JP2013124028A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性を向上することができる車両用シートを得ることを目的とする。
【解決手段】外側補強シート70の他端部70Rは、サイドエアバッグモジュール52のシート幅方向の外側を通ってサイドエアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18との間へ周り込んでいる。また、内側補強シート80の他端部80Rは、エアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18との間を通ってシートバックサイドフレーム18の内側端部18C1に取付フック84を介して取り付けられている。これらの外側補強シート70の他端部70R、内側補強シート80の中間部80M、及びシートバックサイドフレーム18に貫通されたスタッドボルト58及びナット62によって、エアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18とが連結されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来から、内部にエアバッグモジュールを収容すると共に、エアバッグモジュールから展開されたエアバッグをシート表皮の縫目へ案内する筒状シート(スリーブ)を備えたサイドエアバッグが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示されたエアバッグモジュールは、シートフレームに設けられたブラケットに組み付けられている。具体的には、シートフレームのブラケット及び筒状シートには、貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔にエアバッグモジュールに突設されたスタッドボルトを通してナットに締め込むことにより、エアバッグモジュールがブラケットに組み付けられている。
特表2001−513728号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたサイドエアバッグでは、エアバッグモジュールをシートフレームのブラケットに組み付けるときに、エアバッグモジュールを筒状シートの内側に挿入しつつ、エアバッグモジュールのスタッドボルトを筒状シートの内側から当該筒状シートの貫通孔に通す必要があるため、組み付け作業の手間がかかる。
本発明は、上記の事実を考慮し、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性を向上することができる車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の車両用シートは、シートバックのサイド部に配置されると共にシート上下方向に延びるシートバックサイドフレームを有するシートバックフレームと、前記サイド部をシート幅方向の外側から覆うサイド表皮と、前記サイド部をシート前後方向の前側から覆うと共に、端部が前記サイド表皮の端部と縫い合わされたフロント表皮と、前記シートバックサイドフレームのシート幅方向の外側に配置され、ガスの供給を受けて前記サイド表皮の前記端部と前記フロント表皮の前記端部との縫合部へ向けて展開するサイドエアバッグを有するサイドエアバッグモジュールと、一端側が前記縫合部において前記サイド表皮の前記端部に固定されると共に、他端側が前記サイドエアバッグモジュールのシート幅方向の外側を通って該サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとの間へ周り込む外側補強シートと、一端側が前記縫合部において前記フロント表皮の前記端部に固定されると共に、他端側が前記サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとの間を通って前記シートバックフレームのシート前後方向の後側に取り付けられる内側補強シートと、前記サイドエアバッグモジュールに設けられ、前記外側補強シートの他端側、前記内側補強シートの他端側、及び前記シートバックサイドフレームを貫通して前記サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとを連結する連結部材と、を備えている。
請求項1に係る車両用シートによれば、ガスの供給を受けてサイドエアバッグがサイド表皮の端部とフロント表皮の端部との縫合部へ向けて展開されると、外側補強シート及び内側補強シートがサイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張し、外側補強シートの一端側及び内側補強シートの一端側に応力が集中する。これにより、サイド表皮の端部とフロント表皮の端部との縫合部が開裂され、展開されたサイドエアバッグがシートバックのサイド部のシート前後方向の前側へ放出される。
ここで、サイドエアバッグモジュールは、シートバックサイドフレームを貫通する連結部材によってシートバックサイドフレームに連結されている。この連結部材は、外側補強シートの他端側及び内側補強シートの他端側を貫通している。即ち、連結部材を介して外側補強シートの他端側と内側補強シートの他端側とが連結されている。一方、外側補強シートの他端側及び内側補強シートの他端側に連結部材を貫通させる前の状態では、外側補強シートの他端側と内側補強シートの他端側とが連結されていない。
従って、外側補強シートと内側補強シートとを筒状に縫い合わせた構成と比較して、外側補強シートと内側補強シートとの間にエアバッグモジュールを挿入し易くなる。更に、内側補強シートの他端側をシートバックフレームのシート前後方向の後側に取り付けたことにより、シートバックサイドフレームに位置決めした状態で内側補強シートを保持することができる。これにより、連結部材を外側補強シートの他端側に貫通させた後に、当該連結部材を内側補強シート及びシートバックサイドフレームに容易に貫通させることができる。従って、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性を向上することができる。
請求項2に記載の車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記外側補強シートのシート幅方向の外側に配置され、前記サイド表皮によって被覆されると共に、前記外側補強シートの一端側から前記外側補強シートに沿って前記サイドエアバッグモジュールのシート前後方向の後側へ周り込むパッドサイド部と、前記シートバックサイドフレームのシート前後方向の前側に配置され、前記フロント表皮によって被覆されると共に、前記外側補強シート及び前記内側補強シートを挟んで前記パッドサイド部と対向するパッドフロント部と、を備えている。
請求項2に係る車両用シートによれば、外側補強シートのシート幅方向の外側にパッドサイド部が配置されている。このパッドサイド部は、外側補強シートの一端側から当該外側補強シートに沿ってサイドエアバッグモジュールのシート前後方向の後側へ周り込んでいる。また、シートバックサイドフレームのシート前後方向の前側には、パッドフロント部が配置されている。このパッドフロント部は、外側補強シート及び内側補強シートを挟んでパッドサイド部と対向している。
このようにパッドサイド部及びパッドフロント部がサイドエアバッグモジュールの周囲に配置された構成では、例えば、シートバックサイドフレームに対してパッドサイド部のシート前後方向の後端部をシート幅方向の外側へ移動させた状態で、パッドサイド部の後端部とシートバックサイドフレームとの間からサイドエアバッグモジュールがシートバックのサイド部の内部に配置される。このようにパッドサイド部とシートバックサイドフレームとの間の狭いスペースでサイドエアバッグモジュールをシートバックサイドフレームに連結する場合に、本発明は特に有効である。
請求項3に記載の車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記外側補強シートの他端側には、前記連結部材が貫通される第1貫通孔が形成され、前記内側補強シートのシート前後方向の中間部には、前記連結部材が貫通されると共に前記第1貫通孔よりも大きい第2貫通孔が形成されている。
請求項3に係る車両用シートによれば、内側補強シートのシート前後方向の中間部に外側補強シートの他端側に形成された第1貫通孔よりも大きい第2貫通孔が形成されている。これにより、内側補強シートの第2貫通孔にサイドエアバッグモジュールの連結部材を貫通し易くなる。従って、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性が向上する。
請求項4に記載の車両用シートは、請求項3に記載の車両用シートにおいて、前記シートバックサイドフレームには、前記連結部材が貫通孔される第3貫通孔が形成され、前記内側補強シートの他端側には、前記第3貫通孔と前記第2貫通孔とを連通させた状態で前記シートバックフレームに引っ掛けられる引掛け部が設けられている。
請求項4に係る車両用シートによれば、内側補強シートの他端側に引掛け部が設けられている。この引掛け部をシートバックフレームに引っ掛けることにより、シートバックサイドフレームの第3貫通孔と内側補強シートの第2貫通孔と連通させた状態で、内側補強シートを保持することができる。従って、内側補強シートの第2貫通孔及びシートバックサイドフレームの第3貫通孔にサイドエアバッグモジュールの連結部材を貫通し易くなる。従って、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性が向上する。
請求項5に記載の車両用シートは、請求項4に記載の車両用シートにおいて、引掛け部が、金属製とされている。
請求項5に係る車両用シートによれば、金属製の引掛け部をシートバックフレームに引っ掛けることにより、内側補強シートの第2貫通孔を外側補強シートの第1貫通孔よりも大きくし、第2貫通孔の縁と連結部材との間の隙間(遊び)を大きくしても、サイドエアバッグが展開されたときに、サイドエアバッグの展開荷重が引掛け部を介してシートバックフレームに伝達される。従って、内側補強シートの一端側に応力が集中し易くなるため、サイド表皮の端部とフロント表皮の端部とが縫い合わされた縫合部を所定のタイミングで開裂させることができる。
請求項6に記載の車両用シートは、請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記外側補強シートの他端側には、前記第1貫通孔が形成されたブラケットが設けられている。
請求項6に係る車両用シートによれば、外側補強シートの他端側に設けられたブラケットに第1貫通孔を形成したことにより、例えば、外側補強シートにおけるシート状の部位に第1貫通孔を形成した構成と比較して、第1貫通孔に連結部材を貫通し易くなる。従って、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性が向上する。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートによれば、シートバックサイドフレームに対するエアバッグモジュールの組み付け性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示されるサイドエアバッグ装置の組み付け方法を説明する図2に相当する断面図である。 図1に示されるサイドエアバッグ装置の組み付け方法を説明する図2に相当する断面図である。 比較例におけるサイドエアバッグ装置の組み付け方法を説明する図2に相当する断面図である。 比較例におけるサイドエアバッグ装置の組み付け方法を説明する図2に相当する断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、各図において適宜示される矢印Xはシート前後方向の前側を示し、矢印Yはシート幅方向の外側を示し、矢印Zはシート上下方向の上側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両用シート10が示されている。車両用シート10は、例えば運転席を構成するものであり、乗員が着座するシートクッション12と、シートクッション12のシート前後方向の後端部に傾倒可能に支持され、乗員の背部を支持するシートバック14と、シートバック14のシート上下方向の上端部に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレスト16とを備えている。
シートバック14は、シート幅方向の中央部に配置されたシートバック本体部14Aと、シートバック本体部14Aのシート幅方向の外側の端部に一体的に設けられた外側サイド部14Bと、シートバック本体部14Aのシート幅方向の内側の端部に一体的に設けられた内側サイド部14Cとを備えている。なお、外側サイド部14Bのシート幅方向の外側には、図示しない車両用サイドドアが配置されている。
図2に示されるように、外側サイド部14Bの内部には、当該外側サイド部14Bに沿ってシート上下方向に延びるシートバックサイドフレーム18が設けられている。シートバックサイドフレーム18は、シート幅方向の内側が開口された断面略C形状に形成されており、シート前後方向に沿った外側壁部18Aと、外側壁部18Aのシート前後方向の前端部からシート幅方向の内側へ屈曲された前側壁部18Bと、外側壁部18Aのシート前後方向の後端部からシート幅方向の内側へ屈曲された後側壁部18Cとを有している。
なお、図示を省略するが、シートバック14の内側サイド部14C(図1参照)には、シートバックサイドフレーム18と対をなすシートバックサイドフレームが設けられている。これら一対のシートバックサイドフレーム18、及び一対のシートバックサイドフレーム18の上端部をシート幅方向に連結するシートアッパフレーム等によってシートバックフレームが構成されている。
シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aには、後述するサイドエアバッグ装置50のサイドエアバッグモジュール(以下、単に「エアバッグモジュール」ともいう)52が組み付けられている。シートバックサイドフレーム18の周囲には、ウレタンウォーム等で形成されたシートバックパッド22が設けられている。シートバックパッド22は、パッドサイド部24とパッドフロント部28とを有している。
パッドサイド部24は断面略L字形状に形成されており、外側サイド部14Bにおけるエアバッグモジュール52のシート幅方向の外側に配置されている。パッドサイド部24のシート前後方向の後端部24Rは、エアバッグモジュール52のシート幅方向の外側からシート前後方向の後側へ回り込み、シートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cに達している。また、パッドサイド部24の後端部24Rには、シートバック14の背面を構成するバックカバートリム26の端部26Aがシート前後方向の後側から重ねられている。一方、パッドサイド部24のシート前後方向の前端部24Fは、エアバッグモジュール52からシート前後方向の前側へ延出されている。
シートバックパッド22のパッドフロント部28は、シートバックサイドフレーム18のシート前後方向の前側に配置されている。パッドフロント部28は、外側サイド部14Bと内側サイド部14C(図1参照)とにわたって配置されており、そのシート幅方向の外側の外側端部28Tがエアバッグモジュール52のシート前後方向の前側でパッドサイド部24の前端部24Fと対向している。これらのパッドフロント部28の外側端部28Tとパッドサイド部24の前端部24Fとの間には、後述するサイドエアバッグ54が展開されたときに、当該サイドエアバッグ54を外部へ放出させるための放出路30が形成されている。
また、パッドサイド部24の外面24A及びパッドフロント部28の外面28Aは、サイド表皮40及びフロント表皮42によってそれぞれ被覆されている。サイド表皮40はパッドサイド部24のシート幅方向の外側に配置されており、そのシート前後方向の前端部40Fがパッドサイド部24の前端部24Fに沿って放出路30内へ挿入されている。フロント表皮42は、パッドフロント部28のシート前後方向の前側に配置されており、そのシート幅方向の外側の外側端部42Tがパッドフロント部28の外側端部28Tに沿って放出路30内へ挿入されている。これらのサイド表皮40の前端部40Fとフロント表皮42の外側端部42Tとは、放出路30の出口付近において互いに縫い合わされている。以下、フロント表皮42の外側端部42Tとサイド表皮40の前端部40Fとが縫い合わされた部位を縫合部44という。
サイドエアバッグ装置50は、エアバッグモジュール52と、外側補強シート70と、内側補強シート80とを備えている。エアバッグモジュール52は、収容ケース56と、収容ケース56に折り畳まれた状態で収容されたサイドエアバッグ54と、収容ケース56に収容され、サイドエアバッグ54にガスを供給するガス供給手段としての図示しないインフレータとを有している。サイドエアバッグ54は、布や樹脂シート等により袋状に形成されており、インフレータからガスの供給を受けて膨張しながら展開するようになっている。なお、図2には、展開されたサイドエアバッグ54の外形が二点鎖線で示されている。
収容ケース56のシート幅方向の内側の内側面56Aには、連結部材としてのスタッドボルト58が設けられている。このスタッドボルト58は、収容ケース56の内側面56Aからシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aへ向けて突出している。一方、シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aには第3貫通孔60が形成されている。この第3貫通孔60に貫通されたスタッドボルト58及びナット62によって、エアバッグモジュール52がシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに連結されている。
なお、収容ケース56の内側面56Aには、少なくとも2つのスタッドボルト58がシート上下方向に間隔を空けて設けられている。また、シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aには、前述した少なくとも2つのスタッドボルト58がそれぞれ貫通される少なくとも2つの第3貫通孔60がシート上下方向に間隔を空けて形成されている。
外側補強シート70及び内側補強シート80は、サイド表皮40及びフロント表皮42よりも伸び難い布や樹脂シート等によって帯状に形成されている。外側補強シート70はパッドサイド部24とエアバッグモジュール52との間に配置されており、そのシート前後方向の一端部(前端部)70Fがサイド表皮40とフロント表皮42との縫合部44においてサイド表皮40の前端部40Fの内側に縫い合わされている。この外側補強シート70は、その一端部70Fから放出路30及びエアバッグモジュール52のシート幅方向の外側を通ってシート前後方向の後側へ延びると共にエアバッグモジュール52の後端部に沿ってシート幅方向の内側へ折り返されている。
また、外側補強シート70のシート前後方向の他端部(後端部)70Rは、エアバッグモジュール52の収容ケース56の内側面56Aとシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aとの間へ周り込んでいる。この外側補強シート70の他端部70Rには、当該外側補強シート70を厚さ方向に貫通する第1貫通孔72が形成されている。この第1貫通孔72には、前述したエアバッグモジュール52のスタッドボルト58が貫通されている。これにより、外側補強シート70の他端部70Rが、スタッドボルト58を介してシートバックサイドフレーム18に固定されている。
なお、外側補強シート70の他端部70Rには、前述した少なくとも2つのスタッドボルト58がそれぞれ貫通される少なくとも2つの第1貫通孔72がシート上下方向に間隔を形成されている。
内側補強シート80はエアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18との間に配置されており、そのシート前後方向の一端部(前端部)80Fがサイド表皮40とフロント表皮42との縫合部44においてフロント表皮42の外側端部42Tの内側に縫い合わされている。この内側補強シート80は、その一端部80Fから放出路30及びエアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aとの間を通ってシート前後方向の後側へ延びると共に、シートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cに沿ってシート幅方向の内側へ湾曲されている。
また、内側補強シート80のシート前後方向の他端部(後端部)80Rは、後側壁部18Cのシート幅方向の内側の内側端部18C1に取り付けられている。具体的には、内側補強シート80の他端部80Rには、引掛け部としての取付フック84が取り付けられている。この取付フック84は金属製で断面略J字形状に形成されており、シートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cの内側端部18C1に引っ掛けられている。これにより、内側補強シート80が所定の位置で保持されると共に、サイドエアバッグ54の展開荷重が、内側補強シート80及び取付フック84を介してシートバックサイドフレーム18に伝達されるようになっている。なお、取付フック84を樹脂で形成し、内側補強シート80の他端部80Rに縫い付けることも可能である。
また、エアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aとの間に配置された内側補強シート80のシート前後方向の中間部80Mには、当該内側補強シート80を板厚方向に貫通する第2貫通孔82が形成されている。この第2貫通孔82は取付フック84をシートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cの内側端部18C1に引っ掛けた状態で、シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60と連通する位置に配置されている。また、第2貫通孔82の直径は、第3貫通孔60及び外側補強シート70の他端部70Rに形成された第1貫通孔72の直径よりも大きくされている。この第2貫通孔82には、前述したエアバッグモジュール52のスタッドボルト58が貫通されている。これにより、内側補強シート80の中間部80Mがスタッドボルト58を介してシートバックサイドフレーム18に固定されると共に、スタッドボルト58を介して内側補強シート80の中間部80Mと外側補強シート70の他端部70Rとが連結されている。つまり、内側補強シート80の中間部80M及び外側補強シート70の他端部70Rは、スタッドボルト58によってシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに共締めされている。
なお、内側補強シート80の他端側にある中間部80Mには、前述した少なくとも2つのスタッドボルト58がそれぞれ貫通される少なくとも2つの第2貫通孔82がシート上下方向に間隔を空けて形成されている。
次に、シートバックサイドフレームに対するサイドエアバッグ装置の組み付け方法について説明すると共に、本実施形態に係る車両用シートの作用について説明する。
先ず、図3に示されるように、シートバックサイドフレーム18の周囲にパッドサイド部24及びパッドフロント部28を配置する。なお、図3では、パッドサイド部24がシートバックサイドフレーム18のシート幅方向の外側に配置された状態が二点鎖線で示されている。また、この状態では、パッドサイド部24の外面24Aを被覆するサイド表皮40の前端部40Fとパッドフロント部28の外面28Aを被覆するフロント表皮42の外側端部40Tとが縫合部44において縫い合わされている。更に、外側補強シート70の一端部70Fが縫合部44においてサイド表皮40の前端部40Fの内面に縫い合わされると共に、内側補強シート80の一端部80Fが縫合部44においてフロント表皮42の外側端部42Tの内面に縫い合わされている。
次に、実線で示されるように、縫合部44を支点としてパッドサイド部24の後端部24Rをシート幅方向の外側(矢印S方向)へ移動させる。この状態で、内側補強シート80の他端部80Rに設けられた取付フック84をシートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cの内側端部18C1に引っ掛ける。これにより、内側補強シート80がパッドフロント部28の外側端部28T及びシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに沿って配置される。この状態で、取付フック84をシート上下方向に移動し、シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60に対して内側補強シート80の中間部80Mに形成された第2貫通孔82を位置決めする。即ち、シートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60と内側補強シート80の中間部80Mに形成された第2貫通孔82とを連通させる。
次に、図4に示されるように、パッドサイド部24の後端部24Rとシートバックサイドフレーム18との間から、外側補強シート70と内側補強シート80との間へエアバッグモジュール52を挿入する。次に、外側補強シート70をエアバッグモジュール52の後端部に沿って折り返し、外側補強シート70の他端部70Rをエアバッグモジュール52の収容ケース56の内側面56A側へ周り込ませる。このとき、エアバッグモジュール52の収容ケース56に設けられたスタッドボルト58を外側補強シート70の他端部70Rに形成された第1貫通孔72に貫通させる。
次に、エアバッグモジュール52をシートバックサイドフレーム18側へ移動させながら、エアバッグモジュール52のスタッドボルト58を内側補強シート80の中間部80Mに形成された第2貫通孔82、及びシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60に貫通させる。次に、スタッドボルト58にシートバックサイドフレーム18のシート幅方向の内側からナット62を締め込んでエアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18とを連結する。その後、縫合部44を支点としてパッドサイド部24の後端部24Rをシートバックサイドフレーム18側へ移動させると共に、図示しないシートバックフレームにシート前後方向の後側からバックカバートリム26を取り付ける。
このようにサイドエアバッグ装置50がシートバックサイドフレーム18に組み付けられた状態において、エアバッグモジュール52のインフレータ(図示省略)が作動されると、サイドエアバッグ54の内部にガスが供給され、サイドエアバッグ54がエアバッグモジュール52の前端部から放出路30へ向けて膨張する。サイドエアバッグ54が膨張すると、外側補強シート70及び内側補強シート80がサイドエアバッグ54の膨張圧を受けて伸張し、外側補強シート70の一端部70F及び内側補強シート80の一端部80Fに応力が集中する。これにより、サイド表皮40とフロント表皮42とが縫い合わされた縫合部44が開裂され、図1に二点鎖線で示されるように放出路30の出口からサイドエアバッグ54が外側サイド部14Bのシート前後方向の前側へ展開される。つまり、サイドエアバッグ54が車両用シート10に着座した乗員と図示しない車両用サイドドアとの間へ展開される。
次に、本実施形態におけるサイドエアバッグ装置50の作用を明確にするために、比較例におけるサイドエアバッグ装置100の組み付け方法について説明する。
図5及び図6には、比較例に係るサイドエアバッグ装置100が示されている。このサイドエアバッグ装置100では、折り畳まれた外側補強シート70の他端部70Rに内側補強シート80の他端部80Rが縫い合わされている。即ち、外側補強シート70と内側補強シート80とは、筒状に縫い合わされている。また、外側補強シート70の他端部70R及び内側補強シート80の他端部80Rには貫通孔72A,72B,82がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔72A,72B,82及びシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60には、エアバッグモジュール52のスタッドボルト58が貫通されている。このスタッドボルト58及びナット62によって、エアバッグモジュール52がシートバックサイドフレーム18に連結されている。なお、比較例に係るサイドエアバッグ装置100の他の構成は、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置50と同じである。
この比較例に係るサイドエアバッグ装置100では、図6に示されるように、パッドサイド部24の後端部24Rとシートバックサイドフレーム18との間を開いた状態で、筒状に縫い合わされた内側補強シート80及び外側補強シート70の内側にエアバッグモジュール52を挿入しつつ、外側補強シート70の他端部70R及び内側補強シート80の他端部80Rにそれぞれ形成された貫通孔72A,72B,82にエアバッグモジュール52のスタッドボルト58を貫通させる。この状態で、エアバッグモジュール52をシートバックサイドフレーム18側へ移動させながら、エアバッグモジュール52のスタッドボルト58をシートバックサイドフレーム18の外側壁部18Aに形成された第3貫通孔60に貫通させる。次に、スタッドボルト58にシートバックサイドフレーム18のシート幅方向の内側からナット62を締め込んでエアバッグモジュール52とシートバックサイドフレーム18とを連結する。その後、縫合部44を支点としてパッドサイド部24の後端部24Rをシートバックサイドフレーム18側へ移動させると共に、図示しないシートバックフレームにシート前後方向の後側からバックカバートリム26を取り付ける。
このように比較例に係るサイドエアバッグ装置100では、筒状に縫い合わされた内側補強シート80及び外側補強シート70の内側にエアバッグモジュール52を挿入しつつ、外側補強シート70の他端部70R及び内側補強シート80の他端部80Rにそれぞれ形成された貫通孔72A,72B,82にエアバッグモジュール52のスタッドボルト58を貫通させる必要があるため、サイドエアバッグ装置100の組み付け作業に手間がかかる。
これに対して本実施形態に係るサイドエアバッグ装置50では、外側補強シート70と内側補強シート80とが筒状に縫い合わされていないため、外側補強シート70と内側補強シート80との間にエアバッグモジュール52を容易に挿入することができる。また、外側補強シート70と内側補強シート80が縫い合わされていないため、外側補強シート70の第1貫通孔72及び内側補強シート80の第2貫通孔82にエアバッグモジュール52のスタッドボルト58を別々に貫通させることができる。更に、外側補強シート70と内側補強シート80とを縫い合わせる必要がないため、縫い工数を削減することができる。
更にまた、内側補強シート80の他端部80Rに設けられた取付フック84をシートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cの内側端部18C1に引っ掛けることにより、シートバックサイドフレーム18の第3貫通孔60に対して内側補強シート80の第2貫通孔82を位置決めした状態、即ち、サイドフレーム18の第3貫通孔60と内側補強シート80の第2貫通孔82とを連通させた状態で、内側補強シート80を保持することができる。これにより、エアバッグモジュール52のスタッドボルト58を第2貫通孔82及び第3貫通孔60に容易に貫通させることができる。従って、比較例に係るサイドエアバッグ装置100と比較して、シートバックサイドフレーム18に対するエアバッグモジュール52の組み付け性が向上する。
また、本実施形態では、内側補強シート80の第2貫通孔82が、外側補強シート70の第1貫通孔72及びシートバックサイドフレーム18の第3貫通孔60よりも大きくされている。これにより、第2貫通孔82にスタッドボルト58を貫通し易くなると共に、シートバックサイドフレーム18の第3貫通孔60に対する内側補強シート80の第2貫通孔82の位置決めが容易になる。
更に、第2貫通孔82を他の第1貫通孔72及び第3貫通孔60よりも大きくし、第2貫通孔82の縁とスタッドボルト58との隙間(遊び)を大きくしても、内側補強シート80の他端部80Rに設けられた金属製の取付フック84がシートバックサイドフレーム18の後側壁部18Cの内側端部18C1に引っ掛けられているため、サイドエアバッグ54が展開されたときに、サイドエアバッグ54の展開荷重が取付フック84を介してシートバックフレーム18に伝達される。従って、内側補強シート80の一端部80Fに応力が集中し易くなるため、サイド表皮40とフロント表皮42とが縫い合わされた縫合部44を所定のタイミングで開裂させることができる。
次に、上記実施形態に係るサイドエアバッグ装置の変形例について説明する。
上記実施形態では、外側補強シート70の他端部70Rに第1貫通孔72を形成したが、例えば、外側補強シート70の他端部70Rに金属プレート等で形成されたブラケットを取り付け、当該ブラケットに第1貫通孔72を形成しても良い。このようにブラケットに第1貫通孔72を形成することにより、エアバッグモジュール52のスタッドボルト58を第1貫通孔72に更に貫通させ易くなる。また、第1貫通孔72は、外側補強シート70の他端部70Rに限らず、当該他端部70Rを含む外側補強シート70の他端側に形成されていれば良い。
また、上記実施形態では、内側補強シート80の第2貫通孔82の直径を外側補強シート70の第1貫通孔72及びシートバックサイドフレーム18の第3貫通孔60の直径よりも大きくしたが、例えば、第2貫通孔82をシート前後方向やシート上下方向に延びる長孔として、第1貫通孔72及び第3貫通孔60よりも大きくしても良い。また、第2貫通孔82は、第1貫通孔72及び第3貫通孔60と同じ大きさにすることも可能である。
また、上記実施形態では、引掛け部として断面略J字形状の取付フック84を用いたがこれに限らない。引掛け部は、シートバックサイドフレーム18に引っ掛けられた状態で内側補強シート80を保持可能であれば良く、例えばシートバックサイドフレーム18に突起を設け、この突起に引掛け部を引っ掛けても良い。また、内側補強シート80の他端側をボルトや接着テープ等でシートバックサイドフレーム18に取り付けることも可能である。更に、内側補強シート80の他端部80Rは、シートバックサイドフレーム18に限らず、シートバックフレームを構成する他のフレームに取り付けても良い。更にまた、内側補強シート80の他端部80Rを含む内側補強シート80の他端側をシートバックサイドフレーム18等に取り付けても良い。
また、上記実施形態では、連結部材としてスタッドボルト58を用いたが、連結部材としては従来周知の種々の連結部材を用いることができる。
更に、上記実施形態では、外側補強シート70及び内側補強シート80の一端部70F,80Fを縫合部44に縫い合わせたが、これらの一端部70F,80Fを含む外側補強シート70及び内側補強シート80の一端側を縫合部44に縫い合わせても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両用シート
14 シートバック
14B 外側サイド部(サイド部)
18 シートバックサイドフレーム(シートバックフレーム)
24 パッドサイド部
28 パッドフロント部
40 サイド表皮
42 フロント表皮
44 縫合部
52 サイドエアバッグモジュール
54 サイドエアバッグ
58 スタッドボルト(連結部材)
70 外側補強シート
60 第3貫通孔
70 外側補強シート
70F 一端部(外側補強シートの一端側)
70R 他端部(外側補強シートの他端側)
72 第1貫通孔
80 内側補強シート
80F 一端部(内側補強シートの一端側)
80M 中間部(内側補強シートの他端側、中間部)
80R 他端部(内側補強シートの他端側)
82 第2貫通孔
84 取付フック(引掛け部)

Claims (6)

  1. シートバックのサイド部に配置されると共にシート上下方向に延びるシートバックサイドフレームを有するシートバックフレームと、
    前記サイド部をシート幅方向の外側から覆うサイド表皮と、
    前記サイド部をシート前後方向の前側から覆うと共に、端部が前記サイド表皮の端部と縫い合わされたフロント表皮と、
    前記シートバックサイドフレームのシート幅方向の外側に配置され、ガスの供給を受けて前記サイド表皮の前記端部と前記フロント表皮の前記端部との縫合部へ向けて展開するサイドエアバッグを有するサイドエアバッグモジュールと、
    一端側が前記縫合部において前記サイド表皮の前記端部に固定されると共に、他端側が前記サイドエアバッグモジュールのシート幅方向の外側を通って該サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとの間へ周り込む外側補強シートと、
    一端側が前記縫合部において前記フロント表皮の前記端部に固定されると共に、他端側が前記サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとの間を通って前記シートバックフレームのシート前後方向の後側に取り付けられる内側補強シートと、
    前記サイドエアバッグモジュールに設けられ、前記外側補強シートの他端側、前記内側補強シートの他端側、及び前記シートバックサイドフレームを貫通して前記サイドエアバッグモジュールと前記シートバックサイドフレームとを連結する連結部材と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記外側補強シートのシート幅方向の外側に配置され、前記サイド表皮によって被覆されると共に、前記外側補強シートの一端側から前記外側補強シートに沿って前記サイドエアバッグモジュールのシート前後方向の後側へ周り込むパッドサイド部と、
    前記シートバックサイドフレームのシート前後方向の前側に配置され、前記フロント表皮によって被覆されると共に、前記外側補強シート及び前記内側補強シートを挟んで前記パッドサイド部と対向するパッドフロント部と、
    を備える請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記外側補強シートの他端側には、前記連結部材が貫通される第1貫通孔が形成され、
    前記内側補強シートのシート前後方向の中間部には、前記連結部材が貫通されると共に前記第1貫通孔よりも大きい第2貫通孔が形成されている、
    請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記シートバックサイドフレームには、前記連結部材が貫通孔される第3貫通孔が形成され、
    前記内側補強シートの他端側には、前記第3貫通孔と前記第2貫通孔とを連通させた状態で前記シートバックフレームに引っ掛けられる引掛け部が設けられている、
    請求項3に記載の車両用シート。
  5. 引掛け部が、金属製とされている、
    請求項4に記載の車両用シート。
  6. 前記外側補強シートの他端側には、前記第1貫通孔が形成されたブラケットが設けられている、
    請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の車両用シート。
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