JP2016013924A - 荷役車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転台が所定の高さ以上であるにもかかわらず、フォークがパレットを支持していないことをオペレータに認識させることである。
【解決手段】オペレータが搭乗する運転台31と、運転台31を昇降するための昇降装置20と、運転台31とともに昇降する一対のフォーク32と、を備え、フォーク32を撮像するカメラ41と、カメラ41の撮像画像に基づいて、フォーク32がパレット33を支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、運転台31の昇降高さを検知するための高さ検知部と、パレット有無判定部が、フォーク32がパレット33を支持していないと判定し、且つ、高さ検知部が、運転台が所定の高さ以上であることを検知したとき、運転台31の上昇が停止するように、昇降装置20を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、高所における荷役を可能とするために運転台とともにオペレータを昇降する荷役車両に関する。
倉庫内のラックなど高所で荷役するとき、運転台とともにオペレータを昇降する荷役車両が用いられる(例えば、特許文献1参照)。荷役車両は、オペレータが搭乗する運転台と、運転台を昇降するための昇降装置と、運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備える。一対のフォークは、車体の後方へ向けて延設されている。オペレータは、荷役車両を操作することで、フォークでパレットを取り上げて支持して、パレット上に置かれた荷物を運搬する。
ところで、フォークがパレットを支持しているとき、オペレータは、必要に応じてパレットを作業台として利用して、運転台の他にパレット上でも作業を行う。フォークは車体の後方に向けて延びているので、パレットは車体の後方で支持される。通常、オペレータは、前方を向いて操作するので、フォークにパレットが支持されているか否かを確認するためには、わざわざ後方を向かなければならない。そのため、フォークにパレットが支持されていないときに、オペレータは後方を確認せずに、パレット上で作業しようとして、運転台から転落することがある。
特開2006−160408号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、運転台が予め決められた高さ以上であるにもかかわらず、フォークがパレットを支持していないことをオペレータに認識させることが可能な荷役車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る荷役車両は、
オペレータが搭乗する運転台と、運転台を昇降するための昇降装置と、運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
一対のフォークを撮像するカメラと、
カメラの撮像画像に基づいて、一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
オペレータに警報するための警報部と、
パレット有無判定部が、一対のフォークがパレットを支持していないと判定し、且つ、高さ検知部が、運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、警報部の動作が開始するように、警報部を制御する制御部と、を備え、
パレット有無判定部は、予め一対のフォークの色を記憶すると共に、
撮像画像における一対のフォークが撮像されるべき所定の位置に、一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されないとき、一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
撮像画像における所定の位置に、一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されるとき、一対のフォークがパレットを支持していないと判定する
また、本発明に係る別の荷役車両は、
オペレータが搭乗する運転台と、運転台を昇降するための昇降装置と、運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
一対のフォークを撮像するカメラと、
カメラの撮像画像に基づいて、一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
オペレータに警報するための警報部と、
パレット有無判定部が、一対のフォークがパレットを支持していないと判定し、且つ、高さ検知部が、運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、警報部の動作が開始するように、警報部を制御する制御部と、を備え、
パレット有無判定部は、予め、一対のフォークがパレットを支持している状態の画像からなる第1基準画像と、一対のフォークがパレットを支持していない状態の画像からなる第2基準画像と、を記憶すると共に、撮像画像と第1及び第2基準画像とを比較して、
撮像画像と第1基準画像との一致度が、撮像画像と第2基準画像との一致度よりも高いとき、一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
撮像画像と第2基準画像との一致度が、撮像画像と第1基準画像との一致度よりも高いとき、一対のフォークがパレットを支持していないと判定する。
また、本発明に係る別の荷役車両は、
オペレータが搭乗する運転台と、運転台を昇降するための昇降装置と、運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
一対のフォークを撮像するカメラと、
カメラの撮像画像に基づいて、一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
パレット有無判定部が、一対のフォークがパレットを支持していないと判定し、且つ、高さ検知部が、運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、運転台の上昇が停止するように、昇降装置を制御する制御部と、を備え、
パレット有無判定部は、予め一対のフォークの色を記憶すると共に、
撮像画像における一対のフォークが撮像されるべき所定の位置に、一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されないとき、一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
撮像画像における所定の位置に、一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されるとき、一対のフォークがパレットを支持していないと判定する。
また、本発明に係る別の荷役車両は、
オペレータが搭乗する運転台と、運転台を昇降するための昇降装置と、運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
一対のフォークを撮像するカメラと、
カメラの撮像画像に基づいて、一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
パレット有無判定部が、一対のフォークがパレットを支持していないと判定し、且つ、高さ検知部が、運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、運転台の上昇が停止するように、昇降装置を制御する制御部と、を備え、
パレット有無判定部は、予め、一対のフォークがパレットを支持している状態の画像からなる第1基準画像と、一対のフォークがパレットを支持していない状態の画像からなる第2基準画像と、を記憶すると共に、撮像画像と第1及び第2基準画像とを比較して、
撮像画像と第1基準画像との一致度が、撮像画像と第2基準画像との一致度よりも高いとき、一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
撮像画像と第2基準画像との一致度が、撮像画像と第1基準画像との一致度よりも高いとき、一対のフォークがパレットを支持していないと判定する。
好ましくは、上記荷役車両は、
さらに、警報部の動作を停止するための停止スイッチを備え、
制御部は、停止スイッチが押されると、警報部の動作が停止するように、警報部を制御する。
好ましくは、上記荷役車両は、
さらに、運転台の昇降の停止を解除するための解除スイッチを備え、
制御部は、解除スイッチが押されると、運転台が上昇可能となるように、昇降装置を制御する。
上記の通り、本発明に係る発明では、フォークがパレットを支持しておらず、且つ、運転台が予め決められた高さ以上に上昇したときに、警報部の動作、又は、運転台の上昇の停止によって、フォークがパレットを支持していないことをオペレータに認識させる。
その結果、運転台が予め決められた高さ以上であるにもかかわらず、フォークがパレットを支持していないことを、オペレータに確実に認識させることができる。これにより、オペレータが、パレット上で作業しようとして、予め決められた高さ以上にある運転台から転落することを防止できる。
荷役車両であるピッキングリフトを示す斜視図。 図2(A)は図1の側面図、図2(B)は図1の平面図である。 主要な構成を示すブロック図。 フォークがパレットを支持していないときのカメラの撮像画像を示す図。 フォークがパレットを支持しているときのカメラの撮像画像を示す図。 第1制御フローを説明するためのフローチャート。 第2制御フローを説明するためのフローチャート。 第3制御フローを説明するためのフローチャート。 第4制御フローを説明するためのフローチャート。
以下、図面に基づいて、本発明に係る荷役車両について説明する。
[全体構成]
先ず、荷役車両であるピッキングリフト1の全体構成について説明する。
図1及び図2の通り、ピッキングリフト1は、車体11、走行装置12、一対のストラドルレッグ13、昇降装置20、運転台31、一対のフォーク32、操作部14、ヘッドガード15、一対のガードバー16、警報部40、及びカメラ41を備える。オペレータは、ピッキングリフト1の運転、及び、高所における荷役のために、運転台31に搭乗する。なお、前後方向Xと、左右方向Yと、上下方向Zとは、互いに直交する方向である。
車体11は、走行装置12と、昇降装置20の駆動源である原動機(図示略)とを収納する。昇降装置20の原動機は、例えば、油圧ポンプを駆動するための電動モーターからなる。なお、ピッキングリフト1の構成の簡素化のために、同一のバッテリーから、走行装置12及び昇降装置20の電動モーターに電力が供給される。
走行装置12は、走行面Sを転がる車輪と、車輪を回転させる原動機と、車輪の向きを変える転舵装置と、を含む。走行装置12は、昇降装置20とともに運転台31を移動させるために走行する。ピッキングリフト1は、走行装置12により走行面Sを走行する。
一対のストラドルレッグ13は、左右方向Yにおいて間隔を空けて設けられるとともに、車体11から水平方向に延び、車体11から後方に向けて突出する。ストラドルレッグ13は、車体11の安定性を高め、走行面Sを転がる車輪13Aが設けられている。
昇降装置20は、上下方向Zに延びる一対のマスト21と、マスト21を伸縮させる原動機とにより構成される。マスト21は、アウターマスト21Aとインナーマスト21Bとにより構成される。アウターマスト21Aは、車体11に固定されている。昇降装置20の原動機が、アウターマスト21Aに沿ってインナーマスト21Bをスライド移動させることにより、マスト21が伸縮する。昇降装置20は、マスト21を伸縮させることによって、上下方向Zに運転台31を昇降する。
運転台31は、インナーマスト21Bに固定され、インナーマスト21Bとともに上下方向Zに昇降可能に設けられている。運転台31は、前後方向Xに延びる一対のフォーク32を備える。
フォーク32は、運転台31から水平方向に延び、運転台31から後方に向けて突出している。フォーク32は、パレット33を支持し、フォーク32に支持されたパレット33は、運転台31と同じ高さに位置する。
操作部14は、運転台31に設けられており、運転台31とともに昇降する。操作部14は、走行装置12及び昇降装置20を操作するためのレバー及びボタン等のマンマシンインタフェースにより構成されている。オペレータは、操作部14を用いて各種の指示を入力する。
ヘッドガード15は、運転台31の上方に設けられており、格子状の構造物により構成されている。オペレータが運転台31に搭乗しているとき、ヘッドガード15が、オペレータの頭部等を保護する。
一対のガードバー16は、運転台31の両側に設けられており、L字状の棒部材により構成されている。一対のガードバー16は、上下方向に回転可能になっており、オペレータが手動で回転することで、開閉される。図1では、ガードバー16は開いており、図2では、ガードバー16は閉じている。図2の通り、ガードバー16を閉じると、水平方向に配置される。そして、一対のガードバー16が、運転台31に搭乗したオペレータを前後方向X及び左右方向Yに囲み、オペレータの転落を防止する。図1の通り、ガードバー16を開くと、垂直方向に配置され、オペレータが運転台31から出入り可能になる。
警報部40は、運転台31に固定された一対の回転灯からなる。警報部40は、ブザーを備えていても良い。警報部40は、運転台31に搭乗したオペレータに警報する。
カメラ41は、その撮像面が後方に向くように、運転台31に固定されている。図2の通り、カメラ41は、一対のフォーク32を撮像できるように、範囲41aを撮像する。フォーク32がパレット33を支持するとき、カメラ41はパレット33を撮像し、一方、フォーク32がパレット33を支持しないとき、カメラ41は一対のフォーク32を撮像する。なお、他の実施形態において、カメラ41は、全方位カメラであって、その撮像面が下方に向くように、ヘッドガード15に固定されていてもよい。
図3の通り、ピッキングリフト1は、さらに、制御部50、パレット有無判定部51、高さ検知部52、及び開閉検知部53を備える。制御部50及びパレット有無判定部51は、集積回路からなる。また、高さ検知部52及び開閉検知部53は、位置センサ、変位センサなどの各種センサや、ポジションスイッチなどの各種スイッチなどからなる。
制御部50は、パレット有無判定部51、高さ検知部52、開閉検知部53、昇降装置20、及び警報部40に接続されている。制御部50は、パレット有無判定部51、高さ検知部52、及び開閉検知部53からの入力信号を受けて、この入力信号に基づいて、昇降装置20及び警報部40の動作を制御する。
パレット有無判定部51は、カメラ41に接続されている。これにより、カメラ41からの撮像画像410(図4及び図5参照)が、連続的又は間欠的に、パレット有無判定部51に入力される。パレット有無判定部51は、カメラ41からの撮像画像410に基づいて、フォーク32がパレット33を支持しているか否かを判定する。この判定方法は、様々な方法がある。
例えば、第1判定方法では、パレット有無判定部51に、予めフォーク32の色(例えば、赤色)が記憶されている。フォーク32の色は、パレット33(例えば、青色)及び路面S(例えば、灰色)と異なる色である。そのため、パレット有無判定部51は、撮像画像410の所定の位置(フォーク32が撮像されるべき位置)に、フォーク32の色が所定の画素数以上認識されないとき、フォーク32がパレット33を支持していると判定する。また、パレット有無判定部51は、撮像画像410の所定の位置に、フォーク32の色が所定の画素数以上認識されるとき、フォーク32がパレット33を支持していないと判定する。
また、第2判定方法では、パレット有無判定部51に、予め第1及び第2基準画像が記憶されている。第1基準画像P1は、フォーク32がパレット33を支持している状態の画像からなる。第2基準画像P2は、フォーク32がパレット33を支持していない状態の画像からなる。そして、パレット有無判定部51は、撮像画像410と第1及び第2基準画像P1,P2とを比較する。撮像画像410と第1基準画像P1との一致度が、撮像画像410と第2基準画像P2との一致度よりも高い場合は、パレット有無判定部51は、フォーク32がパレット33を支持していると判定する。また、撮像画像410と第2基準画像P2との一致度が、撮像画像410と第1基準画像P1との一致度よりも高い場合は、パレット有無判定部51は、フォーク32がパレット33を支持していないと判定する。
高さ検知部52は、昇降装置20のマスト21又は原動機などに設けられ、運転台31が予め決められた高さHより高くに位置するか否かを検知する。予め決められた高さHは、例えば、運転台31からオペレータが落下したときにオペレータが重傷を負う危険性のある高さより低い位置、及び/又は、保管のために積み重ねられた複数のパレット33における最上のパレット33をフォーク32が取るときに運転台31が上昇する高さより低い位置である。
開閉検知部53は、ガードバー16の回動部などに設けられ、ガードバー16の位置に応じて、ガードバー16が開いているか否かを検知する。
次に、制御部50が昇降装置20及び警報部40の動作を制御する第1〜第4制御フローについて説明する。なお、第1〜第4制御フローは、それぞれ単独で実行されてもよく、組み合わせて実行されてもよい。
[第1制御フロー]
図6に基づいて、第1制御フローについて説明する。
カメラ41からの撮像画像410が、連続的又は間欠的に、パレット有無判定部51に入力される(ステップS1)。次に、パレット有無判定部51は、入力される撮像画像410に基づいて、フォーク32がパレット33を支持しているか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2で、パレット有無判定部51が、フォーク32がパレット33を支持していると判定した場合は、ステップS1に戻る。ステップS2で、パレット有無判定部51が、フォーク32がパレット33を支持していないと判定した場合は、次のステップS3に進む。
次に、高さ検知部52が、運転台31が予め決められた高さHより高くに位置するか否かを検知する(ステップS3)。ステップS3で、運転台31が予め決められた高さHより低い場合は、ステップS1に戻る。ステップS3で、運転台31が予め決められた高さHより高い場合は、次のステップS4に進む。
フォーク32がパレット33を支持しておらず(ステップS2)、且つ、運転台31が予め決められた高さHより高い(ステップS3)場合、警報部40の動作が開始する(ステップS4)。この警報部40の動作によって、運転台31が予め決められた高さH以上であるにもかかわらず、フォーク32がパレット33を支持していないことを、オペレータに認識させることができる。これにより、オペレータが、パレット33上で作業しようとして、運転台31から転落することを防止できる。
その後、オペレータが、操作部14に設けられた停止スイッチ54(図3参照)を押すと(ステップS5)、警報部40の動作が停止する(ステップS6)。ステップS5で、停止スイッチ54が押されるまで、ステップS4に戻り、警報部40が動作する。
[第2制御フロー]
図7に基づいて、第2制御フローについて説明する。
先ず、ステップS1〜ステップS3が行われる。ステップS1〜ステップS3は、第1制御フローと同じであるので、説明を省略する。
フォーク32がパレット33を支持しておらず(ステップS2)、且つ、運転台31が予め決められた高さHより高い(ステップS3)場合、運転台31の上昇が停止する(ステップS10)。この運転台31の上昇の停止によって、運転台31が予め決められた高さH以上であるにもかかわらず、フォーク32がパレット33を支持していないことを、オペレータに認識させることができる。これにより、オペレータが、パレット33上で作業しようとして、運転台31から転落することを防止できる。
その後、オペレータが、操作部14に設けられた解除スイッチ55(図3参照)を押すと(ステップS11)、運転台31の上昇が可能になる(ステップS12)。ステップS11で、解除スイッチ55が押されるまで、ステップS10に戻り、運転台31の上昇が停止する。
[第3制御フロー]
図8に基づいて、第3制御フローについて説明する。
先ず、ステップS1〜ステップS3が行われる。ステップS1〜ステップS3は、第1制御フローと同じであるので、説明を省略する。
フォーク32がパレット33を支持しておらず(ステップS2)、且つ、運転台31が予め決められた高さHより高い(ステップS3)場合、開閉検知部53が、ガードバー16が開いているか否かを検知する(ステップS20)。ステップS20で、ガードバー16が閉じている場合は、ステップS1に戻る。ステップS20で、ガードバー16が開いている場合は、次のステップS4に進む。
次に、ステップS4〜ステップS6が行われる。ステップS4〜ステップS6は、第1制御フローと同じであるので、説明を省略する。
[第4制御フロー]
図9に基づいて、第4制御フローについて説明する。
先ず、ステップS1〜ステップS3、及びステップS20が行われる。ステップS1〜ステップS3は、第1制御フローと同じであり、ステップS20は、第3制御フローと同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS10〜ステップS12が行われる。ステップS10〜ステップS12は、第2制御フローと同じであるので、説明を省略する。
例えば、第1制御フローと第4制御フローとを組み合わせた場合について説明する。先ず、第1制御フローによって、運転台31が予め決められた高さH以上であるにもかかわらず、フォーク32でパレット33を支持していないことを、オペレータに認識させることができる。そして、停止スイッチ54によって、警報部40が停止した後(第1制御フローが終了した後)に、オペレータがガードバー16を開いたときに、運転台31が予め決められた高さH以上であるにもかかわらず、フォーク32でパレット33を支持していないことを、オペレータに再度、認識させることができる。
20 昇降装置
31 運転台
32 フォーク
33 パレット
40 警報部
41 カメラ
410 カメラの撮像画像
50 制御部
51 パレット有無判定部
52 高さ検知部
54 停止スイッチ
53 開閉検知部
55 解除スイッチ

Claims (6)

  1. オペレータが搭乗する運転台と、前記運転台を昇降するための昇降装置と、前記運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
    前記一対のフォークを撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像に基づいて、前記一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
    前記運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
    前記オペレータに警報するための警報部と、
    前記パレット有無判定部が、前記一対のフォークが前記パレットを支持していないと判定し、且つ、前記高さ検知部が、前記運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、前記警報部の動作が開始するように、前記警報部を制御する制御部と、を備え、
    前記パレット有無判定部は、
    予め前記一対のフォークの色を記憶すると共に、
    前記撮像画像における前記一対のフォークが撮像されるべき所定の位置に、前記一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されないとき、前記一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
    前記撮像画像における前記所定の位置に、前記一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されるとき、前記一対のフォークがパレットを支持していないと判定する
    ことを特徴とする荷役車両。
  2. オペレータが搭乗する運転台と、前記運転台を昇降するための昇降装置と、前記運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
    前記一対のフォークを撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像に基づいて、前記一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
    前記運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
    前記オペレータに警報するための警報部と、
    前記パレット有無判定部が、前記一対のフォークが前記パレットを支持していないと判定し、且つ、前記高さ検知部が、前記運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、前記警報部の動作が開始するように、前記警報部を制御する制御部と、を備え、
    前記パレット有無判定部は、
    予め、前記一対のフォークがパレットを支持している状態の画像からなる第1基準画像と、前記一対のフォークがパレットを支持していない状態の画像からなる第2基準画像と、を記憶すると共に、前記撮像画像と前記第1及び第2基準画像とを比較して、
    前記撮像画像と前記第1基準画像との一致度が、前記撮像画像と前記第2基準画像との一致度よりも高いとき、前記一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
    前記撮像画像と前記第2基準画像との一致度が、前記撮像画像と前記第1基準画像との一致度よりも高いとき、前記一対のフォークがパレットを支持していないと判定する
    ことを特徴とする荷役車両。
  3. オペレータが搭乗する運転台と、前記運転台を昇降するための昇降装置と、前記運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
    前記一対のフォークを撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像に基づいて、前記一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
    前記運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
    前記パレット有無判定部が、前記一対のフォークが前記パレットを支持していないと判定し、且つ、前記高さ検知部が、前記運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、前記運転台の上昇が停止するように、前記昇降装置を制御する制御部と、を備え、
    前記パレット有無判定部は、
    予め前記一対のフォークの色を記憶すると共に、
    前記撮像画像における前記一対のフォークが撮像されるべき所定の位置に、前記一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されないとき、前記一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
    前記撮像画像における前記所定の位置に、前記一対のフォークの色が所定の画素数以上認識されるとき、前記一対のフォークがパレットを支持していないと判定する
    ことを特徴とする荷役車両。
  4. オペレータが搭乗する運転台と、前記運転台を昇降するための昇降装置と、前記運転台とともに昇降する一対のフォークと、を備えた荷役車両において、
    前記一対のフォークを撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像に基づいて、前記一対のフォークがパレットを支持しているか否かを判定するパレット有無判定部と、
    前記運転台の昇降高さを検知するための高さ検知部と、
    前記パレット有無判定部が、前記一対のフォークが前記パレットを支持していないと判定し、且つ、前記高さ検知部が、前記運転台が予め決められた高さ以上であることを検知したとき、前記運転台の上昇が停止するように、前記昇降装置を制御する制御部と、を備え、
    前記パレット有無判定部は、
    予め、前記一対のフォークがパレットを支持している状態の画像からなる第1基準画像と、前記一対のフォークがパレットを支持していない状態の画像からなる第2基準画像と、を記憶すると共に、前記撮像画像と前記第1及び第2基準画像とを比較して、
    前記撮像画像と前記第1基準画像との一致度が、前記撮像画像と前記第2基準画像との一致度よりも高いとき、前記一対のフォークがパレットを支持していると判定する一方、
    前記撮像画像と前記第2基準画像との一致度が、前記撮像画像と前記第1基準画像との一致度よりも高いとき、前記一対のフォークがパレットを支持していないと判定する
    ことを特徴とする荷役車両。
  5. さらに、前記警報部の動作を停止するための停止スイッチを備え、
    前記制御部は、前記停止スイッチが押されると、前記警報部の動作が停止するように、前記警報部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の荷役車両。
  6. さらに、前記運転台の昇降の停止を解除するための解除スイッチを備え、
    前記制御部は、前記解除スイッチが押されると、前記運転台が上昇可能となるように、前記昇降装置を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の荷役車両。
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