JP2016012716A - 熱電変換素子シートおよびその製造方法、熱電変換装置の製造方法 - Google Patents

熱電変換素子シートおよびその製造方法、熱電変換装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016012716A
JP2016012716A JP2015099315A JP2015099315A JP2016012716A JP 2016012716 A JP2016012716 A JP 2016012716A JP 2015099315 A JP2015099315 A JP 2015099315A JP 2015099315 A JP2015099315 A JP 2015099315A JP 2016012716 A JP2016012716 A JP 2016012716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoelectric conversion
conversion element
conversion elements
element sheet
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015099315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6394491B2 (ja
JP2016012716A5 (ja
Inventor
芳彦 白石
Yoshihiko Shiraishi
芳彦 白石
坂井田 敦資
Atsusuke Sakaida
敦資 坂井田
倫央 郷古
Michihisa Goko
倫央 郷古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2015099315A priority Critical patent/JP6394491B2/ja
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to PCT/JP2015/002740 priority patent/WO2015186328A1/ja
Priority to US15/307,017 priority patent/US20170047500A1/en
Priority to EP15803369.6A priority patent/EP3154098B1/en
Priority to CN201580029501.5A priority patent/CN106463607B/zh
Priority to KR1020167026819A priority patent/KR101844393B1/ko
Priority to TW104117639A priority patent/TWI569482B/zh
Publication of JP2016012716A publication Critical patent/JP2016012716A/ja
Publication of JP2016012716A5 publication Critical patent/JP2016012716A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6394491B2 publication Critical patent/JP6394491B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/80Constructional details
    • H10N10/81Structural details of the junction
    • H10N10/817Structural details of the junction the junction being non-separable, e.g. being cemented, sintered or soldered
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/10Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects
    • H10N10/17Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects characterised by the structure or configuration of the cell or thermocouple forming the device
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N11/00Generators or motors not provided for elsewhere; Alleged perpetua mobilia obtained by electric or magnetic means
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/80Constructional details
    • H10N10/81Structural details of the junction
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/80Constructional details
    • H10N10/85Thermoelectric active materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】熱電変換装置の設計および製造の自由度を向上させる方法を提供する。
【解決手段】複数の形成領域2aの各形成領域2aに熱電変換素子10が形成された熱電変換素子シート1とする。複数の熱電変換素子10を、基材2の面方向における一方向を第1方向とし、第1方向と交差する方向を第2方向としたとき、第1方向および第2方向に沿ってそれぞれ形成し、第1方向では、第1方向に沿って隣接する熱電変換素子10をそれぞれ電気的に接続し、第2方向では、第2方向に沿って隣接する2つの熱電変換素子10を組としたとき、第1方向における一端部側において、組内の熱電変換素子10をそれぞれ電気的に接続し、第1方向における他端部側において、第2方向に沿って隣接する2組の組のうちの一方の熱電変換素子10と他方の熱電変換素子10とを電気的に接続することにより、それぞれの熱電変換素子10を直列に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の熱電変換素子が形成された熱電変換素子シートおよびその製造方法、熱電変換素子シートを切断して得られる熱電変換装置の製造方法に関するものである。
従来より、P型の素子とN型の素子とが交互に直列に接続された熱電変換装置が提案されている。そして、このような熱電変換装置の製造方法として、例えば、特許文献1に次のような製造方法が提案されている。
すなわち、この製造方法では、まず、絶縁基材を用意し、この絶縁基材に第1、第2ビアホールを形成する。そして、第1ビアホールに第1導電性ペーストを充填すると共に第2ビアホールに第2導電性ペーストを充填する。なお、第1導電性ペーストは、P型を構成するBi−Sb−Te合金の粉末(金属粒子)を含む導電性ペーストであり、第2導電性ペーストは、N型を構成するBi−Te合金の粉末(金属粒子)を含む導電性ペーストである。
また、表面パターンが形成された表面保護部材および裏面パターンが形成された裏面保護部材を用意する。そして、第1、第2導電性ペーストが適宜表面パターンおよび裏面パターンと接触するように、裏面保護部材、絶縁基材、表面保護部材を順に積層して積層体を形成する。
その後、この積層体を積層方向の上下両面から加熱しながら加圧することにより、第1導電性ペーストからP型の素子を構成すると共に、第2導電性ペーストからN型の素子を構成する。また、P型の素子およびN型の素子と、表面パターンおよび裏面パターンとを適宜接続する。これにより、P型の素子とN型の素子とが交互に直列に接続された熱電変換装置が製造される。
特開2014−7409号公報
このような熱電変換装置では、例えば、P型の素子およびN型の素子の数や径等を変えることによって変換効率を適宜変更できる。このため、上記製造方法では、第1、第2ビアホールの数や径等を適宜変更することによって所望の変換効率を有する熱電変換装置を製造することができる。
しかしながら、上記製造方法では、用途毎に応じて設計を変更しなければならず、設計および製造の自由度が低いという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、設計および製造の自由度を向上できる熱電変換素子シートおよびその製造方法、熱電変換装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、隣接する形成領域に形成された熱電変換素子は、電極取り出し用としての接続パターン(112〜115)を介して電気的に接続されていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、複数の熱電変換素子は、基材の面方向における一方向を第1方向とし、第1方向と交差する方向を第2方向としたとき、第1方向および第2方向に沿ってそれぞれ形成され、第1方向では、第1方向に沿って隣接する熱電変換素子が接続パターンを介して電気的に接続され、第2方向では、第2方向に沿って隣接する2つの熱電変換素子を組としたとき、第1方向における一端部側において、組内の熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、第1方向における他端部側において、第2方向に沿って隣接する2組の組のうちの一方の組の熱電変換素子と他方の組の熱電変換素子とがそれぞれ電気的に接続されることにより、それぞれの熱電変換素子が直列に接続されていることを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の発明では、複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、複数の熱電変換素子は、基材の面方向における一方向を第1方向とし、第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、第1方向および第2方向に沿ってそれぞれ形成され、第1方向では、第1方向に沿って隣接する熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、第2方向では、第2方向に沿って隣接する2つの熱電変換素子を組としたとき、第1方向における一端部側において、組内の熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、第1方向における他端部側において、第2方向に沿って隣接する2組の組のうちの一方の組の熱電変換素子と他方の組の熱電変換素子とがそれぞれ電気的に接続されることにより、それぞれの熱電変換素子が直列に接続されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明では、複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、複数の熱電変換素子は、基材の面方向における一方向を第1方向としたとき、第1方向に沿って形成され、それぞれ電気的に接続されることで直列に接続されていることを特徴としている。
これら請求項1ないし4に記載の発明によれば、各形成領域に熱電変換素子が形成され、各熱電変換素子が接続されている。このため、用途に応じて熱電変換素子シートを切断して熱電変換装置を得ればよく、用途に応じて熱電変換素子シート自体の設計を変更しなくてもよい。したがって、設計および製造の自由度を向上できる。
また、請求項8に記載の発明では、複数の形成領域(2a)を有し、複数の形成領域それぞれに、厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール(101、102)が形成されていると共に、第1、第2ビアホールに第1、第2導電性ペースト(131、141)が充填された熱可塑性樹脂を含んで構成される絶縁基材(100)を用意する工程と、一面(110a)に、互いに離間している表面パターン(111)および接続パターン(112〜115)が形成された表面保護部材(110)を用意する工程と、一面(120a)に互いに離間している裏面パターン(121)が形成された裏面保護部材(120)を用意する工程と、絶縁基材の表面に所定の第1、第2導電性ペーストと表面パターンおよび接続パターンとが接触するように表面保護部材を配置すると共に、絶縁基材の裏面に所定の第1、第2導電性ペーストと裏面パターンとが接触するように裏面保護部材を配置して積層体(160)を形成する工程と、積層体を加熱しながら積層方向から加圧して一体化することにより、形成領域内において、第1、第2導電性ペーストから第1、第2層間接続部材(130、140)を構成すると共に、第1、第2層間接続部材が交互に直列に接続されるように、第1、第2層間接続部材と表面パターンおよび裏面パターンとを接続することによって熱電変換素子(10)を構成し、かつ、形成領域に形成された隣接する熱電変換素子が接続されることによってそれぞれの熱電変換素子が直列に接続されるように、隣接する熱電変換素子を接続パターンを介して電気的に接続する一体化工程と、を行うことを特徴としている。
これによれば、各形成領域に熱電変換素子を形成する工程と、各熱電変換素子同士を電気的に接続する工程とを同じ工程で行うことができ、製造工程の簡略化を図ることができる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項8または9に記載の熱電変換素子シートを用意する工程と、熱電変換素子シートを切断する工程と、を行う熱電変換装置の製造方法において、切断する工程では、接続パターンが分割されるように熱電変換素子シートを切断することを特徴としている。
これによれば、接続パターンが分割されるように熱電変換素子シートを切断しているため、分割された接続パターンを外部回路と電気的に接続される電極としてそのまま利用できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
発明の第1実施形態における熱電変換素子シート1の表面図である。 図1に示す熱電変換素子シート1の裏面図である。 図1および図2中のIII−III線に沿った熱電変換素子10の断面図である。 図1に示す熱電変換素子シート1における各熱電変換素子10の接続状態を示す模式図である。 熱電変換素子シート1の製造工程を示す断面図である。 図1に示す熱電変換素子シート1の切断ラインL0の例である。 図1に示す熱電変換素子シート1の切断ラインL1〜L3の例である。 図6に示す切断ラインL0で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 図7に示す切断ラインL1で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 図7に示す切断ラインL2で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 図7に示す切断ラインL3で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態における熱電変換素子シート1の切断ラインL4の例である。 図9に示す切断ラインL4で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例における熱電変換素子シート1の切断ラインL5の例である。 図11に示す切断ラインL5で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例における熱電変換素子シート1の切断ラインL6の例である。 図13に示す切断ラインL6で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例における熱電変換素子シート1の切断ラインL7の例である。 図15に示す切断ラインL7で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例における熱電変換素子シート1の切断ラインL8の例である。 図17に示す切断ラインL8で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例における熱電変換素子シート1の切断ラインL9の例である。 図19に示す切断ラインL9で熱電変換素子シート1を切断して得られる熱電変換装置3を示す図である。 本発明の第3実施形態における熱電変換素子シート1の特性不良箇所を示す図である。 熱電変換素子シート1における特性不良箇所を除いて各熱電変換素子10を直列に接続した図である。 本発明の他の実施形態における熱電変換素子シート1の表面図である。 本発明の他の実施形態における熱電変換素子シート1の裏面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1および図2に示されるように、熱電変換素子シート1は、複数の形成領域2aを有する基材2を備え、各形成領域2aに熱電変換素子10が形成されている。
なお、図1では、1つの形成領域のみを形成領域2aとして図示している。また、図1では、理解をし易くするために後述する表面保護部材110を省略して示し、図2では、理解をし易くするために後述する裏面保護部材120を省略して示してある。
基材2(熱電変換素子シート1)は、本実施形態では、平面矩形状とされており、一方向が長手方向(図1および図2中紙面上下方向)とされている。そして、長手方向を第1方向とし、基材2の平面方向であって第1方向と直交(交差)する方向(図1および図2中紙面左右方向)を第2方向としたとき、本実施形態では、第1方向に沿って14個の熱電変換素子10が形成され、第2方向に沿って6個の熱電変換素子10が形成されている。つまり、本実施形態では、熱電変換素子シート1には84個の熱電変換素子10が形成されている。言い換えると、第1方向に沿って15個の形成領域2aを有すると共に第2方向に沿って6個の形成領域2aを有し、合計84個の形成領域を有している。
具体的には、本実施形態の熱電変換素子10は、第1方向に沿って隣接する2つの熱電変換素子10を第1組10aとしたとき、各第1組10aは、第1方向において、互いに所定距離ずつ離間して形成されている。また、第2方向において隣接する2つの熱電変換素子10を第2組10bとしたとき、各第2組10bは、第2方向において、互いに所定距離ずつ離間して形成されている。言い換えると、第1方向に沿って隣接する2組の第2組10b(4つの熱電変換素子10)を群10cとしたとき、各群10cは互いに第1方向および第2方向に所定距離ずつ離間して形成されている。
ここで、各熱電変換素子10の構成について図1〜図3を参照しつつ説明する。なお、各熱電変換素子10は、それぞれ同様の構成とされ、第2方向が長手方向となるように構成されている。
熱電変換素子10は、基材2内において、第1、第2層間接続部材130、140が交互に直列に接続されたものであり、基材2は、絶縁基材100、表面保護部材110、裏面保護部材120を有する構成とされている。
絶縁基材100は、本実施形態では、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)で代表される平面矩形状の熱可塑性樹脂フィルムにて構成されている。そして、各形成領域2aに、厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール101、102が互い違いになるように千鳥パターンに形成されている。
なお、本実施形態の第1、第2ビアホール101、102は、表面100aから裏面100bに向かって径が一定とされているが、表面100aから裏面100bに向かって径が小さくなるテーパ状とされていてもよい。また、裏面100bから表面100aに向かって径が小さくなるテーパ状とされていてもよいし、角筒状とされていてもよい。
そして、各第1ビアホール101には第1層間接続部材130が配置され、各第2ビアホール102には第2層間接続部材140が配置されている。つまり、絶縁基材100には、各形成領域2aにおいて、第1、第2層間接続部材130、140が互い違いになるように配置されている。
特に限定されるものではないが、例えば、第1層間接続部材130は、P型を構成するBi−Sb−Te合金の粉末が、焼結前における複数の金属原子の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物(焼結合金)で構成される。また、第2層間接続部材140は、N型を構成するBi−Te合金の粉末が、焼結前における複数の金属原子の所定の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物(焼結合金)で構成される。このように、第1、第2層間接続部材130、140として所定の結晶構造が維持されるように固相焼結された金属化合物を用いることにより、起電力(起電圧)を大きくできる。
表面保護部材110は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)で代表される平面矩形状の熱可塑性樹脂フィルムにて構成され、絶縁基材100の表面100aに配置されている。この表面保護部材110は、絶縁基材100と平面形状が同じ大きさとされており、絶縁基材100と対向する一面110a側に銅箔等がパターニングされた複数の表面パターン111が互いに離間するように形成されている。そして、各表面パターン111は、後述する裏面パターン121と共に、各形成領域2aにおいて、第1、第2層間接続部材130、140が直列に接続されるように、第1、第2層間接続部材130、140と適宜電気的に接続されている。
裏面保護部材120は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)で代表される平面矩形状の熱可塑性樹脂フィルムにて構成され、絶縁基材100の裏面100bに配置されている。この裏面保護部材120は、絶縁基材100と平面形状が同じ大きさとされており、絶縁基材100と対向する一面120a側に銅箔等がパターニングされた複数の裏面パターン121が互いに離間するように形成されている。そして、各裏面パターン121は、表面パターン111と共に、各形成領域2aにおいて、第1、第2層間接続部材130、140が直列に接続されるように、第1、第2層間接続部材130、140と適宜電気的に接続されている。
つまり、表面パターン111および裏面パターン121は、第1、第2層間接続部材130、140が交互に直列に接続されるように、表面保護部材110および裏面保護部材120に形成されているともいえる。そして、本実施形態では、図1および図2に示されるように、各熱電変換素子10は、各形成領域2aにおいて、第1、第2層間接続部材130、140が第2方向に沿って交互に直列に接続されたものが複数回折り返される構成とされている。
以上が各熱電変換素子10の構成である。そして、図1および図3に示されるように、表面保護部材110には、絶縁基材100と対向する一面110a側に、各熱電変換素子10を電気的に接続すると共に、切断された際に外部回路との電気的な接続を図る電極(電極取り出し用のパターン)として利用されるように、銅箔等がパターニングされた第1〜第4接続パターン112〜115が形成されている。なお、図1は、断面図ではないが、理解をし易くするために、第1〜第4接続パターン112〜115に異なるハッチングを施してある。
第1接続パターン112は、第1方向に沿って互いに離間するように形成されている。そして、第1方向に沿って隣接する2つの熱電変換素子10は、それぞれ第1接続パターン112を介して電気的に接続されている。
また、第2接続パターン113は、第1方向における一端部側(図1中紙面上側)において、第2方向に沿って互いに離間するように形成されている。そして、第1方向における一端部側では、第2組10bの熱電変換素子10が第2組10b内においてそれぞれ第2接続パターン113を介して電気的に接続されている。
第3接続パターン114は、第1方向における他端部側(図1中紙面下側)において、第2方向に沿って互いに離間するように形成されている。そして、第1方向における他端部側では、第2方向に沿って隣接する2組の第2組10bのうちの一方の第2組10bにおける他方の第2組10b側の熱電変換素子10と、他方の第2組10bにおける一方の第2組10b側の熱電変換素子10とが電気的に接続されている。
したがって、上記熱電変換素子シート1では、各熱電変換素子10は、図4中の矢印Aで示すように、図1中紙面左下側の熱電変換素子10を基準にすると、当該熱電変換素子10から図1中紙面右下側の熱電変換素子10に向かって順に直列に接続される。
ここで、熱電変換素子10と各接続パターン112〜114の接続構造について説明する。各熱電変換素子10は、第1、第2層間接続部材130、140が表面パターン111および裏面パターン121を介して交互に直列に接続されているが、電気的に直列接続された方向における両端部の第1層間接続部材130または第2層間接続部材140は表面パターン111と接続されない。このため、一方の熱電変換素子10における直列接続された方向の一端部側の第1層間接続部材130と、他方の熱電変換素子10における直列接続された方向の他端部側の第2層間接続部材140とが第1接続パターン112、第2接続パターン113、または第3接続パターン114を介して電気的に接続されている。
また、このような熱電変換素子シート1では、直列接続された方向における両端部の熱電変換素子10(図1中紙面左下および紙面右下の熱電変換素子10)は、当該熱電変換素子10内において、直列接続された方向における一方の端部の第1層間接続部材130または第2層間接続部材140が表面パターン111および第1接続パターン112と接続されていない。このため、表面パターン111および第1接続パターン112と接続されていない第1層間接続部材130または第2層間接続部材140と電気的に接続されるように、第4接続パターン115が形成されている。
そして、第1〜第4接続パターン112〜115は、本実施形態では、後述する熱電変換素子シート1を切断する際、当該第1〜第4接続パターン112〜115を切断し易くするために、中間部(切断される可能性がある部分)が他の部分より細くされている。
さらに、本実施形態では、図1に示されるように、表面保護部材110のうちの絶縁基材100と対向する一面110a側には、複数のアライメントマーク116が形成されている。同様に、図2に示されるように、裏面保護部材120のうちの絶縁基材100と対向する一面120a側には、複数のアライメントマーク122が形成されている。本実施形態では、各アライメントマーク116、122は、各群10cの間に適宜形成されたドット状とされており、銅箔等がパターニングされることで構成されている。
以上が本実施形態における熱電変換素子シート1の構成である。次に、このような熱電変換素子シート1の製造方法について図5を参照しつつ説明する。なお、図5は、図3に相当する部分の製造工程を示す断面図であるが、他の形成領域2aにおいても同様の工程が行われている。
まず、図5(a)に示されるように、表面100aおよび裏面100bを有する絶縁基材100を用意し、絶縁基材100の各形成領域2aに複数の第1ビアホール101をドリルやレーザ等によって形成する。なお、絶縁基材100の各形成領域2aの範囲は、上記基材2の各形成領域2aの範囲と一致している。
次に、図5(b)に示されるように、各第1ビアホール101に第1導電性ペースト131を充填する。なお、第1ビアホール101に第1導電性ペースト131を充填する方法(装置)としては、本出願人による特願2010−50356号に記載の方法(装置)を採用すると良い。
簡単に説明すると、吸着紙150を介して図示しない保持台上に、裏面100bが吸着紙150と対向するように絶縁基材100を配置する。そして、第1導電性ペースト131を溶融させつつ、第1ビアホール101内に第1導電性ペースト131を充填する。これにより、第1導電性ペースト131の有機溶剤の大部分が吸着紙150に吸着され、第1ビアホール101に合金の粉末が密接して配置される。
なお、吸着紙150は、第1導電性ペースト131の有機溶剤を吸収できる材質のものであれば良く、一般的な上質紙等が用いられる。また、第1導電性ペースト131は、金属原子が所定の結晶構造を維持しているBi−Sb−Te合金の粉末を融点が43℃であるパラフィン等の有機溶剤を加えてペースト化したものが用いられる。このため、第1導電性ペースト131を充填する際には、絶縁基材100の表面100aが約43℃に加熱された状態で行われる。
続いて、図5(c)に示されるように、絶縁基材100の各形成領域2aに複数の第2ビアホール102をドリルやレーザ等によって形成する。この第2ビアホール102は、上記のように、第1ビアホール101と互い違いとなり、第1ビアホール101と共に千鳥パターンを構成するように形成される。
次に、図5(d)に示されるように、各第2ビアホール102に第2導電性ペースト141を充填する。なお、この工程は、上記図5(b)と同様の工程で行うことができる。
すなわち、再び、吸着紙150を介して図示しない保持台上に裏面100bが吸着紙150と対向するように絶縁基材100を配置した後、第2ビアホール102内に第2導電性ペースト141を充填する。これにより、第2導電性ペースト141の有機溶剤の大部分が吸着紙150に吸着され、第2ビアホール102に合金の粉末が密接して配置される。
第2導電性ペースト141は、第1導電性ペースト131を構成する金属原子と異なる金属原子が所定の結晶構造を維持しているBi−Te合金の粉末を融点が常温であるテレピネ等の有機溶剤を加えてペースト化したものが用いられる。つまり、第2導電性ペースト141を構成する有機溶剤は、第1導電性ペースト131を構成する有機溶剤より融点が低いものが用いられる。そして、第2導電性ペースト141を充填する際には、絶縁基材100の表面100aが常温に保持された状態で行われる。言い換えると、第1導電性ペースト131に含まれる有機溶剤が固化された状態で、第2導電性ペースト141の充填が行われる。これにより、第1ビアホール101に第2導電性ペースト141が混入することが抑制される。
なお、第1導電性ペースト131に含まれる有機溶剤が固化された状態とは、上記図5(b)の工程において吸着紙150に吸着されずに第1ビアホール101に残存している有機溶剤が固化された状態のことである。
次に、上記各工程とは別工程において、図5(e)に示されるように、表面保護部材110を用意し、この表面保護部材110のうちの絶縁基材100と対向する一面110aに銅箔等を形成する。そして、この銅箔を適宜パターニングすることにより、互いに離間している複数の表面パターン111および第1接続パターン112を形成する。また、図5(e)とは別断面において、第2接続パターン113、第3接続パターン114、第4接続パターン115、アライメントマーク116を形成する。つまり、表面パターン111、第1〜第4接続パターン112〜115、アライメントマーク116を同じ工程で形成する。
同様に、図5(f)に示されるように、裏面保護部材120を用意し、裏面保護部材120のうちの絶縁基材100と対向する一面120aに銅箔等を形成する。そして、この銅箔を適宜パターニングすることにより、互いに離間している複数の裏面パターン121を形成する。また、図5(f)とは別断面において、アライメントマーク122を形成する。つまり、裏面パターン121、アライメントマーク122を同じ工程で形成する。
その後、図5(g)に示されるように、裏面保護部材120、絶縁基材100、表面保護部材110を順に積層して積層体160を構成する。このとき、第1、第2導電性ペースト131、141と表面パターン111および裏面パターン121とが適宜接触するように、積層体160を構成する。
続いて、図5(h)に示されるように、この積層体160を図示しない一対のプレス板の間に配置し、積層方向の上下両面から真空状態で加熱しながら加圧して積層体160を一体化することにより、基材2を備える熱電変換素子シート1を構成する。具体的には、第1、第2導電性ペースト131、141が固相焼結されて第1、第2層間接続部材130、140が構成されると共に、第1、第2層間接続部材130、140と表面パターン111、裏面パターン121、第1〜第4接続パターン112〜115とが適宜接続されるように、積層体160を加熱しながら加圧して一体化する。なお、特に限定されるものではないが、積層体160を一体化する際には、積層体160とプレス板との間にロックウールペーパー等の緩衝材を配置してもよい。
以上が本実施形態における熱電変換素子シート1の製造方法である。そして、このような熱電変換素子シート1を適宜切断することにより、所望の変換効率(所望数の熱電変換素子10)を有する熱電変換装置を得ることができる。具体的には、第1〜第4接続パターン112〜115が適宜分割されるように熱電変換素子シート1を切断することにより、熱電変換装置を得ることができる。なお、熱電変換素子シート1を切断する際には、第1〜第4接続パターン112〜115の中間部(第1〜第4接続パターン112〜115のうちの細くされている部分)を切断することにより、切断を容易にできる。
例えば、図6中の切断ラインL0で熱電変換素子シート1を切断することにより、図8Aに示されるように1つの熱電変換素子10を有する熱電変換装置3を得ることができる。
また、図7中の切断ラインL1で熱電変換素子シート1を切断することにより、図8Bに示されるように、第1方向に沿って14個の熱電変換素子10が形成され、各熱電変換素子10が直列に接続された熱電変換装置3を得ることができる。
そして、図7中の切断ラインL2で熱電変換素子シート1を切断することにより、図8Cに示されるように、第1方向および第2方向に沿って2個ずつ熱電変換素子10が形成され、各熱電変換素子10が直列に接続された熱電変換装置3を得ることができる。なお、この熱電変換装置3では、第2方向に沿って形成された熱電変換素子10は、第2接続パターン113にて電気的に接続されている。
また、図7中の切断ラインL3で熱電変換素子シート1を切断することにより、図8Dに示されるように、第1方向および第2方向に沿って2個ずつ熱電変換素子10が形成され、各熱電変換素子10が直列に接続された熱電変換装置3を得ることができる。なお、この熱電変換装置3では、第2方向に沿って形成された熱電変換素子10は、第3接続パターン114にて電気的に接続されている。
すなわち、図8Cおよび図8Dに示されるように、熱電変換素子シート1を切断して第2方向に沿って2個の熱電変換素子10を有する熱電変換装置3を得る場合には、第2接続パターン113または第3接続パターン114を含むように、熱電変換素子シート1を切断すればよい。このように切断することにより、各熱電変換素子10が直列接続された熱電変換装置3を得ることができる。
なお、図6〜図8Dは、断面図ではないが、理解をし易くするために、第1〜第4接続パターン112〜115にハッチングを施してある。また、熱電変換素子シート1を切断する場合には、表面保護部材110および裏面保護部材120に形成されたアライメントマーク116、122を適宜用い、レーザ等で切断すればよい。
そして、熱電変換素子シート1を切断して得られた熱電変換装置3において、電気的に直列接続された方向における両端部の熱電変換素子10のみと接続される第1〜第4接続パターン112〜115の一部が露出するようにレーザ等で表面保護部材110に孔を形成する。つまり、例えば、図8Aの熱電変換装置3では、分割された2つの第1接続パターン112の一部が露出するように孔を形成する。これにより、分割された2つの第1接続パターン112をそのまま外部回路と電気的に接続される電極として利用できる。
なお、ここでは、熱電変換素子シート1を切断して熱電変換装置3を得る方法について説明したが、熱電変換素子シート1をそのまま利用してもよい。
以上説明したように、本実施形態では、各形成領域2aに熱電変換素子10が形成され、各熱電変換素子10が直列に接続されている。このため、用途に応じて熱電変換素子シート1を切断する場所を変更すればよく、熱電変換素子シート1自体の設計を変更しなくてもよい。したがって、設計および製造の自由度を向上できる。
また、第1〜第4接続パターン112〜115が適宜分割されるように切断している。このため、第1〜第4接続パターン112〜115をそのまま外部回路と電気的に接続される電極として利用でき、製造工程の簡略化を図ることもできる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して熱電変換素子シート1の切断ラインを変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態は、隣接する熱電変換素子10の一部が電気的に接続されない状態となる(電気な接続が分断される)ように熱電変換素子シート1を切断した後、電気的に接続されていない熱電変換素子10同士を電気的に接続することにより、各熱電変換素子10が直列に接続されるようにしたものである。
具体的には、本実施形態では、図9中の切断ラインL4で熱電変換素子シート1を切断する(図10参照)。この場合、切断後の状態では、図9中の領域B内の2つの熱電変換素子10は電気的に接続されていない。このため、図10に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域B内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、60個の熱電変換素子10が直列に接続され、平面形状が略U字型とされた熱電変換装置3を得ることができる。
なお、後接続配線117は、メッキ配線や印刷配線、リード線等が用いられ、例えば、領域B内の1つの熱電変換素子10のみと接続される2つの第1接続パターン112の一部が露出するようにレーザ等で表面保護部材110に孔を形成した後、これら2つの第1接続パターン112を電気的に接続するように形成される。
以上説明したように、隣接する熱電変換素子10の一部が電気的に接続されない状態となるように熱電変換素子シート1を切断した後、電気的に接続されていない熱電変換素子10を後接続配線117にて電気的に接続することにより、各熱電変換素子10が直列に接続された熱電変換装置3を得るようにしてもよい。これによれば、熱電変換素子シート1を切断する際の切断ラインをさらに自由に設定できるため、設計および製造の自由度を向上できる。
(第2実施形態の変形例)
上記第2実施形態では熱電変換素子シート1を切断ラインL4で切断する例について説明したが、切断ラインは適宜変更可能であり、以下に数例を挙げて説明する。なお、以下で説明する各図は、断面図ではないが、理解をし易くするために、第1〜第4接続パターン112〜115および後接続配線117にハッチングを施してある。
例えば、図11に示されるように、切断ラインL5で熱電変換素子シート1を切断するようにしてもよい(図12参照)。この場合、切断後の状態では、図11中の領域Cおよび領域D内の2つの熱電変換素子10は電気的に接続されていない。このため、図12に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域Cおよび領域D内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、44個の熱電変換素子10が直列に接続され、平面形状が略L字型とされた熱電変換装置3を得ることができる。
また、図13に示されるように、切断ラインL6で熱電変換素子シート1を切断するようにしてもよい(図14参照)。この場合、切断後の状態では、図13中の領域Eおよび領域F内の2つの熱電変換素子10は電気的に接続されていない。このため、図14に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域Eおよび領域F内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、72個の熱電変換素子10が直列に接続され、平面形状が略O字型とされた熱電変換装置3を得ることができる。
さらに、図15に示されるように、切断ラインL7で熱電変換素子シート1を切断するようにしてもよい(図16参照)。この場合、切断後の状態では、図16中の領域G、領域H、領域I、領域J内の2つの熱電変換素子10はそれぞれ電気的に接続されていない。このため、図16に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域G、領域H、領域I、領域J内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、44個の熱電変換素子10が直列に接続された熱電変換装置3を得ることができる。
また、図17に示されるように、切断ラインL8で熱電変換素子シート1を切断するようにしてもよい(図18参照)。この場合、切断後の状態では、図17中の領域K、領域L、領域Mの2つの熱電変換素子10はそれぞれ電気的に接続されていない。このため、図18に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域K、領域L、領域M内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、60個の熱電変換素子10が直列に接続され、平面形状が略H字型とされた熱電変換装置3を得ることができる。
そして、図19に示されるように、切断ラインL9で熱電変換素子シート1を切断するようにしてもよい(図20参照)。この場合、切断後の状態では、図19中の領域N、領域O、領域P、領域Qの2つの熱電変換素子10はそれぞれ電気的に接続されていない。このため、図20に示されるように、熱電変換素子シート1を切断した後、領域N、領域O、領域P、領域Q内の2つの熱電変換素子10を後接続配線117で電気的に接続する。これにより、52個の熱電変換素子10が直列に接続され、平面形状が略+(プラス)型とされた熱電変換装置3を得ることができる。
以上説明したように熱電変換素子シート1を切断しても、切断した後に後接続配線117にて熱電変換素子10同士を適宜電気的に接続することにより、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して熱電変換素子シート1を製造した後に検査工程を行うようにしたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、熱電変換素子シート1を製造した後、熱電変換素子10の特性検査を行う。具体的には、まず、図1中紙面左下および右下の2つの第4接続パターン115と外部回路とを接続することにより、全体の特性検査を行う。そして、全体の特性検査の結果が特性不良であった場合(全体の起電力が基準電力に満たず、正常でない場合)、個別に各熱電変換素子10の特性検査を行うことにより、熱電変換素子10の特性不良箇所を特定する。
なお、全体の特性検査を行う場合には、2つの第4接続パターン115の一部が露出するように孔を形成し、当該孔を介して第4接続パターン115と外部回路とを電気的に接続して行う。また、個別に各熱電変換素子10の特性検査を行う場合には、各熱電変換素子10と接続されている各接続パターン112〜114の一部が露出するように孔を形成し、当該孔を介して各接続パターン112〜115と外部回路とを電気的に接続して行う。つまり、本実施形態では、全体の特性検査が正常であった場合、第1〜第3接続パターン112〜115の一部を露出させる孔が形成されないようにし、当該孔を介して異物が第1〜第3接続パターン112〜114に付着しないようにしている。
そして、例えば、図21Aに示されるように、領域Rの熱電変換素子10が特性不良であった場合(正常でない場合)、図21Bに示されるように、領域Rの熱電変換素子10を挟み、当該熱電変換素子と隣接する2つの熱電変換素子10同士を前接続配線118を介して電気的に接続することにより、特性不良の熱電変換素子10を除いた他の熱電変換素子10を直列に接続する。これにより、熱電変換素子シート1内に熱電変換素子10として特性不良のものが存在するとしても、熱電変換素子シート1をそのまま利用することができる。
なお、熱電変換素子シート1を切断して熱電変換装置3を得る場合には、特性不良である熱電変換素子10を考慮して切断することにより、所望の変換効率を有する熱電変換装置3を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態では、特性検査を行い、熱電変換素子10の特性不良がある場合には、特性不良の熱電変換素子10を挟み、当該熱電変換素子と隣接する2つの熱電変換素子10同士を前接続配線118を介して電気的に接続している。これにより、熱電変換素子シート1内に熱電変換素子10として特性不良のものが存在するとしても、熱電変換素子シート1をそのまま利用することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、基材2(熱電変換素子シート1)は、平面矩形状とされていなくてもよく、例えば、第1方向の長さと第2方向の長さとが等しい平面正方形状とされていてもよい。また、基材2(熱電変換素子シート1)は、平行四辺形とされていてもよい。つまり、第1方向と第2方向とは直交していなくてもよい。
同様に、上記各実施形態において、熱電変換素子10は、第2方向に長手方向を有するものではなく、第1方向に長手方向を有するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、熱電変換素子シート1を切断して所望の変換効率を有する熱電変換装置3を得る例について説明したが、熱電変換素子シート1を製造する際に所望の熱電変換効率を有する熱電変換装置3としてもよい。つまり、例えば、熱電変換素子シート1を製造する際、図10の形状とし、熱電変換素子シート1をそのまま熱電変換装置3として利用してもよい。
さらに、上記各実施形態の変形例として、図22に示されるように、第1方向に沿ってのみ熱電変換素子10が形成された熱電変換素子シート1としてもよい。なお、図22は、断面図ではないが、理解をし易くするために、第1、第4接続パターン112、115にハッチングを施してある。
そして、上記各実施形態において、表面保護部材110にのみアライメントマーク116が形成されていてもよいし、裏面保護部材120にのみアライメントマーク122が形成されていてもよい。また、各アライメントマーク116、122は、各群10cの間ではなく、各熱電変換素子10の間に形成されていてもよい。さらに、アライメントマーク116、122は、ドット状でなくてもよく、例えば、図23に示されるように、アライメントマーク122で囲まれる部分が略十字状や直線状となるようにしてもよい。そして、アライメントマーク116、122は形成されていなくてもよい。
さらに、上記各実施形態において、熱電変換素子シート1を切断する際には、レーザではなく、ダイシングカッター等を用いてもよい。
また、上記各実施形態では、熱電変換素子シート1を切断した後の熱電変換装置3において、直列接続された方向における両端部の熱電変換素子10のみと接続される第1〜第4接続パターン112〜115の一部が露出するように表面保護部材110に孔を形成する例について説明した。しかしながら、第1〜第4接続パターン112〜115の一部を露出させる孔は、熱電変換素子シート1を切断する前に形成してもよい。この場合、熱電変換素子シート1の状態において、対象となる部分のみに先に孔を形成するようにしてもよい。また、全ての第1〜第4接続パターン112〜115が露出するように孔を形成し、熱電変換素子シート1を切断して熱電変換装置3を得た後に外部回路と接続されない部分の孔を封止するようにしてもよい。
1 熱電変換素子シート
2 基材
2a 形成領域
10 熱電変換素子

Claims (12)

  1. 複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、
    隣接する形成領域に形成された前記熱電変換素子は、電極取り出し用としての接続パターン(112〜115)を介して電気的に接続されていることを特徴とする熱電変換素子シート。
  2. 前記複数の熱電変換素子は、前記基材の面方向における一方向を第1方向とし、前記第1方向と交差する方向を第2方向としたとき、前記第1方向および前記第2方向に沿ってそれぞれ形成され、前記第1方向では、前記第1方向に沿って隣接する前記熱電変換素子が前記接続パターンを介して電気的に接続され、前記第2方向では、前記第2方向に沿って隣接する2つの前記熱電変換素子を組としたとき、前記第1方向における一端部側において、前記組内の熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、前記第1方向における他端部側において、前記第2方向に沿って隣接する2組の前記組のうちの一方の組の前記熱電変換素子と他方の組の前記熱電変換素子とがそれぞれ電気的に接続されることにより、それぞれの前記熱電変換素子が直列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換素子シート。
  3. 複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が前記形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、
    前記複数の熱電変換素子は、前記基材の面方向における一方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、前記第1方向および前記第2方向に沿ってそれぞれ形成され、前記第1方向では、前記第1方向に沿って隣接する前記熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、前記第2方向では、前記第2方向に沿って隣接する2つの前記熱電変換素子を組としたとき、前記第1方向における一端部側において、前記組内の熱電変換素子がそれぞれ電気的に接続され、前記第1方向における他端部側において、前記第2方向に沿って隣接する2組の前記組のうちの一方の組の前記熱電変換素子と他方の組の前記熱電変換素子とがそれぞれ電気的に接続されることにより、それぞれの前記熱電変換素子が直列に接続されていることを特徴とする熱電変換素子シート。
  4. 複数の形成領域(2a)を有する基材(2)を有し、複数の熱電変換素子(10)が前記形成領域にそれぞれ形成された熱電変換素子シートにおいて、
    前記複数の熱電変換素子は、前記基材の面方向における一方向を第1方向としたとき、前記第1方向に沿って形成され、それぞれ電気的に接続されることで直列に接続されていることを特徴とする熱電変換素子シート。
  5. 前記基材には、隣接する前記熱電変換素子の間にアライメントマーク(116、122)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱電変換素子シート。
  6. 前記基材は、順に積層された裏面保護部材(120)、絶縁基材(100)、表面保護部材(110)を有し、
    前記複数の熱電変換素子は、前記絶縁基材に形成された厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール(101、102)に互いに異なる金属で形成された第1、第2層間接続部材(130、140)が埋め込まれ、前記第1、第2層間接続部材が前記表面保護部材に形成された表面パターン(111)および前記裏面保護部材に形成された裏面パターン(121)を介して交互に直列に接続された構成とされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱電変換素子シート。
  7. 前記第1、第2層間接続部材を形成する前記金属の少なくとも一方は、複数の金属原子が当該金属原子の結晶構造を維持した状態で焼結された焼結合金であることを特徴とする請求項6に記載の熱電変換素子シート。
  8. 複数の形成領域(2a)を有し、前記複数の形成領域それぞれに、厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール(101、102)が形成されていると共に、前記第1、第2ビアホールに第1、第2導電性ペースト(131、141)が充填された熱可塑性樹脂を含んで構成される絶縁基材(100)を用意する工程と、
    一面(110a)に、互いに離間している表面パターン(111)および接続パターン(112〜115)が形成された表面保護部材(110)を用意する工程と、
    一面(120a)に互いに離間している裏面パターン(121)が形成された裏面保護部材(120)を用意する工程と、
    前記絶縁基材の表面に所定の前記第1、第2導電性ペーストと前記表面パターンおよび前記接続パターンとが接触するように前記表面保護部材を配置すると共に、前記絶縁基材の裏面に所定の前記第1、第2導電性ペーストと前記裏面パターンとが接触するように前記裏面保護部材を配置して積層体(160)を形成する工程と、
    前記積層体を加熱しながら積層方向から加圧して一体化することにより、前記形成領域内において、前記第1、第2導電性ペーストから第1、第2層間接続部材(130、140)を構成すると共に、前記第1、第2層間接続部材が交互に直列に接続されるように、前記第1、第2層間接続部材と前記表面パターンおよび前記裏面パターンとを接続することによって熱電変換素子(10)を構成し、かつ、前記形成領域に形成された隣接する前記熱電変換素子が接続されることによってそれぞれの前記熱電変換素子が直列に接続されるように、隣接する前記熱電変換素子を前記接続パターンを介して電気的に接続する一体化工程と、を行うことを特徴とする熱電変換素子シートの製造方法。
  9. 前記一体化工程を行った後、直列に接続された前記熱電変換素子における全体の特性検査を行う全体検査工程と、
    前記全体検査工程において、直列に接続された前記熱電変換素子が全体として正常でない場合、それぞれの前記熱電変換素子の特性検査を個別に行う個別検査工程と、
    前記個別検査工程を行った後、正常でない前記熱電変換素子を除いた他の前記熱電変換素子が直列に接続されるように、前記正常でない前記熱電変換素子と隣接する2つの前記熱電変換素子同士を前接続配線(118)を介して電気的に接続する工程と、を行うことを特徴とする請求項8に記載の熱電変換素子シートの製造方法。
  10. 請求項8または9に記載の熱電変換素子シートを用意する工程と、
    前記熱電変換素子シートを切断する工程と、を行う熱電変換装置の製造方法において、
    前記切断する工程では、前記接続パターンが分割されるように前記熱電変換素子シートを切断することを特徴とする熱電変換装置の製造方法。
  11. 前記切断する工程では、前記熱電変換素子が直列に接続された状態を維持しつつ切断することを特徴とする請求項10に記載の熱電変換装置の製造方法。
  12. 前記切断する工程では、一部の前記熱電変換素子同士の電気的な接続が分断されるように前記熱電変換素子シートを切断し、
    前記切断する工程の後、それぞれの前記熱電変換素子が直列に接続されるように、前記一部の熱電変換素子同士を後接続配線(117)を介して電気的に接続する工程を行うことを特徴とする請求項10に記載の熱電変換装置の製造方法。
JP2015099315A 2014-06-03 2015-05-14 熱電変換素子シートの製造方法、熱電変換装置の製造方法 Expired - Fee Related JP6394491B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015099315A JP6394491B2 (ja) 2014-06-03 2015-05-14 熱電変換素子シートの製造方法、熱電変換装置の製造方法
US15/307,017 US20170047500A1 (en) 2014-06-03 2015-06-01 Method for manufacturing thermoelectric conversion element sheet, and method for manufacturing thermoelectric conversion device
EP15803369.6A EP3154098B1 (en) 2014-06-03 2015-06-01 Method for manufacturing thermoelectric conversion element sheet
CN201580029501.5A CN106463607B (zh) 2014-06-03 2015-06-01 热电转换元件片材及其制造方法、以及热电转换装置的制造方法
PCT/JP2015/002740 WO2015186328A1 (ja) 2014-06-03 2015-06-01 熱電変換素子シートおよびその製造方法、熱電変換装置の製造方法
KR1020167026819A KR101844393B1 (ko) 2014-06-03 2015-06-01 열전 변환 소자 시트 및 그 제조 방법, 열전 변환 장치의 제조 방법
TW104117639A TWI569482B (zh) 2014-06-03 2015-06-01 Method for manufacturing thermoelectric conversion device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114826 2014-06-03
JP2014114826 2014-06-03
JP2015099315A JP6394491B2 (ja) 2014-06-03 2015-05-14 熱電変換素子シートの製造方法、熱電変換装置の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016012716A true JP2016012716A (ja) 2016-01-21
JP2016012716A5 JP2016012716A5 (ja) 2016-06-16
JP6394491B2 JP6394491B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=54766413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015099315A Expired - Fee Related JP6394491B2 (ja) 2014-06-03 2015-05-14 熱電変換素子シートの製造方法、熱電変換装置の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20170047500A1 (ja)
EP (1) EP3154098B1 (ja)
JP (1) JP6394491B2 (ja)
KR (1) KR101844393B1 (ja)
CN (1) CN106463607B (ja)
TW (1) TWI569482B (ja)
WO (1) WO2015186328A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6249126B1 (ja) * 2016-07-12 2017-12-20 株式会社デンソー 熱流束センサおよびその製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111016756B (zh) 2014-02-14 2023-08-08 金瑟姆股份公司 传导对流气候控制组件
JP6485206B2 (ja) 2014-06-03 2019-03-20 株式会社デンソー 熱流分布測定装置
WO2016077843A1 (en) 2014-11-14 2016-05-19 Cauchy Charles J Heating and cooling technologies
US11639816B2 (en) 2014-11-14 2023-05-02 Gentherm Incorporated Heating and cooling technologies including temperature regulating pad wrap and technologies with liquid system
US11857004B2 (en) 2014-11-14 2024-01-02 Gentherm Incorporated Heating and cooling technologies
JP6614169B2 (ja) * 2017-01-25 2019-12-04 株式会社Soken 生理的熱量の計測器
JP7196432B2 (ja) * 2017-06-29 2022-12-27 三菱マテリアル株式会社 熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法
US11075331B2 (en) * 2018-07-30 2021-07-27 Gentherm Incorporated Thermoelectric device having circuitry with structural rigidity
JP2022511801A (ja) 2018-11-30 2022-02-01 ジェンサーム インコーポレイテッド 熱電調整システム及び方法
US11152557B2 (en) 2019-02-20 2021-10-19 Gentherm Incorporated Thermoelectric module with integrated printed circuit board
US20230139556A1 (en) * 2020-03-30 2023-05-04 Lintec Corporation Thermoelectric conversion module

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10303472A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Aisin Seiki Co Ltd 熱電変換素子及びその製造方法
US6127619A (en) * 1998-06-08 2000-10-03 Ormet Corporation Process for producing high performance thermoelectric modules
JP2003023185A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Komatsu Ltd 熱電モジュール、熱電ユニット、及び温調装置
JP2005235958A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Toshiba Corp 熱電変換装置
JP2005268284A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Toshiba Corp 熱電変換モジュール、熱電変換装置
WO2005124883A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Aruze Corp. 熱電素子
JP2006165457A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 熱電モジュール、熱電ユニット及び熱電モジュールの取付け方法
JP2007157908A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Toyota Motor Corp 熱発電装置
WO2010113257A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 富士通株式会社 熱電変換モジュール及びその修復方法
JP2012129303A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Elpida Memory Inc 半導体デバイスの製造方法
JP2013195468A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 V Technology Co Ltd 基板
JP2014007376A (ja) * 2012-05-30 2014-01-16 Denso Corp 熱電変換装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5824561A (en) * 1994-05-23 1998-10-20 Seiko Instruments Inc. Thermoelectric device and a method of manufacturing thereof
JP3982080B2 (ja) * 1997-12-05 2007-09-26 松下電工株式会社 熱電モジュールの製造法と熱電モジュール
JP5376086B1 (ja) 2012-05-30 2013-12-25 株式会社デンソー 熱電変換装置の製造方法、熱電変換装置を備える電子部品の製造方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10303472A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Aisin Seiki Co Ltd 熱電変換素子及びその製造方法
US6127619A (en) * 1998-06-08 2000-10-03 Ormet Corporation Process for producing high performance thermoelectric modules
JP2003023185A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Komatsu Ltd 熱電モジュール、熱電ユニット、及び温調装置
JP2005235958A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Toshiba Corp 熱電変換装置
JP2005268284A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Toshiba Corp 熱電変換モジュール、熱電変換装置
WO2005124883A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Aruze Corp. 熱電素子
JP2006165457A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 熱電モジュール、熱電ユニット及び熱電モジュールの取付け方法
JP2007157908A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Toyota Motor Corp 熱発電装置
WO2010113257A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 富士通株式会社 熱電変換モジュール及びその修復方法
JP2012129303A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Elpida Memory Inc 半導体デバイスの製造方法
JP2013195468A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 V Technology Co Ltd 基板
JP2014007376A (ja) * 2012-05-30 2014-01-16 Denso Corp 熱電変換装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6249126B1 (ja) * 2016-07-12 2017-12-20 株式会社デンソー 熱流束センサおよびその製造方法
WO2018012430A1 (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社デンソー 熱流束センサおよびその製造方法
CN109416286A (zh) * 2016-07-12 2019-03-01 株式会社电装 热通量传感器及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101844393B1 (ko) 2018-04-03
JP6394491B2 (ja) 2018-09-26
CN106463607A (zh) 2017-02-22
EP3154098B1 (en) 2018-03-14
EP3154098A4 (en) 2017-09-27
TW201611359A (zh) 2016-03-16
WO2015186328A1 (ja) 2015-12-10
CN106463607B (zh) 2018-11-09
KR20160127795A (ko) 2016-11-04
EP3154098A1 (en) 2017-04-12
US20170047500A1 (en) 2017-02-16
TWI569482B (zh) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6394491B2 (ja) 熱電変換素子シートの製造方法、熱電変換装置の製造方法
JP5376087B1 (ja) 熱電変換装置の製造方法
JP5987444B2 (ja) 熱電変換デバイス及びその製造方法
JP6064861B2 (ja) 熱電変換装置の製造方法
US20100212713A1 (en) Thermoelectric Conversion Module Component, Thermoelectric Conversion Module, and Method for Producing the Aforementioned
JP5831468B2 (ja) 熱電変換装置の製造方法
JP6032175B2 (ja) 熱電変換装置の製造方法
JP6382514B2 (ja) Ptcデバイス
JP2015156445A (ja) 積層型フィルムコンデンサ及び積層型フィルムコンデンサの製造方法
JP6145664B2 (ja) 熱電変換モジュールの製造方法
KR101914216B1 (ko) 열전 변환 장치의 제조 방법
JP2013211475A (ja) 基板および半導体装置
TWI559582B (zh) Method for manufacturing thermoelectric conversion device, manufacturing method of electronic device with thermoelectric conversion device
JP2013211474A (ja) 基板および半導体装置
JP2019046870A (ja) 熱流束センサおよびその製造方法
JP2017050519A (ja) FeSi2系積層型熱電変換モジュール
JP2019174127A (ja) 熱流束センサの製造方法
KR20150079142A (ko) 다층 세라믹 기판 및 그 제조 방법
WO2014155810A1 (ja) 積層型インダクタ素子の製造方法、積層型インダクタ素子、及び積層体
JP2010238862A (ja) 実装基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180813

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6394491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees