JP2016013066A - ペットフードの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】釜の中でフード粒に油脂をコーティングする工程を含むペットフードの製造方法の、製造効率を向上させる。
【解決手段】原料混合物を造粒してフード粒を得る造粒工程と、前記フード粒をコーティング釜に投入し、油脂をコーティングする油脂コーティング工程とを有するペットフードの製造方法であって、前記フード粒の温度を40〜70℃に昇温させて前記コーティング釜に投入するフード粒昇温工程を有する、ペットフードの製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明はペットフードの製造方法に関する。
ペットフードのフード粒に油脂をコーティングすると、ペットフードのカロリーを高めることができる。また、ペットの食いつき(嗜好性)を向上させることができる。
フード粒に油脂をコーティングする方法として、例えばフード粒と油脂とが接触した状態で減圧する真空コート法が知られている。
コーティングする油脂としては、例えば牛脂が用いられ、液状にするために、予め40〜50℃に加温して用いられる。
特許文献1には、セラミックヒーターを備えた炉内(190〜210℃)で焼成されたフード粒に、真空コート法で油脂をコーティングする方法が記載されている。この方法では、焼成後のフード粒がネットコンベヤーで搬送されている間に冷却されるため、該フード粒を釜へ投入して40℃以上に加温してから、油脂を添加し、釜内を減圧した後、徐々に大気圧に戻すことにより油脂のコーティングを行う。油脂を添加する前にフード粒を40℃まで加温することによって、油脂の固化を防止できることが記載されている。
特開2013−17470号公報
しかしながら、真空コート法など釜の中でフード粒に油脂をコーティングする工程はバッチ式であるため、かかる工程を含むペットフードの製造方法は、製造効率を向上させることが難しい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、釜の中でフード粒に油脂をコーティングする工程を含むペットフードの製造方法の、製造効率を向上させることを課題とする。
本発明は以下のとおりである。
[1] 原料混合物を造粒してフード粒を得る造粒工程と、前記フード粒をコーティング釜に投入し、油脂をコーティングする油脂コーティング工程とを有するペットフードの製造方法であって、前記フード粒の温度を40〜70℃に昇温させて前記コーティング釜に投入するフード粒昇温工程を有する、ペットフードの製造方法。
[2] 前記油脂コーティング工程において、油脂の温度を40〜70℃に昇温させて前記フード粒に添加する、[1]記載のペットフードの製造方法。
[3] 前記フード粒をコーティング釜に投入する前に貯蔵する工程を有し、前記フード粒昇温工程が、貯蔵後のフード粒をコーティング釜に投入する前に昇温させる工程である、[1]または[2]に記載のペットフードの製造方法。
[4] 前記フード粒昇温工程において、前記コーティング釜に向かって搬送中のフード粒を昇温させる、[1]〜[3]のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
[5] 前記油脂コーティング工程が、前記コーティング釜内に投入されたフード粒に、油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す工程を含む、[1]〜[4]のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
[6] 前記油脂コーティング工程が、前記コーティング釜内に投入されたフード粒に、第1の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第1の油脂コーティング工程と、該第1の油脂コーティング工程の後、前記コーティング釜内のフード粒に、第2の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第2の油脂コーティング工程とを含み、前記第1の油脂コーティング工程と第2の油脂コーティング工程との間に、前記コーティング釜の内壁温度を40〜70℃に保ちながら、該コーティング釜内のフード粒を撹拌する工程を有する、[1]〜[5]のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
[7] さらに、前記油脂コーティング工程の後に、前記フード粒に粉状の外添剤をコーティングする粉コーティング工程を有する、[1]〜[6]のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
本発明によれば、釜の中でフード粒に油脂をコーティングする工程を含むペットフードの製造方法の製造効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示す工程図である。 本発明の他の実施形態を示す工程図である。
本明細書において、「ペット」とは人に飼育されている動物をいう。より狭義の意味では、ペットは飼い主に愛玩される動物である。また、「ペットフード」とは、ペット用の飼料をいう。本発明にかかるペットフードを「動物用飼料」又は「動物の餌」として販売することが可能である。
本明細書において、油脂を「コーティングする」とは、油脂をフード粒の表面に付与して、フード粒に付着させることを意味し、付与した油脂の一部または全部がフード粒に浸み込む(含浸される)場合を含む。
本明細書において、粉を「コーティングする」とは、粉をフード粒の表面に付与して、フード粒の表面に付着させることを意味する。
本明細書において、フード粒とは、粒状のペットフードを意味する。
本発明におけるフード粒は、油脂がコーティングされるものであれば特に限定されない。油脂が含浸されやすい点で、ドライタイプの膨化粒が好適である。
ドライタイプのフード粒の水分含量は10質量%以下が好ましく、9質量%以下がより好ましい。該水分含量の下限値は特に限定されない。通常5質量%以上であり、6質量%以上がより好ましい。
「膨化粒」とは原料混合物を粒状に成形(造粒)した粒であって、膨化工程を経て得られる粒である。「膨化工程」は、加熱、発酵、化学反応または減圧などの手法により、原料混合物の内部で気体を発生させる工程をいう。膨化工程では、気体が発生することにより原料混合物の体積が増加し多孔質の性状となる。原料混合物の体積が増加することにより嵩密度が低下する。膨化工程の前、膨化工程の後、または膨化工程と同時に原料混合物を粒状に成形することにより「膨化粒」が得られる。
ドライタイプの膨化粒の嵩密度は300〜460g/Lが好ましく、350〜450g/Lがより好ましく、380〜440g/Lがさらに好ましい。
本明細書において、水分含量の値は以下の測定方法で得られる値である。
被測定物を粉砕機にかけて1mmの篩を通過するように粉砕し、これを分析試料とする。分析試料2〜5gを正確に量ってアルミニウム製秤量皿(あらかじめ乾燥して重さを正確に量っておいたもの)に入れ、135±2℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷後、重さを正確に量って、乾燥前後の重量差から水分含量を求める。
本明細書において、フード粒の水分含量は、製造直後に包装容器に収容して密閉して製造したペットフード(製品)を、製造日から30日以内に開封した直後に測定した値、またはこれと同等の条件で測定した値とする。
本明細書において、フード粒の嵩密度の値は以下の測定方法で得られる値である。
ホッパー(漏斗状の容器)から落下するフード粒を容器に受け、容器から盛り上がったフード粒を金属板等ですり落として、容器一杯にフード粒が入った状態とする。容器内のフード粒の総質量M(単位:g)を容器の内容積V(単位:リットル)で除した値、すなわちM/Vの値を嵩密度(単位:g/L)とする。
本明細書において、嵩密度は、製造直後に包装容器に収容して密閉して製造したペットフード(製品)を、製造日から30日以内に開封した直後に測定した値、またはこれと同等の条件で測定した値とする。
<原料>
フード粒の原料は、飼料として使用可能なものであればよい。ペットフードの製造において公知の原料を適用できる。例えば、穀類(トウモロコシ、小麦、米等)、豆類(丸大豆等)、植物性タンパク質(コーングルテンミール、大豆タンパク等)、肉類(鶏肉、牛肉、豚肉、鹿肉、ミール類(チキンミール、豚ミール等)等)、魚介類(魚肉、ミール類(フィッシュミール)等)、野菜類、添加剤(ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、フレーバー原料、繊維、着色料、嗜好性向上剤等)、外添剤(油脂、嗜好性向上剤等)等が挙げられる。ミール類とは肉類または魚介類を圧縮させ細かく砕いた粉末物を意味する。
外添剤とは、原料混合物が粒状に成形(造粒)された後に、添加(コーティング)される成分を意味する。
本発明において、造粒したフード粒に、外添剤として、少なくとも油脂をコーティングする。コーティングする油脂は、植物性油脂でもよく、動物性油脂でもよい。油脂は1種類でもよく、2種以上を併用してもよい。
コーティングする油脂は、35℃以上に融点を有する油脂が好ましい。コーティングする油脂の融点が上記の範囲であると、ペットフードの保存中に油脂の浸み出しが生じ難い。35℃以上に融点を有する油脂の例としては、動物性油脂では牛脂(融点35〜55℃)、豚脂(融点28〜48℃)、鶏脂(融点30〜40℃)等、植物性油脂ではパーム油(融点27〜50℃)等、またはこれらを含む油脂の混合物が挙げられる。油脂は1種類でもよく、2種以上を併用してもよい。
油脂のコーティング量は、ペットフード全体(外添剤も含む)対して、3〜20質量%が好ましく、4〜16質量%がより好ましい。油脂のコーティング量が上記の範囲内であると、嗜好性と適切な油脂摂取量とのバランスが得られやすい。
油脂にミールエキス等を混合した混合物をコーティングに用いてもよい。ミールエキスとしては、例えばチキンエキス(鶏肉由来の抽出物)、フィッシュエキス(魚肉由来の抽出物)等の公知のミールエキスが好ましいものとして挙げられる。
フード粒に油脂をコーティングした後に、外添剤として、粉状(パウダー)または液状の嗜好性向上剤をコーティングすることが好ましい。
嗜好性向上剤としては、動物性原料分解物、植物性原料分解物、酵母エキス、酵母、魚介類、アミノ酸、核酸等が挙げられる。嗜好性向上剤は1種でもよく、2種以上を用いてもよい。
嗜好性向上剤の添加量は、ペットフード全体(外添剤も含む)対して、0.1〜10質量%が好ましく、1〜5質量%がより好ましい。
原料の配合は特に限定されない。得ようとするフード粒の栄養組成を満たすとともに、良好な成形性が得られるように設定することが好ましい。
ドライタイプのフード粒の配合(外添剤も含む)の例を以下に示す。
(ドライタイプのフード粒の配合例)
穀類、豆類、デンプン類の合計10〜70質量%、肉類および魚介類の合計15〜45質量%、植物性タンパク質0〜20質量%、外添剤3〜20質量%、残りはその他の成分。
<ペットフードの製造方法>
[第1の実施形態]
図1は本発明のペットフードの製造方法の一実施形態を示す工程図である。
[造粒工程]
造粒工程では、原料混合物を造粒してフード粒を得る。原料を混合して原料混合物とする方法、および該原料混合物を粒状に成形(造粒)する方法は、公知の方法を用いることができる。
例えばエクストルーダーを用いて膨化粒を製造する方法を好適に用いることができる。エクストルーダーを用いて膨化粒を製造する方法は、例えば「Small Animal Clinical Nutrition 4th Edition」(Michael S. Hand、Craig D. Thatcher, Rebecca L. Remillard, Philip Roudebusg 編集、Mark Morris Associates 発行;2000年;p.157〜p.190)に記載されている方法等が適用できる。
エクストルーダーを用いて膨化粒を製造する方法の例を説明する。まず、膨化粒の原料のうち外添剤以外の原料を、必要に応じて粉砕した後、混合する。グラインダー等を用いて粉砕しつつ混合してもよい。また必要に応じて水(原料組成には含まれない。)を加えて原料混合物を得る。
得られた原料混合物をエクストルーダーに投入し、加熱、加圧した後、出口から押し出す。出口には所定の形状の穴が形成されたプレートと、該プレートから押し出された原料混合物を所定の長さ(厚さ)に切断するカッターが設けられている。原料混合物は該プレートの穴から押し出され、カッターで切断されることにより所定の形状に成形されると同時に、加圧状態から常圧に開放されることによって原料混合物中の水蒸気が膨張し、これによって原料混合物が膨化して多孔質の粒が得られる。
[乾燥工程]
こうして得られる粒を、所定の水分含量となるまで必要に応じて乾燥して膨化粒(フード粒)を得る。ドライタイプのフード粒を製造する場合、乾燥工程は必須である。
例えば、エクストルーダーから排出される粒の水分含量は10〜20質量%である。この程度の水分を含んでいると良好な成形性が得られやすい。
エクストルーダーから排出される粒の温度は、エクストルーダー内での加熱温度に依存する。例えば90〜150℃である。
エクストルーダーから排出された粒を乾燥する方法は公知の方法を適宜用いることができる。例えば、粒に熱風を吹き付けて乾燥させる熱風乾燥法、減圧乾燥法、油中でフライする方法等が挙げられる。例えばコンベア式の熱風乾燥機を用いた熱風乾燥法が好ましい。
乾燥条件(温度、時間)は、粒の成分の熱変性を生じさせずに、粒の温度を100℃以上に昇温させて粒中の水分を蒸発させ、所望の水分含量に調整できる条件であればよい。例えば、熱風乾燥機で乾燥させる場合、粒に接触させる熱風の温度は100〜140℃が好ましく、100〜110℃がより好ましい。乾燥時間は特に限定されず、例えば5〜20分間程度で行われる。
フード粒の形状は、ペットが食せる形状であれば特に制限されず、例えば球状、多角体状、柱状、ドーナッツ状、板状、碁石状(circular, curved tablet;oval)、ハート状、星状、魚状、車輪状等、あらゆる形状が適用可能である。また、膨化粒の大きさは、ペットが一口で頬張れる小粒形状であってもよいし、ペットが複数回にわたって噛り付くことができる大粒形状であってもよい。
例えば、フード粒の大きさは最短径及び最長径が、共に1〜50mmであることが好ましく、共に3〜40mmであることがより好ましく、共に4〜30mmであることがさらに好ましい。
[降温工程・貯蔵工程]
本実施形態では、乾燥されたフード粒を貯蔵容器に一時貯蔵する。貯蔵容器は、特に限定されない。例えばフレキシブルコンテナ(フレコン)と呼ばれる袋状包材に所定量ずつ収容する。
貯蔵容器に収容されるフード粒の温度は60℃以下であることが好ましい。この温度範囲であると、貯蔵中に結露が生じるのを防止できる。該フード粒の温度の下限値は特に限定されない。
このために、乾燥工程の後に必要に応じて降温工程を設けることが好ましい。降温方法は、フード粒の温度を所定の温度に下げる方法であればよい。室温雰囲気中で放冷する方法でもよく、室温の風、または室温以下の冷風をフード粒に当てる方法でもよい。
特に、エクストルーダーから連続的に排出される粒を、コンベア式の熱風乾燥機等で連続的に乾燥し、コンベアで搬送しながら室温の風または冷風を当てて連続的に降温させる方法が、製造効率が良い点で好ましい。
貯蔵工程を設けることにより、エクストルーダーにおけるフード粒の製造速度を、後述の油脂コーティング工程における製造速度よりも速くすることができる。これにより、エクストルーダーを効率良く稼働させて生産性を向上させることができる。
また貯蔵工程中に、フード粒を輸送しても良い。フード粒を輸送することにより、貯蔵工程の前までの工程と、貯蔵工程後の工程を異なる場所で実施することができる。これによって製造効率の向上を図ることができる。
貯蔵工程を設ける場合、後述のフード粒昇温工程は、貯蔵後のフード粒をコーティング釜に投入する前に昇温させる。
[フード粒昇温工程]
貯蔵工程を設ける場合、フード粒昇温工程は、貯蔵後に行う。
フード粒昇温工程では、フード粒がコーティング釜へ投入される直前の、フード粒の設定温度(以下、投入設定温度という。)よりも低い温度にあるフード粒を、該設定温度を満たすように昇温させてコーティング釜へ投入する工程である。
本実施形態では、貯蔵したフード粒を貯蔵容器から排出させ、コーティング釜へ向かって搬送し、該搬送中にフード粒を連続的に昇温させ、フード粒の温度が低下しないうちに、速やかにコーティング釜に投入する。
具体的には、フード粒をコンベアでコーティング釜へ向かって搬送し、その途中に連続式の加温装置を設けることが好ましい。連続式の加温装置としては、例えば炉内の温度を所定の温度に保持できるトンネル状の加熱炉を備え、網状のコンベア(ネットコンベア)上にフード粒を並べて該加熱炉内を通過させる構成を備えた加温装置を用いることができる。加熱炉における熱源は特に限定されないが、例えば、セラミックヒーター、ガスバーナー、スチーム、過熱蒸気等が挙げられる。これらのうち、表面加熱の効率の点でガスバーナーが特に好ましい。
本発明において、フード粒の投入設定温度は40〜70℃の範囲内であり、フード粒昇温工程では、フード粒を該投入設定温度(40〜70℃の範囲内)にまで昇温させる。フード粒昇温工程の直前のフード粒の温度は、該投入設定温度よりも低い。
フード粒の投入設定温度が40℃以上であると、コーティング釜内でフード粒に油脂が接触したときに、油脂の高粘度化が抑えられやすい。該投入設定温度が70℃以下であると、後に粉コーティングを行う場合に粉が十分に付着しやすい。また後の包装工程中およびその前後工程において結露が生じ難い。
フード粒の投入設定温度、すなわちフード粒昇温工程における到達温度は40〜60℃がより好ましく、40〜50℃が特に好ましい。
フード粒昇温工程における加温条件(温度、時間)は、粒の成分の熱変性を生じさせずに、粒の温度を目的の到達温度に昇温できる条件であればよい。例えば、前記トンネル状の加熱炉内の温度は100〜250℃が好ましく、180〜220℃がより好ましい。フード粒が加熱炉を通過する時間は、例えば1〜6分間程度が好ましく、1〜3分間程度がより好ましい。
[油脂コーティング工程]
油脂コーティング工程では、フード粒昇温工程で加温されたフード粒をコーティング釜に投入し、該フード粒に油脂を添加してコーティングする。
コーティング釜に投入されたフード粒は既に加温されているため、投入後、直ちに油脂を添加することができる。あるいはコーティング釜へフード粒の投入と油脂の投入を同時に行うこともできる。
コーティング釜へフード粒を投入し始めてから、油脂を投入し始めるまでの時間は、短い方が製造効率をより向上させることができる。例えば0〜3分間程度が好ましく、0〜1分間程度がより好ましい。
フード粒に添加される直前の油脂の温度(以下、添加温度という。)は40〜70℃が好ましい。そのためにフード粒に添加される油脂を、予め40〜70℃の範囲内の添加温度に昇温させることが好ましい。昇温された油脂は、必要に応じて保温することが好ましい。油脂の添加温度が40℃以上であると、油脂の性状が、コーティングしやすい液状となる。70℃以下であると油脂の酸化が生じ難い。油脂の添加温度は40〜60℃がより好ましく、40〜50℃が特に好ましい。
フード粒の投入設定温度と、油脂の添加温度とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。フード粒の投入設定温度の方が高くてもよく、油脂の添加温度の方が高くてもよい。
フード粒に油脂を添加してコーティングする方法は、釜の中でフード粒に油脂をコーティングする工程を含む方法であればよく、公知の方法を適宜用いることができる。
例えばコーティング釜内に投入されたフード粒に、油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す真空コーティング法が好適である。またはコーティング釜内に投入されたフード粒に油脂を添加し、減圧せずに撹拌することによってコーティングする方法でもよい。フード粒中に、より多くの油脂を含浸できる点では真空コーティング法が好ましい。
いずれの方法においても、釜の内壁温度を40℃以上に保つことが好ましい。必要に応じて釜を加熱してもよい。釜の内壁温度の上限は70℃以下に制御されることが好ましい。
真空コーティング法において、フード粒に油脂を接触させた状態で減圧する際の減圧度は、フード粒に油脂が含浸される程度であればよく、フード粒の大きさや硬さに応じて適宜設定される。例えば0.1〜0.3気圧(10.13×10Pa〜30.39×10Pa)まで減圧することが好ましい。
具体的には、投入設定温度に加温されたフード粒をコーティング釜に投入し、撹拌しながら、添加温度に加温された油脂を添加する。この状態で2〜4分間程度撹拌した後、撹拌を続けながら、釜内を所定の圧力まで減圧する。減圧に要する時間は1〜4分間程度が好ましい。撹拌を続けながら徐々に、大気圧に戻す。大気圧に戻すのに要する時間は1〜10分間程度が好ましく、3〜5分間程度がより好ましい。
こうして、フード粒に油脂がコーティングされた状態となる。
[粉コーティング工程]
本実施形態では、フード粒に油脂をコーティングした後、引き続いて粉コーティング工程を行う。釜の内壁温度は引き続き40〜70℃の範囲内に制御することが好ましい。
粉コーティング工程は、油脂がコーティングされたフード粒に粉状(パウダー)の外添剤をコーティングする工程である。
具体的には、コーティング釜の中でフード粒に油脂をコーティングした後、引き続き釜内に粉状の外添剤を添加し、撹拌することにより粉のコーティングを行う。
真空コーティング法の場合は、減圧状態から大気圧に戻した後、撹拌を続けながら、粉状の外添剤を添加し、撹拌することにより粉のコーティングを行う。
[包装工程]
こうしてフード粒に油脂および粉状の外添剤がコーティングされたペットフードが得られる。
かかるペットフードを釜から出し、必要に応じて放冷した後、所定量ずつ包装して、ペットフード製品を得る。
[効果]
従来法では、フード粒をコーティング釜に投入した後に、釜の内壁の温度を40〜70℃の範囲にし、該釜内でフード粒を撹拌させる方法で、フード粒の温度を上げていた。この方法ではフード粒の昇温速度が遅く、また該昇温速度を向上させるのには限界があったため、ペットフードの製造効率を低下させる一因となっていた。
本実施形態によれば、フード粒をコーティング釜に投入する前に、フード粒の温度を投入設定温度にまで昇温させるため、フード粒の昇温速度を向上させることができ、ペットフードの製造効率を向上させることができる。
また、フード粒を昇温させる工程を釜内で行なわないことにより、バッチ式(釜内)で行う工程を短くすることができ、ペットフードの製造効率を向上させることができる。
[他の実施形態]
上記第1の実施形態では、油脂コーティング工程において、1回だけ油脂のコーティングを行ったが、油脂のコーティングを2回以上行ってもよい。
例えば真空コーティング法を用いて第1の油脂のコーティングを行って、第1の油脂をフード粒に含浸させた後、第2の油脂のコーティングを行うことにより、フード粒の内方に第1の油脂が存在し、その外側に第2の油脂が存在するという分布が得られる。
この場合、第2の油脂のコーティングも真空コーティング法で行うと、フード粒の表面に存在する油脂量が少なくなり、給餌者の手を汚しにくい、フード粒表面からの油脂の脱落を少なくできる等の利点がある。
さらに第2の油脂のコーティング後に上記粉コーティング工程を行ってもよい。
例えば図2に示す実施形態が好ましい。
本実施形態では、油脂コーティング工程において、コーティング釜内に投入されたフード粒に、第1の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第1の油脂コーティング工程を行った後、コーティング釜内のフード粒に、第2の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第2の油脂コーティング工程を行う。第1の油脂コーティング工程と第2の油脂コーティング工程との間に、コーティング釜の内壁温度を40〜70℃に保ちながら、コーティング釜内のフード粒を撹拌する。その他は第1の実施形態と同様である。
本実施形態において、第1の油脂として牛脂等の動物性油脂を用い、第2の油脂としてパーム油等の植物性油脂を用いることが好ましい。この場合、フード粒の内方に動物性油脂が存在し、その外側に植物性油脂が存在するという分布が得られるため、動物性油脂から発せられる動物性油脂特有の匂いを低減させることができる。
本実施形態は油脂コーティングを2回行う方法であり、この方法においても、フード粒をコーティング釜に投入する前に、フード粒の温度を投入設定温度にまで昇温させることにより、ペットフードの製造効率を向上させることができる。
なお上記の各実施形態では、フード粒昇温工程において、連続式の加温装置を用いてフード粒を搬送しながら連続的に昇温させたが、例えばスチームや過熱蒸気等の加温装置を用いて、フード粒を搬送させず加温してもよい。
フード粒を搬送しながら加温する方が、フード粒を搬送させず加温する場合より、各粒の温度が上がりやすく、より高い製造効率が得られやすい点で好ましい。
また、上記の各実施形態では、フード粒に油脂をコーティングした、粉コーティング工程を行ったが、粉状の外添剤の代わりに液状の外添剤をコーティングしてもよく、両方をコーティングしてもよい。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図1に示す工程で、下記配合(外添剤含む。)のペットフードを製造した。
穀類47.5質量%、肉類23質量%、植物性タンパク質8.5質量%、外添剤16質量%、その他添加剤等5質量%。外添剤の内訳は牛脂13質量%、嗜好性向上剤3.5質量%である。
外添剤を除いた残りの原料を、グラインダーで粉砕しつつ混合して原料混合物を得た。得られた原料混合物を、エクストルーダーを用いて造粒して、直径9mm、高さ(厚さ)4mmの碁石状の膨化粒(フード粒)を得た(造粒工程)。
エクストルーダーから排出された直後のフード粒の温度は約90℃であった。このフード粒をコンベア式の熱風乾燥機を用い、110℃の熱風を当てる方法で、水分含量が9質量%になるように連続的に乾燥させた(乾燥工程)。
熱風乾燥機から出てくるフード粒に、室温(約25℃)の風を当てる方法で、フード粒の温度が約40℃になるように降温させた(降温工程)。
約40℃になったフード粒をフレキシブルコンテナに収容して一時貯蔵した(貯蔵工程)。
フレキシブルコンテナ内で24時間程度貯蔵されたフード粒を、コンベア上に排出させ、コーティング釜へ向かって搬送した。フード粒の温度は室温であった。
搬送の途中で、トンネル状の加熱炉(炉内200℃)を通過させることによってフード粒を加温し、フード粒を60℃に昇温した(フード粒昇温工程)。
加熱炉から出てくるフード粒の160kg分を、速やかにコーティング釜に投入した。これとは別に、予め牛脂を約50℃に昇温し、保温した。コーティング釜の内壁温度の変動が40〜70℃の範囲内となるように自動制御した。
コーティング釜内のフード粒を撹拌しながら、牛脂(50℃)を添加し、2分間撹拌した。コーティング釜へフード粒を投入し始めると同時に、牛脂を添加し始めた。
この後、撹拌を続けながら、釜内を2分間かけて10130Paにまで減圧した後、4分間かけて徐々に大気圧に戻した(油脂コーティング工程)。
釜内の、油脂がコーティングされたフード粒の撹拌を続けながら、粉状の嗜好性向上剤を添加し、さらに2分間撹拌した(粉コーティング工程)。
こうして嗜好性向上剤がコーティングされたフード粒を、コーティング釜からコンベア上に排出させた。排出直後のフード粒の温度は約50℃であった。コーティング釜から包装装置に搬送される間に、フード粒の温度は室温となった。包装装置で所定量ずつ包装して、ペットフード製品を得た。
[実施例2]
図2に示す工程で、下記配合(外添剤含む。)のペットフードを製造した。
穀類27質量%、肉類44質量%、植物性タンパク質6質量%、外添剤18質量%、その他添加剤等5質量%。外添剤の内訳は牛脂9質量%、パーム油5.5質量%、嗜好性向上剤3.5質量%である。
外添剤を除いた残りの原料を、グラインダーで粉砕しつつ混合して原料混合物を得た。以下、フード粒昇温工程までを実施例1と同様に行った。
フード粒昇温工程を終えたフード粒170kg分を、速やかにコーティング釜に投入した。これとは別に、予め牛脂を約50℃に昇温し、保温した。またパーム油を約50℃に昇温し、保温した。コーティング釜の内壁温度の変動が40〜70℃の範囲内となるように自動制御した。
コーティング釜内のフード粒を撹拌しながら、牛脂(50℃)を添加し、2分間撹拌した。コーティング釜へフード粒を投入し始めると同時に、牛脂を添加し始めた。
この後、撹拌を続けながら、釜内を2分間かけて10130Paにまで減圧した後、4分間かけて徐々に大気圧に戻した(第1の脂コーティング工程)。
この状態で、撹拌を続けながらパーム油(50℃)を添加し、2分間撹拌した。この後、撹拌を続けながら、釜内を2分間かけて10130Paにまで減圧した後、4分間かけて徐々に大気圧に戻した(第2の脂コーティング工程)。
さらに、釜内の、油脂がコーティングされたフード粒の撹拌を続けながら、粉状の嗜好性向上剤を添加し、さらに2分間撹拌した(粉コーティング工程)。
こうして嗜好性向上剤がコーティングされたフード粒を、コーティング釜からコンベア上に排出させた。排出直後のフード粒の温度は約50℃であった。コーティング釜から包装装置に搬送される間に、フード粒の温度は室温となった。包装装置で所定量ずつ包装して、ペットフード製品を得た。

Claims (7)

  1. 原料混合物を造粒してフード粒を得る造粒工程と、
    前記フード粒をコーティング釜に投入し、油脂をコーティングする油脂コーティング工程とを有するペットフードの製造方法であって、
    前記フード粒の温度を40〜70℃に昇温させて前記コーティング釜に投入するフード粒昇温工程を有する、ペットフードの製造方法。
  2. 前記油脂コーティング工程において、油脂の温度を40〜70℃に昇温させて前記フード粒に添加する、請求項1記載のペットフードの製造方法。
  3. 前記フード粒をコーティング釜に投入する前に貯蔵する工程を有し、
    前記フード粒昇温工程が、貯蔵後のフード粒をコーティング釜に投入する前に昇温させる工程である、請求項1または2に記載のペットフードの製造方法。
  4. 前記フード粒昇温工程において、前記コーティング釜に向かって搬送中のフード粒を昇温させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
  5. 前記油脂コーティング工程が、前記コーティング釜内に投入されたフード粒に、油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す工程を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
  6. 前記油脂コーティング工程が、前記コーティング釜内に投入されたフード粒に、第1の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第1の油脂コーティング工程と、
    該第1の油脂コーティング工程の後、前記コーティング釜内のフード粒に、第2の油脂を接触させた状態で減圧し、その後大気圧まで戻す第2の油脂コーティング工程とを含み、
    前記第1の油脂コーティング工程と第2の油脂コーティング工程との間に、前記コーティング釜の内壁温度を40〜70℃に保ちながら、該コーティング釜内のフード粒を撹拌する工程を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
  7. さらに、前記油脂コーティング工程の後に、前記フード粒に粉状の外添剤をコーティングする粉コーティング工程を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
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