JP2016012211A - 読取装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の読み取りを効率的に行うことが可能な読取装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品に付されたRFIDタグから情報を読み取る読取装置であって、前記商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための収容室を有する筐体と、前記開口部を開閉するための開閉フタと、前記収容室内に設けられたアンテナと、前記アンテナを介して、前記収容室内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取処理を実行する読取手段と、前記読取処理が実行されている間に、前記RFIDタグと前記アンテナとの交信に係る電波環境を変更する変更手段と、前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、読取装置及びプログラムに関する。
従来、各商品に付されたRFIDタグから商品情報を読み取り、当該商品情報に基づいて販売登録及び会計処理を行う商品販売処理装置が存在している。例えば、平板状アンテナを埋設したチェックアウトカウンタの上面に、商品或いは商品を収容した買物カゴを載置することで、商品情報を一括して読み取る装置が提案されている。また、近年では、商品の販売登録及び会計処理を客自身が行うためのセルフチェックアウト装置(セルフPOS(Point Of Sales)装置、セルフレジ装置)を採用する店舗が増加している。係るセルフチェックアウト装置では、商品に付されたコードシンボルを客自身がスキャナで読み取るよう構成されている。
ところで、商品の配置位置によっては、当該商品に付されたRFIDタグの読み取りを正常に行うことができない場合がある。例えば、RFIDタグが重畳して配置された場合や、RFIDアンテナのヌルポイントに配置された場合には、当該RFIDタグを読み取ることができない可能性がある。このような配置の場合、上述したセルフチェックアウト装置の構成では、客自身が商品の配置位置を変更する必要がある。しかしながら、このような動作は不慣れな客にとって大きな負担となる。また、販売登録を行う商品の数が増加すれば、それに伴う客の負担も更に増えることとなり、処理効率が低下する要因となる。そのため、商品の読み取りを効率的に行うことが可能な技術が望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、商品の読み取りを効率的に行うことが可能な読取装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の読取装置は、商品に付されたRFIDタグから情報を読み取る読取装置であって、前記商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための収容室を有する筐体と、前記開口部を開閉するための開閉フタと、前記収容室内に設けられたアンテナと、前記アンテナを介して、前記収容室内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取処理を実行する読取手段と、前記読取処理が実行されている間に、前記RFIDタグと前記アンテナとの交信に係る電波環境を変更する変更手段と、前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、を備える。
図1は、第1の実施形態に係るセルフチェックアウト装置の構成を示す外観斜視図である。 図2は、第1の実施形態に係る読取装置の概略構成を示す外観斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係る読取装置の概略断面図である。 図4は、RFIDアンテナの他の配置例を示す図である。 図5は、セルフチェックアウト装置及び読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、セルフチェックアウト装置及び読取装置の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、セルフチェックアウト装置及び読取装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図8は、第1の実施形態の変形例1に係る読取装置の概略断面図である。 図9は、第1の実施形態の変形例2に係る読取装置の概略断面図である。 図10は、図9の載置台の概略構成を示す上面図である。 図11は、第2の実施形態に係る読取装置の概略断面図である。 図12は、第2の実施形態の変形例に係る読取装置の概略断面図である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るセルフチェックアウト装置1の構成を示す外観斜視図である。セルフチェックアウト装置1は、例えばスーパーマーケットや衣料販売店等の店舗に設置されて用いられる。セルフチェックアウト装置1の本体2は、タッチパネル3aが表面に配設されたディスプレイ3bを備えている。ディスプレイ3bとしては例えば液晶表示器が用いられる。
また、セルフチェックアウト装置1の本体2には、精算時に客のポイントカードやクレジットカードを挿入するためのカード挿入口4や、レシートを発行するレシート発行口5が設けられている。また、本体2には、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための紙幣入出金口6、精算時に硬貨を投入するための硬貨投入口7、釣り硬貨を受け取るための硬貨取出口8等が設けられている。
本体2の右側には、商品に付された無線タグ、本例ではRFID(Radio Frequency IDentifier)タグを読み取るための読取装置10(読取手段)が備えられている。読取装置10は、詳しくは後述するが、読取装置10の外部(外界)からの電波を遮蔽し、商品を収容する収容室としての役目も果たしている。
読取装置10は、商品に付されているRFIDタグから読み取った各種の情報を、図示しないケーブル等を介してセルフチェックアウト装置1に出力(送信)する。こうして読取装置10は、セルフチェックアウト装置1と一体的に構成される。
なお、各商品には当該商品を識別するための商品コード等を記録したRFIDタグ(図示せず)が付されているものとする。また、RFIDタグには、後述する登録済フラグを書き込むための記憶領域が用意されているものとする。登録済フラグの書き込みは、決済を行わずに誤って店舗から商品が持ち出されることを防止するためのものである。登録済フラグの有無は、店舗の出入り口に設置されたゲートでチェックされ、登録済フラグが立っていないものはブザー等の報知手段により警告が促される。
以下、読取装置10について説明する。図2は、読取装置10の概略構成を示す外観斜視図である。ここで、図2(a)は、読取装置10の開閉フタ12を開けた開状態を示す。図2(b)は、読取装置10の開閉フタ12を閉じた閉状態を示している。また、図3は、開閉フタ12が閉状態の読取装置10の概略断面図である。
読取装置10は、読取装置10の主たる外装を構成する筐体11と、筐体11に設けられた買物カゴCの出入り口となる開口部H1を開閉するための開閉フタ12とを有する。筐体11の外形は、略箱型の形状を備え、横幅寸法よりも奥行寸法が大きい、奥行方向に長いプロポーションとなっている。また、筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室(収容室)13を有する。
筐体11及び開閉フタ12の外壁(外面)は、電波を反射する部材(電波反射材)又は電波を吸収する部材(電波吸収材)で形成される。また、筐体11及び開閉フタ12の内壁(内面)は電波反射材で形成される。係る部材としては、金属やモールド材、フェライト等の公知・公用の電波反射材又は電波吸収材を用いることが可能である。
開閉フタ12は、筐体11の背面部に設けたヒンジ機構111を中心に矢印X1方向に引き上げることで開状態とすることができる(図2(a))。また、開閉フタ12は、ヒンジ機構111を中心に矢印X2方向に引き下げることで閉状態とすることができる(図2(b))。客は、開閉フタ12を開状態とすることで、筐体11の開口部H1を介して、当該筐体11の読取室13内に、商品を入れた買物カゴCを出し入れすることができる。なお、開閉フタ12の開閉速度の緩和や開状態を保持するために、筐体11と開閉フタ12との間にダンパ112を設ける構成としてもよい。
読取室13内には、RFIDタグTの読み取り及び書き込みに使用するRFIDアンテナ14が設けられる。ここでは、RFIDアンテナ14として、直方体形状の筐体に平面パッチアンテナを収容した送受信兼用のアンテナ装置を用いている。
本実施形態において、RFIDアンテナ14は、図3に示すように筐体11の背面側に設けられる。RFIDアンテナ14は、その読取面を読取室13内に向けて固定される。ここで、読取面は、平面パッチアンテナが電波を放射する放射面を意味する。RFIDアンテナ14は、UHF帯等の電波を出射することにより、読取室13内に存在するRFIDタグT、つまり買物カゴCに収められた各商品GのRFIDタグTと交信を行う。また、読取室13内において、買物カゴCは、載置台15の上に載置される。載置台15は、板状の電波反射材で形成され、支持機構16により揺動可能に支持される。
支持機構16は、図3に示すように、筐体11の底部と載置台15との間隙に設けられ、支持部161と、動力部162とを有する。支持部161は、載置台15の底面の略中央に軸着され、載置台15をシーソー運動可能に支持する。動力部162は、例えばエアシリンダや油圧シリンダ等の動力源である。動力部162が有するピストン部のシャフト163は、ナックル継手等を介して載置台15の一端に固定される。この動力部162が動作することにより、載置台15がシーソー運動(揺動)する。これにより、載置台15に載置された買物カゴC(商品G)を揺動させることができる。なお、図3の例では、載置台15が必要以上に傾斜しないように、載置台15の他端側にストッパ164を設けている。
ところで、商品Gの配置位置によっては、当該商品Gに付されたRFIDタグTの読み取りを正常に行うことができない場合がある。例えば、RFIDタグTが重畳して配置された場合や、RFIDアンテナ14のヌルポイントに配置された場合には、当該RFIDタグTを読み取ることができない可能性がある。
そこで、本実施形態では、買物カゴC(商品G)を動かすことで、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との位置関係、つまりRFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変更する。これにより、RFIDアンテナ14は、買物カゴCの中の商品Gに付されたRFIDタグTをより確実に読み取ることができる。
このような構造を備える読取装置10によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させながら、読み取りを行うことで、RFIDタグTの読み落としを防ぐことができる。したがって、商品Gの読み取りを効率的に行うことが可能になる。
なお、図3の構成では、筐体11の背面部に一のRFIDアンテナ14を設置する構成としたが、RFIDアンテナ14の配置位置や個数は、これに限らないものとする。例えば、図4に示すように、支持部161の両サイド(或いは一方のサイド)等にRFIDアンテナ14を配置することで、載置台15の下部、つまり筐体11の底部に設けてもよい。この構成を採用する場合には、載置台15は、木材やガラス等の絶縁性の電波透過材で形成することが好ましい。また、RFIDアンテナ14を、買物カゴCに対して側面や上側等に設けてもよい。何れの場合であっても、RFIDアンテナ14の読取面を買物カゴC側に向けて構成することが好ましい。
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10のハードウェア構成について説明する。図5は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
セルフチェックアウト装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成されるコンピュータ構成の制御部20を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものである。
制御部20には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、タッチパネル3a、ディスプレイ3b、カードリーダ21、レシートプリンタ22、紙幣入出金ユニット23、硬貨投入ユニット24及び硬貨排出ユニット25が接続される。
カードリーダ21は、カード挿入口4から挿入された客のポイントカードやクレジットカードの情報を読み込むものである。レシートプリンタ22は、会計処理後にレシートを印刷して、これをレシート発行口5から発行するものである。紙幣入出金ユニット23は、紙幣入出金口6から入金または出金される紙幣を処理するものである。また、硬貨投入ユニット24は硬貨投入口7から投入される硬貨を、硬貨排出ユニット25は硬貨取出口8に排出される硬貨を処理するものである。
また、制御部20には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、記憶部26及び通信I/F27等が接続される。
記憶部26は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶部26は、セルフチェックアウト装置1の動作に係る各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部26が記憶するデータとしては、例えば、各商品に関する商品情報を、当該商品を識別する商品コードと対応付けて登録した商品マスタ等が挙げられる。係る商品情報は、例えば、対応する商品の商品名及び価格等を含む。通信I/F27は、読取装置10との間で各種データの送受信を行うためのインタフェースである。
一方、読取装置10は、CPU、ROM及びRAM等から構成されるコンピュータ構成の制御部30を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものである。
制御部30には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、リーダライタ部31、開閉センサ32、記憶部33、通信I/F34、及び駆動部35等が接続される。
リーダライタ部31は、制御部30の指示の下、RFIDアンテナ14を通じてRFIDタグTと交信することで、データの読み取り及び書き込みを行う。
開閉センサ32は、開閉フタ12の開閉状態を検知するセンサ装置である。開閉センサ32は、開閉フタ12の開閉状態を示す開閉状態情報を制御部30に出力する。開閉センサ32は、例えば、筐体11と開閉フタ12との接触部分や開閉フタ12のヒンジ機構111に設けたマイクロスイッチや磁気センサにより実現することができる。また、開閉フタ12の閉状態において読取室13が暗所となる場合、この読取室13内に設けた光センサにより実現することができる。
記憶部33は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶部33は、読取装置10の動作に係る各種プログラムや各種データを記憶する。通信I/F34は、セルフチェックアウト装置1との間で各種データの送受信を行うためのインタフェースである。駆動部35は、制御部30(後述する駆動制御部303)の制御の下で、動力源(動力部162)を駆動するドライバ回路である。
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の機能的構成について説明する。図6は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の機能的構成を示すブロック図である。
セルフチェックアウト装置1の制御部20(CPU)は、記憶部26に記憶されたプログラムと協働することで、表示制御部201と、入力受付部202と、通信制御部203と、販売登録部204とを機能部として実現する。
表示制御部201は、ディスプレイ3bを制御し、当該ディスプレイ3bに各種画面を表示させる。例えば、表示制御部201は、商品コード(RFIDタグT)の読み取り開始を指示させるための操作子(以下、読取開始ボタンという)や、読み取り終了を指示させるための操作子(以下、読取終了ボタンという)を含んだ画面を表示させる。また、表示制御部201は、読取装置10から送信される商品コードに基づき、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタから読み出し、その商品の商品名や価格、預かり金額や釣銭額等を表示させる。
入力受付部202は、タッチパネル3aを介した操作入力を受け付ける。例えば、入力受付部202は、ディスプレイ3bに表示された操作画面において、操作子が操作(タッチ操作)された場合に、その操作子に対応する指示情報を制御部20に出力する。
通信制御部203は、通信I/F27を制御し、当該通信I/F27を介して読取装置10との間で各種の情報を送受信する。例えば、通信制御部203は、読取開始ボタンが操作されると、読取開始を指示する指示情報を読取装置10に送信する。また、通信制御部203は、読取装置10から送信された商品コードを受信する。また、通信制御部203は、読取終了ボタンが操作されると、読取終了を指示する指示情報を読取装置10に送信する。また、通信制御部203は、販売登録部204による販売登録が完了すると、登録完了を指示する指示情報を読取装置10に送信する。
販売登録部204は、読取装置10から送信された商品コードに対応する各商品について、決済処理により代金の支払いを確認すると、それらの商品コードを顧客が買い上げた商品として販売登録を行う。具体的に販売登録部204は、各商品の商品コードを、預かり金額や釣り銭、取引日時とともに登録用のデータベースに登録する。なお、登録用のデータベースは、セルフチェックアウト装置1の記憶部26が備える形態としてもよいし、セルフチェックアウト装置1と通信可能な外部装置が備える形態としてもよい。
一方、読取装置10の制御部30(CPU)は、記憶部33に記憶されたプログラムと協働することで、開閉状態取得部301と、リーダライタ制御部302と、駆動制御部303、通信制御部304とを機能部として実現する。
開閉状態取得部301は、開閉センサ32と協働することで、開閉フタ12が開いた状態にあるか閉じた状態にあるかを示す開閉状態情報を取得する。
リーダライタ制御部302は、リーダライタ部31を制御することで、商品に付されたRFIDタグTの読み取りと当該RFIDタグTへの書き込みとを、RFIDアンテナ14を介して行う。
具体的に、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取り開始が指示され、且つ開閉状態取得部301が取得した開閉状態情報が開閉フタ12の閉状態を示す場合に、RFIDタグTの読み取りを開始する。なお、RFIDタグTから読み取られたデータ(ここでは商品コード)は、リーダライタ制御部302からセルフチェックアウト装置1に送信されるものとする。
また、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取り終了が指示されると、リーダライタ部31による読み取りを終了する。そして、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から登録完了が指示されると、リーダライタ部31を制御し登録済フラグの書き込みを開始する。ここで、登録済フラグは、販売登録が完了したことを示す情報であって、RFIDタグTが有する所定の記憶領域に書き込まれるものとする。
さらに、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間に、開閉フタ12が開状態となった場合、読み取りを終了し、それまでに読み込んだ商品コードをリセットするリセット処理を実行する。このリセット処理により、セルフチェックアウト装置1に送信された商品コードもリセットが行われるものとする。そして、リーダライタ制御部302は、開閉フタ12が再び閉状態になったことを確認すると、RFIDタグTの読み取りを再度実行する。
これにより、決済処理の完了前に、RFIDタグTが未読取の商品が買物カゴC(読取室13)内に追加された場合であっても、その商品の読み取りをより確実に行うことができる。なお、開閉フタ12が開状態となったことをセルフチェックアウト装置1に通知することで、セルフチェックアウト装置1のディスプレイ3bに、開閉フタ12が開状態であることを報知する画面を表示させる形態としてもよい。
駆動制御部303は、本実施形態の変更手段に対応し、駆動部35を制御することで動力源(動力部162)を動作させる。具体的に、駆動制御部303は、リーダライタ制御部302によるRFIDタグTの読取時に駆動部35を駆動することで、載置台15を揺動させる。これにより、載置台15に載置された買物カゴC(商品G)が揺動するため、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境が変化する。なお、RFIDタグTの読み取りが行われている間、駆動部35を駆動し続ける形態としてもよいし、間欠的に駆動する形態としてもよい。
通信制御部304は、通信I/F34を制御し、当該通信I/F34を介してセルフチェックアウト装置1との間で各種の情報を送受信する。例えば、通信制御部304は、セルフチェックアウト装置1から送信された読取開始を指示する指示情報を受信する。また、通信制御部304は、リーダライタ制御部302がRFIDタグTから読み取った商品コードを、セルフチェックアウト装置1に送信する。また、通信制御部304は、セルフチェックアウト装置1から送信された読取終了を指示する指示情報を受信する。また、通信制御部304は、セルフチェックアウト装置1から送信された登録完了を指示する指示情報を受信する。
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の動作について説明する。図7は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の動作例を説明するためのフローチャートである。
セルフチェックアウト装置1を操作する客は、読取装置10の開閉フタ12を開け、商品Gを入れた買物カゴCを読取室13内に収容する。次いで、客は、セルフチェックアウト装置1のディスプレイ3bに表示された読取開始ボタンを操作することで、本処理が開始される。
セルフチェックアウト装置1では、入力受付部202が読取開始ボタンの操作を受け付けると、通信制御部203は、読み取り開始を指示する指示情報を読取装置10に送信する(ステップS11)。
読取装置10では、通信制御部304が読み取り開始を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得した開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、リーダライタ制御部302は、開閉フタ12が開状態にあると判定すると(ステップS21;No)、当該開閉フタ12が閉状態となるまで待機する。なお、ステップS21の待機時に、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を閉じることを促す画面を表示させる形態としてもよい。
ステップS21において、開閉フタ12が閉状態にあると判定すると(ステップS21;Yes)、リーダライタ制御部302は、駆動制御部303と協働してRFIDタグTの読み取りを開始する(ステップS22)。具体的には、リーダライタ制御部302はリーダライタ部31を制御してRFIDタグTの読み取りを開始し、駆動制御部303に対して読み取りを開始した旨を通知する。駆動制御部303は、この通知により、駆動部35の駆動を開始する。つまり、載置台15の揺動を開始する。
次いで、リーダライタ部31は、RFIDタグTから商品コードを読み取ったか否かを判定する(ステップS23)。ここで、商品コードが読み取られた場合(ステップS23;Yes)、通信制御部304は、その商品コードをセルフチェックアウト装置1に順次送信し(ステップS24)、ステップS25に移行する。
続くステップS25において、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得する開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS25)。閉状態にあると判定した場合(ステップS25;Yes)、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取りの終了が指示されたか否かを判定する(ステップS28)。ここで、読み取り終了の指示がない場合には(ステップS28;No)、ステップS23に戻る。
なお、ステップS23において、商品コードが読み取れない場合(ステップS23;No)、ステップS25に移行する。また、ステップS25において、開状態にあると判定した場合(ステップS25;No)、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを停止する(ステップS26)。具体的には、リーダライタ制御部302はリーダライタ部31を制御してRFIDタグTとの交信を停止し、駆動制御部303に対して読取サイクルを中断した旨を通知する。駆動制御部303は、この通知に応じて、駆動部35の駆動を停止させる。つまり、載置台15の揺動を停止させる。
ステップS26の処理に続き、リーダライタ制御部302は、これまでに読み取った商品コードをリセットするリセット処理を行い(ステップS27)、ステップS21に再び戻る。
なお、読取室13が空の状態でRFIDタグTの読み取りが開始されたような場合には、RFIDタグTが一つも読み取れないまま、ステップS23;No→ステップS25;Yes→ステップS28;Noのループが続くことになる。そこで、このような状態を回避するため、RFIDタグTが一つも読み取れないまま、所定時間が経過した場合(ここでは一例として5秒とする)、RFIDタグTの読み取り及び駆動部35の駆動を強制的に終了させる形態としてもよい。また、上記のループを所定回数実行した場合においても、RFIDタグTの読み取り及び駆動部35の駆動を強制的に終了させる形態としてもよい。この場合、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、RFIDタグTを読み取ることができない旨のメッセージを表示させることが好ましい。
セルフチェックアウト装置1では、通信制御部203が読取装置10から商品コードを受信すると、表示制御部201は、その商品コードに対応する商品情報を商品マスタから読み出し、ディスプレイ3bに表示する(ステップS12)。
客は、ディスプレイ3bに表示された商品情報を参照し、買物カゴCに入れた全ての商品が表示されたことを確認すると、そのディスプレイ3bに表示された読取終了ボタンを操作する。そして、入力受付部202が読取終了ボタンの操作を受け付けると、通信制御部203は、読み取り終了を指示する指示情報を読取装置10に送信する(ステップS13)。
読取装置10では、通信制御部304が読み取り終了を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、読み取りの終了が指示されたと判定する(ステップS28;Yes)。次いで、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを停止する(ステップS29)。具体的には、リーダライタ制御部302はリーダライタ部31を制御してRFIDタグTとの交信を停止し、駆動制御部303に対して読取サイクルを中断した旨を通知する。駆動制御部303は、この通知に応じて、駆動部35の駆動を停止させる。つまり、載置台15の揺動を停止させる。
続いて、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から登録完了が指示されたか否かを判定する(ステップS30)。登録完了の指示がない場合(ステップS30;No)、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得する開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS31)。
ここで、閉状態にあると判定した場合(ステップS31;Yes)、ステップS30に戻る。また、開状態にあると判定した場合(ステップS31;No)、リーダライタ制御部302は、ステップS27と同様のリセット処理を行い(ステップS32)、ステップS21に再び戻る。
セルフチェックアウト装置1では、販売登録部204が、登録候補として表示された各商品Gについて決済処理が完了すると(ステップS14)、これら各商品Gの販売登録を行う。そして、通信制御部203は、登録完了を指示する指示情報を読取装置10に送信し(ステップS15)、処理を終了する。
読取装置10では、通信制御部304が登録完了を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、登録完了が指示されたと判定する(ステップS30;Yes)。そして、リーダライタ制御部302は、リーダライタ部31を制御することで、各商品GのRFIDタグTに登録済フラグを書き込み(ステップS33)、本処理を終了する。
ステップS33では、具体的には、リーダライタ制御部302はリーダライタ部31を制御してRFIDタグTへの書き込みを開始し、駆動制御部303に対して書き込みを開始した旨を通知する。駆動制御部303は、この通知により、駆動部35の制御駆動を開始する。そして、全てのRFIDタグTに対して登録済フラグの書込みが終了すると、リーダライタ制御部302はリーダライタ部31を制御してRFIDタグTへの書き込みを終了し、駆動制御部303に対して書込サイクルを終了した旨を通知する。駆動制御部303は、この通知に応じ、駆動部35の駆動を停止させる。
なお、登録済フラグを書き込む間、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を閉じたままでいることを伝える画面を表示させてもよい。また、登録済フラグの書き込みが終了した場合に、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を開けることを促す画面を表示させてもよい。
以上のように、読取装置10によれば、RFIDタグTの読み取りが行われている間、載置台15を動かすことでRFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させる。これにより、RFIDタグTの読み落としを防ぐことができるため、商品Gの読み取りを効率的に行うことができる。
なお、上記実施形態では、載置台15をシーソーのように揺動する形態を説明したが、載置台15を動かす方法はこれに限らないものとする。以下、第1の実施形態の変形例として、載置台15を動かす他の構成例について説明する。
[変形例1]
図8は、本実施形態の変形例1に係る読取装置40の構成を示す概略断面図である。ここで、図8は、開閉フタ12が閉状態の読取装置40を示している。なお、上記実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付与しその説明を適宜省略する。
読取装置40は、上述した読取装置10と同様、筐体11と開閉フタ12とを有する。筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室13を有する。読取室13内には、RFIDアンテナ14が設けられる。RFIDアンテナ14は、例えば筐体11の背面側に設けられ、読取面を読取室13内に向けて固定される。また、読取室13内において、買物カゴCは、載置台15の上に載置される。載置台15は、板状の電波反射材により形成され、支持機構41により揺動可能に支持される。
支持機構41は、図8に示すように、筐体11の底部と載置台15との間隙に設けられる。支持機構41は、支持部411と、動力部412とを有する。支持部411は、載置台15の底面の四隅等に設けられ、バネ等の弾性力を用いて載置台15を揺動可能に支持する。動力部412は、例えばエアシリンダや油圧シリンダ等の動力源である。動力部412が有するピストン部のシャフト413は、載置台15の略中央に固定される。
本変形例の構成では、動力部412が動作することにより、載置台15が振動(揺動)する。これにより、載置台15に載置された買物カゴC(商品G)を揺動させることができる。なお、RFIDタグTの読み取り(書き込み)に係るハードウェア構成、機能構成及び処理手順は、上述した実施形態と同様であるため説明を省略する。
このような構造を備える読取装置40によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させることができるため、上記実施形態と同様、商品Gの読み取りを効率的に行うことができる。
[変形例2]
図9は、本実施形態の変形例2に係る読取装置50の構成を示す概略断面図である。ここで、図9は、開閉フタ12が閉状態の読取装置50を示している。なお、上記実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付与しその説明を適宜省略する。
読取装置50は、上述した読取装置10と同様、筐体11と開閉フタ12とを有する。筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室13を有する。読取室13内には、RFIDアンテナ14が設けられる。RFIDアンテナ14は、例えば筐体11の背面側に設けられ、読取面を読取室13内に向けて固定される。読取室13内において、買物カゴCは、板状の載置台51の上に載置される。
図10は、載置台51の概略構成を示す上面図である。載置台51は、図10に示すように、縁部511と回転部512とを有する。縁部511は、筐体11に応じた形状(矩形状)で形成され、筐体11の底面から所定の間隙を有した位置に固定される。縁部511は、その面内において、回転部512の形状に対応した円形状の穴部H2を有する。回転部512は、穴部H2に応じた形状(円形状)を有し、縁部511の穴部H2に遊嵌した状態で設けられる。この回転部512は、支持機構52により軸AX1まわりに回転可能に支持される。
支持機構52は、筐体11の底部と載置台51との間隙に設けられる。支持機構52は、動力部521と、伝達部522と、支持軸523とを有する。動力部521は、ステッピングモータ等の動力源である。動力部521の回転軸524は、伝達部522に軸回転自在に接続される。伝達部522は、リングギア等の伝達部材である。伝達部522は、動力部521の回転動力を軸AX1まわりの回転に変換し支持軸523に伝達する。支持軸523は、一端が回転部512の略中央に固定され、他端が伝達部522により軸回転自在に支持される。
本変形例の構成では、動力部521が動作することにより、軸AX1まわりの回転動力が支持軸523に伝達し、載置台51が軸AX1まわりに回転する。これにより、載置台51に載置された買物カゴC(商品G)を軸AX1まわりに回転させることができる。なお、RFIDタグTの読み取り(書き込み)に係るハードウェア構成、機能構成及び処理手順は、上述した実施形態と同様であるため説明を省略する。
このような構造を備える読取装置50によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させることができるため、上記実施形態と同様、商品Gの読み取りを効率的に行うことができる。
なお、上記実施形態及び変形例では、載置台15、51を動かすことで商品Gを間接的に動かす構成としたが、商品Gを直接動かす構成としてもよい。例えば、商品Gが衣類等の比較的軽量な物品である場合には、読取室13内にエアーを噴射する噴射機構を動力源として備えてもよい。この構成の場合、駆動部35が噴射機構を駆動することで、風圧により買物カゴC内の商品Gを動かすことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、買物カゴC(商品G)を動かすことで、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変更する構成を説明した。第2の実施形態では、買物カゴC(商品G)は固定とし、他の部位を動かすことで、電波環境を変更する構成について説明する。なお、第1の実施形態と同様の要素については、同じ符号を付与し、説明を適宜省略する。
図11は、第2の実施形態に係る読取装置60の構成を示す概略断面図である。ここで、図11は、開閉フタ12が閉状態の読取装置60を示している。
本実施形態において、読取装置60は、上述した読取装置10と同様、筐体11と開閉フタ12とを有する。また、筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室(収容室)13を有する。読取室13内には、RFIDアンテナ14が設けられる。RFIDアンテナ14は、例えば筐体11の背面側に設けられ、読取面を読取室13内に向けて固定される。読取室13内において、買物カゴCは、板状の載置台61の上に載置される。載置台61は、板状の電波透過材により形成され、筐体11の底部と所定の間隙を有して支持される。
筐体11の底部と載置台61との間隙には、移動機構62が設けられる。移動機構62は、ねじ軸621と、軸受け622と、動力部623と、カップリング624と、移動体625と、反射部626とを有する。
ねじ軸621は、一端が軸受け622により他端がカップリング624により軸回転自在に支持される。軸受け622は、ねじ軸621の軸受けとして機能する。動力部623は、ステッピングモータ等の動力源である。動力部623の回転軸627は、カップリング624において、ねじ軸621の上記他端に接続される。カップリング624は、動力部623の回転動力をねじ軸621に伝達する。
移動体625は、本体に貫通孔を有し、貫通孔にねじ軸621のボールねじナットが埋め込まれた構成を有する。移動体625は、上記ボールねじナットをねじ軸621に螺合することにより、ねじ軸621の回転とともにねじ軸621に沿って移動する。反射部626は、板状の電波反射材である。反射部626は、移動体625の上面に設けられることで、移動体625と一体的に移動する。なお、本実施形態でのRFIDタグTの読み取り(書き込み)に係るハードウェア構成、機能構成及び処理手順は、上述した第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の構成では、動力部623が動作することにより、ねじ軸621が回転する。そして、上述したボールねじの機構により、ねじ軸621の回転運動を直線運動に変えることで、反射部626の移動を可能にしている。この反射部626の移動により、読取室13内におけるRFIDアンテナ14の電波の反射状況、つまりRFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境が変化する。これにより、RFIDアンテナ14は、買物カゴCの中の商品Gに付されたRFIDタグTをより確実に読み取ることができる。
このような構造を備える読取装置60によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させながら、読み取りを行うことで、RFIDタグTの読み落としを防ぐことができる。したがって、商品Gの読み取りを効率的に行うことが可能になる。
なお、上記実施形態では、載置台61の下部に一の移動機構62(反射部626)を配置したが、移動機構62の配置位置や個数はこれに限らないものとする。例えば、筐体11の左右の側面のうち、何れか一方又は両方に移動機構62(反射部626)を設けてもよい。なお、載置台61の下部に移動機構62を設けない構成の場合には、載置台61は電波反射材で形成することが好ましい。
また、上記実施形態では、板状の反射部626を一軸方向に移動する形態を説明したが、反射部626の形状や動作はこれに限らないものとする。以下、第2の実施形態の変形例として、他の構成例について説明する。
[変形例]
図12は、本実施形態の変形例に係る読取装置70の構成を示す概略断面図である。ここで、図12は、開閉フタ12が閉状態の読取装置70を示している。なお、上記実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付与しその説明を適宜省略する。
読取装置70は、上述した読取装置10と同様、筐体11と開閉フタ12とを有する。筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室13を有する。読取室13内には、RFIDアンテナ14が設けられる。RFIDアンテナ14は、例えば筐体11の背面側に設けられ、読取面を読取室13内に向けて固定される。読取室13内において、買物カゴCは、載置台61の上に載置される。載置台61は、板状の電波透過材により形成され、筐体11の底部と所定の間隙を有して支持される。
筐体11の底部と載置台61との間隙には、回転機構71が設けられる。回転機構71は、動力部711と、伝達部712と、支持軸713と、反射部714とを有する。動力部711は、ステッピングモータ等の動力源である。動力部711の回転軸715は、伝達部712に軸回転自在に接続される。伝達部712は、リングギア等の伝達部材である。伝達部712は、動力部711の回転動力を軸AX2まわりの回転に変換し支持軸713に伝達する。支持軸713は、一端が反射部714の略中央に固定され、他端が伝達部712により軸回転自在に支持される。反射部714は、半球状の形状を有し、その表面(曲面)に複数の電波反射材がミラーボール状に取り付けられている。
本変形例の構成では、動力部711が動作することにより、軸AX2まわりの回転動力が支持軸713に伝達し、反射部714が軸AX2まわりに回転する。なお、RFIDタグTの読み取り(書き込み)に係るハードウェア構成、機能構成及び処理手順は、上述した実施形態と同様であるため説明を省略する。
このような構造を備える読取装置70によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDタグTとRFIDアンテナ14との交信に係る電波環境を変化させることができるため、上記実施形態と同様、商品Gの読み取りを効率的に行うことができる。
なお、本変形例では、反射部714を載置台15の下部に設ける形態としたが、これに限らず、筐体11の上部(開閉フタ12)等、他の位置に設ける形態としてもよい。
以上、第1及び第2の実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、客からの操作指示に応じてRFIDタグTの読み取りを開始する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、客からの操作指示を要さずに、開閉フタ12が閉状態に切り替わるのに連動して読み取りを自動的に開始する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間に、開閉フタ12が開状態となった場合には、読み取りを終了してリセット処理を実行する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、読取装置10の筐体11と開閉フタ12との接触部分に、開閉フタ12の閉状態を保持するためのロック機構を設け、開閉フタ12が開けられないよう制御してもよい。具体的には、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間は、リーダライタ制御部302がロック機構を制御することで、開閉フタ12が開けられないよう閉状態を保持する。これにより、決済処理の完了前に、RFIDタグTが未読取の商品が買物カゴC(読取室13)内に挿入されてしまうことを未然に防ぐことができる。
また、上記実施形態では、客からの終了指示に応じてRFIDタグTの読み取りを終了する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、客から指示された個数(商品数)分のRFIDタグTを読み取ると、その読み取りを自動的に終了する形態としてもよい。
上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 セルフチェックアウト装置
10、40、50、60、70 読取装置
11 筐体
12 開閉フタ
13 読取室
14 RFIDアンテナ
15、51、61 載置台
16、41、52 支持機構
162、412、521、623、711 動力部
31 リーダライタ部
35 駆動部
301 開閉状態取得部
302 リーダライタ制御部
303 駆動制御部
304 通信制御部
62 移動機構
71 回転機構
C 買物カゴ
G 商品
T RFIDタグ
特開2007−264918号公報

Claims (6)

  1. 商品に付されたRFIDタグから情報を読み取る読取装置であって、
    前記商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための収容室を有する筐体と、
    前記開口部を開閉するための開閉フタと、
    前記収容室内に設けられたアンテナと、
    前記アンテナを介して、前記収容室内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取処理を実行する読取手段と、
    前記読取処理が実行されている間に、前記RFIDタグと前記アンテナとの交信に係る電波環境を変更する変更手段と、
    前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、
    を備える読取装置。
  2. 前記変更手段は、前記商品を直接又は間接的に動かすことで前記電波環境を変更する請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記収容室内に前記商品を載置するための載置台を更に備え、
    前記変更手段は、前記載置台を動かすことで前記電波環境を変更する請求項1又は2に記載の読取装置。
  4. 前記収容室内に電波を反射する部材で形成された反射部材を更に備え、
    前記変更手段は、前記反射部材を動かすことで前記電波環境を変更する請求項1に記載の読取装置。
  5. 前記開閉フタの開閉状態を取得する取得手段を更に備え、
    前記読取手段は、前記開閉フタが閉状態の間、前記読取処理を実行する請求項1〜4の何れか一項に記載の読取装置。
  6. 商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための収容室を有する筐体と、前記開口部を開閉するための開閉フタと、前記収容室内に設けられたアンテナと、を備える読取装置のコンピュータを、
    前記アンテナを介して、前記収容室内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取処理を実行する読取手段と、
    前記読取処理が実行されている間に、前記RFIDタグと前記アンテナとの交信に係る電波環境を変更する変更手段と、
    前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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