JP2016013786A - 車両用シート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドエアバッグ装置と、サイドフレームに取り付けられ、このサイドエアバッグ装置に近接して配設される係止爪とを備えた車両用シート構造において、膨張するサイドエアバッグと係止爪との干渉を防止する。
【解決手段】シート表皮1の内部において、サイドエアバッグ装置5を取り囲むように配設され、サイドエアバッグ5aの展開方向を案内する力布11を、シート表皮1とサイドエアバッグ装置5との間に配設される第1力布12と、サイドエアバッグ装置5とサイドフレーム2bとの間に配設される第2力布13と、この第2力布13と一体に設けられかつ、膨張中のサイドエアバッグ5aと係止爪8aとの間に介在する第2力布延長部14とを有するように構成する。
【選択図】図3

Description

ここに開示する技術は、サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート構造に関する。
特許文献1には、サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート構造の一例が記載されている。この車両用シート構造は、シートバックの側部の骨格を構成するサイドフレームと、このサイドフレームに取り付けられ、車両衝突時に膨張展開するサイドエアバッグを含むサイドエアバッグ装置と、シートバックの少なくとも側面の一部を覆うバックボードとを有しており、側面から見たとき、サイドエアバッグ装置の前端部がバックボードの前端部よりも前方に位置するように構成されている。そうすることで、バックボードによってサイドエアバッグの展開が妨げられることがなくなる。
また、この文献にはさらに、サイドエアバッグの展開方向を案内する力布を備えた構成が記載されている。具体的に、シート表皮の前側には、エアバッグ展開圧を受けて開口可能な脆弱部が設けられていて、さらに、このシート表皮の内側には、展開していくサイドエアバッグを脆弱部から外部に露出させるべく、シート表皮の伸張を抑制するための低伸張部材(力布)が設けられている。この力布は、脆弱部近傍から、サイドエアバッグ装置の外側部とシート表皮との間の空間を通るように延びて、サイドフレームの後部にて固定される第1力布と、脆弱部近傍から、サイドエアバッグ装置の内側部側の空間を通るように延びて、サイドフレームの後部にて固定される第2力布とから成る。第1及び第2力布は、それぞれの一端部がサイドフレームの後部にて固定されている一方で、それぞれの他端部は、脆弱部の周辺にて、シート表皮に内側から縫い合わされている。展開するサイドエアバッグは、第1及び第2力布を押し広げるように膨張して、この脆弱部を内側から破断することで外部に露出する。
特開2010−184668号公報
ところで、特許文献1に記載されているシート構造では、シートバックの背面全体と側面の一部とを覆うように設けられたバックボードによって、着座者の背部を支持するようにしているが、これとは異なり、シートの内部において、車幅方向の両側それぞれに配設したシートフレームの間をかけ渡すように、網状のネットシートを配設すると共に、そのネットシートの両側部を、シートフレームに設けた爪状の係止部によって係止することで、着座者の背部を支持するような構造が考えられる。
前記のように、シートの内部に、着座者の背部を支持するための背部支持部材と、その背部支持部材を係止する係止部とを備えた車両用シートに、サイドエアバッグ装置を内蔵しようとした場合、サイドエアバッグ装置は、車幅方向の外側のシートフレームに固定されるため、その外側のシートフレームに設けた係止部が、サイドエアバッグ装置に近接される場合がある。その場合、サイドエアバッグ装置が作動して、サイドエアバッグが膨張したときに、サイドエアバッグは完全に展開するものの、サイドエアバッグが、その展開中に、係止部と干渉する虞があり、改良の余地がある。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートの内部に係止部及びサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート構造において、膨張するサイドエアバッグと係止部との干渉を防止することにある。
ここに開示する技術は、車幅方向の両側それぞれに配設されかつ、上下方向に延びるフレームと、前記フレームを覆うように設けられたシート表皮と、前記シート表皮の内部において車幅方向外側の前記フレームに固定されかつ、膨張時には、前記シート表皮に設けられた脆弱部を通じて、前記シート表皮の外部に展開するサイドエアバッグを含んで構成されたサイドエアバッグ装置と、前記シート表皮の内部において、前記サイドエアバッグ装置を取り囲むように配設されかつ、前記シート表皮内での前記サイドエアバッグの膨張方向が前記脆弱部に向かうように案内する低伸張部材とを備えた車両用シート構造に係る。
前記車両用シート構造は、車幅方向両側の前記フレームそれぞれに設けられかつ、車幅方向両側の前記フレームの間に配設された、着座者の背部を支持する背部支持部材の両側部を係止する係止部を備える。
そして、車幅方向外側の前記フレームに設けた係止部は、前記サイドエアバッグ装置に近接して配設されており、前記低伸張部材は、前記シート表皮と前記サイドエアバッグ装置との間に配設された第1力布と、前記サイドエアバッグ装置と前記フレームとの間に配設された第2力布と、前記第2力布と一体に設けられかつ、膨張中の前記サイドエアバッグと前記係止部との間に介在する第2力布延長部とを有している。
この構成によると、サイドエアバッグ装置が作動をして、シート表皮内でサイドエアバッグが膨張するときには、シート表皮とサイドエアバッグ装置との間に配設された第1力布と、サイドエアバッグ装置とフレームとの間に配設された第2力布とを含む低伸張部材によって、サイドエアバッグの膨張方向が、シート表皮に設けた脆弱部に向かうように規制されるため、サイドエアバッグは、脆弱部に向かって速やかに膨張をする。そうして、脆弱部を破断してシート表皮の外部に飛び出したサイドエアバッグは、さらに膨張をして、所定の形状にまで展開する。
前記の構成では、サイドエアバッグ装置に近接して、背部支持部材を係止する係止部が配設されているが、第2力布と一体に、第2力布延長部を設けることで、第2力布延長部が、膨張中のサイドエアバッグと前記係止部との間に介在し、サイドエアバッグと係止部とが直に接触しなくなる。よって、干渉を防ぐことができる。
また、第2力布と、第2力布延長部とを一体化することで、シート内の構造が簡略化される。
さらに、第2力布延長部を設けたことによって、膨張するサイドエアバッグと、フレームの外側部との間の接触面積を低減することもできるから、展開時におけるサイドエアバッグとフレームとの間の干渉も低減することができる。
前記係止部は、車幅方向外側の前記フレームに沿うように、間隔を空けて、複数個、配設されており、前記第2力布延長部は、前記第2力布の上側及び下側の少なくとも一方の側において、該第2力布と一体に設けられている、としてもよい。
また、前記第2力布と前記第2力布延長部との間には、双方の境界部に沿って切り込み部が設けられる、としてもよい。
この構成によると、第2力布と第2力布延長部との間の境界に沿って切り込み部を設けたから、例えば、第2力布延長部が係止部との干渉により破断するような事態が生じたとしても、そうした破断により生じた破れは、切り込み部までしか伝搬せず、第2力布までには伝わらない。よって、第2力布に破断が伝搬してしまうような事態を確実に防止することができるから、サイドエアバッグの展開を案内する上で有利になる。
以上説明したように、前記の車両用シート構造によると、膨張するサイドエアバッグと係止部との間に介在する第2力布延長部を設けたから、この第2力布延長部によって、サイドエアバッグと係止部との干渉を防ぐことが可能となる。
(a)は、サイドエアバッグ装置が内蔵された車両用シート全体の概略構成を、外から見て示す正面図である。(b)は、この車両用シートの内部構成を概略的に示す図1(a)対応図である。 車両用シートに内蔵されたサイドエアバッグ装置の概略構成を外から見て示す斜視図である。 第2力布及び第2力布延長部の構成を概略的に示す側面図である。 サイドエアバッグ装置が作動して展開した状態を概略的に示す側面図である。 留め具の構成を概略的に示す斜視図である。 第1及び第2力布の取付構造を概略的に示す断面図である。
以下、車両用シートの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、単なる例示である。
車両用シートSは、乗員(着座者)が着座するために、車両の床面に設置されている。図1等に示す車両用シートSは、車室内の右側に設置されるシートであり、図1の紙面左側が車幅方向の外側に、紙面右側が車幅方向の内側に対応する。以下の説明では、この右側に設置されるシートを例にして、車両用シートの実施形態を説明するが、ここに開示する車両用シートの構成は、車室内に設置される各シートに適用可能である。
この車両用シート(以下、単に“シート”とも記載)Sは、図1(a)に示すように、例えば合成樹脂から構成されたシート表皮1によって全体が覆われていて、その内部には、図1(b)に示すように、シート全体の骨格としてのシートフレーム2と、シートフレーム2の内側に張られていて、着座者の背面を支持する背部支持部材として構成された、網状のネットシート3とを備えている。また、図1(b)には示していないが、車両用シートSの内部にはさらに、クッション性能を有する材料(例えば、合成樹脂から成る緩衝材)から形成され、サイドフレーム2b,2bの外側部に取り付けられることで、着座者の腰部から肩部にかけての領域を側面側から支持するよう構成された、左右一対のサイドパッド10,10が収容されている(図3参照)。
シートフレーム2は、パイプ状の鋼材より構成されたフレーム本体2aと、略矩形板状の鋼材より形成され、フレーム本体2aの外側部に対し、下側から中央部にかけて延びるよう固定された、左右一対のサイドフレーム2b,2bとを備えている。フレーム本体2aの両外側部と左右一対のサイドフレーム2b,2bとを含んで車幅方向の両側それぞれに配設されかつ、上下方向に延びるフレームが構成される。
このシートは、シートバックとヘッドレストとが一体的に構成されており、フレーム本体2aは、図1(b)に示すように、ヘッドレスト部分の上部から車幅方向の両側それぞれに至り、そこから、シートバックにおける車幅方向の両側それぞれにかけて連続している。
図6に示すように、サイドフレーム2bは、フレーム本体2aの外側部における後ろ側から車幅方向の外方に一旦延びた後、車両前後方向の前方に延びており、その前端縁が車幅方向の内方に屈曲することで、横断面は、略コ字状を成している。
サイドフレーム2b,2bの前縁部には、ネットシート3の車幅方向両側縁部を係止する留め具8,8が溶接されている。この留め具8,8は、例えば鋼板であって、サイドフレーム2b,2bに沿うように、上下方向に延びて形成されており、図5に拡大して示すように、ネットシート3が係止される係止爪(係止部)8a,8b,8cが、上から下に等間隔で並ぶように、一体に形成されている。ネットシート3の両側縁部には、各留め具8の係止爪8a,8b,8cに対応するように、矩形状に延びる貫通溝(図示せず)が、3箇所に亘って上下方向に沿って等間隔で並ぶように設けられている。図5及び6に示すように、係止爪8a,8b,8cの先端部は、抜け止めとなるように、シートSの幅方向外方に向けて折り曲げられていて、係止爪8a,8b,8cは、それぞれ、ネットシート3の側縁部の裏面側から表面側に抜けるようにして、各貫通溝に挿し通されている。このようにしてサイドフレーム2b,2bに係止されたネットシート3は、着座者の背部を支持する支持面を成している。図3に示すように、側面視で、サイドフレーム2bの外側面は、その後縁部がフレーム本体2aに沿って直線状に延びているのに対し、前縁部は、下から上に向かうにつれて、後縁部に近づくように、フレーム本体2aに対して傾いている。ネットシート3はサイドフレーム2bの後縁部に沿って平行に配設されるため、サイドフレーム2bの前縁部は、下から上に向かうにつれて、ネットシート3から離隔していくことになる。留め具8,8は、前記のように、この前縁部に沿って溶接されているため、係止爪8a,8b,8cのうち、最上部に位置する係止爪8a(以下では、その上下の位置を明記することなく、単に“係止爪”と記載した場合、この最上部に位置する係止爪8aを意味することにする)は、ネットシート3から離隔した分だけ、前方に長く延びることになる。つまり、サイドフレーム2bを側面から見たとき、中央部、及び下部に設けられた係止爪8b,8cは、サイドフレーム2bの前縁部近傍に位置する一方、最上部の係止爪8aは、サイドフレーム2bの前縁部よりも前方に大きく突出している。
図1(b)に示すように、留め具8,8は、シートバックにおける上下方向の中間部に位置しており、この留め具8に形成された3つの係止爪8a,8b,8cは、シートフレーム2におけるシートバック部分の全面に張り渡されるネットシート3の両側部における、上下方向の中間部を係止している。サイドフレーム2bには、この留め具8よりも上側及び下側のそれぞれにおいて、係止部が設けられており、ネットシート3は、この留め具8の上側及び下側のそれぞれにおいても、係止部によって、シートフレーム2に係止されている。
また、シートフレーム2を、車幅方向に沿って左右に2分すると、車両の外方側(車幅方向外側)に位置する一方(この実施形態では、車室内の側壁部(図示せず)に面する一方)には、図1(b)及び図2に示すように、上側から下側にかけて、ベルトガイド4と、ベルトガイド4を固定するためのブラケット9と、膨張ガイド部材6と、サイドエアバッグ装置5とが取り付けられている。
以下では、車両外方側における、シートフレーム2、及びその周辺に設けられた部材の構成について説明する。
具体的に、フレーム本体2aの外側部の上側、より正確には、シートバックとヘッドレストとが一体に構成されたシートにおいて、フレーム本体2aにおけるヘッドレスト部分に相当する箇所と、シートバック部分に相当する箇所との境界付近に、ブラケット9が取り付けられている。ブラケット9は、例えば曲成された鋼板より構成されていて、その上下の端部とフレーム本体2aとが溶接により固定されている。
ブラケット9に取り付けられるベルトガイド4は、例えば、合成樹脂より形成されていて、図1(a)に示すように、シートベルトBが挿通される案内孔を有すると共に、その上部に、シートベルトBが案内孔に挿通できるように、シートベルトBが通過可能な切れ目が設けられることで、略上向きC字状の断面を有している。ベルトガイド4は、シート表皮1の外部に露出していて、その案内孔には、着座者がシートベルトBを装着するとき、車室内に設置されたシートベルト装置(図示せず)から繰り出され、着座者の正面を支持するように延びる(着座者の肩部から腰部に沿って斜めに延びる)シートベルトBが挿し通される。
サイドエアバッグ装置5は、折りたたまれた形態にあるサイドエアバッグ5aと、インフレータ5bと、サイドエアバッグ5a及びインフレータ5bの全体を覆うカバー5cとを備えている。図3は、シートSからシート表皮1、サイドエアバッグ5a、カバー5c、及び第1力布12を取り除いた形態を側面視した図である。
サイドエアバッグ5aは、袋状に形成されていて、シートSの内部にて、略上下方向に沿って延びる略柱状に折りたたまれた状態で、サイドフレーム2bに取り付けられている。このサイドエアバッグ5aは、サイドエアバッグ装置5が作動したとき、インフレータ5bからのガスの供給を受けて、シートS内で、図6の紙面左右方向(つまり車幅方向外方及び内方)に膨らみつつ、前方乃至上方に向けて大きく膨張展開していく。そして、後述する脆弱部1aを通じてシートSの外にまで展開したサイドエアバッグ5aはさらに、図4に示すように、前方乃至上方に向かって膨張することで、略C字状(略三日月状)の形態に展開することができるように構成されていて、展開したときには、車室の側壁側から着座者の頭部、及び胴部乃至腹部を保護する。
インフレータ5bは、上下方向に沿って延びるパイプ状に形成されていて、図6に示すように、折りたたまれた状態にあるサイドエアバッグ5aよりも後方(紙面上方)にて、サイドフレーム2bに取り付けられている。このインフレータ5bに設けられたガス供給口(図示せず)と、サイドエアバッグ5aの内部とは連通しており、衝突を検知したときに作動して、サイドエアバッグ5aの内部にガスを送り、所定の展開圧でサイドエアバッグ5aを膨張させる。
カバー5cは、例えば、布製の部材であって、この実施形態では、サイドエアバッグ5a及びインフレータ5bの全体を被覆した上で、図示しない接着テープによって留められている。このテープの接着力は、サイドエアバッグ5aの膨張に伴って、速やかに剥がれることができるように調整されている。
図2より見て取れるように、サイドエアバッグ装置5は、サイドフレーム2bに溶接された留め具8、及びその係止爪8a,8b,8cよりも車幅方向の外方に位置するように取り付けられている。より詳細には、図3に示すように、上下方向に3つ並んだ係止爪8a,8b,8cのうち、中央部の係止爪8bと、最下部の係止爪8cは、上下に延びるインフレータ5bとほぼ同じ高さ位置に位置しているのに対し、最上部の係止爪8aは、インフレータ5bよりも上方に位置している。
フレーム本体2aの外側部にはさらに、膨張ガイド部材6が取り付けられている。この膨張ガイド部材6は、図2及び3に示すように、略上下方向に沿って延びる板状の部材であって、サイドフレーム2bとベルトガイド4との間に位置するように取り付けられている。膨張ガイド部材6の上部は、ブラケット9によって、裏面側から支持されている。
膨張ガイド部材6には、外方(車室の側壁部)に向けて面するように延びるガイド面7が設けられている。図1(b)に示すように、このガイド面7の上側部分は、下方から上端部に向かうにつれて、車幅方向の外方に離れるように連続して延びており、ガイド面7の上端部は、シートSを正面から見たときには、ベルトガイド4の側面部4aにつながっている。
前記したように、サイドフレーム2b,2bの外側部には、サイドパッド10,10が取り付けられている。そして、両サイドパッド10,10のうち、車幅方向の外側に位置する一方は、図3に示すように、上下方向に沿って矩形状に刳り抜かれており、こうした刳り抜きを設けることで生じたスペース内に、サイドエアバッグ装置5が収められている。
シート表皮1は、シートフレーム2、ネットシート3、留め具8、ブラケット9、膨張ガイド部材6、サイドエアバッグ装置5、及びサイドパッド10,10等を外から覆っている。このシート表皮1は、布状の部材が複数枚縫い合わされることで構成されていて、図1(a)及び6に示すように、特に、車幅方向外方側のサイドパッド10の前側に位置していて、上下に沿って延びる縫い目の一部には、その強度を、他の部位よりも弱くした脆弱部1aが設けられている。後述するように、この脆弱部1aは、サイドエアバッグ5aが膨張して展開するときに、サイドエアバッグ5aの展開圧力によって内側から破断されて、サイドエアバッグ5aが外部に露出するための開口を成す。
さらに、シート表皮1の内側には、膨張するサイドエアバッグ5aが前記脆弱部1aを通じて外部に露出するように、その展開方向を案内する力布11(低伸張部材)が取り付けられている。
具体的に、力布11は、膨張するサイドエアバッグ5aの展開圧力を受けても大きく伸びないような低伸張性材料より形成されており、シート表皮1の内部にて、脆弱部1aの高さ位置において、帯状に形成された第1及び第2力布12,13によって、図6に示すように、サイドエアバッグ装置5の周囲を囲うように構成されている。
つまり、力布11は、図6に示すように、脆弱部1aから、シート表皮1とサイドエアバッグ装置5との間の空間を経由して、サイドフレーム2bの後部まで延びる第1力布12と、脆弱部1aから、サイドエアバッグ装置5と、サイドフレーム2b及び留め具8との間の空間を経由して、サイドフレーム2bの後部まで延びる第2力布13とを備えている。さらに詳細には、第1力布12は、脆弱部1aから、サイドパッド10の車幅方向外側面とシート表皮1の内面との間の空間を通り、次いで、サイドエアバッグ装置5の車幅方向外側面とシート表皮1の内面との間の空間を通り、さらに、サイドエアバッグ装置5の後面を回り込むようにしてサイドパッド10の刳り抜き部に入り込んで、サイドフレーム2bの後面まで延びている。他方、第2力布13は、この第1力布12よりもシートSの内側に取り付けられていて、脆弱部1aから、第1力布12とサイドパッド10の車幅方向外側面との間の空間を通り、次いで、サイドエアバッグ装置5の前面側からサイドパッド10の刳り抜き部に入り込み、さらに、サイドエアバッグ装置5の車幅方向内側面と、留め具8及びサイドフレーム2bの車幅方向の外側部との間の空間を経由した上で、サイドフレーム2bの後面まで延びている。
第1及び第2力布12,13のそれぞれの一端部は、サイドフレーム2bの後面においては、ナット等により固定されている一方で、それぞれの他端部は、シート表皮1の内側にて、脆弱部1aに沿って上下に縫い付けられている。第1及び第2力布12,13は、それぞれ上下に沿って脆弱部1aと同程度の幅を有するよう形成されており、サイドエアバッグ5aが展開するとき、第1及び第2力布12,13は、ナットに固定された一端側では、サイドエアバッグ5aの膨張を規制する一方、脆弱部1aに沿って縫い付けられた他端側では、膨張するサイドエアバッグ5aによって、脆弱部1aが破断して、左右に押し広げられる。よって、第1及び第2力布12,13は、膨張するサイドエアバッグ5aがシート表皮1の側部から後部にかけての領域を内側から押し広げて変形させることのないように規制すると共に、脆弱部1aからシート表皮1の外部に露出するように、前記他端側に向けて、すなわち、シート前方に向けて、サイドエアバッグ5aが展開する方向を案内する。
図3には、第2力布13を側面視した形態が示されている。第2力布13は、図3に示す一点鎖線よりも下側の部分であり、側面視では、上下方向に所定幅を有する帯状を成している。また、図3には図示を省略しているが、第1力布12も、第2力布13と同様に、側面視では、上下方向に所定幅を有する帯状を成している。第1力布12と第2力布13とは、同じ幅を有している。第1力布12及び第2力布13はまた、インフレータ5bの上端部付近に配設されており、この位置は、留め具8の最上部の係止爪8aよりも下側の位置でかつ、中央部の係止爪8bよりも上側の位置である。
そうして、帯状に形成された第2力布13の上側には、側面視で三角形状を成す第2力布延長部14が、第2力布13と一体的に設けられている。第2力布延長部14は、側面視で見たときに、同一形状でかつ、サイドエアバッグ装置5を挟んで車幅方向に相対する第1力布12及び第2力布13に対し、上方にずれて設けられる部分である。
つまり、第2力布延長部14は、第2力布13の上縁に沿って前後に延びる一辺(図3に一点鎖線で示される仮想的な一辺)と、第2力布13において、脆弱部1aの内側に縫い付けられる前端縁から上方に延長された一辺と、第2力布13の後部(この後部は、図3において示される後部であり、サイドフレーム2bの後面に位置している部分は含まない)から前方に向かうにつれて、上方に向けて斜めに延びる一辺とによって区画されるような三角形状を有しており、側面から見たとき、この3辺によって区画された領域の略中央部に、留め具8の最上部の係止爪8aが位置するように広げられている。そして、第2力布13の前端縁から上方に延長された一辺は、脆弱部1aを有する縫い目に沿って、上下に縫い付けられている。つまり、第2力布延長部14は、留め具8の係止爪8a,8b,8cのうち、最上部の係止爪8aと同じ高さに位置しており、これにより、第2力布延長部14は、サイドエアバッグ装置5と最上部の係止爪8aとの間に介在することになる。
さらに、図3において一点鎖線で示される、第2力布13と第2力布延長部14との間の境界部、つまり、第2力布13の上縁に沿って前後に延びる一辺には、当該一辺に沿って切り込み部15が設けられている。この切り込み部15は、係止爪8aとの接触によって第2力布延長部14が破断したとしても、当該破断が第2力布13まで伝達することのないような形態が選ばれている。具体的に、切り込み部15は、第2力布13と第2力布延長部14との境界に沿って、前後に延びる直線状に形成されている。切り込み部15はまた、当該境界において、前縁部と後部との間の中央部に形成されており、その長さは、前縁部から後部までの全長に対して、1/2〜2/3程度に設定されている。なお、切り込み部15は、第2力布13と第2力布延長部14との境界に沿って設ける他にも、例えば境界線に交差するように、傾けて設けてもよい。また、切り込み部15は、直線状に形成することに限らず、曲線状に形成してもよいし、波状に形成してもよい。
以下では、前記のような構造を有するシートSを設置した車両における、サイドエアバッグ装置5の作動について説明する。
衝突を検知すれば、インフレータ5bは、サイドエアバッグ5aの内部に向けてガスを供給する。サイドエアバッグ5aは、供給されたガスによって左右に膨らみつつ前方に向けて大きく膨張して接着テープを剥がし、カバー5cから露出する。カバー5cから露出したサイドエアバッグ5aは、第1及び第2力布12,13により展開方向が案内されて、シート表皮1の脆弱部1aから外部に露出する。つまり、図6に示す断面で見たとき、第1力布12と第2力布13との間を通るようにして前方に展開して、シート表皮1及び第1力布12を紙面左方乃至紙面下方に押し広げる一方、第2力布13、第2力布延長部14及びサイドパッド10を紙面右方乃至紙面下方に押し広げながら、前方の脆弱部1aまで展開して、この脆弱部1aを内側から破断する。サイドエアバッグ5aは、破断により生じた開口を縫い目に沿って上下に広げながら、シート表皮1の外部に露出する。
シートS内での膨張時には、サイドエアバッグ5aと、係止爪8aとの間に第2力布延長部14が介在しているため、膨張中のサイドエアバッグ5aが、係止爪8aと干渉することが回避される。
また、サイドエアバッグ5aは、上方に向けて膨張するとき、膨張ガイド部材6のガイド面7に沿って摺動する。ガイド面7の上側部分は、下方から上端部に向かうにつれて、車幅方向の外方に離れるように延びているから、この領域に沿って摺動しつつ、膨張を続けるサイドエアバッグ5aは、ガイド面7の延びる方向に沿って、車幅方向内側から外方に向かうように展開していく。そして、このベルトガイド4よりも外方に案内される。
サイドエアバッグ5aは、最終的に、図4に示すように、座者の頭部から胴部乃至腹部にかけての部位を、車室の側壁側から覆うように、略C字状の形態に展開する。そして、シートベルトB等と協働して着座者を保護する。
以上より、サイドエアバッグ装置5と係止爪8aとの間には、第2力布延長部14が介在しているから、膨張するサイドエアバッグ5aは、このサイドエアバッグ5aよりも内側に設けられ、前方に向けて突出した係止爪8aと直に接触することなく展開することができる。
しかも、第2力布延長部14を延設したことによって、膨張途中のサイドエアバッグ5aと力布11全体とが接触する面積を広く取ることができるから、広く取った分だけ、サイドエアバッグ5aの展開をより一層安定して案内できるようになる。よって、サイドエアバッグ5aの展開方向を前方に案内させて、シート表皮1に設けられた脆弱部1aより外部に露出させる上で有利になる。
また、第2力布延長部14を設けたことによって、膨張するサイドエアバッグ5aと、サイドフレーム2bとの間の接触面積を低減することもできるから、展開時におけるサイドエアバッグ5aとサイドフレーム2bとの間の干渉も低減することができる。
また、サイドエアバッグ5aが第2力布13及び第2力布延長部14を図6の紙面右方(車幅方向内向き)に押し広げたとき、第2力布延長部14と係止爪8aとが干渉して、その干渉した箇所から第2力布延長部14が破断する可能性があるが、第2力布延長部14は、第1力布12及び第2力布13とは異なり、サイドエアバッグ5aの展開方向を案内することが主たる機能ではなく、第2力布延長部14が破断したとしても、シートS内におけるサイドエアバッグ5aの膨張性能には何の影響もない。また、当該破断が下方に向けて伝搬したとしても、第2力布延長部14と第2力布13との境界部に設けた切り込み部15によって、それよりも下方には、破断が伝わらない。このため、第2力布13が破断することはなく、第2力布13は、サイドエアバッグ5aの展開方向を案内する機能を確実に果たすことが可能である。
<他の実施形態>
留め具8、及び係止爪8a,8b,8cの形状及び取付位置等は、前記の実施形態にて開示されたものに限定されるわけではなく、シートフレーム2及びネットシート3等の形態に応じて、適宜変更することができる。
また、第1及び第2力布12,13の、高さ方向に対する配設位置と、係止爪8aの配設位置との関係により、第2力布延長部14は、前記の実施形態のように、第2力布13の上側に一体的に設けられる場合、第2力布13の下側に一体的に設けられる場合、及び、第2力布13の上側及び下側の両方に一体的に設けられる場合がある。また、第2力布延長部14の形状についても変更することができる。
切り込み部15を備えた構成は必須ではない。また、第2力布延長部14の破断が伝搬することを防止するために、第2力布13と第2力布延長部14との境界部に、切り込み部15に代えて、縫い目を設けるようにしてもよい。
また、サイドエアバッグ5aの展開形状に関しても、この実施形態で示した形状に限定されるわけではない。
S 車両用シート
1 シート表皮
2 シートフレーム
2b,2b サイドフレーム
3 ネットシート(背部支持部材)
5 サイドエアバッグ装置
5a サイドエアバッグ
8,8 留め具
8a,8b,8c 係止爪(係止部)
11 低伸張部材(力布)
12 第1力布
13 第2力布
14 第2力布延長部
15 切り込み部

Claims (3)

  1. 車幅方向の両側それぞれに配設されかつ、上下方向に延びるフレームと、
    前記フレームを覆うように設けられたシート表皮と、
    前記シート表皮の内部において車幅方向外側の前記フレームに固定されかつ、膨張時には、前記シート表皮に設けられた脆弱部を通じて、前記シート表皮の外部に展開するサイドエアバッグを含んで構成されたサイドエアバッグ装置と、
    前記シート表皮の内部において、前記サイドエアバッグ装置を取り囲むように配設されかつ、前記シート表皮内での前記サイドエアバッグの膨張方向が前記脆弱部に向かうように案内する低伸張部材とを備えた車両用シート構造であって、
    車幅方向両側の前記フレームそれぞれに設けられかつ、車幅方向両側の前記シートフレームの間に配設された、着座者の背部を支持する背部支持部材の両側部を係止する係止部を備え、
    車幅方向外側の前記フレームに設けた係止部は、前記サイドエアバッグ装置に近接して配設されており、
    前記低伸張部材は、前記シート表皮と前記サイドエアバッグ装置との間に配設された第1力布と、前記サイドエアバッグ装置と前記フレームとの間に配設された第2力布と、前記第2力布と一体に設けられかつ、膨張中の前記サイドエアバッグと前記係止部との間に介在する第2力布延長部とを有していることを特徴とする車両用シート構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シート構造において、
    前記係止部は、車幅方向外側の前記フレームに沿うように、間隔を空けて、複数個、配設されており、
    前記第2力布延長部は、前記第2力布の上側及び下側の少なくとも一方の側において、該第2力布と一体に設けられていることを特徴とする車両用シート構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シート構造において、
    前記第2力布と前記第2力布延長部との間には、双方の境界部に沿って切り込み部が設けられることを特徴とする車両用シート構造。
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