JP2016013323A - 遊技機 - Google Patents

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市原 高明
Takaaki Ichihara
高明 市原
岩田 和也
Kazuya Iwata
和也 岩田
牧子 鈴木
Makiko Suzuki
牧子 鈴木
健一 江口
Kenichi Eguchi
健一 江口
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【課題】遊技機において、遊技領域に取付けられる障害釘の基部周りを装飾する。【解決手段】表面を遊技球が流下可能な遊技パネル15を備え、遊技パネル15に設定された遊技領域9に、遊技球が衝突してその流下方向が変えられる複数の障害釘39が基部42を植設されており、遊技パネル15の前記障害釘39の基部42周りの所定範囲が発光する発光部分(発光部材43)とされている。発光部分は発光シート44や駒(発光部材43)の形態とされる。【選択図】図14

Description

この発明は遊技球が流下可能な遊技パネルを具備した遊技機に関する。
遊技球が流下可能な遊技パネルを具備した遊技機(パチンコ遊技機など)において、遊技パネルに設けられた障害釘に遊技球を衝突させてその流下方向を変えることで興趣を高めるものがある。
この種の障害釘に関しては種々の提案がなされている。
特許文献1のパチンコ機(遊技機)では遊技釘(障害釘)そのものの挿入部分を抜け止め加工部8と、ストレート部59を備えたものとし、遊技板の裏面側に設けた凹部50内に前記のストレート部59を配置して取付け、遊技釘を折れにくくしている。
特許文献2のパチンコ遊技機では、合成樹脂製の遊技板10に多数の下穴10aを形成し、各下穴10aに遊技釘99を遊技板の表面から圧入する構造において、前記の圧入に伴う遊技板の変形を遊技板の表面に形成した変形防止溝10cと側面に形成した変形防止凹部10dで吸収させるようにしている。
また、特許文献3の遊技機では、遊技盤Dの基材(遊技パネル)前面に金属反射層21とその表側に窓を有する盤面装飾シート20を設け、窓の箇所に第1遊技釘31を配置し、窓を第1遊技釘の映り込み部とすることで、釘の調整作業を容易にする構成が記載されている。
なお、特許文献4の遊技機では、遊技パネルの盤面装飾に関して光源と導光板と反射板を用いた種々の盤面装飾構造が提案されている。
特開2007−105306号公報 特開2010−268897号公報 特開2013−154113号公報 特開2007−14607号公報
しかし、従来の遊技機において、遊技パネルに設けられる障害釘は、遊技球の流下方向に変化を与えるだけのものにすぎず、障害釘の存在により遊技パネルの装飾効果が向上するものではなかった。
この発明は遊技領域において多数存在し、かつ、遊技者が遊技球を追って必ず注目する障害釘を用いた新たな盤面装飾によって、遊技パネルの装飾効果を向上させることを課題とする。
〔手段1〕
遊技球が流下可能な遊技パネルを備えた遊技機であって、
前記遊技パネルには、
遊技球の流下方向に変化を与えるために植設された障害釘と、
前記障害釘のうちの前記遊技パネルに植設された基部の周りに設けられ、この基部の周りの所定範囲を発光させる発光部とが設けられていることを特徴とする遊技機。
〔手段2〕
手段1において、発光部は、障害釘の基部周りに配置される発光シートであり、遊技パネル前面側からの光照射を受けて発光するものとする。
〔手段3〕
手段1に記載の遊技機であって、発光部は、発光部へ直接に配置された光源からの光が遊技パネルの前面側へ直接出射されることで発光する直射タイプの発光部とする。
また、障害釘は基部が発光部に植設されており、発光部を遊技パネルへ固定することで障害釘が遊技パネルに固定される。
〔手段4〕
手段1に記載の遊技機であって、発光部は、光源からの投射光が発光部の箇所で屈折されて遊技パネルの前面側へ出射される反射タイプの発光部とする。また、障害釘は基部が発光部に植設されており、発光部を遊技パネルへ固定することで障害釘が遊技パネルに固定される。
〔手段5〕
手段3、4に記載の遊技機であって、発光部は、障害釘の基部の周りに設けられ、前後方向を軸とした柱状部材であって、剛性のある導光材で形成される。
〔手段6〕
表面を遊技球が流下可能な透明な遊技パネルを備えた遊技機であって、
遊技球の流下方向に変化を与えるための障害釘の基部が、軸を前後方向とした剛性のある透明な柱状部材に植設され、その柱状部材を前記遊技パネルに設けた前後方向の装着孔へ取付けることによって、障害釘が前記遊技パネルに取付けられるものであり、
前記柱状部材に外部からの光を受けて発光する蛍光物質を混在させると共に、前記遊技パネルの側面から前記柱状部材へ光を照射させる。
〔手段7〕
表面を遊技球が流下可能な透明な遊技パネルを備えた遊技機であって、
前記遊技パネルには、
遊技球の流下方向に変化を与えるために植設された障害釘と、
前記遊技パネルの表面又は裏面であって、前記障害釘のうちの前記遊技パネルに植設された基部の周りの所定範囲に、光を散乱するための光散乱用粗面を設け
前記遊技パネルの側面から前記光散乱用粗面へ光を照射させる。
障害釘を用いた新たな盤面装飾により、遊技パネルの装飾効果を向上させることができる。
パチンコ遊技機を分解して示す斜視図。 扉枠を外したパチンコ遊技機の正面図。 遊技盤を分解して示す斜視図。 遊技パネルの一部を示した正面図。 障害釘の基部周りを示した斜視図(一部断面、実施例1)。 障害釘の基部周りが照射される状態を示した斜視図。 発光シートの大きさを示す模式断面図。 障害釘に基部周りを示した斜視図(一部断面、実施例2)。
実施例2の変形例を示す断面模式図。 実施例2の他の変形例を示す断面模式図。 実施例2の他の変形例を示す断面模式図。 (イ)、(ロ)は、共に実施例3の構造を示した断面模式図。 透明な遊技パネルにおける実施例2の作動を示した模式図。 遊技領域の最上部を示した正面図。
〔実施例1〕
パチンコ遊技機1は、図1のように、外枠2、本体枠3、遊技盤4、扉枠5を備える。パチンコ遊技機1は、表面を遊技球が流下可能な遊技パネルを備えた遊技機の一つである。
外枠2は、遊技ホールの島設備に設置される矩形の枠体である。
本体枠3は、外枠2に開閉自在に軸支され前側が開放された箱状の枠体である。本体枠3の内部には概略で示す電源ユニット6、遊技球の発射装置7、賞球払出機構8、打ち出された遊技球の回収機構(見えていない)などが配置されている。
遊技盤4は、本体枠3に前側から装着固定される。遊技盤4はまた、遊技領域9を有し、この領域9には、遊技媒体としての遊技球が打ち込まれる。遊技盤4については後述する。
扉枠5は、本体枠3及び遊技盤4の前面を遊技者側から閉鎖するように本体枠3に対して開閉自在に軸支されている。扉枠5は、遊技者が遊技盤4の前記遊技領域9を視認可能なようにガラスを嵌めた窓10を備え、また、扉枠の窓10の下方に遊技球を貯留する上皿11、下皿12を備えている。さらに、扉枠5の前面下部には遊技者が操作するハンドル装置13を備えている。
図2は、パチンコ遊技機1をその扉枠5を外して示しており、本体枠3に取付けられた遊技盤4が見えている。
遊技盤4は、図3に分解して示すように、前構成部材14、遊技パネル15、センター役物16、裏ユニット17、液晶装置18、基板ホルダ19及び主制御基板ボックス20などから構成されている。
前構成部材14は、全体が矩形で内側に円形の窓孔21を有し、その内周面が前記の遊技領域9の外周を区画する。遊技領域9は、遊技者がハンドル装置13を操作することで遊技球が打ち込まれる領域である。
前構成部材14は、外レール22、内レール23、内周レール24およびアウト口誘導面25を備える。
外レール22は、正面視において、左右方向中央よりも左寄りの下端から時計回りの周方向へ円弧状に延びるレールであって、正面視左右方向中央の上端を通り過ぎた右斜め上部まで延びている。
内レール23は、正面視において、前記の外レール22の内側に遊技球の通過間隔をとって外レール22に沿って配置されており、正面視において、左右方向の中央下部から左斜め上部まで円弧状に延びている。
内周レール24は、正面視において、前記内レール23の下端から滑らかに連続するように反時計回りで周方向へ円弧状に延び、その終端(上端)は前記外レール22の終端(上端)と衝止部26によって接続されている。前記の衝止部26は、ほぼ上下方向に配置されている。
内レール23と内周レール24のそれぞれの始端(下端)はアウト口誘導面25に接続されている。また、内レール23の上端には逆流防止部材27が回動可能に軸支されており、外レール22との間を閉鎖する方向にバネによって付勢されている。逆流防止部材27は、遊技球の発射装置7から打ち出され外レール22と内レール23の間を移動してきた遊技球を遊技領域9へ通過させるが、一旦、遊技領域9へ放出された遊技球が、前記とは逆に、外レール22と内レール23の間を発射装置7側へ向かって逆移動しないようにする一方向弁である。
さらに、前記の外レール22と内レール23のそれぞれの下端部は、間隔をとってはなれており、下端開口部28を形成している。そして、遊技盤4を本体枠3に取付けた状態において、前構成部材14の前記下端開口部28が、本体枠3の遊技球の発射装置7における発射レール29の延長線上に位置するようになっている。なお、外レール21の下端と発射レール29の上端との間には、ファール球を回収するためのファール空間30が形成される。遊技球の発射装置7から打ち出された遊技球は、前記の発射レール29に勢いよく案内されてこのファール空間30を飛び越え、外レール22と内レール23との間の前記下端開口部28から外レール22と内レール23との間に打ち込まれる。
前構成部材14は、具体的に図示してはいないが、さらに、本体枠3の遊技盤保持口に遊技盤4を取り付けて保持させるための遊技盤止め具や本体枠3側の位置決め部材と嵌合する固定凹部など有する。また、符号31は前構成部材側の球通路用切欠部(図3)であって、扉枠5側の上皿11へ賞球を払い出したり、同下皿12へファール球を返還したりするとき遊技球が通過する。
遊技パネル15は、この実施例において、所定厚さ(例えば、18mm〜21mm)の透明なアクリル板材によって形成されており、図3、図4に示すように、この実施例では前構成部材14の外形と略同じ外形とされている。なお、遊技パネル15の素材としてはべニア合板、ポリカーボネイト樹脂、ポリアリレート樹脂、メタクリル樹脂等の透明な合成樹脂板を上げることができる。
遊技パネル15は、正面視において中央に開口部32を備えるとともに、下辺に前構成部材14におけるアウト口誘導面25と対応したアウト口33、パネル側の球通路用切欠部34および機能表示ユニットの後方突出部が挿入される挿入穴35を備える。
遊技パネル15は前構成部材14と複数の取付けボスによる嵌合構造で結合され、複数の取り付け孔から差し込まれるネジによって固定する。また内レール23は、その下辺に形成してある小突起を遊技パネル15の表面に形成した複数の内レール固定孔に嵌合して位置決めし取り付ける。
遊技パネル15の開口部32にはセンター役物16が取り付けられ、開口部32の周囲が装飾される。センター役物16は基本的に環状であって、中央部を開口させて液晶表示装置18(図3)を見通せる構造としてある。また、ワープ入口やステージを備える。
センター役物16は前記開口部32の周縁のみを装飾し、遊技パネル15のその余の表面には、パチンコ遊技機がお客に提供する演出のテーマに合わせた絵柄が施される。絵柄は種々であり、図4では、遊技パネル15に前記開口部32以外に絵柄に合わせて前後方向に貫通した切り抜き36が形成されている。
遊技領域9は遊技パネル15の表面に設定されるが、前構成部材14の前記外レール22などによってその外周が区画される。また、遊技パネル15の表面は、前後方向で見た遊技領域9の後端(後面)となる。この後面には、図示を省略するが、障害釘や入賞口、電動チューリップ、チャッカー、風車などパチンコ遊技に必要な部品が装着されている。なお、図1に示す遊技盤4は、遊技領域9の詳細を省略し、空白で示しているが、実際には前記の部材が存在する。
遊技パネル15には、盤面装飾が行われる。この実施例では表面側に薄い透明シートに絵柄が印刷されたセル38(図5)が貼着されている。
図4は、透明な遊技パネル15における障害釘39の配置例を遊技領域9のほぼ最上部から左側部分について示したものであり、複数本が取り付けられている。符号22は外レール、符号23は内レールであり、また、符号40は風車を示したものである。
障害釘39は、図5に示すように、遊技パネル15へ予め形成した厚み方向の嵌合孔41へ、基部42を挿し込み固定した構造である。なお、障害釘39の基部を遊技パネル15の嵌合孔へ取付ける方法は種々あり、圧入したり、挿入後接着したりする。
図8に示す例では、障害釘39は基部42へ予め取り付けた駒43(図は円柱タイプ)を透明な遊技パネル15の装着孔49へ挿し込み接着材で固定している。
図5の例では、障害釘39を透明な遊技パネル15へ単に取付けるだけでなく、その基部周りに発光シート44を装着している。発光シート44は透明なプラスチックシートに、この実施例では蛍光顔料(TbとCeをドーピングしたY2SiO5)を混入した材料であり、前記のセル38と同じ厚さで、セル38に形成した障害釘39周りの切り抜き孔45に嵌め込み、セル38との境界に段差を生じないようにしている。前記の蛍光顔料は、波長300〜400nmの紫外線を受けて青色蛍光を発するものであり、障害釘39の基部で発光し盤面を装飾する。紫外線は遊技パネル15の表面側から照射する場合(図6)と、透明な遊技パネルの場合にはパネルの側面からパネルの面内へ投射する場合がある(図7)。光源48は紫外線半導体が好ましいがブラックライトであってもよい。紫外線は扉枠5の前面ガラスによって大部分が遮蔽されるので、遊技者への影響はほとんどないが、直接に遊技者の目に入らないように、図6のように、前構成部材14の遊技領域9側へ張り出した部分の裏面側に配置し、遊技領域9の表面側へ向けて投射させる。あるいは、遊技盤4に対して開閉する扉枠5の裏面側に配置し、遊技領域9へ向けて投射させる構造でもよい。
発光シート44に対する紫外線照射を遊技パネル15の表面側から行う場合、遊技パネル15は従来のべニア合板であってもよい。なお、遊技パネル15が透明であって、側方から紫外線を投射する構造では、図7のように、透明な遊技パネル15の前記発光シート44が存在する部分の表面を光散乱用粗面46にして側方から投射されてくる紫外線を前記の粗面46で乱反射させ、発光シート44に紫外線を誘導すると効果的である。
なお、前記の発光シート44を配置する範囲は、この実施例において図7に示すように障害釘39を中心にして遊技球47の半径に等しい円かこれよりも狭い範囲としている。これにより、遊技球47が障害釘39に当接する際に遊技球47が発光シート44の領域へ入り込まないようにし、前記の段差を生じない構成と共に、遊技球がセル38の領域から素材の異なる発光シート領域へ入り込んで、遊技球47の挙動に従来と異なる動きの出ることを防止している。
図8は、障害釘39の取付けに駒43を用いる場合であり、この実施例では駒43を発光部部材(発光部材43)とすることで障害釘39を単に遊技パネル15へ取付けるだけでなく、障害釘39の基部まわりに盤面装飾の効果を持たせている。
すなわち、駒43はこの実施例において円柱状であって中央に障害釘39の基部42を嵌入させる嵌合孔41を有している。駒43の高さは遊技パネル15の厚さに等しい。
障害釘39は基部42に発光部材43を取り付けてから、発光部材43を遊技パネル15に設けた装着孔49へはめ込み接着することにより取付ける。なお、セル38は少なくとも発光部材43の箇所では透明とされており、段差を作らないために、発光部材43の前面側を覆っている。
発光部材43の発光態様としては種々の構成が考えられる。図9は直射タイプであって、発光部材43の下面(遊技パネル15の裏面側)にLED50を配置している。この場合、発光部材43はアクリルなど導光性で十分な剛性を備えた導光材(プラスチック)で構成されており、LEDの発光は導光材を通じて直接に遊技者側へ出射される。明るく輝度の高い光で障害釘39の基部周りを装飾することができる。直射式の場合は、側方から光を投射できないベニア合板による遊技パネル15に使用できる。符号51はねじ状凹凸面であり、断面が小さな山形の環状隆起が発光部材43の外周囲に多数重ねて形成してある。LED50の投射光を拡散させる目的である。
図10は、反射タイプであって、導光材からなる発光部材43の下面に前後方向に対して傾斜した面(傾斜面52)を設けて、この面を鏡面としてある。遊技パネル15はアクリル樹脂製で透明であり、側面に取付けたLEDなどの光源48から光が投射される。
透明な遊技パネルの面内を伝播してきた光は、傾斜面52で屈折して前方へ出射し、遊技者の目に入る。この場合も、発光部材43は明るく見え、障害釘39の基部周りを用いた盤面装飾が可能となる。
図11は、図6の場合と同様、蛍光顔料を紫外線で発光させるタイプであり、円柱状の発光部材43はアクリルなどの導光材とし、導光材に蛍光顔料を混入している。そして、透明な遊技パネル15の側面から紫外線を投射している。光源は紫外線半導体である。
紫外線に励起された蛍光顔料の粒子は発光し、その光は発光部材43の前面から出射して遊技者の目に入る。種々な蛍光顔料を用いて種々な色の蛍光を利用することができる。
図12(イ)、(ロ)は、発光部材43の形態に関するものであり、(イ)では前面側へ向けて広がる円錐形であり、(ロ)は裏面側へ向けて広がる円錐形とされている。つまり、障害釘39の基部42を固定する駒としての発光部材43が円錐形であると、遊技パネル15の装着孔49へ発光部材43を嵌合して取付けるときに円錐の斜面が案内となって嵌め込みやすく、作業しやすい。(イ)の場合は前面側から、(ロ)の場合は裏面側から嵌合する。
また、透明な遊技パネル15の切断端面から光を投入する構成として、遊技盤4が備えたセンター役物16の透明な遊技パネル15の開口部32と対向する箇所や前構成部材14の外周側縁部の内側であって、透明な遊技パネル15の外周面と対向する箇所などに、LED、紫外線半導体あるいはブラックライトなどの光源48を装着しておき、前構成部材14に透明な遊技パネル15を取り付けたり、あるいはセンター役物16を前記開口部32に取付けたりすると、同時に透明な遊技パネル15の切断端面に光源48が配置される構成とすることができる。図13は、このような例を模式的に示したものであり、透明な遊技パネル15の側面に配置された光源48からの投射光が障害釘39の基部周りの発光部材43に投射される配置とされている。
図14は、遊技領域9における障害釘39の配置の例を示したものであり、この例では遊技領域9における最上部の障害釘39を示している。そして、すべての障害釘39の根元に発光部材43が配置されているのではなく、遊技者が遊技球を発射した際に遊技領域9において最初に衝突する可能性のある障害釘39の根元にのみ配置している。3連につながる障害釘39aの箇所では、3本それぞれにではなく、3本分を一体にまとめた形態の発光部材43としている。これにより、連設する複数の障害釘の根元付近を発光させる際の遊技パネルに対する発光部材の取付作業を容易にできる。
また、この構成では、発光部材43による盤面装飾ばかりでなく、発光部材43によって、遊技者として最初に狙うべき障害釘39の位置をわかりやすくしている。あるいは、狙い定めた障害釘39に遊技球を集中させて発射し易くなって遊技成績を向上させる可能性もある。
この場合に、発光部材43が光源によって常時発光されていても良いし、障害釘39の基部42と発光部材43との間に、圧電素子や振動検出素子を配置してその電力や振動検出信号に基づく制御を利用して、遊技球が衝突したときだけその障害釘39の発光部材43(前記の直射タイプが好ましい)が発光するようにして遊技者の興趣を高めることもできる。この場合、発光に関連した音が伴うとさらに効果的である。
基板ホルダ19は、遊技パネル15の後側下部に配置された上方及び前方が開放された横長の箱状の部材であり、後面に主制御基板ボックス20を着脱可能に支持する。
基板ホルダ19は、底壁部の上面がアウト球排出部へ向かって低く形成されている。このアウト球排出部は、遊技パネル15のアウト口33とつながっており、遊技球を遊技盤4の下方へ排出する。また、基板ホルダ19は遊技パネル15を挟持して前構成部材14に組付けられる。
主制御基板ボックス20は、基板ベースと基板カバーとからなる横長箱状の部材であり、主制御基板を格納している。主制御基板には、パチンコ遊技機1の稼働と演出を制御するために必要な電子部品や端子等が実装されている。主制御基板を格納した基板ベースと基板カバーは両者にわたり貼付される密封シールで機密性が保証され、また、基板ベースに対して基板カバーは開閉の痕跡が残ってしまうが封止部によって密閉される。
また、主制御基板ボックス20は、主制御基板に取付けられた、RAMクリアスイッチや試験用端子、周辺制御基板や払出制御基板等と接続するための各種接続端子等が後側へ臨んでいる。
遊技盤4は、主制御基板、周辺制御基板を備え、主制御基板のプログラムが主制御MPUを駆動して遊技の進行を制御する。主制御MPUは、遊技進行のための各種処理プログラムや各種コマンドを記憶したROM、一時的にデータを記憶するRAM等を内蔵したマイクロプロセッサであり、遊技演出の制御に関する各種コマンド及びパチンコ遊技機1の状態に関する各種コマンドを周辺制御基板に送信する。
周辺制御基板はマイクロプロセッサとしての周辺制御MPUと各種処理プログラム、各種コマンド及び各種スケジューラを記憶する周辺制御ROM、高音質の演奏を行う音源ICとこれを参照する音楽及び効果音等の音情報が記憶されている音ROMなどを備えている。
そして、周辺制御MPUは、主制御基板からの各種コマンドを複数のポートで受信すると、受信した各種コマンドに基づいて、遊技盤4の各装飾基板に設けた複数のLED等を点灯、点滅又は階調点灯させたり、遊技盤4に設けた各種可動体を作動させたり、扉枠5側の発光や音を制御したりする。
以上の構成であり、遊技者はハンドル装置13を操作して遊技球を遊技領域9に打ち込み、遊技球が遊技領域9を落下する間に障害釘に邪魔される様子や入賞口への接近などによるスリルと、これを盛り上げる画像と音および光による演出とによって遊技を楽しむことができる。その際、遊技パネルに設けられる障害釘の根元付近が発光する新たな装飾効果によって、合板の遊技パネルの表面に貼り付けた一枚のセル絵柄による装飾効果とは異なる印象を遊技者に与えることができ、遊技興趣を高められる。
以上、実施例について説明した。
遊技パネル15に関する構成以外はすでに公知となっているパチンコ遊技機の構成を採用することができる。
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 本体枠
4 遊技盤
5 扉枠
6 電源ユニット
7 遊技球の発射装置
8 賞球払出機構
9 遊技領域
10 扉枠の窓
11 上皿
12 下皿
13 ハンドル装置
14 前構成部材
15 遊技パネル
16 センター役物
17 裏ユニット
18 液晶装置
19 基板ホルダ
20 主制御基板ボックス
21 円形の窓孔
22 外レール
23 内レール
24 内周レール
25 アウト口誘導面
26 衝止部
27 逆流防止部材
28 下端開口部
29 発射レール
30 ファール空間
31 球通路用切欠(前構成部材)
32 開口部
33 アウト口
34 球通路用切欠(遊技パネル)
35 機能表示ユニットの挿入穴
36 切り抜き
37 裏箱
38 セル
39 障害釘
40 風車
41 釘の嵌合孔
42 基部
43 発光部材(駒)
44 発光シート
45 切抜き孔
46 光散乱用粗面
47 遊技球
48 光源
49 装着孔
50 LED
51 ねじ状の凹凸面
52 傾斜面

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技パネルを備えた遊技機であって、
    前記遊技パネルには、
    遊技球の流下方向に変化を与えるために植設された障害釘と、
    前記障害釘のうちの前記遊技パネルに植設された基部の周りに設けられ、この基部の周りの所定範囲を発光させる発光部とが設けられていることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10216305A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Sankyo Kk 弾球遊技機

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