが使用される。図17はこのような画素電極の例を示す平面図である。図17において、走査線40が横方向に延在して縦方向に配列しており、映像信号線50が縦方向に延在して横方向に配列している。走査線40と映像信号線50で囲まれた領域が画素である。図17において、画素電極103が右方向に凸になるように屈曲している。
図17のような画素電極形状のものをデュアルドメイン方式と呼んでいる。画素電極103がこのような形状の場合、画素電極103に対して映像信号が印加されると、液晶中に存在するイオンが図18に示す矢印のような向きに移動し、例えば、図18に示す表示領域10の右上コーナー部において、黒ムラ15が発生する。
図19は、視野角特性を均一にするために、2画素単位でデュアルドメインを形成するもので、この方式は擬似デュアルドメイン方式と呼ばれている。図19において、上側の画素と下側の画素がペアとなっており、上側の画素の画素電極103は右下に傾く傾斜をしており、下側の画素電極は右上側に傾いている。上側の画素電極の長軸と下側の画素電極の長軸とは、図の右方向に凸になるような角度で交差する。画素電極103がこのような形状であると、例えば、図20に示すように、表示領域10の右下コーナー部において黒ムラ15を発生する。
図21は以上で説明したイオンの移動の現象を説明する断面模式図である。図21において、TFT基板100と対向基板200の間に液晶300が挟持されている。TFT基板100側には、コモン電極101が形成され、層間絶縁膜102を介して櫛歯状の画素電極103が形成されている。図21において、コモン電極101より下側の層は省略されている。また、対向基板200に形成されるブラックマトリクス、オーバーコート等は省略されている。図21のイオン110の動きの向きは、図18、図20に示すイオンの動きの方向とは逆の方向になっている。つまり、図21では、画素電極の屈曲方向が図の左側であると想定している。図21における左側が表示領域の端部である。
図21において、画素電極103とコモン電極101との間に映像信号が印加されると、液晶300中のイオン110が矢印の方向に移動し、画面の周辺に集積する。そうすると、このイオン110の影響によって、表示領域周辺における画素電極103とコモン電極101の間の電界が乱され、黒ムラ発生の原因となる。
本発明の目的は、IPS方式の液晶表示装置において、このような黒ムラの発生を防止することである。
本発明は上記問題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、
前記画素は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極が形成され、前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、前記表示領域の画素には櫛歯状表示領域画素電極が形成され、前記櫛歯状表示領域画素電極は前記第1の方向に凸になるように屈曲しており、前記ダミー画素領域の画素には櫛歯状ダミー画素領域画素電極が形成され、櫛歯状ダミー画素領域画素電極は前記第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置。
前記画素は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極が形成され、前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、前記表示領域の画素には櫛歯状表示領域画素電極が形成され、前記櫛歯状表示領域画素電極は前記第1の方向に凸になるように屈曲しており、前記ダミー画素領域の画素には櫛歯状ダミー画素領域画素電極が形成され、櫛歯状ダミー画素領域画素電極は前記第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置。
(2)前記表示領域画素電極と接続するTFTは、前記表示領域画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域画素電極と接続するTFTは、前記ダミー画素領域画素電極に対して、前記第2の方向と180度反対の方向に配置されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、前記画素は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極が形成され、前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、前記表示領域には第1の櫛歯状画素電極を有する第1の表示領域画素と第2の櫛歯状画素電極を有する第2の表示領域画素が前記第2の方向に対で形成され、前記ダミー画素領域には第3の櫛歯状画素電極を有する第1のダミー画素領域画素と、第4の櫛歯状画素電極を有する第2のダミー画素領域画素が前記第2の方向に対で形成され、前記第1の表示領域画素と前記第1のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、前記第2の表示領域画素と前記第2のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、前記第1の櫛歯状画素電極の長軸方向と前記第2の櫛歯状画素電極の長軸方向とは前記第1の方向に凸になるような角度で交差し、前記第3の櫛歯状画素電極の長軸方向と前記第4の櫛歯状画素電極の長軸方向とは前記第1の方向とは180反対方向に凸になるような角度で交差していることを特徴とする液晶表示装置。
(4)前記表示領域において、前記第1の画素電極と接続するTFTは前記第1の画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記第2の画素電極と接続するTFTは前記第2の画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域において、前記第3の画素電極と接続するTFTは前記第3の画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されており、前記第4の画素電極と接続するTFTは前記第4の画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されていることを特徴とする(3)に記載の液晶表示装置。
(5)第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、前記画素は、平面状に形成された画素電極の上に層間絶縁膜を介してコモン電極が形成され、前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、前記表示領域の画素にはコモン電極に表示領域スリットが形成され、前記表示領域スリットは前記第1の方向に凸になるように屈曲しており、前記ダミー画素領域の画素にはコモン電極にダミー画素領域スリットが形成され、ダミー画素領域スリットは前記第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置。
(6)前記表示領域の前記画素電極と接続するTFTは、前記表示領域の前記画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域の画素電極と接続するTFTは、前記ダミー画素領域の前記画素電極に対して、前記第2の方向と180度反対の方向に配置されていることを特徴とする(5)に記載の液晶表示装置。
(7)第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、前記画素は、平面状に形成された画素電極の上に層間絶縁膜を介してコモン電極が形成され、前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、前記表示領域には第1のスリットを有する第1の表示領域画素と第2のスリットを有する第2の表示領域画素が前記第2の方向に対で形成され、前記ダミー画素領域には第3のスリットを有する第1のダミー画素領域画素と、第4のスリットを有する第2のダミー画素領域画素が前記第2の方向に対で形成され、前記第1の表示領域画素と前記第1のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、前記第2の表示領域画素と前記第2のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、前記第1のスリットの長軸方向と前記第2のスリットの長軸方向とは前記第1の方向に凸になるような角度で交差し、前記第3のスリットの長軸方向と前記第4のスリットの長軸方向とは前記第1の方向とは180反対方向に凸になるような角度で交差していることを特徴とする液晶表示装置。
(8)前記表示領域において、前記画素電極と接続するTFTは前記画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域において、前記画素電極と接続するTFTは前記画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されていることを特徴とする(7)に記載の液晶表示装置。
(9)前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号と、前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号は、極性が逆であることを特徴とする(1)乃至(8)に記載の液晶表示装置。
(10)前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値は、前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値と同じか又は大きいことを特徴とする(9)に記載の液晶表示装置。
以下に実施例を用いて本発明の内容を詳細に説明する。
図1は本発明が適用される液晶表示装置の平面図である。この液晶表示装置は例えば携帯電話用等に使用される。図1において、画素電極やTFT等が形成されたTFT基板100とブラックマトリクス等が形成された対向基板200とが周辺に形成されたシール材を介して接着しており、内部に液晶が封止されている。TFT基板100は対向基板200よりも大きく形成されており、TFT基板100が1枚となっている部分には、ドライバICが搭載されたり、フレキシブル配線基板等を接続するための端子部150が形成されている。
表示領域10を囲んで額縁領域20が形成されている。額縁領域20は対向基板200に形成されたブラックマトリクスによって覆われている。額縁領域20には、表示領域10を囲んで、ダミー画素領域30、端子部に配線を導く引き出し線等が形成されている。ダミー画素領域30の画素は表示領域10の画素と隣接して形成される。また、額縁領域20の最外部分にはシール材が形成され、TFT基板100と対向基板200を接着している。
図1において、表示領域10における矢印111は表示領域10におけるイオンの移動方向を示している。また、矢印112はダミー画素領域におけるイオンの移動方向を示している。本発明の特徴は、後で説明するように、表示領域10とダミー画素領域30において、画素電極の形状を異ならせることによって表示領域とダミー画素領域において、イオンの移動方向を逆方向とすることによって表示領域10の周辺にイオンが集積して黒ムラが発生することを防止するものである。
図2は、図1の表示領域右側端部の断面を示す模式図である。図2において、TFT基板100と対向基板200の間に液晶300が挟持されている。TFT基板100には実際の製品には半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、あるいは有機パッシベーション膜等が形成されるが、図2ではこれらの層は省略されている。したがって、図2では、TFT基板100に直接コモン電極101が形成されたように描かれている。図2において、コモン電極101を覆って層間絶縁膜102が形成され、層間絶縁膜102の上に櫛歯状の画素電極103が形成されている。そして、画素電極103を覆って配向膜104が形成されている。
対向基板200にはブラックマトリクス201、赤カラーフィルタ202R、緑カラーフィルタ202G、青カラーフィルタ202B等のカラーフィルタ202、これらを覆う配向膜104が形成されている。通常は、カラーフィルタ202を覆って、液晶300とカラーフィルタ202との化学反応を防止するため、あるいは、カラーフィルタ202上の凹凸を平坦化するためにオーバーコートが形成されるが、図2ではオーバーコートは省略されている。なお、図2では、カラーフィルタ202の上にブラックマトリクス201が形成されているが、カラーフィルタ202を形成する前にブラックマトリクス201を形成してもよい。
図2において、TFT基板100のコモン電極101と画素電極103の間に電圧が印加されると310で示すような電気力線が発生し、液晶分子301を回転させ、各画素における液晶の透過率を制御して画像が形成される。図2において、コモン電極101は画素毎に独立しているが、実際は、各画素ともに同一のコモン電圧が印加される。したがって、コモン電極は各画素共通に平面状に形成することも出来る。
本実施例における画素電極103の平面形状を図4および図5に示す。図4は、図3におけるA領域の平面図であり、図5は図3におけるB領域の平面図である。図4に示すように、表示領域10における画素電極103の形状が右側に凸になるように屈曲した形状であると、図2に示すように、表示領域10におけるイオンの流れの向きは矢印111で示すように、右方向となる。一方、図4に示すように、ダミー画素領域30の画素電極103の形状が左方向に凸となるように屈曲した形状であると、ダミー画素領域30におけるイオン110の流れは、図2の矢印112で示すように、左方向になる。
このように、本発明における液晶300中のイオンの流れは、表示領域10と表示領域を囲むダミー画素領域30とで逆方向となる。言い換えると、ダミー画素領域30のイオンの流れは、表示領域10のイオンの流れを阻止するような向きであり、これによって、の表示領域10周辺におけるイオンの集積を防止することが出来る。
図5は、図3の領域Bにおける表示領域10の画素電極の形状とダミー画素領域30における画素電極103の形状を示す平面図である。図5の領域についても、図4を例にとって説明した本発明の効果は同じである。また、図4および図5における表示領域10の右側端部のみでなく、図4の表示領域10の上側端部、図5の表示領域10の下側端部についても同様な作用を生じさせることが出来る。
図4および図5は、ダミー画素領域30における画素電極103のみを表示領域10における画素電極103と異ならせた構成である。一方、図6および図7は、ダミー画素領域30において、画素電極103のみでなく、画素電極103に対する映像信号をスイッチングするTFTの位置も表示領域10と異ならせた構成となっている。図6は図3のA領域における表示領域10とダミー画素領域30の画素の平面図を示すものであり、図7は図3のB領域における表示領域10とダミー画素領域30の画素の平面図を示すものである。
図6において、上から2番目の画素行に注目する。表示領域10の画素では、下側の、ゲート電極を兼ねる走査線40によってTFTをスイッチングしている。一方、表示領域10の端部の画素に隣接するダミー画素領域30における画素では、上側の、ゲート電極を兼ねる走査線40によってTFTをスイッチングしている。図7における下から2番目の画素行についても同様である。
このように、図6および図7においては、ダミー画素領域における画素電極103の屈曲方向を表示領域における画素電極の屈曲方向と反対方向にするのみでなく、TFTの位置も表示領域10とダミー画素領域30とで反対の位置としているので、図4および図5に示す実施形態よりも、表示領域10周辺におけるイオンの集積を阻止する効果を高くすることが出来る。なお、図6および図7において、走査線40と垂直方向に隣接する画素、すなわち、図6における表示領域10に対して上側のダミー画素領域30の画素、あるいは、図7における表示領域10に対して下側のダミー画素領域30の画素におけるTFTの位置は、表示領域の画素におけるTFTの位置と同じ位置となっている。
実施例2は、本発明を擬似デュアルドメイン方式の液晶表示装置に適用した例である。図8は、図3の領域Aに対応する画素を示す平面図である。本実施例は擬似デュアルドメイン方式であるから、縦方向に隣接する2画素が対になって視野角特性の均一化を図るものである。図8において、上から3番目と4番目の画素行に注目する。表示領域10においては、3番目の画素行における画素電極103の長軸は右下に傾く形状となっているのに対し、4番目の画素行における画素電極103の長軸は右上に傾く形状となっている。このように、画素電極103の長軸の傾きが画素対の上下において対象となっているので、視野角特性を均一化することが出来る。
図8のダミー画素領域30において、3番目の画素行は画素電極103の長軸が右上に傾く形状となっており、4番目の画素行は画素電極103の長軸が右下に傾く形状となっている。つまり、同じ画素行において、画素電極103の長軸の傾きは表示領域10とダミー画素領域30とでは、傾きの角度が逆方向になっている。言い方を変えると、図9の表示領域10において、3番目の画素行における画素電極103の長軸方向と、4番目の画素行における画素電極103の長軸方向とのなす角度は、図8の右方向に凸となっている。一方、ダミー画素領域30においては、3番目の画素行における画素電極103の長軸方向と、4番目の画素行における画素電極103の長軸方向とのなす角度は、図8の左方向に凸となっている。
図8の1番目の画素行と2番目の画素行はダミー画素領域30である。この領域は、1番目の画素行の画素の長軸と2番目の画素行の画素の長軸とのなす角度は、左方向に凸となっている。すなわち、ダミー画素領域30における3番目の画素行と4番目の画素行における画素電極103の長軸がなす角度と同じである。
図9は、図3の領域Bに対応する画素を示す平面図である。図9において、表示領域10における1番目の画素行と2番目の画素行における画素電極103の長軸のなす角度は、図8における表示領域10の3番目の画素行の画素電極103の長軸と4番目の画素行の画素電極103の長軸とのなす角度と同じである。また、図9におけるダミー画素領域においては1番目の画素行の画素電極103の長軸と2番目の画素行の画素電極13の長軸とのなす角も、図9における3番目の画素行の画素電極103の長軸と4番目の画素行の画素電極103の長軸とのなす角と同じである。
以上のように、図8および図9において、表示領域10における走査線の延在方向と直角方向に隣接する画素対における、画素電極103の長軸のなす角度は右に凸の形状であり、ダミー画素領域30における走査線の延在方向と直角方向に隣接する画素対における、画素電極103の長軸のなす角度は左に凸の形状となっている。これによって、表示領域10におけるイオンの移動方向とダミー画素領域30におけるイオンの移動方向を逆方向とすることによって、イオンが表示領域端部に集積する現象を抑制することが出来る。
図10および図11は実施例2の他の態様を示す画素配置の平面図である。図10は図3の領域Aに対応する。図10において、表示領域10と走査線40の延在方向に隣接するダミー画素領域30の画素は、画素電極103への映像信号の供給を制御するTFTの位置が逆方向になっている。すなわち、TFTの位置は、表示領域の画素においては、画素電極に対して図の下側に配置されているのに対し、ダミー画素領域の画素においては、画素電極に対して図の上側に配置されている。
これによって、表示領域におけるイオンの移動方向とダミー画素領域におけるイオンの移動方向を逆にする作用を図7および図8の場合よりもさらに効果的に行うことが出来る。なお、図10および図11において、ダミー画素領域において、走査線と直角方向に隣接する画素対におけるTFTの位置は、表示領域と同じである。尚、実施例1及び実施例2では、ダミー画素領域での映像信号線はダミー画素電極の屈曲方向にあわせて表示領域における映像信号線の屈曲方向と異ならせているが、ゲート線方向に隣接するダミー画素の映像信号線の屈曲方向を表示領域における屈曲方向と同じにしてもよい。
実施例3は、実施例1および実施例2の画素の配列に加えて、駆動方法を工夫することによって、さらに本発明の効果を向上させる構成である。図12は本実施例における画素電極の配列と映像信号の印加方法である。図12の画素配列は実施例1における図5と同様である。本発明は、カラム反転動作とすると効果的である。図12において、縦方向の画素列のうち、一番左側の画素列にはプラスの映像信号VD1を印加し、ダミー画素領域との境界の画素列にはマイナスの映像信号VD2を印加し、ダミー画素の端部の画素列にはプラスの映像信号VD1を印加している。
図13は、図12におけるダミー画素領域30において、表示領域10と走査線の延在方向に隣接する画素列における画素の各電極への印加波形を示すものである。図13において、ゲート電極に電圧VGを印加して、TFTをONする。そうすると、画素電極に映像信号VD1が書き込まれ、画素電極の電位、VS1が上昇する。対向するコモン電極にはコモン電圧VCOMが印加されている。
図14は、図12における表示領域10において、ダミー画素領域30と走査線の方向に隣接する画素列におけるに画素の各電極への印加波形を示すものである。図14において、ゲート電極に電圧VGを印加して、TFTをONする。そうすると、画素電極に映像信号VD2が書き込まれ、画素電極の電位、VS2が下降する。つまり、VD2はVOMよりも低い電圧となっている。本実施例はコモン反転であるから、隣接する画素列では、画素電極に印加される映像信号の符号が異なる。
本実施例では、表示領域10とダミー画素領域30の境界において、ダミー画素領域30側の画素列の画素電極の屈曲の方向が、表示領域10側の画素列の画素電極の屈曲の方向と逆方向になっていることに加え、表示領域10側の画素列の画素電極103に印加される映像信号と、ダミー画素領域30側の画素列の画素電極103に印加される映像信号の符号が逆となっていることによって、表示領域10とダミー画素領域30におけるイオンの流れの向きを相殺する効果をより大きくすることが出来る。これによって、表示領域10の周辺における黒ムラの発生をより効果的に抑えることが出来る。
ダミー画素領域30において、表示領域10と隣接する画素列に印加する映像信号の絶対値は表示領域10の端部の画素列に印加する映像信号の絶対値と同じがそれよりも大きいほうがよい。ダミー画素領域30は表示領域10に比べて面積が小さいので、ダミー画素領域30において、大きな電圧を印加したほうが、表示領域10から移動するイオンの動きをより効果的に相殺することが出来るからである。
以上では、本実施例を実施例1の画素配列の場合に適用して説明したが、本実施例の内容は、実施例2の画素配列の場合にも、同様に適用することが出来る。
ダミー画素に対して印加する電圧は、駆動回路の中で生成してもよく、又は、表示領域の画素に印加する電圧を配線を介して印加させてもよい。また、駆動回路の中で生成する場合は、最大階調に近い電圧を常に印加する構成としてもよい。また、表示領域の画素電極に印加される階調電圧の極性が走査線方向、或いは、映像信号線方向に隣接する画素毎に異なる場合であっても、ダミー画素領域では、走査線方向、或いは、映像信号線方向に隣接する複数のダミー画素に対して同一の極性の電圧を印加する構成であってもよい。
以上の実施例では、平面状のコモン電極101の上に層間絶縁膜102を介して櫛歯電極を有する画素電極103が配置する構成の場合について説明した。IPS方式の液晶表示装置は、この他に、平面状の画素電極103の上に層間絶縁膜102を介してスリットを有するコモン電極101が配置される構成の場合も存在する。本発明はこのような構成のIPS方式液晶表示装置についても適用することが出来る。
図15はコモン電極101が画素電極103の上に配置されている場合の平面模式図である。画素電極103はコモン電極101の下層に存在しているので、点線で描かれている。図15では走査線、映像信号線、TFT等は省略され、画素電極103とコモン電極101のみ描かれている。図15において、画素電極103は点線で示すように、屈曲した長方形である。コモン電極101は層間絶縁膜を介して画素電極103の上に形成されているが、この場合のコモン電極101は異なった画素間に共通で形成されている。コモン電極101には各画素とも共通の電圧が印加されるからである。
しかし、コモン電極101は画素毎に画素電極103と対向する位置にスリット1011を有しており、このスリット1011を通してコモン電極101から液晶を介して画素電極103に電気力線が延びる。この電界によって、液晶が駆動される。つまり、図15において、コモン電極101は図15全面に形成され、コモン電極101の無い部分はスリット1011部分のみであるといえる。スリット1011は、表示領域においてもダミー画素領域においても、屈曲をしている。視野角特性を均一にするためである。
図15において、2点鎖線60が表示領域10とダミー画素領域30の境界を示している。表示領域10におけるコモン電極101のスリット1011は図15の右方向が凸になるような屈曲をしている。これに対して、ダミー画素領域30におけるコモン電極101のスリット1011の屈曲の方向は、図15の左側である。表示領域10とダミー画素領域30において、コモン電極101のスリット1011を図15のような形状とすることによって、実施例1で説明したのと同様に、液晶中のイオンの流れを表示領域10とダミー画素領域30において逆方向とすることにより、イオンが表示領域10の周辺に集積することを防止することが出来る。
図16は実施例2に対応する擬似デュアルドメイン方式における、コモン電極101を画素電極103の上方に配置した場合の画素電極103とコモン電極101の例を示す平面模式図である。図16では走査線、映像信号線、TFT等は省略され、画素電極とコモン電極のみ描かれている。図16において、画素電極103は点線で示すように、平行四辺形ある。コモン電極101は層間絶縁膜を介して画素電極103の上に形成されているが、この場合のコモン電極101は異なった画素に共通で形成されている。コモン電極101には各画素とも共通の電圧が印加されるからである。
しかし、コモン電極101は画素毎に画素電極103と対向する位置にスリット1011を有しており、このスリット1011を通してコモン電極101から液晶を介して画素電極103に電気力線が延びる。この電界によって、液晶が駆動される。図16においては、図の縦方向に隣接する画素において、コモン電極101のスリット1011の傾きは、逆方向となっている。2画素の対によって、視野角特性を均一にすする擬似デュアルドメイン方式だからである。
図16において、2点鎖線が画素の境界を示す。縦方向に延びる2点鎖線60が表示領域10とダミー画素領域30の境界である。図16において、表示領域10におけるコモン電極101のスリット1011の傾きとダミー画素領域30におけるスリット1011の傾きは逆方向となっている。これによって、表示領域10におけるイオンの流れとダミー画素領域30におけるイオンの流れを逆方向として、イオンが表示領域の周辺に集積されることを防止することが出来る。
図15および図16に示す画素構成の場合も、実施例3で説明したと同様に、表示領域10の端部の画素列に印加する映像信号と、表示領域10と走査線の延在方向に隣接するダミー画素領域30の画素列に印加する映像信号の極性を逆にしたほうが、イオンが表示領域周辺に集積される現象をより抑制することが出来る。また、表示領域10と隣接するダミー画素領域30の画素列に印加する映像信号の絶対値は、表示領域10の端部の画素列に印加する映像信号の絶対値よりも大きくすることによって、イオン集積の現象をさらに抑制することが出来る。
以上の説明で、実施例1および2における画素電極103は櫛歯状であり、図4乃至図12では櫛歯が3本存在している。しかし、画素が高精細化すると、画素の幅が小さくなり、画素電極103が1本の櫛歯状になることもある。この場合であっても、1本の櫛歯について、実施例1および2で説明した構成を適用することが出来る。また、実施例4における図15および図16では、コモン電極101のスリット1011が2本存在している。この場合も、画面が高精細化して、1画素中のコモン電極101のスリット1011が1本しか存在しない場合も在りうる。このような場合も実施例4で説明した本発明の構成を適用することが出来る。
尚、何れの実施例においても、ダミー画素を複数行或いは複数列設ける場合、表示領域に近い側の1つ或いは複数のダミー画素については表示領域と同一の屈曲方向とし、その外側のダミー画素について本願発明を実施した構成であってもよい。
また、1画素における画素電極又はコモン電極は、櫛歯電極を複数有しているが、1本の櫛歯であってもよい。また、コモン電極を対向基板に設け、画素電極とコモン電極との間に生じる斜め方向の電界で液晶を駆動するような液晶表示装置であっても本願発明は適用することができる。
従来は、配向膜の配向処理は、ラビング法が用いられてきた。IPS方式の液晶表示装置では、液晶分子のプレティルト角が不用なので、偏光紫外線によって配向膜の配向処理を行う光配向を用いることが出来る。本発明は、ラビング配向処理、光配向処理のいずれのプロセスを用いた場合についても適用することが出来る。
10…表示領域、 20…額縁領域、 30…ダミー画素領域、 40…走査線、 50…映像信号線、 60…表示領域とダミー画素領域の境界、 100…TFT基板、 101…コモン電極、 102…層間絶縁膜、 103…画素電極、 104…配向膜、 105…半導体層、 106…スルーホール、 110…イオン、 111…表示領域におけるイオンの移動方向、 112…ダミー画素領域におけるイオンの移動方向、 110…コモン電極、 150…端子部、 200…対向基板、 201…ブラックマトリクス、 202…カラーフィルタ、 202R…赤カラーフィルタ、202G…緑カラーフィルタ、202B…青カラーフィルタ、300…液晶、 301…液晶分子、 310…電気力線、 1011…コモン電極のスリット、 VG…ゲート電圧、 VD1…第1映像信号、 VD2…第2映像信号、 VS1…第1画素電圧、 VS2…第2画素電圧、 VCOM…コモン電圧
Claims (22)
- 第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、
前記画素は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極が形成され、
前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、
前記表示領域の画素には櫛歯状表示領域画素電極が形成され、前記櫛歯状表示領域画素電極は前記第1の方向に凸になるように屈曲しており、
前記ダミー画素領域の画素には櫛歯状ダミー画素領域画素電極が形成され、
櫛歯状ダミー画素領域画素電極は前記第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記ダミー画素領域は前記表示領域に対して前記第1の方向および前記第1の方向と180度逆方向に隣接していることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記ダミー画素領域は前記表示領域に対して前記第2の方向および前記第2の方向と180度反対方向に隣接していることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域画素電極と接続するTFTは、前記表示領域画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域画素電極と接続するTFTは、前記ダミー画素領域画素電極に対して、前記第2の方向と180度反対の方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記櫛歯状表示領域画素電極及び前記櫛歯状ダミー画素領域画素電極の櫛歯は1本であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号と、前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号は、極性が逆であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値は、前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値と同じか又は大きいことを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
- 第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、
前記画素は、平面状に形成されたコモン電極の上に層間絶縁膜を介して櫛歯状画素電極が形成され、
前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、
前記表示領域には第1の櫛歯状画素電極を有する第1の表示領域画素と第2の櫛歯状画素電極を有する第2の表示領域画素が前記第2の方向に対で形成され、
前記ダミー画素領域には第3の櫛歯状画素電極を有する第1のダミー画素領域画素と、第4の櫛歯状画素電極を有する第2のダミー画素領域画素が前記第2の方向に対で形成され、
前記第1の表示領域画素と前記第1のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、
前記第2の表示領域画素と前記第2のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、
前記第1の櫛歯状画素電極の長軸方向と前記第2の櫛歯状画素電極の長軸方向とは前記第1の方向に凸になるような角度で交差し、
前記第3の櫛歯状画素電極の長軸方向と前記第4の櫛歯状画素電極の長軸方向とは前記第1の方向とは180反対方向に凸になるような角度で交差していることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記表示領域において、前記第1の画素電極と接続するTFTは前記第1の画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記第2の画素電極と接続するTFTは前記第2の画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、
前記ダミー画素領域において、前記第3の画素電極と接続するTFTは前記第3の画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されており、前記第4の画素電極と接続するTFTは前記第4の画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の櫛歯状画素電極、前記第2の櫛歯状画素電極、前記第3の櫛歯状画素電極及び前記第4の櫛歯状画素電極の櫛歯は各々1本であることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号と、前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号は、極性が逆であることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
- 前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値は、前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値と同じか又は大きいことを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
- 第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、
前記画素は、平面状に形成された画素電極の上に層間絶縁膜を介してコモン電極が形成され、
前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、
前記表示領域の画素にはコモン電極に表示領域スリットが形成され、前記表示領域スリットは前記第1の方向に凸になるように屈曲しており、
前記ダミー画素領域の画素にはコモン電極にダミー画素領域スリットが形成され、
ダミー画素領域スリットは前記第1の方向と180度反対の方向に凸になるように屈曲していることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記表示領域の前記画素電極と接続するTFTは、前記表示領域の前記画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、前記ダミー画素領域の画素電極と接続するTFTは、前記ダミー画素領域の前記画素電極に対して、前記第2の方向と180度反対の方向に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域の画素の前記表示領域スリットは1本であり、前記ダミー画素領域の前記ダミー画素領域スリットは1本であることを特徴とする請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号と、前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号は、極性が逆であることを特徴とする請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値は、前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値と同じか又は大きいことを特徴とする請求項16に記載の液晶表示装置。
- 第1の方向に延在し、前記第1の方向に直角な第2の方向に配列した走査線と、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に配列した映像信号線との間に画素が形成されたTFT基板と対向基板との間に液晶が挟持された液晶表示装置であって、
前記画素は、平面状に形成された画素電極の上に層間絶縁膜を介してコモン電極が形成され、
前記TFT基板には表示領域と前記表示領域を囲んでダミー画素領域が形成され、
前記表示領域には第1のスリットを有する第1の表示領域画素と第2のスリットを有する第2の表示領域画素が前記第2の方向に対で形成され、
前記ダミー画素領域には第3のスリットを有する第1のダミー画素領域画素と、第4のスリットを有する第2のダミー画素領域画素が前記第2の方向に対で形成され、
前記第1の表示領域画素と前記第1のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、
前記第2の表示領域画素と前記第2のダミー画素領域画素とは前記第1の方向に隣接して配置され、
前記第1のスリットの長軸方向と前記第2のスリットの長軸方向とは前記第1の方向に凸になるような角度で交差し、
前記第3のスリットの長軸方向と前記第4のスリットの長軸方向とは前記第1の方向とは180反対方向に凸になるような角度で交差していることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記表示領域において、前記画素電極と接続するTFTは前記画素電極に対して前記第2の方向に配置されており、
前記ダミー画素領域において、前記画素電極と接続するTFTは前記画素電極に対して前記第2の方向と180度逆の方向に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の表示領域画素、前記第2の表示領域画素、前記第1のダミー画素領域画素、前記第2のダミー画素領域画素における前記スリットは1本であることを特徴とする請求項18に記載の液晶表示装置。
- 前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号と、前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号は、極性が逆であることを特徴とする請求項18に記載の液晶表示装置。
- 前記ダミー画素領域の前記表示領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値は、前記表示領域の前記ダミー画素領域に隣接する画素列に印加される映像信号の絶対値と同じか又は大きいことを特徴とする請求項21に記載の液晶表示装置。
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